【brocade openstack ソリューション】sanゾーン・コントローラ

SANゾーン・コントローラ

Nagendra Rao Jaladanki

2014年11月

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ご注意

このプレゼンテーションで取り上げている製品には開発途上のものもあり、リリース日程、価格、製品機能など、詳細には変更が加わることがあります。最終的に、ここで意図したような機能を果たさない製品になることもあり、また正規リリースまで至らないケースもあり得ます。正式リリース版はこのプレゼンテーションで説明する、事前バージョンとはかなり異なるものになる場合があります。

プレゼンテーションの内容は関係する製品やサービスについて、明示、非明示を問わず、法律上その他のどのような種類の保証とも見なされるものではありません。これは、商品性や、特定目的への適合性、第三者の権利侵害の有無などについての暗黙の保証も含みます。

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*** 注：バックドア機能や非公開コマンドは、内部使用に限定します。 ***

*** デバッグ・コマンドは常に技術サポートの指導の下で使用してください。 ***

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今回の内容

• 概要

• 目的

• 使用形態

• 構成ファイルの更新

• デモ

• Q & A


概要

• Cinder

• OpenStackでのボリューム管理の基盤

• Novaのコンポーネントnova-volumeが前身

• Folsomリリースからプロジェクトとして独立

• Volume Manager

• パーシステント・ストレージの作成/アタッチ/

ディタッチを管理

• Zone Manager

• ボリュームのアタッチ/ディタッチの際に、

SANファブリックのコンテキストを検出/設定


目的

• ゾーン管理の簡素化

• ゾーン構成とSANコンテキストを検出して、現在のゾーン・セットへの変更を自動的に実施

• ゾーンのライフサイクル管理操作のサポート

• ゾーンの追加/更新

• ゾーンの削除

• ゾーンの読み取り


使用形態

• アクセス制御の構成設定を自動化

• ゾーン・モードの構成

• 2つのモード：none、fabric


構成ファイルの更新

• /etc/cinder/cinder.confファイルに、下のオプションを加えて、

ファイバーチャネルのゾーニングを有効化

FCゾーン・マネージャのセットアップ


オプション名 = デフォルト値説明

[DEFAULT]

zoning_mode = none (StrOpt) FCゾーニング・モード。デフォルトはnone、ファブリック・ゾーニング

使用時はfabricを指定

[fc-zone-manager]

fc_fabric_names = None

(StrOpt)ファイバーチャネル・ファブリック名を、カンマ区切りで設定。

各SANファブリックに接続する際に、このリストの名前から、

ほかのSANクレデンシャルを取得

zoning_policy = initiator-target (StrOpt)ゾーニング・ポリシーを指定：Initiator-targetまたはinitiator

構成ファイルの更新（続き）


[fc-zone-manager]

brcd_sb_connector = cinder.zonemanager.drivers.brocade.brcd_fc_zone_client_cli.BrcdFCZoneClientCLI (StrOpt)ゾーニング操作の

サウスバウンド・コネクタ

fc_san_lookup_service =

cinder.zonemanager.drivers.brocade.brcd_fc_san_lookup_service.BrcdFCSanLookupService

(StrOpt) FC SANルックアップ・

サービス

zone_driver = cinder.zonemanager.drivers.brocade.brcd_fc_zone_driver.BrcdFCZoneDriver (StrOpt)ゾーン管理をする

FCゾーン・ドライバ

ゾーン・ドライバとルックアップ・サービスのセットアップ


• ゾーン・ドライバは、SSHを使ってゾーニング操作を実施する

• 下のパラメータで、ゾーン・ドライバとルックアップ・サービスを設定

構成ファイルの更新 SANファブリック・パラメータの設定



[BRCD_FABRIC_EXAMPLE]

fc_fabric_address = (StrOpt)ファブリックの管理IP

fc_fabric_password = (StrOpt)ユーザのパスワード

fc_fabric_port = 22 (IntOpt)接続ポート

fc_fabric_user = (StrOpt)ファブリック・ユーザID

principal_switch_wwn = None (StrOpt)ファブリックのプリンシパル・スイッチのWWN

zone_activate = True (BoolOpt)ゾーニングのアクティブ状態の

上書き指定

zone_name_prefix = None (StrOpt)ゾーン名プレフィックスの上書き指定

zoning_policy = initiator-target (StrOpt)ゾーニング・ポリシーの上書き指定

• SANファブリックのパラメータをファブリック・グループにまとめて設定

トラブルシューティング

• デバッグ出力は/etc/cinder/cinder.confでdebug=Trueを指定

• 冗長出力は/etc/cinder/cinder.confでverbose=Trueを指定

• アタッチ操作の際に、ゾーンが作成されない場合は、/etc/cinder/cinder.conf で、ゾーニング・モード、ファブリックIP、クレデンシャルをチェック

• アタッチ操作の際に、ゾーンがアクティブにならない場合は、/etc/cinder/cinder.confの

ファブリック・グループで、zone_activateのTrueをチェック

• ゾーニング操作ができない場合は、デバッグ出力と冗長出力を実施


デモ


全体図


Compute node Controller node

HBA 0

EMC VNX 5300

10.38.66.113/114

UBUNTU 12.0.4

Compute.67.149

UBUNTU 12.0.4

Hostname:

controller

Brocade VDX 6720

RLOM

51 62 73 84 139 1410 1511 1612 2117 2218 2319 2420

SAN Switches

HBA 1

Brocade VDX 6720

RLOM

51 62 73 84 139 1410 1511 1612 2117 2218 2319 2420

Brocade

5300

Emulex LPe12002

adapter

Brocade

5300

LAN

zoning_mode = fabric

[fc-zone-manager]

fc_fabric_names = openstack,openstack116

zoning_policy = initiator-target

brcd_sb_connector = cinder.zonemanager.drivers.brocade.brcd_fc_zone_client_cli.BrcdFCZoneClientCLI

fc_san_lookup_service = cinder.zonemanager.drivers.brocade.brcd_fc_san_lookup_service.BrcdFCSanLookupService

zone_driver = cinder.zonemanager.drivers.brocade.brcd_fc_zone_driver.BrcdFCZoneDriver

[openstack116]

fc_fabric_address = 10.38.66.116

fc_fabric_password = passw0rd

fc_fabric_port = 22

fc_fabric_user = root

principal_switch_wwn = 10:00:00:05:1e:0d:16:c8

zone_activate = True



ゾーン・マネージャの構成設定 cinder.confの設定

[openstack]

fc_fabric_address = 10.38.66.115

fc_fabric_password = passw0rd

fc_fabric_port = 22

fc_fabric_user = root

principal_switch_wwn = 10:00:00:05:33:38:fe:c5

zone_activate = True



ボリュームを作成


ボリュームをインスタンスにアタッチ


ボリュームをインスタンスにアタッチ（続き）ゾーン構成の詳細


ボリュームをディタッチ

ボリュームをディタッチ（続き）ディタッチ後のゾーン情報


THANK YOU

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本件に関するお問合せ

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ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社



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