APRSAF宇宙法制イニシアティブについて

JAXA調査国際部 参事 栗山育子

2020年2月21日（金）

宇宙法シンポジウム＠慶応義塾大学

～地域の宇宙法政策能力の向上に向けて～

Asia-Pacific Regional Space Agency Forum

APRSAF-26@Nagoya, Japan

STI/VAST

MBRSCInternational Community

Disaster Management Community

APRSAF (Space Community)

Sentinel Asia ISRO JAXA

KARI

CRISP/NUS

GISTDA

NSPO

Asian Try Zero-G

アジア太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)

3©JAXA

©JAXA

Space Policy Community Building

APRSAF-24 (Nov. 2017@Bangalore)

APRSAF-25 (Nov. 2018@Singapore)

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Inter-Regional Space Policy Dialogue between Asia-Pacific and Europe

(Jun. 2019@UNCOPUOS)

©Kang San KIM©Kang San KIM

©ESPI

(Jun. 2018@ESPI)

(Jun. 2019@ESPI)©ESPI

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Space Policy Practitioners Workshop at APRSAF-26, 2019

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National Space Legislation Initiative・アジア太平洋諸国対象。・宇宙法・政策実務家で“Study Group”を組織。

・実施期間は約2年間。・アジア太平洋諸国の国内宇宙法の状況に関する報告書をとりまとめ。・UNCOPUOS 法小委(2021)に提出.

1. 各国の宇宙法や宇宙政策のプラクティスについて情報交換、相互学習を促進。

2. 国際規範にのっとった国内宇宙法・政策を策定、実施する能力を向上。

Prof. AOKI Setsuko Keio University JAPAN

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宇宙法制イニシアティブの意義

地域的観点→地域課題解決のための政策能力向上• 各国の多様な法政策実例の相互学習による実務能力の向上• 地域の共通課題解決のための協力基盤の構築

国際的観点→宇宙活動の持続性、宇宙空間の安定的利用

• 国内宇宙法制定勧告（2013年国連総会決議）• 国内宇宙法に関する情報交換（UNCOPUOS法小委アジェンダ）

• 宇宙活動の長期持続可能性（LTS）ガイドライン（2019年UNCOPUOS採択）

APRSAF26

名古屋ビジョン

法の適用範囲

（宇宙活動の範囲）

国家管轄権の適用範囲

活動の許可制度で配慮すべき

事項

主要な許可条件

監督制度の構築 宇宙物体の登録制度

第三者賠償・保険

軌道上での宇宙物体所有・管理移転などの新しい現象につい

ての規定

国内法制定勧告（2013年国連総会決議）（A/RES/68/74)

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APRSAF-26“Advancing Diverse Links Toward a New Space Era”

APRSAFでは、今後も宇宙法政策に関する相互理解を促進し、地域の宇宙開発利用、社会経済発展に貢献していきます。

ご清聴ありがとうございました