cca for npo
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Co-creActionAward 2016
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NPO向け参考資料
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Co-creAction Award に込めた想い
企業とNPOのコラボレーション(共創)を通じて、
より良い社会づくりを加速させたい
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共創への変化イメージ
これまで これから
非営利組織
企業
施し 共創
• 企業が資産をNPOに譲渡、それをNPOが消化する構造
• 企業にとっては「支援している」以上のメリットを実現するのが難しい
• そのため企業にとって優先順位の高いパートナーシップを実現するのは難しい
企業非営利組織
• 企業のビジネスモデルと、NPOのビジネスモデルを融合するイメージ
• 企業、NPOの両者にとって連携が事業上の課題解決となる連携
• それぞれ対等かつ戦略的なパートナーシップを実現
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Co-creAction Award とは
企業とNPOのコラボレーション(共創)を起こす、
促進するための「共創アイデアコンテスト」
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企業非営利組織
課題の提出 アイデア提案共創
今回は共創のアイデアを表彰します
表彰イメージ(写真はGoogle インパクトチャレンジ)
■賞金
【 大賞:100万円 】【 副賞:50万円 】■審査委員(現在調整中)
審査委員長:一橋大学イノベーション研究センター教授米倉誠一郎氏
審査委員 :太陽ホールディングス研究本部有馬聖夫氏
審査委員 :JT たばこ事業本部 R&Dグループ責任者米田靖之氏
審査委員 :東急不動産株式会社執行役員小室明義氏
審査委員 :エコッツェリア協会 エコッツェリア協会 フューチャー
センター・プロデューサー田口真司氏
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スケジュール
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コンテストスケジュール 共創案件組成スケジュール
2/23(火)
1/17(日)
11月中旬
共創テーマの公開・アイデア募集開始
企業からの共創テーマ(=アイデアのお題)が掲載されたwebサイトが公開
同時に、NPOからのアイデアの受付を開始します
アイデア募集締切・最終連絡/通知
NPOからの応募を締め切り いただいたアイデアから、2/23にプレゼンしていただくNPOに2週間を目処に連絡いたします
コンテスト当日
コンテストスケジュールとは別に、実際の企業との案件組成をサポートいたします
案件の現実化、サポートについては個別のNPOの希望に沿って行います
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なぜNPOがCo-creAction Awardに参加するのか
大きく分けて「長期的」「短期的」の2つのメリットがある
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長期的メリット短期的メリット
①コンテスト賞金の獲得 本コンテストでは、共創アイデアに対し【 大賞:100万円 】【 副賞:50万円 】の賞金を進呈します
賞金はその後の企業との実際の連携の有無に関わらず、アイデアの中身に対して公平に審査致します
②組織知名度の向上 優れたアイデアは、2/23に最終プレゼンをしていただきます
このプレゼンイベントは多く聴衆、メディア関係者をお呼びする予定のため、組織知名度の向上に貢献する場になると考えております
①収益事業の構築 助成金などと異なり、企業との連携案件は適切な利益を得ることを十分に期待できます
企業との継続的な取り組みをつくることができれば、NPOにとって収益を支える柱の構築に繋がります
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なぜ企業がCo-creAction Awardに参加するのか
NPOにしか解けない、NPOだからこそ解くことができる
そのような企業課題が多数存在する
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課題のカテゴリ 企業の悩み NPOのアプローチ
新商品開発
販路開拓
社員育成/研修
ユーザーの生のニーズを汲みとった商品開発をしたいが、そのニーズを汲み取る場所がない
そのような場を新たに設けることは高いコストがかかる
介護現場を持つNPOが日々の支援を通じて拾っているニーズを共有
商品開発担当がNPOの現場でボランティアを行い、実際にユーザーに触れることを通じて肌感を得る
新興国に商品販路を開拓したいが、その国につてがなく、またどのような文化圏か知らない
「企業として」得られる情報には限りがあるが、すぐに現地の生の情報を得られる関係を作るのは難しい
対象国での支援活動を通じて得た生の情報・示唆の提供
現地の企業幹部や国家幹部とのコネクションを活かした、彼らの紹介・マッチング
会社ビジョンの理解、若手・女性の活用、管理職層へのマネジメントなど、座学は提供しているが、実地経験が伴わないことで研修内容が定着しない
会社のビジョンを考え直せる現場(仮設住宅支援をディベロッパー会社の社員が行うなど)や、実際に若手・女性の活躍支援を行っているNPOでの社員の受け入れ/研修
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共創アイデアのポイント
企業の課題解決と「同時に」、NPOもビジョン達成することを目指す
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企業非営利組織
課題の提出 アイデア提案共創
共創アイデアの恩恵を受けるのが、企業「だけ」、NPO「だけ」にならないようにするのが重要 双方に具体的なメリットがあることでアイデアの実現性、展開性、持続性が高まる
「企業の持っていないもの」「これから持とうとしても大変なもの」をNPO側から提供 例えば、現場、現場からの示唆・ノウハウ、など
一方、アイデア実現の際に企業側に何を提供してほしいのか、コミットして欲しいのかを明確に 例えば、ヒト(社員の派遣)・モノ(会場)・カネ(事業委託費)など
ポイント
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アイデアを考える際のポイント(企業視点)
事業成果
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社会性の付与
2 業務プロセス 事業結果
社員の採用/育成
資材の調達
商品の製造/物流
商品開発
サービスそのものの提供価値
より健康増進効果のある食品/
飲料の開発
よりユーザーフレンドリーな商品の開発
事業成果、KPIの達成
利益の創出
事業の広報/PR
事業で目指している成果、KPIの達成への貢献
NPOと連携した取り組みであることにより広報効果
NPOによる広報を通じた、事業認知度の向上
NPOとの連携による課題解決を通じた利益の創出
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アイデアを考える際のポイント(NPO視点)
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ビジョンの加速、実現
利益を上げること
実現可能なプラン
その他、資産形成
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アイデアは、企業にとっての課題解決メリットだけではなく、提案元NPO
にとっても事業上の目標を実現できるものがよい
そもそもNPOは何らかの「ビジョン」「社会のあるべき姿」に向かっている組織体であり、その目的に近づくことができる事業に集中すべき
アイデアを元にした取り組みは、NPOにとっても適性な利益を期待できるようにしましょう
NPOにとって持ち出しになってしまう、収支がトントンになってしまうものは、事業としての継続性や安定性に欠けるため、「実施上の無理」をしないようなプランにしましょう
NPOには本来事業があります。企業との連携は、その本来事業にプラスしての取り組みになることが多くのケースだと思います。そのため、本来事業をおろそかにしない、体制として無理をしなくても実現できるプランにしましょう
新しい取り組みを行うと「事業運営上のノウハウ」「これまでになかった人脈」「人材の成長」「組織の知名度」など様々な”資産”が期待できます
これらはやってみて初めてわかるものでもありますが、何か期待したいことがあれば事前に設計することも重要かつ大切です