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Post on 29-Mar-2020

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第四銀⾏のオープン系システム運用・開発を引き受けておられる第四コンピューターサービス株式会社システム開発部 中川徹部⻑、勝⾒康宏部⻑代理、徳尾 貴 洋 主 管 に 、 超 高 速 開 発 ツ ー ル GeneXus のご利用についてお話を伺った。 GeneXus の採用まで

2014 年頃だっただろうか、超高速開発という⾔葉を聞くようになった。20~30 年前までは、汎用機に高級⾔語、少ないメモリ相手に、データの圧縮方法で頭を悩ませていたが、現在はデータ構造など知らなくてもシステム開発が可能になって来た。IT 技術の進歩によりノンプログラミングの時代も近い、と中川氏。最初は別の超高速開発ツールを評価したが、⾃然消滅してしまった。理由の一つはライセンス形態にあった。そのツールは、ユーザライセンスであったため、業務の拡大と共にコストが大きく膨ら

む可能性があった。 そ の よ う な 模 索 ・ 調 査 の 中 で

GeneXus を知った。GeneXus のライセンス形態は開発使用権ライセンスのため利用の途中でコストが膨らむ心配はない。そこで GeneXus の業務展開可能性調査を部下である勝⾒氏・徳尾氏に指示された。

一方、勝⾒氏は、GeneXus の生産性には大いに期待はしていたものの、採用には躊躇していた。新規技術の採用にはエンジニア育成が欠かせないが、それを継続し続けられる案件があるだろうか。

そんな時新しい案件の開発依頼があった。開発工期が 3 ヵ月と短い案件で、従来手法では受託を諦めるしかなく、生産性の高い GeneXus でのチャレンジを決断した。とはいえ初めて触るツールであり、知識は以前学んだ e ラーニングのみ。そこで一緒に開発が進められるパートナーを探した。以前からウイングにGeneXus の開発実績があることは知っていた。しかもオフィスは新潟、ご近所でもある。早速 協⼒依頼を⾏い、何度かの打合せで「ウイングと一緒なら出来る︕」と確信した。習うより慣れろ︕ ウイングに書いてもらった雛形をベースに、追記・改修していくことによりOJT で学んでいった。仕様を書いたらソースができる。ノンコーディングへの期待は大きい。 GeneXus で開発を

してみると・・ 勝⾒氏・徳尾氏をリーダーとして、

これまで2つのシステムに GeneXus を採用した。最初の「ローン審査進捗管理

システム(システム図参照)」は超短納期であったため、開発の第一フェーズはウイングに請負ってもらい、開発の仕方を学んだ。第⼆フェーズ以降は、ウイングには技術支援をしてもらい、チームで開発を進めた。今では、第一フェーズのメンテナンスは⾃分たちだけで⾏っており、ほぼ、⾃⽴出来た状態である。 ただ、GeneXus が得意としている、プロトタイプを用いたアジャイル開発手法を取り入れたかったが、ユーザがウォーターフォールでないアジャイル開発手法に慣れていなかったため GeneXusの良さを十分には発揮できなかった。それでも、時折プロトタイプを使って、要件定義段階でエンドユーザに画面確認などを進め効率よく開発することが出来た。GeneXus を用いることにより、最初のシステム開発で当初⾒込みの「2〜3割減」の工数削減が出来、短納期要求に応えることが出来た。最初からここ

第四コンピューターサービス(DCS)様 ユーザー事例 株式会社 ウイング

プログラム自動生成ツール「GeneXus」の出会いは新たなビジネスの可能性に 〜 GeneXus とウイングの協⼒体制で内製化と開発パフォーマンスの向上 〜

第四コンピューターサービス様は、第四銀⾏のサブシステム開発を主に請負っている。超高速開発ツールでこれからはノンプログラミング開発が当たり前の時代になると直感。いくつかのツールを試し GeneXus を採用した。その決め手は、開発生産性、習得の容易さ、ウイングの協⼒体制。 銀⾏システムに新たなアイディアで︕と GeneXus で、これからのシステム構築の一歩先を目指す。

システム開発部 中川部⻑

システム開発部 勝⾒部⻑代理

まで出来るとは︕と驚きがあった。また、他の高速開発ツ―ルは、フレームワークがサーバ上にあり、そこに開発した機能を載せる形式をとるために、トラブルが発生した場合はフレームワークを知っている人間しか対応することが出来ない。GeneXus の場合は、C や JAVA にソース化して載せてしまえば、トラブルはある程度世の中で起こっていることしかないはず。作る側の心配はここにあるのではと思う。このように⾃分たちの⼒で運用ができるのが GeneXus のいい点ではないかと考える。

現在、GeneXus の習得者が 4 名いて、彼らを中心としてウイングとの協調体制で開発を⾏っている。

GeneXus での開発が 新たなビジネスを考える

GeneXus で費用対効果を得るために積極的にシステムを作った。GeneXus以外のパッケージソリューションで構築したエントリー型システムでも、他システム連携など不⾜部分を GeneXus で補っていき、ノウハウを貯めこんでいる。

第四銀⾏が加盟する TSUBASA アライアンスの各銀⾏や関連会社も同様にシステム開発を⾏っている。

GeneXus は超高速開発の世界では著名なツールであり、他⾏や関連会社でも気に掛けていることは知っている。それぞれの銀⾏の特徴的な違いがあっても概ね共通したシステム化が可能ではないか、我々が構築したシステムは他⾏に

も参考になり、横展開出来るのではないか、と考えている。

GeneXus を他⾏でも利用してもらえれば、そして我々が構築したシステムをテンプレート化し提供できれば、もっと効率的に銀⾏業界全体の業務システムを良くしていけるのではないかと新たな期待が膨らむ。⾃分たちのノウハウを載せて、必要ならば、それを⾃分たちで作って提供していく。それが、第四コンピューターサービスとしての企業価値に繋がれば素晴らしいことではないだろうか。その取り組みを実現すべくコミュニティとの連携を開始している。

企業情報 第四コンピューターサービス株式会社 www.daishi-dcs.co.jp/ 本社所在地 〒950-8691 新潟市中央区鐙 1 丁目 1 番 17 号 TEL 025-243-7241(代表)

資本⾦ 1,500 万円

従業員数 合計 81 名(男性 46 名・⼥性 35 名)(2019 年 4 月 1 日現在)

事業内容

■第四銀⾏の⾦融業務システムの開発、その他一般企業のシステムの構築、ソフトウェアの開発・保守および販売

■給料計算を中心とした各種事務計算等の受託計算サービス

■コンピューターの各種データ作成(データエントリー)

■システム導入支援及び利用等のコンサルティング

システム開発部 徳尾主管 *商品名、会社名、団体名は、各社の登録商標または商標です。

株式会社ウイング www.weing.co.jp GeneXus 専用サイト www.weing-genexus.com

東京都千代田区神田佐久間町 1-25 秋葉原鴻池ビル ☎03-5295-7021 お問合せ︓www.weing-genexus.com/contact

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