c design - ざっくぅパーク(zaq) · 回路設計者が満足できるシステム...
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設計ネットワークシステム.doc
プリント配線版実装設計ネットワークシステム
CADsystem
dCesignPP
顧客満足最優先
dCesignPP
http://www2s.biglobe.ne.jp/~pcdesign
E-mail:[email protected]
プリント基板設計の極みを追及する
株式会社
PCdesign office Co.,Ltdピーシーデザイン設計事務所
TEL:078-935-2108 FAX:078-935-2076
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株式会社ピーシーデザイン
目次
3.従来設計のスタイル
3-1.従来設計の特徴
4.設計に求められるもの
5.提案設計スタイル
5-1.設計システム全体のブロック図
5-2.顧客-管理センター間の関係
4-1.各業者の思惑
4-2.基板設計者の一つの姿
3-2.従来設計の問題点
4-2-1.在宅設計
4-2-2.指名制度
4-2-3.CADの選択
4-2-4.機密保持
5-3.外注企業-CADメーカー間の関係
5-4.外注企業における問題点
5-5.管理センターの役割
5-6.CADのレンタルシステム
2.基板設計者の理念
1.本ネットワークシステムの理念
本システムの主たるPOINT
① プリント基板設計者の公開
② 外注企業の加盟組織
③ CADのレンタル化
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使用するCADは企業利益に貢献できるグローバルなシステム(回路解析、
シミュレーション、原価分析、基板設計、チェック、部品・製品調達管理、
製造情報(自動機、他)管理、製品検査対応、等)であり、ベストな基板設
計環境が構築できるシステムであること。
株式会社ピーシーデザイン
1.本ネットワークシステムの理念
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P CD e s i g n
回路設計者が満足できるシステム
回路の仕様を最大限満足させられる基板設計者を「顔」が見える形で選択で
きるシステムであること。
基板設計者のMotivationアップがはかれるシステム
回路設計者から高い評価の得られるブランド設計者への道が開けるシステム
であること。
CADの真髄が発揮できる設計システム
採用企業が機能本位で選択できるCADシステムであり、ブランド設計者自
身も優先的に使用できる環境であること。
コストが導入選択基準とならない為のシステムであること。
業界全体が取り組めるシステム
今までの1企業単位の限られた範囲内での設計スタイルから脱却して基板設
計業界全体で取り組むことができ、設計のレベルアップがはかれると同時
に、各企業の利益追求も可能なシステムであること。
基板設計者の活動が1企業の範囲内にとどまらず、業界全体として個人の設
計技術が評価されるシステムであること。
設計コストのmin化
本システムは、ツールであるCADシステム投資を必要最小限に抑え、設計
環境も在宅設計(通勤不要、事業所不要)を基本とすることにより、顧客へ
最大限の還元が可能となる。
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すべての顧客に対して誠意を持って接し、
最良の商品と喜ばれる技術を提供し、
共存・共栄をはかる。
夢と情熱に満ちた仕事をすること。
自分の仕事に誇りを持って、失敗を恐れずベストを尽くすこと。
会社及び個人にとって誇れる技術を創り上げること。
顧客と設計者の間に信頼のネットワークを築くこと。
人、物を愛し、職場に和と若さを保つこと。
顧客が満足する最高品質の商品を提供する。
顧客の要求に応えられる最新の情報収集に努める。
商品を、顧客の満足できる最短の納期で納める。
顧客との間に24時間のネットワークを構築する。
市場において、ベストな時間比ローコスト商品を提供する。
顧客が満足できるコミュニケーションを確立する。
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2.基板設計の理念
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PCDesign
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現在の基板設計の一般的な流れ
商品(製品)は、企画-開発-設計-生産-販売の流れを経て、ユーザーに消費され、継続的に保守メンテナンスが行われる。
顧客(回路設計)
① 顧客社内で設計
② 設計会社で設計
③ 基板製作会社で設計
④ 実装会社で設計
基板設計
回路設計者自身が基板設計を行えば、仕様を満足させることもできるが、実際には設計ツールであるCADの使用頻度が少ないため、設計効率の悪くなることが考えられる。
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3.従来設計のスタイル
プリント配線実装設計は、その中の中程に位置し、前後の繋ぎを有機的に融合し、開発商品の社内におけるQ(品質)C(コスト)D(納期)に大きく影響を及ぼす要の部分であると言っても過言ではない。
品質:製品仕様品質、生産品質(組立、半田付け)
コスト:部品(基板等)コスト、組立コスト
納期:開発日数、量産立ち上げ日数(部品調達、生産設備への対応)
こういった中において、プリント基板設計の実状は、下図のような対応がとられている。
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回路設計のノウハウ(仕様)を十分理解の上、設計が行え、設計過程のフォローも十分対応可能である。
① 顧客(ブランドメーカー)社内で行う設計
② 設計会社で行う設計
設計を主たる業務として行っている会社であるため、グローバルな顧客への対応が可能であり、回路仕様への対応能力には優れたものがあると言える。
しかし、その反面、その設計品を搭載する製品との関わりに関するノウハウの面(実装技術)やプリント基板そのものの製造に対するノウハウといった分野外の方面については、設計する上で推測の域を超えられないのが実状である。
③ 基板製作会社で行う設計
顧客自身でプリント基板を製作されることはまず無いため、通常基板製作メーカーに製作を発注されるのが一般的である。
その流れの一貫から、顧客から設計受注するケースである。
しかし、プリント基板の設計頻度は、製品開発の起伏、等に関連して平準化されたものにはなりにくいため、基板設計のためのインフラ(CADシステム、設計者の人材)投資をどの程度まで行うかは将来の経営計画、及び開発の重要度にも関連して決めざるを得ないのが実状である。
従って、通常考えられる整備は、必要最小限の投資にとどめ、開発のオーバー面については、外注設計でカバーする形態がとられる。
場合によっては、製品開発に直結する回路設計の範囲までを社内で行い、それ以降の設計については全面的に外注で行う形態をとる企業もある。
しかし、本業はプリント基板製作であるため、扱う基板外の設計となれば、多少分野外にならざるを得なく、営業面から考えても本業付随の設計になる傾向がある。
従って、基板自体の製造しやすい設計を基準に考えがちになり、顧客第一(如何にコンパクトに、組み立てやすい製品設計、といった、製品仕様設計の考え方)という観点からズレがちになりやすい傾向がある。
④ 実装会社で行う設計
一般的には組立を主たる業務としているため、基板設計の頻度は少ないことが考えられる。
顧客自身で組み立てる場合を除いて、社外で組立するとき、その流れの一貫から設計も発注されるケースである。
従って、通常は実装会社からの2次外注設計の形になりやすい。
会社規模にも応じて回路設計から一貫の流れとして基板設計を行う実装会社もある。この場合、基本的な考え方は、顧客内設計と同じように設計頻度に応じたインフラ整備を行う必要がある。
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3-1.従来設計の特徴
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顧客(回路の仕様を決定する方)の社内で基板設計を行う場合以外は、顧客サイドから観た場合、実質基板設計者の「顔」が見えないのが普通である。
① 設計者の変動:品質変動
設計場所、CADシステムの設備費にコストがかかり、設計者自身のプロ意識の度合い(サラリーマン的)から、結果的に顧客への見積もり高という形となって現れやすい。
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3-2.従来設計の問題点
顧客が外部企業へ設計を発注する場合は、基板設計者はその企業において選択され、顧客の意志がどれだけ反映されるか未知の部分がある。また、設計依頼の度に設計者が入れ替わることもあり、設計品に一定の品質を確保できにくい面がある。
それは、その企業の中には、将来を担う新人も在籍しており、養成上、設計経験をさせなければならないことからやむを得ない対応ともいえる。
② コスト高
それに加え、受注活動としての営業マン等の人件費も、必要以上にかかりやすい。
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Ⅰ. 回路仕様に対する高満足度
Ⅱ. 製品コストのmin設計
Ⅲ. 組立性最適化(生産設計)
Ⅳ. プリント基板の生産性設計
① プリント基板コストのmin化
② 高密度設計
・ 最適ランド、パッド設計
・ 設計技術
・ 層数の削減
・ 取り数(面付け)考慮設計
② 製造コストの削減(部品配置)
① 製造作り込み品質の確保
① 製作基板の品質確保
① 回路の種類に応じたノウハウの蓄積、及び実践
② 設計品の品質確保 ・ 部品形状、パターン、シルク、等
③ 仕様に対するコミュニケーションの信頼性確保
④ 納期に対する信頼性確保
本 事 業 計 画 の 最 大 の 目 的 は 、 顧 客 - 基 板 設 計 者 - C A D メ ー カ ー の 関 係 を 有 効 且 つ
円 滑 に 進 め る こ と に よ り 設 計 コ ス ト の 低 減 、 設 計 品 質 の 向 上 を は か り 、 顧 客 に 対 す る 満
足 度 を 最 大 限 に 発 揮 す る こ と に あ る 。
従来の設計の流れは上図の通りであるが、それを目的達成のために、設計のルーチンをスリム化し、効率的な設計体制をとることにある。
顧客(回路設計者)
管理センター(基板設計者)CADメーカー
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4.設計に求められるもの
プリント配線板実装設計のトライアングル
三者間の関係を一体化させるために、相互間の垣根(ロス)を最小限に抑えることが求められる。
理想的な関係
設計者自身の対応 基本的に籍を置く企業としての対応
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回路仕様、実装技術、基板知識、そしてCAD設計品質に優れた設計者に基板設計を行ってもらいたいと願っている。(社内設計、外注設計を問わず)
その設計者を公開名簿の中から自社内の設計仕様にマッチした設計者を複数選択できることは、製品設計のスピードアップと安定化につながる。
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4-1.各業者の思惑
Ⅰ. 顧客(回路設計者)サイド
顧客(回路設計者)・・・基板設計管理センター(基板設計者)・・・CADメーカー
Ⅱ. 基板設計管理センター(基板設計者)サイド
設計者自身の技術力向上への指針ともなり得る。ブランド設計者への道が築ける。
設計者のブランド化が促進され、ハンティング、トレードの可能性も出てくることが考えられる為、会社組織としての地位保全策も必要となる。
設計者個人としては、顧客と一対一の良い信頼関係を築けることが可能となる。
通常は、設計業者に、システムを販売することによって、業績が上げられ、それがブランドメーカーであれば、その額もさることながら、付随のシステム販売にもつながり、安定顧客の礎が築ける。
本システムは、CADのレンタル化も一つの提案であり、それが上記と比較してメリットある対応であるか懸念されるところであろう。
しかし、レンタルにした場合、顧客及び導入企業にとって必要最小限の設備投資が可能となるため、開発から製造まで一貫して優れたシステム(情報を共有化できるシステム)であれば、ブランドメーカーはもちろんのこと、中小企業といえども投資面から優れたシステムの導入が可能となる。
顧客としても、回路設計、シュミュレーション、等、基板設計の前段になる部分の投資に限定出来、それが基板設計、製造、販売に連結できるシステム(データの連携)であれば、決してデメリットになるとは考えられない。
即ち、コストのかかる後段の部分へ投資はせずにすみ、それ以降はローコストな外注設計体制がとれることになる。
設備投資は必要最小限に抑えたい。
基板設計ツールは高価であるため、安価である回路設計等の前段の部分への投資にとどめ、CADの能力を最大限に発揮出来る体制がとれればと願っている。
前段の部分が企業の底力を発揮する部分であり、それを「形」にする後段の部分は、必要最小限の設備投資に抑え、精鋭の設計者という体制が最良の方法と考えられる。
ブランド製造メーカーにとって一番必要とする部分へのエネルギー投入が必要最小限の投資により実現できる。
CADメーカーにとって、レンタルシステムは、個人を相手にする裾野の広い販売戦力ともなりうると同時に、利益率が高い。
※基板設計管理センターとは個人営業基板設計者及び社員として籍を置く企業を横断的に調整する組織
外注企業所属の設計者を公開することにより、業界全体へのアプローチができ、企業利益にもつながる。
設計技術力の向上に伴い、将来独立・起業化への掛け橋となり、稼働率の高いレンタルCADツールの選択も可能となる。(CADの遊びが少なく結果的にコスト減)
但し、その前提には自社内のノウハウ流出の防止策が十分にはかれるシステムでなければならない。
Ⅲ. CADメーカーサイド
満足できる設計者の確保
設計者の技術力向上
優れたCADの市場占有率向上
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下記のビジネススタイルをとることにより、顧客に対して、制御回路実装基板の分野において競合他社の一歩先をゆく技術・コスト・納期が提供できる。
① 設計者は在宅設計 : 年中無休 Open24 H体制可能
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4-2.基板設計者の一つの姿
② 指名制度:顧客回路設計者が基板設計者を選択できるシステム
顧客のニーズに応えられる体制の一つである。
③ CADの選択:顧客使用CADとの連携
顧客から指名を受けられるまでになるには、相当の努力を必要とするが、それまでの間はネットワークの一員としての役割を担い、技術力の向上がはかれる。
過去の経験を生かせる場合には、積極的に独自の営業活動を行うと同時に、「設計者リスト」記載事項の一層のレベルアップを図り、特定の顧客にとって欠かせない存在になることである。
⑤ 機密保持の体制
優れたCADの運用経験のある設計者であれば、そのCADを所有していなくても能力本位で対応可能となる。
現状では、企業の信頼度に基づいて設計依頼されるケースがほとんどである。実際の設計者はその企業の範疇で設計者選択が行われる為、設計品の品質にバラツキが生じるのは当然の結果ともいえる。
本システムでは、設計者が横断的に業界に公開される為、従来より範囲が拡大され、設計者個人が顧客の競合他社の設計を手がけることも十分ありうるため(現状でもありうるが)、管理センター、外注企業及び設計者個人に踏み込んだ機密保持体制が求められる。
設計者本人にしてみれば、将来独立、法人化が目指せる「プロ意識」が培われ、真の設計技術力を磨くことができ、独自の営業体制も可能となる。
「翻訳業」と同じ、手軽さで業務が行え、開発製品の中枢を担う基板設計という高い技術力を顧客に提供できる。
また、身体の不自由な人も就労が可能となる。
独立・起業編
所属管理センターの体制にもよるが、本内容の可能性もありうる。
但し、管理センター間の契約範囲内での活動となる。
しかし、基本は管理センター間との秩序(契約)の上に成り立つシステムといえる。
従って、機密保持もイコールその企業の信頼度ということになっているのが実状である。
基本的には設計者は「自分の技術力提供」を目的とし、機密漏洩を目的とはしないが、万が一、そのようなことがあった場合には法的に罰せられる仕組みも必要である。
また、公開に伴う設計者個人のプライバシー保護の仕組みも必要となる。
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4-2-1.在宅設計
① 設計者は在宅設計 : 年中無休 Open24 H体制可能
製造業の開発部門にとっては、新製品を競合他社に先駆けて市場に送り出すことが求められる。 それに応える方法として年中無休Open24Hours体制をとることにより、開発期間を半減させる。 顧客の休暇日(土、日、祭日、夏休み、冬休み)、時間外(夜中)にも営業することにより、設計日数を半減させる。 最近は、時短の影響により休暇日の多い企業が増えてきている。従って、稼働日数はどうしても少なくなり、新製品開発期間も長くなる傾向にある。 競合他社に先駆けて新製品を世に送り出すには設計日数を短縮する必要がある。 コンビニエンスストアの手軽さ、有効さを設計に取り入れ、結果的に設計日数密度を上げ、顧客の要望に応える。 これらは、個人による在宅設計により実現できる。
在宅設計により、今までのような就業場所を必要とせず、通勤のためのコスト、時間ロスを省けるため、その結果として顧客へコストの還元が可能となる。
問題は、設計者自身と家庭間の切り分けが行える「環境づくり」が求められる。
顧客の開発部門は特に、夜間、休日出勤を必要とする場合もあるため、その対応としても望ましい体制といえる。
言い方は適当でないかも分からないが、
基板設計者はプロ野球選手や俳優のように、
「基板設計」そのものが「好き」にならなければならない。
その結果、顧客に対する「ブランド設計者」という地位が築けるのである。
本システムでは、独立個人在宅設計者は、管理センターから見て、「登録性」による「会員設計者」という位置づけになるであろう。
外注企業所属(社員)の設計者に対しても、上記のような体制をとることも可能となる。
企業としても取り組めるスタイル
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② 指名制度:顧客回路設計者が基板設計者を選択できるシステム
株式会社ピーシーデザイン
4-2-2.指名制度
下表のような「設計者リスト」を顧客に公開し、実力、経験に応じて、指名を受けられる体制をとる。
氏名
愛称
TEL
住所
経験年数
設計層数
年齢
学歴
資格
経験分野
経験CAD 図研、***
所属企業 A社
******
******
******
兵庫県明石市
******
**大学**学部
一級基板設計技能士
***年
オーディオ
1~12層
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
顧客へは①でなく②の愛称で公開。
顧客へは「市」まで公開。
未公開。
公開。
公開。
未公開。
公開。
公開。
公開。
公開。
経験分野⑨ アナログ機器
デジタル機器
高周波回路
スイッチィング電源回路
映像回路
設計層数 片面⑩
両面
4層
得意
得意
普通
8層
12層
20層
普通
未経験
未経験
例
例
⑬
未公開。
<公開項目案>
※ 上記内容の「精度」は外注企業の信頼度に基づいた内容にすることが肝要である。
未公開。(顧客との調整段階で明らかになる)
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③ CADの選択:顧客使用CADとの連携
株式会社ピーシーデザイン
4-2-3.CADの選択
基板設計用CADには、いろいろなものがあるが、それぞれを所有していなくても、その運用(設計)経験があれば、本システムでは業務として設計可能となる。
CADシステム(例)
ZUKEN、MenterGraphics、YDC、Protel、ThinkTankCadence、FUJITSU、PADS、いずみやIC、ワコム、NCAD、CSI
CAE
CAD
CAM
回路設計
基板設計
ケース設計
資材情報
実装マシン情報
基板製作情報 メタルマスク情報
マウンタ情報
伝送回路解析
回路シミュレーション
原価分析
検図品質保証
製造メーカー(顧客)の範囲
保守メンテ、サービス情報CAT
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④ 機密保持
株式会社ピーシーデザイン
4-2-4.機密保持
前者の問題は、開発過程の漏洩が競合他社になされることを一番恐れると同時に、万が一そのようなことが起こった場合の保証能力を考えなければならない。
顧客との間の信頼関係を強固なものにするには欠かせない問題である。また、設計者個人のプライバシー保護の観点からも必要不可欠の問題である。
後者の問題は、自分のプライバシーが一部公開されるということに加え、特に副業として本設計業務を行う場合には、勤め先への影響も考慮する必要がある。
従って、設計者と管理センターとの間では機密保持契約とプライバシー保護契約が必要となる。
従って、顧客と管理センターとの間で機密保持契約が必要となる。
これらによって三者間の信頼を保つことになる。
また設計者には年齢制限は存在せず、優れた設計者は常時技術を磨くことができ、長くに渡って業界に貢献することが可能となる。
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顧客は、公開されている「設計者リスト」の中から自社の仕様に合致した設計者をリストアップ、または過去の設計依頼実績から判断し、管理センターに設計の打診を行う。
株式会社ピーシーデザイン
5.提案設計スタイル
管理センターは、「設計者暦」(案)に基づき調整を行う。
「設計者リスト」には、
① 愛称 ② 実名 ③ 年齢 ④ 住所 ⑤ 連絡先 ⑥ 経験設計分野 ⑦ 受注スタイル
⑧ 基板層経験 ⑨ 設計年数 ⑩ 経験CAD 等
が記載されており、その一部が顧客に公開されている。
設計者は、他の顧客の物件も抱えている場合があるので、詳細は外注企業と日程調整が必要となる。
CADを所有していない個人営業設計者に対しては、管理センターが調達管理する。
その場合、管理センターは、設計者のスケジュールに合わせ、「CADメーカー」に「工数ライセンス発行」を依頼する。
CADメーカーは、管理センターからの依頼に基づき、「ライセンス発行」(何日何時から何日何時まで)を行う。
管理センターは、事前にCADメーカーと工数に基づいた「レンタル契約」を交わしておく。
管理センターは、設計の進捗に応じて、ライセンスの延長及び短縮をCADメーカーに依頼できる。
設計者は、使用CADのライセンスストップ時間と設計完了時間の調整を事前に管理センターと行っておく。
本システムは、設備コスト、設計者コストを必要最小限にまで抑えた
究極の設計システムと考えている。
A企業
設計者① 空き
設計中設計者②
B企業
設計者① 設計中
空き設計者②
設計者暦 ※日々更新
個人
設計者① 空き
空き設計者②
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②管理センター
設計者リスト(公開)
CADメーカー
①顧客
設計者の顔が見えるスタイル「設計者を公開」
発注(個人設計者) ④個人
������������回路、基板
在宅ワーク
ライセンス発行
顧客の仕様を把握した設計者に顧客自身が選択して依頼するシステム
顧客の意向に応えられる設計者を顧客自身が選択して依頼するシステム
機密保持契約に基づいた設計委託システム
登録性
独立体
各種CADシステム運用経験者
常勤・非常勤を含めた設計者
年齢不問
設計者
在宅設計
①②③④相互に機密保持契約
(その道(仕様を知り尽くした)のプロに設計させる)
設計者自身は設計ツールCADを所有していなくても設計できるシステム
(そのメーカーのCAD使用経験があれば設計可能)
設計者リスト
過去の経験分野一覧掲載
経験年数
公開
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5-1.設計スタイルの全体ブロック図
③外注企業
設計者 在宅ワーク
設計者リスト
発注(企業向)
購入・レンタル契約
<管理センターの維持、管理方法>
外注企業により支えるシステム
見積書見積書
ライセンス発行
購入・レンタル契約
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顧客は、公開されている「設計者リスト」から依頼する設計者を指名し(場合によっては複数)、センターに見積依頼を行う。
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5-2.顧客←→管理センター(外注企業)間の関係
それぞれの企業は、顧客に対して見積りを提出し、最終的に1社に対して顧客が決定通知を行う。
顧客
管理センター
照合見積依頼
設計者リスト(基本的に外注企業から提出)
※ 基本的に管理センターは「設計者リスト」の公開管理を行うところであり、通常の設計依頼業務は顧客と外注企業間で行う。
外注企業
管理センターは、リスト内設計者の稼動状況に基づき、所属企業に打診する。
外注企業
公開インターネット及び広報等
見積提出
設計者リストは、外注企業(以下企業)から提出されたリストに基づき、原本と公開用リストの管理を管理センター(仮称)(以下センター)が行う。
企業は、設計者の最新の稼動状況をセンターに報告しておき、顧客に対するトラブルを最小限に抑える必要がある。
その間、各企業は、独自の営業を行うことができる。従って、次回から単独の指名を売ることも可能となる。
企業に属さない設計者(例えば個人事業主)もセンターに登録することも可能であり、設計者リスト記載対象にもなりうる。
この場合の受注管理は基本的にセンターが行う。
顧客が、本システム上で面識のない設計者、企業に本当に依頼しようと考えるかどうか?。 その懸念点を払拭するだけのメリットを出すことが管理センターに求められる。
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CADを所有していない在宅設計者には、事前にCADソフトをインストールしておき(CADメーカー了解の下)、その在宅設計者が設計を行う場合にCADメーカーからライセンスの発行を行い、CADを稼働状態にする。
社内設計者
外注企業
企業内勤務 社員又は個人事業主
社内設計者 在宅設計者
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5-3.外注企業←→CADメーカー間の関係
CADメーカー
ライセンス発行依頼
ライセンス発行
ライセンスの違法コピーが出来ない発行、解除システムが必要。
レンタルシステム
企業内勤務
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本システムは、設計者のブランド化も大きなテーマとなるため、本人の努力次第では他企業からのハンティングや設計者個人の所属企業からの飛び出し(独立、他企業への移籍)が懸念される。
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5-4.外注企業における問題点
そうなった場合、企業にとっては大きな損失となりかねない。
設計者自身のモラルの問題もあるが、基本的に所属企業に対して損失を与えない為の何らかの歯止め策が求められる。
この保護策がなければ、どの企業も本システムへの参画は敬遠されることになる。
企業にとって、優秀な設計者を育成し確保し、業界にも認められる存在になることは、強いては営業戦略の大きなメリットとなり、いわゆるプロ野球でいうFA宣言対象設計者(トレード含む)に対する考え方を同じようなシステムを取り入れることが、業界の発展にもつながっていく。
例えば、設計者が所属企業から旅立つに当たっては、入社時点にさかのぼって双方で納得行く取り交わし(誓約書なるもの)を行っておくとか。
所属中に習得した設計思想やノウハウが1個人のものであってはならないのである。
顧客の指名は、1個人の設計能力に加え、企業のシステム(進め方やチェック方法など)に対しても指名を行っているということを理解しなければならない。
また、企業内には長年培った設計手法、ノウハウがあり、それを顧客にかって頂いている面もあり、現在取引している顧客が本システムの公開によってライバル企業の情報も知り得て客を持っていかれることなどが懸念される。
それは、また、逆のこともいえるのであって、顧客獲得のチャンスにもなり得るのではないでしょうか。
即ち、優れた企業が切磋琢磨して業界のレベルアップにつながっていくものと信ずる。
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管理センターは、新たに参画希望する外注企業を発掘し、個人レベルの設計者も登録しやすい環境を整え、顧客のニーズに応えられるシステムの向上に努めなければならない。
管理センター
基板設計応募者
登録
③ 個人設計者の募集:登録制、独立支援システム
登録者の企業への紹介
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5-5.管理センターの役割
① 顧客に対して「ブランド設計者」の提供
独立
② 外注企業の募集:企業の営業的役割
参画外注企業が支える
管理センターは、新たに参画希望する外注企業を発掘し、個人レベルの設計者も登録しやすい環境を整え、顧客のニーズに応えられるシステムの向上に努めなければならない。
(案)年会費
基板設計者を求める企業の「楽天」版、「Yahoo」版
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CADメーカーは、「レンタル契約」を管理センターと取り交わし、時間割レンタル料を決定する。
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3-6.CADのレンタルシステム
レンタルの具体的な計算例(推定)
購入価格:1000万
<購入の場合>
リース価格:1092万 7年リース:156万/年、13万/月、4,300/日
レンタル価格:1万/日、または1,000/時間
保守:84万/年、7万/月、2,300/日
<レンタルの場合>
「ライセンス」は、現在「ネットワークライセンス」(パソコン内設定)と「キーライセンス」があるが、基本は通信を通じて、直接対象パソコンへ「発行」「解除」の設定が行えるようにする。
違法使用ができない仕組みとする。
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本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載することは禁止します。
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