artificial life without depending carbon
DESCRIPTION
炭素に依存しない人工生命 ※新春高専カンファ2012のLT発表したものですTRANSCRIPT
東京都立産業技術高等専門学校医療福祉工学科コース3年大田黒紘之
LT 発表人工生命って面白い
自己紹介•大田黒 紘之•産業技術高専生•医療福祉工学科•3年生 •ついに今日 18 歳 (1/15 birthday)
@xecus
人工生命
じゃあ、ここでいう人工生命とは
生命系特有の振る舞いを人工システムによって実装したもの
( 結論 ?) プログラムで生物の動きを再現できるか
自己複製+ 突然変異 + 淘汰 ポイントはこの3つだけ。
人工生命自己複製 自分自身をコピー 突然変異 自己複製時にエラーをわざと起こさせる
(´ ・ ω ・` )
(´ ・ ω ・` )
( ・ `ω ・ ´)
淘汰 増えすぎた生物の数を減らす(成績の悪い順に消されていく)
※ 初期状態
Memory
CELL1
CPU自己複製のみを行うプログラム
( 仮想生物 )
自己複製
Memory
CELL1
CPU
CELL2
CELL3
突然変異
Memory
CELL1
CPU
CELL2
CELL3
CELL4
より効率良く (※)複製できる遺伝子を持つ生物 ( プロ
グラム )
突然変異
Memory
CELL1
CPU
CELL2
CELL3
CELL4
CELL5
CELL6
突然変異
Memory
CPU
CELL2
CELL3
CELL4
CELL5
CELL6
淘汰発生!(消され
た)
突然変異
Memory
CPU
CELL3
CELL4
CELL5
CELL6
CELL6
CELL7 新種がメモリを乗っ取
る
かるいまとめ→ 淘汰の仕組みによって進化できない生物は消されていく→ 突然変異によって進化した生物のみが残っていく
より最適な複製アルゴリズムを持った生物が増えていく
地球環境との比較・ CPU リソース (太陽エネルギー)たくさんあればたくさん育つ
地球環境との比較・突然変異宇宙から飛んできた放射線が遺伝子を傷つけるのをモデル化
人工生命・メモリ (地球上の空間)
プログラムが長い生物・短い生物( 体長が長い生物・短い生物 )ではどちらが優位?
人工生命実行の仕組み( 人工生命の遺伝子 )
・ガチな生物 物理的情報 (DNA) TGACEX) 人間の遺伝子 30 億塩基対・人工生命 命令 ( 数値 ) 5bit(32 種 )→ 初期生物はわずか 80 個の命令命令≒化学的活性可能なアミノ酸 (?)
人工生命の遺伝子→仮想マシン上の仮想 CPU の仮想機械語
遺伝子 ( プログラム )自己検査ブロック
自分のサイズを計測してレジスタに代入する部分
自己複製ブロック
自己複製ブロック
終了コード
実際に複製するルーチン
5bit × 80 = 400 bit
人工生命
・寄生種 ( パラサイト )他の生物のコピールーチンを使用( 他の生物のコピールーチンを call)→ 自分自身の遺伝子が短い→ 猛烈な勢いで増殖する→ 先祖種がいなくなると死ぬ
人工生命
・寄生種に対する免疫 コピールーチンのラベルのパターンを 変えてしまった。 寄生種はコピールーチンを呼び出せ ない!→ これは免疫反応?
人工生命
・寄生種に対する寄生種寄生種にルーチンを使われる→ 逆に寄生種のレジスタを自分の情報に書き換えちゃう
寄生種の CPU リソースで自分が複製される。(寄生種の寄生種)
かるいまとめこんなの本当に生物なの?→ 人間の知っている「生物」ではない→ プログラムは実在の生物をシミュレートしたわけではない→ 「進化」という現象を使って、生命現象に類似した現象を再現できた炭素に依存しない生物
野望ネットワーク型人工生命ネットワークで繋げば単純にリソース増やせるGPGPU 等の並列処理( 現在 )1 つの CPU がマルチタスクで生物を動かしてる→ グラボ等の GPU を用いて並列処理