sapシステム クラウド移行と運用の勘所...2018/09/06  · aws推進(shift) step2...

SAPシステムクラウド移行と運用の勘所

株式会社BeeX代表取締役広木太

どう 進めるか？

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出典： https://medium.com/aws-enterprise-collection/cloud-native-or-lift-and-shift-99970053b25b

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はじめはLift ＆ Shift

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設計

非機能要件• 可用性

• サイジング

• 拡張性

• 運用

etc

Auto Scaling group

Availability Zone #1

security group

security group

root volume

data volume

Elastic Load Balancing

Amazon S3 bucket

logs

Amazon EBS snapshot

CloudFrontdistribution

EC2 instance

web appserver

• クラウドならではの構成

• クラウドならではの運用

システム特性

システム要件

AWSの特性

クラウド特性

Liftと言っても。。。

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ポイント２高可用性構成

ポイント３バックアップ・災害対策

ポイント1

ネットワーク構成ソフトウェア定義の構成ゲートウェイ型からホスト型へ

障害対策ポイントの非共有DISK型の冗長化方法へ

クラウド固有の機能・制約RTO,RPOとコストのバランス

クラウド特有の構成設計

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可用性対策

① Auto Recovery ＋ Backup/Restore ② Auto Recovery ＋ HANA Replication

出展：Amazon Web Services資料

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可用性対策

③ Auto Recovery ＋ HANA Replication ＋ S3 Cross Region Copy

出展：Amazon Web Services資料

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可用性対策

④ Auto Recovery ＋ HANA Replication ＋ Multi Tire HANA Replication

出展：Amazon Web Services資料

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クラウド特有の運用パターン

ポイント１監視

ポイント２監査

ポイント３自動化

クラウドサービスの監視オートスケールへの対応

ユーザー権限設計・操作履歴の保存ログ情報の可視化

API制御による運用・プロビジョニングの自動化

ポイント４課金

コストセンター毎の課金状況把握

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Objective

Orient

Decide

Act

現状把握クラウド新機能の確認

3rdパーティ新機能の確認

新機能採用検討

機能検証を含む計画策定

実行

課題先送りもクラウドの実装・運用に

おいては重要

OODAサイクル

移行手法

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SAP標準移行方法

SAPのクラウド引っ越し方法 その１

エクスポート インポートダンプ

SWPN

DMO with System Move

SWPMOS/DBマイグレーション・アップグレード

DMO 、nZDNS/4 HANA化

DMO、nZDM

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SAPのクラウド引っ越し方法 その２

P2V,V2V移行 システムイメージ をそのまま クラウドへ

OVF化 VM Import 起動

AWS VM Importによる移行

AWS標準のDBマイグレーションサービス利用（SAPでは使えない）

AWS Database Migration Service

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移行ツール

システムイメージ移行は、AWSの標準的な手法以外にも様々なツール・サービスがリリースされています。現環境の特性に応じて、サービスを使い分けて移行を行います。

サービス・製品名 AWS Server

Migration

Service

Zerto Virtual

Replication

CloudEndure

Live Migration

PlateSpine

Migrate

タイプ 非Agent型SaaS型

非Agent型 Agent型SaaS型

Agent型

対応 仮想 仮想 仮想／物理 仮想／物理

差分同期機能 ○ ○ ○ ○

帯域制御 システム全体の帯域制御

サーバ毎の帯域制御

システム全体の帯域制御

その他特徴 AWSコンソールからの操作

大規模システムでは起動に時間がかかる

Marketplaceで購入可能

VSS連動

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SAPのクラウド移行プロジェクト

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クラウド移行におけるテスト

• アプリケーションテスト／修正

– Lift ＆ Shiftであれば クラウド固有のテストはなし

– IPアドレス変更

– 移行時にアップグレードなどを行う場合は アップグレード固有のテスト

• インフラテスト

– クラウド固有部分のテスト

(可用性、バックアップ、ロードバラシング）

• 性能テスト

– サイジングは机上の計算に時間をかけずに、Small Startで開始

– 実際のリソース使用状況をみて変更。

– クラウドなら、いつでも簡単に変更可能。ストレージも容量変更、タイプ変更、IOPS変更など

もダイナミックで可能のためSmall Startが可能

S/4 HANAへ

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S/4 HANA とは

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S/4 HANA 移行方式

ランドスケープ

トランスフォーメーション

ERP System - Region A -

ERP System - Region B -

ERP System - Region C -

S/4 HANACloud

システム

コンバージョン

新規導入／再導入

既存システムを標準化・簡素化してTCO削減と最新イノベーション基盤を利用する手段

ERP System

S/4HANAOn-Premise

新規導入

ERP System

Non-SAP System

新規プラットフォームへの載せ替え

短期間に現行システムを移行（マイグレーション）する手段

新規導入・システム統合

複数SAP ERPを統合・簡素化することによるTCO削減

1つのグローバルSAP S/4HANAシステムへのデータ統合

S/4HANAOn-Premise

S/4HANAOn-Premise

S/4 HANACloud

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S/4 HANA 移行パス

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SI-Check

S/4 HANA コンバージョンタスク

次のステップへ

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AWS移行 から AWS活用へ

Step１

ステップ１AWS移行(Lift)

⚫ 従量課金インフラ⚫ EOSLからの解放⚫ 容易なインフラ調達⚫ 現実的に災害対策⚫ 高セキュリティ基盤獲得

現状

クラウド技術の習得・組織変革

⚫ 自動化推進⚫ 可視化推進⚫ PaaS利用推進⚫ API連携／クラウド連携

Step１

ステップ2

AWS推進(Shift)

Step２

クラウドの最適化推進

ステップ３AWS活用

⚫ マイクロサービス(CaaS)

⚫ サーバーレスアーキテクチ（FaaS）⚫ IoT

⚫ AI/ML

Step１

Step２

Step３

クラウドネイティブ化

まとめ

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まとめ

横展開できる標準化・基盤づくり

–基盤設計・運用設計などクラウド特有の設計ポイントを考慮

• 引っ越し方法

–ニーズに応じた引っ越し方法

• 引っ越しの先に

–マネージド・サービスの活用

–密結合から疎結合のシステムへ

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