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TDK CorporationPassive Application Center

Jan. 19, 2016

ANSYS® Designer®用電子部品モデル

ver. 2016.01

Copyright© 2016 TDK Corporation. All rights reserved. - 1 -2016.01 K.EPAC

ご注意

< データの適用範囲 >本ライブラリに記載のデータは，温度25℃，直流バイアスなし，小振幅動作のときの代表値です．従って，この条件から大きく異なる場合は適切な結果が得られないことがあります．

< TDKシミュレーションモデル使用条件 >(1) シミュレーションモデルの記載内容について

本シミュレーションモデルの記載内容は参考値です。製品の詳細な特性につきましては納入仕様書をご参照ください。

(2) 免責について本シミュレーションモデルの情報に起因する損害等について、TDK株式会社およびその子会社は一切その責を負いません。

(3) 著作権、無断転載禁止について本シミュレーションモデルの著作権はすべてTDK株式会社にあります。本シミュレーションモデルを許可無く再配布および転載することを禁じます。

(4) 改良予告について本シミュレーションモデルの記載内容は，改良等のため予告なく変更することがあります。

(5) 不保証TDKおよびその子会社は、TDKシミュレーションモデルに関し、明示・黙示を問わず、正確性、商品性、特定目的への適合性を含む一切を将来にわたり保証いたしません。

(6) 使用条件への同意について本シミュレーションモデルを使用された場合には，当該使用条件に同意したものと見なします。

※ANSYS，およびANSYS Designerは，ANSYS, Inc.の登録商標です。


本ライブラリについて

< 本ライブラリの特徴 >• 部品の内部構造や材料特性を考慮した等価回路モデルを用いており，実際の部品特性を回路

シミュレーションに取り込むことが可能．• 部品のアートワークデータ（推奨ランドパターン）を収録．• ANSYS Designerの標準コンポーネントに準じた操作性．

< 対応バージョン >本ライブラリはANSYS Designer，およびAnsoft Designer SV版に対応しておりますが，ご使用の環境によっては正常に動作しない場合も予想されます．予めご了承ください．

< 本資料の記載内容について >本資料は，以下の環境を前提に記述されております．

・OS：Windows XP・Ansoft Designer：version 4.1

ご使用のOSやANSYS Designerのバージョンが異なる場合，画面表示や操作手順が本資料の記載内容と異なることがあります．予めご了承ください．


バージョンアップ情報

< バージョン2016.01における主な更新内容 >・製品リストを更新しました

< バージョン2016.01の収録製品>・積層セラミックチップコンデンサ・3端子貫通型MLCC・インダクタ・チップビーズ・3端子フィルタ・コモンモードフィルタ・バリスタ・パルストランス


インストール方法（R16以降）

①zipファイルを展開②userlibフォルダにコピー

< ライブラリインストールフォルダ >インストールフォルダは，ANSYS Designerのインストールフォルダにあるuserlibフォルダです．（例：C:¥Program Files¥AnsysEM¥AnsysEM16.0¥Win64¥ElectronicsDesktop¥userlib）

< 旧バージョンのアンインストール >旧バージョンのライブラリがインストールされている場合，ライブラリインストールフォルダよりTDKフォルダを削除します．

< ライブラリのインストール >① zipファイルを展開します．② 展開されたTDKフォルダを，ライブラリインストールフォルダに移動します．（R15以前で必要

だったConfigure Librariesの作業は不要です．）

･･･


インストール方法（R15まで） (1)

①zipファイルを展開②userlibフォルダにコピー

< ライブラリインストールフォルダ >本ライブラリのインストールフォルダは，ANSYS Designerのインストールフォルダにあるuserlibフォルダです．（通常は，C:¥Program Files¥Ansoft¥Designer4¥userlib）

< 旧バージョンのアンインストール >旧バージョンのライブラリがインストールされている場合，ライブラリインストールフォルダよりTDKフォルダを削除します．

< ライブラリのインストール >① zipファイルを展開します．② 展開されたTDKフォルダを，ライブラリインストールフォルダに移動します．


インストール方法（R15まで） (2)< ライブラリの登録 >① ANSYS Designerを起動し，プロジェクトを開きます．② ProjectメニューからInsert Nexxim Circuit Designを選択し，回路図入力ウィンドウを開きます．③ ToolsメニューからConfigure Libraries...を選択し，Configure Design Librariesウィンドウを開き

ます．④ User Librariesを選択します⑤ リストボックスからComponentsを選択します．⑥ Available Librariesの欄でTDKを選択し，>>ボタンをクリックしてConfigured Librariesに移動しま

す．⑦ ⑤～⑥の手順を，SymbolとFootPrintsに対しても行います．⑧ Save as defaultにチェックを入れます．⑨ OKボタンをクリックします．

②Insert Nexxim Circuit Designを選択

③Configure Libraries...を選択

①プロジェクトを開く

④User Librariesを選択

⑤Componentsを選択⑦Symbol，FootPrintsも同様

⑥TDKを登録する

⑧Save as defaultをチェック

⑨OKをクリック


ライブラリの使用方法

< コンポーネント配置，製品選択 >① ライブラリをインストールすると，プロジェクトマネージャのComponentsタブにTDKのフォルダ

が追加されます．② 使用するコンポーネントをドラッグ&ドロップし，シンボルをスケマティック上に配置します．③ コンポーネントのシンボルをダブルクリックしてコンポーネント設定ウィンドウを開きます．④ 設定ウィンドウのChoose Modelボタンをクリックして，Model Listウィンドウを開きます．⑤ Model Listウィンドウより，製品を選択します．

①TDKフォルダ

②コンポーネントの配置

③設定ウィンドウを開く

④Choose Modelをクリック

⑤製品を選択

⑥OKをクリック


等価回路モデルと実測の比較

< 等価回路モデルと実測値との比較 >以下に，等価回路モデルと実測値の比較結果を記します．以下に示される通り，等価回路モデルは実測値をよく反映しておりますので，実際に即したシミュレーション結果を得ることができます．


等価回路モデルと実測の比較 (1)

コンデンサ “C0603CH1H101J030BA” コンデンサ “C1005X5R1A105K050BB”



3端子貫通型MLCC “CKD710JB0G105S030EA”



インダクタ “MLG1005S27NJT000”

Q

0

5

10

15

20

25

30

1M 10M 100M 1G 10G

Frequency [Hz]

Q

Q_modeledQ_measured

L

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

1M 10M 100M 1G 10G

Frequency [Hz]

Indu

cta

nce [

nH

]

L_modeledL_measured



チップビーズ “MMZ0603D800CT000”



3端子フィルタ “ACH32C-101”



コモンモードフィルタ “TCM0605G-900-2P”



パルストランス “ALT3232M-151-T001”



バリスタ “AVR-M2012C390KT6AB”

|Z|, R

0.1

1

10

100

1000

10000

100k 1M 10M 100M 1G 10G

Frequency [Hz]

Impe

dance [

ohm

]

R_modeledR_measured

|Z|_modeled|Z|_measured

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