cbre企業行動規範 - ethicspoint · 2019. 2. 22. · cbre企業行動規範 3...

CBRE企業行動規範

CBRE企業行動規範 2

問題があった場合、誰に相談したら良いで

しょうか？経営陣の一員か、下記の中から

選んで下さい。

Chief Compliance Officer •

CBRE Ethics Helpline 0066-33-112505• 人事部 • コンプライアンス法務部

取締役会より2004年、私たちは当社の最高規範としてこの「企業行

動規範」を制定しました。本規範は、CBREとその事業環

境の発展に伴って2011年に改訂されましたが、CBRE の

核にある倫理的基盤は変わらず堅固であり、また当社の

「倫理・コンプライアンス・プログラム」に対して厚いサポートを

行うことは、引き続き当取締役会の主要な責務のひとつと

なっています。

グローバルな不動産市場におけるCBREの現在の卓越し

た地位は、何世代にもわたって築き上げられてきたものです。

当社の発展には多くの要因があります――すなわち、幅広

い知識・経験・そして非凡な才能を有する社員、優れた戦

略、サービスの質の高さ、それに何よりも、私たちのプロ

フェッショナル意識と企業行動規範の基準の高さです。広く

ビジネスの世界では、成功した企業のみならず、確固たる

リーダー的役割を担った企業ですら、倫理的なミスからあっ

という間に回復不能の状態に陥ってしまうことがしばしば見

られます。したがって、私たち社員は常に注意深く、かつ率

先して行動規範を遵守しなければなりません。

私たちは、CBREの社員一人一人に対し、この「企業行

動規範」を読み、理解し、遵守することを求めます。あなた

の同僚、上司、そして私たち自らもその例外ではありません。

私たち一人一人が責任を持って最高基準の行動規範を

遵守することにより、私たちは他社よりも卓越した地位を確

保し続けることができ、その結果、世界中のクライアントから

不動産戦略をCBREに任せて頂くことができるのです。

社員の皆様のご協力に、心より感謝申し上げます。

取締役会より

最高経営責任者からのメッセージ

はじめに

社員相互の関係

取引先、クライアント、競合他社との関

係

CBREの資源の活用について

地域社会との関係

おわりに

CBREの取締役会

Sanjiv YajnikDirector

Brandon B. BozeChairman

Beth F. CobertDirector

Curtis F. FeenyDirector

Christopher T. JennyDirector

Gerardo I. LopezDirector

Paula R. ReynoldsDirector

Laura D. TysonDirector

Ray WirtaDirector

Robert E. SulenticChief Executive Officer

Reginald H. GilyardDirector

mailto:[email protected]?subject=Standard of Business Conduct

https://secure.ethicspoint.com/domain/media/en/gui/7298/index.html

https://navigator.cbre.com/EN/Departments/Human+Resources/Quick+Clicks/HR+Contacts.htm

https://navigator.cbre.com/EN/Departments/Ethics+and+Compliance/







シービーアールイーは商業用不動産に関するサービスと投資業務における世界的なリーディング・カンパニーです。当社は世

界で最も優秀かつ親身な不動産プロフェッショナルを擁しており、それを当社の業界における最強のブランド力、最も魅力的

な商品提供、最も広範囲に及ぶサービスエリア網が支えています。

当社は不動産事業のすべての分野でリーダーを目指しています。それこそはお客様が当社に期待するものであり、また、当社

社員が互いに期待するものであるからです。Respect（敬意）、Integrity（高潔）、Service（貢献）及び

Excellence（卓越）からなる当社のコーポレートバリューRISEは、そうした熱意のあかしです。当社の企業行動規範

（「SOBC」）は、当社のすべての業務方針を定め、高度な判断をするための指針として機能しています。

私は、当社社員が事業活動をする際にこの基準を遵守していることを確信し、安心しております。シービーアールイーと、その

コーポレートバリューに対する皆様のご理解に感謝いたします。

敬具

最高経営責任者

取締役会より


はじめに



係



おわりに





https://players.brightcove.net/pages/v1/index.html?accountId=34044489001&playerId=default&videoId=1956683506001&autoplay=true

https://players.brightcove.net/pages/v1/index.html?accountId=34044489001&playerId=default&videoId=1956683506001&autoplay=true







はじめに

取締役会より


はじめに

「RISE」の価値観

「企業行動規範」とは？

「企業行動規範」に含まれないものとは？

社員全員に対するグローバルな適用

「正しい行動を取る（Do the Right Thing）」ことに対する社員各人の誓約

マネージャーに課される特別な責任

連絡先

CBRE倫理ヘルプライン

報復行為の禁止

調査

CBREの「倫理・コンプライアンス・プログラム」

適用法令との関係



係



おわりに











CBREは、法令の文言とその精神を遵守し、いかなる場合

も誠実に業務を執行するよう努めています。私たちが業務

を遂行する上で、私たちの業務上の行動にかかる規制は、

かつてないほど複雑で厳しいものになっています。それらの

規制に違反することは、CBREとあなた自身に取り返しの

つかない結果をもたらす可能性があるのです。

「RISE」の価値観「RISE」とは、敬意（Respect）、高潔（Integrity）

、貢献（Service）、そして卓越（Excellence）を意

味します。たった４つの言葉ですが、これらは非常に多くの

意味を含んでいます。しかし、価値観の力とはそういうもの

です。複雑である必要はありませんし、独特である必要も

ありません。ただ真実であればよいのです。

CBREの企業価値は、その設立の基礎になっています。そ

れは、時代を超えて不変であり、いかなる市場、サービス、

言語、ビジネス・カルチャーにも左右されない価値観なので

す。

「敬意」

全ての人に敬意を持って接し、互いの貢献を評価し、成

功に向け相互に助け合う

「高潔」

常に高い倫理観に基づき、信頼に足る姿勢をもって業務

に臨む

「貢献」

クライアントをはじめ地域社会全体の力になれるよう尽力

する

「卓越」

如何なる時にも至高を追求し、更なる高みに向け邁進す

る

この「RISE」の価値観が普遍的に認識され、受け入れら

れる文化を維持するということは、CBREの経営理念の要

になっています。世界60カ国のCBREのリーダーたちは、そ

の価値観を各国で一貫して実行することが難しいことであ

る――現地の文化と事業慣習という観点を通したときは

特に――ことを知っています。ある文化の観点からは適切

に見える行為でも、他の文化の観点に立てばそうではない

かも知れません。しかし、景気不景気にかかわりなく、リー

ダーシップと成長への最も確かな道は私たちのRISEの価

値観にこそあるのです。私たち一人一人がこの価値観を信

じなければなりません。その価値観は、私たちの日々の行

動の指針となるはずです。将来の成功は、私たちがいかに

その価値観を生かせるように生活できるかに大きくかかって

いるのです。

「企業行動規範」とは？「企業行動規範」とは、私たちが従うべき倫理的・法的責

任に関する基本的な原則を具体的に表したものです。そ

こでは様々なポリシーが説明され、要約され、定められてい

ます（中には、これまで既にCBREで長い間実施されてき

たものも含まれています）。私たちは、「企業行動規範」を

以下の４つのカテゴリーに分類し、それぞれにつき私たちが

日々どのように行動しなければならないかをまとめました。

• 社員相互の関係

• 取引先、クライアント、競合他社との関係

• CBREの資源の活用について

• 地域社会との関係

取締役会より


はじめに

> 「RISE」の価値観

> 「企業行動規範」とは？





連絡先



調査





係



おわりに











４つのカテゴリーには、それぞれ様々な行動規範に関する

セクションを置いています。各セクションには、文章による説

明と、さらなる追加情報を探すときに必要となる資料を記

載しています。そこでは当該セクションに該当する企業ポリ

シーについても言及していますが、CBREグループにグロー

バルに適用されるものだけでなく、あなたの国・地域の

CBREに限定して適用されるものも含まれています。また、

当該行動規範で扱われているトピックに関するライブリンク

も提供しています。さらに、各セクションには、簡単にチェック

できる練習問題（Learning Aids）を設け、あなたから

のフィードバックを送信できるようにしてあります。練習問題

は、当該行動規範に関して、現実に起こりうる状況や社

員から寄せられた質問をベースに作成してあります。あなた

が「企業行動規範」を実際の日々の行動に活かすうえで、

これらの練習問題が役に立つことを願っています。なお、オ

ンラインのフォームを通して、重要な連絡先や、質問や懸

念点を報告するための方法の説明を探すことができます。

「企業行動規範」に含まれないものとは？どんなに詳しい行動規範でも、仕事中にあなたが直面する

すべての事態をカバーすることはできません。「企業行動規

範」は、CBREのポリシーや関連法令を完全に網羅的に

解説するものではなく、あくまでロードマップとして使用される

ものです。私たち社員は、さらにこれらの規範に加え、その

社内での地位や地域に応じて追加で適用されるCBREの

ポリシー（雇用契約、就業規則やマニュアルに規定されて

います）を守らなければなりません。

もしそれらに記載された情報でもまだ問題が解決できない

場合には、あなたの上司かマネージャーに相談してください。

当社の他のリソースも活用できます。例えば、法務部、コン

プライアンス部門、ファイナンス部門、人事部門に所属する

各専門家、CBRE倫理ヘルプラインがあります。

取締役会より


はじめに


> 「企業行動規範」とは？

> 「企業行動規範」に含まれないものとは？




連絡先



調査





係



おわりに

企業行動規範は当社のRISEの価値観を表現したものであり意思決定の枠組みを示すものです。当社従業員はそれを念頭に置き、企業行動規範を理解し、それに沿った行動を取る責任があります。企業行動規範は全ての法律、規則、規程を網羅し、生じ得る全ての疑問に対し答えてくれるわけではありませんし、またそのように意図されて書かれたものでもありません。最終的には、その時々の状況における適切な行動につき他の人たちからアドバイスを求める決断を含む、各従業員の物事の善悪に関する健全な判断力に依存しなければなりません。企業行動規範は雇用契約または継続雇用の保証を形成するものではありません。同規範は唯一CBREの独占的利益の為だけに存在し、他の当事者により使用、または参照されないものとします。CBREは、本企業行動規範の条項を事前通知の有無にかかわらずいつでも変更、または削除したり、新たな内容の企業行動規範を採用したりすることが出来るものとします。











社員全員に対するグローバルな適用「企業行動規範」は、CBREの社員、取締役会の構成員、

またCBREの名で行動する全ての人々に適用されます。

私たち一人一人が、それを理解し、日々の業務活動の中

で実践していく責任を負っているのです。

グローバル企業であるCBREにとって、私たちの行動を規制

するルールは地域や国によってそれぞれ異なります。しかし、

当社の「RISEの価値観」はその違いを越え、全世界にお

いてあらゆる社員にあてはまります。例えば、同僚を尊重す

る義務や誠実に働くことは、国境を越えても違いはありませ

ん。この「企業行動規範」は、「グローバルに適用」され、実

践できるものとして構築されており、さらに業務が行われる

国ごとにカスタマイズされ、翻訳され、実行されています。な

お、業務内容や地域によっては、「企業行動規範」に含ま

れているものよりも、さらに対象を特化し、あるいは規制を

強化したポリシーや手続が採られることがあります。また、も

し「企業行動規範」と当該地域の法令や各種規制に矛

盾がある場合には、現地の法令や各種規制が優先されま

す。

また、CBREの名でベンダー、コンサルタント、臨時職員と

係わる者は誰でも、彼らが「企業行動規範」に沿った方法

で確実に行動を取るように監督する責任があります。もしこ

の点について更に情報が必要であれば、上司、マネー

ジャー、または法務部、コンプライアンス部門、ファイナンス

部門、人事部門に連絡してください。

「正しい行動を取る（Do the Right Thing）」ことに対する社員各人の誓約CBREの社員は、それぞれ自分の行為に責任を有してい

ます。この「企業行動規範」は、CBREの名の下で行動す

る時は無条件で正しい行動を取る（Do the Right

Thing）、ということへの誓約を意味します。CBREの一員

として、あなたは、「自分の業務に適用されるポリシーと法

令を理解しており、またそれらを遵守する」ということを誓約

することになるのです。この誓約は毎年、必須の確認手続

を通して行われています。もしあなたがCBREに入社した際

にこの誓約をしたにもかかわらず、それを実践していない場

合には、あなた自身のみならず、あなたの同僚、そして

CBRE社をも危険にさらすことになります。あなたは解雇を

含む懲戒処分を受け、ひいては法的責任を負う結果を招

くことになるでしょう。

さらに、個人として、問題提起すべき時にそれを怠っている

のであれば、これらの基準を満たすことはできません。そのた

め、あなたの仕事に適用される法令と倫理要件を知ってい

ることに加えて、以下の状況では、問題提起をすることはあ

なたの責任の一部となります。

• あなたにとって取るべき行動が明確でなく、アドバイスが必要な時。

• CBREの名で行動する人がCBREの価値観あるいは法令に反することをしている、あるいはしそうであるとあなたが考えた時。

• あなた自身が何らかの不適切な行為に関与したのではないかと疑問に思ったとき。

マネージャーに課される特別な責任もしあなたがマネージャーである場合には、「企業行動規

範」に従って、特別な義務と責任を負います。当社のマ

ネージャーたちは、CBREの価値観と文化に深く影響を与

えます。マネージャーは「RISEの価値観」を実践し、自らの

行動によって良き模範を示すとともに、「企業行動規範」や

その他のポリシー、法令に違反する事象に気付いた場合に

は迅速に行動を取ることが求められています。

取締役会より


はじめに




> 社員全員に対するグローバルな適用

> 「正しい行動を取る（Do the Right Thing）」ことに対する社員各人の誓約

> マネージャーに課される特別な責任

連絡先



調査





係



おわりに











連絡先倫理あるいはコンプライアンスに関する問題について、質問

や気がかりな点がある場合、様々な手段を採ることができ

ます。通常は、まずあなたの上司やマネージャーに尋ねてみ

るのが良いでしょう。また、以下からも援助や助言を得るこ

とができます。

• 経営陣のメンバー

• 人事部門、コンプライアンス部門、法務部のメンバー

• コンプライアンス部の部長

Chief [email protected]

• CBREヘルプライン ― 0066-33-112505

あなたの業務部門や地域によっては、さらに報告手段を設

けていることもあります。

最も重要なことは、あなたが速やかに、かつ効果的に疑問

を提起することです。

CBRE倫理ヘルプライン私たちは、あなたがCBREの「企業行動規範」に関して極

秘かつ匿名で質問や懸念を寄せることができる方法として、

CBREヘルプラインを提供しています。あなたが「企業行動

規範」に記載された他の連絡先を使うことに支障を感じた

り、あるいはそこから受け取った回答に不満がある場合には、

いつでもCBREヘルプラインを利用することができます。

CBREヘルプラインは、独立した会社により運営され、24

時間対応しています。CBREヘルプラインに電話をすると、

訓練を受けた専門家が応対し、その通話内容を報告にま

とめます。匿名を選択すれば、その報告にはあなたの名前

は載りません（もちろん、名前を告げれば、その事件の調

査に役立つ場合が多く、また後述するように、CBREは「企

業行動規範」に基づき、告発に対する報復行為を

一切容認しない方針を取っています。）。その後、通話内

容の報告は、問題を追及するためコンプライアンス・オフィ

サーに転送されます。私たちは、その事態の性質が緊急性

を有する場合には特に、迅速に返答をするようにしていま

す。調査が開始された場合、私たちは迅速にその問題を

吟味し、連絡があった時はいつでも、是正処置が取られた

か否かを確認します。

報復行為の禁止もしあなたがアドバイスを求めたり、疑問を提起したり、不

祥事を告発しているのだとすれば、あなたは「正しい行動を

取っている（Do the Right Thing）」のです。「RISEの

価値観」の誓約には、CBREの社員に対し、報復を受ける

恐れを感じることなく、疑問を提起したり、不祥事を告発し

たりする機会を与えることが含まれます。したがって、あなた

が疑問を提起したり、違反行為を告発したり、調査に協

力したりしても、報復される心配は一切ありません。報復

行為は、通常「不利益をもたらす雇用上の行為」、あるい

は雇用条件に悪影響（例えば、契約解除、停職、降格、

報酬の減額など）を及ぼす行為として定義されます。いか

なる社員であっても、報復行為に荷担しようとした場合に

は、解雇を含む懲戒処分を受けることになります。もし自

分や誰か他の人が、法令あるいは業務行動に関する問題

提起を行ったがために報復行為を受けているという疑いが

あれば、直ちに、「企業行動規範」の各ページの左側に記

載されている各種の方法で連絡をしてください。

取締役会より


はじめに







> 連絡先

> CBRE倫理ヘルプライン

> 報復行為の禁止

調査





係



おわりに





mailto:[email protected]?subject=Standards of Business Conduct

mailto:[email protected]

mailto:https://secure.ethicspoint.com/domain/media/en/gui/7298/index.html











る社員であっても、報復行為に荷担しようとした場合には、

解雇を含む懲戒処分を受けることになります。もし自分や

誰か他の人が、法令あるいは業務行動に関する問題提

起を行ったがために報復行為を受けているという疑いがあ

れば、直ちに、「企業行動規範」の各ページの左側に記載

されている各種の方法で連絡をしてください。

調査各種の行動規範や法令に対する違反について報告があっ

た場合、CBREの定めたプロセスに従って調査・記録が行

われます。重大な不祥事に関する告発が当社のシステム

に入力されると、迅速かつ徹底的に、統一された方針に

従った公正な調査が実施されます。これらの調査は、適正

な内部の職員か、あるいはコンプライアンス部門と協同する

外部の専門家によって行われます。法務部の許可無く、

社員が個人的な調査を行うことはできません。調査におい

ては、CBREの社員は完全に協力し、ありのままに回答す

ることが求められ、それに応じない場合は、解雇を含む懲

戒処分を受けます。私たちは、実現可能でありかつ諸条

件が許す限り、問題の報告者に対して調査の進捗状況

及び調査結果を報告し続けるように努力します。私たちは、

調査員に対して、年次のトレーニングや定期的に行われる

ケーススタディミーティングへの参加を求めており、これによっ

て調査のプロセスと結果における方針の一貫性が実現さ

れます。もし調査の結果、是正処置が必要ということにな

れば、私たちは適切な手段（必要に応じて法的手段も

含まれます）を取ることにより、現に行われている違法行

為を阻止し、既に起こった問題を是正し、類似の問題が

再発する可能性を減らします。

CBREの「倫理・コンプライアンス・プログラム」この「企業行動規範」は、「倫理・コンプライアンス・プログラ

ム」と呼ばれるグローバル・イニシアチブの核心を成していま

す。このプログラムは2004年に取締役会によって採択され

たもので、取締役会はその実行と運用に対して積極的な

監督を行い続けています。当社の「倫理・コンプライアンス・

プログラム」は、敬意（Respect）・高潔（Integrity）

・貢献（Service）・卓越（Excellence）という「RISE

の価値観」を補強し、また私たちにグローバルに適用される

企業ポリシー、法令、規制の遵守を確実なものにするため

に作られています。このプログラムは、以下の四つの目標を

達成するように構築されています。

• 潜在的なコンプライアンス上の欠陥によるリスクを軽減します。

• コンプライアンス上の欠陥によって生じる悪影響を最小限に止めます。

• コンプライアンスに欠陥がある場合には、それを認識し是正します。

• グループ全体における倫理とコンプライアンスに対する責任感を

醸成します。

CBREの「倫理・コンプライアンス・プログラム」は以下の要

素からなっています。

• 上級役員によるオーナーシップと取締役会による監督

• 基準とポリシー

• コミュニケーション

• トレーニング

• 監督と監査

• 違反報告を行うための複数の手段からなる内部通報システム

• 疑わしい不祥事の調査

• 処分と優遇措置による、基準とポリシーの実施

• 継続的なリスク評価とたゆまぬ改善

取締役会より


はじめに







連絡先


> 報復行為の禁止

> 調査

> CBREの「倫理・コンプライアンス・プログラム」




係



おわりに











同プログラムは、CBREのチーフ・コンプライアンス・オフィサー

（CCO）が管理します。CCOは、同プログラムの運用状

況と有効性を、取締役会に対して定期的に報告します。

CCOは、当社の法律顧問、上級役員、および各業務部

門における関連分野に携わった職員と緊密に連携します。

また、CCOは、CBREが事業を行う各国や各地域で実施

される「倫理・コンプライアンス・プログラム」の基準も制定し

ます。

適用法令との関係法令に違反すること、あるいは他の人に法令違反を勧める

ことは、いかなる理由によっても（たとえそうするように強制

されたとしても）正当化されることはありません。もしCBRE

の内部基準が当該地域で適用される法令よりも厳しい場

合には、常にCBREの基準に従わなければなりません。

不動産事業を行う上で、私たちの業務活動のほとんどは、

当該地域に適用される法令に従うことになります。かかる

法令に違反した場合、あなた自身、あなたの同僚、そして

CBRE社に対し、罰金、制裁、あるいは不動産業を営む

上で必要となる許可の取消等の処分が科されるおそれが

あります。あなたの国や地域において必要となる許可に関

してコンプライアンスが問題となりうる場合に、あなたが採る

べき行動について不明な点がある場合には、必ずコンプラ

イアンス・法務部に相談してください。

取締役会より


はじめに







連絡先



調査


> 適用法令との関係



係



おわりに












取締役会より


はじめに


平等な機会の提供と多様性の尊重

ハラスメントの防止

個人情報のプライバシーの保持

健康と安全


係



おわりに











「敬意（Respect）」は当社の「RISEの価値観」の先頭

に位置します。それにはれっきとした理由があります。敬意

を持って扱われれば、人は自分のキャリアで成功したくなり、

他人に対しても同様に成功するように援助したくなるもの

です。また、チームにおける自分の役割に対して敬意が払

われた時、自分もチームの成功のために努力したいと思う

ものです。

CBREの基盤が全世界に拡大し、それが強化されるにつ

れて、所属部門にかかわらず、業務内容や地域を超えて、

クライアントや他の社員と交流し、協力する機会が多くなり

ます。他の社員との共同作業が多いほど、CBREの基盤が

強化され、仕事はさらに充実したものとなります。同僚が隣

りにいる場合でも、あるいは地球の裏側にいる場合でも、

私たちが互いに接する場合の行動基準は、CBREの文化

と「RISEの価値観」における敬意（Respect）における

基礎となります。以下はその概要を示したものです。

平等な機会の提供と多様性の尊重事業者として、CBREは各業界の最も優秀な人々を魅き

つけています。私たちは、私たちのチームに参加し、自分の

スキルと能力に従って競争し、成功することを選ぶ人々全

員に対して、それにふさわしい環境を提供しています。私た

ちはCBREで働くどの人にも意義深い貢献をしてもらえるよ

うに励まし、それを認めてふさわしい褒賞を与えます。各自

の背景や会社における地位に関わらず、当社の同僚は常

に尊厳と敬意をもって扱われることが期待されています。

CBREでは、雇用、仕事の割り当て、昇進、報酬を含むあ

らゆる就業関係において、平等な機会を提供すべく取り組

んでいます。また適用法令によって保護されるいかなる要

因（たとえば、人種、肌の色、国籍（注）、宗教、性別

（性同一性障害を含む）、性的指向、年齢、婚姻状況、

身体障害、退役軍人等）をも考慮せず、個人の長所に

基づいて雇用に関する意思決定を行います。CBREは、

適用法令によって排除されるいかなる差別も許容しません。

多くの国において、CBREは、一定の保護を受ける人々に

ついて、その雇用を積極的に行い、また就業上有利な措

置を行うためのアファーマティブ・アクション（積極的格差是

正措置）をとる法的義務を負うことを受け入れています。

かかる方法は正しい行動であり、またビジネス上も良い効

果を生むと考えられます。

取締役会より


はじめに


> 平等な機会の提供と多様性の尊重



健康と安全


係



おわりに

注：国籍に基づく雇用についての義務が法的に課されている国においては現地法を遵守します。











ハラスメントの防止誰かが不適切な行為を受け、そのためにその人が自分の

仕事を思うように行うことができず、仕事を楽しめないような

ときは、私たち全員が嫌な思いをします。CBREでは、業務

を行うそれぞれの国において、ハラスメントに対する強力な

ポリシーを実施しています。これらのポリシーでは、禁止され

る行為について説明がなされ、問題提起や違反報告のた

めの手順が規定されています。

また、マネージャーとして期待される行為が定められ、報告、

調査、フォローアップにおいて人事部門、法務部、コンプラ

イアンス部門がそれぞれ果たすべき役割が定義されます。

最後に、それらのハラスメント防止ポリシーに違反する行為

に関わった人に対しては、誰であっても個人的な責任を取

らせることが定められています。

ハラスメントには、明白な性的誘いかけから何気ない発言

や冗談、不快なジェスチャーまで、その意図に関係なく

様々な形態があります。私たちは、それぞれの国や文化に

おいては、職場の同僚の間で許容される行為の種類が若

干異なることを認識しています。

しかしながら、これらの違いは重視してはならないことに注

意が必要です。これらの違いを過度に強調することは、物

事の本質――すなわち、職場の同僚は全員が尊厳と敬

意を持って扱われるべきであり、不快な、あるいは品位を

損なうような行動にさらすべきではない、ということ――を見

失ってしまうことにつながるからです。

会社のポリシーによってどの程度のラインが設けられているか

にかかわらず、禁止すべき不適切な行為またはハラスメント

行為について、CBREのハラスメントに関連するポリシーを

遵守するには、以下のようないくつかの簡単な質問を自分

自身に問うてみると良いでしょう。

• 家族のメンバーが同じような扱いを受けることをあなたは

望むでしょうか？

• 家族、または当社のCEOがいる前でも、同じようなことを

行うでしょうか？

• あなたの行動が録画され、夕方のニュースで報道された

場合、あなたやCBREの地位に傷を付けることはないで

しょうか？

あなたが他の社員を管理または監督している場合には、

CBREのポリシーを適用するのはあなたの役目です。ハラス

メントのような不適切な行為があなたの監督している時に

発生したにもかかわらず、それを報告又は処理しなかった

場合には、あなたがその行為を容認しているか、またはあな

た自身がその行為を行ったのと同じように扱われます。上

司やマネージャーは、皆、ハラスメントに対する当社のポリ

シーや、その苦情処理やポリシー違反行為を報告する義務に

精通しておく必要があります。

取締役会より


はじめに



> ハラスメントの防止


健康と安全


係



おわりに












CBREは、私たちの個人情報のプライバシーを尊重してお

り、雇用主によるそのような情報の扱い方は法律で指示さ

れた方法に準拠しています。当社では、適用法令によって

必要がある場合を除き、社員に関する機密情報を開示す

ることはありません。各社員は他の社員の個人情報を慎

重に取り扱わなければなりません。CBREはすべての個人

情報のプライバシーとセキュリティを維持するために努めてい

ます。当社は効率的な管理に必要な情報のみを維持す

るシステムとポリシーを構築することに努め、許可された人

だけが個人情報にアクセスすることを確実にするために、当

社のセキュリティ手順に従うことを全従業員に求めます。

取締役会より


はじめに




> 個人情報のプライバシーの保持

健康と安全


係



おわりに











健康と安全CBREは、安全な職場を提供し、社員の健康と福祉を向

上させることに努めています。この誓約を成功に導くには、

私たちひとりひとりが自分の役目を果たすことが必要です。

CBREは、健康維持と安全プログラムのための情報を提供

します（そのプログラムは、正式な指針、トレーニング、そし

てクライアント及び私たちがいる各地域をサポートする専門

家を完備しています）。しかし、まず私たち自身が、法令、

CBREのポリシー、そして常識を全員で遵守することで、業

務災害の可能性を最小限に抑えることになります。例えば、

CBREの業務のために車を運転する者に対しては、当該

地域の道路交通法（運転手と乗客のシートベルトの着

用義務を含みます。）を遵守し、運転の支障になること

（携帯メールの送信など）は控えるように求めてください。

当社の施設において、従業員や当該地域に害を及ぼす

恐れのあることが発生した場合には、当社はその状況を開

示し、事態を回復する計画を効果的にかつ迅速に打ち出

します。当社では、従業員全員に対し、自己の職場、また

はCBREが管理している職場において危険な状況が発生

した場合には何であれ報告することを期待しており、かかる

事故や状況を報告した従業員に対して報復するようなこと

は決してしません。したがって、あなたが、危険な状況、負

傷（軽傷か重傷かにかかわらず）、同僚・クライアント・ベ

ンダーや他の取引先の安全や健康に対する脅威に気づい

た場合は、すぐにあなたの上司、または当該地域の適切な

担当者に報告してください。

健康と安全は優先すべきものであるため、職場ではアル

コール、違法薬物、その他安全かつ効率的に作業する能

力を損なう可能性がある物質の影響を受けないようにする

必要があります。会社の催しではアルコール飲料が慣例と

なっていることは認めますが、そうしたイベントがどこで開催さ

れようとも、この「企業行動規範」やその他の職場における

行動規範に関する規則やポリシーは有効であり、適用され

ます。従業員は、その行動が常にCBREと私たちの評判に

影響を与るることに留意してください。

取締役会より


はじめに





> 健康と安全


係



おわりに











取引先、クライアント、競合他社との関係

取締役会より


はじめに


取引先、クライアント、競合

社との関係

高潔さと公平な取引

社員とCBRE間における利益相反

CBREやクライアントとの競業

公的活動と政治参加

ソーシャルメディアへの参加

同僚による勧誘

公正な競争

政府官公庁との関係（腐敗行為防止）

輸出規制

競合情報

クライアントに関する情報

第三者の著作権



おわりに











高潔さと公平な取引私たちが存在し発展し続けているのは、その高潔さと公正

な扱いによって信頼を勝ち取ったからです。当社のクライア

ント、株主、社員からの信頼は、CBREの最も貴重な資

産です。私たちの「 RISE の価値観」における高潔

（Integrity）とは、常に「倫理的に正しいと思われること

をする」こと、クライアントや社員、取引先、そして競合他社

との間でさえ公平かつ誠意を持って取引をすることを求める

ものです。したがって、CBREの名で行動する者は誰も、不

正取引、詐欺的な勧誘や隠匿、機密情報の濫用、既知

の契約上の関係を利用した干渉、その他の不公正な取

引行為を通して不当に優位に立つことはしません。そのよう

な方法でビジネスを行うことは、たとえどんな金銭的な利点

があったとしても、その価値がないのです。

当社の価値観を無視した利益や利得は一時的なものに

過ぎず、長期的に見た場合にはむしろ損害を発生させる

からです。

私たちは、自らが行った契約や誓約に敬意を払い、クライ

アントや社員の利害が問題となっているときには特に、必要

最低限以上のレベルのコンプライアンスを確保し、また最大

の信頼と透明性をもって業務を行うことを目指しています。

さらに、私たちの競合他社が契約当事者となったことを認

識した場合には、当該会社を尊重するように努め、不正

競争として取られるような方法で不当に干渉することはしま

せん。

私たちは、競合他社から社員を採用する時、その社員が

現在の、あるいは過去の雇用者との間の契約または法的

義務（例えば、機密保持契約、勧誘禁止契約または競

業禁止契約）を遵守し、尊重することを望んでいます。

CBREは、当該社員の現在または過去の雇用者の機密

情報、独占情報、または企業秘密を受け取ることを望む

ものではありません。いかなる内定通知においても、その内

定者が、当社で働く際にかかる契約に違反しないこと、そし

て元の雇用主に属する財産や情報を返却することを表明

することが条件となります。

受託者責任

不動産サービス事業を営む上で、CBREが第三者（クラ

イアントの場合がほとんどですが）に対して受託者責任

（信認義務）を負うことがしばしばあります。受託者責任

は、法における最高レベルの義務です。誰かに受託者責

任を負う場合には、私たち自身の利益よりもその人の利益

を優先させ、細心の注意を払って行動し（善管注意義

務を負い）、利益相反がある場合には開示し、その人の

利益のために自分の意思決定を行わなければなりません。

クライアントに対するこのような受託者責任に違反すること

は、あなたやクライアントやCBREにとって重大な法的結果

を招く可能性があります。あなたがクライアントを代理する

際には、当社の事業を規制する一切の法令を遵守してい

ることが期待され、一般的には情報開示書面と、利益相

反行為についてのクライアントの同意を取得する必要があ

ります。

受託者責任がどのような状況において発生するか、あるい

はクライアントとやりとりをする際にいかなる行動が適切なの

かがわからない場合には、法務部やコンプライアンス部門の

担当者に確認してください。

取締役会より


はじめに



社との関係

> 高潔さと公平な取引






公正な競争


輸出規制

競合情報





おわりに












何万人もの社員を抱える組織では、社員個人と会社の

間で利益相反が生じることは避けられません。私たち

CBREと社員の間でも利益相反をゼロにすることはできま

せんが、かかる利益相反を識別し、開示し、管理すること

により、悪影響を最小化することが可能です。

当社では社員が個人や地域社会の利益に幅広く関与し

ていることを認識しています。私たちはこれらの活動を奨励

すると同時に、当社のブランドや評判、事業実績を保護し、

両者の適切なバランスを保つように努めています。しかし、

社員個人とCBREの間で利益相反が生じた場合には、常

にCBREとそのクライアントに譲歩しなければなりません。個

人の利益がその組織集団における利益よりも重要であると

いうことはないのです。CBREの名の下で意思決定を行っ

たり、職場外の活動に参加する時には、利益相反の処理

に関するポリシーを認識しておかなければなりません。ほとん

どの場合、常識に従えば正しい答になります。しかし、答が

分からない場合に、どの時点で助けを求めたら良いかを知

ることは重要です。

ある人がCBREの名の下で行動する際に、その人が、自身

の客観性や忠誠心や業務のパフォーマンスに影響を与えう

る個人的（その家族も含みます）な利害関係を有してい

る場合、利益相反が生じます。社員と会社間で生じる利

益相反の一般的な例には以下のようなものがあります。

• 副業

• 業務外でクライアント、サプライヤー、ベンダー、またはCBREの競合他社のために働き、あるいはその取締役会に役員として参加すること

• CBREの評判にネガティブな影響を与えうる、政治的あるいは地域社会における活動

• あなたやあなたの身近な家族が、サプライヤー、ベンダー、パートナー、業者、下請け業者、またはCBREの競合他社の株式等を保有すること

• 過大な報酬、プレゼント、贈与、リベートその他の利益を

会社における地位を利用して受け取ること

たとえ現実に利益相反が生じていなくとも、そのように見ら

れるだけで、実際に利益相反が生じた場合と同じように、

CBRE内のあなたの評判や、公平な取引に関する当社の

評判は落ちてしまいます。したがって、利益相反の原因と

なるか、利益相反を引き起こすであろうと合理的に想定さ

れる行動や個人の利害関係は、定められた手順に従って

CBREに開示し、事前の承諾を受けなければなりません。

このような手続を踏まない場合、かかる利益相反行為は

一切禁止されます。疑問がある場合も、法務部やコンプラ

イアンス部門に対して、利益相反として認識されうる一切

の要因を開示する必要があります。確信がなければ、必ず

行動を取る前に確認してください。利益相反に関して誤っ

た意思決定をした場合、あなたや会社に壊滅的な影響を

及ぼす可能性があります。

会社外での雇用や他の活動

CBREは、従業員に対して、地域社会や、宗教、環境、

慈善団体その他の外部組織で積極的に活動するように

推奨しています。多くの従業員は、非営利団体や慈善団

体、または政治的組織においてリーダーとしての役割を果

たしています。しかし、時には、そのような外部での活動に

よって利益相反関係が生じたり、あるいはCBREの名を傷

つけるような事態が生じることがあります。

取締役会より


はじめに



社との関係


> 社員とCBRE間における利益相反





公正な競争


輸出規制

競合情報





おわりに

利益相反は、あなたやその親友、家族がCBREのベンダー、取引先、競合他社に財政的影響を有している場合にも生じます。その場合、特に物品やサービスをクライアントから調達する場合において、契約相手の選定・入札あるいは交渉の過程で、あなたはいかなる方法によってもその地位を利用して影響を与えてはなりません。マネージャーにかかる利益相反関係を開示したうえで、選定プロセスから外してもらって下さい。











そのため、CBREは、外部組織における貢献活動を禁止

する権利を留保しています。CBRE以外との間で雇用また

はコンサルティング契約をすることは、あなたのマネージャー

からの許可がある場合で、かつ以下の場合のみ許可されま

す。

• 当該活動が、競合他社やベンダーと共に行うものや、

それらを援助するものではない場合。

• 当該活動が、あなたのCBREの仕事のパフォーマンスや

責任、時間、または職責と競合するものではなく、ある

いはそれらを阻害しない場合。

• 当該活動において、CBREの所有物、設備、または機

密情報を使用する必要がない場合。

• 当該活動に関する宣伝を行う際、CBREの許可なしに、

当該団体とCBREに関連性がある旨を表示しない場

合。

当該活動が、あなたがCBREのために働く際に使用されて

いるのと同じライセンスの使用を必要としない場合。他の営

利事業の取締役会に役員として参加することは、CBRE

の許可がある場合のみ認められ、かかる許可を得るために

は、現実に発生したあるいは認知された利益相反関係を

軽減するための手順を踏むことが条件となります。

親友関係、恋愛関係、家族関係

最強の組織となるためには、業務上の意志決定は、

CBREにとってのメリット及びその利益を最大化するという

観点から行われる必要があります。雇用や就業関係にお

いて実績以外の要因に基づき贔屓的な評価が行われるこ

とは、本来それに値するはずだった人のやる気をなくさせ、

当社の力を奪ってしまいます。

この点で、恋愛関係または身近な家族関係にある人を監

督するということは利益相反関係を生じさせます。たとえあ

なたが公平に行動している場合であっても、他の社員には

それがえこひいきとして受け取られる可能性があります。そ

の結果、チームの他のメンバーの生産性は落ち、士気も低

下してしまいます。CBREでは、従業員の中に家族や個人

的な友人がいることは認識しています。また、職場の同僚

の間で、しばしばそうした関係が形成される事実があること

も認識しています。それが以前からのものであれ、新たに形

成されたものであれ、当社は利益相反関係やえこひいきが

生まれないよう管理するための手順を取るようにしています。

また、当社のマネージャーは教師に似た信頼されるべき地

位にあり、監督の対象となる者や、自分の業務部門・部

署にいる部下と、恋愛関係または性的関係を持つことは

不適切なことです。同様に、親友関係、家族関係や恋愛

関係にある社員同士は、片方が相手に関する直接的な

意思決定を行う権限を有するような業務（たとえば給与

の決定等）を担当するべきではないと考えられます。もし

既にこれらの関係が存在している場合には、当社の業務

や評判を保護する手順を取ることができるように、かかる関

係を開示する必要があります。

取締役会より


はじめに



社との関係







公正な競争


輸出規制

競合情報





おわりに











贈答品の交換と接待

ビジネスギフトの交換や接待は、世界の多くの地域で慣習

になっており、ベンダー、クライアント、取引先との間の良好

な協力関係と親睦を深める役割を果たしています。例えば、

不動産販売の専門家にとっては、イベントのスポンサーとな

り、あるいはクライアントを楽しませたり、ときには贈答品を

交換したりすることは慣例であり、もはや当たり前に行われ

ることになっています（実際、多くの場合期待されていま

す）。CBREは、贈答品はホリデーシーズンにはつきもので

ありその季節に当然期待されていることであると認識してい

ます。実際、ホリデーシーズン中の当社のオフィスには、ベン

ダーやクライアントや他の人たちから送られてきたフルーツバ

スケットやお菓子その他のギフトでいっぱいになっているとこ

ろも多いのです。

CBREでは、旅行、食事、娯楽、クライアント向けのイベン

トや贈答品、それらに類するまたは関連して善意でかつ業

務目的で支出される費用などの合理的な支出は禁止さ

れていません。但し、贈答品や接待が過度になると、現実

に利益相反にあたったり、あるいは利益相反として認識さ

れたり、最悪の場合には、賄賂やリベートと見なされること

もあります。慣習としての贈答品、接待の類には、これ以

上行うと過度にあたるというラインがあります。

もし贈答品のやりとりが何らかの義務を生じさせたり、贈答

した人と受け取る人を偏見を持って見られる状況に置いた

り、あるいはビジネス上の判断に影響を与える目的でなさ

れたりするのであれば、その贈答品のやりとりは不適当です。

例えば、過度な贈答品や、疑わしい状況でなされた贈答

品（例えば、取引の相手方当事者や契約交渉をしている

相手方当事者からの贈答品がこれにあたります）は、利

益相反を生み出し、あるいは利益相反の印象を周囲に与

えることになります。最悪の場合、過度な贈答品は取引に

関する贈収賄とみなされることもありますので、CBREがビ

ジネス取得またはビジネスの保持、または誰かに腐敗的な、

詐欺的な、又は当人の責務に反するように勧めるために

贈答をすることはできません。

そのため、各国での運営、地域、業務分野においては、旅

行、食事、贈答品および接待のための支出を規制する、

コンプライアンス部門によって承認されたポリシーを採用して

います。これらのポリシーは、業務と関連する一切の適用

法令や規制に準拠するように構築されており、同時に当

社の「RISEの価値観」における高潔（Integrity）を育

むものになっています。

詳細については、CBREの「贈答及び接待に関するポリ

シー」及び「腐敗行為防止ポリシー」を参照してください。

取締役会より


はじめに



社との関係







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おわりに











CBREの名で贈り物をしたり、クライアントを接待することに

関しては、いくつかの基本的な原則が適用されます。

• 私たちは、業界の中で最高のサービスを提供していると考えています。異常な、または過度の贈答品や接待を提供することによって獲得しなければならないような仕事は必要としません。

• 私たちは、これらの分野に関するクライアント側のポリシーを認識し、それを尊重する必要があります。クライアントに対して、贈答品の授受や接待に関するポリシーについて事前に問い合わせてください。

• 私たちは、すべての支出が適切に承認され、帳簿上正しく記録されていることを確認する必要があります。

• 現金及び現金同等物（すぐに換金できるギフトカード、商品券など）の贈答品は禁止されています。

公務員に対する贈答

CBREのポリシーは、政府機関や官公庁と取引を行う時

には、より厳しく、さらに特定された規則とポリシーが適用さ

れることを認識しています。多くの国では、公務員に何か価

値がある物を渡すことは法律で禁止されています。さらに、

CBREのグローバルな「腐敗行為防止ポリシー」では、ビジ

ネス上の優位性を獲得または維持するための賄賂であると

みなされる可能性がある物を提供することが厳格に禁止さ

れています。これら官公庁との関係がセンシティブな性格を

持つことに加え、この分野における法令は複雑であるため、

公務員に対して贈答品や接待を提供する前に、私たちは

常に、適用されうるポリシーを確認し、法務部またはコンプ

ライアンス部門に助言を求める必要があります。特定の国

における法令や慣習が曖昧である場合であっても、米国と

関連する企業については、どの国で業務を行うかにかかわ

らずFCPA（米国海外腐敗行為防止法）が適用されま

す。

いかなるCBREの社員も、贈答品や接待について、CBRE

の業務や、クライアントのための売買その他の意思決定に

不正に影響すると受け取られるものを受諾することは許可

されていません。もし不適切と思われる贈答品の申し出を

受けた場合は、丁重に辞退してください。贈答品を受け取

らずに辞退することがその贈り主の顔に泥を塗ったり傷つけ

るような場合には、CBREに代わって贈答品を受け取り、

ただちに役員に報告した上、その贈答品の処理について

指示を仰いでください。贈答品や接待を受け入れるべきか

どうか分からない場合は、上司またはコンプライアンス部門

や法務部に指示を求めてください。指示を受けることができ

ない場合には、丁寧にその申し出を断らなければなりませ

ん。

取締役会より


はじめに



社との関係







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競合情報





おわりに











CBREやクライアントとの競業個人的に、あるいは競合他社と協力して、CBREやそのク

ライアントと競業を行うことは厳格に禁止されています。

CBREやそのクライアントと競業するために、社内の連絡先

情報や地位を利用することにより、あなた独自の業務を進

めたり金銭的利益を得ようとすることは適切ではありません。

あなたは、CBRE内における自身の地位を通じて、CBRE

自身が提供できるはずだったサービスを自分が提供したり、

CBRE自身が行えるはずだった投資を自分が行う機会が

あることに気づくかもしれません。社員として、私たちは、機

会があればCBREの事業利益を生み出すよう推進しなけ

ればならないという不可分の義務をCBREに対して負って

います。また、CBREがビジネスチャンスを得られる可能性

に気付いた場合には、あなたはそれをあなたのマネージャー

か役員に開示し、CBREがそれを評価できるようにしなけれ

ばなりません。そのビジネスチャンスを得ることをCBREが

（書面で）辞退した場合のみ、あなたは個人的に自分

（または家族）のために行動をすることが許可されます。

さらに、CBREやそのクライアントのリソースを使ったり、ベン

ダー、サプライヤー、下請業者を使用し、あなたの自宅やあ

なたの家族の住居における作業や、あなたやあなたの家族

のために業務以外での作業を依頼することは、あなたの業

務部門のシニア・マネージャーによる事前の承諾を得た場

合にのみ許容されます。

一定の種類の不動産に関してあなたが個人的所有権を

有している場合、法的にも、他からの評価という意味にお

いてもCBREに様々な派生的影響をもたらすため、私たち

は社員による不動産の所有権と不動産市場への参加に

ついて明確なポリシーを制定しています。

取締役会より


はじめに



社との関係



> CBREやクライアントとの競業




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おわりに











公的活動と政治参加CBREは、社員に対し、そのポリシーで、私たちの生活、コ

ミュニティ、ビジネスに影響を与える教育活動や政治活動

に参加することを奨励しています。私たちの社員には、公

選によって職に就いたり、地域の評議会や委員会のメン

バーであったり、また政治や教育活動に参加している者が

大勢います。これらの活動においては、しばしば人前で話し

たり、意見を発表したり、メディアにインタビューを受けること

があります。これらの活動に従事する時は、CBREの広報

部による書面による事前の許可なしに、社員はCBREの

名前やロゴを使用したり、自身がCBREと関係を有するこ

とを示すことは認められません。都市部や各地域の市場の

リーダーを含む当社の指導者に対しては、職場外の市民

活動に参加する時には常識を使うように求めています。た

とえCBREの名を使用しなくとも、その地位やコミュニティで

のプロフィールを見れば、あなたの発言や行動がCBREと関

連づけられてしまう可能性はあります。

企業の政治献金や政府またはその関係者へのロビー活動

は、ほとんどの国で厳しく制限されています。CBREはいか

なる政治献金も行わないことを決定しており、社員が

CBREの名で政治献金をすることはできません。CBREが

政務に関与するのは、厳格に管理された手続を経た場合

で、かつ法務部の承認を得た場合のみです。

取締役会より


はじめに



社との関係




> 公的活動と政治参加



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おわりに











ソーシャルメディアへの参加CBREとその社員の多くは、自社の業務や自己のキャリア

を発展させるためにソーシャルメディアを使用しています。

ソーシャルメディアの時代の中でCBREが発展するにつれ、

自らの利益のためにテクノロジーの素晴らしい力を活用する

こと、そして陥りやすい落とし穴を回避することが重要になっ

てきました。CBREは、クライアントの基盤を拡大させたり、

新たなサービスを採り入れる上で、各社員がソーシャルメ

ディアについて良く学んでおくことを奨励します。未知の領域

に分け入る前には、この分野における当社のポリシーを確

認する必要があります。また、ソーシャルメディアを使用する

時にもCBREの他の一切のポリシーが適用されるということ

も忘れないでください。

ソーシャルメディアを使用する時、あなたはCBREのブランド

を代表し、CBREの評判を守るべき者となります。不適切

な行為、機密情報の共有、ハラスメント、当社のシステム

を過度に個人的に使用すること、詐欺行為を行うことは、

オンライン上であっても、現実世界で行われた場合と同じよ

うに取り扱われます。最後に、あなたに「情報を発信する前

に考える」ようにお勧めします。

たった一度の攻撃的な発言、下品な「冗談」、機密情報

や個人情報に関する発言は、その後何年にもわたり世間

の目にさらされることとなり、CBREは（そしてあなた自身

も）評判を落とすだけでなく、重大な法的責任を負う可

能性すらあります。

取締役会より


はじめに



社との関係





> ソーシャルメディアへの参加


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競合情報





おわりに











同僚による勧誘多くの地域では、同僚の個人的な勧誘に応じることへ

のプレッシャーは、それがどれほど些細なものであっても、

不快に、あるいは攻撃的にすら感じられるものです。オ

フィスマネージメントにおいては、臨時に物販を行うこと

や、慈善目的で勧誘を行うことを許可することがありま

すが、それは当該活動が業務運営に支障を生じさせた

り、CBREの誰に対しても物品の購入や活動に参加す

ることへのプレッシャーを生じさせたりしないことが前提で

す。また、宗教的な祈りや儀式に参加するよう社員に

求めることは、会社の内外を問わず禁止されています。

取締役会より


はじめに



社との関係






> 同僚による勧誘

公正な競争


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おわりに











公正な競争CBREは、世界中の市場や業界で他社と競合しています。

私たちが競っているのは、サービスのメリット、クライアントに

請求する価格、そして仕事をうまく成し遂げたことによって

獲得するクライアントの信頼（顧客忠誠度）、それだけで

す。当社の「RISEの価値観」では、私たちが自由競争を

支持し、かつ、公平に倫理的に、私たちが事業を経営して

いる各国の法律に沿った方法で競争することが必要となり

ます。競争に関連した法律（例えば独占禁止法など）は

複雑であり、違反した場合には、従業員個人に対する罰

金や懲役刑といった厳しい罰則を受けます。したがって、私

たちは全員、自分の行動がその価値観及び法律に沿って

いるか確認する必要があります。この分野におけるコンプラ

イアンスに関するヒントには以下のようなものがあります。

• サービスの価格設定に関する競合他社との接触は避け、適切な事業上の目的がある場合でも最低限に留めること。

• 法務部やコンプライアンス部門からの許可がある場合（例えば、競合他社との共同仲介やデータ共有）を除き、競合他社といかなる契約も締結しないこと。

• 一定の種類の合意については、競合他社と合意を取り交わすことは状況に関係なく常に違法となるため、絶対に避けなければならないこと（例えば競合他社との価格カルテル、競争入札における談合、市場分割カルテル等）。競合他社と行う取引がかかる不適切な領域に入った場合には、一旦そのやりとりを終了し、法務部とコンプライアンス部門に報告すること。

• 競合他社のサービスについては常に正直であり、嘘をつかないこと。

• 競合他社と第三者（例えば競合他社のクライアント）との契約関係に対する違法な干渉と見なされる可能性のある一切の行動を避けること。もし正しい判断が何かわからない場合には、法務部かコンプライアンス部門にアドバイスを求めてください。

取締役会より


はじめに



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> 公正な競争


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おわりに











政府官公庁との関係（腐敗行為防止）クライアントを代理してビジネスを行う場合、地方自治体や

国の機関の公務員と直接接触しなければならないことがあ

ります。私たちが彼らと良好な関係を維持しようと努力する

場合、公務員との関係には非常に細かい規則による規律

がかかります。例えば、贈答品等の一定の利益の供与

（食事、接待、交通手段、宿泊場所の提供を含む）は、

民間企業の間で慣行として受け入れられているとしても、

公務員との関係では多くの場合厳格に禁止されています。

法令違反の可能性がある事はもとより、この分野で一歩

間違うと、クライアントのプロジェクトや業務（結局は

CBRE自身）を危険にさらすことになります。

私たちがどの分野で業務を行うかに関係なく、クライアント

にCBREを選んで頂けるのは、私たちが卓越したサービスを

提供しているからというだけではなく、私たちの公正かつ倫

理的な取引態度に対し高い評価が与えられているからで

もあります。この評判は、100年以上にもわたる何千人も

の社員の努力の上に築かれてきたものですが、たった一人

の社員が賄賂やリベートを何らかの形で提供しただけで傷

つけられてしまいかねません。私たちの評価を損なうだけで

なく、汚職の疑惑が生じた場合には、CBREとその疑惑に

関係する社員個人に対して、政府によって多大な費用を

要するかつ厳しい調査が行われ、多額の罰金、刑事罰を

受ける可能性があります。

CBREでは、あらゆる社員または当社の代理人による贈収

賄を禁ずるグローバルな「腐敗行為防止ポリシー」を採用

しています。ここでは、政府機関だけでなく民間の会社に

対する利益供与も禁止対象とされています。いかなるマ

ネージャーも、かかる禁止事項やポリシーに定められたその

他の規定を変更することはできません。第三者を通じて、

当該第三者がポリシー上禁止対象となっている利益供与

をするであろうことを知りながら間接的に利益供与を行うこ

とも同様に禁止されています。禁止または許可される利益

供与について追加指針が定められる場合には、当該追加

指針はそのポリシーに含まれ、コンプライアンス・法務部に

照会すれば確認することができます。私たちを代理して行

動する者の不正な行動から生じる責任にさらされる可能

性を最小限に留めるために、私たちは、CBREを代表して

政府関係者とやりとりをするビジネスパートナーを選任・評

価・管理する過程についての手順を注意深く構築し、また、

彼らとの間で締結する契約に含むべき一般的な条項の要

件を定めています。ポリシーはまた、疑わしい取引を隠蔽し

ているように見えることがないように私たちが正確な帳簿を

保持し、腐敗行為防止のための法令に基づく私たちの義

務を順守するのに必要な、強固な財務管理のための条件

を維持すること、という要件を定めています。私たちの各業

務では、CBREのグローバルな腐敗行為防止コンプライア

ンス・プログラムに沿って、贈答品、旅行、接待や雇用に関

する各ポリシーが定められています。

CBREの社員は、各人の地位にかかわらず、いかなる形態

であれそうした腐敗行為への参加を拒否し、違反行為を

報告する義務があります。意図的か否かにかかわらず、こ

れらのルールに違反した場合、あなたやCBREに深刻な結

果をもたらす可能性があります。疑問がある場合にはいつ

でも、法務部またはコンプライアンス部門に指示を求めてくださ

い。

取締役会より


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公正な競争

> 政府官公庁との関係（腐敗行為防止）

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競合情報





おわりに











輸出規制CBREは国際的な企業であり、米国のみならず、その他の

国々の法律によって規定された国際貿易規制により支配

されています。米国およびその他の国の貿易規制への違反

に対する罰則は厳しいものになる可能性があります。当社

では、米国の国際貿易規制の下にある異なるレベルの特

別な規制法や満たすべき要件、またコンプライアンスリスクの

対象となる国を特定するポリシーのガイダンスを採用してい

ます。さらに、特定の国についての規制には、米国政府に

よって、テロ、マネーロンダリングやその他の犯罪活動に関

わっているものとして特定されているため、当社が業務を行

うことができない個人や団体のリストが含まれています。クラ

イアントは、CBREに対して、これらの国におけるCBREの

サービスについて随時問い合わせるかもしれません。禁止さ

れている国、個人、または団体との取引は行ってはなりませ

ん。輸出規制に関する質問があれば、直ちに法務部、また

はコンプライアンス部に問い合わせてください。

取締役会より


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公正な競争


> 輸出規制

競合情報





おわりに











競合情報競合相手に関する情報は貴重です。なぜなら、私たちが

市場やサービスに関わる管理をさらに理解し、クライアント

のニーズをよりよく満たすことができるからです。しかし、私た

ちの情報収集やその使用は、法令や当社の高い倫理基

準に従ったものでなければならず、競合他社やサプライヤー

の情報の機密性を尊重しなければなりません。不適切に

収集された疑いのある情報は使用してはなりません。

法律では、窃盗、恐喝、盗聴、電子盗聴、ハッキング、役

職・立場等の詐称、贈収賄、不適切な勧誘、盗難、脅

迫、およびその他の不適切な方法によって情報を入手する

ことは禁止されています。また競合他社の情報は、これをあ

くまでも倫理的に入手することが重要です。以下はいくつか

のガイドラインです。

• 私たちは、自分の素性や勤務先を偽ってはなりません。

• 私たちは競合他社の社員を非開示情報の不適切なソースとして利用してはなりません。

• CBREの社員あるいは内定者は、他の雇用主の専有情報を漏らしてはいけませんし、私たちもそれを尋ねるべきではありません。

• 別の会社から入手した機密情報は、特に「専有」または

「機密」（あるいはそのように記されているべきだと見なす理由のある情報）と印がついているものは、特別の許可を得ていない限り、使用してはいけません。署名済み守秘契約がない状況で第三者が専有情報を共有しようとしても、それを受け入れないで、やりとりを中止します。

もし質問がある場合や、これらの基準に違反する可能性

のある資料を所持していると思われる場合はすぐ、法務部

かコンプライアンス部に連絡して下さい。

取締役会より


はじめに



社との関係







公正な競争


輸出規制

> 競合情報





おわりに











クライアントに関する情報私たちはクライアントについて良く知っているし、彼らが私た

ちに寄せている信頼は貴重な資産です。高潔と貢献という

当社のRISEの価値を満たすには、私たちが第三者の機

密情報を、少なくとも自分自身のものを扱うように慎重に

処理する必要があります。クライアントの機密情報の不適

切な使用は、クライアントとの信頼関係を弱めてしまいます。

さらに、クライアントの機密情報を受領することにより、それ

を保護する法的責任が出て来ます。その処理を間違えた

場合には、あなたやCBREに責任がかかる可能性がありま

す。これらの理由から、クライアントの情報を私たちに委託

された目的以外に開示したり使用することは、ポリシー違

反や、場合によっては法律違反となります。私たち全員は、

当社の機密情報に対するのと同様に、クライアント情報に

ついても、セキュリティ規定に従うことを確認する必要があり

ます。

取締役会より


はじめに



社との関係







公正な競争


輸出規制

競合情報

> クライアントに関する情報




おわりに











第三者の著作権私たちは他者の著作資料を濫用しません。多くの出版物

やデータソースの使用は制限があるか、または企業全体で

はなくCBRE内の個人がライセンスを持つものです。他者

によって提供されたクライアントの資料をCBREの社員に

転送したり、またはイントラネットやエクストラネット（社

外）に掲示することは、著作権法とCBREのポリシーに違

反する可能性があり、場合によっては、罰金や他の制裁を

受けることになるかもしれません。ある資料について第三者

が著作権を有するかどうか疑問がある場合や、それを自分

やCBREの利益の為に利用できるかどうか不明な場合は、

法務部からの助言を求めてください。

取締役会より


はじめに



社との関係







公正な競争


輸出規制

競合情報


> 第三者の著作権



おわりに












取締役会より


はじめに



係


企業資産の保護と適切な利用

評判とブランド

私たちの機密情報と専有情報

電子通信システム

メディア等の情報要請に関する交渉

帳簿記録の正確さ

業務記録の保管

調査への協力

インサイダー取引


おわりに












CBREの設備、装置、資料、財産、技術、情報、ブランド

は、何万人もの人々の長時間に及ぶ努力によるものです。

企業資産である、商標、ビジネスやマーケティングプラン、

給与情報、任意の未発表の財務データや報告などにも、

知的財産権が含まれています。私たちはこれらの資産を、

盗難、損失、廃棄、損傷から保護し、最も効率的かつ持

続可能な方法でのみ使用することを確認する義務があり

ます。CBREの所有物は、正当な業務目的のためのみ使

用すべきであり、その盗難、損傷、または誤用を防止する

措置を取る必要があります。

取締役会より


はじめに



係


> 企業資産の保護と適切な利用







調査への協力



おわりに











評判とブランド私たちは業界のリーダーであり、CBREは不動産サービス

業では最も有名かつ強力なブランドになっています。私たち

はクライアントの利益に徹し、当社の「RISEの価値観」を

維持することに執拗なまでに専心してこのような地位を獲

得しました。私たちは、敬意、高潔、貢献、卓越という評

価を何十年にも渡って築き上げてきましたが、ただ一人の

社員の行動によって評判が弱体化したり破壊されたりする

可能性があることを認識しています。私たちは製品を製造

しないので、私たちの活動のすべてが私たちの仕事とブラン

ドを表すことになります。私たちはCBREを代表して、私た

ちの仕事と相互活動の全てにおいて、ブランドの評価を保

護するための努力をする必要があります。

長年にわたって、私たちは、業務外での個人の行動や活

動が良かれ悪しかれ、CBREに関連付けられることを見て

きました。したがって、私たちの企業内の指導者は、社員が

職場や個人的な生活で取る行動がブランドに悪影響を及

ぼすことがないように確実にする必要があります。

CBREのブランドとそれを表すロゴは商標登録され、世界

中で認識されています。私たちは、このマークのグローバル

な使用に関する特定のガイドラインを、特定のカラーパレッ

ト、フォント、その他の属性を含むものを使って、世界中で

すぐに認識できるように設定しています。私たちはこれらの

標準に準拠する必要があり、ブランドとマークを保護するた

めにすべての適切な手順を実行します。さらに、CBREが

作成したかCBREのために作成されたかを問わず、すべて

の出版物、資料、データベース、その他のプログラムは、

CBREに属する知的財産です。社員は、これらの価値ある

創作物がCBREに属していることを確認する必要がありま

す。机、プリンターおよび事務用品と同様、社員の雇用が

終了した時に、知的財産を持ち去ってはいけません。

取締役会より


はじめに



係



> 評判とブランド






調査への協力



おわりに











私たちの機密情報と専有情報私たちの機密と専有情報によって、市場での競争力が私

たちに与えられます。それを不適切に開示することは、企業

にとっては損害を与えることになります。さらに、公開会社と

して当社は、業務に関連した資料情報の公開を細心の

注意を払って管理する必要があります。企業のポリシーで

は、CBREの社員全員にCBREの機密情報を保護する事

を義務付けています。これは、私たちの財政、戦略、運営、

クライアントおよび報酬に関連する情報に適用されます。そ

れはまた、当社の社員やクライアントに属する情報にも同

様に適用されます。

最近では、たいていの機密情報は、コンピュータその他のデ

バイスに格納された電子データの形態となっています。当社

のIT部は、絶えず機密情報を不正アクセスから保護するよ

うに当社のシステムを改善しています。ほとんどの保護は見

えない所で発生し、私たちもそれに気づきませんが、私

たちは各自が自分の役割を果たし、機密情報の損失また

は不正使用を防止するために常識的な手順に従う必要

があります。多くの国の法律では、私たちのITシステムのい

ずれかが侵害された場合の対処方法を指示しており、これ

らの法律は、使用しているコンピュータやラップトップやモバイ

ル機器を紛失したり、盗難されたり、権限のないユーザーか

らアクセスされたりした場合、それが引き金になって行使さ

れる可能性があります。したがって、CBREの情報システム

とデバイスを安全に保つ責任と、それらが侵害された場合

の対処方法について良く学んでおいて下さい。

各社員は、情報の機密性を維持する責任を負う旨の承

認書に署名する必要があります。社員がCBREを退社し

た後もこのポリシーの下での義務は継続します。

取締役会より


はじめに



係




> 私たちの機密情報と専有情報





調査への協力



おわりに

我々の機密情報を保全する為の留意点を何点か列

挙します。

• 機密情報は「機密(confidential)」と表記するようにしましょう。電子メールでやり取りされる情報も、ハードコピーによる機密書面と同様の扱いをするよう心がけて下さい。

• 機密情報に関する話をする場合には、誰かがそれを聞いている可能性につき注意し、エレベーター、タクシー、レストラン等、公共の場所では決して機密事項は話さないようにして下さい。もしどうしても話す必要がある場合には、人名を変える、隠語を使用する等の工夫をして下さい。

• CBREの社内においても、話の相手側がその情報を聞く必要があると確信が持てる場合以外には、機密情報は話さないようにして下さい。もし相手と新たに機密情報を共有するのであれば、状況を予め相手に伝えた上で共有を行う必要があります。

• 業務上、第三者に機密情報を伝達する必要が生じた場合には、法務部が承認した書式で文書化された機密保持契約を締結した上、同契約に沿って伝達して下さい。

• 機密情報を机の上の見える場所や、当該情報にアクセスを持たない人たちの目に触れる他の場所に放置したりしないで下さい。機密情報は普通ごみと同様に屑かごに入れたりするのではなく、機密情報用所定の手続きに従って保全、処分を行って下さい。

• 他の人にパスワードは絶対に教えないで下さい。

• 会社支給のＰＣを使用する場合には出所に疑問があるウェブサイトにはアクセスするのを避けて下さい。

• 自分の個人用ＰＣにデータを送るのは避けて下さい。











電子通信システムインターネットアクセス、電子メール、ボイスメールや電話

サービスなどの電子通信システムは、私たちの業務をサポー

トする重要なツールです。私たちは敬意、高潔、貢献、卓

越という「RISEの価値観」に沿ってシステムを使用する必

要があります。これらのシステムは、主として企業のビジネス

のために使用するものです。付随的、または時折は個人使

用のために企業のシステムを使用することは許されますが、

自他の職務遂行を妨害する可能性のある使用は許され

ませんし、その他礼を失したり私たちの「RISEの価値観」に

相応しくない場合や、また他の企業ポリシーに反する場合

には許されないことを認識する必要があります。当社のシス

テムの使用方法を規制するポリシーは、これらのガイドライ

ンを強化し、CBREに当社のシステムの使用を監視して、

私たちのシステムに格納された任意のコンテンツや通信を

阻止し、傍受し、チェックする権利を与えます

当社のシステムでは、この監視権限に対しては個人のプラ

イバシーは保護されていませんので、それを期待してはなり

ません。過去数年間の間に、電子メールや他の通信テクノ

ロジーの使用は根本的に通信の形を変えました。しかし、

これらのテクノロジーによる使いやすさは、コミュニケーション

不足または誤用のリスクを増加させます。したがって、私た

ちが会社からのメールなどの電子メッセージや他の文書を作

成する時には、書面による場合と同様の注意を払って作

成する必要があります。それらのメッセージは恒久的に保存

することができ、あなたが知らないうちに、または許可もない

うちに、簡単にコピーして世界中に転送される可能性があ

ります。最悪の場合、個人的意見や政治的見解を惹起

させるメッセージ、または侮蔑的、冒涜的、露骨な、または

攻撃的なコンテンツを含むメッセージがCBREと結びつけら

れ、当社のブランドの低下や責任を引き起こします。

取締役会より


はじめに



係





> 電子通信システム




調査への協力



おわりに











メディア等の情報要請に関する交渉CBREは一般人や投資家に対し、直接または間接的に、

その業務や商用不動産に関する事象をメディアを通じて

発信します。適切な状況下ではメディアに協力しますが、

最も重要なのは、CBREがメディアに対して発表する内容

と、投資家に対して発表する内容に整合性があることです。

したがって、CBREを代表して話すことが許可されているの

は指定された個人だけです。メディア、金融アナリスト又は

弁護士に対応する場合には、彼らのそれぞれのニーズと、

上場会社としての私たちの義務に合わせた特別の理解が

必要になります。たとえば、上場会社として私たちは米国

証券取引委員会の公正な開示にかかる規制を遵守しな

ければなりません。安全にコンプライアンスを遵守するための

いくつかのガイドラインを以下に示します。

• メディアからの問い合わせまたはインタビューの要求があった場合は、マーケティング部や広報部に連絡してください。

• 金融界（銀行、証券会社、株主またはアナリスト）からの質問があった場合には、IR部門または直接CFOに連絡してください。

• 訴訟、召喚令状または法的要求があった場合には法務部に連絡して下さい。

• 在職中又は退職した社員についての質問は、人事部に問い合わせて下さい。CBREのビジネスに関して記事や意見を公表する場合、スピーチを行う場合、インタビューを受ける場合、その他人前に出る場合には、あなたの地域に適用される関連したポリシーにおいて定められた承認を事前に得る必要があります。

取締役会より


はじめに



係






> メディア等の情報要請に関する交渉



調査への協力



おわりに











帳簿記録の正確さ我々がそれを認識しているか如何に関係なく、私たち社員

のほとんど全員は、CBREの財務諸表を作成するために何

らかの形で貢献しています。フランスでタイムシートを準備し

たとしても、インドで売り上げ伝票を準備したとしても、チリ

で経費報告書を準備したとしても、シカゴで商品やサービ

スを購入したとしても、あなたの入力行為は、最終的に規

制者や投資家への報告に反映されるのです。CBREのた

めに準備されたか、または権限を持つ誰かの要請によるか

を問わず、すべてのドキュメント、レポート、または情報は、

法律によって要求されるように正確な財務報告であること

を確認することが重要です。

私たちは、CBREに関して、完全、正確、タイムリーかつ透

明性の高い報告をステークホルダーに提供しなければなり

ません。この義務をクリアするには、私たちが作成、または

承認するすべての業務記録が正確、完全かつ信頼性が

高いものでなければなりません。私たちは、米国証券取引

委員会、ニューヨーク証券取引所など規制当局に当社が

定期的に提出する開示報告が、完全、公正、正確かつタ

イムリーであることと、法の下での当社の義務に準拠するこ

とを確認する、特定のポリシーや手順を採用しています。ま

た、私たちの子会社を規制する、地域および国レベルの企

業法を遵守する必要があります。これらのポリシーに準拠す

ることを怠ると、当社とその役員に重い賠償責任および法

的制裁が加えられることになります。

内部統制や手続に関連した情報の提供、確認、または

認証をすべき社員は全員、可能な限り最も正確でタイム

リーかつ完全な情報を提供する必要があります。虚偽また

は誤解を招く記録やドキュメント、または資産や負債の適

切な開示を怠ることは、的確な意思決定を行う当社の能

力を損なうことから、厳格に禁止されています。

これらの内部統制と手順の達成によって期待される結果

は、私たちが組織全体の環境をオープンなコミュニケーショ

ン、誠実さ、整合性を維持する場合のみに唯一保証され

るのであって、それ以外の道はありません。あなたが当社の

財務情報について懸念がある（またはそのような懸念を持

つ人によって連絡を受けた）場合、または会計や監査や

内部統制の問題がある場合は、上司に直ちに報告するか、

またはこの「企業行動規範」に記載のある、CBRE倫理ヘ

ルプラインを含む問題報告手段を利用して報告する必要

があります。

取締役会より


はじめに



係







> 帳簿記録の正確さ


調査への協力



おわりに











業務記録の保管当社の業務記録を適正に保管することは、法律や規制を

私たちが遵守する上では不可欠です。ただし、どのドキュメ

ントや情報を保管するべきか、どのくらい保管しておくべきか

については混乱することがあります。実際には、訴訟や調査

があれば、通常のドキュメント保管規則の適用を中断し、

証拠を保全することが必要となります。間違った意思決定

――保存期間が長すぎたり、逆に即座に処分したりするこ

と――の結果は、極端に高くつく可能性があります。余分

なドキュメントを保管しておくことは、見直しや発見に費用

が加算されることになり、訴訟リスクを増加します。

記録の保管に関するすべての法令や規定を遵守するため

に、当社では、各国で保管すべきドキュメントの種類や保

管する各記録（電子記録を含む）の保管期間を確定し

ており、訴訟や調査などの特定の状況における特定の記

録の維持または分離の必要がある場合も指定しています。

記録は、各会社に適用されるポリシーに従って、保管する

か、破棄してください。

取締役会より


はじめに



係








> 業務記録の保管

調査への協力



おわりに











調査への協力往々にして、私たちの「RISEの価値観」の誓約には、不正

行為が当社の事業の中で発生しているかどうかを積極的

に見極めることが含まれます。したがって、私たちは疑わしい

不祥事を調査する必要が生じたときには、必要な人員を

投入します。かかる事態が発生すると、事実を発見し、迅

速かつ徹底的に状況を是正するための適切な措置を取る

ことができるよう、社員全員が調査に全面的に協力するこ

とが重要です。私たちは、いかなる社員、外部のコンサルタ

ントによるものであっても、また弁護士により実施されるもの

であっても、内部調査に協力する義務があります。あなた

が任意の調査への参加を求められた場合、詳細にかつ率

直に調査に応じる必要があります。政府から調査通知を

受け取った場合には、CBREが当局の正当なニーズに協

力して適切な処置を取ることができるように、直ちに法務

部またはコンプライアンス部、または上級管理職に連絡す

る必要があります。

取締役会より


はじめに



係









> 調査への協力



おわりに











インサイダー取引私たちの多くの社員は、CBRE、クライアント、ビジネスパー

トナーや競合他社について、一般大衆が知らない情報に

アクセス権を有しています。多くの場合、その情報は、ある

会社の株式を購入、売却、保有するかどうかを個人が決

定する上で影響を与えるという意味で「重要」とみなされま

す。「重要」情報の例としては、企業収益、企業業績の系

統、潜在的な買収、重要な契約による利得や損失、訴

訟などがあります。社員であっても、あなたがどんな方法で

情報を得たとしても、違いはありません。米国と他の多くの

当社の事業管轄区域（例えば、英国での市場濫用規

制指令（Market Abuse Directive））におけるイン

サイダー取引規制法によれば、私たちの配偶者、子供、

家の中に住んでいる他のどの人のためであっても、非開示

の重要情報を使用して有価証券を売買したり、またはそう

するようにその情報を提供することは（情報提供相手が

有価証券取引を行うことを知っているか否かにかかわら

ず）違法とされます。情報を漏らすのは違法なので、親し

い家族や友人など知る必要のない人に機密情報を開示

しないように細心の注意を払う必要があります。

これらの法律に対する違反は、あなたに非常に深刻な結

果を生み（巨額の罰金、さらに懲役刑を含みます）、潜

在的にCBREとその利害関係者に対し、計り知れないほど

の金銭的な損害を引き起こす可能性があります。当社は

また、CBREの上場有価証券の取引に適用される証券取

引方針を採用しており、CBREの担当社員全員がこれを

確認し、またこれに拘束されることに同意しなければなりま

せん。

法務部は、社員がこの証券取引ポリシーに違反することが

ないように指導を行っていますが、それは行動に出る前にの

み効果があります。適用対象について不明瞭な場合は取

引を控えるか、コンプライアンス部や法務部門に相談して、

私たちのポリシーと法律を遵守していることを確認して下さい。

取締役会より


はじめに



係









調査への協力

> インサイダー取引


おわりに












取締役会より


はじめに



係



企業責務

私たちの地域社会との協力

環境の尊重

おわりに











企業責務業界のリーダーである私たちは、私たちのクライアント、社員、

株主、地域社会に対しても広く倫理上の責務を負ってい

ます。企業の市民権と「RISEの価値観」―敬意、高潔、

貢献、卓越に恥じない行動をすることは、CBREと全世界

の関連会社の基本的な目標です。これらの目標を達成す

るため、CBREは率先して、環境管理、倫理とコンプライア

ンス、会社管理、健康と安全、慈善事業を含めた様々な

地域におけるプロジェクトに着手しました。Corporate

Responsibility Report（企業責任レポート）と呼ば

れる毎年発行される文書で私たちの実績が公表されてい

ます。それは我が社のオフィシャルウェブサイトで見ることがで

きます。

私たちの地域社会との協力CBREは不動産サービス企業として、積極的に地域社会

と協力しなければなりません。地域社会のニーズと懸念は

私たちの業務やクライアントと関連していることから、それら

を認識し、適切な人たちや当局と建設的に協力して事件

や問題を解決しなければなりません。CBREの企業慈善

事業は常に、私たちの中のこの分野に特化した専門家に

よって進められており、彼らは視野を広げ、多様化を進めな

がら、意欲的にプログラムを発展させていきました。

CBREは企業として自然災害に対処する上で、長い歴史

を持っています。近年では、各地域の社員や業務陣は、

世界各地の自然災害による被害者からの援助要請に対

応しました。その自然災害は、ハイチの地震からパキスタン

の洪水まで含まれています。

もしあなたの地域社会で、会社の慈善事業方針に適合

する事があれば、監督者かマネージャーに報告してください。

環境の尊重CBREの責務目標に合わせて、CBREは環境の持続的

発展の分野で業界の先端に立つと決意しています。私た

ちは環境に与える影響を最小化することを誓約し、クライア

ントに対しても、その所有物や組織においてそうすることに

協力します。私たちは環境の管理者としての自分の責務

を認識し、社員や当社での仕事に従事する人々や当社

の施設を訪問する方々の生活の質を高め、改善します。

さらに、CBREは、全世界で数十億平方フィートもの建物

を所有または占有しているクライアントに設備と資産管理

のサービスを提供し、何千人ものクライアントに住居や投資

のための購買、処分、建築をサポートします。彼らと協力し、

その業績を最大化し、その資産が環境にもたらす影響を

軽減します。

CBREは着実に環境保護の措置を実践し、株主の環境

保護に関する問題と懸念に対し、誠実かつ責任感を持っ

て対応します。規程に応じて環境許可を得なければならな

い場合もあります。会社の業務によって生じた廃棄物は適

法に処理し、世界の環境保護法に基づくCBREの法的義

務を実行します。

取締役会より


はじめに



係



> 企業責務

> 私たちの地域社会との協力

> 環境の尊重

おわりに











おわりに

取締役会より


はじめに



係



おわりに

行動する前に確認してください

以下のルールを思い出しましょう

相談するには様々な方法があります

お礼











私たちは同僚や他者に敬意を払い、高潔な態度でCBRE

を代表し、貢献と卓越という価値観をいっそう推し進める

義務があります。これら「RISEの価値観」は、私たちの業

務基準の核心を形成します。そのそれぞれは、CBREを代

表する各社員の個人の責任を形成し、各人は自身の行

為に責任を取らなければなりません。いかなる非合法又は

非倫理的な行為も、たとえ人にそそのかされたとしても、ま

た命じられたとしても、正当化されることはありません。

「企業行動規範」はあなたのCBREのビジネスライフに起こ

りうるすべての状況を網羅することはできません。しかし、そ

こに記載された原則を適用すれば、多くの場合には正しい

決定を行うことができます。更に指導や指示を必要とする

場合、「企業行動規範」を見れば情報や援助を求めるべ

きところが分かります。

行動する前に確認してください• 合法ですか？

• 会社のポリシーに合致していますか？

• 正しい行為ですか？

• 私たちのクライアント、メディア、地域社会はどのように受け取るでしょうか？

以下のルールを思い出しましょう• あなたの職位に適用される法令およびCBREのポリシー

と基準を理解すること。

• それらの基準に絶対に違反しないこと。

• 不明な点があれば、しかるべき人に確認すること。

相談するには様々な方法があります何が「正しい行為」なのかということや、職場における他の

社員の行為について疑問や気がかりな点がある場合、上

司またはマネージャーに尋ねてみることをお勧めします。その

やり方に気が進まないのであれば、CBREは以下の連絡

先を用意しています。

• 経営陣（Senior Management）

• 人事部門

• 法務部

• コンプライアンス部門

• CBREのヘルプライン

お礼毎年、私たちはこの「企業行動規範」の対象である各社

員に対し、「企業行動規範」を読み、理解し、CBREで働

きあるいはCBREに貢献している限り、各自が「企業行動

規範」を遵守し続けることに同意することを求めています。

CBREは、「企業行動規範」及び「倫理・コンプライアンス・

プログラム」に対する皆さまの継続的な支援と、当社の発

展のためのご協力に対し御礼申し上げます。

取締役会より


はじめに



係



おわりに

> 行動する前に確認してください

> 以下のルールを思い出しましょう

> 相談するには様々な方法があります

> お礼

その他の詳細につきましては、以下にご連絡ください。

Laurence MidlerExecutive Vice President, General Counsel+1 213 613 [email protected]

Tyson M. AverySenior Vice President, Chief Ethics and Compliance Officer+1 213 613 [email protected]







cbre企業行動規範 - ethicspoint · 2019. 2. 22. · cbre企業行動規範 3...

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