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Post on 19-Feb-2018

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第1回 USMLEセミナー

Tips to score high marks in USMLE

The University of Sydney

Nicholas Rennick

勉強を始める前に

USMLEについて

ECFMG (アメリカでレジデントになる為の資格)

Step 1 - 基礎科学 

Step 2 CK - 臨床

Step 2 CS - OSCE 

その後(医師免許)

Step 3 - さらに高レベルの臨床

Step 1 の構造

● 選択肢問題のみ

● 禁忌、必須などはない

● “Single Best Answer” - 「2つ選べ」、「誤っているのはどれ

か」などのひねくれた質問はない

Step 1 の構造

● 全部で322問(7つのブロックに分かれている)

● 1つのブロックにつき、1時間で46問を解く

● 休憩時間は1時間で、自己管理する(各ブロックの間のみ)

● ブロックを早く終わらせれば、休憩時間に追加される

● 休憩時間をいれて、全部で8時間

Step 1 の内容

● 基礎科学 + 定型的な診断と治療

● 殆どの質問は「Clinical Vignette」から始まる

● 質問自体は基礎科学だったり、臨床的な診断や治療の選

択だったりする。

● 「Multi Step Reasoning」:まずどの疾患かと診断して、そして

その疾患の基礎科学的なことについて答える

試験の手続き

● 試験は随時Prometric Testing Centreでできる

● 手続きは時間がかかるので、早めに申し込む(6ヶ月位前から)

● ECFMGに書類を出したら、3ヶ月間のEligibility Periodを決める

● この期間の中で好きな日程にTesting Centreで試験を受けられる

● 日にちを変えたければ、ECFMGではなく、Prometricのウェブサイ

トでできる(無料)

● Eligibility Periodを延長したければ、1回できる

コツ 

● 目標スコアを最初に決める

Step 1 のスコアの目標

● 188で合格

● 227が平均

● 240がかなりいいスコア

● 一度合格すると、やり直す事はできない

Step 1 のスコアの目標

スコアの重要性

● レジデントのマッチング時にまずStep 1のスコアを見る

● Step 2 と Step 3 のスコアよりも重要

● Elective の申し込み時にも重要視される

USMLEの勉強方法

Step1の勉強方法

First Aid QBank NBME

だけでいける

First Aid

● USMLEのBible

● 覚えるべき情報のほぼすべてが入っているレビューブック

● 説明が乏しい為、分からなければ他の教科書を参考にする

コツ 

● とにかくFirst Aid をひたすら読む

コツ

● 最新版のFirst Aidを使う

コツ 

● 覚えたい事を全部First Aidに書きこむ

QBank

● UWorld, USMLERx, Kaplanといった3つのQBankが有名

● 電子版のみ

● いずれも購入期間によって$200~$300

● 約2500問が入っている

QBank

● UWorld: 一番質問と説明のクオリティが高い

● USMLERx: 質問が一番易しい, First Aid と同社

● Kaplan: 質問はUSMLERxと同様の質だが、値段がやや高い

コツ 

● できるだけ沢山の問題を解く

● USMLEの質問は特徴的なパターンがあるの

で、それを知っていれば簡単に問題を解ける

コツ 

● 225点を目指している=2500問くらいが目安

● 240点を目指している=5000問くらいが目安

● 260点を目指している=7500問くらいが目安

QBank

● Timed mode, Untimed mode, Tutor modeがある

● Timed mode/Untimed mode では正解をブロックの後に見ら

れる為、本番の雰囲気でできる(臨場感を味わえる)

● Tutor modeでは正解をすぐ見られる為、いい勉強になる

コツ 

● 試験の2週間前までにはTutor modeにする

QBank

● 分野を選ぶことができるため、System by system, または

Randomでできる

コツ 

● 自信がない間はFirst Aidを読みながらSystem 

by Systemでやる

コツ 

● 自信がついたらRandomでやる

NBME

● 試験のシミュレーション

● 最新がNBME 16

● 4ブロック、200問

● かなり信憑性の高いスコアが出る

● 答えの説明はないが、「extended feedback」のオプションに

すれば、自分の間違えた問題がどれだったかは分かる

● インターネットで検索すれば、答えの説明を探せる

コツ 

● 少なくとも最新の2つのNBMEをする

UWorld Self Assessment (UWSA)

● 試験のシュミレーション

● 2つがある

● 4ブロック、184問

● かなり信憑性の高いスコアが出る

● 答えの説明はある

コツ 

● NBMEかUWSAで目標スコアをとれるまで、試験

の日にちを延長する

参考の勉強スケジュール (240点目標の場合)

● USMLERx (約2500問)

● UWorld (約2500問)

● UWSAx2 (184問x2)

● NBMEx2 (200問x2)

1日30問のペースでは約6か月間

1日46問のペースでは約4か月間

1日60問のペースでは約3か月間

1日100問のペースでは約2か月間

ほかの参考Resource

● Pathoma (動画)

● Goljan Audio

● Kaplanの動画と教科書

● First Aidの後ろに載っている教科書

● 日本人には日本語の参考書の方が良いかと思う

コツ 

● 使うResourceを最小限にする

コツ 

● 「High Yield」 の事を優先する

日本人の注意すべき所

● Microbiology:細菌の基礎科学、抗生物質の働き方、ウイル

スの分類、寄生虫の顕微鏡所見など

● Pharmacology:特に薬の副作用

● Psychiatry:海外ではマイナーではない

● 日本では稀な病気:鎌状赤血球症、G6PD欠如、ライム病な

試験が近づいてくる時

● 前の日はFirst Aidの「Rapid Review」を読む

● 前の夜は遅くまで勉強するのはやめよう

● 試験は疲労との戦いなので、疲れが貯まらないように勉強

する

いよいよ本番

コツ 

● できれば頻繁に休憩をとる

コツ 

● 休憩中に勉強しない

コツ 

● Vignetteを読む前に、まず最後の文章と選択肢を読む

コツ 

● 全く知らない問題でも、パニックにならない

● 消去法で答えられる問題が多い

コツ 

● 全く知らない問題でも、パニックにならない

● 消去法で答えられる問題が多い

● 点数に関係しない超難問もある

試験終了後

成績の発表

● 1ヶ月後くらいにメールが送られてくる

頑張ってください!

質問がある方

Email: NickUSMLE@gmail.com

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