第2章ホームページ関連...2.1.2 perlスクリプト...

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2.1 CGIスクリプト 2.2 SSI 2.3 アクセスレポート 2.4 データベース 2.5 アクセス制御 2.6 SSLサーバ証明書 ◆第2章 ホームページ関連◆

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Page 1: 第2章ホームページ関連...2.1.2 Perlスクリプト ここでは、インストールされているPerlモジュールの確認方法と、作成されたPerlスクリプトの動作確認の方法につ

2.1 CGIスクリプト2.2 SSI2.3 アクセスレポート2.4 データベース2.5 アクセス制御2.6 SSLサーバ証明書

◆第2章 ホームページ関連◆

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第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1 CGIスクリプト

2.1

2.1.1 CGI用プログラム

本サービスでは、お客さまが作成されたCGIプログラムを設置することができます。

ご利用いただけるCGI用プログラムは以下の通りです。

※sendmailは基本アプリケーションです。自動バージョンアップの対象となります。

※Javaのご利用は、「Bizメール&ウェブ プロ(L3/Privateサーバ)」のみとなります。

2.1.1 CGI用プログラム2-1

プログラム パス インストール

Perl /usr/bin/perl もしくは /usr/local/bin/perl インストール済

PHP /usr/local/bin/php 追加インストールが必要

sh /bin/sh インストール済

csh /bin/csh インストール済

ksh /bin/ksh インストール済

Python/usr/bin/python インストール済

/usr/bin/python2.5 追加インストールが必要

sendmail /usr/sbin/sendmail インストール済

UUEncode /usr/bin/uuencode インストール済

nkf /usr/bin/nkf インストール済

Java[IBM] /opt/IBMJava2-141 追加インストールが必要

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2.1 CGIスクリプト

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1

◇本サービスでは、サーバ上でのCGIスクリプト動作環境のみを提供いたします。

お客さまが作成されたCGIスクリプトの内容につきましては、サポート対象外となりますので、あらかじめご了承ください。

◇本サービスで提供している各種プログラムは、漢字コードを意識した特殊な処理は組み込まれておらず、SJISコードの文字列操作において文字化けが発生することがあります。

これを回避するため、内部コードとしてEUCまたはUTF-8コードを用いる形でプログラミングされることをお勧めします。

2.1.1 CGI用プログラム

CGIご利用上の注意

お客さまご契約の独自ドメインでCGIをご利用される場合は、以下の点にご注意下さい。

◇シェルスクリプトの設置について

作成されたシェルスクリプトをFTP、SSH、CPX等で設置する際は、ドメイン管理者でログインし、設置を

行ってください。

所有者がドメイン管理者の場合のみ動作するようになっておりますので、サーバ管理者(root)などドメイン

管理者ではないユーザで設置しますと、起動することができません。

◇シェルスクリプトの実行権限について

シェルスクリプトに実行権限を付ける際に、オーナー(ドメイン管理者)以外が書き込み権限を持たないような

権限を設定してください。

例)

755(rwx r-x r-x)、 700(rwx --- ---)、 500(r-x --- ---) → ○

777(rwx rwx rwx)、760(rwx rw- ---) → ×

また、サブフォルダを作成してスクリプトを設置する場合は、オーナー(ドメイン管理者)がサブフォルダを

作成し、上記同様オーナー(ドメイン管理者)以外が書き込み権限を持たないようにしてください。

◇機能の制限について

お客さまの独自ドメインでCGIを利用される場合、setuid、setgidを使用したスクリプトは使用することが

できません。

2-2

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第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1 CGIスクリプト

2.1

2.1.2 Perlスクリプト

ここでは、インストールされているPerlモジュールの確認方法と、作成されたPerlスクリプトの動作確認の方法についてご案内いたします。

2.1.12 Perlスクリプト>2.1.12.1 Perlモジュールの確認方法

2.1.2.1 Perlモジュールの確認方法

現在サーバにインストールされているPerlモジュールの一覧を確認することができます。

お客さまでPerlのスクリプトを作成される前に、必要なモジュールがインストールされていることをご確認下さい。

1

アドミンユーザでサーバにログインし、モジュール一覧のファイルを作成するために、次のコマンドを入力します。

2

モジュール一覧のファイルをコマンドで閲覧します。

すると、以下のようにPerlモジュールの一覧が表示されます。

※画面下に【--More--】の表示がある場合は、一覧表示の途中です。

スペースキー等の任意のキーを押すと続きが表示されます。

※コントロールパネル(CPX)、FTPでも、ファイルの閲覧は可能です。

$ cd /usr/lib/perl5$ find ./ -name “*.pm” -print > /tmp/perl_list.txt

Perlがインストールされているディレクトリへ移動

Perlのモジュール(*.pm)をfindコマンドで検索し、検索結果を/tmpにperl_list.txtに保存する

$ more /tmp/perl_list.txt

./5.8.5/i386-linux-thread-multi/File/Spec/VMS.pm

./5.8.5/i386-linux-thread-multi/File/Spec/Unix.pm

./5.8.5/i386-linux-thread-multi/File/Spec/Functions.pm

./5.8.5/i386-linux-thread-multi/File/Spec/Win32.pm

./5.8.5/i386-linux-thread-multi/File/Spec/Mac.pm

./5.8.5/i386-linux-thread-multi/File/Spec/Cygwin.pm

./5.8.5/i386-linux-thread-multi/File/Spec/OS2.pm--More--

CGIの作成などによく利用されるスクリプト言語で、テキストの検索や抽出、レポート作成に向いた言語です。

また、MySQLや、PostgreSQLと連動させたWebページを作成することも可能です。

本サービスでは、スクリプト言語のPerlがあらかじめインストールされておりますので、お客さまが作成されたPerlのスクリプトをサーバ上に設置するだけで実行させることができます。

Perlとは

2-3

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2.1 CGIスクリプト

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1

2.1.2.2 設置時の注意

お客さまが作成されたPerlスクリプトの設置に関する注意点をご案内いたします。

下記の点をご確認いただいて、Perlスクリプトの設置を行ってください。

2.1.2 Perlスクリプト>2.1.2.2 設置時の注意

◇Perlスクリプトの記述について

作成されたPerlスクリプトの最初の行に以下の記述が記載されていることをご確認下さい。

◇テキストタイプの指定

以下の記述がスクリプトに含まれていることをご確認下さい。

もしくは、Perlモジュール”CGI.pm”を参照する記述が含まれていることを確認してください。

記述されていない場合、スクリプトが動作せず「Internal Server Error」メッセージが表示されることがあります。

◇ファイル設置先について

作成したPerlスクリプトをウェブ上で使用する場合はcgi-binディレクトリ(/home/ドメイン管理者/www/

cgi-bin)に設置してください。

また、cgi-binディレクトリに設置したシェルスクリプトのパーミッションを755などに変更し、所有者以外からも

実行が行えるように設定してください。

パーミッションの変更は、CPXまたは、FTPクライアントの操作で変更することができます。

コマンドを使用して変更する場合は、以下のchmodコマンド使用して変更してください。

◇Perlスクリプト内で参照するファイルについて

作成したPerlシェルスクリプトをウェブ上で使用する場合に、Perlスクリプト内で参照するファイル(HTML、画像

ファイル等)をドキュメントルート配下のディレクトリ(/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名)に設置する場合は、

これらのファイルに644などの適切なパーミッションを設定してください。

◇ウェブ上からのPerlスクリプトの起動

ブラウザでスクリプトへのパス”http://www.お客さまドメイン名/cgi-bin/ファイル名” または “http://お客さま

ドメイン名/cgi-bin/ファイル名”を直接入力するか、HTMLファイルからのリンクにより起動してください。

#! /usr/local/bin/perl

print “Content-type: text/html¥n¥n”

use CGI qw(:cgi-lib :standard);print header();

chmod 755 スクリプト名

2-4

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第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1 CGIスクリプト

2.1

2.1.3 シェルスクリプト

本サービスでは、さまざまなシェルをご利用いただくことができますが、いくつか注意点がございますので、以下の注意点をご確認のうえ、シェルスクリプトの作成を行ってください。

2.1.3 シェルスクリプト

◇シェルスクリプトの記述について

作成されたシェルスクリプトの最初の行に以下の記述が記載されていることをご確認下さい。

なお、記述は、使用するシェルにより異なりますので、ご注意下さい。

●shの場合 ●bashの場合 ●cshの場合

●tcshの場合 ●kshの場合

◇シェルスクリプトでhtmlを出力する場合について

シェルスクリプトでhtmlを出力する場合は、以下の記述がスクリプトに含まれていることをご確認下さい。

記述されていない場合、スクリプトが動作せず「Internal Server Error」メッセージが表示されることがあります。

◇ファイル設置先について

作成したシェルスクリプトをウェブ上で使用する場合はcgi-binディレクトリ(/home/ドメイン管理者/www/

cgi-bin)に設置 してください。

また、cgi-binディレクトリに設置したシェルスクリプトのパーミッション755などに変更し、所有者以外からも

実行が行えるように設定してください。

パーミッションの変更は、CPXまたは、FTPクライアントの操作で変更することができます。

コマンドを使用して変更する場合は、以下のchmodコマンド使用して変更してください。

◇シェル内で参照するファイルについて

作成したシェルスクリプトをウェブ上で使用する場合に、シェルスクリプト内で参照するファイル(HTML、画像

ファイル等)をドキュメントルート配下のディレクトリ(/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名)に設置する場合は、

これらのファイル に644などの適切なパーミッションを設定してください。

◇ウェブ上からのシェルスクリプトの起動

ブラウザでスクリプトへのパス”http://www.お客さまドメイン名/cgi-bin/ファイル名” または “http://お客さま

ドメイン名/cgi-bin/ファイル名”を直接入力するか、HTMLファイルからのリンクにより起動してください。

#! /bin/sh #! /bin/bash #! /bin/csh

#! /bin/tcsh #! /bin/ksh

echo ‘Content-type: text//html’echo ‘’

chmod 755 スクリプト名

サーバに対する複数の指示(シェルコマンド)を記載したスクリプトのことで、ログのバックアップ処理や、ファイルの転送など定型化された処理を行う場合によく用いられます。

シェルスクリプトとは

2-5

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2.1 CGIスクリプト

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1

2.1.4 Java

2.1.4 Java>2.1.4.1 Javaのインストール

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2vinstallコマンドでJavaをインストールします。

3

以下のメッセージが表示され、インストールが開始します。

【vinstall done】と表示されるとインストールは完了です。

2.1.4.1 Javaのインストール

$su -Password (rootのパスワードを入力)#

# vinstall java_jdk

installing java_jdkType "q" to quit or "j" for Java Sun installation instructions at any time.

Available Packages:1) IBM SDK 1.4 (Recommended)

Select a number from the list, or just press ENTER to accept the default IBM Java Package.Please choose an option: (1-1) [1]:

Installing Java SDK and JRE packages.Installation of Java IBM SDK was successful!

Please cut and paste the following line to set theJAVA_HOME environment variable:. /etc/profile.d/java_jdk.sh

vinstall done

←インストールするJavaを選択します。1を入力してください。

Javaはオブジェクト指向のプログラム言語で、プラットフォーム(Linux,Windowsなど)に依存しない仕組みとなっており、組み込みシステムや、携帯機器、Webシステムまで非常に多くの分野で利用されているプログラム言語です。

javaとは

ご契約プランが「Bizメール&ウェブプロ(L3/Privateサーバー)」のお客さまのみ、Javaをインストールいただくことでご利用になれます。

なお、ご利用いただけるJavaの種類は、IBM SDKとなっております。

本書では、お客さまサーバへのインストール・インストール確認の手順についてご説明いたします。

2-6

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第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1 CGIスクリプト

2.1

2.1.4 Java>2.1.4.2 Javaのインストール確認

1SSHソフトでログインし、バージョン確認を行うコマンドを入力します。

2

以下のメッセージが表示されていれば、Javaのインストールは正常に行われています。

2.1.4.2 Javaのインストール確認

> java -version

# java version "1.4.1"Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.1)Classic VM (build 1.4.1, J2RE 1.4.1 IBM build cxia321411-20030917 (JIT enabled: jitc))

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2.1 CGIスクリプト

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1

2.1.5 Python

2.1.5 Python>2.1.5.1 Pythonのインストール

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2vinstallコマンドで Python2.5.5をインストールします。

3

以下のメッセージが表示され、インストールが開始します。

【vinstall done】と表示されるとインストールは完了です。

2.1.5.1 Pythonのインストール

$su -Password (rootのパスワードを入力)#

# vinstall python-2.5

installing python-2.5Please wait a moment while Python2.5.5 is installed..usr/local/bin/idleusr/local/bin/pydocusr/local/bin/python2.5usr/local/bin/python2.5-configusr/local/bin/smtpd.pyusr/local/include/python2.5/Python-ast.h

~中略

~usr/local/lib/python2.5/xml/sax/saxutils.pyousr/local/lib/python2.5/xml/sax/xmlreader.pyusr/local/lib/python2.5/xml/sax/xmlreader.pycusr/local/lib/python2.5/xml/sax/xmlreader.pyoInstallation of Python2.5.5 complete.

vinstall done

Pythonはオブジェクト指向のスクリプト言語で、多くのプラットフォームをサポートしており、Webプログラミングや、アプリケーション開発など、幅広い分野で利用されています。

Pythonとは

本サービスでインストール済みのバージョンについては、インストール不要でお使いいただけますが、最新のバージョンをご利用になる場合は、インストールが必要となります。

また、最新版のPythonのパスは、インストール済のPythonと異なりますので、お客さま作成のCGI等でご利用になる場合は、パスの記載に注意してください。

最新バージョンをインストールされた場合でも、既にインストール済みのバージョンも引き続き最新バージョンと平行してご利用いただけます。

2-8

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第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1 CGIスクリプト

2.1

2.1.5 Python>2.1.5.4 Pythonのアンインストール

1SSHソフトでログインし、バージョン確認を行うコマンドを入力します。

2以下のようなメッセージが表示されます。この場合は、バージョン2.5.Xをあらわしています。

2.1.5.2 Pythonのバージョン確認

# /usr/local/bin/python2.5 –V

Python 2.5.5

2-9

1次のコマンドを入力し、Python2.5を起動します。

2

以下のようなメッセージが表示されます。この場合は、バージョン2.5.Xをあらわしています。

Ctrl+Dを入力すると、Python2.5が終了します。

2.1.5.3 Pythonの動作確認

# /usr/local/bin/python2.5

Python 2.5.X (r255:77872, Feb 18 2011, 20:47:09)[GCC 4.1.2 20071124 (Red Hat 4.1.2-42)] on linux2Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.>>>

2.1.5.4 Pythonのアンインストール

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2

vuninstallコマンドでPython2.5をアンインストールします。

【vuninstall done】と表示されましたら、アンインストール作業は完了です。

$su -Password (rootのパスワードを入力)#

# vuninstall python-2.5

uninstalling python-2.5Please wait a moment while Python2.5.5 is uninstalled...removing /usr/local/bin/idleremoving /usr/local/bin/pydocremoving /usr/local/bin/python2.5removing /usr/local/bin/python2.5-config

~中略

removing /usr/local/lib/python2.5/xml/sax/xmlreader.pycremoving /usr/local/lib/python2.5/xml/sax/xmlreader.pyoremoving /usr/bin/python2.5Uninstallation of Python2.5.5 complete.

vuninstall done

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2.1 CGIスクリプト

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.1

2.1.5 Python>2.1.5.5 設置時の注意

2.1.5.5 設置時の注意

2-10

◇Perlのバージョンについて

デフォルトでインストールされているPythonのバージョンは2.3.4です。本手順書で記載している、インストールが必要なPythonのバージョンは2.5です。

◇Pythonスクリプトの記述について

作成されたPerlスクリプトの最初の行に以下の記述が含まれている事をご確認下さい。

○Python2.5の場合

○デフォルトでインストールされているPython(2.3.4)を使用する場合

◇テキストタイプの指定

以下の記述がスクリプトに含まれていることをご確認下さい。

◇ファイル設置先について

作成したPythonスクリプトをウェブ上で使用する場合はcgi-binディレクトリに設置してください。

cgi-binディレクトリのパスは以下になります。

また、cgi-binディレクトリに設置したシェルスクリプトのパーミッションを755などに変更し、所有者以外からも

実行が行えるように設定してください。

パーミッションの変更は、CPXまたは、FTPクライアントの操作で変更することができます。

コマンドを使用して変更する場合は、以下のchmodコマンド使用して変更してください。

◇Pythonスクリプト内で参照するファイルについて

作成したPythonシェルスクリプトをウェブ上で使用する場合に、Pythonスクリプト内で参照するファイル(HTML、

画像 ファイル等)をドキュメントルート配下のディレクトリ(/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名)に設置する

場合は、これらのファイルに644などの適切なパーミッションを設定してください。

◇ウェブ上からのPythonスクリプトの起動

ブラウザでスクリプトへのパス”http://www.お客さまドメイン名/cgi-bin/ファイル名” または “http://お客さま

ドメイン名/cgi-bin/ファイル名”を直接入力するか、HTMLファイルからのリンクにより起動してください。

お客さまが作成されたPythonスクリプトの設置に関する注意点をご案内いたします。

下記の点をご確認いただいて、Pythonスクリプトの設置を行ってください。

#!/usr/local/bin/python2.5

#!/usr/bin/python

print “Content-type: text/html¥n¥n”

独自ドメインをご利用の場合 :/home/ドメイン管理者/www/cgi-bin独自ドメインなしでご利用の場合 :/var/www/cgi-bin

chmod 755 スクリプト名

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2.2 SSI

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.2

2.2.1SSI

2.2.1 SSI

1

SSIをご利用になるには、まずSSIを有効にするための設定ファイルを作成します。

ご利用のPCで下記のテキストファイルを作成してください。

ファイル名: .htaccess

ファイル内容

2

アドミンユーザでFTPサーバへアクセスします。

※サーバへのアクセス方法は、別冊セットアップガイド「第2章 各種参考情報 1.1 FTPソフトの利用」をご参照下さい。

上記で作成した.htaccessファイルをSSIを利用するディレクトリへ設置します。

例えば、ドキュメントルート(/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名)配下でSSIを利用する場合は、.htaccessファイルをドキュメントルートディレクトリに設置してください。

3

設置が完了したら、動作確認を行います。

以下のテスト用ファイルを、上記で設定したディレクトリに配置し、ウェブブラウザでアクセスします。

ファイル名: test.shtml

ファイル内容

4

例えば、ドキュメントルート(/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名)にtest.shtmlファイルを設置した場合は、

http://お客さまドメイン/test.shtmlにアクセスしてください。

アクセスすると、以下のように表示されます。

Options Includes SSIを実行できる領域に設定

<html><head><title>SSI TEST</title></head><body>SSI TEST<!--#config timefmt=“%Y/%m/%d” --><!--#echo var=“LAST_MODIFIED” --></body></html>

日付の表示を特定のフォーマットを指定

SSIのコマンドで最終更新日を表示

SSIはHTML内に組み込みのコマンドを書くことによって、ブラウザがそのファイルを要求したときにサーバ側

でコマンドを実行し、実行結果をその場所に挿入し、ページの一部を動的に変更することができる技術のことです。

SSIとは

本書では、 お客さまサーバでのSSIの動作確認の手順についてご説明いたします。

2-11

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2.3 アクセスレポート

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.3

2.3.1 ホームページのログ

本サービスでは、訪問者情報や、ホームページのアクセス情報が記載されたログを取得しております。

これらのログを定期的にご確認いただく事で、不正アクセスの発見や、どのページをよく見られているかの解析などを行うことができますので、ホームページの運用にご活用下さい。

2.3.1 ホームページのログ>2.3.1.1 ログの種類

2.3.1.1 ログの種類

ホームページのログには、以下の2種類があります。

ログの種類 保存場所 内容

アクセスログ ドメイン名 /var/log/httpd/access_log

/var/log/httpd/ドメイン管理者ID/ドメイン名-access_log

ホームページへのヒット数や、訪問者情報が記載されています。

エラーログ ドメイン名 /var/log/httpd/error_log

/var/log/httpd/ドメイン管理者ID/ドメイン名-error_log

ホームページへの正常でないアクセス情報が記載されます。

例えば、存在しないファイルへのアクセスや、パーミッションで禁止されたファイルへのアクセス等が記録されます。

2.3.1.2 ログのフォーマット

フォーマットはCLF(Common Log Format)に準拠したフォーマットで提供します。

1アクセスに対し、1行が以下のフォーマットで記述されます。

【フォーマット】

【フォーマット各項目説明】

【フォーマット例】

[HOST] [Login Name] [Remote User] [Time] “Request” [Status] [Bytes] “Referer” “User Agent”

HOST 接続元のドメイン名又はIPアドレス

Login Name 接続元から報告されたID情報

Remote User パスワードで保護されたドキュメントが要求された場合のユーザIDTime リクエストがあった時刻Request 接続元からのリクエスト行Status 接続元に返された3桁のステータスコードBytes 返却されたバイト数(ヘッダを除く)Referer 実際にどのURLを経由して参照されているかUser Agent 接続元のブラウザ・端末の製品名、バージョン等

xxx.ocn.ad.jp - - [08/jun/2008:09:11:40 +0900] “GET /index.html HTTP/1.0” 200 379“http://www/ocn.ne.jp” “http://www.ocn.ne.jp/” “Mozilla/4.7 [ja] (WinNT; I)”

2-12

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2.3 アクセスレポート

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.32.3.2.1 Urchinの設定

Urchinをインストールいただいたら、ご利用になるための設定を行う必要がございます。

Urchinの各種設定およびアクセスレポートの閲覧は、「Urchin5管理ツール」で行います。

「Urchin5管理ツール」のURLは、以下の通りです。

独自ドメインをご利用の場合 :https://お客さまドメイン名:9878/

独自ドメインなしでご利用の場合:https://アドミンユーザID.securesites.net:9878/

※上記URLへ直接アクセスいただく他に、ポータルサイト経由でもアクセスいただけます。

「Urchin5管理ツール」のご利用方法は、別冊「Urchin5設定マニュアル」でご案内しておりますので、ご参照下さい。

Urchin5設定マニュアル:http://www.ocn.ne.jp/hosting/support/manual/mwpro2/index.html

なお、「Urchin5管理ツール」はほとんどが日本語化されておりません。日本語で使用するには、「Urchin5設定マニュアル」の(3.1 ツールログインページの日本語化)を参考に設定を行ってください。

2.3.2 Urchin>2.3.2.1 Urchinの設定2-13

2.3.2 Urchin

Urchinとは、ウェブのログを解析し、お客さまのホームページへの訪問者数や、よく見られているページなどさまざまなレポートを作成することができるWebアクセス解析ツールです。

Urchinとは

アクセスレポートツール「Urchin」は新規インストールを終了しております。

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2.3 アクセスレポート

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.3

2.3.2.2 Urchinのアンインストール

Urchin5をご利用にならない場合のアンインストールの手順をご説明いたします。

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2Urchinプロセスを停止します。

3Urchinディレクトリを削除します。

4Urchinのスタートアップ情報を削除します。

5

ブラウザで、削除の完了を確認します。

「2.3.2.2 Urchinの設定」に記載されているURLへアクセスし、Urchin5管理ツールが表示されなければ、アンインストールは完了です。

引き続き、Apache設定ファイルの編集を行います。

6

Urchinの設定を削除するために、Apache設定ファイル(/etc/httpd/conf/httpd.conf)の編集を行います。

※ファイルを編集する前に、編集ミスをした際に元に戻せるよう必ずバックアップを作成してください。

バックアップを行うコマンドの例:

viコマンドで、httpd.confを開きます。

$su -Password (rootのパスワードを入力)#

# killall urchind

# rm -rf /usr/local/urchin5

# rm /etc/rc.d/init.d/urchind

# cp /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf_backup

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

2.3.2 Urchin>2.3.2.2 Urchinのアンインストール 2-14

アクセスレポートツール「Urchin」は新規インストールを終了しております。アンインストールするとお客さま自身で新規にインストールすることはできません。

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2.3 アクセスレポート

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.3

7

/etc/httpd/conf/httpd.confに追加された以下の設定(ファイルの最後にある、Urchinに関する記述)を削除します。

【httpd.conf 一部抜粋】

8

Apacheの設定ファイル(httpd.conf)にエラーが無いか、以下のコマンドで確認します。

以下のようなログが表示され、【Syntax OK】と表示されることを確認してください。

エラーがある場合は、必ず修正してください。

※修正されない場合、ウェブの閲覧ができなくなります。

9

設定ファイルを変更しましたので、Apacheの再起動を行います。

以上でアンインストールは完了です。

## <=== URCHIN 5 start ===>## User changes (other than commenting out lines within this block)## should be placed before or after this block. Any user changes made## within this block may be lost when Urchin 5 is removed or upgraded.

Listen 9878

<VirtualHost お客さまIPアドレス:9878>SSLEnableErrorLog /usr/local/urchin5/var/error.logDocumentRoot /usr/local/urchin5/htdocs/<Directory /usr/local/urchin5/htdocs/>

AddHandler cgi-script .cgiOptions ExecCGIDirectoryIndex session.cgiAllowOverride NoneOrder allow,denyAllow from all

</Directory></VirtualHost>

## <=== URCHIN 5 end ===>

この部分の記述を全て削除してください。

# apachectl configtest

# apachectl configtestSyntax OK#

# /usr/local/sbin/restart_apache

2.3.2 Urchin>2.3.2.2 Urchinのアンインストール2-15

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1 MySQL

2.4.1 MySQL>2.4.1.1 MySQLのインストール

2.4.1.1 MySQLのインストール

MySQLは無償のデータベースで、Webとの親和性が高くWeb上のサービスやECサイトなどで使用されています。

本サービスでは、PHP、Perlと連携して使用することができます。

なお、お客さまに代わり、MySQLのインストールを行うサービスも行っております。

詳細はこちらをご覧下さい。

http://www.ocn.ne.jp/hosting/function/mwpro2/daikou/index.html

MySQLとは

本書では、MySQLのインストール方法、および動作確認、削除の手順についてご案内いたします。

お客さまで作成されたデータベースのメンテナンス等についてはサポートいたしかねますのでご了承下さい。

2-16

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2

サーバのIPアドレス解決が正しく行われているか確認します。

実行すると以下のサーバ情報が表示されます。

>su -Password (rootのパスワードを入力)#

# sinfo

以下にMySQLのインストール手順をご説明します。

インストール時にドメイン名が解決できない場合、インストールはできますが、その後MySQLが動作しなくなることがあるため、(IPアドレスが取得できない場合はインストールがエラーとなります。) ここでは、ドメイン名が解決できるように確認、修正してインストールを行う手順をご説明します。

テンポラリドメイン: <テンポラリドメインが表示されます>ip: <IPアドレスが表示されます>server: <収容サーバが表示されます>type: <typeが表示されます>account: <shortnameが表示されます>vid: <id番号が表示されます>

●MySQL4.1のインストール方法については、オンラインマニュアルをご参照ください。

オンラインマニュアル-MySQLのインストール

URL:http://www.ocn.ne.jp/hosting/support/manual/mwpro2/hp02/06.html

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1 MySQL>2.4.1.1 MySQLのインストール

3

手順[2]で得たサーバ情報の[hostname]について、上記で表示されている本サービスに割り当てられたIPアドレスが設定されているか確認します。

●ドメイン名が解決されている場合 → 手順[4]に進んでください。

以下のメッセージが画面に表示されていれば、ドメイン名の解決は行われていますので、手順[4]へ進んでく

ださい。

※実行を完了するには、キーボードの[Ctl] キーを押しながら、 [C]キーを押してください。

●ドメイン名が解決していない場合 → <補足>hostsファイルの編集に進んでください。

以下のメッセージが画面に表示されている場合は、ドメイン名の解決が行われていませんので、<補足>

hostsファイルの編集に進み、hostsファイルの編集を行ってください。

設定完了後、手順[4]からの設定を行ってください。

4

vinstallコマンドでMySQLをインストールします。インストールを行うバージョンにより、コマンドが異なりますので、ご注意ください。

<MySQL5.0をインストールする場合> <MySQL5.1をインストールする場合>

<MySQL5.5をインストールする場合>

# vinstall mysql5.0

# ping テンポラリドメイン

PING <お客さまのドメイン名> (<IPアドレス>): 56 data bytes64 bytes from <IPアドレス>: icmp_seq=0 ttl=64 time=<数値> ms64 bytes from <IPアドレス>: icmp_seq=1 ttl=64 time=<数値> ms64 bytes from <IPアドレス>: icmp_seq=2 ttl=64 time=<数値> ms

ping: cannot resolve abc-xyz.net: Unknown host

2-17

# vinstall mysql5.1

# vinstall mysql5.5

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1 MySQL>2.4.1.1 MySQLのインストール

5

インストールが始まると、以下のメッセージが表示されます。

<MySQL5.0、5.1の場合>

<MySQL5.5の場合>

【ご注意】

InnoDBを有効にするかどうか、又はインストールを中止するか聞かれますが、

続行する場合は必ず‘yes’を、インストールを中止する場合は’quit’を入力してください。

‘quit’や‘yes’以外の入力、又は何も入力せずEnterを押した場合、MySQLの動作において、

不具合が発生する可能性がございます。

また、InnoDB以外でのMySQL5.5のご利用はサポートしておりません。

installing mysql5.XChecking for conflicting packagesPrevious mysql database(s) found in /var/lib/mysqlRemove previous mysql databases?(yes/no) [yes]:Removing previous database(s)Installing MySQL 5.X. Please wait....Checking to see if DB is createdSetting mysqld to start every time.and starting mysqld now.Enter the new MySQL root password:Enter the new MySQL root password (again)Installation of MySQL 5.X succeeded.

vinstall done

古いバージョンのMySQLがインストールされている場合、MySQLを削除してよいか聞かれます。削除してよろしければ”yes”を入力してください。

MySQLのrootユーザの、パスワードを入力します。

上記で設定したパスワードを再入力します。

2-18

installing mysql5.5古いバージョンのMySQLがインストールされている場合、MySQLを削除してよいか聞かれます。削除してよろしければ”yes”を入力してください。Checking for conflicting packagesPrevious mysql database(s) found in /var/lib/mysqlRemove previous mysql databases? (yes/no) [yes]: yesRemoving previous database(s)This install is currently setup to use innoDB. MySQL uses considerablymore memory when configured this way. If you wish to change the configurationof the server but have existing db's that already use innoDB, continue with theinstallation without disabling, dump your dbs/tables, and add this to your/etc/my.cnf:

[mysqld]ignore_builtin_innodbdefault_storage_engine=MyISAM

Do you wish to ENABLE innoDB in this server? (yes/no/quit) [no]: yesInstalling MySQL 5.5.X. Please wait....Checking to see if DB is createdSetting mysqld to start every time.and starting mysqld now.

Enter the new MySQL root password:Enter the new MySQL root password (again):Installation of MySQL 5.5.X succeeded.

vinstall done

古いバージョンのMySQLがインストールされている場合、MySQLを削除してよいか聞かれます。削除してよろしければ”yes”を入力してください。

MySQLのrootユーザの、パスワードを入力します。

上記で設定したパスワードを再入力します。

InnoDBを有効にするかどうか、又はインストールを中止するか聞かれますが、続行する場合は必ず‘yes’を、インストールを中止する場合は’quit’を入力してください。

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1 MySQLのインストール><補足>hostsファイルの編集

1viで、/etc/hotsファイルを開きます。

2

ファイルを開きますと、以下のような内容が表示されます。

上記の、[# temporary doman name]の前に、改行を入れ、ドメイン名の設定を記入します。

【フォーマット】

各項目は、スペースまたはタブで区切ります。

【フォーマット各項目説明】

ドメイン名の記載を行うと以下のようになります。

例)ドメイン名(ホスト名)がexample.ne.jpの場合

3

記入した設定を保存して、ドメイン名の解決は完了です。

コマンドモード([esc]キーを押す)に切り替え、以下のコマンドを入力して終了します。

# vi /etc/hosts

<補足>hostsファイルの編集

MySQLインストール時に、ドメイン名が解決していない場合は、以下の手順でhostsファイルの編集を行い、ドメイン名の解決が行われるようにしてください。

~省略

# In case you want to be able to connect to the Internet, you need# real official assigned numbers. Do not try to invent your own network# numbers but instead get one from your network provider (if any).#10.10.10.XX example.ne.jp ocn# temporary domain name

:wq

~省略

# In case you want to be able to connect to the Internet, you need# real official assigned numbers. Do not try to invent your own network# numbers but instead get one from your network provider (if any).## temporary domain name

[IP Address] [domain] [short name]

IP Address 本サービスのIPアドレス

domain 本サービスのドメイン名(ホスト名)

short name 本サービスのドメイン名の短縮形(フルドメイン名の一番目の”.”より前の部分)

2-19

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1 MySQL>2.4.1.2 MySQLの設定

インストール時に、MySQLの動作に必要なファイルが設置され、初期設定も行われます。

(mysql_install_db コマンドを実行する必要はありません。)

インストールと同時に、サーバに常駐するMySQLのプロセスが起動します。

また、サーバリブート(再起動)時に自動でMySQLが起動されるよう設定されます。

2.4.1.2 MySQLの設定

2.4.1.3 MySQLのプロセス確認

以下のコマンドで、MySQLのプロセスが起動していることを確認できます。

●プロセスが起動している場合(表示例)

上記のプロセス「mysqld_safe」「mysqld」が起動しています。

※プロセスオーナー、プロセス番号や時間など、表示内容はお客さま環境によって異なります。

# ps ax | grep mysql | grep –v grep

root 9721 0.0 0.0 2344 1128 ? S Sep29 0:00 /bin/sh /usr/bin/mysqld_safe --datadir=/var/lib/mysql--pid-file=/var/lib/mysql/senl1test01.securesites.net.pidmysql 9765 0.0 0.0 25848 4808 ? Sl Sep29 0:00 /usr/sbin/mysqld --basedir=/ --datadir=/var/lib/mysql--user=mysql --pid-file=/var/lib/mysql/senl1test01.securesites.net.pid --skip-external-locking--socket=/var/lib/mysql/mysql.sock

2.4.1.4 サーバの起動確認とバージョン確認

1次のコマンドを入力し、MySQLサーバにログインします。

2

パスワードの入力を求められますので、インストール時に設定したパスワードを入力します。

3

以下のようなメッセージが表示されます。この場合は、バージョン5.X.XXをあらわしています。

※表示されるバージョンはお客さまのご利用状況により異なります。

4ログアウトします。

# mysql -u root -p

# mysql –u root –pEnter password: (MySQLのrootのパスワードを入力)

Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or ¥g.Your MySQL connection id isServer version: 5.X.XX-community MySQL Community Edition(GPL)

Type 'help;' or '¥h' for help. Type '¥c' to clear the buffer.

mysql>

mysql> quit

インストールされた、MySQLサーバの動作確認と、バージョンの確認方法についてご説明いたします。

2-20

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1 MySQL>2.4.1.5 クライアントの動作確認とバージョン管理

2.4.1.5 クライアントの動作確認とバージョン確認

1

次のコマンドを入力し、MySQLサーバにログインします。

2

パスワードの入力を求められますので、インストール時に設定したパスワードを入力します。

3

以下のようなメッセージが表示されますと、MySQLクライアントは正常に起動していることになります。

4ログアウトします。

# mysql -u root -p

# mysql -u root -pEnter password: (MySQLのrootのパスワードを入力)

Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or ¥g.Your MySQL connection id isServer version: 5.X.XX-community MySQL Community Edition(GPL)

Type 'help;' or '¥h' for help. Type '¥c' to clear the buffer.

mysql>

mysql> quit

MySQLサーバをインストールすると同時にMySQLクライアント(MySQLサーバへ接続するツール)がインストールされます。ここでは、クライアントの動作確認とバージョンの確認方法についてご説明いたします。

◇クライアントの動作確認

2-21

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1 MySQL>2.4.1.5 クライアントの動作確認とバージョン管理

1

サーバにログインした状態で、以下のコマンドを入力します。

※[V]は大文字です。

2

以下のようなバージョン情報が表示されます。

【表示例】

この場合、バージョンは[5.X.XX]を表しています。

※お客さまのご利用状況により、表示されるバージョンは異なります。

※誤って[mysql –v]と入力した場合は、以下が表示されます。

# mysql -V

# mysql -Vmysql Ver 14.12 Distrib 5.X.XX for redhat-linux-gnu (i686) using readline5.0

ERROR 1045 (28000): Access deniied for user ‘アカウント’@’localhost’(using password : No)

●MySQLについての情報は市販の書籍、または下記ウェブサイトをご参照下さい。

日本MySQLユーザ会:http://www.mysql.gr.jp/

●MySQLをウェブブラウザから操作するツールとして、以下が知られています。

phpMyAdmin:http://www.phpmyadmin.net/(英語)

◇バージョン確認

2-22

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1.6 外部からの接続設定

2010年6月17日以降に、MySQLをインストールされた場合、セキュリティ上外部からのアクセスが出来ないように設定されております。

外部からの接続を行なう場合は、以下の手順で設定の変更を行なってください。

1サーバにログインし、root権限で /etc/my.cnf を開きます。

2

/etc/my.cnfに記載されている以下の行をコメントアウトします。

3/etc/my.cnfを保存し、終了します。

4

MySQLを再起動します。<バージョン4.1/5.0の場合>

<バージョン5.1の場合>

# vi /etc/mycnf

bind-address=127.0.0.1↓# bind-address=127.0.0.1

:wq

# /etc/init.d/mysql restart

# /etc/init.d/mysqld restart

2.4.1 MySQL>2.4.1.6 外部から接続を行なう場合2-23

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1.7 MySQLのアンインストール

インストールされたMySQLをアンインストールする手順についてご説明します。

2.4.1 MySQL>2.4.1.7 MySQLのアンインストール 2-24

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2

インストールされているパッケージを以下のコマンドで確認します。

<MySQL5.0 または MySQL5.1の場合>

<MySQL5.5 の場合>

コマンドを実行すると、以下のようなメッセージが表示されます。

<MySQL5.0の場合> <MySQL5.1の場合>

<MySQL5.5 の場合>

$su -Password (rootのパスワードを入力)#

# rpm -qa | grep -i mysql

perl-DBD-mysql-verio-X.XXXX-X.XMySQL-client-5.0.XX-X.glibc23mod_auth_mysql-X.X.X-X.XMySQL-shared-5.0.XX-X.glibc23MySQL-server-5.0.XX-X.glibc23

mysql-server-5.1.XX-1Xmysql-libs-5.1.XX-Xperl-DBD-MySQL-X.XXX-Xmod_auth_mysql-X.X.X-X.Xmysql-5.1.XX-X

# rpm -qa | egrep -i 'mysql|libaio'

mysql-server-5.5.X-Xlibaio-X.X.XXX-Xmysql-libs-5.5.X-Xperl-DBD-MySQL-X.XXX-Xmod_auth_mysql-X.X.X-X.Xmysql-5.5.X-X

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.1 MySQL>2.4.1.6 外部から接続を行なう場合2-25

3

手順[2]で表示されたパッケージのうち、以下の項目を、rpmコマンドを使用して削除します。

<MySQL5.0の場合>

<MySQL5.1の場合>

<MySQL5.5の場合>

※必ずこの順番で削除を行ってください。

4

削除の確認をrpmコマンドで行います。

<MySQL5.0 または MySQL5.1 の場合>

<MySQL5.5の場合>

以下のように、削除したパッケージが表示されていなければ、削除は完了です。

5MySQLのデータファイルを削除する場合は、以下のコマンドを実行してください。

# rpm -e MySQL-server-5.X.XX-X.glibc23# rpm -e MySQL-client-5.X.XX-X.glibc23# rpm -e MySQL-shared-5.X.XX-X.glibc23# rpm -e perl-DBD-mysql-verio-X.XXXX-X.X# rpm -e mod_auth_mysql-X.X.XX.X

# rpm -e mysql-server-5.1.XX-Xwarning: /var/log/mysqld.log saved as /var/log/mysqld.log.rpmsave ※1# rpm -e mysql-5.1.XX-X# rpm -e perl-DBD-MySQL-X.XXX-X# rpm -e mod_auth_mysql-X.X.X-X.X# rpm -e mysql-libs-5.1.XX-Xwarning: /etc/my.cnf saved as /etc/my.cnf.rpmsave ※2

※1 /var/log/mysql.log が /var/log/mysqld.log.rpmsaveにリネームされます。※2 /etc/my.cnf が /etc/my.cnf.rpmsaveにリネームされます。

# rpm -e mysql-server-5.5.X-Xwarning: /var/log/mysqld.log saved as /var/log/mysqld.log.rpmsave ※1# rpm -e mysql-5.5.X-X# rpm -e perl-DBD-MySQL-X.XXX-X# rpm -e mod_auth_mysql-X.X.X-X.X# rpm -e mysql-libs-5.5.X-Xwarning: /etc/my.cnf saved as /etc/my.cnf.rpmsave ※2# rpm -e libaio-X.X.XXX-X

※1 /var/log/mysql.log が/var/log/mysqld.log.rpmsaveにリネームされます。※2 /etc/my.cnf が/etc/my.cnf.rpmsaveにリネームされます。

# rpm -qa | grep -i mysql

# rpm -qa | egrep -i 'mysql|libaio'

#

# rm -rf /var/lib/mysql

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.2 PostgreSQL

2.4.2 PostgreSQL>2.4.2.1 PostgreSQLのインストール

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2

インストールの前準備として、以下のコマンドを実行し、確認を行います。

以下のメッセージが表示された場合、古いPostgreSQLがインストールされていますので、古いPostgreSQLの削除を行うため手順[3]を行って下さい。

何も表示されない場合には、手順[4]に進んでください。

3

<PostgreSQL削除>

rpmコマンドで、パッケージの削除を行います。

※必ず上記の順番で削除を行ってください。

4

vinstallコマンドでPostgreSQLをインストールします。

<PostgreSQL8.4をインストールする場合> <Postgre7.4をインストールする場合>

>su -Password (rootのパスワードを入力)#

2.4.2.1 PostgreSQLのインストール

# rpm -qa | grep -E '(postgre|pgsql|Pg)'

mod_auth_pgsql-X.X.X-X.Xpostgresql-libs-X.X.XX-X.X.Xpostgresql-server-X.X.XX-Xperl-DBD-Pg-X.X.X-Xpostgresql-X.X.XX-Xpostgresql-devel-X.X.XX-X

# rpm -e postgresql-server-X.X.XX-X# rpm -e postgresql-devel-X.X.XX-X# rpm -e postgresql-X.X.XX-X# rpm -e mod_auth_pgsql-X.X.X-X.X# rpm -e perl-DBD-Pg-X.X.X-X# rpm -e --nodeps postgresql-libs-X.X.XX-X.X.X

# vinstall postgresql

無償で使用できるリレーショナルデータベースで、大規模データベースと同等の機能を持つほか、ユーザ定義型や継承など他ではあまり見かけない機能も持ち合わせており、性能や信頼性も大規模データベースとほとんど変わらないと言われています。

なお、お客さまに代わり、PostgreSQLのインストールを行うサービスも行っております。

詳細はこちらをご覧下さい。

http://www.ocn.ne.jp/hosting/function/mwpro2/daikou/index.html

PostgreSQLとは

本書では、PostgreSQLのインストール方法、および動作確認、削除の手順についてご案内いたします。

お客さまで作成されたデータベースのメンテナンス等についてはサポートいたしかねますのでご了承下さい。

2-26

# vinstall postgresql7

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.2 PostgreSQL>2.4.2.1 PostgreSQLのインストール

5

インストールが始まると、以下のメッセージが表示されます。

【vinstall done】と表示されるとインストールは完了です。

installing postgresqlInstalling postgresql via yumSetting up Install ProcessSetting up repositories~ 省略 ~WARNING: enabling "trust" authentication for local connectionsYou can change this by editing pg_hba.conf or using the -A option thenext time you run initdb.Starting postgresql service: [ OK ]man pages for postgres are available; please read them carefullyto learn how to use postgres. The man pages may be accessedby typing:

--Multi User% man postmaster-- Single User% man postgres

There are also man pages for individual commands that aretoo numerious to list.The version installed is: X.X.XThe Online manuals for this product are on the postgres homepage~ 省略 ~vinstall done

2-27

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.2 PostgreSQL>2.4.2.2 設定

インストール時に、PostgreSQLの動作に必要なライブラリは/usr/lib/pgsqlに、設定ファイルは/var/lib/pgsql/dataに設置されます。インストールと同時に、サーバに常駐するpgsqlのプロセスが起動します。また、サーバリブート(再起動)時に自動でpgsqlが起動されるよう設定されます。

2.4.2.2 設定

2.4.2.3 クライアントの動作確認

1以下のコマンドを入力し、PostgreSQLにログインします。

2

以下のメッセージが表示されましたら、クライアントが正常に起動していることになります。

<PostgreSQL7.4の場合>

<PostgreSQL8.4の場合>

3ログアウトをします。

# su - postgres-bash3.00 $ psql

Welcome to psql 7.4.X, the PostgreSQL interactive terminal.Type: ¥copyright for distribution terms

¥h for help with SQL commands¥? for help on internal slash commands¥g or terminate with semicolon to execute query¥q to quit

postgres=#

PostgreSQLのユーザに変更

PostgreSQLクライアントにログイン

インストールしたPostgreSQLのクライアント(PostgerSQLサーバへの接続ツール)のログイン方法と、ログアウト方法についてご説明いたします。

postgres=# ¥q

インストールすると、「postgres」というPostgreSQL独自のユーザが作成されます。

PostgreSQLクライアントも、この「postgres」ユーザで実行することをお勧めします。

独立したユーザアカウントではなく、既存のユーザで、PostgresSQLクライアントを起動したい場合、各ユーザの環境を設定する必要があります。

●PostgreSQLについての情報は市販の書籍、または下記ウェブサイトをご参照下さい。

日本PostgreSQLユーザ会:http://www.postgresql.jp/

●PostgreSQLをウェブブラウザから操作するツールとして、以下が知られています。

phpPgAdmin:http://www.phppgadmin.net/(英語)

2-28

psql (8.4.XX)Type "help" for help.postgres=#

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.2 PostgreSQL>2.4.2.4 TCP/IP接続で利用する場合

[2.4.2.1]の手順で、PostgreSQLをインストールした場合のデフォルト環境は、TCP/IP接続を許可していないため、外部のサーバからの接続を許可しておりません。

TCP/IP接続を使用する場合は、設定ファイルの編集を行う必要がありますので、以下の手順で設定ファイルの編集を行ってください。

2.4.2.4 TCP/IP接続で利用する場合

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2viコマンドで/var/lib/pgsql/data/postgresql.confファイルを開きます。

3

postgresql.confファイルが表示されますので、TCP/IP接続を有効に設定します。

postgresql.confファイルの上段部分に、以下のTCP/IP接続に関する記述がありますので、記述を変更します。

<PostgreSQL7.4の場合>

<PostgreSQL8.4の場合>

4

postgresql.confファイルを保存し、編集を終了します。

5

続いて、お客さまがご利用している本サービスのIPアドレス、および他の接続させたいマシンのIPアドレスで接続できるよう/var/lib/pgsql/data/pg_hba.confの編集を行います。

viコマンドで、pg_hba.confファイルを開きます。

>su -Password (rootのパスワードを入力)#

## - Connection Settings -##tcpip_socket = false

↓(#を外して値をtrueに変更する)tcpip_socket = true

# vi /var/lib/pgsql/data/postgresql.conf

([esc]キーで、コマンドモードに変更):wq 保存して終了

# vi /var/lib/pgsql/data/pg_hba.conf

2-29

#listen_addresses = 'localhost' # what IP address(es) to listen on;# comma-separated list of addresses;# defaults to 'localhost', '*' = all# (change requires restart)

↓(#を外してローカルホストのIPアドレスを追記する)listen_addresses = 'localhost, XXX.XXX.XXX.XXX'

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.2 PostgreSQL>2.4.2.4 TCP/IP接続で利用する場合

6

pg_hba.confの下部に接続情報を記入する項目がありますので、接続したいIPアドレスの記入を行います。

【フォーマット】

【フォーマット各項目説明】

【設定例】

7

pg_hba.confファイルを保存し、編集を終了します。

8

設定ファイルを変更したので、PostgreSQLのプロセスを再起動します。

以上で設定は完了です。

~省略 ~# TYPE DATABASE USER IP-ADDRESS IP-MASK METHOD

local all all trusthost all all 127.0.0.1 255.255.255.255 trusthost all all 10.10.10.10 255.255.255.255 trusthost all all 10.10.10.20 255.255.255.255 trust

TYPE PostgreSQLサーバへの接続方法。

DATABASE PostgreSQLのデータベース名。

USER PostgreSQLユーザの名前

IP-ADDRESS 接続させたいIPアドレス

IP-MASK 接続させたいIPアドレスのIPマスク

METHOD 認証方式

[TYPE] [DATABASE] [USER] [IP-ADDRESS] [IP-MASK ] [METHOD]

本サービスのIPアドレス

接続させたい外部ホストのIPアドレス

([esc]キーで、コマンドモードに変更):wq

# service postgresql restart

2-30

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.2.5 PostgreSQLのアンインストール

インストールされたPostgreSQLをアンインストールする手順についてご説明します。

2.4.2 PostgreSQL> 2.4.2.5 PostgreSQLのアンインストール

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2

インストールされているパッケージを以下のコマンドで確認します。

<PostgreSQL7.4の場合>

<PostgreSQL8.4の場合>

コマンドを実行すると、以下のようなメッセージが表示されます。

<PostgreSQL7.4の場合> <PostgreSQL8.4の場合>

3

手順[2]で表示されたパッケージのうち、以下の項目を、rpmコマンドを使用して削除します。

※必ずこの順番で削除を行ってください。

<PostgreSQL7.4の場合>

<PostgreSQL8.4の場合>

>su -Password (rootのパスワードを入力)#

# rpm -qa | grep -E '(postgre|pgsql|Pg)'

postgresql-libs-X.X.XX-X.X_X.Xmod_auth_pgsql-X.X.X-X.Xpostgresql-server-X.X.XX-X.X_X.Xperl-DBD-Pg-X.X.X-X.X.rfpostgresql-devel-X.X.XX-X.X_X.Xpostgresql-X.X.X-X.X_X.X

# rpm -e postgresql-server-X.X.XX-X# rpm -e postgresql-devel-X.X.XX-X# rpm -e postgresql-X.X.XX-X# rpm -e mod_auth_pgsql-X.X.X-X.X# rpm -e perl-DBD-Pg-X.X.X-X# rpm -e --nodeps postgresql-libs-X.X.XX-X.X.X

2-31

postgresql-libs-X.X.XX-X.X_X.Xmod_auth_pgsql-X.X.X-X.Xpostgresql-server-X.X.XX-X.X_X.Xperl-DBD-Pg-X.X.X-X.X.rfpostgresql-devel-X.X.XX-X.X_X.Xpostgresql-X.X.X-X.X_X.X

# rpm -qa | grep -E '(postgre|pgsql|Pg|perltidy|perl-Data-Peek)'

# rpm -e postgresql-server-X.X.X-X# rpm -e postgresql-devel-X.X.X-X# rpm -e postgresql-X.X.X-X# rpm -e mod_auth_pgsql-X.X.X-XX# rpm -e perl-DBD-Pg-X.XX.X-X# rpm -e perl-Data-Peek-X.XX-X# rpm -e perltidy-XXXXXXXX-X# rpm -e postgresql-libs-X.X.X-X

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.2 PostgreSQL> 2.4.2.5 PostgreSQLのアンインストール

4

削除の確認をrpmコマンドで行います。

<PostgreSQL7.4の場合>

<PostgreSQL8.4の場合>

以下のように、削除したパッケージが表示されていなければ、削除は完了です。

5

PostgreSQLのデータファイルを削除する場合は、以下のコマンドを実行してください。

#

# rpm -qa | grep -E '(postgre|pgsql|Pg)'

# rm -rf /var/lib/pgsql

2-32

# rpm -qa | grep -E '(postgre|pgsql|Pg|perltidy|perl-Data-Peek)'

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.3 PHP

2.4.3 PHP>2.4.3.1 PHPのインストール

2.4.3.1 PHPのインストール

インストールコマンドを使用したPHPのインストール方法についてご案内いたします。

レイアウトの雛形となるhtmlファイル内に、処理内容を記述したスクリプトを埋め込むことで、処理結果に応じて動的に文書を作成します。

データベースとの連携に優れており、近年普及しつつあるスクリプト言語です。

なお、お客さまに代わり、PHP5のインストールを行うサービスも行っております。

詳細はこちらをご覧下さい。

http://www.ocn.ne.jp/hosting/function/mwpro2/daikou/index.html

PHPとは

本サービスでPHPをご利用いただくには、インストール作業が必要です。

本書では、インストール/動作確認/削除の手順についてご案内いたします。

2-33

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2

PHPのインストールを行うと、Apacheの再起動が自動的に行われます。

Apacheの設定ファイル(httpd.conf)にエラーが無いか、以下のコマンドで確認してください。

以下のようなログが表示され、【Syntax OK】と表示されることを確認してください。

エラーがある場合は、必ず修正してください。

※修正されない場合、ウェブの閲覧ができなくなります。

3

vinstallコマンドで、PHP5をインストールを開始します。

<PHP5.2をインストールする場合> <PHP5.3をインストールする場合 >

>su -Password (rootのパスワードを入力)#

# apachectl configtest

# apachectl configtestSyntax OK#

# vinstall php5.2 # vinstall php5.3

PHP5.2とPHP5.3は並列してインストールすることは出来ません。PHP5.3をインストールされる場合は、PHP5.2をアンインストールしておく必要がございます。また、PHP5.2とPHP5.3は互換性がない変更がありますので、PHP5.2からPHP5.3へ変更される場合は

お客様作成のCGIなどの動作確認を実施してください。

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.3 PHP>2.4.3.1 PHPのインストール

4

インストール画面が表示されますので、キーボードの上下キーを使って、カーソルの移動が可能です。

必要なPHPモジュールがある場合は、スペースキーで選択してください。

選択したモジュールにはアスタリスク[*]が表示されます。

5

選択が完了したら「TAB」キーを使って、カーソルを【OK】の項目に移動し、[Enter]キーを押してください。

6

以下のメッセージが表示され、【vinstall done】と表示されるとインストールは完了です。

2-34

LoadModule added to your httpd.conf file.

done.

----------------------------------------------------------------------------The PHP5 DSO is now loaded in the apache config file (httpd.conf).The previous menu made changes to your /usr/local/php5/etc/extensions.iniand uncommented the appropriate 'extension=' line to enable the extensions you selected.

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! PHP5 has the 'short_open_tag' option disabled by default. If!! WARNING !! your php application uses short tags, edit your!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! /usr/local/php5/lib/php.ini and re-enable that option.

See the full PHP5 online documentation at <http://php.net/>.----------------------------------------------------------------------------

vinstall done

選択例:

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.3.2 動作確認

2.4.3 PHP>2.4.3.2 動作確認

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2

次のコマンドを入力し、phpの動作確認を行います。

以下のようなメッセージが表示されます。

はじめに、バージョン情報とお客さまのドメインが表示されます。

警告メッセージ(PHP Warning)が表示されていなければ、正常に動作しています。

【警告メッセージの例】

上記のようなメッセージが表示された場合、PHP環境に何らかの不備がある可能性があります。その際は、Oカスタマーサポートセンターまでお問い合わせ下さい。

以上で、コマンドによる動作確認は終了です。

>su -Password (rootのパスワードを入力)#

# php -i

phpinfo()PHP Version => 5.X.X

System => Linux お客さまのドメイン2.6.18-028stab031 #5 SMP Mon Feb 11 13:52:37 MST2008 i686 Build Date => Jun 19 2008 00:25:28 Configure Command => './configure' '--prefix=/usr/local/php5' '--with-config-file-scan-dir=/usr/local/php5/etc' '--disable-all' '--enable-libxml' '--with-libxml-dir=/usr/local' '--enable-reflection' '--enable-zend-multibyte' '--with-regex=php'Server API => Command Line InterfaceVirtual Directory Support => disabledConfiguration File (php.ini) Path => /usr/local/php5/lib Loaded Configuration File =>/usr/local/php5/lib/php.ini Scan this dir for additional .ini files => /usr/local/php5/etcadditional .ini files parsed => /usr/local/php5/etc/extensions.ini

~ 略 ~If you did not receive a copy of the PHP license, or have any questions about PHP licensing,please contact [email protected].

PHP Warning: Unknown(): Unable to load dynamic library '/usr/local/lib/php/extensions/current/pgsql.so' - Cannot open &quot;/usr/local/lib/php/extensions/current/pgsql.so&quot; in Unknown on line 0

◇コマンドによる動作確認

2-35

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

◇ウェブブラウザによる動作確認

1

PHP5の動作を確認するためのファイルを作成します。

ご利用のPCで、下記のテキストファイルを作成してください。

ファイル名:phpinfo.php

ファイル内容:

2

ドメイン管理者IDでFTPサーバへアクセスし、手順[1]で作成したphpinfo.phpファイルをドキュメントルートへ設置します。

独自ドメインをご利用の場合:/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名

独自ドメインなしでご利用の場合:/var/www/html

※phpinfo.phpをサーバに設置する際は、コントロールパネル(CPX)のファイル管理機能を利用してください。

3

apacheの再起動が完了したら、phpinfo.phpファイルに、ウェブブラウザでアクセスします。

独自ドメインをご利用の場合 :https://お客さまドメイン/phpinfo.php

独自ドメインなしでご利用の場合:https://アドミンユーザID.securesites.net/phpinfo.php

4

以下のようなPHP5の環境設定情報が表示されると、正常に動作していることが確認できます。

2.4.3 PHP>2.4.3.2 動作確認

●PHPについての情報は市販の書籍、または下記ウェブサイトをご参照下さい。

日本PHPユーザ会:http://www.php.gr.jp/

●本サービスではMySQLやPostgreSQL、PHP5の動作環境のみを提供しており、お客さまがデータベースの機能を利用したり、Perl,PHP5によるデータベースの操作画面等を作成することは可能ですが、弊社

ではデータベースの操作方法、スクリプトの記述等に関するサポートはいたしかねますので、あらかじめご了承下さい。

2-36

<?php phpinfo(); ?>

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

2.4.3.3 PHPのアンインストール

PHPのアンインストールでは、PHPのモジュールを全て解除し、PHPをウェブサーバで利用できなくするための設定となります。

他のアプリケーションのようにファイルを削除するという作業は実施しません。

2.4.3 PHP>2.4.3.3 PHPのアンインストール2-37

1

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

2

PHPの無効化を行うと、Apacheの再起動が自動的に行われます。

そのため、Apacheの設定ファイル(httpd.conf)にエラーが無いか、以下のコマンドで確認します。

以下のようなログが表示され、【Syntax OK】と表示されることを確認してください。

エラーがある場合は、必ず修正してください。

※修正されない場合、ウェブの閲覧ができなくなります。

3

Apacheの設定ファイルに問題が無ければ、PHPのモジュールの無効化を行います。

vinstallコマンドで、PHPのインストール画面を表示します。

<PHP5.2をインストールしている場合> <PHP5.3をインストールしている場合>

4

PHPのインストール画面が表示されますので、キーボードの上下キーを使って、カーソルを移動し、アスタリスク[*]がある場合はスペースキーでアスタリスク[*]マークをはずしてください。

>su -Password (rootのパスワードを入力)#

# apachectl configtest

# apachectl configtestSyntax OK#

# vinstall php5.2 # vinstall php5.3

選択例:

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

5

全てのアスタリスク[*}マークをはずしたら、キーボードの「Tab」キーを使って、点滅しているカーソルを【OK】に移動し、「Enter」キーを押してください。

6

以下のようなメッセージが表示されますので、【vinstall done】のメッセージが表示されたらモジュールのアンインストールは完了です。

引き続き、ウェブサーバのPHP無効化の作業を行います。

7

PHPに関する設定の削除を行うため、Apacheの設定ファイル(httpd.conf)の編集を行います。

※ファイルを編集する前に、編集ミスをした際に元に戻せるよう必ずバックアップを作成してください。

バックアップを行うコマンドの例:

viコマンドで、Apache設定ファイル(httpd.conf)を開きます。

2.4.3 PHP>2.4.3.3 PHPのアンインストール 2-38

mod_php5.X.X.so is already loaded in your httpd.conf.

done.

----------------------------------------------------------------------------The PHP5 DSO is now loaded in the apache config file (httpd.conf).The previous menu made changes to your /usr/local/php5/etc/extensions.iniand uncommented the appropriate 'extension=' line to enable the extensions you selected.

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! PHP5 has the 'short_open_tag' option disabled by default. If!! WARNING !! your php application uses short tags, edit your!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! /usr/local/php5/lib/php.ini and re-enable that option.

See the full PHP5 online documentation at <http://php.net/>.----------------------------------------------------------------------------

vinstall done

# cp /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf_backup

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

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2.4 データベース

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.4

8

ファイルの中ほどにある以下のPHPに関する記述を削除します。

9

Apache設定ファイル(httpd.conf)を保存し、終了します。

10

Apache設定ファイル(httpd.conf)にエラーが無いか、以下のコマンドで確認してください。

以下のようなログが表示され、【Syntax OK】と表示されることを確認してください。

エラーがある場合は、必ず修正してください。

※修正されない場合、ウェブの閲覧ができなくなります。

11ウェブサーバを再起動します。

12

以下の、PHP5関連の3つのシンボリックリンクを削除します。

<PHP5.2をインストールしている場合>

<PHP5.3をインストールしている場合>

以上で、PHPモジュールのアンインストールは完了です。

([esc]キーで、コマンドモードに変更):wq 保存して終了

# apachectl configtest

# apachectl configtestSyntax OK#

#/usr/local/sbin/restart_apache

~前略~LoadModule access_module modules/mod_access.soLoadModule auth_module modules/mod_auth.so#LoadModule auth_anon_module modules/mod_auth_anon.so#LoadModule auth_dbm_module modules/mod_auth_dbm.so#LoadModule auth_digest_module modules/mod_auth_digest.so#LoadModule ldap_module modules/mod_ldap.so#LoadModule auth_ldap_module modules/mod_auth_ldap.so

~中略~

LoadModule apreq_module modules/mod_apreq2.soLoadModule python_module modules/mod_python.soLoadModule php5_module modules/mod_php5-5.X.X.so↓#LoadModule php5_module modules/mod_php5-5.X.X.so

上記一文を下記のようにコメントアウトする。

2.4.3 PHP>2.4.3.3 PHPのアンインストール2-39

# rm -f /usr/local/bin/php# rm -f /usr/local/bin/php-cgi# rm -f /usr/local/php5/lib/php/extensions/current

# rm -f /usr/local/bin/php# rm -f /usr/local/bin/php-cgi# rm -f /usr/local/php5.3/lib/php/extensions/current

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2.5 アクセス制御

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.5

2.5.1 パスワードによるアクセス制御

本サービスでは、ホームページにパスワードによるユーザ認証をご利用いただけます。

ユーザ認証を行うことで、会員専用のホームページなどを作成することができます。

以下の例に従い、「.htaccess」ファイルを利用したユーザ認証の手順をご説明いたします。

【例】 対象ディレクトリ:/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名/test

アクセス許可ID: testuser

パスワード:12345

2.5.1 パスワードによるユーザ認証

1

アクセス制御設定ファイル「.htaccess」ファイルを作成します。

ご利用のPCで、下記のテキストファイルを作成してください。

ファイル名: .htaccess

ファイル内容:

この設定では、対象ディレクトリにアクセスできるのは「testuser」というユーザだけになり、アクセスにはパスワードが必要になります。

パスワードが格納されているのは、1行目で指定されている「.htpasswd」ファイルです。

2

ドメイン管理者IDでFTPサーバへアクセスし、上記で作成したファイルをパスワード認証を行いたいディレクトリへ設置します。

ここでは、[/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名/test]フォルダへ.htaccessファイルを設置します。

※FTPによるサーバアクセス方法については、別冊 セットアップガイド「2.2 FTPソフトの利用」をご参照下さい。

3

アドミンユーザで、サーバにログインを行い、管理者(root)になります。

4

パスワードファイル[.htpasswd」を作成します。

【Adding password for user testuser】と表示されるとパスワードの作成は完成です。

※htpasswdコマンドの-cオプションは、.htpasswdファイルを新規作成する場合のオプションです。

2回目からは、不要です。このようにhtpasswdコマンドを繰り返すことでユーザを追加します。

以上で、パスワードによるユーザ認証の設定は完了です。

>su -Password (rootのパスワードを入力)#

AuthUserFile /etc/httpd/.htpasswdAuthGroupFile /dev/nullAuthName "Please enter username and password"AuthType Basic<Limit GET>require user testuser</Limit>

# cd /etc/httpd/# htpasswd -c .htpasswd testuserNewPassword: (設定するパスワードを入力)Re-Type new Password:(パスワードの再入力)Adding password for user testuser

.←htaccessファイルのAuthUserFileで指定したディレクトリに移動←パスワードファイルを作成するコマンド

←パスワードを入力(例:12345)←再度、上記で入力したパスワードを入力

2-40

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2.5 アクセス制御

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.5

2.5.2 IPアドレスによるアクセス制御

「.htaccess」ファイルを利用して、特定ディレクトリにアクセスできるIPアドレスを制限する、アクセス制御を行うことができます。

以下に、IPアドレス制御の手順をご説明いたします。

2.5.2 IPアドレスによるアクセス制御

1

アクセス制御設定ファイル「.htaccess」ファイルを作成します。

ご利用のPCで、下記のテキストファイルを作成してください。

ファイル名: .htaccess

ファイル内容:

【記入例:IPアドレス(123.123.123.123)からのアクセスを拒否する場合】

2

ドメイン管理者IDでFTPサーバへアクセスし、上記で作成したファイルをアクセス制御対象のディレクトリへ設置します。

※FTPによるサーバアクセス方法については、別冊 セットアップガイド「2.2 FTPソフトの利用」をご参照下さい。

以上でIPアドレスによるアクセス制御の設定は完了です。

<Limit GET>order allow,denyallow from (許可するIPアドレス)deny from (拒否するIPアドレス)</Limit>

<Limit GET>order allow,denyallow from alldeny from 123.123.123.123</Limit>

.←はじめに全アドレスからアクセス許可の制御を行う。

.←拒否したいアドレスを記述する。

2-41

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2.5 アクセス制御

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.5

2.5.3 リダイレクト

「.htaccess」ファイルを利用することで、特定のURLへリダイレクト(URL自動転送)を行うことができます。

以下に、リダイレクトの設定手順についてご説明いたします。

2.5.3 リダイレクト/2.5.4 ファイル表示の優先順位 2-42

1

アクセス制御設定ファイル「.htaccess」ファイルを作成します。

ご利用のPCで、下記のテキストファイルを作成してください。

ファイル名: .htaccess

フォーマット:

【記入例:http://お客さまドメイン名/test/redirect.html を http://otherdomain.com/へ転送する】

※既にアクセスされるファイルのあるディレクトリに.htaccessファイルを作成されている場合は、

作成済みの.htaccessファイルへ上記の内容を追記してください。

2

ドメイン管理者IDでFTPサーバへアクセスし、上記で作成したファイルをアクセスされるファイルのあるディレクトリ(「//www/ドメイン名/」絶対パス:/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名)へ設置します。

※FTPによるサーバアクセス方法については、別冊セットアップガイド「2.2 FTPソフトの利用」をご参照下さい。

以上でリダイレクトの設定は完了です。

Redirect アクセスされるファイル(URL) 転送先のアドレス

Redirect /test/redirect.html http://otherdomain.com

2.5.4 ファイル表示の優先順位

「.htaccess」ファイルを利用することで、ホームページへのアクセスにファイル名を指定しない(URLの末尾がスラッシュ/)場合に表示するファイルの優先順位を変更できます。

1

アクセス制御設定ファイル「.htaccess」ファイルを作成します。

ご利用のPCで、下記のテキストファイルを作成してください。

ファイル名: .htaccess

フォーマット:

※ウェブサーバは左側のファイルより順に探していき、見つかればそのファイルを表示します。

【記入例:本サービスのデフォルト設定】

※既に、アクセスされるファイルのあるディレクトリに.htaccessファイルを作成されている場合は、

作成済みの.htaccessファイルへ上記の内容を追記してください。

2

ドメイン管理者IDでFTPサーバへアクセスし、上記で作成したファイルをアクセスされるファイルのあるディレクトリ(「//www/ドメイン名/」絶対パス:/home/ドメイン管理者/www/ドメイン名)へ設置します。

※FTPによるサーバアクセス方法については、別冊 セットアップガイド「2.2 FTPソフトの利用」をご参照下さい。

以上でファイル表示の優先順位設定は完了です。

Directyindex ファイル名1 ファイル名2 ファイル名3 ・・・

DirectoryIndex index.html index.htm index.cgi index.php index.shtml

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2.6 SSLサーバ証明書

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.6

本サービスではお客さまのWebサイトをSSL通信でご利用いただくことができます。

SSLはインターネット上で安全にデータの送受信を行うための暗号化技術です。SSL通信とサーバ証明書を組み合わせることにより、お客さまサーバとWebブラウザ間で送受信されるデータを保護し、Webサイトから送信されるデータの送信元情報(Webサイトの企業実在証明*1)や、そのデータが送信中に改竄されていないかどうかを確認できます。

*1 グローバルサイン社のクイック認証SSLは企業実在証明はありません。

◇SSLの利用可能なドメイン形態とサーバ証明

●ドメイン形態ドメイン

タイプ

内容 サーバ証明書 月額

費用発行会社 製品名

本サービスで用意したホスト名

あらかじめ本サービス側で設定し

たホスト名でSSLアクセスが可能

です。

プラン新設時に自動的に設定を

行います。

https://アカウント

ID.securesites.net/

米国GeoTrust社(旧Equifax

Secure社)

- 無料

独自ドメイン名(ホスト名) (*2)

お客さまの独自ドメイン名(ホスト

名)でSSLアクセスが可能です。

日本ベリサイン社 セキュア・サーバID (*3 )

【参考URL】 グローバル・サーバID

http://www.verisign.co.jp/server/index.html

グローバルサイン社

【参考URL】

クイック認証SSL

企業認証SSL

【http://ocngs.globalsign.com/

*2 その他のサーバ証明書のご利用はサポートしておりません。

*3 NTTコミュニケーションズにサーバへのサーバ証明書のインストールを依頼される場合は、工事料が必要と

なります。

その他にお客さまでサーバ証明書を取得する費用が必要となります。

NTTコミュニケーションズにサーバ証明書の取得代行と証明書のインストールを依頼される場合は、工事料と

サーバ証明書料が必要となります。

NTTコミュニケーションズによるサーバ証明書の取得/インストール代行の対象となる証明書は日本ベリサイン社

のセキュア・サーバ IDのみです。

2-43

お客様ご自身でSSLサーバ証明書を取得/設定を行う場合、SSHクライアントを使用した各種設定ファイルの編

集や、サービスの再起動が必要になります。なお設定に誤りがありますと、サービスが起動しなくなってしまったり、Webページがご覧できなくなる場合がございますので、サーバ証明書発行会社の設定手順を十分にご確認の上、ご設定ください。なお、設定の不備によりサービスの初期化が必要となった場合、有料にて承ります。お客様ご自身でSSLサーバ証明書を設定される場合、その設定方法、また設定に関わる不具合に関するお問

合せは、弊社サポートセンタでお受け致しかねますので、予めご了承ください。 尚、お客様ご自身でのインストール作業に不安がある場合は、弊社にて提供する有償の設定代行サービスへのお申込を推奨致します。

Page 45: 第2章ホームページ関連...2.1.2 Perlスクリプト ここでは、インストールされているPerlモジュールの確認方法と、作成されたPerlスクリプトの動作確認の方法につ

2.6 SSLサーバ証明書

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.6

●サーバ証明

サーバ証明書 特長 導入手順の実施者参照

ページ証明書発行会社 製品名暗号化

強度

企業実在証明

CSR作成発行会社

申請・支払

証明書

設定

日本ベリサイン社

セキュア・

サーバID

最大

128bit○

当社 当社 当社2.6.1SSL取得/設定代行

当社 お客さま 当社2.6.2SSL設定代行

お客さま お客さま お客さま発行会社の手順に従ってください。

グローバル・

サーバID128bit ○

当社 お客さま 当社2.6.2SSL設定代行

お客さま お客さま お客さま発行会社の手順に従ってください。

グローバルサイン社

クイック認証SSL

128bit ×

当社 お客さま 当社2.6.2SSL設定代行

お客さま お客さま お客さま発行会社の手順に従ってください。

企業認証SSL 128bit ○

当社 お客さま 当社2.6.2SSL設定代行

お客さま お客さま お客さま発行会社の手順に従ってください。

SSLの仕様上、SSL通信できるのは1IPアドレス1ポートに対して1つのサーバ証明書となります。また、 独自ドメイン名(ホスト名)で複数ドメイン機能を利用している場合、 本サービスがサポートするサー

バ証明書を用いたWebサイトの証明は、1つのドメイン名(ホスト名)のみとなります。

2-44

Page 46: 第2章ホームページ関連...2.1.2 Perlスクリプト ここでは、インストールされているPerlモジュールの確認方法と、作成されたPerlスクリプトの動作確認の方法につ

2.6 SSLサーバ証明書

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.6

① 本サービスが提供したSSL通信用のテンポラリドメイン名でご利用の場合、 本サービスが用意した以外の

サーバ証明書を利用することはできません。

【NTTコミュニケーションズ提供のSSL通信用テンポラリドメイン名】 [アカウントID].securesites.net]

② お客さまサーバで利用可能なサーバ証明書は1つになります。

このため下記のようなご利用はいただけません。

・本サービスが用意したテンポラリドメイン名用の米国GeoTrust社(旧Equifax Secure社)のサーバ

証明書と独自ドメイン名(ホスト名)用の各証明発行会社のサーバ証明書の同時利用

・複数の独自ドメイン名(ホスト名)でのサーバ証明書の利用

③ お客さまの独自ドメイン名(ホスト名)でサーバ証明書を取得する場合、必ず本サービスで利用している

ドメイン名(ホスト名)でお申込ください。

【例】お客さまの独自ドメイン名でSSL通信を行いたい場合(webサイトがhttps://www.user.com/)は、

ホスト名を「www.user.com」でお申込みください。

④ お客さま独自のドメイン名に対してサーバ証明書の登録設定をおこなった後、本サービスが用意した

SSL用のテンポラリドメイン名でSSL通信を行うと「セキュリティ証明書の名前は一致しません」と警告が表示されますので、ご注意下さい。

⑤ 証明書のインストールが完了しますと、お客様コントロールパネルへアクセスする為のURLが変更となりますのでご注意ください。

インストール前https://ユーザID(管理者).securesites.net/ControlPanel/

↓インストール後https://お客様ドメイン名/ControlPanel/

※ポータルへアクセスするURLは引き続き『https://ユーザID(管理者).securesites.net/vpsportal/』となります。また、SSL適用後にポータルサイトにhttpsアクセスを行うと、証明書に関する警告が表示されますが、警告を無視して継続しても、通信は暗号化されますのでそのままご利用下さいますようお願いいたします。

⑥ サーバ証明書をインストールの際に、Apacheを再起動する必要があるため数秒程度のサービス断が

発生します。

⑦ NTTコミュニケーションズで設定代行する場合、お客さまからの工事希望日、時間にはお応えすることは

できません。

⑧ Apacheの設定をお客さまで独自にカスタマイズされている場合やApacheが起動していない場合は、

NTTコミュニケーションズでSSL工事を実施できませんので、お客さまご自身でSSL設定を実施して

頂く必要がございます。

2-45

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2.6 SSLサーバ証明書

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.6

2.6.1 SSL取得/設定代行

CSR作成、証明書発行会社への申請、証明書のインストールなどの面倒な手続きを当社がワンストップでご提供します。当社で取得/設定代行する証明書は日本ベリサイン社のセキュア・サーバIDです。 その他のサーバ証明書は取得/

設定代行できませんのでご了承ください。

お申込みは、ご契約者用変更/廃止ホームページの「SSLサーバ証明書取得/設定代行」をご覧下さい。

2.6.1 SSL取得/設定代行

手順 項目 内容

1 申し込み ご契約者用変更/廃止お申し込みホームページの「ベリサイン証明書代行取得・設定申込様式」に従い、お申し込みください。

Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3)

http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/mwpro2/ssl01a.html

Bizメール&ウェブ プロ(Privateサーバー)

http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/private/ssl01a.html

申請団体の区分や状況により、申請団体を証明するための書類が必要な場合があります。

提出書類の詳細については日本ベリサイン社のページをご確認ください。書類提出が必要なお客さまは、WEBからのお申込み後、郵送にて必要書類をお送りください。

2 申込受領のご連絡 申込み内容を確認し、お客さま宛てにメールで申込受領のご連絡をいたします。

内容に不備がある場合は、事前にお客さまに確認致します。

3 申込開始のご連絡 NTTコミュニケーションズにてCSRファイルを作成し、ベリサイン社へのサーバ証明書申請を開始した時点で、お客さまにメールで申請開始のご連絡をいたします。

4 申請内容確認の

電話連絡

日本ベリサイン社より、御社のご申請責任者様宛に「申請意思確認」の電話がありますので、申請責任者様ご本人がご対応頂きますようお願いいたします。

また、日本ベリサイン社から技術担当者の確認がございます。

技術担当者は、OCNサービスセンタの担当者を登録させていただいておりますので、「技術担当者は、OCNサービスセンタの●●(氏名)さまでしょうか?」という確認があった場合、ご了承いただけますようお願いします。

5 サーバ証明書取得完了のご連絡

ベリサイン社からNTTコミュニケーションズにサーバ証明書が発行された時点で、お客さまにメールでサーバ証明書取得完了のご連絡をいたします。

6 サーバ証明書設定完了のご連絡

サーバ証明書をサーバへインストール後、お客さま宛てに工事完了通知をメールでご連絡いたします。

この時点でお客さまのドメイン名でSSLがご利用可能になります。

2-46

Page 48: 第2章ホームページ関連...2.1.2 Perlスクリプト ここでは、インストールされているPerlモジュールの確認方法と、作成されたPerlスクリプトの動作確認の方法につ

2.6 SSLサーバ証明書

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.6

2.6.2 SSL設定代行

本サービスで設定代行するサーバ証明書は日本ベリサイン社の セキュア・サーバID、グローバル・サーバID、グローバルサイン社の クイック認証SSL、企業認証SSLです。 その他のサーバ証明書は設定代行できませんのでご了承ください。

お申込みは、ご契約者用変更/廃止ホームページの「SSLサーバ証明書設定代行」をご覧下さい。

L1/L2/L3:http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/mwpro2/ssl.html

Privateサーバー :http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/private/ssl.html

2.6.2 SSL設定代行

手順 項目 内容 標準日数

1 サーバ証明書申請手続きの確認

NTTコミュニケーションズへお申込みいただく前に、必ず証明書の発行会社(日本ベリサイン社、またはグローバルサイン社)サーバ証明書申請手続き方法をご確認ください。

以下のURLに手続き方法の説明が掲載されています。

日本ベリサイン社 http://verisign.co.jp/ssl/reg_reg/index.html

グローバルサイン株式会社 http://ocngs.globalsign.com/

NTTコミュニケーションズでは、上記の手続きの中で、通常お客さまの作業となる「CSRの生成」 と サーバ証明書の「インストール」を代行いたします。

2 サーバ証明書申込 ご契約者用変更/廃止お申し込みホームページの「SSL設定代行 - CSR生成申込様式」に従い、お申し込みください。

3 申込受領のご連絡 申込み内容を確認し、お客さま宛てにメールで申込受領のご連絡をいたします。

内容に不備がある場合は、事前にお客さまに確認致します。

申込到着後、約1営業日

4 CSRの受取 NTTコミュニケーションズにて、CSR (*1) を作成後、お客さま宛てにメールでCSRを送付いたします。

*1 “Certificate Signing Request” の略。暗号化したお客さま情報で、これを用いてサーバ証明書を作成する。

申込受領連絡後、約3営業日

5 証明書の発行

会社へ登録申請(CSRの送付)

お客さまで、証明書の発行会社(日本ベリサイン社、またはグローバルサイン社)へ登録申請(CSRを送付)を行います。

日本ベリサイン社 http://verisign.co.jp/ssl/reg_reg/index.html

グローバルサイン社 http://ocngs.globalsign.com/

【グローバルサインブランド証明書のご優待価格について】

ホスティングサービスをご利用のお客さま専用のご優待価格(10%割引)にてグローバルサインブランドの証明書をお申込をいただけます。詳細は以下をご覧ください。

L1/L2/L3:

http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/mwpro2/ssl.html

Privateサーバー:

http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/change/private/ssl.html

6 証明書発行代金の支払い

お客さまで、証明書の発行会社(日本ベリサイン社、またはグローバルサイン社)へ証明書発行代金の支払いを行います。

7 サーバ証明書の受け取り

証明書の発行会社(日本ベリサイン社、またはグローバルサイン社)がお客さま宛てに、サーバ証明書をメールで送付します。

2-47

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2.6 SSLサーバ証明書

第1章

1.1

第2章

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2.6

第3章

3.1

3.2

3.3

3.4

第4章

4.1

4.2

4.3

第5章

5.1

5.2

第6章

6.1

6.2

6.3

6.4

6.5

2.6

2.6.2 SSL設定代行

手順 項目 内容 標準日数

8 サーバ証明書の送付

受領されたサーバ証明書をNTTコミュニケーションズへ送付してください。

送付の方法は、ホームページの「ご契約者用変更/廃止お申し込み」の「SSL工事申し込み STEP4「SSLサーバ証明書」の送付 」に従い送付してください。

9 サーバ証明書受領のご連絡

お客さまにサーバ証明書受領のご連絡をメール致します 到着後、

約1営業日

10 工事完了通知 NTTコミュニケーションズにて、サーバ証明書をサーバへインストール後、お客さま宛てに工事完了通知をメールでご連絡いたします。

この時点でお客さまのドメイン名でSSLがご利用可能になります。

受領連絡後、約3営業日

2-48