品番 lj-sf50ak · 2013. 1. 1.  · 3 施工上のご注意...

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(ページ) ●施工説明書をよくお読みのうえ、正しく安全に施工してください。 特に「安全上のご注意」(2ページ)は、 施工前に必ずお読みください。 ●施工説明書に記載されていない方法や、指定の部品を使用しない方法で施工されたことにより事故や 損害が生じたときには、当社では責任を負えません。また、その施工が原因で故障が生じた場合は、製品 保証の対象外となります。 施工終了後、動作確認を必ず行ってください。また、取扱説明書にそってお客様に使用方法、お手入れの しかたなどを説明してください。取扱説明書はこの施工説明書、保証書とともにお客様で保管頂くよう お願いしてください。 ●施工終了後、製品本体の保護用の袋はお持ち帰りください。 施工をされる方へのお願い 施工業者様用 BZYV1Z0005A K0315-1 施工説明書 リチウムイオン蓄電システム 産業・住宅用 ● 安全上のご注意………………………………… ● 施工上のご注意……………………………… ● 施工にあたっての確認……………………… ● 各部のなまえとはたらき…………………… ● 設置について………………………………… ● AC出力端子台を利用した接続について…… ● 起動方法……………………………………… ● タイマー設定………………………………… ● 警報ブザー…………………………………… ● 外形寸法……………………………………… ● 仕様…………………………………………… ● 施工完了後の確認……………………………… も く じ 2 3 3 4 5 7 9 10 10 11 11 裏表紙 品番 LJ-SF50AK 蓄 電 容 量:5.0kWh (屋内設置モデル)

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Page 1: 品番 LJ-SF50AK · 2013. 1. 1.  · 3 施工上のご注意 次のような場所への設置および接続は行わないでください。 屋外への設置 窓際など雨のかかる場所

(ページ)

●施工説明書をよくお読みのうえ、正しく安全に施工してください。特に「安全上のご注意」(2ページ)は、施工前に必ずお読みください。

●施工説明書に記載されていない方法や、指定の部品を使用しない方法で施工されたことにより事故や損害が生じたときには、当社では責任を負えません。また、その施工が原因で故障が生じた場合は、製品保証の対象外となります。

●施工終了後、動作確認を必ず行ってください。また、取扱説明書にそってお客様に使用方法、お手入れのしかたなどを説明してください。取扱説明書はこの施工説明書、保証書とともにお客様で保管頂くようお願いしてください。

●施工終了後、製品本体の保護用の袋はお持ち帰りください。

施工をされる方へのお願い

施工業者様用

BZYV1Z0005AK0315-1

施工説明書

リチウムイオン蓄電システム産業・住宅用

● 安全上のご注意…………………………………● 施工上のご注意………………………………● 施工にあたっての確認………………………● 各部のなまえとはたらき……………………● 設置について…………………………………● AC出力端子台を利用した接続について……● 起動方法………………………………………● タイマー設定…………………………………● 警報ブザー……………………………………● 外形寸法………………………………………● 仕様……………………………………………● 施工完了後の確認………………………………

も く じ2334579

10101111

裏表紙

品番 LJ-SF50AK蓄 電 容 量:5.0kWh (屋内設置モデル)

Page 2: 品番 LJ-SF50AK · 2013. 1. 1.  · 3 施工上のご注意 次のような場所への設置および接続は行わないでください。 屋外への設置 窓際など雨のかかる場所

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施工上のご注意次のような場所への設置および接続は行わないでください。●屋外への設置●窓際など雨のかかる場所●周囲温度が0℃未満、あるいは40℃を超える場所(直射日光のあたる場所は避けてください。)●洗面所や脱衣所、台所などで、著しく湿度の高い場所(85%を超える場所)●温度変化の激しい場所(結露が発生する場所)●指定の取付スペースを確保できない場所(P.5の「設置場所」を参照)●過度の水蒸気・油蒸気・煙・塵埃・塩分・腐食性物質・爆発性/可燃性ガス・化学薬品・火気にさらされる 場所およびさらされるおそれのある場所●標高が1000mを超える場所●振動または衝撃を受ける場所●騒音について厳しい制限を受ける場所 (充電中・放電中に前面1mにおいて約40dBの運転音が発生します。設置場所によっては耳障りに感じる 場合がありますので、運転音が気にならない場所への設置を推奨します。)※負荷は1500VA以内でご使用ください。

施工にあたっての確認

■アース(接地)本機は確実にアース接続できるように接地(アース)端子付プラグ仕様としています。感電防止のため、必ずアースを確実に取り付けてください。

■必ず接地極付コンセント(AC100V・15A以上)を単独でご使用ください。■設置場所の変更や移設の際にも、必ず接地極付コンセントをご使用ください。■接地極付コンセントがないときは電気設備技術基準等に基づき、必ず電気工事士による接地極付コンセントの施設とD種接地工事を行ってください。■ガス管や水道管、電話や避雷針のアース回路および漏電遮断器を入れた他の製品のアース回路には、接続しないでください。(法令で禁止されています。)

■アースについてご不明な点は、販売店または施工店にご相談ください。

■同梱物

同梱物を確認し、本体の外観にキズ、へこみ等の異常がない事をご確認ください。

※環境温度や床の材質によってはゴムが接着したり剥がし難くなる場合があります。

・保証制度に関する説明・出荷証明書発行に関する説明・長期保証/出荷証明書発行申込書・長期保証/出荷証明書発行申込用封筒・製造番号貼付用シール

・固定スタンド(4個)・固定スタンド用ネジ(4個)・ゴムパッド※(4個)

・本体・取扱説明書・保証書・施工説明書(本書)・重要事項告知書・太陽光パワコン接続注意書

■環境温度

●本機は、室温0℃~40℃、湿度20%~85%(ただし結露なきこと)の室内環境に設置してください。●直射日光の当たる場所など、上記温度範囲外に本機を長時間放置した場合、筐体内部の温度が上記温度範囲内に戻るまで、半日程度を要する場合があります。その間は、ご使用になることができません。特に季節によっては、梱包状態であっても筐体内部が高温または低温となっている場合がありますのでご注意ください。

安全上のご注意

■誤った施工をしたときに生じる危害や損害の程度を区分して、説明しています。

●施工工事を始める前に必ずこの施工説明書をお読みになり正しく安全に取り付けてください。●電気工事は「法的有資格者」が行ってください。●万一、注意事項に従わず使用された場合の事故などについては、責任を負いかねます。●工事中に異常を発見した場合は、速やかに工事を中止し、販売店または修理相談窓口にご連絡ください。●取付け、配線に関して必ず付属品および指定部材を使用してください。●施工説明書に記載されていない施工や加工は絶対に行わないでください。

必ずお守りください

「軽傷を負うことや、財産の損害が発生するおそれがある内容」です。

「死亡や重傷を負うおそれがある内容」です。

■お守りいただく内容を次の図記号で説明しています。(次は図記号の例です)

してはいけない内容です。

気をつけていただく内容です。

実行しなければならない内容です。

■入力側の電気工事は絶対に行わない感電・故障の原因となります。

■電気配線工事は「法的有資格者」に依頼する経験・知識がない場合は事故の原因となり、作業の不備は感電・火災・故障の原因となります。■電気工事は電気設備技術基準や内線規程および労働安全衛生規則など関連法規に従って正しく安全に行う火災・感電・けがのおそれがあります。■内蔵の蓄電池に電気が蓄えられており、感電しないよう取り扱いには十分注意する通常の電気製品と異なりAC入力プラグをコンセントから抜いても蓄電池からの放電により感電するおそれがあります。

■作業の際は必ず絶縁ゴム手袋・絶縁靴を着用する感電の原因となります。

■出力側の配線を系統側に戻して接続しない発煙・故障の原因となります。

■湿気の多い所・湯気・水蒸気・冷気が直接あたる所・油煙の多い所・ほこりの多い所・屋外に設置しない火災・感電・漏電・故障の原因となります。

■分解・改造しない火災・感電・漏電・故障の原因となります。

必ず守る

必ず守る

禁止

■出力配線は必要な電線径を選定する発熱・火災の原因となります。

■出力配線は金属部で傷付かないよう絶縁物で保護する感電・漏電の原因となります。■接続箇所に緩みが生じていないことを確認する火災や故障の原因となります。■施工上のご注意(P.3)と設置場所(P.5)は必ず守る不備があると火災や事故の原因になります。

■出力配線は回路電圧に応じた絶縁耐圧のあるものを選定すること感電・漏電の原因となります。

■取付けは製品重量に耐えうるところに確実に行う 2人以上で作業する不備があると転倒による故障や事故の原因となります。

必ず守る必ず守る

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施工上のご注意次のような場所への設置および接続は行わないでください。●屋外への設置●窓際など雨のかかる場所●周囲温度が0℃未満、あるいは40℃を超える場所(直射日光のあたる場所は避けてください。)●洗面所や脱衣所、台所などで、著しく湿度の高い場所(85%を超える場所)●温度変化の激しい場所(結露が発生する場所)●指定の取付スペースを確保できない場所(P.5の「設置場所」を参照)●過度の水蒸気・油蒸気・煙・塵埃・塩分・腐食性物質・爆発性/可燃性ガス・化学薬品・火気にさらされる 場所およびさらされるおそれのある場所●標高が1000mを超える場所●振動または衝撃を受ける場所●騒音について厳しい制限を受ける場所 (充電中・放電中に前面1mにおいて約40dBの運転音が発生します。設置場所によっては耳障りに感じる 場合がありますので、運転音が気にならない場所への設置を推奨します。)※負荷は1500VA以内でご使用ください。

施工にあたっての確認

■アース(接地)本機は確実にアース接続できるように接地(アース)端子付プラグ仕様としています。感電防止のため、必ずアースを確実に取り付けてください。

■必ず接地極付コンセント(AC100V・15A以上)を単独でご使用ください。■設置場所の変更や移設の際にも、必ず接地極付コンセントをご使用ください。■接地極付コンセントがないときは電気設備技術基準等に基づき、必ず電気工事士による接地極付コンセントの施設とD種接地工事を行ってください。■ガス管や水道管、電話や避雷針のアース回路および漏電遮断器を入れた他の製品のアース回路には、接続しないでください。(法令で禁止されています。)■アースについてご不明な点は、販売店または施工店にご相談ください。

■同梱物

同梱物を確認し、本体の外観にキズ、へこみ等の異常がない事をご確認ください。

※環境温度や床の材質によってはゴムが接着したり剥がし難くなる場合があります。

・保証制度に関する説明・出荷証明書発行に関する説明・長期保証/出荷証明書発行申込書・長期保証/出荷証明書発行申込用封筒・製造番号貼付用シール

・固定スタンド(4個)・固定スタンド用ネジ(4個)・ゴムパッド※(4個)

・本体・取扱説明書・保証書・施工説明書(本書)・重要事項告知書・太陽光パワコン接続注意書

■環境温度

●本機は、室温0℃~40℃、湿度20%~85%(ただし結露なきこと)の室内環境に設置してください。●直射日光の当たる場所など、上記温度範囲外に本機を長時間放置した場合、筐体内部の温度が上記温度範囲内に戻るまで、半日程度を要する場合があります。その間は、ご使用になることができません。特に季節によっては、梱包状態であっても筐体内部が高温または低温となっている場合がありますのでご注意ください。

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キャスター(左右計4個)

キャスター

吸気口とフィルターカバー

持ち手(左右計4か所)

出力コンセント(2口)

タッチパネル

キャスターロックレバー

固定スタンド(左右計4個)

主電源ボタン

各部の名前とはたらき(前面)

(背面)

固定スタンド

本体を側面から固定します(P.6参照)

ブレーカー

ブレーカーレバー

キャスター

排気口

ブレーカー

AC入力プラグ

AC入力コード

OFF

OFF時 ON時

ON

AC入力プラグを前面の出力コンセントに接続しないでください。蓄電池の劣化や故障の原因になります。

固定スタンド(裏)

ゴムパッド(4個)固定スタンドの裏に貼ります。(端子台接続時のみ)

固定スタンド用ネジ(4個)固定スタンドの固定に使います。

■設置場所

本機を設置する前に、設置場所が以下の条件を満たしていることを確認してください。条件を満たしていない場所に設置すると、不具合が生じる原因になります。

側面の一方を壁に沿って設置する場合、壁の無い側のキャスター部に固定スタンドを取り付けます。(2か所)

周囲に壁が無い場合、全てのキャスター部に固定スタンドを取り付けます。(4か所)

①床面は本機の質量(67kg)に耐えうること。②床面が水平であること。③仕様(P.11)の使用環境を満たしていること。④AC100V、15A以上の接地極付コンセントが単独で使用可能であること。⑤振動・衝撃が加わらないこと。⑥直射日光が当たらないこと。⑦近くに熱・火花の発生源がないこと。⑧フィルターカバーや排気口を塞ぐような障害物がないこと。

⑨通気スペースが確保され(右図)、壁や天井などが通気の妨げとなっていないこと。⑩左右のいずれか1面に通気の為のスペース(8cm以上)があること。⑪閉ざされた空間ではないこと。⑫前方にタッチパネルの操作に支障のないスペース(30~50cm以上)があること。

※設置時には、前方に十分な作業スペースを確保するとともに、タッチパネルの操作を妨げる障害物は置かないでください。

前方:30cm以上*

*操作に支障ない程度のスペース(30~50cm以上)

*操作に支障ない程度のスペース(30~50cm以上)

上方:1cm以上

■固定スタンドの使い方(固定方法はP.6参照)

後方:10cm以上

左右:いずれか8cm以上⑩

設置について

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■設置場所

本機を設置する前に、設置場所が以下の条件を満たしていることを確認してください。条件を満たしていない場所に設置すると、不具合が生じる原因になります。

側面の一方を壁に沿って設置する場合、壁の無い側のキャスター部に固定スタンドを取り付けます。(2か所)

周囲に壁が無い場合、全てのキャスター部に固定スタンドを取り付けます。(4か所)

①床面は本機の質量(67kg)に耐えうること。②床面が水平であること。③仕様(P.11)の使用環境を満たしていること。④AC100V、15A以上の接地極付コンセントが単独で使用可能であること。⑤振動・衝撃が加わらないこと。⑥直射日光が当たらないこと。⑦近くに熱・火花の発生源がないこと。⑧フィルターカバーや排気口を塞ぐような障害物がないこと。⑨通気スペースが確保され(右図)、壁や天井などが通気の妨げとなっていないこと。⑩左右のいずれか1面に通気の為のスペース(8cm以上)があること。⑪閉ざされた空間ではないこと。⑫前方にタッチパネルの操作に支障のないスペース(30~50cm以上)があること。

※設置時には、前方に十分な作業スペースを確保するとともに、タッチパネルの操作を妨げる障害物は置かないでください。

前方:30cm以上*

*操作に支障ない程度のスペース(30~50cm以上)

*操作に支障ない程度のスペース(30~50cm以上)

上方:1cm以上

■固定スタンドの使い方(固定方法はP.6参照)

後方:10cm以上

左右:いずれか8cm以上⑩

設置について

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キャスターロックレバー

キャスターロックレバーは内側向き 固定時のキャスターの向き

押す

固定スタンド用ネジ

■機器の固定

●木質床など傷つきやすい床に搬入・設置する際には、床に保護用の板などを敷いてください。●本機を移動するときは、キャスターロックを外してから行ってください。キャスターロックを外さずに無理に移動させると、キャスターロックレバーが破損したり、床が傷つく原因となります。●地震などの大きな振動による本機の転倒を防ぐため、固定時は必ずスタンドを使用してください。

【固定する場合】①キャスターが本体の前後方向と平行になり、かつ、キャスターロックレバーが内側にくるように4か所のキャスターの位置を調整します。(下図)②キャスターロックレバーを押してキャスターをロックします(4か所)。

③固定スタンドの裏にゴムパッドを貼ります(端子台接続の場合)(P.7参照)④本体側面にあるキャスター上部のネジを外します。(4か所)⑤固定スタンドのコの字部分にキャスターが入るように固定スタンドを押し込みます。(4か所)⑥同梱された固定スタンド用ネジを固定スタンドの穴に挿入し、本体に固定します。(4か所)*固定スタンド用ネジは2.7~3.3N・mのトルクで締め付けてください。*本体の右側(左側)を壁に接するように設置した場合、左側(右側)の2か所のみに固定スタンドを設置し固定します。(P.5参照)

【移動する場合】①固定スタンドと本体を固定していたネジを外します。②本体から固定スタンドを外します。(ネジの紛失を防ぐために、外したネジを本体に取り付けます)③キャスターロックレバーを上げてキャスターのロックを外します。

【側面図】 【正面図】

【上から見た図】

【横から見た図】

【本体の右側を壁の横に設置した場合】

ネジ穴

固定スタンド

キャスター

固定スタンド

設置について(つづき)

■接続例

AC出力端子台(内部)

専用の接地極付コンセントに接続

※系統電力へは繋がないでください※系統電力へは繋がないでください

蓄電システム(背面):ターミナルカバー取外し後上記(例a)、または(例b)のように配線してください。

照明器具(特定機器)

(AC出力端子台へ)

(例b)日常の入切スイッチとして使用しないようお客様にご説明ください。

(例a)

照明器具(特定機器)

(AC出力端子台へ)

専用開閉器

切替スイッチ

系統電力へ ※※

開閉器盤

AC出力端子台を利用した接続について●AC出力端子台を利用して、停電時にバックアップする機器やピークシフトに使用する機器への接続が可能です。●実際の配線工事は、内線規程などの法令・規則等に従ってください。 ●本機の出力は、系統側には接続しないでください。●必ず「法的有資格者」が作業を行ってください。

※消費電力が常時700Wを上回る機器を接続すると充電ができません。充電中(最大約8時間)は機器の消費電力が700W以下になるようにしてください。

切替スイッチについて■本機はAC出力端子台を通して、接続機器への

電力供給を行うことができますが、蓄電システムの交換等で接続機器に電気を供給できない場合があります。その対策として、系統と蓄電システムの電力の供給先を変更する切替スイッチを設置してください。

切替スイッチ(推奨)日東工業製DCS 2P 15A専用開閉器(配線用遮断機)[(推奨)パナソニック製BS1112]

バックアップする機器配線

本 機

系統電力

切替スイッチ

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■接続例

AC出力端子台(内部)

専用の接地極付コンセントに接続

※系統電力へは繋がないでください※系統電力へは繋がないでください

蓄電システム(背面):ターミナルカバー取外し後上記(例a)、または(例b)のように配線してください。

照明器具(特定機器)

(AC出力端子台へ)

(例b)日常の入切スイッチとして使用しないようお客様にご説明ください。

(例a)

照明器具(特定機器)

(AC出力端子台へ)

専用開閉器

切替スイッチ

系統電力へ ※※

開閉器盤

AC出力端子台を利用した接続について●AC出力端子台を利用して、停電時にバックアップする機器やピークシフトに使用する機器への接続が可能です。●実際の配線工事は、内線規程などの法令・規則等に従ってください。 ●本機の出力は、系統側には接続しないでください。●必ず「法的有資格者」が作業を行ってください。

※消費電力が常時700Wを上回る機器を接続すると充電ができません。充電中(最大約8時間)は機器の消費電力が700W以下になるようにしてください。

切替スイッチについて■本機はAC出力端子台を通して、接続機器への

電力供給を行うことができますが、蓄電システムの交換等で接続機器に電気を供給できない場合があります。その対策として、系統と蓄電システムの電力の供給先を変更する切替スイッチを設置してください。

切替スイッチ(推奨)日東工業製DCS 2P 15A専用開閉器(配線用遮断機)[(推奨)パナソニック製BS1112]

バックアップする機器配線

本 機

系統電力

切替スイッチ

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背面:ターミナルカバー付 背面:ターミナルカバー取外し後

AC出力端子台を利用した接続について(つづき)

1.本機背面のターミナルカバーを外す。固定ねじ4本を外し、ターミナルカバーを手前にゆっくり引きます。ターミナルカバーのグロメット付近を持ち、外します。(固定ねじは十字ねじです。)

■固定スタンドへのゴムパッドの付け方

シール台紙 固定スタンド

ゴムパッド

①ゴムパッド上のシール台紙をはがします。②ゴムパッドのシール側の面を固定スタンドの裏に形を合わせて貼付けます。

※固定スタンドの使用数はP.5参照

端子台接続の場合のみ、固定スタンドにゴムパッドを貼付けてください。

■配線作業の手順

2.内部に見えるAC出力端子台(左側)の右側端子列に、AC出力コードとして市販の電線ケーブルの先端に圧着端子加工を施したのちに接続する。(配線用ねじは2.7N・m~3.3N・mのトルクで締めつけてください。)

3.AC出力端子台から、新設した接続ボックスや開閉器盤に接続する。(P.7の図参照)

ターミナルカバー

ターミナルカバー固定ねじ

(4)

M4×8mmねじ

M4×8mmねじ

ケーブルクランプ

ケーブルクランプ

AC出力端子台(左側)

LN

アース

AC出力コード(キャブタイヤケーブル)

接続ボックスや開閉器盤へ

AC入力コード

グロメット

AC入力端子台(右側)

AC入力コード

※AC入力端子台には 触れないこと

●電線ケーブル(より線)2mm2以上、アース線(より線)2mm2以上を使用してください。(AC出力コード適合外径:φ7.4~12.6mm)

●電線の断面積に応じて、以下の圧着端子、配線長を推奨します。 <電線> <圧着端子> <配線長> 2mm2 R2-5 7m以下 3.5mm2 R3.5-5 13m以下

●配線は本体付属のグロメットの丸穴部に切込みを入れ、穴を通してから端子台に接続してください。

●AC出力コードはケーブルクランプでしっかりと固定してください。付属のケーブルクランプはAC出力コード外径φ7.4~8.0mm用ですので、それ以外の場合はAC出力コードの外径に合ったものを別途準備してください。

●配線に間違いないか確認してください。●必ずアース配線を行ってください。●壁に沿って配線する場合は金属管またはフレキシブルコンジットで保護してください。4.配線作業終了後はターミナルカバーをグロメットの溝に合わせて取り付ける。

(ねじは1.35~1.65N・mのトルクで締めつけてください。)※ターミナルカバーは必ず確実に取り付けてください。

■動作確認

1.起動方法の1.~5.までを終了。2.任意の機器を接続(1500VA以内)し、動作させる。3.停電を模擬するため、ブレーカーをOFFにする。 (画面に停電表示が出る)

※「ピピピ」というブザー音が鳴り、「通知」が点滅しますが正常な動作です。

「通知」をタッチするとブザー音は消えます。4.本機の電源バックアップ機能が働き、機器が正常に動作してい ることを確認する。 (バックアップ機能への切替には10秒程度の切替時間がかかります)

※停電時自動出力設定OFFの場合、このまま5分間操作しなければ自動で電源がOFFになりますが、正常な動作です。(詳細は同梱の取扱説明書P.23、P.24を参照ください。)

5.再度ブレーカーをONにし、画面の停電表示が消え、 機器が動作することを確認する。

※停電時自動出力設定OFFの場合、ブレーカーON後すぐに自動で電源がOFFになりますが、正常な動作です。(詳細は同梱の取扱説明書P.23、P.24を参照ください。)

1.本機のブレーカーがOFFであることを確認し、 AC入力プラグをコンセントに接続する。2.ブレーカーをONにする。3.電源を入れる。(主電源ボタンを3秒以上押し続ける) ●起動メッセージの後、初期設定画面が表示されます。

4.本機の初期設定を行なう。 ●本機の初期設定方法は、同梱の取扱説明書の  P.13~P.14を参照ください。5.お客様のご要望がある場合、その時刻にタイマーを設定してください。 タイマーの設定方法は、同梱の取扱説明書のP.19を参照ください。

■停止方法(補足)

1.接続されている機器の電源をOFFにする。2.主電源ボタンを3秒以上押す。画面が消灯することを確認。3.ブレーカーをOFFにする。4.コンセントからAC入力プラグを抜く。 ※通常の起動では、停止操作を行っていただく事はありません。

ブレーカー 主電源ボタン

起動方法

次へ

日時設定

日付と時刻を設定してください

2013/01/01 0:00

放電中

0.0kWAC100V通知

操作

設定

2013/01/01 0:00

放電中

0.0kW停電通知

操作

設定

2013/01/01 0:00

放電中

0.0kWAC100V通知

操作

設定

■起動手順

放電中の画面

停電中の放電画面

放電中の画面

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■動作確認

1.起動方法の1.~5.までを終了。2.任意の機器を接続(1500VA以内)し、動作させる。3.停電を模擬するため、ブレーカーをOFFにする。 (画面に停電表示が出る)

※「ピピピ」というブザー音が鳴り、「通知」が点滅しますが正常な動作です。

「通知」をタッチするとブザー音は消えます。4.本機の電源バックアップ機能が働き、機器が正常に動作してい ることを確認する。 (バックアップ機能への切替には10秒程度の切替時間がかかります)

※停電時自動出力設定OFFの場合、このまま5分間操作しなければ自動で電源がOFFになりますが、正常な動作です。(詳細は同梱の取扱説明書P.23、P.24を参照ください。)

5.再度ブレーカーをONにし、画面の停電表示が消え、 機器が動作することを確認する。

※停電時自動出力設定OFFの場合、ブレーカーON後すぐに自動で電源がOFFになりますが、正常な動作です。(詳細は同梱の取扱説明書P.23、P.24を参照ください。)

1.本機のブレーカーがOFFであることを確認し、 AC入力プラグをコンセントに接続する。2.ブレーカーをONにする。3.電源を入れる。(主電源ボタンを3秒以上押し続ける) ●起動メッセージの後、初期設定画面が表示されます。

4.本機の初期設定を行なう。 ●本機の初期設定方法は、同梱の取扱説明書の  P.13~P.14を参照ください。5.お客様のご要望がある場合、その時刻にタイマーを設定してください。 タイマーの設定方法は、同梱の取扱説明書のP.19を参照ください。

■停止方法(補足)

1.接続されている機器の電源をOFFにする。2.主電源ボタンを3秒以上押す。画面が消灯することを確認。3.ブレーカーをOFFにする。4.コンセントからAC入力プラグを抜く。 ※通常の起動では、停止操作を行っていただく事はありません。

ブレーカー 主電源ボタン

起動方法

次へ

日時設定

日付と時刻を設定してください

2013/01/01 0:00

放電中

0.0kWAC100V通知

操作

設定

2013/01/01 0:00

放電中

0.0kW停電通知

操作

設定

2013/01/01 0:00

放電中

0.0kWAC100V通知

操作

設定

■起動手順

放電中の画面

停電中の放電画面

放電中の画面

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10

タイマー設定

戻る

決定

放電1

放電2

充電

08:00~11:00Timer ON13:00~22:00Timer ON23:00~07:00Timer ON

接続された機器の合計消費電力が多すぎる場合や、蓄電池の残量がわずかになった場合にブザー音にてお客様にお知らせします。警報ブザーの報知音に注意し、過負荷や電池切れに気をつけてご使用ください。警報ブザー音、エラーコード・メッセージの詳しい内容については、同梱の取扱説明書のP.27~28を参照ください。

警報ブザーについて

このタイマーはピークシフト機能を働かせるためのものです。電力需要ピーク時に系統電力からの供給を止め、電力需要の少ない時間帯に充電した蓄電池からの電力を供給し電力需要の平準化を図ります。

タイマーのはたらき

詳しいタイマー設定の方法は、同梱の取扱説明書P.19を参照ください。はじめてご使用になる時にタイマーを設定すると、蓄電池の蓄電量により、備蓄充電が始まる場合があります。設定した備蓄容量まで充電すると、タイマー動作に自動で切替ります。

タイマーの設定方法

例として、深夜電力を活用して23時~翌日7時に充電、ピークシフトのための放電を8時~11時と13時~22時に設定した場合の画面の表示を右図に示します。

(デフォルトでは放電がOFFに設定されています)

タイマーの設定例

警報ブザー

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外形寸法

仕様

649

200

392

単位:mm

正面図 側面図626250

445

品 番 LJ-SF50AK相 数 単相2線

定格電圧 AC100V定格周波数 50Hz/60Hz最大入出力 1500VA または15A

入力方式 接地端子付プラグ出力方式 接地極付コンセント、端子台

内蔵蓄電池 リチウムイオン蓄電池蓄電容量 5kWh充電時間 最大約8時間(満充電まで)切替時間※3

※最大突起部除く

20ms以内(タイマー設定時)/約10秒(停電時)

ピークシフト機能 あり(内蔵タイマーによる)最大消費電力 11W以下(起動時)/4W以下(電源OFF、ブレーカーON時)

使用場所 屋内設置動作温湿度範囲 0℃~40℃/20%~85%(ただし結露無きこと)

運転音 約40dB(充電中または放電中、正面1m)

外形寸法 W250mm×D626mm×H649mm(固定スタンド付:W392mm)

質 量 約67kg

名 称

交流入出力

リチウムイオン蓄電システム

※1 充電中の最大出力は700VAになります。※2 長時間停電で備蓄容量を使い切った後は、8時間を超える場合もあります。※3 本機はUPS(無停電電源装置)ではありません。

※1

※2

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□確認項目

設  置

作  動

電 気 工 事

説  明

施工完了後の確認

□設置場所は条件を満たしていますか? 詳しくは-P.5「設置場所」を参照してください。□キャスターのロック(4か所)及び、固定スタンドの取り付け(最大4か所) により、本機はしっかりと固定されていますか? 詳しくは-P.6「機器の固定」を参照してください。

□蓄電池からのバックアップ動作を確認しましたか? -P.9「動作確認」を参照してください。

□AC100V・定格15A以上のコンセントに単独で接続していますか? 電源周波数はどちらですか?○で囲んでください。50Hz/60Hz□本機と地域の電源周波数(50Hz/60Hz)は一致していますか? 取扱説明書-P.14「出力周波数設定」を参照してください。□接地極付コンセントを使用し、アースは接続されていますか?□接続機器の電力は合計1500VA以下になっていますか? 詳しくは取扱説明書-P.8「接続使用できる機器の例」を参照してください。

□タイマーを設定しましたか? 詳しくは取扱説明書-P.19「タイマー設定」を参照してください。 タイマーを設定したら、その時間を記入してください。

放電1 : ー時ー分 ~ ー時ー分 タイマー:ON・OFF放電2 : ー時ー分 ~ ー時ー分 タイマー:ON・OFF充電 : ー時ー分 ~ ー時ー分 タイマー:ON・OFF

□表示ラベルの「警告・注意」の内容を確認しましたか? 本機に表示してあるラベル内容について、お客様にご説明ください。□点検とお手入れの内容についてお客様にご理解いただけましたか? 取扱説明書-P.25「日常のお手入れ」をお客様にご説明ください。

■施工業者様へ施工完了後の確認が終わりましたら、お引渡しください。お引渡しの際は、保証書に所定事項を記入し、取扱説明書、残りの同梱物と一緒にお客様にお渡しください。※保証書への記入がないと、無料修理をお引き受けできないことがあります。

・お客様から長期の停止にともなう処置の依頼がありましたら、本書-P.9「停止方法」に従って 本機を停止させてください。再使用されるときは本書-P.9「起動方法」に従って起動してください。

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