平成 18年 3月期 決算短信(連結) 平成 18年 5月 19日

株式会社 ＧＳＩクレオス8 1 0 1 上場取引所 ： 東証･大証

(URL http://www.gsi.co.jp) 本社所在都道府県 東京都

代 表 者 大工原 泉問合せ先責任者 松下 康彦 TEL (03) 5211 - 1802　　　

決算取締役会開催日　平成 18年 5月 19日米国会計基準採用の有無 無

１. 18年 3月期の連結業績（平成 17年 4月 1日 ～ 平成 18年 3月 31日）(1)連結経営成績 (金額の表示 百万円未満切捨て)

18年 3月期17年 3月期

％ 円

18年 3月期 △ 61 06 -17年 3月期 6 64 -

(注) ①持分法投資損益 18年 3月期 △1百万円 17年 3月期 △0百万円 ②期中平均株式数（連結） 18年 3月期 64,475,742株 17年 3月期 64,504,592株 ③会計処理の方法の変更 無 ④売上高、営業利益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率

(2)連結財政状態

百万円 百万円 円

18年 3月期 7117年 3月期 54

(注) 期末発行済株式数（連結） 18年 3月期 64,465,454株 17年 3月期 64,487,554株

(3)連結キャッシュ･フローの状況

18年 3月期17年 3月期

(4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項 連結子会社数 11 社 持分法適用非連結子会社数 - 社 持分法適用関連会社数 2 社

(5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況 連結（新規） 3 社 （除外） - 社 持分法（新規） - 社 （除外） - 社

２. 19年 3月期の連結業績予想（ 平成 18年 4月 1日 ～ 平成 19年 3月 31日 ）

　

中 間 期通　　期

（参考）１株当たり予想当期純利益（通期） 9円 31銭※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は 今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。 なお、上記業績予想に関する事項については、添付資料の６ページをご参照下さい。

売 上 高 経 常 利 益 当 期 純 利 益

営業活動による

△ 453284

百万円

△ 2,58756

11,911

( △2.5)

当 期 純 利 益

投資活動による

総 資 産

64,69267,943

株 主 資 本

12,696

銭

経 常 利 益百万円 ％

-

(△46.0)

銭

潜在株式調整後１株当たり当期純利益

営 業 利 益百万円 ％

(△43.2)

１ 株 当 た り当期純利益

百万円

(△44.5) (△47.7)

( 7.9)

売 上 高経常利益率

株主資本当期純利益率

総 資 本経常利益率

882 636

キャッシュ・フロー百万円

△ 3,921437( - )(△58.2)

キャッシュ・フロー

-

103,250

47

財務活動によるキャッシュ・フロー

百万円

現金及び現金同等物期 末 残 高

3,566

0.6 2.9 0.9

196

円

10,484

％

0.5 ％

0.3

百万円

22.5

銭

236

上 場 会 社 名

コ ー ド 番 号

111,386 500

売 上 高 ％

執行役員経営企画部長 代表取締役社長

353

百万円 ％

50

株主資本比率

％

19.6

△28.1

15,263

１株当たり株主資本

600

百万円 百万円 百万円

100 700

53,000 110,000

- 1 -

１．企 業 集 団 の 状 況

当社グループは、(株)ＧＳＩクレオス(当社)と子会社25社、関連会社8社で構成されており、糸からアパレル

までの繊維関連事業および機械、化成品、その他商品の非繊維関連事業を主な事業とし、これら関連商品の事業

も営んでおります。

各事業における当社および関係会社の位置付けは次のとおりであります。

得 意 先

子会社 関連会社

☆ GSI Holding Corporation ※ Mecanix,LLC

※ Nano Graphite

☆ GSI Exim America, Inc. Materials, Inc.

GSI Europe-Import+Export GmbH

☆ GSI Trading Hong Kong Ltd.

☆ GSI (Shanghai ) Ltd.

GSI (Shenzhen ) Ltd. 関連会社

GSI Creos Brasil Ltda. MGS Foods Industria

e Comercio Ltda.

GSI Creos Korea Co.,Ltd.

中興郡産富田集団有限公司

北京吉思愛針織有限公司

吉思愛(上海)工程塑料加工有限公司

当 社（ 株 式 会 社 Ｇ Ｓ Ｉ ク レ オ ス ）

繊 維 関 連 事 業 非 繊 維 関 連 事 業

関連当事者

グンゼ(株)

関連会社

大連保税区佰龍郡産工貿有限公司

無錫奥田服装有限公司

ＭＤＴジャパン(株)他１社

☆ 連結子会社※ 持分法適用関連会社

は商品等の流れ

子会社

☆ (株)セントラル科学貿易

☆ 大三紙化工業(株)

☆ (株)ジ ー マー ク

☆ (株)オフィス・メイト

☆ (株)ソルシステムズ

関連会社

日新シール工業(株)

子会社

日神工業(株) (株)メナオ

但馬合繊(株) ☆ (株)セフィオ

☆ (株)いずみ (株)ソフィア

(株)神戸ソフィア 他２社

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２．経 営 方 針

１．会社の経営の基本方針

当社の企業理念は、存在理念、経営理念、行動理念から構成されております。その中核で

　 ある「存在理念」の中に謳っておりますとおり、当社グループは「次代の生活品質を追求す

るビジネスプロデューサー」として、「株主」「取引先」「従業員」等すべての当事者の信

頼と期待に応え、その幸せを実現することを経営の基本方針としております。

２．会社の利益配分に関する基本方針

当社は、株主に対する安定的な利益配当が最重要経営課題の一つであり、一日も早い復配

の実現を喫緊の課題として日々の経営活動に取り組んでおります。

復配後は、中長期的展望にたった投資等に資するための内部留保にも努めてまいります。

３．目標とする経営指標

当社は、収益力の強化と財務体質の改善を図り、効率経営を進めるための最適な経営指標

としてＲＯＡ（使用総資本利益率）を採用しております。利益の増大と総資産の圧縮をさら

に進めることにより、当面の目標値を３％といたします。進捗度の評価につきましては、事

業本部ごとに個別目標値を設定するとともに、人事評価においてもこの数値を使用するなど

徹底を図っております。

４．中長期的な会社の経営戦略

　　 当社グループは、次代の生活品質の向上につながる商品やサービスを供給する事業創造型

　 企業として、差別化材料を基軸として独自の機能を構築し、リスクとリターンのバランスの

　 最適化を図りつつ、収益基盤の強化をめざしてまいります。

繊維関連事業は、2005年度 においてアパレル関連事業の構造改善を断行するとともに、

2006年4月に、従来の３事業本部を１事業本部に統合・再編し、中国拠点の繊維営業部隊をも

繊維事業本部の統括下に置く抜本的な機構改革を実施いたしました。2006年度を初年度とす

る中期３ヵ年計画では、顧客起点を重視した総合的なマーケティング戦略のもと、当社グル

ープの強みである川上分野をベースとして、川下分野に至るグループ全体の機能を連携し、

素材調達力や生産・物流機能の強化を進めながら提案型ＯＥＭ事業の拡大ならびにブランド

関連事業の再構築を実現し、業界において独自のポジショニングを獲得してまいります。

　 　非繊維関連事業は、ライフサイエンス、機能性機材、プラスチックおよびアメニティの４

　 分野においてメーカー型商社としての機能を一層強化し、高付加価値化をめざしてまいりま

　 す。また、次代のコア事業の中心領域として経営資源を集中投入すべき事業分野を定め、積

　 極的な業務提携や投資計画を策定することにより、効率的で独自性の高い事業構成の実現に

　 努めます。

- 3 -

　 　ナノテクノロジー事業は、当社独自の構造であるカップ積層型カーボンナノチューブの応

　 用分野を、複合材料、燃料電池およびバイオテクノロジーの３分野に絞った既定方針に従い、

　 各分野における事業パートナーとの開発戦略を強化することによって商品化を一層促進する

　 とともに、開発商品の販売についても当社のネットワークを活用することにより、業績への

　 貢献を確実なものにしてまいります。

　 　海外関連事業は、日本市場の成熟化やＢＲＩＣＳの台頭など市場構造の変化を踏まえ、グ

　 ローバルベースで対象商材の適地調達、適地生産、適地販売の仕組みを構築いたします。特

　 に中国においては、国内販売権と輸出入権を有する会社を新たに設立し、上海現地法人の実

　 質的な改組（機能強化）を行うとともに、増員により営業力を強化し、日本との連携を深め、

　 商権の確立と拡大に努めてまいります。

５．会社の対処すべき課題

当社は、本日開催の取締役会において、法定準備金を取崩し、未処理損失を補填する議案

を、平成18年6月29日開催予定の当社第76期定時株主総会に付議することを決議いたしまし

た。従いまして、繰越損失の解消を踏まえた配当可能利益の確保こそが最優先課題であり、

繊維関連事業の抜本的な改革プランを着実に推進することによって付加価値額の増大とコス

ト効率の改善を同時に実現する所存であります。また、非繊維関連事業においては、主要取

引先との連携を一層強化することで、差別化素材や高付加価値商品の取り扱いを拡大し、粗

利率の向上をめざしてまいります。

　加えて、業務の効率化により経費構造の改善を進めるとともに、資産の圧縮による使用資

金の削減を図り、有利子負債を削減し、財務体質の更なる改善を進めてまいります。また、

リスクマネジメントおよびコンプライアンス体制を整備し、健全に内部統制が機能する仕組

み作りに努めてまいります。

６．親会社等に関する事項

該当事項はありません。

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３．経 営 成 績 及 び 財 政 状 態

１. 経営成績

当期中のわが国経済は、企業収益の改善による設備投資の拡大や外需拡大に伴う輸出の増加に

　　加え、雇用情勢や所得環境の改善により、個人消費が明るさをとりもどすなど、総じて緩やかな

　　回復基調で推移いたしました。一方、海外においても、米国経済が設備投資や個人消費に支えら

れ、引き続き好調に推移しましたほか、アジアでも中国経済が投資拡大による高い成長を持続す

　るなど、ヨーロッパを含め世界経済は着実な回復傾向となりました。

このような経営環境のなか、繊維関連事業は婦人アパレル事業における改善計画を推し進める

一方で、総合的な構造改革に取り組んでまいりました。

　なお、当期より、海外現地法人の子会社２社と繊維関連事業を営む国内子会社１社については、

重要性が増したため、連結の対象としております。

まず、損益の状況をみますと、当期の売上高は連結子会社の増加に伴い 111,386百万円と前期

比 8,136百万円、7.9%の増収となりましたが、利益率が全体で前期比 0.4ポイント低下しました

ので、売上総利益は 13,252百万円と前期比 527百万円、4.1%の増益にとどまりました。販売費及

び一般管理費は、期中を通して節減に努めましたが、新たな連結子会社の経費や貸倒引当などに

より、前期比 908百万円、7.7%増加の 12,751百万円となりましたので、営業利益は前期比 381

百万円、43.2%減益の 500百万円となりました。その結果、営業外損益において借入金返済に伴う

利息収支の改善などがありましたが、経常利益は前期比 283百万円、44.5%減益の 353百万円とな

りました。

また、特別損益においては固定資産の売却益など特別利益として 443百万円を計上する一方で、

減損会計の適用に伴う損失 1,779百万円や固定資産売却損 860百万円のほか、事業改善に向けて

の商品評価損 946百万円など特別損失として 4,419百万円を計上しましたので、全体では 3,976

百万円の損失となりました。これらの結果、法人税等調整額などを差引いた税引後の当期純損益

は前期比 4,359百万円減益の 3,921百万円の損失となりました。

これを事業部門別にみますと、繊維関連事業では婦人インナー関連が好調に推移しましたほか、

専門店向け婦人服を中心とした婦人アパレル事業の改善に成果が現われつつあることもあり、売

上高は新たに加わりました連結子会社を含め、前期比 7,697百万円、9.9%増収の 85,127百万円

となりましたが、営業利益はアウターＯＥＭ事業の苦戦に伴う売上利益率の低下や貸倒引当など

により前期比 45百万円、3.7%減益の 1,170百万円となりました。

また、非繊維関連事業では、化成品やホビーが堅調に推移しましたので、売上高では前期比 439

百万円、1.7%増収の 26,259百万円となりましたが、産業機械や理化学関連機器などの受注減に伴

う売上利益率の低下などにより、営業利益は前期比 393百万円、41.1%減益の 563百万円となりま

した。

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２. 財政状態

[ 連結キャッシュ・フローの状況 ]

　営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純損失が 3,623百万円となりま

したが、棚卸資産の減少などにより、284百万円の増加となりました。投資活動によるキャ

ッシュ・フローは、貸付などによる支出がありましたが、有形固定資産の売却などにより、

3,566百万円の増加となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返

済などにより、2,587百万円の減少となりました。

　これらの結果、当期末における現金及び現金同等物の残高は前期末に比べ 1,426百万円増

加し、11,911百万円となりました。

なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。

株主資本比率（％） 21.9 22.5 19.6

時価ベースの株主資本比率（％） 22.1 23.1 23.1

債務償還年数（年） 17.7 - 98.0

インタレスト・カバレッジ・レシオ 3.4 - 0.6

(注)株主資本比率：株主資本／総資産

時価ベースの株主資本比率：株式時価総額／総資産

債務償還年数：有利子負債／営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ：営業キャッシュ・フロー／利払い

※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。

※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数により算出しております。

※営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・

フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち

利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結

キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

※平成17年３月期の債務償還年数及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業

活動によるキャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。

３. 次期の見通し

わが国経済は、金利の上昇や原油価格の高騰に加え、米国の景気にも一服感が見られるこ

とから、決して楽観を許さない状況であります。

こうした状況下、当社グループは、繊維関連事業において機構改革の効果を最大限に引き

出し、非繊維関連事業においては専門性を強化することにより、グループ一丸となって収益

の確保に取り組んでまいります。

　次期の連結業績につきましては、売上高 110,000百万円、経常利益 700百万円、当期純利

益 600百万円を見込んでおります。

平成16年3月期 平成17年3月期 平成18年3月期

- 6 -

４. 事業等のリスク

　当社グループの経営成績および財政状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには主に以

下のようなものがあります。なお、当該事項は当期末現在において当社グループが判断した

ものであります。

(１) 為替レート変動によるリスク

当社グループは様々な通貨で取引を行っております。

したがって、外貨建金銭債権債務等に係る為替変動リスクを最小限に止めるため、為替予約

を行っておりますが、為替レートに急激な変動が生じた場合は、当社グループの業績に影響

を及ぼす可能性があります。

(２) 金利変動によるリスク

当社グループは主として金融機関からの借入金によって事業資金を調達しております。

営業資産の多くは借入金利の変動リスクを転嫁できるものですが、金利に急激な変動が生じ

た場合には、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(３) 消費者の嗜好変化によるリスク

当社グループは流行や消費者の嗜好を追求する衣料品やファッション商品を取り扱っており

ます。

したがって、景気の変動による個人消費の低迷や市場の変化といった要因に加えて、ファッ

ショントレンドの移り変わりなどによる消費者の嗜好変化による影響を受けやすく、当初計

画した売上高を見込めない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(４) 天候不順によるリスク

当社グループは気象状況により売上高が変動しやすい衣料品やファッション商品を取り扱っ

ております。

したがって、シーズン商品を主体に短サイクルでの営業展開を図っておりますが、冷夏・暖

冬などの天候不順や台風など予測できない気象状況により、本来売上高を見込んでいる時期

の業績が伸び悩んだ場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、

地震・風水害等不測の自然災害や突発的な事故・火災などにより、営業活動が中断する場合

は、売上高が減少する可能性もあることから、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性が

あります。

(５) カントリーリスク

当社グループは広く海外でも事業展開を図っております。

したがって、予測可能なリスクについては、過去のノウハウや知り得る情報をもとに細心の

対応を行っておりますが、テロまたは戦争等による予期不能な政治・経済の混乱あるいは法

律等の変更が起こった場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(６) 品質に関するリスク

当社グループは繊維事業から非繊維事業まで幅広く営んでおります。

したがって、衣料品に係る品質基準に加え、衣料品以外の商品についても適切な基準をもっ

て対応しておりますが、今後自社または仕入先などに原因が存する事由により、商品の製造

物責任にかかわる事故が発生した場合は、企業・ブランドイメージの低下や多額の損害賠償

の請求などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

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４ ．連 結 財 務 諸 表 等

(１) 連結貸借対照表

(単位 : 百万円)

期 別 当 連 結 会 計 年 度 前 連 結 会 計 年 度

( 平成18年 3月 31日現在 ) ( 平成17年 3月 31日現在 ) 増減金額

　 科 目 金 額 構成比% 金 額 構成比%

51,203 79.1 49,332 72.6 1,870

11,911 10,484 1,426

30,195 28,533 1,661

8,129 9,386 △1,257

587 699 △112

1,074 844 230

△693 △615 △78

13,488 20.9 18,610 27.4 △5,121

5,088 7.9 11,346 16.7 △6,257

1,544 2,261 △716

171 139 32

107 106 1

3,264 8,839 △5,574

50 0.1 49 0.1 1

投資その他の資産 8,349 12.9 7,214 10.6 1,134

5,520 3,858 1,661

1,146 1,642 △496

713 391 322

68 71 △3

1,752 2,016 △264

△851 △766 △85

64,692 100.0 67,943 100.0 △3,250

流 動 資 産

固 定 資 産

有 形 固 定 資 産

無 形 固 定 資 産

現 金 及 び 預 金

受取手形及び売掛金

た な 卸 資 産

繰 延 税 金 資 産

そ の 他

貸 倒 引 当 金

建 物 及 び構 築物

機械装置及び運搬具

器 具 備 品

土 地

( 資 産 の 部 )

資 産 合 計

長 期 貸 付 金

繰 延 税 金 資 産

そ の 他

貸 倒 引 当 金

投 資 有 価 証 券

出 資 金

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(単位 : 百万円)

期 別 当 連 結 会 計 年 度 前 連 結 会 計 年 度

( 平成18年 3月 31日現在 ) ( 平成17年 3月 31日現在 ) 増減金額

　 科 目 金 額 構成比% 金 額 構成比%

48,911 75.6 50,192 73.8 △1,280

18,678 18,250 428

27,883 30,003 △2,119

8 22 △14

16 16 －

84 149 △64

268 263 4

1,971 1,486 484

2,870 4.5 2,382 3.5 487

10 26 △16

－ 45 △45

907 225 681

1,404 1,775 △371

250 228 21

249 － 249

48 81 △32

51,781 80.1 52,574 77.3 △793

少 数 株 主 持 分 214 0.3 104 0.2 109

7,186 11.1 7,186 10.6 －

9,916 15.3 9,916 14.6 －

△5,557 △8.6 △1,773 △2.6 △3,783

1,318 2.1 332 0.5 986

△128 △0.2 △363 △0.5 235

△39 △0.1 △34 △0.1 △5

12,696 19.6 15,263 22.5 △2,567

64,692 100.0 67,943 100.0 △3,250

( 負 債 の 部 )

為 替 換 算 調 整 勘 定

自 己 株 式

1年以内償還予定社債

支払手形及び買掛金

短 期 借 入 金

一年以内返済予定長 期 借 入 金

未 払 法 人 税 等

賞 与 引 当 金

そ の 他

流 動 負 債

固 定 負 債

( 少 数 株 主 持 分 )

( 資 本 の 部 )

負 債 合 計

長 期 借 入 金

繰 延 税 金 負 債

退 職 給 付引 当金

役員退職慰労引当金

連 結 調 整 勘 定

社 債

負債、少数株主持分及び資本合計

資 本 金

資 本 剰 余 金

資 本 合 計

長 期 未 払 金

利 益 剰 余 金

その他有価証券評価差額金

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(２) 連結損益計算書

(単位 : 百万円)

当連結会計年度 前連結会計年度

期 　 別 自平成17年 4月 1日 自平成16年 4月 1日 比 較

科 目 至平成18年 3月31日 至平成17年 3月31日

金 額 売上高比% 金 額 売上高比% 金 額 増減率%

111,386 100.0 103,250 100.0 8,136 7.9

98,134 88.1 90,524 87.7 7,609 8.4

13,252 11.9 12,725 12.3 527 4.1

12,751 11.4 11,843 11.5 908 7.7

500 0.5 882 0.8 △381 △43.2

363 0.3 313 0.3 50 16.0

40 29 11

46 53 △6

276 231 45

511 0.5 559 0.5 △47 △8.5

444 483 △38

66 75 △9

353 0.3 636 0.6 △283 △44.5

443 0.4 194 0.2 249

422 1 420

－ 150 △150

14 － 14

－ 19 △19

6 21 △14

4,419 4.0 209 0.2 4,210

946 － 946

190 － 190

860 47 813

51 125 △73

6 21 △14

1,779 － 1,779

－ 3 △3

546 － 546

－ 11 △11

37 － 37

△3,623 △3.3 621 0.6 △4,244 －

148 0.1 137 0.2 11

118 0.1 41 0.0 77

31 0.0 5 0.0 25

△3,921 △3.5 437 0.4 △4,359 －

減 損 損 失

退 職 給 付 会 計 基 準変 更 時 差 異 処 理 額

ゴルフ会員権売却益

商 品 評 価 損

貸倒引当金繰入額

当期純利益又は当期純損失（△）

関係会社出資金評価損

ゴルフ会員権評価損

税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失（△）

法人税・住民税及び事業税

法 人 税 等 調 整 額

少 数 株 主 利 益

国 庫 補 助 金 収 入

特 別 利 益

特 別 損 失

貸倒引当金戻入額

固 定 資 産 売 却 損

固 定 資 産 除 却 損

固 定 資 産 圧 縮 損

投資有価証券売却損

投資有価証券売却益

固 定 資 産 売 却 益

受 取 利 息

受 取 配 当 金

そ の 他

支 払 利 息

そ の 他

営 業 外 費 用

経 常 利 益

売 上 高

売 上 原 価

営 業 外 収 益

販売費及び一般管理費

営 業 利 益

売 上 総 利 益

- 10 -

(３) 連結剰余金計算書

　 (単位 : 百万円)

　　期 別 当連結会計年度

科 目 金 額 金 額

（資本剰余金の部）

　資本剰余金期首残高 9,916 9,916

　資本剰余金期末残高 9,916 9,916

（利益剰余金の部）

　利益剰余金期首残高 △1,773 △2,205

　利益剰余金増加高

　　　当期純利益 － 437

　　　連結子会社増加に伴う　　　利益剰余金増加高 152 152 － 437

　利益剰余金減少高

　　　当期純損失 3,921 －

　　　役員賞与 14 5

　　　（うち監査役賞与） （ 0 ） 3,936 （ 0 ） 5

　利益剰余金期末残高 △5,557 △1,773

前連結会計年度

自平成17年 4月 1日 自平成16年 4月 1日

至平成18年 3月31日 至平成17年 3月31日

- 11 -

(４) 連結キャッシュ・フロー計算書 (単位 : 百万円)

当連結会計年度 前連結会計年度　　　　　期　　別 自 平成17年 4月 1日 自 平成16年 4月 1日

科 目 至 平成18年 3月31日 至 平成17年 3月31日

Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー

税金等調整前当期純利益 又は税金等調整前当期純損失（△） △3,623 621

減価償却費 164 175

減損損失 1,779 －

連結調整勘定償却額 △32 △9

貸倒引当金の増減額 158 △338

退職給付引当金の増減額 △364 164

受取利息及び受取配当金 △88 △82

支払利息 445 483

為替差損益 △25 2

国庫補助金収入 △6 △21

投資有価証券売却益 － △150

投資有価証券売却損 － 3

有形固定資産除売却･圧縮損益 496 192

出資金評価損 546 －

ゴルフ会員権評価損 － 11

売上債権の増加額 △258 △230

たな卸資産の減少額 1,601 135

その他資産の減少額 69 108

仕入債務の減少額 △384 △1,189

その他負債の増加額 457 149

役員賞与の支払額 △17 △6

その他 △11 △20

小 計 906 △2

利息及び配当金の受取額 92 70

利息の支払額 △426 △471

法人税等の支払額 △287 △50

営業活動によるキャッシュ・フロー 284 △453

Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー

有形固定資産の取得による支出 △157 △125

有形固定資産の売却による収入 4,053 51

投資有価証券の取得による支出 △112 △154

投資有価証券の売却による収入 － 457

貸付による支出 △548 △286

貸付金の回収による収入 161 30

その他 170 74

投資活動によるキャッシュ・フロー 3,566 47

Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー

短期借入金の純増減額 △2,501 83

長期借入金の返済による支出 △60 △60

社債の発行による収入 － 49

社債の償還による支出 △16 △8

少数株主への配当金の支払額 △4 △1

その他 △5 △7

財務活動によるキャッシュ・フロー △2,587 56

Ⅳ. 現金及び現金同等物に係る換算差額 20 △4

Ⅴ. 現金及び現金同等物の増減額 1,284 △354

Ⅵ. 現金及び現金同等物の期首残高 10,484 10,838

Ⅶ. 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 142 －

Ⅷ. 現金及び現金同等物の期末残高 11,911 10,484

金　　　額 金　　　額

- 12 -

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

１. 連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社 11 社

会 社 名 : 大三紙化工業(株)、(株)セントラル科学貿易、(株)ジーマーク

(株)オフィス・メイト、(株)ソルシステムズ、(株)セフィオ

GSI Holding Corporation、GSI Exim America,Inc.

（新規） ㈱いずみ、GSI Trading Hong Kong Ltd.、GSI (Shanghai) Ltd.

(2) 非連結子会社 14 社

主要な会社名 : GSI Europe-Import+Export GmbH、GSI（Shenzhen）Ltd.

(連結の範囲から除いた理由)

　 非連結子会社14社はいずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に

　　　 見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を

　　　　　及ぼしていないためであります。

２. 持分法の適用に関する事項

(1) 持分法適用非連結子会社 － 社

(2) 持分法適用関連会社 ２ 社

会 社 名 : Mecanix，LLC、Nano Graphite Materials, Inc.

(3) 持分法非適用関連会社 ６ 社

主要な会社名 : 大連保税区佰龍郡産工貿有限公司

MGS Foods Industria e Comercio Ltda.

(持分法を適用していない理由)

　　 　持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社は、それぞれ当期純損益及び利益剰

　　余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性が低いため、持分法の適用

　　範囲から除外しております。

３. 連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、在外連結子会社４社の決算日は、12月31日であります。

したがって、連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用しておりますが、

連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

４. 会計処理基準に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

その他有価証券

時価のあるもの …… 決算日の市場価格等に基づく時価法（評価差額は全部資本

直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定）

時価のないもの …… 移動平均法による原価法

② デリバティブ …………… 時価法

③ たな卸資産 …………… 主として最終仕入原価法による低価法

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産 …………… 主として定額法

主な耐用年数は建物及び構築物 2～60年、機械装置及び

運搬具 2～12年、器具備品 2～20年

② 無形固定資産 …………… 定額法

なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における

利用可能期間(５年)に基づく定額法

- 13 -

(3) 重要な繰延資産の処理方法

社債発行費は支出時に全額費用として処理しております。

(4) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えて、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念

債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上して

おります。

② 賞与引当金

従業員の賞与支給に備えて、支給見込額を計上しております。

③ 退職給付引当金

従業員の退職給付に備えて、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の

見込額に基づき計上しております。なお、会計基準変更時差異については、10年によ

る按分額を費用処理しております。過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存

勤務期間以内の一定年数(10年)による定額法により、翌連結会計年度から費用処理す

ることとしております。数理計算上の差異は、その発生時の従業員の平均残存勤務期

間以内の一定年数(10年)による定額法により、翌連結会計年度から費用処理すること

としております。

　　　　　（追加情報）

　　　　　　当社は、平成18年1月に適格退職年金制度を変更するとともに、従来の退職一時金制度

　　　　　　の一部について、確定拠出年金制度及び前払退職金制度へ移行しております。

④ 役員退職慰労引当金

内規のある会社は、役員の退職慰労金の支給に備えて、内規に基づく期末要支給額を

計上しております。

(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益

として処理しております。

なお、在外子会社等の資産及び負債ならびに収益及び費用は、当該子会社等の決算日の直

物為替相場により円貨に換算し、換算差額は資本の部における為替換算調整勘定に含めて

おります。

(6) 重要なリース取引の処理方法

リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス･リース取引

については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております｡

(7) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法 …… 繰延ヘッジ処理を採用しております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段 ： 為替予約取引、金利スワップ取引

ヘッジ対象 ： 外貨建予定取引、借入金利息

③ ヘッジ方針

当社の「社内管理規則」に基づき、外貨建予定取引に係る為替変動リスクを為替予約

取引によりヘッジ、借入金に係る市場金利の変動リスクを金利スワップ取引によりへ

ッジしております。

- 14 -

(8) その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

　 消費税等の会計処理

消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。

５. 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項

　 　連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。

６. 連結調整勘定の償却に関する事項

　　 連結調整勘定の償却については、５年間の均等償却を行っております。

７. 利益処分項目等の取扱いに関する事項 連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分又は損失処理について、連結会計年度中に確定し た利益処分又は損失処理に基づいて作成しております。

８. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き

出し可能な預金及び換金容易・価値変動リスク僅少・資金化までの保有期間３ヵ月以内の短

期投資からなっております。

会計方針の変更

　（固定資産の減損に係る会計基準）

　　　当連結会計年度より、｢固定資産の減損に係る会計基準｣(｢固定資産の減損に係る会計基準の

　　　設定に関する意見書」(企業会計審議会 平成14年8月9日)）及び｢固定資産の減損に係る会計

　　　基準の適用指針」（企業会計基準委員会 平成15年10月31日 企業会計基準適用指針第６号）　

　　　を適用しております。

　　　これにより税金等調整前当期純損失が 1,779百万円増加しております。

　　　なお､減損損失累計額については､当該資産の金額から直接控除しております。

- 15 -

注 記 事 項

記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

（連結貸借対照表に関する事項）

当連結会計年度 前連結会計年度

(百万円) (百万円)

(1) 有形固定資産の減価償却累計額 3,380 3,476

(2) 担保に供している資産

在外連結子会社の流動資産の一部について、包括的な担保契約を行っております。

(3) 保証債務 492 620

(4) 受取手形割引高 50 29

(5) 輸出手形割引高 － 16

(6) 有形固定資産の機械装置のうち、取得金額から控除した国庫補助金等受入にともなう圧

縮記帳額は 6百万円であります。

（連結損益計算書に関する事項）

(1) 固定資産の売却損益は、いずれも土地・建物の売却によるものであります。

(2) 固定資産の除却損の内訳

当連結会計年度 前連結会計年度

(百万円) (百万円)

建 物 7 47

器 具 備 品 26 17

そ の 他 17 60

計 51 125

(3) 減損損失

　　　　当連結会計年度において当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上

　　　　しております。

場所

神奈川県他 795

千葉県他 983

1,779

　　　　　上記資産については、原則、物件ごとにグルーピングをおこなっております。

　　　　　近年の著しい地価の下落等により収益性の低下した賃貸不動産や将来の使用が見込ま

　　　　れず市場価格が著しく低下している遊休資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減

　　　　損し、当該減少額を減損損失（ 1,779百万円）として特別損失に計上しております。そ

　　　　の内訳は、土地 1,372百万円、建物 407百万円であります。

（連結キャッシュ・フロー計算書に関する事項）

現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表表示科目との関係

当連結会計年度 前連結会計年度

(百万円) (百万円)

現金 及び 預金勘定 11,911 10,484

現金及び現金同等物 11,911 10,484

合　　　　　　　　計

金額（百万円）用途

賃貸不動産

遊休資産

土地及び建物

土地及び建物

種類

- 16 -

① セグメント情報

１．事業の種類別セグメント情報

当連結会計年度（自平成 17年 4月 1日 至平成 18年 3月31日） (単位:百万円)

繊 維 非繊維 消 去

関連事業 関連事業 又は全社

Ⅰ. 売 上 高 及び 営 業 損 益

　 売 　 上 高

(1) 外部顧客に対する売上高 85,127 26,259 111,386 － 111,386

(2) セグメント間の内部売上高 18 － 18 ( 18 ) － 又は振替高

計 85,145 26,259 111,405 ( 18 ) 111,386

営 業 費 用 83,975 25,696 109,672 1,213 110,886

営 業 利 益 1,170 563 1,733 ( 1,232 ) 500

Ⅱ. 資産、減価償却費及び資本的支出

資 産 32,369 16,986 49,355 15,336 64,692

減 価 償 却 費 40 95 136 28 164

資 本 的 支 出 41 123 165 15 181

前連結会計年度（自平成 16年 4月 1日 至平成 17年 3月31日） (単位:百万円)

繊 維 非繊維 消 去

関連事業 関連事業 又は全社

Ⅰ. 売 上 高 及び 営 業 損 益

　 売 　 上 高

(1) 外部顧客に対する売上高 77,429 25,820 103,250 － 103,250

(2) セグメント間の内部売上高 16 － 16 ( 16 ) － 又は振替高

計 77,446 25,820 103,266 ( 16 ) 103,250

営 業 費 用 76,230 24,863 101,094 1,273 102,367

営 業 利 益 1,215 956 2,172 ( 1,289 ) 882

Ⅱ. 資産、減価償却費及び資本的支出

資 産 32,014 16,201 48,215 19,727 67,943

減 価 償 却 費 36 92 129 45 175

資 本 的 支 出 24 72 97 29 126

(注)(1) 事業区分は､当連結企業グループの取扱う製品や役務の種類､市場の類似性等を考慮し､繊維関連事業

　　　　と非繊維関連事業にセグメンテーションしております。

　　(2) 各事業区分の主要な製品

　　　　　繊維関連事業・・・化合繊糸、生糸、絹織物、化合繊織物、肌着、靴下、婦人服、紳士服

　　　　　非繊維関連事業・・機械、化成品、理化学機器、家具、紙管、ホビー、花火、不動産管理等の

サービス

　　(3) 営業費用のうち消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用は、親会社の管理部門に係わる費用で

　　 あります。

当連結会計年度 1,233 百万円

前連結会計年度 1,289 百万円

計 連 結

計 連 結

- 17 -

　　(4) 資産のうち消去又は全社の項目に含めた全社資産の主なものは、親会社の現金及び預金、

　　 投資有価証券並びに管理部門に係る資産等であります。

当連結会計年度 15,428 百万円

前連結会計年度 19,872 百万円

　　(5) 減価償却費及び資本的支出には、無形固定資産と長期前払費用の償却額又は増加額が含

　　 まれております。

２．所在地別セグメント情報

　　 当連結会計年度(自平成17年４月１日 至平成18年３月31日)及び前連結会計年度(自平成

16年４月１日 至平成17年３月31日)

　　 全セグメントの売上高の合計及び全セグメントの資産の金額の合計額に占める日本の割合

　　 がいずれも90%を超えているため、所在地別セグメント情報の記載を省略しております。

３．海外売上高

当連結会計年度(自平成17年４月１日 至平成18年３月31日） (単位:百万円)

Ⅰ. 海外売上高 10,163 3,656 1,293 15,113

Ⅱ．連結売上高 111,386

Ⅲ．連結売上高に占める海外　　売上高の割合(%)

(注)(1) 国または地域の区分は、地理的近接度によっております。

　　(2) 各区分に属する主な国又は地域は以下のとおりであります。

　　　　　アジア・・・中国、香港

　　　　　北　米・・・アメリカ

　　　　　その他・・・欧州

　　(3) 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高であります。

前連結会計年度(自平成16年４月１日 至平成17年３月31日)

　海外売上高が、連結売上高の10％未満のため、海外売上高の記載を省略しております。

その他アジア 計

9.1 1.2 13.6

北米

3.3

- 18 -

② リース取引関係

　リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引

(1) 借手側

① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額

(百万円) (百万円)

機械装置及び運搬具

器具備品 その他 合 計機械装置及び運搬具

器具備品 その他 合 計

取得価額 相 当 額 47 249 116 414 39 358 487 885

減価償却累計額相当額 12 98 57 167 21 189 234 445

期末残高 相 当 額 35 151 59 246 17 168 253 439

② 未経過リース料期末残高相当額

当連結会計年度 前連結会計年度

(百万円) (百万円)

1 年 以 内 74 180

1 年 超 171 259

合 計 246 439

③ 支払リース料及び減価償却費相当額

当連結会計年度 前連結会計年度

(百万円) (百万円)

支 払 リース 料 195 183

減価償却費相当額 195 183

④ 減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっております。

(注)取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額は、未経過リース料期末残高が

有形固定資産の期末残高等に占める割合が低いため、支払利子込み法により算定し

ております。

(2) 貸手側

未経過リース料期末残高相当額

当連結会計年度 前連結会計年度

(百万円) (百万円)

1 年 以 内 10 7

1 年 超 31 －

合 計 41 7

(注)上記金額は、当社がリースを受け、同一の条件で第三者にリースしている未経過

リース料期末残高であり、(１)借手側②未経過リース料期末残高相当額にも同額が

含まれております。

当連結会計年度 前連結会計年度

- 19 -

③ 関連当事者との取引当連結会計年度 (自平成17年４月１日 至平成18年３月31日)

１．親会社及び法人主要株主等

百万円

法人主要 グ ン ゼ(株) 大阪市 26,071 繊維製品他 製 造 直 接

株 主 北 区 14.63%

役員の兼務等 事業上の関係

百万円 百万円

繊維原料等の 4,453 売　掛　金 671

なし ｸﾞﾝｾﾞ(株)製品 営業取引 販売

の仕入､当社で

取扱う繊維原料 百万円 百万円

等の販売 繊維製品等の 12,602 買　掛　金 2,940

仕入

取引条件及び取引条件の決定方針等

(1) 繊維原料等の販売については市場価格､当社の総原価等より算定した価格をベースに､交渉の上、

一般的取引における条件と同様に決定しております。

(2) 繊維製品等の仕入については市場価格､グンゼ(株）の総原価等より算定した価格をベースに、

交渉の上、一般的取引における条件と同様に決定しております。

(注) 上記金額のうち、取引金額には消費税等を含まず、期末残高には消費税等が含まれております。

前連結会計年度 (自平成16年４月１日 至平成17年３月31日)

１．親会社及び法人主要株主等

百万円

法人主要 グ ン ゼ(株) 大阪市 26,071 繊維製品他 製 造 直 接

株 主 北 区 14.63%

役員の兼務等 事業上の関係

百万円 百万円

繊維原料等の 4,409 売　掛　金 748

なし ｸﾞﾝｾﾞ(株)製品 営業取引 販売

の仕入､当社で

取扱う繊維原料 百万円 百万円

等の販売 繊維製品等の 12,948 買　掛　金 3,270

仕入

取引条件及び取引条件の決定方針等

(1) 繊維原料等の販売については市場価格､当社の総原価等より算定した価格をベースに､交渉の上、

一般的取引における条件と同様に決定しております。

(2) 繊維製品等の仕入については市場価格､グンゼ(株）の総原価等より算定した価格をベースに、

交渉の上、一般的取引における条件と同様に決定しております。

(注) 上記金額のうち、取引金額には消費税等を含まず、期末残高には消費税等が含まれております。

属 性 会 社 名 事 業 の 内 容

関 係 内 容取 引 内 容 取 引 金 額 科　　目

住 所 資 本 金

議決権等の被所有割合

議決権等の被所有割合

期末残高

期末残高

事 業 の 内 容

関 係 内 容取 引 内 容 取 引 金 額 科　　目

属 性 会 社 名 住 所 資 本 金

- 20 -

④ 税効果会計関係

１．繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

当連結会計年度 前連結会計年度

(平成18年3月31日現在) (平成17年3月31日現在)

（繰 延 税 金 資 産） ( 単位 : 百万円 ) ( 単位 : 百万円 )

未 払 事 業 所 税 5 6

未払法人事業税 22 22

賞与引当金損金算入限度超過額 98 107

退職給付引当金損金算入限度超過額 566 672

役員退職慰労引当金 102 93

貸倒引当金損金算入限度超過額 79 123

未 実 現 利 益 120 90

繰 越 欠 損 金 908 830

そ の 他 180 211

繰延税金資産 小 計 2,085 2,158

評 価 性 引 当 額 △ 1,430 △1,386

繰延税金資産 合 計 655 771

（繰 延 税 金 負 債）

その他有価証券評価差額金 △ 907 △ 225

繰延税金負債 合 計 △ 907 △225

繰延税金資産 の 純 額 △ 252 545

- 21 -

⑤ 有価証券関係

( 当連結会計年度 )1.その他有価証券で時価のあるもの (平成18年３月31日現在)

(単位：百万円）

種 類 取得原価 連結貸借対照表計上額 差 額

連結貸借対照表計上額が ① 株 式 2,014 4,252 2,237

取得原価を超えるもの ② その他 10 10 0

小 計 2,024 4,262 2,238

連結貸借対照表計上額が ① 株 式 － － －

取得原価を超えないもの ② その他 20 19 △0

小 計 20 19 △0

合 計 2,044 4,281 2,237

2.時価評価されていない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額 （平成18年３月31日現在）

(単位：百万円）

　区 分 連結貸借対照表計上額

その他有価証券

　　　非上場株式 994

合 計 994

3.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額 (平成18年３月31日現在)

（単位：百万円）

区 分 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超

その他 29 － － －

合 計 29 － － －

( 前連結会計年度 )1.その他有価証券で時価のあるもの (平成17年３月31日現在)

(単位：百万円）

種 類 取得原価 連結貸借対照表計上額 差 額

連結貸借対照表計上額が ① 株 式 577 1,188 611

取得原価を超えるもの ② その他 30 30 0

小 計 607 1,218 611

連結貸借対照表計上額が ① 株 式 1,355 1,308 △47

取得原価を超えないもの ② その他 － － －

小 計 1,355 1,308 △47

合 計 1,962 2,527 564

2.当連結会計年度中に売却したその他有価証券 (自平成16年４月１日 至平成17年３月31日)

（単位：百万円）

売 却 額 売却益の合計額 売却損の合計額

446 150 3

3.時価評価されていない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額 （平成17年３月31日現在）

（単位：百万円）

　区 分 連結貸借対照表計上額

その他有価証券

　 　 非上場株式 930

合 計 930

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4.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額 (平成17年３月31日現在)

（単位：百万円）

区 分 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超

その他 － 30 － －

合 計 － 30 － －

⑥ デリバティブ取引関係

当連結会計年度(自平成17年４月１日 至平成18年３月31日)

該当事項はありません。

なお、為替予約取引、金利スワップ取引を行っておりますが、いずれもヘッジ会計を適用して

おりますので、注記の対象から除いております。

前連結会計年度(自平成16年４月１日 至平成17年３月31日)

該当事項はありません。

なお、為替予約取引、金利スワップ取引、商品先物取引を行っておりますが、いずれもヘッジ

会計を適用しておりますので、注記の対象から除いております。

- 23 -

⑦ 退職給付関係

1. 採用している退職給付制度の概要

当社及び国内連結子会社の一部は、確定給付型の制度として、適格退職年金制度及び退職

一時金制度を設けております。

2．退職給付債務に関する事項 前連結会計年度

(平成17年3月31日現在)

(単位 : 百万円) (単位 : 百万円)

①退職給付債務 △3,307 △4,273

②年金資産 1,583 1,335

③未積立退職給付債務 △1,723 △2,938

④未認識過去勤務債務（債務の減額） △227 －

④会計基準変更時差異の未処理額 420 652

⑤未認識数理計算上の差異 126 510

⑥退職給付引当金 △1,404 △1,775

(注) 1．確定拠出年金制度及び前払退職金制度 (注)　一部の子会社は、退職給付債務の算定

　　 　 への移行に伴い、過去勤務債務が227 　 　 にあたり簡便法を採用しております。

　　 　 百万円発生しております。

　 　2．一部の子会社は、退職給付債務の算定

　 　 にあたり簡便法を採用しております。

3．退職給付費用に関する事項

(単位 : 百万円) (単位 : 百万円)

①勤務費用 140 151

②利息費用 96 103

③期待運用収益 △32 △31

④会計基準変更時差異の費用処理額 124 130

⑤過去勤務債務の損益処理額 △1 －

⑥数理計算上の差異の費用処理額 73 77

⑦退職給付費用 401 431

(注) 1．上記退職給付費用以外に、確定拠出年 (注）　簡便法を採用している連結子会社の退

　　 　 金制度及び前払退職金制度への移行に 　 　 職給付費用は、「①勤務費用」に計上

　　 　 伴う影響額を特別損失として37百万円 しております。

　　　　計上しております。

　 　2．簡便法を採用している連結子会社の退

　 　 職給付費用は、「①勤務費用」に計上

しております。

当連結会計年度

(平成18年3月31日現在)

当連結会計年度

当連結会計年度 前連結会計年度

自平成17年4月 1日

至平成18年3月31日

自平成16年4月 1日

至平成17年3月31日

前連結会計年度

（自平成17年4月1日　至平成18年3月31日） （自平成16年4月1日　至平成17年3月31日）

当連結会計年度 前連結会計年度

（自平成17年4月1日　至平成18年3月31日） （自平成16年4月1日　至平成17年3月31日）

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4．退職給付債務等の計算の基礎に関する事項 前連結会計年度

①退職給付見込額の期間配分方法 同 左

②割引率 2.5％ 同 左

③期待運用収益率 2.5％ 同 左

④数理計算上の差異の処理年数 10年 同 左

( 発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により按分した額

をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。)

⑤会計基準変更時差異の処理年数 10年 同 左

⑥過去勤務債務の額の処理年数 10年 －

自平成16年4月 1日

至平成17年3月31日

期間定額基準

当連結会計年度

自平成17年4月 1日

至平成18年3月31日

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５．生 産 、受 注 及 び 販 売 の 状 況

(1) 生産実績

当連結会計年度における生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。

(単位：百万円）

事業の種類別セグメントの名称 生 産 高 前年同期比(％)

非 繊 維 関 連 事 業

合 計

(注) 1. 生産高は、製造会社における生産実績を販売価格により表示しております。

2. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(2) 受注状況

当連結会計年度における受注状況を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。

(単位：百万円）

事業の種類別セグメントの名称 受 注 高 前年同期比(％) 受 注 残 高

繊 維 関 連 事 業 84,848 10.7 6,987 3.6

非繊維 関 連 事 業 26,222 2.9 1,462 4.8

合 計 111,070 8.7 8,449 3.8

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(3) 販売実績

当連結会計年度における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。

(単位：百万円）

事業の種類別セグメントの名称 販 売 高 前年同期比(％)

繊 維 関 連 事 業 9.9

非繊維 関 連 事 業 1.7

合 計 7.9

(注) 1. セグメント間の取引については、相殺消去しております。

2. 総販売実績に対し、10％以上に該当する主要な販売先はありません。

3. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

111,386

26,259

85,127

△ 4.7

△ 4.7

1,548

1,548

前年同期比(％)

- 26 -