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東北地質調査業協会 創立50周年記念誌 2010 年 1 月 (社)全国地質調査業協会連合会 東北地質調査業協会

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創立 50 周年記念誌│ 1

東北地質調査業協会

(社)全国地質調査業協会連合会 東北地質調査業協会

創立50周年記念誌

 

2010 年 1 月(社)全国地質調査業協会連合会 東北地質調査業協会

協会誌「大地」の表紙から

仙台市 定禅寺通・光のページェント

仙台市 冬の定禅寺通

東北地質調査業協会理事

目 次1. はじめに……………………………………………………………… 12. ごあいさつ…………………………………………………………… 23. 御祝辞………………………………………………………………… 44. 記念式典……………………………………………………………… 85. 記念講演会…………………………………………………………… 186. 記念祝賀会・御祝辞………………………………………………… 227. 記念式典出席者名簿………………………………………………… 348. 東北地質調査業協会・役員・委員名簿…………………………… 369. 東北地質調査業協会・会員名簿…………………………………… 3810.おわりに……………………………………………………………… 40

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東北の秋

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創立 50 周年記念誌│ 1

 東北地質調査業協会は、戦後の高度経済成長期にあたる昭和 34 年 1 月に設立され、主に社会資本整備や防災などの地質調査に携わり、本年度で 50 周年を迎えました。これを祝すために、平成 21 年 11月 5 日に記念式典、記念講演会、記念祝賀会を仙台国際ホテルで開催しました。これらの記念行事の内容をご参加頂いた方々のご記憶に永くとどめて頂くために、本冊誌を編集、発行致しました。 記念式典に際しまして日頃暖かいご支援を頂いている発注機関の方々や全国地質調査業協会連合会の会長より賜ったご祝辞を掲載させて頂きました。ここに、ご祝辞を寄稿して下さった方々並びに全国からご参加された関係各位に、深く感謝申し上げます。

(K.T 記)

創立 50 周年記念行事● 式 典  平成の間  15:00 ~ 15:50

● 講演会  広瀬の間  16:00 ~ 17:30

● 祝賀会  平成の間  17:40 ~ 20:00

日時:平成 21 年 11 月 5 日(木曜日)15:00 ~ 20:00場所:仙台国際ホテル             

● 協会誌「大地 50 号」50 周年記念特集(発行日平成 21 年 11 月1 日)

● 東北地質調査業協会 50 周年記念誌 (発行日平成 22 年1 月 15 日)

はじめに

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2│創立 50 周年記念誌

ごあいさつ東北地質調査業協会

理事長 早坂 功

 ただ今紹介に預かりました、東北地質調査業協会の理事長をしております早坂でございます。当協会の 50 周年記念式典に際し、協会を代表して一言御挨拶を申し上げます。 50 周年記念に際し、国土交通省総合政策局長様をはじめとする発注諸機関の皆様、関係する大学、学会、協会の皆様、全国地質調査業協会様、北海道から沖縄までの各地区の地質調査業協会の理事長様、そして、各会員

の皆様、本日はお忙しい中、わざわざお出で頂きまして誠にありがとうございます。こころより深く感謝申し上げます。また、全地連から表彰される皆様、当協会から表彰を受ける皆様、誠におめでとうございます。こころより、お喜び申し上げます。 さて、東北地質調査業協会は、1959 年、昭和 34 年 1 月に設立され、おかげさまで今年で満 50 年を迎えることが出来ました。この長い間、暖かい御支援とご指導を頂きました発注諸官公庁の皆様方、関係者の方々には心より厚く御礼申し上げます。また、協会発足以来、活動を支えてこられました諸先輩役員そして会員、事務局の皆々様にも深く感謝致します。 発足当時は地質調査業の社会的地位は極めて低いものでしたが、次第に業界としてその地位が確立し、技術の向上もなされ、企業経営の健全化も図られてきました。順調な歩みは平成 11 年の創立 40周年当時まで続きましたが、その後現在にいたるこの 10 年間はまさに激動の時代になりました。公共事業を主体とする地質調査業の事業量はそれまでの 3 分の 1 から 2 分の 1 にまで激減し、ISO の導入や品確法が施行され、さらには入札制度の改革や独占禁止法の強化などにより、市場における競争が厳しくなり、撤退を余儀なくされる会員も生じる事態に陥りました。 会員数の変化をみると、これらのことが如実に表れており、昭和 34 年 20 社で発足した会員数は、30 周年の平成元年に 64 社、40 周年の平成 11 年に 101 社と増加を続け、ピーク時である平成 12・13年には 102 社になりましたが、その後、一転して減少し続け、50 周年である平成 21 年の今年は 53 社にまで激減しました。会員数の激減は、市場から撤退する会員が増えただけでなく、会費の支払いや会員資格の維持が困難になってきたことが大きな原因だと思われます。 100 年に1回と言われる世界的不況のなか、さらには公共事業が激減し、地域格差が著しくなっている今日、東北の地質調査業協会としての課題は多く、先にあげた会員数の維持もその一つです。会員数増加には、市場の拡大があげられ、全地連を中心として、土壌・地下水汚染調査、メンテナンス、地質リスク、ジオパークなどへの新しい取り組みがなされつつあります。

 東北地方の市場は無くなったのでしょうか。否、市場はあります。地質的に見て、東北地方には、古生代、中生代そして新生代にわたる長い歴史が刻まれており、断層・褶曲など多くの変動の痕跡を残しております。また、東北地方は島弧の条件を全て備えた典型的な地域であり、プレートの沈み込みや活断層によって地震が発生し、火山の活動も必然的なものです。このことは、東北地方に金属鉱床・温泉・地熱・地下水・景観など豊富な資源を与えているとともに、地震・火山活動・津波・地すべりなどの自然災害が多いことをも意味しております。最近の例で言えば、大規模な地すべりや多くの河道閉塞を発生させた昨年の『岩手・宮城内陸地震』が挙げられます。平野部にはピートなどを代表と

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する軟弱地盤も分布しております。このように、東北の地質状況は複雑であり、私たち地質調査業が最も必要とされている地域でもあります。 また、21 世紀は環境の世紀とも言われており、地球温暖化や土壌・地下水汚染の対策が急務になっております。地球の誕生から 46 億年経っておりますが、地質関係者は地球の過去の歴史を学んでおり、これを将来に生かすヒントを提供できる数少ない分野かと思われます。協会を中心として、知恵を出し合い、この逼迫した状況を跳ね返すことが重要かと存じます。「安心で安全な美しい東北」を創るために、『地質』に根差した「明るく活力ある元気な協会・会員」であり続けることをモットーとして、今後の 10 年、20 年を送りたいと存じます。ジオドクターとして市民のお役に立てるように、日々地球そして市民の皆様と語り合う協会を目指します。

 簡単ですが、挨拶の言葉とさせてもらいます。 本日は、御出席、誠にありがとうございました。

仙台市の 12月の夜景

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4│創立 50 周年記念誌

御祝辞国土交通省総合政策局

局長 増田 優一

 東北地質調査業協会が創立 50 周年を迎えられましたことを、心よりお慶び申し上げます。 また、日頃から、国土交通行政の推進に暖かいご理解、御協力を賜り、この場をお借りいたしまして、深く御礼を申し上げます。 貴協会は、昭和 34 年に、20 社からなる「東北ボーリング鑿井業協会」を設立し、昭和 37 年に全国地質調査業協会連合会に参加、翌年の昭和 38 年に現在の「東北地質調査業協会」に改称され、以降、東北地方における地質調査業の発展及び技術の進歩向上を図られ、社会公共の福祉増進に努めてこられました。 このことから、これまで、貴協会の運営、事業に御尽力された歴代役員並びに関係各位に対しまして、深く敬意を表する次第であります。 地質調査業者の方々が担われる業務は、工事の「上流」に位置するものであり、事業の安全性や経済性を検討する際に、最も基本的で重要な情報を提供する役割を持つものであります。従って、地質調査業の成果の品質は、設計や施工に及ぼす影響が極めて大きいことから、その責務はますます重大になって来ております。 そうした中、貴協会では、若手技術者セミナー、地質情報管理士・地質調査技士試験・講習会、協会誌の発行や発注者との意見交換会、工業高校での講義などの活動を鋭意展開されてきました。 貴協会におかれましては、引き続き、このような技術力の向上や優れた人材の育成などに努められることにより、時代のニーズや社会の期待に的確に答えられることを期待しております。 終わりに、東北地質調査業協会並びに会員の皆様の益々のご発展と本日ご列席の皆様方のご健勝とご活躍を心から祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

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御祝辞国土交通省東北地方整備局長

局長 青山 俊行

 東北地質調査業協会が創立 50 周年を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。 貴協会が昭和 34 年に創立されて以来、これまで技術の研鑽に努められ地質調査技術の向上と建設技術の発展に大きな役割を果たされてこられましたことに対し深く敬意を表するものであります。 ご承知のように、東北地方の地質は、東北本州弧と呼ばれ東側の島弧前

面の非活動上昇域と西側の島弧背面の活動域(グリーンタフ地域)からなっております。特に西側の地質は未固結の堆積岩類で活発な地殻変動の影響を受けるなど脆弱な地質となっており、また平地部では沖積層が厚く分布し、土木構造物にとって大きな問題となります。そのほかにも砂地盤等による液状化現象や火山活動による変質帯の存在など東北地方の地質は土木技術の面からは大変難しい問題を抱えております。このように、社会資本整備にあたっては、東北地方の特有な地質特性も十分に加味して事業を進めることが後世に残る土木構造物を造る上で極めて重要であります。 さて、東北地方の社会資本整備は昭和 30 年代より本格化しました。河川については、特に大雨による洪水への対応として河川整備が進められるとともに、治水安全度の向上に加えて生活水準の向上や産業の発展に伴う水需要の増加への対応として大規模ダムの計画や整備が本格化しました。また、道路については、道路関係諸制度が昭和 30 年前後に整備され、これにより一級国道 4 号などの舗装や一次改築が本格的に進められ、高速道路は、昭和 50 年には東北縦貫道の白河~仙台間が開通するなど、順次整備が進められてきました。 このように東北地方の社会資本整備においては、この 50 年間で著しく進展し、まさに東北地方における産業の発展や観光振興、地域交流など、東北地方の発展の礎として現代において大きな役割を担っております。これらの社会資本整備に際しては、より適切な地質調査や解析が不可欠であり、皆様方の地質技術の向上とともにその一翼を担当された技術者としての熱意に改めて敬意を表するしだいであります。 東北地方は、豊かな自然環境や水資源、特有の歴史や文化に恵まれており、優れたポテンシャルを活かしながら、人・物・情報について国内外との交流・連携を深め、低炭素社会の構築など新たな時代の潮流に対応し貢献できる「多様で自立した地域」を目指す必要があります。そのためには、長寿命で低コストの品質の高い必要な社会資本整備を戦略的に進めることが重要であり、東北地方特有の地質を踏まえた地質リスクの低減が必要であります。 貴協会の会員の皆様方におかれましては、なお一層の技術の研鑽にご尽力されますことを期待いたしますとともに、会員一同のご協力のもと、益々発展されますことを祈念いたしましてお祝いの言葉とさせていただきます。

6│創立 50 周年記念誌

仙台市定禅寺通・光のページェント

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御祝辞社団法人全国地質調査業協会連合会

会長 瀬古 一郎

 この度は東北地質調査業協会が創立 50 周年を迎えられ、まことにおめでとうございます。 貴協会は、昭和 34 年に東北ボーリングさく井協会として創立され、昭和37 年には全地連設立に参画、昭和 38 年に現名称に改称され、今日に至るまで東北地方における地質調査業の技術力向上、社会的地位の向上、経営改善などに努めてこられました。そして、公共事業を通して地域の安全・安

心に大きく貢献し発展されたことは、まことにご同慶の至りです。 近年は建設投資の縮減、入札契約制度の変革、品質確保や情報化などの多様なニーズへの対応が求められる中で、歴代の理事長はじめ役員の皆様ならびに会員の皆様には多大なご尽力とご苦労もあったものと、心から敬意を表する次第です。また、これも偏に国土交通省はじめ地方自治体の発注機関の皆様のご指導とご鞭撻の賜物であったものと、全地連を代表して感謝を申し上げる次第です。 貴協会には地質調査技士および地質情報管理士の資格検定試験や登録更新講習に毎年ご協力をいただいております。また、平成 17 年には全地連技術e-フォーラム仙台、昨年はジオパークフォーラム東北が開催され、幹事協会として盛況のうちに運営いただいており、心から御礼を申し上げる次第です。最近では貴協会と国土交通省東北地方整備局や県との意見交換会が定例化され、公共事業の品質確保についての議論や防災協定などが進展しました。そうした中で昨年は岩手宮城内陸地震が発生し、また、地すべりや土砂・斜面の災害も頻発しています。防災・減災を進める上で、市民が自ら身近な地質を理解していくことは重要であり、貴協会の活動に一層期待があつまるところと思われます。 日本は4つのプレートの境界が近接する変動帯の上に位置し、造山活動が活発で地質構造が複雑です。地質は地域によって異なっており、災害や自然環境に密接に関わって、歴史や文化という地域性にも大きな影響を与えていると思われます。これからの少子高齢化や地球温暖化の時代において、インフラ整備や既設インフラの更新・維持管理で、地域の地象を熟知する地質調査技術者がその専門性を発揮することは、地域に根ざした生活環境づくりのために不可欠と思われます。今後、地質リスクマネージメントやジオパーク活動などの新たな領域をも広げつつ、地域の地質を判読し、地象を予見し、事業の中で反映・具現し、社会へわかりやすく説明して、ひいては貴協会が地域再生へ貢献していくことが大きな役割であると信じるところです。 この創立 50 周年を一つの節目として、次なる 10 年に向けて地質調査の技術力向上に努められ、貴協会ならびに会員の皆様がますます発展されることを祈念して、ご祝辞とさせて頂きます。

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8│創立 50 周年記念誌

次第主 催 者 挨 拶 東 北 地 質 調 査 業 協 会  理 事 長 早坂 功

来 賓 祝 辞 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局  局 長 増田優一 様(代理 企画専門官 井上信吾様)

国土交通省東北地方整備局 副局長 関 博之 様(社)全国地質調査業協会連合会 会長 瀬古一郎 様

祝 電 披 露

表 彰 国 土 交 通 省 総 合 政 策 局 長 表 彰( 社 ) 全 国 地 質 調 査 業 協 会 連 合 会 会 長 表 彰東 北 地 質 調 査 業 協 会 理 事 長 表 彰

受 賞 者 謝 辞 受賞者代表(奥山ボーリング株式会社) 藤田 孝

閉 会 の 挨 拶 東 北 地 質 調 査 業 協 会  副 理 事 長 奥山 和彦

記念式典

司  会高橋亜由美リポーター

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式典会場

開会の挨拶を述べる早坂理事長

主催者挨拶

10│創立 50 周年記念誌

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1.国土交通省総合政策局 増田局長代理  建設市場整備課 企画専門官 井上信吾 様

2.国土交通省東北地方整備局  副局長 関 博之 様

3.全国地質調査業協会連合会  会長 瀬古 一郎 様

来賓祝辞

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国土交通省総合政策局建設市場整備課 企画専門官 井上信吾様より感謝状を賜る早坂理事長

国土交通省総合政策局長より感謝状を賜る

12│創立 50 周年記念誌

4名の協会運営にご尽力された方々が全地連より表彰を受けました。

氏  名 所  属 表 彰 理 由

奥山 和彦 奥 山 ボ ー リ ン グ ㈱ 全地連規程 第 2 条 8 号

橋本 良忠 土 木 地 質 ㈱ 全地連規程 第 2 条 8 号

湯沢  功 ㈱北杜地質センター 全地連規程 第 2 条 8 号

松渕 稔美 前 事 務 局 長 全地連規程 第 2 条 9 号

瀬古全地連理事長より表彰を受ける奥山副理事長

全国地質調査業協会連合会表彰

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瀬古全地連理事長より表彰を受ける橋本元副理事長

表彰を受ける湯沢元理事

14│創立 50 周年記念誌

会員企業に 35 年以上勤務し、業界の発展に尽力されたた方々が東北地質調査業協会より表彰されました。

氏  名 会  社  名 入社年月日 在籍年数三上 幸一 大 泉 開 発 ㈱ 昭和 47 年 4 月 1 日 37 年嵯峨  敏 奥 山 ボ ー リ ン グ ㈱ 昭和 43 年 4 月 1 日 41 年藤田  孝 奥 山 ボ ー リ ン グ ㈱ 昭和 43 年 4 月 1 日 41 年梅村 鉄也 応 用 地 質 ㈱ 東 北 支 社 昭和 45 年 4 月 1 日 39 年渡辺 文利 応 用 地 質 ㈱ 東 北 支 社 昭和 46 年 4 月 1 日 38 年五十嵐一法 川崎地質㈱北日本支社 昭和 49 年 4 月 1 日 35 年高橋 裕樹 国 際 航 業 ㈱ 東 北 支 社 昭和 43 年 4 月 1 日 41 年馬場富士雄 中 央 開 発 ㈱ 東 北 支 店 昭和 47 年 4 月 1 日 37 年酒井 賢二 中 央 開 発 ㈱ 東 北 支 店 昭和 49 年 4 月 1 日 35 年佐藤  進 ㈱ テ ク ノ 長 谷 昭和 44 年 4 月 1 日 40 年佐々木重良 ㈱ テ ク ノ 長 谷 昭和 48 年 4 月 1 日 36 年佐藤 吉春 土 木 地 質 ㈱ 昭和 48 年 9 月 1 日 36 年中川 京子 ㈱ 和 田 工 業 所 昭和 47 年 3 月 1 日 37 年門間 勝明 ㈱ 和 田 工 業 所 昭和 46 年 1 月 15 日 38 年笹原  一 ㈱新東京ジオ・システム 昭和 48 年 6 月 1 日 36 年須貝 清美 日 本 地 下 水 開 発 ㈱ 昭和 45 年 9 月 1 日 39 年鈴木 明男 日 本 地 下 水 開 発 ㈱ 昭和 46 年 5 月 1 日 38 年

東北地質調査業協会 50 周年式典表彰者

早坂理事長より表彰を受ける受彰者代表藤田孝氏

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早坂理事長より表彰を受ける功労者の方々

謝辞のご挨拶をされる藤田孝氏

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閉会のご挨拶・奥山副理事長

閉会

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雪の定禅寺通

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18│創立 50 周年記念誌

記念講演会「笑いが空から降るために」伊奈かっぺい氏

●青森県弘前南高校第一回生として卒業し、昭和 43 年 4 月 1 日、青森の短期大学を卒業と同時に陸奥新報社に入社するが、絵に描いたような一日社員で、同日退社。6 月に青森放送に入社。履歴書の文字がユニークだとして、テレビの CM カードの作成、番組セットの制作を担当する美術部に配属となる。その後ラジオ・テレビの CM ディレクターとして数多くの CM や番組制作に携わる。そして、平成 19 年 4 月 16 日、39 年 10 カ月間のサラリーマン生活をめでたく卒業(?)。

●昭和 49 年 8 月方言特集「消しゴムでかいた落書き」を自費出版。これが「伊奈かっぺい」のユニークな活動のきっかけとなる。日常生活に題材をとったペーソスある独特の笑いの世界を創り上げ、自作の詩を朗読、自作の詩の歌などステージでの活動を続け全国的に幅広いファンを獲得する。

●「だびよん劇場」恒例 “13 日の金曜日のコンサート ” は同年から始まるが、「だびよん劇場」店主、牧良介氏の他界に伴い、平成 12 年 6 月 13 日の金曜日で終止符を打つが、平成 15 年 6 月 13 日の金曜日から会場を変え復活し、現在も継続している。

●昭和 61 年 10 月からは、日本テレビ系「かっぺい&アッコおかしな二人」にレギュラー出演。一気に全国区へ。前後してフジテレビ系「花王名人劇場」に度々出演し、同 62 年度同番組新人賞受賞。他にも NHK「テレビファソラシド」「昼のプレゼント」「加山雄三ショー」「生活ほっとモーニング」、テレビ朝日系「徹子の部屋」「モーニングショー」等に出演。東北 6 県(+鳥取&神奈川でオンエア)の「なぜ?魅知国」(日本テレビ系列)のレギュラーレポーターとして、7 年間東北 6 県を飛び回り、平成 11 年 4 月からは「いろはのい・かっぺいのか」(同)平成 15 年 4 月からは「旅びたし」(同)で東北 6 県を飛び回り、平成 16 年からは「いったりきたり」、平成 19 年 4 月の青森放送退職を機に、テレビ朝日系「るくなす」(東北 6 県オンエア)のメインパーソナリティー(~平成 21 年 3 月まで)

●著作物は、「平成・消しゴムでかいた落書き」「旅の空うわの空」、対談集「太宰治之事」(恩師・小野正文氏と対談)「でったらだ消ゴム」「津軽弁・違る弁」「十五年と七ヶ月」平成 17 年「でったらだ消ゴム新書版・版」(以上おふいす・ぐう刊)。平成 18 年「あれもうふふ これもうふふ」-暮らしの中の笑いさがし-(草思社刊)等。コロムビアミュージックエンタテイメントより自作詩の朗読、歌、ライブなどのカセット・CD・VTR を多数販売中。最新作は、平成 19 年「元祖笑える津軽弁放言詩」で、アルバム 31 作目となる。5 作目の「にぎやかなひとりごと」のゴールデンディスク賞など多数受賞している。

●民放祭 CM 部門で最優秀賞、優秀賞。ACC ラジオ CM 部門でグランプリを 3 度受賞、平成 6 年度タレント賞受賞。平成 10 年には、ギャラクシー DJ パーソナリティー賞を受賞。平成 11 年 ACC ラジオ CM 部門賞銀賞など多数受賞している。

●平成 17 年 5 月より平成 19 年 2 月まで文化庁文化審議会国語分科会委員。現在、弘前大学人文学部社会言語学教室 非常勤講師(平成 14 年度より)。

●作家、詩人、イラストレーター、エッセイスト、作曲家、作詞家、映画・舞台の俳優・役者、CM ディレクター兼 CM ナレーター、ナレーター・・・果たして本業は?

●現在 NHK ラジオ第 1『みちのく亭』(月 1 回・全国放送)25 分

●青森放送ラジオ『旅の空うわの空』周 1 回(毎月曜日)90 分

●ひとことでまとめるなら、『1947 年に生まれ、現在に至る!』

【プロフィール】本名:佐藤元伸(さとう もとのぶ) 生年月日:昭和 22 年 4 月 16 日 出身地:青森県弘前市

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記念講演会ポスター

20│創立 50 周年記念誌

開演の挨拶・早坂理事長

講演会に参加頂いた方々

開演

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一同を爆笑させた絶妙な語り部伊奈かっぺい氏の講演風景

講演

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22│創立 50 周年記念誌

記念祝賀会・御祝辞

協会各理事より祝賀会に寄贈された東北各県の銘酒

次第開 宴 の こ と ば 東 北 地 質 調 査 業 協 会  理 事 長 早坂 功

お慶びのことば 東 日 本 高 速 道 路 ㈱ 東 北 支 社  支 局 長 鹿島幹男 様(代理 技術部 部長 中西 勉様)

(社)日本地すべり学会東北支部 支部長 檜垣大助 様

来 賓 紹 介

乾 杯 (社)全国地質調査業協会連合会 副会長 福田久弥 様

祝 宴

閉 会 の こ と ば 東 北 地 質 調 査 業 協 会  総 務 委 員 長 曽根 好徳

創立 50 周年記念誌│ 23

祝賀会開宴で挨拶する早坂理事長

お慶びのことばを述べられる東日本高速道路㈱東北支社 鹿島支社長代理技術部 部長 中西 勉 様

お慶びのことばを述べられる(社)日本地すべり学会東北支部 支部長 檜垣大助 様

開宴および御祝辞

24│創立 50 周年記念誌

御祝辞東日本高速道路株式会社

東北支社長 鹿島幹男

 東北地質調査業協会の創立五十周年を心からお祝い申し上げます。貴協会が、この日を迎えられましたことは、歴代理事長をはじめ、会員皆様方の並々ならぬ御尽力の成果とお慶び申し上げます。また、平素より NEXCO 東日本の高速道路事業に対しまして、格別のご支援、ご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 貴協会の皆様方には、高速道路事業におきまして、計画段階から重要な

パートナーとして専門の技術力を発揮していただいております。 東北地方の高速道路は、東北道をはじめとして、1,278 キロメートルに達しております。これらの高速道路を安全・安心・快適・便利にお客様にご利用いただけるように管理運営していくことが NEXCO東日本東北支社の責務であります。 高速道路の管理運営におきましては、時としてゲリラ豪雨や地震など予見できない事象が発生することもあり、それらの事象の原因究明や対策の検討において、ジオドクターである協会会員の方々のご協力をいただくことで、高速道路の早期復旧や機能を確保することができており、改めて感謝申し上げます。 社会資本整備を取り巻く環境が大きく変化する中で、社会全体の貴協会に対する期待や求められる役割も変化してきているものと思われますが、今後は、維持管理や防災の分野においても、これまで蓄積された技術や知識、人材などのストックを最大限に活用され、ジオドクターとして、さらなるご活躍を期待しております。 貴協会のますますのご発展を祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

創立 50 周年記念誌│ 25

御祝辞弘前大学農学生命科学部 教授

(社)日本地すべり学会東北支部長 檜垣大助

 この度は、東北地質調査業協会創立 50 周年まことにおめでとうございます。 貴協会は、戦後の復興期から半世紀にわたる我が国の発展・変革の中で、社会資本整備や防災事業などを進めるのにまさに基盤となる地質の調査を実施されてきたと認識しております。このような活動が、複雑な地質構成に加え地震や火山活動が頻発し , 豪雪や冷夏などの影響を受ける東北地方を今日の姿に発展させたと言っても過言ではないでしょう。

 ご存知のように、東北地方の地質は、形成時代・環境も多種多様でその工学的性質もさまざまです。それに過去の地殻変動や地すべり・土石流・洪水などの土砂移動が重なって、おそらく世界有数の多様さを持っていると言えます。これが地形に反映され、土壌や地下水環境を複雑にし、結果的に東北の多様性の高い自然環境と文化を生み出す素地となったと考えています。人間活動や動植物が生きていくための土地環境を作っているのはその場所の地質であり、それは貴重な自然資源でもあります。過去を記録した地質を調査して、我々は将来の土地環境やその変化を予測することができます。つまり、この仕事は、地球環境課題への取り組みにおいて重要な役割を担っていると言えます。社会・経済の影響を受け地質調査業の事業実施も容易ならぬ状況ですが、次の世代を担う子供たちへの環境・防災教育やジオパーク活動の展開など東北の地質資源を活用した活動も期待されます。 一方、東北地方の自然環境は、まさに高い地質リスクを持っていると言えます。2008 年岩手・宮城内陸地震では、古いカルデラ堆積物の存在が地震による多大な土砂災害の一因と考えられています。新旧の火山と活構造が多数認められている東北地方では、同様のリスクを持つ場所があちこちにあると言えるでしょう。そして、激甚な自然災害が発生した時、被害を最小限に減らすには、自らも安全を確認しながら素早い現地調査活動をすることが必要です。地質調査技術者は、その技術と経験を持ってその任務を果たし減災に大きく貢献していくことができます。 地下を知って未来の地域・地球の環境を創造する地盤環境技術者の集団として、また災害時に大きな力を発揮するエキスパートを擁する組織として、東北地質調査業協会のさらなるご発展をお祈り申し上げます。

26│創立 50 周年記念誌

全地連副会長 福田久弥様のご発声により一同乾杯

祝賀会開演

乾杯

創立 50 周年記念誌│ 27

仙台すずめ踊り

アトラクション 1

28│創立 50 周年記念誌

三味線 演奏

演奏者紹介三絃小田島流 二代目 小田島徳旺

10 歳の頃から三味線を学び、秋田三味線では秋田県の三味線第1人者といわれる初代小田島徳旺より手ほどきを受ける。

平成 8 年 2 代目小田島徳旺を襲名 「クボタ民謡お国めぐり」 レギュラー伴奏スタート 津軽三味線全国大会団体の部で 1 位となる平成 11 年 郷土民謡全国大会器楽合奏優秀指導者賞平成 18 年 グアム公演 小田島徳旺 30 周年コンサート開催平成 19 年 ハワイ公演 日中友好 35 周年記念セレモニー出演(上海)平成 20 年 洞爺湖サミットレセプション出演

アトラクション 2

創立 50 周年記念誌│ 29

祝宴(1)

30│創立 50 周年記念誌

祝宴(2)

創立 50 周年記念誌│ 31

祝宴(3)

32│創立 50 周年記念誌

祝宴(4)

創立 50 周年記念誌│ 33

曽根総務委員長による閉会の挨拶と万歳三唱

閉会

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34│創立 50 周年記念誌

記念式典出席者 名簿所属 役職 氏名 代理出席

1 国土交通省総合政策局 局 長 増 田  優 一 企画専門官 井上 信吾2 国土交通省東北地方整備局 副局長 関   博 之3 東北電力㈱ 土木建築部部長 田 中  雅 順4 東北大学 名誉教授 大槻 憲四郎5 東日本高速道路㈱(ネクスコ) 執行役員支社長 鹿 島  幹 男 技術部部長 中西勉6 日本応用地質学会東北支部 支部長 太 田  保7 ㈳日本地すべり学会東北支部 支部長 檜 垣  大 助8 ㈳地盤工学会東北支部 支部長 吉 川  謙 造9 ㈳建設コンサルタンツ協会東北支部 支部長 遠 藤  敏 雄 前支部長 藤島芳男

10 宮城県測量設計業協会 会 長 佐 野  伸 義11 ㈳全国地質調査業協会連合会 会 長 瀬 古 一 郎12 ㈳全国地質調査業協会連合会 事務局長 池 田 俊 雄13 北海道地質調査業協会 理事長 千 葉 新 次14 北陸地質調査業協会 理事長 村 尾 建 治15 関東地質調査業協会 理事長 田 矢 盛 之16 中部地質調査業協会 理事長 伊 藤 重 和 副理事長 大橋 正17 関西地質調査業協会 理事長 柳 浦 良 行 事務局長 藤原保郎18 中国地質調査業協会 理事長 藤井 三千勇19 四国地質調査業協会 理事長 噂   耕 司20 九州地質調査業協会 理事長 福 田 久 弥21 沖縄地質調査業協会 理事長 新 藤 正 幸22 ㈱日刊建設通信新聞社東北支社 支社長 柴 田  健 二23 ㈱日刊建設工業新聞社東北支社 支社長 笛   俊 幸24 ㈱日刊建設産業新聞社東北支社 取締役支社長 川 村   巌25 東北ボーリング㈱ 招 待 宮 川  和 志26 土木地質㈱ 全地連表彰者 橋 本  良 忠27 ㈱北杜地質センター 全地連表彰者 湯 沢   功28 大泉開発㈱ 当協会表彰者 三 上 幸 一29 奥山ボーリング㈱ 当協会表彰者 藤 田  孝30 応用地質㈱東北支社 当協会表彰者 梅 村  鉄 也31 応用地質㈱東北支社 当協会表彰者 渡 辺  文 利32 川崎地質㈱北日本支社 当協会表彰者 五十嵐 一法33 国際航業㈱東北支社 当協会表彰者 高 橋 裕 樹34 中央開発㈱東北支店 当協会表彰者 酒 井 賢 二35 ㈱テクノ長谷 当協会表彰者 佐 藤   進36 ㈱テクノ長谷 当協会表彰者 佐々木 重良37 土木地質㈱ 当協会表彰者 佐 藤 吉 春38 ㈱和田工業所 当協会表彰者 中 川 京 子39 ㈱新東京ジオ・システム 当協会表彰者 笹 原 一40 ㈱コサカ技研 代表取締役社長 田 村  泰 弘41 大泉開発㈱ 代表取締役社長 坂 本  和 彦42 奥山ボーリング㈱ 代表取締役社長 奥 山  和 彦43 柴田工事調査㈱ 代表取締役社長 柴 田  勝 男 調査部次長 近藤敏久44 ㈱日さく秋田支店 支店長 伊 藤   握45 明治コンサルタント㈱東北支店 支店長 寺 田  彰 一 仙台営業所長 昆 孝広46 旭ボーリング㈱ 代表取締役社長 髙 橋  和 幸47 ㈱共同地質コンパニオン 代表取締役社長 吉 田  明 夫

48 ㈱北杜地質センター 代表取締役社長 方波見 和彦

創立 50 周年記念誌│ 35

所属 役職 氏名 代理出席49 応用地質㈱東北支社 支社長 曽 根  好 徳50 ㈱岡田商会 代表取締役社長 岡 田  正 博51 川崎地質㈱北日本支社 支社長 明 道  啓 太52 基礎地盤コンサルタンツ㈱東北支社 支社長 片 山  晴 雅 営業部課長 高瀬弘典53 国際航業㈱東北支社 支社長 西 城  修 技術部長 高見智之54 国土防災技術㈱東北支社 支社長 広 瀬  伸 二 営業部長 青木朋幸55 ㈱サトー技建 代表取締役社長 菅 井  一 男56 サンコーコンサルタンツ㈱東北支店 支店長 礒 田  利 治57 住鉱コンサルタント㈱仙台支店 代表取締役社長 永 野  統 宏58 セントラルボーリング㈱ 代表取締役社長 川 崎  良 司59 大成基礎設計㈱東北支社 支社長 根 本   剛60 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社 支社長 高 野  邦 夫61 中央開発㈱東北支店 支店長 飯 野  敬 三62 ㈱テクノ長谷 代表取締役社長 早 坂   功63 ㈱東北開発コンサルタント 代表取締役社長 小 野 塚  弘 調査部長 遠藤正昭64 ㈱東北地質 代表取締役社長 白 鳥  文 彦 企画営業部部長 石川澄子65 東北ボーリング㈱ 代表取締役社長 科 野  健 三 代表取締役副社長 大友秀夫66 土木地質㈱ 代表取締役社長 高 橋  克 実67 ㈱復建技術コンサルタント 代表取締役社長 遠 藤  敏 雄 常務取締役 岩井幹雄68 北光ジオリサーチ㈱ 代表取締役社長 菅   公 男69 ㈱和田工業所 代表取締役社長 和 田  久 男70 ㈱新東京ジオ・システム 代表取締役社長 奥 山  紘 一71 新和設計㈱ 代表取締役社長 伊 藤   篤 仙台支店長 中村光作72 ㈱髙田地研 代表取締役会長 髙 田  信 一73 日本地下水開発㈱ 代表取締役社長 桂 木  宣 均 取締役営業部長 佐藤恵治74 新協地水㈱ 代表取締役会長 谷 藤  允 彦75 地質基礎工業㈱ 代表取締役社長 菅 野  昭 夫76 ㈱復建技術コンサルタント 総務委員 佐 藤  茂77 東北ボーリング㈱ 総務委員 三 浦 耕 平78 土木地質㈱ 総務委員 高 子 裕 司79 ㈱テクノ長谷 総務委員 小野寺 公教80 基礎地盤コンサルタンツ㈱東北支社 技術委員 新 田  洋 一81 日本地下水開発㈱ 技術委員 山 谷   睦82 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社 技術委員 佐 藤 春 夫83 ㈱テクノ長谷 技術委員 本 田  仁 宏84 ㈱復建技術コンサルタント 技術委員 小 原 茂 樹85 応用地質㈱東北支社 技術委員 鶴 原 敬 久86 川崎地質㈱北日本支社 技術委員 太 田 史 朗87 国際航業㈱東北支社 広報委員 東海林 明憲88 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社 広報委員 真 坂  康 晴89 ㈱東北開発コンサルタント 広報委員 羽生田  宏90 ㈱テクノ長谷 広報委員 土 生 純 也91 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社 広報委員 庄子 夕里絵92 事務局 事務局長 西 山   努93 事務局 事務員 本郷 ちえ子94 事務局 事務員 藤 岡 康 子95 記念講演講師 伊奈かっぺい

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36│創立 50 周年記念誌

東北地質調査業協会・役員・委員名簿役員名簿

役  職 氏   名 所   属

理 事 長 早 坂     功 ㈱テクノ長谷

副 理 事 長 奥 山   和 彦 奥山ボーリング㈱

理 事・ 青 森 県 坂 本   和 彦 大泉開発㈱

理 事・ 岩 手 県 高 橋   和 幸 旭ボーリング㈱

理 事・ 山 形 県 奥 山   紘 一 ㈱新東京ジオ・システム

理 事・ 福 島 県 谷 藤   允 彦 新協地水㈱

理 事・ 宮 城 県(総務・技術委員長) 曽 根   好 徳 応用地質㈱東北支社

理 事・ 宮 城 県( 広 報 委 員 長 ) 高 野   邦 夫 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社

理 事・ 宮 城 県 高 橋 克 実 土木地質㈱

理 事・ 宮 城 県 明 道 啓 太 川崎地質㈱

監 事 飯 野   敬 三 中央開発㈱東北支店

監 事 菅 井 一 男 ㈱サトー技建

事 務 局 長 西 山     努 東北地質調査業協会

事務局長 西山 努

創立 50 周年記念誌│ 37

委員会名簿総務委員会

役  職 氏   名 所   属委 員 長 曽 根   好 徳 応用地質㈱東北支社副 委 員 長 酒 井   賢 二 中央開発㈱東北支店委 員 三 浦   耕 平 東北ボーリング㈱委 員 佐 藤   茂 ㈱復建技術コンサルタント委 員 高 子   裕 司 土木地質㈱委 員 小 野 寺 公 教 ㈱テクノ長谷地 区 委 員( 青 森 ) 小 田 桐   勝 義 大泉開発㈱地 区 委 員( 秋 田 ) 柿 崎   美 喜 夫 奥山ボーリング㈱地 区 委 員( 岩 手 ) 熊 野   潤 司 ㈱共同地質コンパニオン地 区 委 員( 山 形 ) 蜂 谷   昭 三 新和設計㈱地 区 委 員( 福 島 ) 橋 本   清 一 新協地水㈱

技術委員会役  職 氏   名 所   属

委 員 長 曽 根   好 徳 応用地質㈱東北支社副 委 員 長 井 上   雅 裕 基礎地盤コンサルタンツ㈱東北支社委 員 山 谷   睦 日本地下水開発㈱委 員 佐 藤   春 夫 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社委 員 本 田   仁 宏 ㈱テクノ長谷委 員 小 原   茂 樹 ㈱復建技術コンサルタント委 員 鶴 原 敬 久 応用地質㈱東北支社委 員 大 田 史 朗 川崎地質㈱北日本支社

広報委員会役  職 氏   名 所   属

委 員 長 高 野   邦 夫 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社副 委 員 長 東 海 林   明 憲 国際航業㈱東北支社委 員 礒 田   利 治 サンコーコンサルタント㈱東北支店委 員 真 坂 康 晴 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社委 員 羽 生 田 宏 ㈱東北開発コンサルタント委 員 土 生   純 也 ㈱テクノ長谷委 員 永 野 統 宏 住鉱コンサルタント㈱仙台支店委 員 庄 子   夕 里 絵 ㈱ダイヤコンサルタント東北支社

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38│創立 50 周年記念誌

東北地質調査業協会・会員名簿正 会 員県 会社名 代表者名 所在地 電話番号

青森県

エイコウコンサルタンツ㈱ 山内 一晃 〒 039-1103 青森県八戸市大字長苗代字下亀子谷地 11-1  0178-28-6802

㈱コサカ技研 田村 泰弘 〒 039-1103 青森県八戸市大字長苗代字上碇田 56-2  0178-27-3444

大泉開発㈱ 坂本 和彦 〒 038-0024 青森県青森市浪館前田 4-10-25 017-781-6111

秋田県

㈱秋さく 照井  巖 〒 014-0046 秋田県大仙市大曲田町 21-10 0187-62-1719

㈱明間ボーリング 明間 高遠 〒 017-0005 秋田県大館市花岡町字鳥内 110 0186-46-2855

㈲伊藤地質調査事務所 田村 正明 〒 010-0062 秋田県秋田市牛島東 4-7-10 018-832-5375

㈱伊藤ボーリング 伊藤 虎雄 〒 011-0946 秋田県秋田市土崎港中央 5-1-12 018-845-0573

奥山ボーリング㈱ 奥山 和彦 〒 013-0046 秋田県横手市神明町 10-39 0182-32-3475

㈲加賀伊ボーリング 加賀谷祐子 〒 010-1434 秋田県秋田市仁井田蕗見町 10-18 018-839-7770

㈱鹿渡工業 鎌田 一男 〒 018-2104 秋田県山本郡三種町鹿渡二本柳 2-5 0185-87-2270

基礎工学㈲ 藤岡千代志 〒 010-0061 秋田県秋田市卸町一丁目 6-26 018-864-7355

柴田工事調査㈱ 柴田 勝男 〒 012-0801 秋田県湯沢町岩崎字南五条 61-1 0183-73-7171

千秋ボーリング㈱ 泉部 行男 〒 010-0013 秋田県秋田市南通築地 4-21 018-832-2093

東邦技術㈱ 石塚 三雄 〒 014-0041 秋田県大仙市大曲丸子町 2-13 0187-62-3511

㈱日さく秋田支店 伊藤  握 〒 010-0953 秋田県秋田市山王中園町 1-4 018-823-8021

明治コンサルタント㈱東北支店 寺田 彰一 〒 010-0975 秋田県秋田市八橋字下八橋 191-11 018-865-3855

岩手県

旭ボーリング㈱ 高橋 和幸 〒 024-0056 岩手県北上市鬼柳町都鳥 186-1 0197-67-3121

㈱長内水源工業 長内 信平 〒 020-0061 岩手県盛岡市北山 2-27-1 019-662-2201

㈱共同地質コンパニオン 吉田 明夫 〒 020-0812 岩手県盛岡市川目 11 地割 4-2 019-653-2050

日鉄鉱コンサルタント㈱東北支店 高橋 信一 〒 020-0851 岩手県盛岡市向中野 2-3-1 019-635-1178

㈱北杜地質センター 高橋  薫 〒 020-0402 岩手県盛岡市黒川 9 地割 22-11 019-696-3431

宮城県

応用地質㈱東北支社 曽根 好徳 〒 983-0043 宮城県仙台市宮城野区萩野町 3-21-2 022-237-0471

㈱岡田商会 岡田 正博 〒 983-0841 宮城県仙台市宮城野区原町 1-2-10 022-291-1271

川崎地質㈱北日本支社 明道 啓太 〒 983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡 3-4-16 022-792-6330

基礎地盤コンサルタンツ㈱東北支社 片山 晴雄 〒 983-0842 宮城県仙台市宮城野区五輪 2-9-23 022-291-4191

国際航業㈱東北支社 西城  修 〒 984-0051 宮城県仙台市若林区新寺 1-3-45 022-299-2801

国土防災技術㈱東北支社 広瀬 伸二 〒 984-0075 宮城県仙台市若林区清水小路 6-1(明治安田生命仙台五橋ビル) 022-216-2586

㈱サトー技建 菅井 一男 〒 984-0816 宮城県仙台市若林区河原町 1-6-1 022-262-3535

創立 50 周年記念誌│ 39

県 会社名 代表者名 所在地 電話番号

宮城県

サンコーコンサルタント㈱東北支店 礒田 利治 〒 981-0933 宮城県仙台市青葉区柏木 1-2-38 022-273-4448

住鉱コンサルタント㈱仙台支店 永野 統宏 〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1-2-1(フコク生命ビル) 022-261-6466

セントラルボーリング㈱ 川崎 良司 〒 984-0821 宮城県仙台市若林区中倉 3-11-13 022-231-8803

大成基礎設計㈱東北支社 根本  剛 〒 984-0051 宮城県仙台市若林区新寺 3-13-10 022-295-5768

㈱ダイヤコンサルタント東北支社 高野 邦夫 〒 980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町 2-4-1(仙台興和ビル 13F) 022-263-5121

中央開発㈱東北支店 飯野 敬三 〒 984-0042 宮城県仙台市若林区大和町 3-2-34 022-235-4374

㈱テクノ長谷 早坂  功 〒 980-0824 宮城県仙台市青葉区支倉町 2-10 022-222-6457

㈱東京ソイルリサーチ東北支店 勝連 隆平 〒 981-3135 宮城県仙台市泉区八乙女中央 2-1-36 022-374-7510

㈱東北開発コンサルタント 小野塚 弘 〒 980-0804 宮城県仙台市青葉区大町 2-15-33 022-225-5661

㈱東北地質 白鳥 文彦 〒 981-3131 宮城県仙台市泉区七北田字大沢柏 56-3 022-373-5025

東北ボーリング㈱ 科野 健三 〒 984-0014 宮城県仙台市若林区六丁の目元町 6-8 022-288-0321

土木地質㈱ 高橋 克実 〒 981-3107 宮城県仙台市泉区本田町 13-31 022-375-2626

㈱日本総合地質 宮内 敏郎 〒 981-3352 宮城県黒川郡富谷町富ヶ丘 2-41-24 022-358-8688

㈱復建技術コンサルタント 遠藤 敏雄 〒 980-0012 宮城県仙台市青葉区錦町 1-7-25 022-262-1234

北光ジオリサーチ㈱ 菅  公男 〒 981-3212 宮城県仙台市泉区長命ヶ丘 6-15-37 022-377-3744

㈱和田工業所 和田 久男 〒 981-3201 宮城県仙台市泉区泉ヶ丘 2-11-6 022-342-1810

山形県

㈱新東京ジオ・システム 奥山 紘一 〒 994-0011 山形県天童市北久野本 3-7-19 023-653-7711

新和設計㈱ 伊藤  篤 〒 992-0021 山形県米沢市大字花沢 880 0238-22-1170

㈱高田地研 高田  誠 〒 991-0049 山形県寒河江市本楯 3-160 0237-84-4355

日本地下水開発㈱ 桂木 宣均 〒 990-2313 山形県山形市大字松原 777 023-688-6000

福島県

㈱キタック福島事業所 齋藤 利律 〒 963-8803 福島県郡山市横塚 3-4-7 024-956-6366

新協地水㈱ 佐藤 正基 〒 963-0204 福島県郡山市土瓜 1-13-6 024-951-4180

地質基礎工業㈱ 菅野 昭夫 〒 973-8402 福島県いわき市内郷御廐町 3-163-1 0246-27-4880

準 会 員県 会社名 代表者名 所在地 電話番号福島県

白河井戸ボーリング㈱ 鈴木 邦廣 〒 961-8091 福島県西白河郡西郷村大字熊倉字風吹 63 0248-25-1317

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40│創立 50 周年記念誌

おわりに 当協会の創立 50 周年記念事業は、理事長を会長とし、事務局長、総務委員会、広報委員会の委員をメンバーとして昨年度に設立した「50 周年記念行事実行委員会」が担当しました。 本冊誌の発行をもって、企画した記念行事の全てを無事に終えることができました。これも一重に快く記念行事にご参加下さった方々、ご祝辞をご寄稿下さった方々、大地 50 周年記念号に論文をご寄稿下さった大学の先生方、講演者の伊奈かっぺい氏のお陰によるものであり、ここに厚く御礼申し上げます。 また、お忙しい本業の傍らで行事の準備を担当された総務委員、広報委員の方々にお礼申し上げます。戦後の高度経済成長初期に産声を上げた地質調査業は、発注者の皆様のご支援や本協会の先達の皆様方のご努力により社会の認知度も高まり、企業としても成熟期に入りつつあるかに見えましたが、近年の社会資本整備事業縮減の影響により、経営的に苦戦する状況となっております。しかしながら、地質調査業は社会資本の整備のみならず、維持管理、防災、環境保全、地下水や各種地下資源探査など多様な分野で必要とされるものであり、豊かな東北の創成に貢献することによって、再び協会員各社が大きく飛躍出来るものと信じております。そのために、これからも当協会は様々なサービスを協会員に提供していく所存であります。 おわりにあたって、関係各位の皆様に今後とも地質調査業に対して暖かなご支援をお願いいたします。

(K.T 記)

50周年記念行事実行委員

パルシティ仙台

東北地質業協会創立 50 周年記念誌平成 22 年 1 月 15 日 発行編 集 東北地質調査業協会 広報委員会 委員長 高野邦夫 東海林明憲 礒田利治 真坂康晴 羽生田宏 土生純也 永野統宏 庄子夕里絵発行所 社団法人全国地質調査業協会連合会 東北地質調査業協会 〒 983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡 4 丁目 1 番 8 号 パルシティ仙台 1F TEL 022-299-9470 FAX 022-298-6260

印 刷 ハリウ コミュニケーションズ株式会社 〒 984-0011 宮城県仙台市若林区六丁の目西町 2 番 12 号 TEL 022-288-5011 FAX 022-288-7600

42│創立 50 周年記念誌

東北地質調査業協会

(社)全国地質調査業協会連合会 東北地質調査業協会

創立50周年記念誌創立

 周年記念誌

2010 年 1 月(社)全国地質調査業協会連合会 東北地質調査業協会

(社)全国地質調査業協会連合会

 東北地質調査業協会

二〇一〇年一月

協会誌「大地」の表紙から

仙台市 定禅寺通・光のページェント

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