why software developers in manufacturer should have legal mind?

Post on 05-Dec-2014

743 Views

Category:

Technology

1 Downloads

Preview:

Click to see full reader

DESCRIPTION

For Legal Lightning Talk night held on Lexus Sangen-dyaya office. This slide says that why software developers in manufacturer should have legal mind./ 「法務系LT」向けのスライドです。「元メーカー勤務のソフトウェア技術者が何故法律に関心を持ったか」ということと、だから法務・知財の皆さんも技術部門ともっと交流してね、という内容。

TRANSCRIPT

(元)メーカーソフトウェア技術者と

法務

おがさわらなるひこ@naru0ga

自己紹介

元事務機器メーカー勤務

技術職(プログラマ)

現在自宅警備員(お仕事募集中)

技術系雑誌に執筆経験あり

本題

メーカーソフトウェア技術者が

なんで法律??

メーカーには専属の

法務・知財担当がいる

けれど。

状況の変化に

対応するため技術者も

リーガルマインドが必要

1.「自分で作らない」ソフトウェア開発

ソフトウェアはどんどん大規模化

すべてを内作していては間に合わない

FLOSSの活用

FLOSSの活用

=ライセンスの理解=特許係争についての理解

アウトソーシング

アウトソーシング

=契約の理解(自社の雛型の理解ではなく)

2.「ビジネスの国際化」

例)EULA

日本人のステークホルダーは

誰もEULAに

気を払わない

契約行為であるという

認識がない

海外では認識がまったく異なる

ワールドワイドで商品を

展開するなら二本立ては許されない

3.「サービスの多様化」

ネットワークの普及

あらゆるものがネットワークに

接続

新たなサービス提供が

必要

単なるメーカーがネットワークサービスを提供する

さまざまな法務的問題に

誰が答えられる?

4.「技術者自身の

自己保身」

日本型メーカーが果たして

技術者にとってよい環境か?

例)守秘義務

「業務上得た

知識」を明かしては

ダメ

業務時間を使って

得られた「公知な情報」は?

公知性の判断が

明確でないと技術者の

知識交流が萎縮する

ほかにもサビ残とかメンヘルが

労災にならないのはなぜかとか

会社と交渉するには

知識が必要

最後のはちょっと

微妙ですが

本来なら技術者は

こういう視点の助言を

法務・知財部門から

もらいたい

リーガルリスクとほかのリスクを

勘案して事業判断できる

材料

できれば法務・知財と

開発者の距離が縮まると

いいですね

以上、素人からの雑感でした

おしまい。

top related