yet another dlr for silverlightの試作
Post on 28-May-2015
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Yet Anothor DLR for Silverlight
の試作 terurou / YAGI.Teruo
DSTokai, 大名古屋, ...
今から話すこと
• 自己紹介
• Silverlightとは
• DLRとは
• SilverlightでDLRを使ってきた理由
• だが、DLRオワコン。
• Yet Anothor DLR for Silverlight
• 今後に向けて
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自己紹介
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自己紹介
terurouです。
• クラウド関係のR&Dとかやってます。
• RIAとかAndroidとかやってます。
–Silverlight、DLR歴は3年以上。
• 最近、Cassandra Conferenceで話しました。
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自己紹介
• DSTokai
–名古屋のメタコミュニティ
–NGK
• 大規模分散技術勉強会 in 名古屋
–大名古屋
–忙しすぎて開催できていない。
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＼NGK／
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自己紹介NGK
NGK
• Nagoya Godo Konshinkai
–名古屋 合同 懇親会
• 要は酒とか飲むだけの会
–花見とか
–忘年会とか
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自己紹介NGK
NGK2011B
• Nagoya Godo Konshinkai 2011 Bonenkai
–名古屋 合同 懇親会 2011 忘年会
• 12/3(土)
–昼の部 LT大会
–夜の部 普通の忘年会
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Silverlightとは
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Silverlightとは
• Flashみたいなブラウザプラグイン。
–WindowsとMacで動く。
–LinuxではOSSのMoonlightが辛うじて動く。
• 全般的にFlashよりも速い。
• .NETのサブセットAPIが使える。
• WindowsPhoneアプリもSiverlight。
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DLRとは
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DLRとは
• Dynamic Language Runtime
– .NETでLLを動かすためのステキな仕組み
–Silverlightもサポート
• 主なDLR言語
– IronPython
• そもそもDLRはIronPythonからフォークされたもの
– IronRuby
– IronScheme
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DLRとは
DLRが提供するもの
• コンパイラフレームワーク –AST Compiler（動的バイトコード生成）
• 動的型付け言語向けのランタイム –Dynamic Type System
–Dynamic Dispatch
–CallSite（Inline Method Cache）
• 対話環境用のライブラリ –REPL、エントリーポイントなど
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DLRとは
DLR言語の動作概要
俺様パーサ DLR AST Compiler
俺様AST to DLR AST 変換
実行！
俺様 スクリプト DLR AST
DLR Runtime
俺様AST バイトコード
言語固有の実装 DLR
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SilverlightでDLRを 使ってきた理由
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SilverlightでDLRを使ってきた理由
それ2年ぐらい前に話したわー
• Microsoft Tech Fielders インタビュー – IronPython は、用途によって凄く便利な道具になる
– http://bit.ly/1FNK76
• Microsoft Tech Fielders セミナー LT – Dynamic Language で Silverlight 2 開発
– http://slidesha.re/v7Hitv
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SilverlightでDLRを使ってきた理由
ちょっとしたGUIの修正がめんどくさい
• 理想
–ソース保存→自動でUI再描画
• HTML/JavaScriptなら普通にやりますよね。
• 現実
–ソース保存→F5押す→デバッグ起動
• ちょっと色を変えただけなのに時間がかかる。
• Twitterをやる時間ばかり増えてしまう…！！！
–まぁ、Androidはもっと酷いけどね…。
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SilverlightでDLRを使ってきた理由
DLRを使うと理想に近づく。 手軽さ重要。
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だが、DLRオワコン。
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だが、DLRオワコン。
DLRを使ったアプリ開発の問題点
• DLRアプリは起動が遅すぎる
–動的バイトコード生成がボトルネック
–DLRというよりも、Silverlight自体の問題
• Silverlightに限らず、.NETでも動的生成は遅い
• 開発者は便利だが、ユーザには利点なし
–折角のRIAなのにUXが損なわれる！！！
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だが、DLRオワコン。
というか、
DLRという存在自体がオワコン
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だが、DLRオワコン。
MicrosoftのDLR戦略ぅ
1. IronPythonの開発者を雇用
2. IronPythonからDLRをフォーク
3. DLRを元にIronRubyの開発を開始
4. DLRのおいしい部分を本体に統合
5.おいしい部分を統合したら、IronPythonの開発を放棄（ついでにIronRubyも）
– IronPython/IronRubyの開発者も退職
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だが、DLRオワコン。
DLRが提供していたもの
• コンパイラフレームワーク –AST Compiler（動的バイトコード生成）
• 動的型付け言語向けのランタイム –Dynamic Type System
–Dynamic Dispatch
–CallSite（Inline Method Cache）
• 対話環境用のライブラリ –REPL、エントリーポイントなど
.NET4.0 dynamic
.NET4.0 ExpressionTree
残り物！
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だが、DLRオワコン。
• IronPython、IronRuby自体はコミュニティで開発は継続しているが…。
• Silverlight開発ツールとしては、今後の 発展は見込めない。
–もともとマイナーな存在だけどね…。
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Yet Anothor DLR for Silverlight
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Yet Anothor DLR for Silverlight
とりあえず以下の要件で作ってみる
• 開発時はスクリプト実行できる
• 配布時は事前にスクリプトをバイトコードにビルドできる
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Yet Anothor DLR for Silverlight
昔のDLR開発ツール（Chiron.exe）を参考に
• 開発時
–Webサーバとして起動
–ブラウザから.xapなURIにアクセスすると、 ルールに従い、動的にスクリプトとランタイムをパッケージし、レスポンスとして返す
• 配布パッケージ生成時
–スクリプトをDLLにビルドし、パッケージ
–これはChiron.exeではできなかった
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Webブラウザ
Yet Anothor DLR for Silverlight
動作イメージ（開発時）
• ブラウザリロードだけで最新化・再実行
Web Server
Runtime
スクリプトのパース＋ 動的バイトコード生成
リクエスト
XAPパッケージ 実行
レスポンス スクリプトを オンデマンドで パッケージ化
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Yet Anothor DLR for Silverlight
デモしたいけど、 たぶん時間ないよね
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Yet Anothor DLR for Silverlight
実装のポイント１：ExpressionTree
• 俺様言語を作る時に便利
–前述のとおり、元々DLRだったヤツだし
• .NET、Silverlight共にビルトインされている
• ExpressionTreeから動的バイトコード生成
–生成したバイトコードはEXE/DLLで保存可能
–ただし.NETのみ、Silverlightではできない
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Yet Anothor DLR for Silverlight
実装のポイント２：アセンブリ互換
• Silverlightと.NETのバイトコードは相互互換
–Silverlight４からサポート
• .NET向けのDLLも型・メソッドが存在すれば、Silverlightで利用可能
• SilverlightでDLLを生成・保存できなくても、 .NETでDLLを生成すれば良い
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今後にむけて
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今後にむけて
• たぶん忙しいから開発継続しないけど…
• Roslynとの連携すると楽しそう
–コンパイラの中間処理をゴニョれるらしい
–C#が真の意味で スクリプト化？
–俺様言語の極楽浄土
–まだCTP
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ご清聴ありがとうございました
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