aws free tier maximization

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AWS 料金節約術と豆知識

JAWS-UG 大分支部AWS 初心者向け勉強会 @ おおいた 2016 春

Kenkichi Okazaki

自己紹介• 岡崎 賢吉  (Kenkichi Okazaki)• 普段は社内情シスでインフラ担当しています

その前はポータルサイトの AWS への移行とか• 好きな AWS のサービス  Direct Connect, EFS  • JAWS の活動 情シス支部運営、 CLI 専門支部懇親会係• ランチ専門の JAWS-UG 六本木一丁目支部始めました

毎週 1 回開催中。週 5 回でランチハンズオンが目標• 趣味 地方の勉強会巡業(ただの懇親会荒らし)• ブログ 懇親会放浪記

• いつかは旅人

高くはないけど安くない AWS• 個人で使っている人は大抵思っている。• t2.micro インスタンス単体なら小遣いで続けられるけど、無料枠が切れた途端 ELB とかの課金が結構しんどい。懇親会参加費が…><

• AWS から値下げが度々発表される一方、ここ 4 年で 5 割以上の円安!この影響の方が実は大きく、我々には逆に値上げとなっている事実。

• 費用で他のクラウドへ浮気して欲しくないので…

無料利用枠を出来る限り使って

節約するための話をします。

一括請求を活用しよう

• 一括請求 (Consolidated Billing) とは、複数のAWS アカウントの請求をまとめるもの。

• 子アカウントの請求を親アカウントへ集約して、親アカウントで一括決済されます。

• この「まとめる」には、「クーポン(クレジット)」の適用も含まれます。そして無料利用枠も。

• ん? ということは…

一括請求を活用しよう

• アカウント作成から1年経過すると無料利用枠が切れて全て課金対象になります。しかしです。

• 新しいアカウントを作成し、これを親アカウントとして一括請求グループを作成。ここに古いアカウントを追加すると、親アカウントの無料枠が適用されます。

• 結果、1年経過後も無料枠が実質的に継続

一括請求の注意点

• 無料利用枠は一括請求全体で1つのみ適用無料利用枠を使っているアカウント同士を一括請求にすると、逆に課金されるので注意。

• 1年経過後アカウントの無料枠延長を狙って一括請求を組む場合、当然ですがその枠を食べに行くのですから新しいアカウント側では一切何も使ってはいけません。

• クーポンは全アカウントの物が相互に利用され請求額が最低となるように使われます。

無料利用枠の豆知識• 時間課金のサービスは毎月 750 時間分例えば EC2 インスタンスがこれにあたります。1 台のインスタンスを 750 時間なんてどこにも書いてない。そう、 2 台のインスタンスを 375 時間ずつでもいいんです。複数台同時稼働だって無料でできちゃう。日本語はよく読もう。

• EBS も同じです。 30GB 超過上等!

無料利用枠の豆知識• 25 ドルのクーポンは対象外サービスがある

AWSJ さんが配っているクーポンですが、これは対象サービスが決められています。クーポンを登録した画面で確認できます。

無料利用枠が無く、クーポン対象外のサービスもあります。これらは確実に課金されるので注意。(AWS WAF, WorkSpaces, ServiceCatalog 等 )

月額課金型サービスの豆知識

• 利用開始月の料金はサービスにより異なる翌月からは月初に月額料金が課金されますが、初月はサービスにより異なります。

• 利用開始”翌日”に月額料金満額が課金AWS WAF, Service Catalog などが該当。日割計算されず月末利用開始でも満額課金されるけど、課金開始日が翌日なのがポイント。

作成した当日中に削除すれば課金されません。

月額課金型サービスの豆知識

• 月末までの残り日数分の日割額が即時課金WorkSpaces がこれになります。即時課金されるため、すぐに削除しても月末までの残り日数分の日割額が発生します。

• 「残り」日数、ということは。月末最終日に作成した場合、月末までの残り日数は 0 日ですから、無料です!試したい方は月末に。ただし当日中に削除することを忘れないように注意。

(小ネタ ) 消費税

• 2015 年 10 月から東京リージョンだけでなく、どのリージョンを利用しても消費税を請求されるようになりました。もうじき 10% になるとも更に影響が大きい。(これは AWSJ さんによるものではなく日本の税制改変による変更です。念のため)

• 消費税の請求対象は日本のアカウント

• ん?

(小ネタ ) 消費税

• 台灣の住所と電話番号でアカウントを新規作成してみたら全て非課税でした。

• アカウントを作成した国が、消費税・ GST ・米国売上税・ VAT のいずれかに該当する場合にはその税金が課税され、全て該当しない場合は全く課税されないようです。

• ただしこれは日本国外に住所や電話がある人しかできません。 ネタということで…

• 会場限定ネタ ? (会場のみです)

まとめ

• こんな発表をすると中の人から刺されそうなので言い訳をしておきます。

• JAWS のメンバは個人アカウントで自費で AWS を使ってその成果を発表されている方が殆どでしょう。費用負担が増えることで使うのを躊躇してしまうのは残念なことです。料金で悩むことなく AWS を使い続ければ、 AWS 信者となり業務でも使う事になるでしょう。

• それは最終的には AWS さんの業績向上に貢献することとなると信じています。

• ありがとうございました。 質問は懇親会で!