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会 員 名 (株)日立製作所
住 所横浜市西区高島1-1-2 横浜三井ビルティング
(川崎市内拠点)
ウ ェ ブ サ イ トhttp://www.hitachi.co.jp/
担 当 部 署 ・ 氏 名横浜支社 インフラシステム営業部 社会システムグループ木村 太紀
連 絡 先045-650-8511
会 社 概 要
社名:株式会社 日立製作所代表者:東原敏昭資本金:458,790百万円年間売上:9,616,202百万円創 業:西暦1910年従 業員数:320,725人本社所在地:〒100‐8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
水関連の技術、製品、ノウハウ /海外展開への取組
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HSWS(UAE)
MWSC(モルディブ)
製品・システム
EPC*
運転・保守
BOT*/BOO*/コンセッション
浄水場 下水処理場
洪水シミュレーション配水コントロールシステム
監視制御システム
海水淡水化
ROユニット
膜分離活性汚泥法システム
ポンプ (灌漑)
■日立の水ビジネス全体像
日立製作所を中心とする日立グループは、1世紀近くにわたり国内外で水源保全、上下水道、治水・利水、水再生、排水処理など様々な水環境分野で、幅広く製品やシステム、サービスを提供してきました。
*BOT:Built‐Own‐Transfer, BOO:Built‐Own‐Operate, EPC:Engineering, Procurement and Construction
水関連の技術、製品、ノウハウ海外展開への取組
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これまで培ってきた技術を活かして水循環の全体最適化に寄与する「インテリジェントウォーターシステム」(下記図)構想を推進していきます。高度な水処理システムと情報制御システムを融合した「インテリジェントウォーターシステム」を提案し運営効率の向上、環境負荷低減の最大化などにより、限られた水資源が有効に活用される都市の最適な水環境の実現を目指します。
Hitachi, Ltd.Hitachi (China) Ltd.
Hitachi Asia Ltd.
Hitachi Europe Ltd.
アジア・オセアニアアジア・オセアニア
■ パキスタン
■ タイ
■ インドネシア
■ 中国
■ ラオス
■ オーストラリア
■ 日本
■ スリランカ
■ シンガポール
■ インド
■ 台湾
■ パプアニューギニア
■ バングラディシュ
■ フィリピン
■ モルディブ
■ マレーシア
■ ベトナム
■ ネパール
Hitachi India Pvt. Ltd.Hitachi America Ltd.
グローバル実績
■上下水 : 約 50プロジェクト■膜水処理 : 約130プロジェクト■工業排水処理 : 約 60プロジェクト
国内実績
■浄水場 : 700箇所以上■下水処理場 : 600箇所以上■工場 : 500箇所以上
中東・アフリカ中東・アフリカ
■ ケニア
■ カタール
■ エジプト
■ ヨルダン
■ トルコ
■ シリア
■ UAE
■ ナイジェリア
■ セイシェル
■ オマーン
■ イラク アメリカアメリカ
■ ドミニカ
■ ガイアナ
■ グアテマラ
■ ボリビア
■ ホンジュラス
■ エクアドル
■ メキシコ
■ アメリカ
■日立の納入実績
■インテリジェント・ウォータシステム(IWS*)
*「IWS」は日立製作所の日本登録商標です。
水関連の技術、製品、ノウハウ海外展開への取組
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(当社比)
空調用電力
60%以上削減
・低温安定性 ・清浄性
・富栄養性
表層の海水温が高い赤道付近においても、深さ1,000m以深でおおむね5.0℃で安定しています。
太陽光が届かず、微生物が生育しません。河川から流れ込む有機物は沈降する間に分解され、高い清浄性が保たれています。
分解された有機物は無機栄養塩として蓄積され、植物の生育に必要な成分を多く含みます。
・再生可能資源
極地寒帯より常時供給される再生可能資源です。
(1)海洋深層水とは生物の呼吸と光合成がバランスする『補償深度』より深いところの海水のこと。一般的にはおよそ200m以深の海水を指し、水深400~1,000m程度のものが利用されています。
(2)海洋深層水の特徴
海洋深層水の特性を多段利用し、事業性の高いシステムを実現します。
ブルーアシストは、㈱日立製作所の日本商標です。
海水淡水化コスト
20%*DOWN20%*DOWN
消費電力
60%*DOWN60%*DOWN
*当社比、従来方式との比較。
(3)事業化調査・モルディブのマレ国際空港において、海洋深層水を利用した冷熱供給事業を計画。・これまで経産省・NEDOの「二国間クレジット」事業の枠組みで事業可能性調査を実施しました。
モルディブ, マレ島
t-CO2/年
t-CO2/年
(t-CO2/年)
[試算条件] 1)空調容量:約4,200kW(空港ターミナル用)2)従来システム:マルチパッケージエアコン
温室効果ガス排出量*1
78%削減2,900 t-CO2/年
温室効果ガス排出量*1
78%削減2,900 t-CO2/年
■海洋深層水多段利用ステム
温室効果ガス削減効果*1温室効果ガス削減効果*1
従来システム 提案システム
水関連の技術、製品、ノウハウ海外展開への取組
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・海水と下水系ROブライン水の混合水を海水系ROの供給水に利用することで脱塩に必要なポンプのエネルギー消費量を削減。
・海水取水量を削減することで取水設備を縮小可。⇒ 建設費の削減。
・高圧ポンプから中圧ポンプに変更可。⇒装置費用の削減。
・RemixWaterからのブライン水の塩濃度は海水の塩濃度と同等。・エネルギー消費量を削減することでCO2 排出量を削減。
・世界に先駆けて北九州市にて2年間の安定運転による実証完了(2013年9月時点)。
図. 従来法とRemixWaterのコスト比較
■RemixWaterシステム
(1) RemixWater システムとは・海水淡水化と下水再利用の統合システム
(2) RemixWater システム概要と従来海水淡水化システムの比較
(3) RemixWater システムの特徴
①省エネ
②低コスト
③低環境負荷
④高信頼性
[3‐4 MPa]
[6‐7 MPa]
30件以上の関連特許について国内・海外へ申請中。「Remix Water」は日立製作所の日本登録商標です。