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Auto-MDIX の設定
• Auto-MDIXの前提条件, 1 ページ
• Auto-MDIXの制約事項, 1 ページ
• Auto-MDIXの設定に関する情報, 2 ページ
• Auto-MDIXの設定方法, 3 ページ
• Auto-MDIXの設定例, 4 ページ
Auto-MDIX の前提条件デフォルトで Automatic Medium-Dependent Interface Crossover(Auto-MDIX)機能がイネーブルに設定されます。 Auto-MDIXをイネーブルに設定する場合、Auto-MDIX機能が正しく動作するようにインターフェイスの速度およびデュプレックスを autoに設定する必要があります。
Auto-MDIXは、すべての 10/100/1000 Mbpsインターフェイスと、10/100/1000BASE-TX SmallForm-FactorPluggable(SFP)モジュールインターフェイスでサポートされています。1000BASE-SXまたは 1000BASE-LX SFPモジュールインターフェイスではサポートされません。
Auto-MDIX の制約事項受電デバイスがクロスケーブルでスイッチに接続されている場合、スイッチは、IEEE 802.3afに完全には準拠していない、Cisco IPPhoneやアクセスポイントなどの準規格の受電をサポートしていない場合があります。これは、スイッチポート上で Automatic Medium-Dependent InterfaceCrossover(Auto-MIDX)がイネーブルかどうかは関係ありません。
統合プラットフォームコンフィギュレーションガイド、Cisco IOS Release 15.2(3) E(Catalyst 3560-CX および 2960 CX スイッチ)
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Auto-MDIX の設定に関する情報
インターフェイスでの Auto-MDIX自動メディア依存型インターフェイスクロスオーバー(MDIX)がイネーブルになっているインターフェイスでは、必要なケーブル接続タイプ(ストレートまたはクロス)が自動的に検出され、
接続が適切に設定されます。 Auto-MDIX機能を使用せずにスイッチを接続する場合、サーバ、ワークステーション、またはルータなどのデバイスの接続にはストレートケーブルを使用し、他
のスイッチやリピータの接続にはクロスケーブルを使用する必要があります。 Auto-MDIXがイネーブルの場合、他のデバイスとの接続にはどちらのケーブルでも使用でき、ケーブルが正しく
ない場合はインターフェイスが自動的に修正を行います。ケーブル接続の詳細については、ハー
ドウェアインストレーションガイドを参照してください。
次の表に、Auto-MDIXの設定およびケーブル接続ごとのリンクステートを示します。
表 1:リンク状態と Auto-MDIX の設定
ケーブル接続が正しく
ない場合
ケーブル接続が正しい
場合
リモート側のAuto-MDIX
ローカル側のAuto-MDIX
リンクアップリンクアップOnOn
リンクアップリンクアップ消灯On
リンクアップリンクアップOn消灯
リンクダウンリンクアップ消灯消灯
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Auto-MDIX の設定Auto-MDIX の設定に関する情報
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Auto-MDIX の設定方法
インターフェイスでの Auto-MDIX の設定
手順の概要
1. enable2. configure terminal3. interfaceinterface-id4. speedauto5. duplexauto6. mdix auto7. end8. copy running-config startup-config
手順の詳細
目的コマンドまたはアクション
特権 EXECモードをイネーブルにします。パスワードを入力します(要求された場合)。
enable
例:
Switch> enable
ステップ 1
グローバルコンフィギュレーションモードを開始しま
す。
configure terminal
例:
Switch# configure terminal
ステップ 2
設定する物理インターフェイスを指定し、インターフェ
イスコンフィギュレーションモードを開始します。
interfaceinterface-id
例:
Switch(config)# interface
ステップ 3
gigabitethernet1/0/1
接続されたデバイスと速度の自動ネゴシエーションを
行うようにインターフェイスを設定します。
speedauto
例:
Switch(config-if)# speed auto
ステップ 4
統合プラットフォームコンフィギュレーションガイド、Cisco IOS Release 15.2(3) E(Catalyst 3560-CX および 2960 CX スイッチ)
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Auto-MDIX の設定Auto-MDIX の設定方法
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目的コマンドまたはアクション
接続されたデバイスとデュプレックスモードの自動ネ
ゴシエーションを行うようにインターフェイスを設定
します。
duplexauto
例:
Switch(config-if)# duplex auto
ステップ 5
インターフェイスの Auto MDIXをイネーブルにします。
mdix auto
例:
Switch(config-if)# mdix auto
ステップ 6
特権 EXECモードに戻ります。end
例:
Switch(config-if)# end
ステップ 7
(任意)コンフィギュレーションファイルに設定を保
存します。
copy running-config startup-config
例:
Switch# copy running-config
ステップ 8
startup-config
Auto-MDIX の設定例次の例では、ポートの Auto MDIXをイネーブルにする方法を示します。
Switch# configure terminalSwitch(config)# interface gigabitethernet1/0/1Switch(config-if)# speed autoSwitch(config-if)# duplex autoSwitch(config-if)# mdix autoSwitch(config-if)# end
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Auto-MDIX の設定Auto-MDIX の設定例
Auto-MDIX の設定Auto-MDIX の前提条件Auto-MDIX の制約事項Auto-MDIX の設定に関する情報インターフェイスでの Auto-MDIX
Auto-MDIX の設定方法インターフェイスでの Auto-MDIX の設定
Auto-MDIX の設定例