artlandliteedition(le) ユーザーズガイド 導入編2 ユーザーズガイド(導入編)...
TRANSCRIPT
導入編
1
ユーザーズガイド(導入編)
はじめに........................................................................................................ 2
表記規則..................................................................................... 2
動作環境..................................................................................... 3
商標について.............................................................................. 4
Artlandのカード発行.................................................................................... 5
社員証を作ってみよう.(新規作成編)........................................................ 7
Step1: Artland を起動する...................................................... 8
Step2: プロジェクトを作成する............................................. 9
Step3: データベースを作成する............................................. 11
新規作成............................................................................. 12
インポート......................................................................... 14
Step4: デザインを作成する.................................................... 20
Step5: デザインを編集する.................................................... 23
背景の登録.......................................................................... 23
画像オブジェクト(顔写真)の登録...................................... 26
文字オブジェクトの登録.................................................... 29
バーコードオブジェクトの登録.......................................... 33
Step6: 個人情報を登録する..................................................... 38
Step7: 社員証カードを発行する.............................................. 43
Step8: Artland を終了する....................................................... 46
補足: 前回の作業を継続するには............................................ 47
おわりに........................................................................................................ 48
目次
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ユーザーズガイド(導入編)
この度は「Artland」をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。
本マニュアルでは Artland の使用方法をご理解いただけるように、データベースおよ
びカード券面デザインの作成からカード発行までの流れを説明します。
一言でカード発行といっても発行されるカードの種類としては、
・社員証
・学生証
・会員証
等様々な用途にて使用されるカードがありますが、本マニュアルでは社員証を例にと
り、Artland にて社員証を発行するまでの手順を説明します。
本マニュアルは以下の環境を例に記載しておりますので、ご利用環境が異なる場合に
は適宜読みかえてご利用ください。
使用 OS Windows 10
CD ドライブ D ドライブ
HD ドライブ C ドライブ
インストールフォルダ C:¥Nisca¥Artland
データ保存フォルダ C:¥Temp
本マニュアルは次の表記規則に従って記述しています。
●マウス操作
ポイント マウスで操作対象を指すことです。
クリック マウスボタンを押してすぐにマウスボタンを離すことを表し
ます。
ダブルクリック マウスボタンを続けて 2 回クリックすることを表します。
ドラッグ アンド ドロップ マウスボタンを押してそのままの状態でマウスを移動させ、
別の場所でマウスボタンを離すことを表します。
はじめに
表記規則
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ユーザーズガイド(導入編)
「Artland」をご利用頂く為には次の環境が必要です。
対応 OS
Microsoft Windows 10(32 ビット/64 ビット)
Microsoft Windows 8.1(32 ビット/64 ビット)
Microsoft Windows 7(32 ビット/64 ビット)
ハードディスク容量 500MB 以上の空き容量
必要メモリ お使いの OSが推奨する環境以上
ディスプレイ 1024 x 768 ドット以上の解像度
プリンタ
キヤノンファインテックニスカ株式会社製
カード用昇華染料熱転写プリンタ
PR-C101
PR-C151
キヤノンカラーカードプリンター
CX-G6400
CX-G2400
プリンタドライバ
Nisca PR-C101(バージョン 2.41 以降)
Nisca PR-C151(バージョン 1.20 以降)
Canon CX-G6400(バージョン 1.00 以降)
Canon CX-G2400(バージョン 1.07 以降)
ソフトウェア
Microsoft .NET Framework 4.61 以上
Microsoft DirectX 8.0以上
(Web カメラ読み込みモジュール利用時のみ)
その他
CD-ROMドライブ
ポインティングデバイス(マウス)
USBポート
・Artland はWindows の 32 ビット互換モード(WOW64)では動作できません。
Windows:64 ビット版 OS をご利用の場合は、必ず 64 ビット用の Artland をインストー
ルしてご利用ください
・対応するプリンタドライバがインストールされていないと起動することができません。
動作環境
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ユーザーズガイド(導入編)
ニスカ,Nisca,Artland はキヤノンファインテックニスカ株式会社の商標又は登録商標
です。
キヤノン、Canon はキヤノン株式会社の商標又は登録商標です。
Microsoft,Windows 10,Windows 8.1,Windows 7, .NET Frameworkは米国マイクロソフト社の米国及びその他の国における登録商標です。
その他本文中に使用される社名・商品名はその会社の商標もしくは登録商標です。
商標について
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ユーザーズガイド(導入編)
次章より Artland を使用したカード発行の説明に入りますが、その前に Artland によ
るカード発行について簡単に説明します。
Artlandによりカード発行を行う場合の作業は、大きく分けて
①カード券面のデザインを作成する
②カード券面に印刷する情報を登録する
以上2つの作業があります。
①のカード券面デザインの作成では、カード券面のどこに画像や文字(以下、オブジ
ェクトと呼びます)を配置するのかを指定します。
②の印刷情報登録では、カード券面に印刷するための個人情報をデータベースに登録
します。Artland では複数枚のカード発行を行う場合は、データベースに登録された
データをカード券面デザインにはめ込むことができます。
以上より Artlandでの作業手順は概ね以下のようになります。
カード発行対象となる個人情報取得項目(名前・写真等:以下データ項目と呼びます)
をデータベースに定義します
印刷するカードの券面デザインを定義し、必要なオブジェクトを配置します
Artlandのカード発行
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ユーザーズガイド(導入編)
作成した各オブジェクトとデータベースのデータ項目を結び付けます
データベースに個人情報を登録します。
カードを発行します
次章より上記手順による詳細を簡単なサンプルを用いて説明します。
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ユーザーズガイド(導入編)
本手順に従って下図の社員証カード(サンプル)を作りましょう。
ここでは必要最低限の機能のみを利用しておりますので、各機能の詳細およびその他
の機能については Artland のマニュアルまたはヘルプを参照してください。
社員証を作ってみよう(新規作成編)
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ユーザーズガイド(導入編)
以下の手順に従って Artlandを起動します。
①タスクバーの[スタート]ボタンをクリックします。
②[すべてのプログラム]をポイントしてプログラムメニューを表示させます。
③メニュー内より[Nisca]→[Artland Lite Edition]→[Artland Lite Edition]をク
リックします。
「Artland」が起動し作業選択画面が表示されます。
Step1: Artlandを起動する
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ユーザーズガイド(導入編)
プロジェクトとは、
データベースの情報およびカード券面デザインの情報をひとまとめにしたもの
です。
カードを作る時には、はじめにプロジェクトを作成する必要があります。
プロジェクトは以下の手順により作成します。
①[プロジェクトを作成]ボタンをクリックします。
②プロジェクト名および保存場所を指定します。
ここでは、
プロジェクト名入力欄 『社員証サンプル』
保存場所 『C:¥Temp』
を入力し、[作成]ボタンをクリックします。
[データベースを利用する]チェックはオンのままにしておきます。
Step2: プロジェクトを作成する
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ユーザーズガイド(導入編)
③プロジェクトの作成内容を確認します。
[はい]をクリックします。
以上で新しいプロジェクトが登録され、プロジェクト情報を管理するためのフォルダ
として、
C:¥Temp¥社員証サンプル
が作成されました。
以降プロジェクトに関する全情報がこのフォルダ(以下プロジェクト管理フォルダと
呼びます)内に登録されます。
ここまでの作業が完了すると、引き続きデータベースを作成するためのウィザード画
面が表示されます。
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ユーザーズガイド(導入編)
個人情報を登録するためのデータベースを作成します。
Artlandでは、まったく 0 の状態からデータベースを新規に作成する方法(新規作成)
と、既存のデータベースファイル(CSV 形式で保存されたテキストファイル)をイ
ンポートしてデータベースを作成する方法が用意されており、お好みの方法によりデ
ータベースを作成することができます。
ここでは、
・データベースを新規に作成する方法 (P12)
・データベースをインポートして作成する方法 (P14)
の 2 つの方法による作成手順を順番に記載しますので、ご利用になる作成手順の項を
参照してください。
他の方法により作成する方法もありますが、本紙では省略させていただきます。
詳細については Artland のマニュアルまたはヘルプを参照してください。
Step3: データベースを作成する
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ユーザーズガイド(導入編)
■新規作成
個人情報を登録するためのデータベースを作成します。
ここでは、
『社員番号』 社員番号を数字で入力するためのデータ項目です
『氏名』 氏名を文字列で入力するためのデータ項目です
『写真』 写真を画像ファイルで入力するためのデータ項目です
『所属部名』 所属を文字列で入力するためのデータ項目です
をもつデータベースを作成します。
①データベースの作成方法を指定します。
ここでは、
『新規データベースを作成する』
を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
②データ項目を登録します。
ここでは、データ項目一覧の[社員証]グループから
『社員番号』
『氏名』
『写真』
『所属部名』
を選択し、[項目を追加]ボタン→[完了]ボタンの順にクリックします。
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ユーザーズガイド(導入編)
以上で新しいデータベースが登録され、データベース情報を管理するためのフォルダ
として、
C:¥Temp¥社員証サンプル¥社員証サンプル_ndd
が作成されました。
以降データベースに関する全情報がこのフォルダ(以下データベース管理フォルダと
よびます)内に登録されます。
ここまでの作業が完了すると、引き続きデータベース編集画面および次の作業選択画
面が表示されます。
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ユーザーズガイド(導入編)
■インポート
個人情報を登録するためのデータベースを作成します。
ここでは、CSVファイルよりデータをインポートしてデータベースを作成します。
①データベースの作成方法を指定します。
ここでは、
『既存データベースをインポートして作成する』
を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
②読み込むファイルの種類を選択します。
ここでは、種類選択コンボボックスより
種類 『テキストファイル』
を選択し、[接続設定画面を起動する]ボタンをクリックします。
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ユーザーズガイド(導入編)
③読み込むテキストファイルを選択します。
ここでは、[ファイル選択]ボタンをクリックし、Artland のセットアップ CD に用
意されたテキストファイル(『D:¥Sample¥データベース¥名簿サンプル.csv』)を選
択し、接続設定として、
データ項目区切り文字 『カンマ[,]』
テキスト囲み文字 『無し』
選択ファイル文字コード 『日本語(シフト JIS)』
を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
④データベースプレビュー欄にて読み込まれたファイル内容が正しいことを確認し
[次へ]ボタンをクリックします。
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ユーザーズガイド(導入編)
⑤デー項目を登録します。
ここでは、データ項目一覧の[インポートした項目]グループから
『社員番号』
『氏名』
『写真』
『所属部名』
を選択し、[項目を追加]ボタンをクリックします。
⑥「作成されるデータ項目」欄のツールバーにある[データ項目詳細設定]ボタンを
クリックします。
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ユーザーズガイド(導入編)
⑦各データ項目に対する詳細設定を行います。
ここでは、
社員番号
データ型 『数値』
桁あわせ 『有り』
氏名
データ型 『テキスト』
データ長 『12』
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ユーザーズガイド(導入編)
写真
データ型 『画像』
所属部名
データ型 『テキスト』
データ長 『20』
以上のように設定し、[OK]ボタンをクリックします。
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ユーザーズガイド(導入編)
⑧[完了]ボタンをクリックします。
以上で新しいデータベースが登録され、データベース情報を管理するためのフォルダ
として、
C:¥Temp¥社員証サンプル¥社員証サンプル_ndd
が作成されました。
また、インポートしたファイルに登録されていた画像ファイルも、すべてこのデータ
ベース情報管理フォルダ下にコピーされました。
以降データベースに関する全情報がこのフォルダ(以下データベース管理フォルダと
よびます)内に登録されます。
ここまでの作業が完了すると、引き続きデータベース編集画面および次の作業選択画
面が表示されます。
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ユーザーズガイド(導入編)
カードの券面デザインを作成します。
ここでは、
用紙の種類 『標準カード』
用紙の向き 『横向き』
のカードを作成します。
①デザイン作成ウィザードを起動します。
ここでは、
『カード券面デザインを作成する』
を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
②プリンタドライバおよび使用カードを指定します。
ここでは、
プリンタドライバ 『Nisca PR-C101』
カードのサイズ 『標準カード』
カードの向き 『横』
カードの回転 『回転なし:チェックオフ』
を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
Step4: デザインを作成する
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ユーザーズガイド(導入編)
③おもて面に対するテンプレートを選択します。
ここではテンプレートは使用しませんので、そのまま[次へ]ボタンをクリックし
ます。
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ユーザーズガイド(導入編)
⑤デザイン名称を入力します。
ここでは、
『社員証』
を入力し、[完了]ボタンをクリックします。
以上で新しいデザインが登録され、デザイン情報を管理するためのフォルダとして、
C:¥Temp¥社員証サンプル¥社員証_nde
が作成されました。
以降デザインに関する全情報がこのフォルダ(以下デザイン管理フォルダと呼びま
す)内に登録されます。
ここまでの作業が完了すると、引き続きデザイン編集画面が表示されます。
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ユーザーズガイド(導入編)
カード券面デザインを編集します。
ここでは、
『背景オブジェクト』 カードの背景用のオブジェクトです
『画像オブジェクト』 顔写真用のオブジェクトです
『文字オブジェクト』 社員番号用のオブジェクトです
『文字オブジェクト』 氏名用のオブジェクトです
『文字オブジェクト』 所属部名用のオブジェクトです
『バーコードオブジェクト』 社員番号バーコード用のオブジェクトです
以上のオブジェクトをデザインに登録します。
①背景の登録
1)カードイメージ上でダブルクリックし、背景の設定画面を表示します。
2)カード背景の種類を選択します。
ここでは、
『画像』
を選択し、[参照]ボタンをクリックします。
Step5: デザインを編集する
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ユーザーズガイド(導入編)
3)画像ファイルを選択します。
ここでは、
Artlandのセットアップ CD に用意された画像ファイル
『D:¥Sample¥背景¥背景サンプル.bmp』
を選択し、[開く]ボタンをクリックします。
4)配置方法を選択します。
ここでは、
『枠に入る最大サイズで表示する』
を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
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ユーザーズガイド(導入編)
[背景を印刷する]チェックはオンのままにしておきます。
以上でカードの背景に画像を配置できました。
指定した画像ファイルはデザイン管理フォルダ化にコピーされます。
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ユーザーズガイド(導入編)
②画像オブジェクト(顔写真)の登録
1)操作パネルのオブジェクボタン群にある[画像追加]ボタンをクリックします。
2)入力方法を選択します。
ここでは、
『データベースに登録されている画像を使用する』
を選択し、使用するデータ項目コンボボックスを[写真]に変更します。
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ユーザーズガイド(導入編)
3)画像オブジェクトの名称および表示位置・大きさを指定します。
ここでは、
オブジェクト名称 『顔写真』
x 『5mm』
y 『3mm』
幅 『34.6mm』
高さ 『46.1mm』
を指定します。
4)画像タブ内にある表示方法を設定します。
ここでは、
『枠に入る最大サイズで表示する』
を選択します。
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ユーザーズガイド(導入編)
5)その他の設定箇所はデフォルト設定のまま[OK]ボタンをクリックします。
以上でカード券面上に顔写真表示用の画像オブジェクトを配置できました。
デザイン編集画面には Error表示の画像オブジェクトが作成されますが、これはまだデータベー
スの写真データ項目に対して画像を登録していないためですので、ここまでの作業に問題はあり
ません。
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ユーザーズガイド(導入編)
③文字オブジェクト(所属部名)の登録
1)操作パネルのオブジェクボタン群にある[文字追加]ボタンをクリックします。
2)入力方法を選択します。
ここでは、
『データベースに登録されている文字を使用する』
を選択し、使用するデータ項目コンボボックスを[所属部名]に変更します。
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ユーザーズガイド(導入編)
3)文字オブジェクトの名称および表示位置・大きさを指定します。
ここでは、
オブジェクト名称 『所属部名』
x 『43mm』
y 『20.6mm』
幅 『34.6mm』
高さ 『3mm』
を指定します。
4)文字タブ内にある文字属性を変更します。
ここでは、
フォント名 『MS Pゴシック』
フォントサイズ 『8Point』
を設定します。
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ユーザーズガイド(導入編)
5)文字が墨フィルムにて印刷されるように指定します。
「墨」機能は PR-C101/PR-C151 のみ対応しています。その他のプリンタでは設
定できません。
ここでは、
文字色 『墨』
を設定します。
6)その他の設定箇所はデフォルト設定のまま[OK]ボタンをクリックします。
以上でカード券面上に所属部名表示用の文字オブジェクトを配置できました。
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ユーザーズガイド(導入編)
デザイン編集画面には空欄表示の文字オブジェクトが作成されますが、これはまだデータベース
の所属部名データ項目に対して情報を登録していないためですので、ここまでの作業に問題はあ
りません。
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ユーザーズガイド(導入編)
それでは、文字オブジェクトの登録手順 1)~6)までの操作を繰り返し、あと2つ文
字オブジェクトを作成してみましょう。
○社員番号を配置するための文字オブジェクトを作成します。
2)の処理
『データベースに登録されている文字を使用する』を選択し、使用するデー
タ項目コンボボックスを[社員番号]に変更します。
3)の処理
オブジェクト名称『社員番号』
x『43mm』
y『27mm』
幅『40mm』
高さ『3.5mm』
を指定します。
4)の処理
フォント名『Microsoft Sans Serif』
フォントサイズ『8Point』
を指定します。
○氏名を配置するための文字オブジェクトを作成します。
2)の処理
『データベースに登録されている文字を使用する』を選択し、使用するデー
タ項目コンボボックスを[氏名]に変更します。
3)の処理
オブジェクト名称『氏名』
x『43mm』
y『30mm』
幅『40mm』
高さ『4.5mm』
を指定します。
4)の処理
フォント名『MS P ゴシック』
フォントサイズ『12Point』
を指定します。
以上でカード券面上に社員番号表示用と氏名表示用の文字オブジェクトを配置で
きました。
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ユーザーズガイド(導入編)
④バーコードオブジェクトの登録
1)操作パネルのオブジェクボタン群にある[バーコード追加]ボタンをクリックし
ます。
2)バーコードの種類を選択します。
ここでは、
『CODE39』
を選択します。
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ユーザーズガイド(導入編)
3)ツールバーの追加ボタンをクリックしてデータ登録レコードを新規に作成し、バーコードを生成するための登録を行います。 ここでは、 開始位置 『1』 データ種別 『データベースデータ』 データ 『社員番号』 短可 『チェックオン』
を設定します。
数回エラーが発生しますが、OK ボタンをクリックし処理を続行します。
4)バーコードオブジェクトの名称および表示位置を指定します。 ここでは、 オブジェクト名称 『社員番号バーコード』 x 『40mm』 y 『35.2mm』
を指定します。
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ユーザーズガイド(導入編)
5)バーコードタブ内にあるバーコード属性を変更します。
ここでは、
高さ 『30%』
を設定します。
6)バーコードが墨フィルムにて印刷されるように指定します。
「墨」機能は PR-C101/PR-C151 のみ対応しています。その他のプリンタでは設
定できません。
ここでは、
バーの色 『墨』
を設定します。
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ユーザーズガイド(導入編)
7)その他の設定箇所はデフォルト設定のまま、[OK]ボタンをクリックします。
以上でカード券面上に社員番号より生成されるバーコードオブジェクトを配置で
きました。
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ユーザーズガイド(導入編)
ここまでの作業により、デザイン編集画面に表示されているカードは以下のようにな
っています。
画像やバーコードがエラー表示されていますが、これはデータベースに何もデータが
登録されていないためですのでここまでの作業に問題はありません。
以上でカード券面のデザイン編集は終了となりますので、データベース編集画面へと
画面を切り替えます。
画面の切り替えはデザイン編集画面の左下パネルの[データベース編集]ボタンをク
リックします。
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ユーザーズガイド(導入編)
データベースに個人情報を登録します。
【Step3:データベースを作成する】にて「インポート」によりデータベースを
作成した場合は、既にデータが登録されていますので Step7 へ進んでください。
ここでは、以下①~④の手順にて登録を行います。
①社員番号入力欄をクリックし社員番号を登録します。
ここでは、
『526』
をキーボードから入力し[Enter]キーにより確定します。
桁合わせ機能により自動的に「00526」に変換されます。
各データ項目には桁合わせ機能の他にもいろいろな入力支援機能があり、お客様の使用形態により自由にカスタマイズする事ができます。
データ項目の設定機能については、ヘルプを参照してください。
②氏名入力欄をクリックし氏名を登録します。
ここでは
『鈴木 明日香』
をキーボードから入力します[Enter]キーにより確定します。
③所属部名入力欄をクリックし所属部名を登録します。
ここでは
『総務部』
をキーボードから入力します。
①
②
④
③
Step6: 個人情報を登録する
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ユーザーズガイド(導入編)
④[画像]ボタンをクリックし、写真を登録します。
画像データの登録および編集は、以下手順にて行います。
1)画像の読み込み方法を選択します。
ここでは、
『画像ファイルより読み込む』
を選択し、[読み込み]ボタンをクリックします。
2)画像ファイルを選択します。
ここでは、
Artlandのセットアップ CD に用意された画像ファイル
『D:¥Sample¥写真¥526.bmp』
を選択し、[開く]ボタンをクリックします。
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ユーザーズガイド(導入編)
3)切り取り枠の縦横比率を指定します。
ここでは、
『デザインオブジェクト指定のチェックをオン』
に設定し、先ほど作成した画像オブジェクトの縦横比率を自動取得します。
4)切り取り枠を指定します。
ここでは、
x 『7mm』
y 『8mm』
幅 『30mm』
を指定します。
画像プレビュー上でドラッグ アンド ドロップしても切り取り枠を指定できます。
高さは画像オブジェクトの縦横比率により自動算出されます。
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ユーザーズガイド(導入編)
5 )その他の設定箇所はデフォルト設定のまま、[OK]ボタンをクリックします。
以上で切り取られた画像ファイルがデータベースに登録されました。
指定した画像ファイルより切り取った画像はデータベース管理フォルダ化に保存されます。
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ユーザーズガイド(導入編)
以上で個人情報の登録が完了しました。
複数人の登録を行う場合は、データ登録用の新しいレコードを追加後にデータ登録手
順①~④を繰り返し行います。
新しいレコードは操作パネルのレコードボタン群にある[新規追加]ボタンをクリッ
クして追加します。
それでは、データ登録手順①~④を繰り返しあと 2 人分のデータを登録してみましょ
う。
○2 人目のデータ
①の社員番号 『619』
②の氏名 『佐藤 美香』
③の所属部名 『管理部』
④の画像ファイル 『D:¥Sample¥写真¥619.bmp』
切り取り位置 x『7mm』,y『8mm』,幅『30mm』
○3 人目のデータ
①の社員番号 『704』
②の氏名 『田中 さくら』
③の所属部名 『開発部』
④の画像ファイル 『D:¥Sample¥写真¥704.bmp』
切り取り位置 x『7。5mm』,y『10mm』,幅『30mm』
以上で 3 名の個人情報を登録することができました。
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ユーザーズガイド(導入編)
社員証カードを発行します。
カード発行は今までのデータ登録画面(以下カード形式画面と呼びます)のままでも
可能ですが、複数のカードに対し印刷設定を行うには不向きであるためデータベース
画面をもう 1つの表示形式画面(以下表形式画面と呼びます)に切り替えます。
操作パネルのオブジェクトボタン群にある[表形式]ボタンをクリックしてください。
データベース画面の表示形式が切り替わり、登録されている全てのレコードが確認で
きる表形式画面が表示されます。
ここでは、表形式画面を使用してカード発行を行います。
Step7: 社員証カードを発行する
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ユーザーズガイド(導入編)
①カード発行を行うレコードを指定します。
カード発行を行うレコードを指定するには、各レコードの印刷データ項目内にある
チェックボックスをマウスクリックにより切り替えます。
ここでは、
先頭レコードのみ 『チェックオン』
その他のレコード 『チェックオフ』
となるように設定し、1 レコード目のみを印刷するように設定します。
②操作パネルの印刷ボタン群にある[印刷]ボタンをクリックしカード発行を開始し
ます。
印刷中のレコードは印刷が終了するまで背景色がグレーに変わります。
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ユーザーズガイド(導入編)
③カードプリンタより印刷済みのカードが排出され、印刷が完了します。
以上によりカード発行が完了しました。
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ユーザーズガイド(導入編)
以下の手順に従って Artlandを終了します。
①データベース編集画面のメインメニューより、[ファイル]→[終了]をクリック
します。
データベースが保存されていない場合は保存確認画面が表示されますので、[は
い]ボタンをクリックしてください。データベース登録内容が保存されます。
デザインが保存されていない場合はデザイン編集画面と合わせて保存確認画面
が表示されますので、[はい]ボタンをクリックしてください。デザイン登録内
容が保存されます。
②作業選択画面の[終了]ボタンをクリックします。
以上により Artland が終了します。
Step8: Artlandを終了する
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ユーザーズガイド(導入編)
Artland 起動時に表示される作業選択画面より「前回の続き」ボタンをクリックする
と、前回作業して内容を継続して行うことができます。
前回作業していたプロジェクトが開
かれ、前回最後に作業していた画面
が表示されます。
補足: 前回の作業を継続するには
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ユーザーズガイド(導入編)
本マニュアルを通して Artlandによるカード発行をご理解頂けたでしょうか?
本マニュアルでは、Artland を利用して簡単にカード発行までの流れをご理解頂くた
めに必要最低限の機能のみを紹介しました。
Artland には本マニュアルでは紹介しきれなかった様々な機能が用意されております。
以下にその機能を一部紹介します。
●マルチデザイン登録
1 つのプロジェクトに対し複数の券面デザインを登録することができます。
●デザイン切り替え印刷機能
データベースの情報により券面デザインを切り替えながら印刷することができま
す。
●テンプレート作成機能
作成した券面デザインをテンプレートとして保存することができ、次回券面デザイ
ンを作成する際にご利用いただけます。
●エラー検出機能
作成した券面デザインおよびデータベースの登録内容にエラーがないかを事前に
確認することができます。
●画像一括取り込み機能
データベース登録用の画像ファイルを一括に取り込むことができます。
カード発行を行う際にはヘルプ等をご覧いただき、ご活用ください。
おわりに