第81回箱根駅伝出場校 勇 そ 包 海 ビ 予 大 ラ 人 者 し の み が …、 。...

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大手町� 鶴見� 戸塚� 平塚� 小田原� 箱根� 復路� 109.9km 往路� 108.0km 1区� 21.4km 10区� 23.1km 9区� 23.2km 2区� 23.2km 3区� 21.5km 8区� 21.5km 4区� 21.0km 5区� 20.9km 6区� 20.8km 7区� 21.3km 3 特集 81 81 1 2 3 6 2 10 姿 10 10 姿 10 18 姿 1区 23 2 20 2区 宿 沿 10区 6区 7区 15 沿 8区 9区 駒澤大学� 39回連続39回目� 東海大学� 33回連続33回目� 亜細亜大学� 4回連続28回目� 法政大学� 7回連続69回目� 順天堂大学� 48回連続48回目� 東洋大学� 3回連続63回目� 中央大学� 76回連続79回目� 神奈川大学� 14回連続37回目� 日本体育大学� 57回連続57回目� 日本大学� 8回連続76回目� 早稲田大学� 29回連続74回目� 大東文化大学� 38回連続38回目� 明治大学� 14年ぶり48回目� 専修大学� 2年ぶり61回目� 山梨学院大学� 19回連続19回目� 中央学院大学� 3回連続6回目� 拓殖大学� 2年ぶり31回目� 城西大学� 2回連続2回目� 帝京大学� 8回連続8回目� 関東学連選抜� オープン参加、個人記録は有効� シード校� 予選会校� ■第81回箱根駅伝出場校� 二宮駅� ←至二宮IC 東海道新幹線� 東海道本線� 二宮駅前 往路予定時刻/1月2日 11:39 復路予定時刻/1月3日 9:38 D 読売新聞社� KDDI 大手町� ビル� 日本� ビル� 東京� 三菱� 銀行� 百五銀行� 柳屋ビル� SMBC 丸善� 三菱� 信託銀行� 丸和証券� 高島屋� スタート� ゴール� 永代通り� 三越� 百十四銀行� SMBC 大手町� センター� ビル� スタート時応援団応援場所� ゴール時応援団応援場所� JFEホール� ディングス� 大手町 往路予定時刻/1月2日 8:00 復路予定時刻/1月3日 13:34 ※時間はおおよその目安です。 A 4区 10 箱根湯本駅� 箱根登山鉄道� 湯本富士屋ホテル� 早川� 箱根湯本駅前 往路予定時刻/1月2日 12:32 復路予定時刻/1月3日 8:51 C 2 12 5区 沿 10 3区 横浜� ルミネ� 横浜そごう� 横浜駅� 横浜駅前 往路予定時刻/1月2日 9:28 復路予定時刻/1月3日 11:53 B 応援グッズ(小旗・横断幕)を貸出しま す。希望者は学生生活課・教学課まで (学生証持参で)事前にご連絡ください。 ぜひお友達を誘って、選手を激励してく ださい! ※沿道での応援は必ずルールを守ってください。 往路� 復路�

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Page 1: 第81回箱根駅伝出場校 勇 そ 包 海 ビ 予 大 ラ 人 者 し の み が …、 。 。「 。 」 。 「 」 。 、 。 、 。 「 」 。 。 ! 。 。 、 。「

大手町�

鶴見�

戸塚�

平塚�

小田原�

箱根�

復路�109.9km

往路�108.0km

1区�21.4km

10区�23.1km

9区�23.2km

2区�23.2km

3区�21.5km

8区�21.5km

4区�21.0km

5区�20.9km

6区�20.8km

7区�21.3km

3

特集

第81回箱根駅伝応援ガイド

第81回東京箱根間往復駅伝競走が、来年1月2日・3日の両日

で行われる。前回は、6位で見事2年連続シード権を獲得。今

回はさらに上位を目指して、各ランナーが連日猛練習をしてい

る。レースの模様は日本テレビ系列で完全生中継されるが、来

年はぜひ各応援ポイントで小旗を振って応援しよう!各区の見

所と応援スポット、監督と選手の意気込みを紹介する。

勇者たちが演じる、

10のストーリー。

人々はなぜ箱根駅伝に魅了されるのだろうか。

ランナーのひたむきな走り、

大学間のかけひき、

予想だにしないドラマ!…。

ビルの谷間や都会の喧騒、川が招き、

海がささやき、山々はすっくと立ちはだかり、

包み込むように迎えてくれる湖がそこにはある。

そのすべてに抱かれながら走るのだ。

そして、その姿に私たちは感動する。

勇者たちが演出し、自ら演じる10のストーリー。

勇者たちが演じる、

10のストーリー。

人々はなぜ箱根駅伝に魅了されるのだろうか。

ランナーのひたむきな走り、

大学間のかけひき、

予想だにしないドラマ!…。

ビルの谷間や都会の喧騒、川が招き、

海がささやき、山々はすっくと立ちはだかり、

包み込むように迎えてくれる湖がそこにはある。

そのすべてに抱かれながら走るのだ。

そして、その姿に私たちは感動する。

勇者たちが演出し、自ら演じる10のストーリー。

ビルの谷間を疾走するランナー

216・4kmの流れを支配する

1月2日早朝の讀賣新聞社前。色とりど

りのウェアに身を包んだランナーは、ただ

黙々とウォーミングアップを続け、応援団

の太鼓がビルの谷間にこだまする。勝負

は、終盤18km付近の六郷橋。1分以上

の遅れは許されない。ビルの谷間を疾走

するランナーの姿に、箱根駅伝全体の流れ

を占う。1月3日、再びこの地で、私たち

の視界に最初に飛び込んでくる大学は一

体どこなのか。

1区

輕花輒が咲くか輕地獄輒と化すか

二つの坂が、明暗を分ける

いわゆる花の2区。各校のエースがしのぎ

を削り、名だたるランナーが自らのプライ

ドと大学の名誉をかけて区間最長の23・

2kmを走破する。権太坂と20km地点

から中継点まで続く3kmの2つの坂が、

予測できないドラマを演出し、ランナーの

表情を険しくさせる。これが地獄の2区

とも言われる所以だ。そしてこの区間な

らではの輕ごぼう抜き輒は駅伝の醍醐味

でもある。

2区

最終ランナーは万感の思いで

仲間たちの胸に飛び込んでいく

さあ、いよいよ最終区である。川を渡り、海

と並走し、山を制し、湖に迎えられた箱根

駅伝も、再び都会の喧騒に飛び込んでいく。

そして、一つでも順位を上げたい!何とし

てもシード権を!という思いが気負いとな

り、プレッシャーとなってランナーを襲うの

も最終区の宿命である。沿道からの声援

に後押しされ、次々とゴールのテープを切

って仲間の胸に飛び込むランナーたち…。

勇者たちが演じた10のストーリーも幕を

閉じる。

10区

何とかしたいという思いが

下り坂に走らされてしまう

9区のポイントは下り坂である。この段

階では大方の体勢が見えてくるころでも

あり、優勝争い、シード権争い、そして繰

り上げスタートにならずタスキをつなぎ

たいという思いが複雑に交差する。その

思いが、スタート直後の下り坂を必要以

上なハイペースにさせてしまう。見えない

手が背中をグイグイと押し、走りのペース

を狂わせるのだ。

谷底を視界に、イッキの下り

恐怖心という

内なる敵との闘い

山下りの6区。まずは寒さである。腹痛

や痙攣などアクシデントに見舞われる条

件はすべて揃っている。そしてスピードが乗

る6区ほどコース取りが重要な区間はな

い。5区とは反対に平地が上り坂に感じ

るほど急勾配を一気に下ってくる。内な

る敵である輕恐怖心輒を乗り越える勇気と

テクニックを兼ね備えたランナーだけが6

区の勇者となれるのだ。

6区

7区白い息が消え、

やがて汗が滲み出す

そして無風状態の体感が

ランナーを襲う

7区は全区間で一番温度差が激しい。タ

スキを受ける午前9時、各校のランナーは

箱根の山からの冷気を全身に受けて復路

をスタートする。徐々に太陽が高くなり、

追い風とランナーのスピードがシンクロす

ることにより、ほとんど無風状態の体感と

なる。これが後半での失速につながりかね

ないのだ。そして細かなアップダウンが追

い討ちをかける。さあがんばれ平塚はも

うすぐだ!

だらだらとした上り坂が

ボディブローのように

選手に圧し掛かる

7区同様、前半の海岸線では、強い日差し

と風がランナーを苦しめ、脱水症状になる

危険性と隣りあわせで走ることとなる。ポ

イントとなるのは15・5kmの遊行寺付近

の上り坂。序盤をハイペースで通過し、余

裕の走りが出来ていないと、この坂で大ブ

レーキの可能性もある。沿道の応援も活

気を帯びてくる8区、箱根駅伝もいよいよ

終盤を迎え、ゴール付近の群集のざわめき

がランナーたちの脳裏をよぎる。

8区

9区

 ��駒澤大学�39回連続39回目��東海大学�33回連続33回目��亜細亜大学�4回連続28回目��法政大学�7回連続69回目��順天堂大学�48回連続48回目��東洋大学�3回連続63回目��中央大学�76回連続79回目��神奈川大学�14回連続37回目��日本体育大学�57回連続57回目��日本大学�8回連続76回目�

 ��早稲田大学�29回連続74回目��大東文化大学�38回連続38回目��明治大学�14年ぶり48回目��専修大学�2年ぶり61回目��山梨学院大学�19回連続19回目��中央学院大学�3回連続6回目��拓殖大学�2年ぶり31回目��城西大学�2回連続2回目��帝京大学�8回連続8回目��関東学連選抜�オープン参加、個人記録は有効��

シード校� 予選会校�

■第81回箱根駅伝出場校�

二宮駅�

←至二宮IC

東海道新幹線�

東海道本線�

二宮駅前

往路予定時刻/1月2日 11:39復路予定時刻/1月3日 9:38

D

ディックビル�

読売新聞社�

KDDI

大手町�ビル�

日本�ビル�

東京�三菱�銀行�

百五銀行�

柳屋ビル�

SMBC

丸善�

三菱�信託銀行�

丸和証券�

高島屋�

スタート�

ゴール�

永代通り�

三越�

百十四銀行�

りそな銀行�

東京駅�

日比谷通り�

SMBC

大手町�センター�ビル�

スタート時応援団応援場所�ゴール時応援団応援場所�

JFE�ホール�ディングス�

ディックビル�

日本橋�

大手町

往路予定時刻/1月2日 8:00復路予定時刻/1月3日 13:34※時間はおおよその目安です。

A

4区箱根の気配を感じてひた走る

準エース級ランナーたち

往路の終盤を有利に展開する上で非常

に重要な区間。各校とも準エース級のラ

ンナーを投入する。国道1号線に入り、約

10km続く細かなアップダウンと強烈な向

かい風によってなかなかペースが掴めない。

ランナーは箱根の気配を肌で感じながら、

往路の終盤を演出し、自ら演じる。箱根

の山はすぐそこだ…。

箱根湯本駅�

箱根登山鉄道�

湯本富士屋ホテル�

早川�

箱根湯本駅前

往路予定時刻/1月2日 12:32復路予定時刻/1月3日 8:51

C

2

天に挑むランナーたちは

スパイラルな螺旋の道を

ひた走る

ご存知、山上り。すべてが険しく厳しい

上り坂だが12km付近の坂が一番の難

所。ランナーにとってはほとんど壁に見

えるほどの急勾配だ。この坂を経験す

ると、ちょっとした上り坂であれば下っ

ているかのような錯覚に陥るという。し

かし、もう一つの難所は実は下り坂。箱

根神社の大鳥居からゴールまでの4km

だ。上りで競い合っていた各校のランナ

ーに、思いもよらず大きな差が生じるこ

ともしばしば…。

5区

誰に微笑むのか

移り気な湘南の光と風

都会の喧騒を離れ、湘南の海のささやき

を聞きながら走る3区。この区間は箱根

駅伝の中で一番の景勝地でもある。前半

は穏やかな下り坂が続き走りやすそうな

コースに見えるが、実はなかなかの難所。

後半は正面に富士山を望み、相模湾沿い

にほぼフラットな道を約10km走る。しか

し、湘南の光と風はランナーをやさしく包

み込んではくれない。時には行く手を阻

む向かい風となり、時には突き刺さる日

差しとなる。

3区

横浜�ルミネ�

横浜そごう�

横浜駅�

横浜駅前

往路予定時刻/1月2日 9:28復路予定時刻/1月3日 11:53

B

応援グッズ(小旗・横断幕)を貸出します。希望者は学生生活課・教学課まで(学生証持参で)事前にご連絡ください。ぜひお友達を誘って、選手を激励してください!※沿道での応援は必ずルールを守ってください。

往路�

復路�

Page 2: 第81回箱根駅伝出場校 勇 そ 包 海 ビ 予 大 ラ 人 者 し の み が …、 。 。「 。 」 。 「 」 。 、 。 、 。 「 」 。 。 ! 。 。 、 。「

箱根駅伝はドラマじゃない。�

シリアスな現実を直視�

 川嶋監督を見ていると、なぜか安心する。勝負に

こだわる刺々しさや今までの実績から来る威圧感

を感じない。「私自身いろいろと失敗を重ねてきま

した。失敗の量では誰にも負けない」と屈託なく笑

う。その反面「近いうちに優勝争いに加わる」と公

言する大胆さも兼ね備えている。シドニーオリンピッ

クという大舞台を経験し、指導者の道へ。川嶋監督

は、今日も心地よい息遣いを選手と共有しながらグ

ランドを走りつづける。もちろん目指すは「箱根」。�

大胆に、そして冷静に。�

積み重ねた�

失敗を糧にして�

輕あれは、何だ!軫�

新ユニフォームにOBが仰天� 川嶋伸次監督�interview

宮下 裕介�みやした ゆうすけ(経済学科2年)�

①長野県 佐久長聖高校�②171cm  51kg�③29分51秒�④チームで一本のタスキをつ なぐこと�⑤カゼ予防�⑥のんびり過ごす�⑦できるかできないかじゃな い!やるかやらないかだ!!�⑧メリハリ�⑨応援よろしくおねがいしま す�

黒闢 拓克�くろさき ひろかつ(経済学科1年)�

①栃木県立大田原高校�②170cm  55kg�③29分45秒�④本気で熱くなれること�⑤常に競技者としての自覚を  もつこと�⑥爆睡�⑦しっかり土台をつくらないと、 何か上に積むことはできな い�⑧根性�⑨少しでも期待に応えられる  ように、精一杯がんばりま す�

櫻井 豊�さくらい ゆたか(経済学科1年)�

①山形県 東海大山形高校�②173cm  57kg�③29分52秒�④TVで生放送する。人を何 人も抜ける�⑤体に疲れを残さないこと�⑥良い夢を見ている�⑦走りは二流でも心は三流だ�⑧無限�⑨自分が今この環境でこの大 学で走れているのは、応援 してくださったみなさんの おかげです。ありがとうご ざいました�

関吉 秀児�せきよし しゅうじ(経済学科1年)�

①富山県 高岡向陵高校�②163cm  51kg�④何が起こるか分からないと ころ�⑤特にありません。普段通り が一番!!�⑥餅や甘い物などを食べな がらゆっくりしています�⑦それじゃあ、駅伝で使えな い�⑧継続は力なり�⑨感動を与えるような走りを  してみせます。応援お願い します!!�

平澤 岳�ひらさわ たかし(経済学科1年)�

①岩手県 一関学院高校�②169cm  52kg�③30分33秒�④“タスキの重み”というも のを感じながら走れるとこ ろ�⑤風邪をひかない�⑥走っている�⑦今変わらなければ、これか ら先も変わらない�⑧自然体�⑨出場できたら、精一杯頑張 るので、御声援よろしくお 願いします�

元村 祐太�もとむら ゆうた(経済学科1年)�

①宮崎県 日章学園�②170cm  56kg�③29分54秒�④チームみんなの思いがある タスキを肩に掛けて目標に 向かって力を合わせ走ると ころ�⑤カゼをひかないようにする�⑥たぶん走っている�⑦今変わらないで、いつ変わ るんだ�⑧天才は有限、努力は無限�⑨箱根を走れたら、一生懸命 頑張り、結果を残します!!��

渡辺 和孝�わたなべ かずたか(経済学科4年)�

①熊本県 鎮西高校�②168cm  50kg�③29分55秒�④みんなで1本のタスキをつ なぐ�⑤食事�⑥寝ている�⑦あきらめたらおわり�⑧残念�⑨がんばります�

渡辺 史侑�わたなべ ふみゆき(環境建設学科3年)�

①高知県立高知工業高校�②167cm  54kg�③29分34秒�④個人競技なのにチームで 戦うところ。和の魅力�⑤カゼをひかないようにうがい、 手洗いは必ずするようにし ている�⑥のんびりしてお酒を飲んで�⑦ここで自分を変えることがで きなければ一生変われない�⑧いまを生きる�⑨少しでも多くテレビに映れ るように、一つでも上に行 けるようがんばります�

尾田 寛幸�おだ ひろゆき(経済学科2年)�

①熊本県 熊本国府高校�②172cm53kg�③29分43秒�④かけひき�⑤うがい手洗い、疲れをため ないようにしっかりケアす る�⑥箱根のビデオをこたつに入 って何かを食べながら見て いる�⑦競技も生活もガマン�⑧金�⑨自分の走りが恩返しです��

川畑 憲三�かわばた けんぞう(経済学科2年)�

①埼玉県立川越南高校�②170cm  57kg�③29分39秒�④タスキをつけると、見えな い力が出る気がする�⑤無理をしない�⑥実家でのんびりしてる�⑦20kmのレースは、そうう まくはいかないよ�⑧花が咲かない時は、下へ下 へと根をのばせ�⑨鉄紺の襷に喝采を�

北島 寿典�きたじま ひさのり�

(コンピュテーショナル情報工学科2年)�

①群馬県立中央高校�②170cm  55kg�③29分04秒�④チームで競うところ�⑤練習量�⑥飲んでる�⑦がんばったかは他人が判断 すること、自分ではない�⑧向上心�⑨がんばります�

末上 哲平�すえがみ てっぺい(経済学科2年)�

①富山県立富山商業高校�②173cm  58kg�③29分49秒�④一人じゃないところ� 自分を待つ仲間がいる�⑤うがい、手洗い、早寝、早起�⑥筋肉痛にもがいている�⑦これだけやっても結果が出 ないのならもういい、と思 うくらい練習を継続してみ ろ�⑧スペシャリスト�⑨感謝の気持ちを走りでみせ ます!!

北岡 幸浩�きたおか ゆきひろ(情報工学科4年)�

①奈良県 智辯学園高校�②165cm  48kg �③29分44秒�④喜びをチームで味わえる�⑤食事や体のケアなど、普段 の生活�⑥ゆっくり寝ているか卒論に 追われて学校�⑦俺の中ではエースはお前だ�⑧天才は有限、努力は無限�⑨今年は若い力が目立ちます が最終学年の意地を見せ、 皆さんに楽しんで頂けるよ う頑張りますので是非注目 してください�

布江 剛士�ぬのえ つよし(国際経済学科4年)�

①富山県 高岡向陵高校�②170cm  60kg�③29分57秒�④1人で走るより楽しい�⑤当日に向けて気持ちを高め ていく�⑥とりあえず走らない�⑦せっかくお前に投資したん だから、不良債権になるな よ�⑧男は結果�⑨最近カゲが薄いのでがんば ります�

信清 高志�のぶきよ たかし(経済学科4年)�

①広島県 如水館高校�②165cm  50kg�③29分53秒�④個人レースと違いチームカ ラーが出る事�⑤食事�⑥夢のグータラ生活�⑦ここで変われなかったらい � つ変わるんだ�⑧日々進々�⑨最後の箱根駅伝を最高の 形で終われるよう、力のか ぎりをつくそうと思うので 応援宜しくお願い致します�

南川 勝大�みなみかわ かつひろ(経済学科4年)�

①三重県立稲生高校�②171cm  55kg�③29分32秒�④タスキ渡し。個人の大会は 自分のため、駅伝はチーム のため�⑤体調を崩さないこと�⑥地元でゆっくりしている�⑦我慢�⑧勝負�⑨最後の駅伝なので精一杯 がんばりたいと思います  応援よろしくお願いします�

 監督室の壁に2枚の写真が飾ってある。1枚はいつ

も見慣れている箱根駅伝出場時のユニフォーム。そし

てもう1枚、周りがあっと驚くような斬新なユニフォ

ームで2003年度の全日本学生駅伝に出場した時

のものだ。「伝統に押しつぶされることなく伸び伸

びと走って欲しいという思いもあり、新しいユニフォー

ムで出場しましたが、OBの方から輕あれは、何だ!輒

とお叱りを受けました」。新たな伝統の継承者であ

る川嶋監督の一つのチャレンジだったのかもしれない。�

 タスキのエピソードもある。着任する2年前の箱

根駅伝で1人の選手がブレーキを起こしタスキがつ

ながらなかった。輕このタスキをつなぐためにがんば

ろう!輒川嶋監督は、そんな部員の思いをよそに「そ

んなドラマみたいなこと言っていては駄目だ」とあっ

さり新しいタスキに替えてしまった。その後、毎年新

しいタスキにしているという。陸上競技部員出演の

スポーツドラマはあえなく幕となった。現実を直視

した川嶋イズムである。�

ランナーを組織する。�

チームマネジメントの妙味�

 川嶋監督には箱根駅伝に対するもう一つの思いが

ある。「気心の知れた仲間であり、ライバルでもある、

同世代の監督が箱根に集います。練習スケジュール

や練習方法などはオープン。お互い刺激しあいなが

ら切磋琢磨してきた」という。最後は「監督自身の

感覚」がチームの勝敗を分けると言い切る。今度の

箱根で、どのような監督対決、そしてチームマネジメ

ントが見られるか楽しみだ。�

スマートでなくていい。�

押して、押して、押していけ!�

 輝かしい伝統を箱根に刻んできた東洋大学陸上

競技部。東洋大の走りとはいったいどういうものな

のであろうか。「輕押していく走り輒と表現していい

と思います。決して軽やかでもスマートでもない、か

といって力強くもありません。とにかく自分が持って

いる力をすべて出し切り、自分の体を前に押し出す

ような走りです」。「うちの選手は個々の持ちタイム

が低いのですが、20キロを走りきる力は確実に持って

います」と話してくれた川嶋監督。その眼差しの向

こうに、箱根駅伝を走る選手たちの姿が投影されて

いるかのようだった。�

2005年1月、箱根。�

淡々と、着実に、そして大胆に�

 「今年のチームは、ブレーキをカバーできる選手も、

悪い流れを変える力を持った選手もいません。絶対

失敗は許されない」と、この時ばかりは厳しい表情の

川嶋監督。こういうチーム事情の時こそ、その本領

が発揮されるのではないだろうか。そして「1年間

の流れの中で、継続的に練習のメニューをこなし、安

定力を身につけている選手を起用する」と断言。「長

距離は単調なスポーツです。年間を通していかに新

鮮な気持ちで走れるか、1キロを3分。5キロを15

分。これを目標に、いかに継続できるかが勝負です

ね」と結んだ。�

規律ある生活。�

我慢、集中、継続の体得�

 夜明け前の静寂と暗闇がグランドを覆う早朝5

時からの練習を終えると、部員たちはそそくさと朝

食を済ませ、満員電車に揺られて各キャンパスに向

かう。川嶋監督は、生活面での規律をすべての基本

に据える。「我慢、集中、継続を試合で実行するため

には、1年間を通した練習での裏づけが必要ですし、

それ以前に日常的な生活が基本となります」「大

変ですが同情はしません。学生として当然の事です

から」と甘えを排除する。部員たちは規律ある日常

生活の中から、我慢のしどころを体得していく。�

強化、育成、スカウティング。�

チームマネジメントの�

システムを確立�

 合宿所やグランドの新設など環境整備が着々と

行なわれる中で、川嶋監督は、陸上競技部のマネジ

メントシステムにも改革のメスを入れた。競技力向

上に責任を持つ輕強化部門輒。学生の日常生活をサ

ポートする輕育成部門輒。そして才能ある選手を勧

誘する輕スカウト部門輒の3部門がマネジメントの柱

となる。「このシステムが少しずつ回ってきたことに

より、一人一人の部員の動向や状態がすべて把握でき

るようになり、私自身は強化に専念できます」。�

<選手コメント>�①出身高校�②身長・体重�③1万mタイム�④駅伝の“魅力”とは�⑤コンディションの調整の為に一番気をつけていること�⑥今度の1月4日は何をしている?�⑦脳裏に焼きついている監督の一言�⑧好きな言葉�⑨応援してくれる人たちへ一言�

―プロフィール&アンケート―�ランナーを組織する�

―チームマネジメントの妙味�

鈴木 北斗�すずき ほくと(経済学科4年)�

①秋田県立秋田工業高校�②171cm  52kg�⑥普通に生活している�⑦自分で限界を決めるな�⑧乾坤一擲�⑨名誉と誇りのために結果を 残します�

大橋 怜�おおはし りょう(経済学科4年)�

①岐阜県立土岐商業高校�②166cm  52kg�③29分26秒�④チーム一丸となって目指せ る�⑤余計な事を考えない�⑥地元へ移動している�⑦色々ある。全て�⑧余裕�⑨とりあえず走らせて下さい そしたら結果を出します�

45

11月15日現在