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ユーザーガイド Avigilon ACC™ ES HD レコーダー VMA-RPO-4P2 および VMA-RPO-4P4 (ファームウェアリリース3.2以降)

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ユーザーガイドAvigilon ACC™ ES HDレコーダー

VMA-RPO-4P2およびVMA-RPO-4P4

(ファームウェアリリース3.2以降)

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© 2015年 - 2019, Avigilon Corporation. 無断複写・複製・転載禁止。AVIGILON、AVIGILONロゴ、AVIGILON CONTROL CENTER、およびACCは、AvigilonCorporationの商標です。MAC、MacOS、FINDERおよびMACINTOSHはApple Inc.の登録商標です。FIREFOXはMozilla Foundationの登録商標です。Androidは、Google LLCの商標です。本書に記載されたその他の名称またはロゴは、該当する所有者の商標である可能性があります。本書で、商標の横に™および®の記号がない場合でも、該当する商標の所有権を放棄してはおりませんので、予めご了承ください。Avigilon Corporationは、アメリカ合衆国およびその他の世界中にある管轄区域で発行された特許をもって、新技術を保護します(avigilon.com/patentsを参照)。書面で明示的に付与されない限り、Avigilon Corporationまたはそのライセンサーの著作権、工業デザイン、商標、特許またはその他の知的財産権の使用は許可されません。

本文書は、本文書が公開された時点での製品情報と仕様を編集および公開したものです。本文書の内容と文書内で説明されている製品の仕様は事前の通知無く変更されることがあります。Avigilon Corporationは、予告なくそのような変更を行う権限を有します。Avigilon Corporationやその関連会社は:(1)この文書の情報の完全性もしくは正確性を保証することはありません。(2)この情報の利用や信頼について責任を負うものではありません。Avigilonは、本書内の情報を信頼したことによるいかなる損害(間接損害を含む)にも責任を負うものではありません。

Avigilon Corporationavigilon.com

PDF-4Port-A

改訂:6 - JA

20190516

このデバイスには、バッテリ駆動のリアルタイムクロック回路が付属しています。バッテリの交換を正しく行わないと、爆発する危険があります。メーカー推奨、または同等の種類を交換してください。使用済みバッテリは、メーカーの指示に従って廃棄してください。

本機器は、工場外にルーティングされていないPoEネットワークにのみ接続します。

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目次

はじめに 1

概要 1

正面図 1

背面図 2

システム要件 2

サポート対象のネットワーク構成 3

ハードウェアの設置 4

初回のACC ESHDレコーダーの起動 6

設置のトラブルシューティング-デバイスを検出できない 7

設置のトラブルシューティング-ネットワーキング 8

レコーダーの設定 9

Webインターフェイスへのアクセス 9

Webインターフェイス起動ページ 10

サーバーパネル 11

ログパネル 12

デバイスパネル 12

ネットワークパネル 14

PoE電源への電力配分 15

PoE電源予算の割り当て 16

PoEの状態 17

システムログパネル 17

Avigilon Control Center™クライアントのインストールと起動 19

ACCクライアントソフトウェアのスタートアップとシャットダウン 19

ACCクライアントソフトウェアの起動 19

ACCクライアントソフトウェアのシャットダウン 19

サイトへのログイン、およびログアウト 20

ログイン 20

ログアウト 21

ACCソフトウェアの構成 22

Avigilon Control Center™のライセンス認証 22

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自動ライセンス認証 22

手動でのライセンス認証 22

ライセンスの変更 23

サイト管理者パスワードの変更 23

[セットアップ]タブへのアクセス 24

Avigilon Control Center ソフトウェアへのカメラの接続 24

レコーディングスケジュールの設定 26

録画テンプレートの作成 26

毎週のレコーディングスケジュールの設定 27

データエージングの設定 27

ユーザーおよびグループの追加 29

グループの追加 29

ユーザーの追加 31

高度な設定 32

外部デバイスへの接続 34

LEDインジケーター 35

フロントパネルのLED 35

バックパネルのLED 36

ファームウェアのアップグレード 37

リセットボタンの使用 39

システムの再起動 39

工場出荷時の設定への復元 39

iv

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はじめに

Avigilon ACC ESHDレコーダーは、ネットワークビデオ録画のための一体型ソリューションです。このレコーダーには次の機能があります。

l IP カメラを接続し、電力を供給するネットワークスイッチ。

l Avigilon Control Center サーバーソフトウェアを実行するための内蔵サーバー。

l リモートでアクセスできるローカルビデオコンテンツストレージ。

ACC ESHDレコーダーの工場出荷時の設定を使用すると、レコーダー設置後すぐに使用を開始できますが、特殊な要件などがある場合は、Avigilon Control Center ソフトウェアまたはWebインターフェイスを使用して設定をカスタマイズできます。

概要

正面図

1. リセットボタン

このボタンを使用して、物理的にレコーダーを再起動したり、工場出荷時の設定にリセットしたりします。

2. ステータス LED

毎日の動作に関する情報を提供します。詳細については、「「LEDインジケーター」(35ページ)」を参照してください。

はじめに 1

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背面図

1. 企業ネットワークアップリンクポート

1GbEイーサネット接続で汎用ネットワークに接続して、ユーザーがWebインターエイスや接続済みのカメラビデオにアクセスできるようにします。

2. カメラネットワークアップリンクポート

1GbEイーサネット接続で、PoEスイッチコンポーネントに接続されているカメラに接続できるようにします。他のPoEスイッチやカメラへのリンクとして使用できます。

3. PoE スイッチコンポーネント

カメラを10/100速度のPoEスイッチコンポーネントに接続して、カメラに電力を供給したりビデオを録画したりします。

4. 電源コネクタ

レコーダーに対する電源を受け入れます。

5. I/O コネクタ

外部の入力/出力デバイスへの接続を提供します。詳細については、「「外部デバイスへの接続」(34ページ)」を参照してください。

システム要件

アプライアンスの管理設定は、次のいずれかのWebブラウザを使用して、任意のWindows、Mac、またはモバイルデバイスからアクセスされるWebインタフェースを介して管理されます。

背面図 2

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l Mozilla Firefoxブラウザバージョン3.6以降

l Google Chromeブラウザ8.0以降

l Microsoft Edge ブラウザ25以降

l Safari 5.0以降

l Android版Chrome 2.2以降

l Apple iOS版Safari 5以降

l Windows Internet Explorer ブラウザバージョン7.0以降

メモ:Webブラウザでクッキーを許可するように設定しておかないと、Webインターフェイスは正しく機能しません。

サポート対象のネットワーク構成

メモ:カメラのアップリンクポートでは動的切替えのDHCPサーバーをサポートしていません。

ネットワーク接続

カメラのWebインターフェイスアクセス

サポート対象のIP構成

企業の LANアップリンク

カメラの LANアップリンク

メモ

企業の LANアップリンク専用

なし静的/DHCPの割り当て

未接続(DHCPとして残す)

カメラのLANアップリンクと接続済みカメラはZeroconf IPアドレスを使用します。

カメラの LANアップリンク専用

あり未接続(DHCPとして残す)

静的、DHCP割り当て、DHCP-Zeroconf

企業とカメラのLANアップリンク

カメラのLANアップリンク専用経由

静的、DHCP割り当て、DHCP-Zeroconf

静的、DHCP割り当て、DHCP-Zeroconf

企業とカメラのLANアップリンクは、別々のサブネットに配置する必要があります。

サポート対象のネットワーク構成 3

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ハードウェアの設置

デバイスを設置する際の推奨手順を完了してください。

1. 電源を接続し、デバイスが起動するまで待ちます。

この手順で指示があるまでは、他のケーブルを絶対に接続しないでください。

のステータスLEDが緑になり、デバイスがオンになったことを示します。

2. 構成中のノートパソコンのDHCP対応ポートから、デバイスのカメラネットワークポートに直接イーサネットケーブルを接続します。

3. 接続されているノートパソコンのWebブラウザを開き、IPアドレスとしてhttps://169.254.100.100を入力します。

4. Webインターフェイスで指示が表示されたら、管理者ユーザー名の新しいパスワードを入力します。

強度メーターはパスワードの複雑さを測定します。赤は単純すぎ、黄は合理的に複雑、緑は複雑です。複雑さは、パスワードの安全性ではなく、パスワードを検出することの難しさを測定します。複雑なパスワードをお勧めします。

ページが更新され、ログインするよう求めるメッセージが表示されます。

5. ユーザー名に「administrator」と入力し、新しいパスワードを入力します。

Webインターフェイスの起動ページが表示されます。

6. ナビゲーションサイドバーで、ACCを拡張し、サーバーをクリックして、ACCサーバーパネルを開きます。

7. [一般]ペインで、クライアントインストーラーダウンロードボタンをクリックしてAvigilon ControlCenter(ACC)クライアントソフトウェアのコピーをダウンロードし、接続されているノートパソコンにインストールします。

8. Webインターフェイスの言語、ユーザーフレンドリーなホスト名とタイムゾーンを設定します。ナビゲーションサイドバーで、デバイスをクリックして、デバイスパネルを開きます。

a. 一般ドロップダウンリストから言語を選択します。

b. ホスト名ペインで、オプションとしてアプライアンスのシリアル番号をアプライアンスの記述ホスト名に入れ替えることができます。

c. 時刻ペインで、タイムゾーンを指定し、NTPドロップダウンとサーバーリストでタイムソースを特定します。

詳細については、「デバイスパネル」(12ページ)を参照してください。

ハードウェアの設置 4

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9. アプライアンスがネットワークからIPアドレスを取得する方法を選択します。ネットワークをクリックして、絞りを開きます。ネットワーク使用されている各ネットワークポートのために、自動を選択するか、手動で設定を入力します。

詳細については、「「ネットワークパネル」(14ページ)」を参照してください。

10. デバイスから企業ネットワークにイーサネットケーブルを接続します。

11. 構成中のノートパソコンをデバイスから外します。

12. 必要に応じて、付属のマウント用ブラケットを使用してデバイスを壁に取り付けます。注意—デバイスは指示に従って取り付けてください。指示に従わない場合、問題が生じても保証の対象になりません。

a. 壁マウント型ブラケットをデバイスの側面の一番下のネジ穴に取り付けます。

b. 背面パネルが下を向くようにデバイスを配置します。

c. 壁マウント型ブラケットをネジで壁に固定します。

13. PoEスイッチコンポーネントにカメラを接続します。

メモ:デバイスが接続済みのすべてのデバイスに電力を供給するまで、1~2分かかることがあります。カメラの正面のステータスLEDには最初、接続済みのすべてのデバイスにPoEが提供されていると示されますが、合計消費電力がPoEの上限を超えていることが検出された場合は、ステータスが変わることがあります。

14. 必要に応じて、他のスイッチとカメラもカメラのネットワークに接続します。

これでAvigilon Control Centerクライアントソフトウェアを通して、毎日の業務に使用するデバイスとカメラを構成することができるようになりました。詳細については、「「ACCソフトウェアの構成」(22ページ)」を参照してください。

ハードウェアの設置 5

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初回のACC ES HDレコーダーの起動

ACC ESHDレコーダーの電源を入れてから、以下の手順を完了します。

1. アプライアンスのポートをイーサネットケーブルでローカルネットワークに接続します。

2. アプライアンスの前面の電源ボタンを押して、アプライアンスが起動するのを待ちます。

3. ネットワークワークステーションで、アプライアンスを検出します。Windowsコンピュータではエクスプローラーを、MacintoshコンピュータではFinder®を使用します。

4. ブラウザで表示されたすべての接続メッセージをクリックしてください。ブラウザによっては2つの警告メッセージが若干異なります。ブラウザが…

l Chromeの場合—最初の画面でAdvanced(高度)をクリックして、2番目の画面でProceedto<IP address> (unsafe)(<IPアドレス> (危険)に進む)をクリックします。

l Firefoxの場合—最初の画面でAdvanced(高度)をクリックして、2番目の画面でAddException(例外を追加)をクリックし、Permanently store this exception(この例外を永久保存)にチェックを入れてConfirm Security Exception(セキュリティの例外を確認)をクリックします。

5. Webインターフェイスで指示が表示されたら、管理者ユーザー名の新しいパスワードを入力します。

強度メーターはパスワードの複雑さを測定します。赤は単純すぎ、黄は合理的に複雑、緑は複雑です。複雑さは、パスワードの安全性ではなく、パスワードを検出することの難しさを測定します。複雑なパスワードをお勧めします。

ページが更新され、ログインするよう求めるメッセージが表示されます。

6. ユーザー名に「administrator」と入力し、新しいパスワードを入力します。

Webインターフェイスのダッシュボートパネルが表示されます。

7. Webインターフェイスの言語、ユーザーフレンドリーなホスト名とタイムゾーンを設定します。ナビゲーションサイドバーで、デバイスをクリックして、デバイスパネルを開きます。

a. 一般ドロップダウンリストから言語を選択します。

b. ホスト名ペインで、オプションとしてアプライアンスのシリアル番号をアプライアンスの記述ホスト名に入れ替えることができます。

c. 時刻ペインで、タイムゾーンを指定し、NTPドロップダウンとサーバーリストでタイムソースを特定します。

詳細については、「デバイスパネル」(12ページ)を参照してください。

初回のACC ES HD レコーダーの起動 6

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8. アプライアンスがネットワークからIPアドレスを取得する方法を選択します。ネットワークをクリックして、絞りを開きます。ネットワーク使用されている各ネットワークポートのために、自動を選択するか、手動で設定を入力します。

詳細については、「「ネットワークパネル」(14ページ)」を参照してください。

Webインターフェイスの詳細については、「レコーダーの設定」(9ページ)を参照してください。

設置のトラブルシューティング - デバイスを検出できない

ハードウェアの設置中にエクスプローラー(Windowsの場合)またはFinder(Macintoshの場合)を使用してもデバイスを検出できない場合、しかもネットワークに接続されている場合は、次の手順を実行してください。

l https://VMA- PRO-4Px -<シリアル番号>のURLを使用してWebブラウザからアプライアンスにアクセスします。

l アドレス解決プロトコル(ARP)を使用して、デバイスのIPアドレスを決定します:

1. シリアル番号タグに記載されているMACアドレス(MAC)を見つけます。

2. コマンドプロンプトウィンドウを開いて、以下のコマンドを入力します:

arp -a

3. 応答をスクロールし、MACアドレスに対応するIPアドレスを探します。

l ACCクライアントソフトウェアからDHCPで割り当てられたIPアドレスを検出します。

1. ACCクライアントソフトウェアをダウンロードし、構成ノートパソコンにインストールします。

ACCクライアントソフトウェアは、AvigilonWebサイトからダウンロードできます:avigilon.com

2. ACCクライアントソフトウェアを起動します。

3. 次の命名規則を使用するサイトにログインします: VMA-PRO-4Px<シリアル番号>。

デフォルトのユーザー名は administratorです。パスワードはありません。

メモ:Webインターフェイスアプリケーションのユーザー名とパスワードは、ACCクライアントの管理者ユーザー名とパスワードとは別です。ACCアプリケーションのパスワードを変更するには、「サイト管理者パスワードの変更」(23ページ)を参照してください。

4. サーバーの[セットアップ]タブを表示します。

ウィンドウ最上部に、IPアドレスが表示されます。

設置のトラブルシューティング - デバイスを検出できない 7

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5. Webブラウザを開き、IPアドレスを次の形式で入力します:https://<IP アド レ ス >。

6. レコーダーをインストールする残りの手順を続けます。

設置のトラブルシューティング - ネットワーキング

デフォルトでは、ACC ESHDレコーダーがDHCPを通じてネットワーク上のIPアドレスを取得します。静的IPアドレスや特殊なネットワーク構成を使用するためにACC ESHDレコーダーを設定する必要がある場合、詳細はWindows ヘルプとサポートファイルを参照してください。

設置のトラブルシューティング - ネットワーキング 8

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レコーダーの設定

ACC ESHDレコーダーは、ネットワーク上の任意のブラウザからアクセスできるWebインターフェイスを通じて設定することができます。Webインターフェイスを使用すると、レコーダーサーバー設定の設定、サーバーによる時間の録画方法などを設定できるほか、サーバーをリモートから再起動させたり、アップグレードしたりすることができます。ACCをクリックしてソフトウェアをダウンロードし、使用中のコンピュータにインストールして、Webインターフェイスにアクセスします。このセクション全体を通して、デバイスという用語はレコーダーと同じ意味で使用されます。

Web インターフェイスへのアクセス

1. 次のいずれかの方法を使用して、Webインターフェイスサインインページにアクセスします。

l デバイスの発見

1. Windowsコンピュータではエクスプローラーを、MacintoshコンピュータではFinderを使用します。

シリアル番号が付加された「 ACC ESHDレコーダー」というラベルの付いたネットワークデバイスを探しています。

2. 右クリックしてデバイスのWebページを表示を選択し、デフォルトのWebブラウザでデバイスのサインインページを開きます。

l IP アドレスまたはホスト名の使用

1. デバイスへのネットワークアクセスを備えたネットワークワークステーションからWebブラウザを開きます。

2. WebブラウザにIPアドレスまたはホスト名を入力して、デバイスサインインページを開きます:

https://<デバイスIPアドレス>|<デバイスホスト名>/

例えば: https://192.168.1.40/ または https://my_AvigilonDevice/、ここでは my_AvigilonDevice/ がデバイスパネルで設定されたホスト名です。

ヒント:インストールプロセス時に設定したIPアドレスまたはホスト名を思い出せない場合、その情報はサーバーの[セットアップ]タブにあるACCクライアントソフトウェアに記載されています。

レコーダーの設定 9

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2. Webインターフェイスへのログインとログアウト:

a. ログインするには、Webインターフェイスのユーザー名とパスワードを入力します。

ユーザー名は常に「administrator」になります。最初にデバイスにログインしたときに設定したパスワードを使用します。詳細については、「「ハードウェアの設置」(4ページ)」を参照してください。

WebインターフェイスのダッシュボートがWebブラウザに表示されます。

b. Webインターフェイスからログアウトするには、最上部のバナーの右側にあるログアウトアイコンをクリックします。

Web インターフェイス起動ページ

Webインターフェイスの起動ページは、ダッシュボードのナビゲーションバーと、ステータス情報を表示する以下の一連のペインで構成されています。

l ACC サーバー:ACCサーバーソフトウェアが動作しているときに実行中が表示され、それ以外の場合は停止が表示されます。パネルには、デバイスに関する技術情報(サイト名、サーバー名、サーバーID、サーバーのバージョン、ソフトウェアのバージョン、使用可能なカメラチャネルの数、および許可されているACCクライアントインスタンスの最大数)が表示されます。

l システム:デバイスが完全に動作可能なときに準備完了が表示され、そしてデバイスが再起動されたときに再起動中それから初期化中が表示されます。パネルには、デバイスに関する技術情報(製品名、部品番号、シリアル番号、およびファームウェアのバージョン)が表示されます。

l ストレージ:デバイスのストレージ容量とストレージディスクのステータスを表示します。

l ネットワーク - デバイス上の2つのアップリンクポートに関する情報を表示します。 をクリックして、絞りを開きます。

l PoE - 各PoEポートのステータス情報を表示します。パネル内のアイコンにより、使用中のポートの数、ステータス、速度、リンクが上か下かを簡単に確認できます。 をクリックして、 DevicePanel(デバイスパネル)を開きます。

ダッシュボートのナビゲーションバーのサービスおよびシステムカテゴリのメニューオプションを使用して、他のすべてのWebインターフェイスパネルにアクセスします。

l サービス:左側のサイドバーにあるACCを展開してサーバーページに移動し、デバイス上のACCサーバーをコントロールし、ログページでACCサーバーのサービスのログを表示します。

l システム:デバイスを設定し、そのステータスを表示するための5つのオプションにアクセスします。

Webインターフェイス起動ページ 10

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サーバーパネル

サーバーパネルでは:

l 一般ペイン:

タスク 操作

デバイスをシャットダウンする前に、すべてのサービスをシャットダウンします。

[停止] をクリックします。

サービスがシャットダウンされた後ですべてのサービスを起動します。

[開始] をクリックします。

ディスクドライブをフォーマットします。

Reinitialize(再初期化)をクリックしてすべての設定と記録済みのビデオデータを削除します。

Webインターフェイスにアクセスするために使用しているコンピュータにACCクライアントソフトウェアをダウンロードしてインストールします。

[ダウンロード] をクリックします。ダウンロードが完了したら、Webブラウザでダウンロードした任意のアプリケーションと同様にインストーラーを開いて、ソフトウェアをインストールします。

l ネットワークストレージ管理ペインを使用します。

ユーザーがACCクライアントソフトウェアを使用してこのデバイスからのビデオをアーカイブできるようにするには:

1. [有効] をクリックします。

2. [Protocol(プロトコル)] ドロップダウンリストで、次のいずれかを選択します。

l CIFS(CIFS)—共通のインターネットファイルシステムネットワークパスは一般的に次の形式を取ります://<ホスト名またはIP> /<パス>

l NFS(NFS)—ネットワークファイルシステムネットワークパスは一般的に次の形式を取ります://<ホスト名またはIP>:<パス>

3. [ネットワークパス]フィールドに、希望のビデオアーカイブロケーションへのパスを入力します。

4. そのネットワークロケーションに認証が必要な場合、[認証]チェックボックスを選択してから、[ユーザー名]と [パスワード]フィールドに認証資格情報を入力します。

5. [適用] をクリックします。

l サービスとRTPポートのペイン

デバイスとの通信に使用するUDPポートとTCPポートを変更するには:

サーバーパネル 11

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l サービスポートペインで、HTTP、HTTPSおよびUDPポートに使用する基本値を入力し、適用をクリックします。ポートのリストが更新されます。

l RTPポートペインで、UDPポートに使用される基本値を入力して適用をクリックします。RTPで利用可能なポートの範囲が更新されます。

重要:これらの変更は、システムの再起動後にのみ有効になります。プロンプトが表示されたら、システムを再起動します。

ログパネル

ログページを使用してサービスログを表示します。問題解決に役立てるために、通常Avigilonテクニカルサポートからログを求められます。

デフォルトでは、ログからの100件の警告メッセージがページに表示されます。

ログをフィルタリングして、必要な上布を表示することができます。

1. ドロップダウンリストで、必要になるアプリケーションログの種類を選択します。オプション:o 例外ログo FCP ログo サーバーログo WebEndpoint ログ

2. [最大ログ] ドロップダウンリストから、毎回表示させるログメッセージの数を選択します。

3. フィルターフィールドにテキストを入力して、ログリストにフィルターを適用します。

4. 更新ログを表示するにはSync(同期)ボタンをクリックします。

デバイスパネル

デバイスパネルでは:

l 一般ペインを使用して:Webインターフェイスでデバイスを

l 再起動します。デバイスが「Webインターフェイス起動ページ」(10ページ)から再起動するとき、デバイスの進行状況を監視することができます。

l ドロップダウンリストから、Webインターフェイスの言語を選択します。

l ホスト名ペインを使用して新しいホスト名を入力します。適用をクリックして変更を行います。

デフォルトのホスト名はサーバー名と同じです。サーバー名は、<モデル>-<シリアル番号>フォームにあります

ログパネル 12

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l パスワードペインを使用して管理者パスワードを変更します。

メモ:Webインターフェイスでデフォルトの「administrator」ユーザー名を変更することはできません。変更できるのはパスワードのみです。

1. パスワードを変更するには、現在のパスワードを[古いパスワード]フィールドに入力して、身元を確認します。

2. [新しいパスワード]フィールドに新しいパスワードを入力します。

3. [パスワードの確認]フィールドに新しいパスワードを再入力します。

4. [適用]をクリックして新しいパスワードを保存します。

注意—パスワードを忘れた場合、録画されたビデオと設定データは失われます。管理者パスワードをリセットするには、デバイスを工場出荷時のデフォルト設定にリセットする必要があります。こうすると、ハードドライブがフォーマットされて、構成データと録画ビデオも削除されます。工場出荷時の設定への復元の実行方法については、「工場出荷時の設定への復元」(39ページ)を参照してください。

l 時刻ペインを使用してデバイスが時刻を保持する方法をカスタマイズします:

l ドロップダウンリストからタイムゾーンを選択します。あなたがここで設定したタイムゾーンはACCクライアントソフトウェアで定義された録画スケジュールで使用されています。

詳細については、「「レコーディングスケジュールの設定」(26ページ)」を参照してください。

l NTPフィールドで、ネットワークタイムプロトコル(NTP)サーバーにより同期された時間を維持する(推奨)かどうかを選択します。

選択:

l DHCP—ネットワークで自動的に既存のNTPサーバーを使用する。

l 手動—このオプションを選択し、続いてNTPサーバーのアドレスを[サーバー]リストに入力します。リスト内のアドレスを追加および削除し、それらを並べ替えるコントロールがアクティブになります。

l オフNTPサーバーを使用していない場合。

メモ:NTPサーバーのデフォルトのセットは、常にサーバーリストにあります。デフォルトのリストは再配置または削除できません。

デバイスパネル 13

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l 0.pool.ntp.org

l 1.pool.ntp.org

l 2.pool.ntp.org

l 3.pool.ntp.org

[適用] をクリックして、時間設定を保存します。

l ファームウェアのアップグレードペインを使用して、お使いのデバイスのファームウェアの最新バージョンをインストールしたり、破損した場合、ファームウェアを再インストールしたりします。詳細については、「「ファームウェアのアップグレード」(37ページ)」を参照してください。

ネットワークパネル

ネットワークパネルでは、デバイスのネットワーク接続を変更できます。2つのネットワーク接続をサポートしています。1つは企業ネットワークを対象としたもので、もう1つはカメラネットワークを対象としたものです。

企業ネットワークは、通常、ユーザーにデバイスへのアクセスを提供するネットワークです。ACCクライアントソフトウェア経由でビデオをモニターするユーザーは、このネットワーク経由でデバイスに接続します。

カメラネットワークは、通常カメラのみが含まれる閉じられたネットワークです。これにより、録画に対する干渉の量が少なくなります。

メモ:企業ネットワークとカメラネットワークを異なるサブネット上に配置する必要があります。

ネットワーク接続に関する詳細は、「サポート対象のネットワーク構成」(3ページ)を参照してください。

ネットワークパネル 14

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ネットワークパネルの各ペインで次のどのアクションでも実行できます。

タスク 操作

デバイスがネットワークごとにIPアドレスを取得する方法を設定する

自動をオンにすると、接続されているネットワークを自動的に検出し(デフォルト設定)、手動で接続を指定するにはオフにします。手動で接続設定を入力する場合は、以下のフィールドに適切な値を入力します。

ネットワークパネルの各ペインで、接続されたネットワークを自動的に検出するには自動をオンに切り替え(デフォルト設定)、手動で接続を指定するにはオフにします。手動で接続設定を入力する場合は、以下のフィールドに適切な値を入力します。

l IP アドレス

l サブネットマスク

l デフォルトゲートウェイ

[適用] をクリックして、変更を保存します。

デバイスがDNSサーバーから名前付きアドレスを取得する方法を設定します。

自動をオンにすると、接続されているDNSサーバーが自動的に検出され(デフォルト設定)、手動でDNSサーバーを指定するにはオフにします。リスト内のアドレスを追加および削除し、それらを並べ替えるコントロールがアクティブになります。

PoE 電源への電力配分

4ポート式デバイス上のPoEスイッチコンポーネントでは、合計64Wの電力を接続されているデバイスに出力することができ、8ポート式デバイス上のものでは、合計128Wの電力を出力できます。いずれのPoEポートも16 Wを標準PoEデバイスに、また30 WをPoE+デバイスに出力することができます。これは通常、4ポート式デバイスが標準PoEデバイスを4つまで、またはPoE+デバイスを2つまでサポートでき、8ポート式デバイスが標準PoEデバイスを8つまたはPoE+デバイスを4つまでサポートできることを意味します。

上級ユーザーは、ポートごとにPoEの電力配分を手動で調整して、必要とされるカメラに常時対応できるようにすることができます。

各ポートのPoE配分を手動調整する場合は、ケーブルにおける電力損失の可能性も計算に入れる必要があることにご注意ください。ケーブルにおける電力損失の量がわかっている場合を除き、次の推定値を使用してください。

l デバイスの使用電力が16W以下の場合—2.5 Wの電力損失を想定します。

l デバイスの使用電力が16W超の場合—4.5 Wの電力損失を想定します。

ポートごとの推奨電力配分を計算するには、次の方程式を使用してください。

電力配分= <カメラの消費電力> + <想定されるケーブルの電力損失>

PoE 電源への電力配分 15

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例:次の4台のカメラを4ポート式デバイスに接続する場合:

HDドーム型カメラ2台 ( 9 W+2.5W) x 2 = 23 W

HD PTZ カメラ1台 25.5 W+ 4.5 W = 30 W

HDマイクロドーム1台 4 W+ 2.5 W = 6.5 W

合計 = 59.5 W

4台のカメラの合計消費電力は、PoEスイッチコンポーネントの制限値の範囲内です。

メモ:PoEポートに必要な電力の計算を誤った場合、合計出力が64Wを超えると接続されているカメラがシャットダウンすることがあります。

PoE 電源予算の割り当て

PoEページでは、接続されているデバイスにどれだけの電力が供給可能であり、また使用されたかを確認できます。すべてのポートのデフォルト設定は自動です。この設定は、ポートに接続されたデバイスが必要とする電力量を自動的に検出し、配分を設定します。各ポートについて、この設定を手動で調整するか、電源出力を完全にオフにすることができます。手動でポートの電力出力を調整する場合は、PoE電力配分を計算する必要があります。「PoE電源への電力配分」(15ページ)を参照してください。

ダッシュボードのナビゲーションバーからPoEをクリックしてPoEページを開きます。

電源容量バーは、PoEポートに接続されているすべてのデバイスに割り当てられている総電力量を示します。消費量バーは、接続されているすべてのデバイスで現在使用されている実際の電力量を示します。

各ポートに一定出力バーを使用して、ポートごとにPoE電力配分を設定します。

l オフをクリックしてポートへの電力出力を無効にします。ポートへの電力が無効になると、ポートは電力を出力しなくなりますが、任意のデバイスの標準ネットワーク接続の機能を果たすことができます。

ヒント:また、この機能を使用して、カメラをリモートで再起動することもできます。[一定出力]設定を[オフ]に設定したら、カメラの電源が切れるのを待ち、続いて[一定出力]設定を[自動]または手動に変更します。

l 自動をクリックして、接続されたデバイスの動作モードに応じてデバイスに自動的に電力が出力されるようにします。

l 手動をクリックして、ワット単位で電力配分値を入力します。ケーブルの電力損失の可能性も配分に含めるようにしてください。

ヒント:PoEとPoE+(802.3at)の両方の動作モードに対応するデバイスは、手動の16W配分を使用して非PoE+モード(802.3af)に強制することができます。

設定は[適用] をクリックするまで実装されません。

PoE 電源予算の割り当て 16

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[適用] をクリックしたら、次のメッセージが表示されたときにシステムが再起動することを許可します。

変更内容を適用すると、PoE受電デバイスに対して電源サイクルが実行される可能性があります。

Webインターフェイスによって画面が自動更新され、新しい電力設定の適用が完了すると、更新された設定が表示されます。

PoE の状態

「PoE」パネルでは、各ポートのステータスが[ステータス]列に表示されます。次の状態があります。

緑色

一定出力

PoEデバイスがポートに接続され、正常に動作しています。

高出力

PoE+がオンになっています。

灰色

切断 ポートに接続されているデバイスがありません。

出力なし

PoEポートの電源は、WebインターフェイスのPoEページからスイッチオフされます

黄色

過負荷

PoEデバイスはポートに接続されていますが、電力を受け取っていません。このステータスは、通常、一つのポートが過電流の場合や、デバイスが配分以上の電力を要求している場合などに生じます。

低出力

デバイスはポートから低電流を得ています。

赤 エラー

デバイスがエラー状態です。

ヒント:カメラを外した後で再度デバイスに接続した場合、このページを更新して最新のステータスを確認し、値を配分しなければならないことがあります。

システム ログパネル

システムログページを使用してデバイスのログを表示します。問題解決に役立てるために、通常Avigilonテクニカルサポートからログを求められます。

デフォルトでは、ログからの100件の警告メッセージがページに表示されます。

ログをフィルタリングして、必要な上布を表示することができます。

PoE の状態 17

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1. ドロップダウンリストで、必要になるアプリケーションログの種類を選択します。オプション:o システムログo ブートログo Web サーバーログ

2. [最大ログ] ドロップダウンリストから、毎回表示させるログメッセージの数を選択します。

3. フィルターフィールドにテキストを入力して、ログリストにフィルターを適用します。

4. フィルターを使用してログにフィルターを適用します。

5. 更新ログを表示するにはSync(同期)ボタンをクリックします。

システム ログパネル 18

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Avigilon Control Center™クライアントのインストールと起動

ACCクライアントソフトウェアをインストールするには:

1. インターネットへのネットワークアクセスを備えたネットワークワークステーションからWebブラウザを開きます。

2. ACCクライアントソフトウェアを、AvigilonWebサイトからダウンロードします:avigilon.com。

3. ACCクライアントソフトウェアを、デバイスへのネットワークアクセスを備えたワークステーションにインストールします。

ACCクライアントソフトウェアを起動、ログイン、ログアウトするには、以下の手順を完了してください。

ACCクライアントソフトウェアのスタートアップとシャットダウン

ACCクライアントソフトウェアをインストールした後に、アプリケーションを起動し、ACC ESHDレコーダーにログインします。

ACC クライアントソフトウェアの起動

以下のいずれかを実行します。

l スタートメニューから、[すべてのプログラム]または [すべてのアプリケーション]を選択し、Avigilon > Avigilon Control Center クライアントの順にクリックします。

l [ ] または[ ] デスクトップショートカットアイコンをダブルクリックします。

メッセージが表示されたら、サイトにログインします。ログインすると、カメラおよびビデオのみにアクセスできます。

ACC クライアントソフトウェアのシャットダウン

1. ACCクライアントソフトウェアの右上隅で、 > Exit (終了)を選択します。

2. 確認ダイアログボックスが表示されたら、はいをクリックします。

Avigilon Control Center™ クライアントのインストールと起動 19

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サイトへのログイン、およびログアウト

ACCクライアントソフトウェアの起動直後に、ログインするかどうかを尋ねられます。

ACCクライアントソフトウェアを起動すると、「1つ以上のサイトを選択します。」というメッセージが表示されます。新しいデバイスにのみ接続している場合、1つのサイトが左のナビゲーションパネルに表示されます。そうでなければ、同じネットワークに接続されているすべてのサイトのリストが表示されます。新しいデバイスのサイト名は、Webインターフェイスで割り当てたホスト名です。リストが長い場合は、サイトを探します…を使用してデバイスのIPアドレスまたはホスト名を指定できます。

デフォルトでは、ACC ESHDレコーダーが、ホスト名と同じ名前を持つサイトとして表示されます。

デフォルトのユーザー名は administratorです。パスワードはありません。初めてログインしたときに、サイト管理者のパスワードを変更するように求められます。

ログイン

1. ログインタブを開きます。クライアントソフトウェアを初めて起動する場合、ログインタブが自動的に表示されます。

ログインタブに手動でアクセスするには、次のいずれかを実行してください。

l ウィンドウの右上隅で、 > ログイン…を選択します。

l アプリケーションウィンドウの左上から、 をクリックして新しいタスクメニューを開き、

をクリックします。

2. 左側のログインタブで、サイトを1つ以上選択します。

ログインするサイトが表示されていない場合、サイトを探します…をクリックしてサイトを検出します。

3. 選択したサイトのユーザー名とパスワードを入力します。

4. [] をクリックします。ログイン

5. 二要素認証が必要な場合は、ダイアログボックスが表示されます。

a. 初めてログインすると、QRコードが表示されます。モバイルデバイスでは、GoogleAuthenticator™モバイルアプリやFreeOTP Authenticator™モバイルアプリなどのTOTP認証アプリでQRコードをスキャンします。QRコードをスキャンできない場合は、認証アプリに20文字のキーを入力します。

認証アプリには6文字の確認コードが表示されます。

b. 次にログインするときに、認証アプリを使用して認証コードを取得します。

c. 確認コード:ボックス内にコードを入力します。

サイトへのログイン、およびログアウト 20

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ヒント:30 日間このデバイスを信頼するチェックボックスをオンにすると、ログインするたびに認証コードを入力する必要がなくなります。

d. [] をクリックします。OK

選択したサイトにログインしています。

新しいサイトや切断されたサイトがオンラインになったときに通知する場合は、追加のサイトが利用可能になったら通知を受け取るチェックボックスを選択します。

クライアントソフトウェアを起動するたびにログインページを表示する場合は、[起動時にこのタブを表示する] チェックボックスを選択します。ログインするたびに表示しない場合は、このオプションを無効にして、クライアント設定ダイアログボックスで自動ログインを構成できます。

ログアウト

1つのサイト、またはすべてのサイトから、いつでもログアウトすることができます。

タスク 操作

1つのサイトまたは複数サイトからのログアウト

l System Explorer で、1つまたは複数のサイトを選択して右クリックし、ログアウトを選択します。

すべてのサイトからのログアウト

1. ACCクライアントの右上で > ログアウトを選択します。

2. 確認ダイアログボックスで、[はい] をクリックします。

ログアウト 21

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ACCソフトウェアの構成

ACCクライアントソフトウェアで以下の手順を完了して、新しくインストールされたデバイスと対応できるようにACCソフトウェアを構成します。

以下の手順のいずれかの詳細については、ACCClient ソフトウェアで提供されるヘルプファイルを参照してください。

Avigilon Control Center™のライセンス認証

カメラを構成してライブ映像または記録映像をモニターするには、事前にACCソフトウェアライセンスをアクティブにすることが必要です。ライセンスがない場合、1つ購入する必要があります。

この手順の実行中にACCシステムの他のコンポーネントが開始する場合がありますが、ライセンス認証が完了するまでいっさい機能を使用することはできません。

新しいACCクライアント使用のアプライアンスに初めて接続する際には、初めて使用するACCソフトウェアのライセンス認証を行う必要があります。ライセンスの認証後、すぐに認証を受けた機能を使用することができます。

1. 左上隅で をクリックして新しいタスクメニューを開き、 をクリックします。

2. サイトの[セットアップ]タブで、 をクリックします。

3. ライセンス管理ダイアログボックスで、ライセンスの追加…をクリックします。

4. 続いて表示されるダイアログボックスから、以下のタブのどれかを選択します:

l インターネットにアクセスしている場合は、自動タブを選択します。「自動ライセンス認証」(22ページ)に移動します。

l インターネットアクセスがない場合、またはプライベートイントラネットにシステムを維持する場合は、手動タブを選択します。「手動でのライセンス認証」(22ページ)に移動します。

自動ライセンス認証

自動タブで

1. プロダクトキーの入力セクションで、ライセンスキーを入力します。

2. 起動してサイトにライセンスを供与セクションで、[ライセンス認証を行う] をクリックします。

手動でのライセンス認証

手動タブで

ACC ソフトウェアの構成 22

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1. プロダクトキーの入力セクションで、ライセンスキーを入力します。

2. 起動ファイルの作成セクションで、ファイルの保存…をクリックします。

3. [名前を付けて保存]ウィンドウで、システムが生成した.keyファイルの保存先を選択します。必要に応じてファイル名を変更できます。

4. [保存]をクリックします。

5. .keyファイルをインターネットに接続しているコンピュータにコピーします。

Webブラウザを開き、http://activate.avigilon.comに移動します。

1. [ファイルの選択] をクリック、.keyファイルを選択し、[アップロード] をクリックします。生成されるライセンスファイル(.lic)が自動的にダウンロードされます。ダウンロードされない場合、プロンプトが表示されてからダウンロードを実行します。

2. ダウンロードされた.licファイルを、ACCClientソフトウェアがアクセスできる場所にコピーします。

3. 製品アップデートをAvigilonから受け取るように製品登録ページの手続きを完了し、[登録]をクリックします。

ACC Client に戻ります。

1. ライセンスファイルの適用セクションで、適用…をクリックします。

2. ダウンロードした .licファイルを見つけて、[開く]をクリックします。

3. ライセンスの確認ダイアログボックスで、OKをクリックします。

ライセンスの変更

ライセンス管理ダイアログボックスを使って、ACC6ソフトウェアのライセンスの追加、削除、非認証、および再認証ができます。詳細については、「Avigilon Control Center Client ユーザーガイド」を参照してください。

サイト管理者パスワードの変更

初めてサイトにログインした後に、デフォルトのサイト管理者パスワードを変更することをお勧めします。これは新しいサイトにのみ必要です。

メモ:これらのログイン認証情報には、Webインターフェイスの管理者名およびパスワードとは異なっています。

ライセンスの変更 23

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1. ログインすると、パスワードの変更ダイアログが表示されます。

2. 新しいパスワードを入力し、この新しいパスワードの確認を行います。

パスワードは最小限の強度要件を満たす必要があります。

l —パスワードは強度要件を満たしています。

l —パスワードは最小限の強度要件を満たしていません。新しいパスワードを入力してください。

パスワードの強度はどのくらい簡単に不正ユーザーが想定できるかで決まります。パスワードが強度要件を満たしていない場合、あなたにとって覚えやすい単語の並びでありながら、他人には思い浮かばないものを入力してください。

3. [OK] をクリックします。

警告—サイト管理者パスワードをお忘れの場合は、パスワードのリセット時に、サイトの全サーバーを工場出荷時の設定に戻す必要があります。このような問題を回避するため、その他最低1名のサイト管理者レベルのユーザーをバックアップとして作成することを強くお勧めします。

[セットアップ] タブへのアクセス

セットアップタブで、システムの設定ができます。

[セットアップ]タブで、System Explorer は左に表示され、設定は右に表示されます。[セットアップ]オプションは、System Explorer で選択されているサイト、サーバー、またはデバイスに応じて変化します。

[セットアップ]タブを開くには、以下のいずれかを実行します。

l アプリケーションウィンドウの左上隅で、 をクリックして新しいタスクメニューを開き、 サイトのセットアップをクリックします。

l System Explorer で、設定したいサイトまたはデバイスを右クリックして、それからセットアップをクリックします。

メモ:サーバー設定は、サイトまたはデバイスの[セットアップ]タブが開いた後でのみ使用できます。System Explorer で、設定したいサーバーを選択します。

Avigilon Control Center ソフトウェアへのカメラの接続

システムのすべてのカメラをACC ESHDレコーダーに物理的に接続した後、ビデオを録画し、検索インデックスに入れられるように、ACCソフトウェアに、カメラを接続する必要があります。

システムのすべてのカメラをビデオアプライアンスに物理的に接続した後、ビデオを録画し、検索インデックスに入れられるように、ACCソフトウェアに、カメラを接続する必要があります。

[セットアップ] タブへのアクセス 24

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1. サイトの[ ] タブで、セットアップをクリックします。

[デバイスの接続/切断…]タブが表示されます。

2. 見つかったデバイスエリアで装置を選択して、[接続…] をクリックします。

ヒント:デバイスを接続したデバイスリストのサーバーにドラッグすることもできます。

3. デバイスを接続ダイアログボックスで、デバイスを接続したいサーバーを選択します。

メモ:複数の装置に接続する場合、すべてのカメラで同じ接続設定を使用する必要があります。

4. サードパーティのデバイスに接続する場合、ネイティブのドライバでデバイスを接続することもできます。デバイスのタイプ:ドロップダウンリストで、デバイスのブランド名を選択します。ドロップダウンリストにオプションが1つしかない場合、システムはデバイスから1種類のドライバにもサポートします。

5. セキュリティで保護された接続をカメラがサポートしている場合、デバイスコントロール:ドロップダウンリストが表示されます。以下のオプションの1つを選択します。

メモ:カメラがサポートしているオプションが1つのみの場合、設定が表示されないことがあります。

l 安全—システムでは、カメラの構成およびログイン詳細がセキュリティで保護されます。デフォルトでは、このオプションが選択されています。

l 安全でない—カメラの構成およびログイン詳細はセキュリティで保護されないため、承認されていないアクセス権を持つユーザーがアクセスできる場合があります。

セキュリティで保護された状態で接続されているカメラは、 アイコン(状態列)で識別します。

6. ネットワークタイプドロップダウンリストで、カメラがLAN(ローカルエリアネットワーク)とWAN(ワイドエリアネットワーク)のどちらに接続されているかを選択します。

インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)がブロックまたは無効になっている場合は、ローカルネットワーク上のカメラに接続するためにWANネットワークタイプを選択します。

7. 表示されない場合は、 をクリックしてサイトビューエディタを表示し、System Explorer に表示されたデバイスを選択します。

l サイトディレクトリで、モニターを右のペインで上下にドラッグし、表示させる場所を設定します。

l サイトに フォルダが含まれる場合、左のペインでデバイスの場所を選択します。そのディ

Avigilon Control Center ソフトウェアへのカメラの接続 25

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レクトリに保存されているものを表示するために、右のペインが更新されます。

l 同時に複数のデバイスに接続している場合、ここで選択したデバイスは、同じ場所に割り当てられなければなりません。

ヒント:必要なサイトがリストに表示されない場合、デバイスを別のサーバーに接続しなければならない場合があります。選択したサーバーが必要なサイトに接続されていることを確認してください。

8. [OK] をクリックします。

9. デバイスがパスワード保護されている場合、デバイスの認証ダイアログボックスが表示されます。デバイスのユーザー名とパスワードを入力して、OKをクリックします。

レコーディング スケジュールの設定

すべてのカメラを接続したら、各カメラで映像を録画するタイミングを設定できます。

デフォルトでは、接続しているすべてのカメラにおいて、システムによるイベント検出時に録画する設定になっています。デフォルト設定を使用する場合、この手順は省略できます。

レコーディングスケジュールを割り当てるには、事前にテンプレートを作成しておく必要があります。このテンプレートを使用することで、複数のカメラに同じスケジュールを割り当てることができます。

録画テンプレートの作成

テンプレートに選択可能なイベントは、システム内のどの機能を使用できるかによって異なります。

メモ:システム録画スケジュールでは、レコーダーに設定されているタイムゾーンを使用することに注意してください。Webインターフェイスでのレコーダーの時刻設定の詳細については、「デバイスパネル」(12ページ)を参照してください。

1. サーバーの[セットアップ]タブで、[ ]をクリックします。[レコーディングスケジュール]ダイアログボックスが開きます。

2. テンプレート:リストの下で、[テンプレートの追加] をクリックします。

3. 新しいテンプレートの名前を入力します。

4. [エリアの設定]ボタンをクリックし、レコーディングモード:タイムラインでカーソルをクリックまたはドラッグして、カメラが1日中記録するイベントのタイプを設定します。レコーディングモード:タイムラインの個別の四角形を選択すると、その四角形が色付きで表示されます。

レコーディングモード:オプションは、次のものを含みます。

レコーディング スケジュールの設定 26

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l 継続の—常時ビデオを録画します。

l 動作—モーション検出時のみ、ビデオを録画します。

5. テンプレートの一部で録画を無効にするには、[エリアのクリア] ボタンをクリックしてから、タイムラインのカーソルをクリックまたはドラッグして、録画エリアの設定を削除します。

6. カメラが全日継続のモードで録画しない場合、レコーディングスケジュールでイベント間の参照画像を録画するようにカメラを設定できます。

l [以下ごとに参照画像を記録:]チェックボックスを選択し、参照画像ごとに時間を設定します。

毎週のレコーディングスケジュールの設定

カメラに曜日ごとにテンプレートを適用し、毎週の録画スケジュールを設定できます。

1. サーバーの[セットアップ]タブで、 をクリックします。[レコーディングスケジュール]ダイアログボックスが表示されます。

2. テンプレート:リストからテンプレートを選択します。

3. デフォルトの週エリアで、このテンプレートでカメラごとに適用される曜日をクリックします。

4. [] をクリックします。OK

データ エージングの設定

データエージングとは、記録映像の保存期間と時間とともに劣化する映像品質を定義します。ACCソフトウェアでは、記録済みの画像レートを徐々に下げることで、記録映像を長期間視聴できるようにしながら、同時に新しい録画用のスペースを確保します。フル画像レートの映像の保存期間を調整できるため、常に最高品質の映像を楽しむことができます。

使用できるデータエージングの量は、システムに接続されているカメラによって決まります。

毎週のレコーディング スケジュールの設定 27

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l JPEG2000またはJPEG圧縮のカメラでデータのエージングは次の3つのレートで使用できます:

l 高帯域幅は、録画を元の画質で保持します。

l ハーフ画像レートは、録画データの半分を廃棄して、新たな録画用のスペースを確保します。

l クォーター画像レート古いビデオを引き続き表示できるように、元の録画データの1/4を保持します。

l データのエージングをサポートするH.265とH.264カメラでは、データのエージングは2つのレートで使用できます。

l 高帯域幅は、元の高画質ビデオと、低解像度ビデオの2次ストリームを保持します。

l 低帯域幅は、ビデオ低解像度の2次ストリームのみを保持します。

メモ:データエージングは、2次ストリームを有効にした場合にのみ生じる可能性があります。

l データエージングをサポートしていないH.265とH.264カメラでは、高帯域幅ビデオのみ保持されます。

デフォルトでは、システムは、利用可能なストレージに応じて、最長時間の録画ビデオを保持するよう設定されています。

レコーディングおよびバンド幅ダイアログの下に、次のような文章が表示されます。

トータル記録時間の推定は一定レコーディングに基づきます

保持期間は、最大記録時間設定と平均ならしカメラデータ料金によって決定されます。システムは全保持期間分のデータ料金の見積もりしか出すことができませんが、実際の保持期間は最大記録時間5分単位での設定を超える可能性があります。

メモ:トータル記録時間列に表示されている時間は推定値です。

1. サーバーの[セットアップ]タブで、[ ]をクリックします。

[レコーディングおよびバンド幅]ダイアログボックスが開きます。

データのエージング列は、記録デバイス上にある空き容量に応じて、画像レートごとに推定の録画可能時間を表示します。

2. データのエージング列でスライダーを動かし、画像レートごとに保存するビデオの時間量を調整します。

l リンクされているすべてのカメラでデータのエージング設定を変更するには、リンクされている1つのカメラに対してスライダーを動かすと、リンクされているすべてのカメラが更新されます。

l 1つのカメラのデータエージング設定を変更するには、その名前の左にある アイコンをクリックしてそのカメラと他のカメラとのリンクを断ってから、変更を加えます。

データ エージングの設定 28

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3. 最大記録時間列で、カメラごとに最大録画時間を手動で入力するかドロップダウンリストからオプションの1つを選択します。

メモ:トータル記録時間列の推定時間が最大記録時間列に設定されている時間よりもかなり短い場合、カメラの実際の録画時間はトータル記録時間推定時間により近い時間になります。

4. [OK] をクリックします。

ユーザーおよびグループの追加

他のユーザーがシステムを使用している場合は、デフォルトの管理者アカウントを通じて、そのユーザーにアクセス権を付与するのではなく別のユーザーとして追加することをお勧めします。

個々のユーザーを追加するには、ユーザーがアクセス可能な対象を定義する権限グループの追加が必要です。デフォルトでは、以下の権限グループが設定されています。

l 管理者 —システム内のすべてにアクセスできます。

l パワーユーザー —システム内のほとんどの機能にアクセスできます。ただし、設定のインポートとエクスポートは利用できません。

l 制限されたユーザー —ライブ映像にのみアクセスが可能で、オーディオおよびデジタル出力を制御できます。

l スタンダードユーザー —ライブ映像と記録映像の両方にアクセスできます。ただし、設定変更はできません。

2名以上のユーザーをグループに追加することを管理者強くお勧めします。1人の管理者ユーザーがデフォルトの管理者パスワードをお忘れの場合は、2人目の管理者ユーザーがパスワードをリセットできます。2つ目の管理者ユーザーアカウントがない場合は、システムを完全にリセットする必要があります。

グループの追加

1. サイトのセットアップタブで、 をクリックします。

2. 次のダイアログボックスでグループタブを選択し、グループの追加をクリックします。

3. ポップアップダイアログボックスで、新しいグループのテンプレートとして使用する既存のグループを選択し、[OK] をクリックします。

ユーザーおよびグループの追加 29

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4. [グループの編集]ダイアログボックスで以下の手順を完了します。

a. グループに新しい名前を付けます。

b. ランク:ドロップダウンリストから、グループのランクを選択します。組織内階層全体を

編集または表示するには、 をクリックします。

c. 最低限のパスワード強度スライダーを動かしてグループの各ユーザーのパスワードの強度を設定します。

パスワードの強度は、どの程度推測しやすいかを判断するアルゴリズムによって決まります。文字数の最小限はありませんが、強度を強くするほど不正ユーザーがパスワードをクラッキングすることが難しくなります。

ヒント:ユーザーが頻繁にパスワードを変更することが期待される場合、強度を弱めてユーザーが新しいパスワードを選びやすくできます。

d. 二要素認証を有効化するには、必須チェックボックスをオンにします。

このグループのユーザーが次回ログインする際には、サイトにログインするためにモバイルデバイスに認証アプリをダウンロードし、QRコードをスキャンする必要があります。

適切な使用のために、リアルタイムのソースへのサーバーの同期を確保します。確認コードは、サーバーの時刻の+/- 5分以内にのみ有効です。これがユーザーのモバイルデバイスの時刻と一致しない場合、ユーザーはログインできません。

メモ:デフォルトの管理者は、二要素認証が自分のグループのために有効になっている場合でも、それなしでサイトにログインすることができます。

重要:二要素認証はACCモバイル2またはACCモバイル3のプレビューのアプリ、ACCVirtualMatrixソフトウェア、またはACCゲートウェイウェブクライアントではサポートされていません。二要素認証を有効にしたユーザーは、これらのプログラムにアクセスすることはできません。必要なとグループを選択します。

e. グループの権限:アクセス権:グループでアクセスしない機能やデバイスのチェックボックスを選択解除します。

5. 二重承認機能を有効にするには、デュアル認証の有効化をクリックします。

二重承認を有効にすると、このグループのユーザーは、認証グループのユーザーから許可を得ずに録画されたビデオをレビューすることができなくなります。

a. 以下のダイアログボックスで、トグルをクリックして二重承認を有効にします。

b. このグループのユーザーに承認を与えることのできるグループを選択します。

c. この機能を無効にするには、ダイアログボックスの上にあるトグルボタンをクリックします。

d. OKをクリックします。

グループの追加 30

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6. [メンバー]タブを選択すると、ユーザーがグループに追加されます。

[ユーザーの追加/編集]ダイアログボックスからユーザーをグループに追加すると、ユーザーは自動的にグループのメンバーリストに追加されます。

a. [] をクリックします。

b. この新しいグループに追加するユーザーを選択します。サイトに追加されたユーザーだけが表示されます。

ヒント:ユーザーの名前を[サーチ…]フィールドに入力すると特定のユーザーを検索できます。

c. [追加] をクリックします。ユーザーがメンバーリストに追加されます。

7. OKをクリックして、新しいグループを保存します。

ユーザーの追加

1. サイトの[ ] タブで、セットアップをクリックします。

2. [ユーザー]タブで、をクリックします。ユーザーの追加

3. [ユーザーの追加/編集]ダイアログボックスが表示されたら、[ユーザー情報]エリアを記入します。

4. このユーザーをまだアクティブにしたくない場合、[ユーザーの無効化] チェックボックスを選択します。無効のユーザーはシステム内にあってもサイトにアクセスできません。

5. [ログインタイムアウト]エリアで、[ログインタイムアウトの有効化] チェックボックスを選択して、Avigilon Control Center Client ソフトウェアがアイドル状態になってからユーザーがアプリケーションから自動的にログアウトされるまでの最大時間を設定します。

6. メンバータブを選択してこのユーザーをグループに割り当てます。

a. ユーザーが所属する各アクセスグループの横にあるチェックボックスを選択します。

他の2列は選択したグループの権限を表示します。

b. 一般タブに戻ります。

7. [パスワード]エリアで、以下のフィールドに入力します。

l パスワード:—ユーザーのパスワードを入力します。

l パスワードの確認—パスワードを再入力します。

l 強度—パスワードの強度を示します。強度はこのユーザーが割り当てられたグループによって決まります。ユーザーが複数のグループに所属している場合は、最も強度が高いパスワード要件を満たす必要があります。

パスワードは最小限の強度要件を満たす必要があります。

ユーザーの追加 31

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l —パスワードは強度要件を満たしています。

l —パスワードは最小限の強度要件を満たしていません。新しいパスワードを入力してください。

パスワードの強度はどのくらい簡単に不正ユーザーが想定できるかで決まります。パスワードが強度要件を満たしていない場合、あなたにとって覚えやすい単語の並びでありながら、他人には思い浮かばないものを入力してください。

l 次のログインでパスワードの変更を要求—最初のログイン後にユーザーがパスワードを変更しなければならない場合は、このチェックボックスを選択します。

l パスワードの有効期限(日):—パスワードを変更するまでの期限(日数)を指定します。

l パスワードの有効期限はありません—パスワードの変更が不要な場合はこのチェックボックスを選択します。

8. [] をクリックします。OKユーザーがサイトに追加されます。

この手順を繰り返して、必要なユーザーをすべて追加します。

高度な設定

お使いのシステムをさらにカスタマイズするために使用できる高度な設定の一部を次の一覧に示します。これらの設定の構成方法の詳細については、アプリケーションのヘルプを参照してください。

l カメラ設定の調整

l カメラの映像がわずかにぼやけたり不明瞭な場合は、カメラの画像およびディスプレイの設定を調整します。

l 異なる画像レートで録画するには、カメラの圧縮および画像レートの設定を調整します。

l 特定のカメラのアンビエントモーション検出の量を削減するには、動体検知の設定を調整します。

l 特定の場所のプライバシーを維持するには、プライベートなスペースが録画されないように、カメラの視野内でプライバシーゾーンを設定します。

l デジタル入出力の構成

l レコーダー上のデジタルI/Oコネクタは、独立したデジタルI/Oデバイスとして設定することができます。

l [デジタル入出力]ダイアログボックスを使用して、レコーダーのI/O設定を構成します。構成が完了したら、アラームやその他のシステム操作でデジタル入出力を使用できます。

高度な設定 32

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l アラーム

l [アラーム]ダイアログボックスを使用してアラームを作成および管理します。アラームが作成されると、[アラーム]タブやAvigilonControl CenterMobileアプリでアラームイベントを監視できるようになります。

l 自己学習型映像解析

l Avigilon自己学習型映像解析装置がある場合は、解析イベントダイアログボックスを使用して、分類された対象のモーション検出を設定します。構成が終了すると、特定のオブジェクトのモーションで注意が必要な場合に、イベントの受信、アラームのトリガールールの定義、ビデオの録画が可能になります。

l 電子メール通知

l システムイベント発生時にSMTPEメールサーバーからメッセージが送信されるように設定することができます。

高度な設定 33

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外部デバイスへの接続

外部デバイスは、I/O端末経由でレコーダーに接続されます。 I/O端子のピン配列を次の図に示します。

1. 出力2(リレー出力)—Form-Aドライ接点出力。アクティブなときは、端子が接続されています。非アクティブな場合、端子はオープン状態です。

最大負荷は30V、2Aまたは200 V、250mAです。

2. 出力2

3. アース(GND)

4. 出力1(リレー出力)—Form-Aドライ接点出力。アクティブなときは、端子が接続されています。非アクティブな場合、端子はオープン状態です。

最大負荷は30V、2Aまたは200 V、250mAです。

5. 出力1

6. GND(アース)

7. 入力4(アラーム入力)—アクティブロー入力。アクティブ化するには、入力をアースピン(GND)に接続します。非アクティブ化するには、切断された状態のままにするか、3~15Vを印加します。

8. 入力3

9. 入力2

10. 入力1

外部デバイスへの接続 34

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LEDインジケーター

以下の一覧に、ACC ESHDレコーダーのLEDの意味を説明します。

フロントパネルのLED

アイコン LEDの状態 説明

緑色 デバイスの電源が入り、稼働中です。

オレンジ色 デバイスを再起動中です。

オレンジ-点滅 工場出荷時設定への復元ボタンが押されました。

緑色 ハードディスクドライブが接続されています。

赤 ハードディスクドライブの接続にエラーがあります。

緑色 カメラはネットワーク接続とパワーオーバーイーサネット(PoE)の電源のスイッチを使用しています。

オレンジ色 カメラはネットワーク接続のみのスイッチを使用しています。

オレンジ-ゆっくり点滅

l 一方のポート

l 全ポート

システムオーバーパワーバジェット警告詳細については、Webインターフェイスの[PoE]パネルを確認してください。

システムの使用電力がPoE電力バジェットを超えているためポートがオフになっています。

システムがPoE電力バジェットを超えています。

詳細については、「「PoE電源予算の割り当て」(16ページ)」および「「PoEの状態」(17ページ)」を参照してください。

緑色-オレンジ色が交互に点灯

エラーのためにポートがオフになっています。

LED インジケーター 35

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アイコン LEDの状態 説明

オレンジ色 GigEネットワークリンクが存在します。

緑色 10/100ネットワークリンクが存在します。

オレンジ色 スイッチコンポーネントが、PoE出力機能の上限に達しました。

バックパネルのLED

アイコン LEDの状態 説明

緑色 ネットワークアクティビティが存在します。

オレンジ色 GigE速度でオン。10/100速度でオフ。

緑色 ネットワークアクティビティが存在します。

オレンジ色 100M速度でオン。10M速度でオフ。

バックパネルのLED 36

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ファームウェアのアップグレード

確実にレコーダーを最新のソフトウェアで動作させ、古いソフトウェアからアップグレードさせ、破損したファームウェアを交換するために、ファームウェアをアップグレードしてください。ファームウェアをアップグレードする際に、すべての現在の設定と録画されたすべてのビデオが保持されます。

破損したファームウェアをアップグレードするように選択すると、工場出荷時の設定に戻すことを回避するのに役立ちます。工場出荷時の設定に戻すと、構成されているすべての設定が失われ、記録済みのビデオがすべて削除されます。

ファームウェアをアップグレードまたは再インストールする前に、最新バージョンのファームウェア(.fp)ファイルをAvigilonWebサイト(avigilon.com)からダウンロードし、そして

1. Webインターフェイスを使用しているときにWebブラウザからインターネットにアクセスできる場合は、ダッシュボードから情報パネルに移動します。そしてファームウェアの更新をクリックします。

そうでない場合は、インターネットに接続されたワークステーションからavigilon.comに移動し、適切なACC ES(ACC ES)ファームウェアをダウンロードしてください。

2. ファイルをWebインターフェイスにアクセスできる場所に保存します。

ファームウェアを以下からアップグレードすることができます:

l Webインターフェイス

l デバイスに接続されたACCクライアントACCクライアントに付属のヘルプファイルにあるサイトのサーバーをアップグレードする手順を参照してください。

Webインターフェイスからファームウェアをアップグレードするには:

1. 次のいずれかの方法を使用します。

l ドラッグアンドドロップ

1. エクスプローラーを使用して、ダウンロードしたファームウェアファイルの場所に移動します。

2. エクスプローラーウィンドウ内のファイルをクリックし、'.fp' ファイルをここにドロップするか、クリックしてアップロードしますエリア上にドラッグします。

l クリックしてアップロードします。

1. '.fp' ファイルをここにドロップするか、クリックしてアップロードしますエリアでクリックします。Windowsの開くダイアログボックスが表示されます。

2. エクスプローラーを使用して、ダウンロードしたファームウェアファイルの場所に移動

ファームウェアのアップグレード 37

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します。

3. 開くダイアログボックス内のファイルをクリックし、開くをクリックします。

2. OKをクリックして続行を確認します。アップロードの進行状況インジケーターが表示されます。ファイルがアップロードされ、確認されるまで待ちます。ファイルが確認されると、デバイスは再起動します。デバイスが再起動している間にWeb UIの通信が失われましたメッセージが表示されます。この手順には数分かかります。デバイスが再起動すると、Webインターフェイスへの接続がWebブラウザに復元されます。

進行中のファームウェアのアップグレードは、アップグレードおよび確認段階でのみキャンセルできます。ファイルがダウンロードされる前にアップロードのキャンセルをクリックしてください。

メモ:アップロード段階またはアップグレードプロセス中にエラーが生じた場合や、ファームウェアが破損した場合は、ファイルを削除するように促されます。システムの再起動に伴いシステムが工場出荷時の設定に戻る場合があります。

ファームウェアのアップグレード 38

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リセットボタンの使用

リセットボタンはレコーダーの正面にあります。システムステータスLEDの左側にある、ラベルのない小さい○がこのボタンです。詳細については、「「正面図」(1ページ)」を参照してください。

リセットボタンには2つの機能があります。

l システムの再起動—レコーダーでシステムエラーが発生した場合、強制的に再起動させることができます。

l 工場出荷時の設定への復元-ACCソフトウェアが期待したとおりに機能しなくなった場合に、レコーダーを工場出荷時の設定にリセットすることができます。構成設定と収録されているデータはすべて削除されます。

メモ:リセットボタンを使用する場合、レコーダーに電源が投入されている必要があります。

システムの再起動

レコーダーでシステムエラーが生じてWebインターフェイスにアクセスできなくなった場合、物理的なレコーダーからシステムを再起動して問題の解決を試みることができます。

l 引き伸ばしたペーパークリップなどを使って、リセットボタンをそっと押し、離します。注意—過剰な力をかけないでください。工具を奥に押し込めすぎると、レコーダーが損傷し、保証が無効になることがあります。

重要:リセットボタンを長押ししすぎないでください。長押ししすぎると工場出荷時の設定に復元されてしまいます。

工場出荷時の設定への復元

ACCサーバーソフトウェアが期待したとおりに機能しなくなったり、管理者パスワードを思い出せなくなったりした場合に、レコーダーを工場出荷時の設定にリセットすることができます。

メモ:工場出荷時の設定に復元すると、すべての構成設定と録画したビデオが削除されます。

1. 引き伸ばしたペーパークリップなどを使って、リセットボタンを軽く押し続けます。注意—過剰な力をかけないでください。工具を奥に押し込めすぎると、レコーダーが損傷し、保証が無効になることがあります。

2. LEDがオレンジで点滅するようになるまで、ボタンを押すのをやめないでください。

リセット ボタンの使用 39

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制限付き保証および技術サポートこの製品のAvigilon保証条件は、avigilon.com/warrantyに規定されています。

保証サービスと技術サポートは、Avigilon技術サポート: avigilon.com/contact-us/に連絡して受けることができます。

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