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今年も注目!!!ヴァン・ナチュール・ヌーヴォー ≪ヌーヴォーから始まる“本物”との出会い≫ テラヴェール株式会社 東京都港区赤坂4-1-31アカネビル7TEL:03-3568-2415 FAX:03-3584-2681 2019 Beaujolais Nouveau Vin Naturel !!! (M.Lapierre) Ch Cambon, Georges Descombes, Philippe Pacalet

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Page 1: Beaujolais Nouveau Vin Naturel · Beaujolais Nouveau Vin Naturel !!! (M.Lapierre) Ch Cambon, Georges Descombes, Philippe Pacalet . 今年も注目!!!ヴァン・ナチュール・ヌーヴォー

今年も注目!!!ヴァン・ナチュール・ヌーヴォー

≪ヌーヴォーから始まる“本物”との出会い≫

テラヴェール株式会社 東京都港区赤坂4-1-31アカネビル7階 TEL:03-3568-2415 FAX:03-3584-2681

2019 Beaujolais Nouveau Vin Naturel !!! (M.Lapierre) Ch Cambon, Georges Descombes, Philippe Pacalet

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今年も注目!!!ヴァン・ナチュール・ヌーヴォー

≪ヌーヴォーから始まる“本物”との出会い≫

テラヴェール株式会社 東京都港区赤坂4-1-31アカネビル7階 TEL:03-3568-2415 FAX:03-3584-2681

「今までのどの年にも似ていない2019」

今までのどの年とも似ていない マルセルの時代から続く、毎年の天候と葡萄生育状況の記録。

毎年、その記録を参考に葡萄畑のケアをしてきたラピエール家。

2019年は、その記録のどの年にも当てはまらない特異な年となった。

開花時期は気温が低く、開花にバラツキがあった。

更に遅霜の影響で若芽の 10%以上が死滅してしまった。

春先に、既に収量が減る事が決定的に・・・。

6月以降は気温が上がり、乾燥が続いたのでカビが少なく

葡萄の衛生状態は完璧で、熟度も一気に上がっていった。

『粒が小さく凝縮した葡萄だがフレッシュさを持っている』

カミーユ、マチュ、そしてマリー 全房を使うボジョレーでは腐敗果は最大の問題。

夏場の乾燥が腐敗果を無くしてくれた事は 2019年の大きな利点となった。

春先の霜被害、猛暑によって葡萄が焼ける被害。

8月 18日の大雨と雹の被害。

どれも少しずつ彼等を苦しめたが、早い対応で被害は最小限で収まった。

『8月の雨の後、葡萄を健全に保つ為に畑に毎日入ったので夏休みはなし!』

8月 18日の大雨による被害は大きく、20~50%の葡萄を失った地域もあった。

ラピエールの畑は水はけが良いので雨の後、すぐに乾燥してくれたことで

被害は最小限に収まった。

『8月後半の日照が私達の葡萄を腐敗から救ってくれた』

収穫は 9月第 2週から。

ラピエールらしいフレッシュで伸びのあるスタイル、ドリンカブルなヌーヴォー!

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今年も注目!!!ヴァン・ナチュール・ヌーヴォー

≪ヌーヴォーから始まる“本物”との出会い≫

テラヴェール株式会社 東京都港区赤坂4-1-31アカネビル7階 TEL:03-3568-2415 FAX:03-3584-2681

暑い年こそリンゴ酸が大切 ラピエールの収穫は毎年決まった収穫人が集まり、

楽しく、明るく、パーティーのように進んでいく。

夜はマリーの料理とワインで疲れをとって明日に備える。

収穫チームの勢いそのままの味わいがラピエールの魅力!

ここ数年のフィリップは収穫時のリンゴ酸に特に注意を払う。

酷暑によってガメイは熟度を上げられるし、

潜在アルコール度数も 13度を超えることも少なくない。

『葡萄が成熟することは大切だけどリンゴ酸はもっと大切。

僕が考えるガメイは上品さや繊細さが必要』

高いリンゴ酸度を残すことが重要。

発酵後の酸度とフレッシュさを確保する事で

ワインに立体感が出てくるのだと言う。

収穫された葡萄は完璧!

粒が小さく凝縮しているが酸度も十分に確保している。

『ガメイはピノ・ノワールにも負けない上品さを持っている

今年のヌーヴォーを飲めば解ってもらえるはず』

簡単ではない2019年 2019年は 2018年ほど恵まれた年ではなかった。

造り手を悩ませたし、2018年以上に異常気象でもあった。

気候変動を嘆くのではなく、自然の驚異を注意深く観察しながら

最高のワインを醸す為に、その都度何をすべきかを考え、行動する。

当たり前の事だが、以前よりも正しい判断や早い対応が求められている。

『2019年は造り手の判断と努力によって美味しくもなれば

失敗の年にもなり得る。簡単な年ではなかったが満足している』

昨年より少し丸みがあり、柔らかい印象のワインに仕上がっている。

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今年も注目!!!ヴァン・ナチュール・ヌーヴォー

≪ヌーヴォーから始まる“本物”との出会い≫

テラヴェール株式会社 東京都港区赤坂4-1-31アカネビル7階 TEL:03-3568-2415 FAX:03-3584-2681

超濃厚ヌーヴォー 2018年のデコンブのヌーヴォーを飲んだ人は忘れなれないはず。

2018年は久し振りの最良年。

標高が高い畑が多いデコンブでは 2018年のような

生育サイクルの早い年は醸造に時間をかけられるので良い。

ラピエールの爽やかなスタイルとは正反対。

見た目通り、どっしりとして濃厚な味わいがデコンブの個性。

『標高の高いモルゴンの葡萄は

酸、タンニン、凝縮感の全てが高いレベルにある』

高い標高と高い樹齢 9月第 1週から始まったボジョレーの収穫。

デコンブは 9月第 1週まで夏休み・・・。

6,7月は 40度を越える酷暑が襲い平野部の葡萄は

焼けてしまった(20~50%減)がデコンブの畑は大丈夫。

『標高が高いので夜間冷え込む事。

更に樹齢が高いので根が深く伸びていることで

乾燥した夏でも地中深くの水分を得る事ができた』

完璧なんだよ! デコンブの収穫は周囲より 2週間遅い

9月 16日から始まった。

朝早く、暗いうちから始めて、

できるだけ低い温度でセラーに運び込む。

芯まで冷えた状態の葡萄を冷蔵庫にも入れず

直接発酵槽に投入して野性酵母で発酵。

『平野部ではない丘陵地の古い樹齢の

ヌーヴォーだからこその凝縮感、タンニン

酸がバランスする。完璧な年』

リピート率が 1番なのも納得です!

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今年も注目!!!ヴァン・ナチュール・ヌーヴォー

≪ヌーヴォーから始まる“本物”との出会い≫

テラヴェール株式会社 東京都港区赤坂4-1-31アカネビル7階 TEL:03-3568-2415 FAX:03-3584-2681

マルセルの意思を継ぐ3人のヴィニュロン

ジュル・ショヴェ、そしてマルセルの教え 60歳の若さで他界したマルセル・ラピエール。ボジョレー地区だけでなくフランス全土で彼のヴァン・ナチュールに対する考え方は多くの造り

手達に支持され急速に広がっていった。マルセルは78年より自然なワイン造りに傾倒していく。80年にジュル・ショヴェ氏と出会ったことで想

いは確信に変わったと言う。30年以上に渡って自然なワイン造りを追求し続けてきたマルセル・ラピエール。そのマルセルの一番弟子と言

われるのがジョルジュ・デコンブ。元々瓶詰め業者としてマルセルのボトリングを行っていたがマルセルの人柄、ワインに魅せられた。フィリッ

プ・パカレはマルセルの甥にあたる。理論的思考と幼い頃から肌で学んだマルセルからの教えを昇華させる。そして、毎年ラピエールの収獲

の手伝いに来ていたマリー。マルセルと意気投合し結婚、シャトー・カンボンを立ち上げた。マルセルのワイン造りは彼女の生活の一部だ。息

子マチューと共にヌーヴォーを醸す。

Marie Lapierre Philippe Pacalet Georges Descombes

ラピエール・ファミリー

フィリップ・パカレがマルセル・ラピエールを叔父に持

つという事は今では多くの人が知る事実である。実

際に、マルセルがパカレに与えた影響は非常に大き

い。マルセルのお陰でジュル・ショヴェとも出会い、

今のパカレのワイン造りの根幹となる理念に巡りあっ

たのだから。パカレは今年もボジョレー・ヴァン・ド・プ

リムールを造る。使用するのはラピエール・ファミリー

の葡萄。

『ガメイは本来エレガントなんだ』パカレ

偉大なる叔父が努力を注いだこのボジョレーの土地

をリスペクトしながら、パカレ流のヌーヴォーへと仕上

げて行く。彼の他のワインと同様に自然酵母のみで

発酵。醸造中にはSO2は加えず、必要に応じて瓶

詰め前に極少量のみ添加。ガメイ種は本来エレガン

トで気品のある品種と考えるパカレのヌーヴォーはフ

ェミニンで透き通る様な飲み口を持つ。また長熟の

ポテンシャルもあり、熟成後も楽しみ。

マルセルは飲み仲間

「私が造りたいのはこういうワインだ」初めてマル

セルのワインを口にした時の衝撃をジョルジュは

今でも忘れない。一番弟子としてマルセルのワ

イン造りの理念を学び、また、彼を通してジュ

ル・ショヴェの教えも学んだジョルジュ。彼の畑

はマルセルと同じヴィリエ・モルゴン村にある。花

崗岩の上に風化した粘板岩が重なるこの村か

らは、10あるクリュ・ボジョレーの中でも、力強く

骨格のしっかりとしたボジョレーが生まれる。

今注目の造り手

更にデコンブの畑は村の中で最も標高が高い

い。冷涼な気候と日夜の気温差が葡萄をゆっく

りと成熟させ、良質なタンニンを含み驚く程の凝

縮感と力強さをワインに与える。マルセルの意

思を継ぎ、モルゴンを代表するボジョレーの造り

手となったジョルジュが、今年も素晴らしいヌー

ヴォーを手掛ける。

妻であり

最高の理解者

甥っ子は

叔父を超えるか

マルセルの

一番弟子

マルセルとの出会いは葡萄畑

ある年のマルセルの元へ集まった収穫人の中に

マリーがいた。意気投合し結婚。結婚後は常にマ

ルセルの傍らで様々なヴィンテージを共に経験し

てきた。「なにも特別な事は無いわ。マルセルが

行っていた事を続けていくだけよ」今年も昨年同

様にマリーが中心となって、息子のマチュと共に

ヌーヴォーを仕込む。

鮮烈な赤系果実

シャトー・カンボンの葡萄から造られるラピエール

のヌーヴォー。天然酵母がもたらすグラスから溢

れる様な赤系果実の香りと旨味が特徴的だ。厳

しく選果した健全な房のみを仕込む事で、醸造

過程では一切SO2を加えず仕上げる。(瓶詰め

前にのみ極少量添加)またセミ・マセラシオンカ

ルボニックによる発酵中は出来る限り手を加えな

い。マルセルのヌーヴォーは最も近くでそれを学

んだ家族の手で今年も変わらぬ品質で造られ

る。