超大量トラフィックとAWSと私

dots.サイトパフォーマンス部#12016-12-08

株式会社CyberZ 門田矩明

門田 矩明@CyberZF.O.X プロダクトマネージャー

技術戦略室 (now)サーバサイドエンジニア

Twitter @nottegrahttp://engineer-blog.cyber-z.co.jp/

先に言っときます

宣伝じゃないですよ

あとで話に出てきます

さて、皆さん

スパイクアクセスって

ご存知ですか？

突如やって来る

正常な超大量アクセス

→スパイクアクセス

Case 　　　　　超大手さんPush通知→アプリ起動

→起動計測リクエスト大量発生

SMAP解散

Case 　　　　　超人気配信主が配信開始Tweet

→Liveに大量流入

昇竜拳とも

言いますね

スパイクが来ると

そもそもどうなるか？

先に入口のELBが詰まる

ELBも内部でAutoScaling.ただ, 追いつかず500エラー

どちらのサービスも

サービス停止＝死

じゃあどうすればよいか？

1. 自前Pre-Warming2. 申請Pre-Warming3. ELBの台数を増やす4. DNSラウンドロビン5. ELB内部nodeを増やす6. DNSフェイルオーバー7. kinesisを使う

1. 自前Pre-Warming2. 申請Pre-Warming3. ELBの台数を増やす4. DNSラウンドロビン5. ELB内部nodeを増やす6. DNSフェイルオーバー7. kinesisを使う

申請Pre-Warmingとは

予め内部Nodeを拡張済みの状態にし、

一定期間保つことが出来る仕組み

AWSサポートに所定の依頼申請が必須a. 予想されるピーク時のリクエスト数

b. Pre-Warmingが必要な期間

Etc...

申請Pre-Warming注意

1. AWSサポートプラン(ビジネス以上)必須

2. 一度の申請で確保出来る期間は有限(２～３ヶ月ぐらい)

3. ぶら下がるEC2のインスタンスタイプや台数でPre-Warmingのキャパが決まる

4. とはいえ、ELB一台あたりにも限界があるので、静的確保必要(一台あたり十万rps)

2016-12-08現在

ALBもELBと同じ状況

※サポート確認済

やったね！Pre-Warmingでバッチリね

受けきったリクエストは

そのままEC2へ。

新しい戦いの始まり

だけど今回はここまで。

最後に

http://www.slideshare.net/tkmoteki/elbalb

Thanks! tkmoteki.

ご清聴ありがとうございました

You can find me at:@nottegra