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特別研究員制度について（第二部 科研費編）
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科研費制度の概要について
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○ 基礎から応用までのあらゆる独創的・先駆的な「学術研究」（研究者の自由な発想に基づく研究）を支援
○ 人文学、社会科学から自然科学までのすべての研究分野が対象
○ ピアレビュー（専門分野の近い研究者による審査）による公正で透明性の高い審査・評価システムを構築
○ 研究計画遂行上必要な場合、可能な限り研究費の使途を制限しない柔軟性を確保
○ 研究費は研究機関において管理する「機関管理」により、適正な執行を確保
○ 不正使用・不正行為に対しては、研究費の返還、一定期間の応募資格停止など厳格に対応
科研費の特徴
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（出典：JSPS H28科研費実務担当者初任者研修会資料）
特別研究員奨励費は「科研費」の一種です
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研究費の規模／研究の発展
基盤研究（Ｓ）
原則５年 5,000万～２億円程度
独創的・先駆的研究の格段の発展
基盤研究
３～５年 （Ａ） 2,000～5,000万円
（Ｂ） 500～2,000万円
（Ｃ） ～500万円
研究者個人の独創的・先駆的研究
研究者の自由な発想に基づく研究の多様性の確保
若手研究者の自立支援
若手研究 39歳以下
２～４年 （Ａ） 500～3,000万円
（Ｂ） ～500万円
研究活動スタート支援
２年以内 年間150万円以内
特別研究員奨励費
３年以内 年間150万円以内
特別推進研究
３～５年 制限なし （5億円程度）
国際的に高い評価を得ている研究
新領域の形成、挑戦的研究
新学術領域研究
〔研究領域提案型〕 ５年
年間1,000万～3億円程度
異分野連携等による新領域の形成共同研究等による新領域形成や領域の格段の進展
国際的に評価の高い研究の推進
挑戦的萌芽研究
１～３年 ～500万円
挑戦的で高い目標設定を掲げた芽生え期の研究
平成２３年度
基盤研究（Ｃ）、挑戦的萌芽研究、若手研究（Ｂ）の３種目を基金化
国際共同
研究強化半年~1年程度
海外派遣
1200万円以下
国際活動
支援班
単年度
1500万円以下
特設分野
研究
（参考）研究種目の構成
（出典：JSPS H28科研費実務担当者初任者研修会資料）
学振PD・RPDの方は科研費に応募できます。研究代表者として応募できる種目（昨年度の応募時点）：
若手研究(A)(B)、基盤研究(B)(C)、新学術領域研究（公募研究）、
挑戦的研究（萌芽）※研究活動スタート支援には応募できません。
研究分担者としては、すべての種目に参画することが可能です。
科研費への応募を希望する場合9月中旬頃 学内説明会
10月中旬 研究計画調書 学内締切
例年7月～8月頃に研究戦略推進センターによる「科研費説明会」「科研費研究計画調書のレビュー
（査読･添削）」「研究計画調書の書き方講座」も開催されています。
http://www.rac.titech.ac.jp/index.html (研究戦略推進センターWebサイト)
採択された研究計画調書の閲覧もできます。
大岡山：事務局2号館2階 研究企画課研究推進グループ
すずかけ台：フロンティア研究棟（S2棟）1階 研究院事務第２グループ居室
「特別研究員奨励費」以外の科研費への応募について P D
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科研費を使用する際の注意事項について
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使用ルールの階層構造
【研究機関が定めるルール】
・○○大学研究費取扱規程等
【制度のルール①】
・研究機関使用ルール
・徴収すべき証拠書類・クレジットカードの使用方法・「科研費」受領前の立て替え払いの方法・レンタカー使用の条件・外国での助成金使用の注意事項 等
・申請資格の確認・直接経費の管理・執行、適正な使用の確保・間接経費の管理・執行、適正な使用の確保・関係書類の整理・保管・研究者からの補助事業変更等手続書類を振興会へ提出・実績報告書、研究成果報告書の取りまとめ及び振興会へ提出
・直接経費は研究機関のルールに従って使用・間接経費は研究機関に譲渡・補助事業変更等手続書類は研究機関を通じて振興会へ提出・実績報告書は研究機関を通じて振興会へ提出・研究成果報告書は研究機関を通じて振興会へ提出
・善良なる管理者としての注意義務、目的外使用の禁止 など・予算単年度の原則（補助金）・繰越明許費（補助金）
【制度のルール②】
・研究者使用ルール
【法令による規制】・財政法・補助金適正化法 等
7（出典：JSPS H28科研費実務担当者初任者研修会資料）
初年度 ：交付内定日以降（4月下旬）→今年は４月１日から使い始めることはできません！
2年度目以降：4月1日以降
・交付内定日は例年4月下旬です。
（※前後する場合もあります。）
・交付内定日に、科研費の金額と課題番号・予算コードが決定します。
・課題番号は、採用年度（西暦）＋「J」＋受付番号となります。
例：平成29年度（2017年度）採用 受付番号1234 の場合
17J01234 が課題番号となります。（8桁）
・学内で使用する予算コードは、課題番号と同じです。
・研究期間が終わるまで、課題番号・予算コードは変わりません。
いつから使えますか？（１）P D
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物品費：交付内定日以降「発注」できます。
旅費：交付内定日以降の日程で「旅行」できます。（※事前にチケットを手配してもOK）
人件費・謝金：交付内定日以降の「勤務」について支出できます。
その他：基本的には物品費と同じですが、ご不明な場合にはお問い合わせください。
いつから使えますか？（２）P D
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特別研究員奨励費は、各年度の3月31日まで使用することができます。
物品費：3月31日までに「納品」が完了していること。
旅費：3月31日までに「旅行」が終了していること。
人件費・謝金：3月31日までの「勤務」について支出できます。
NG：29年度中に納品された物品を、30年度予算で支払う。
NG：29年度から30年度にまたぐ出張（例：30.3.29～30.4.5
まで）の旅費を29年度予算で支払う。
（※3/31までと4/1からで予算を分ければOK）
いつまで使えますか？P D
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研究の遂行に必要な経費に使用することができます。
（※研究成果の取りまとめに必要な経費を含む。）
判断のポイント
・科研費課題の研究と直接関係があるか
・研究遂行上必要不可欠かどうか
・科研費で支出できない経費（→次ページ）でないか
「何を買うか」ではなく、
「どのような目的で使用するか」により、
購入の可否を判断しています。
何に使用することができますか？D C
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研究目的以外のものは購入できません。
科研費の研究と直接関係ないものは購入できません。
以下の費用の支出はできません。・建物等の施設に関する経費
・研究遂行中に発生した事故・災害の処理のための経費
・研究代表者の人件費・謝金
・その他、間接経費を使用することが適切な経費科研費ハンドブック
h t tp : / /www. jsps .go . jp / j -g rants ina id /15_hand/da ta /h28 /handbook_kenkyuusya .pd f
他の経費との合算使用には制限があります。
年度をまたぐ科研費の支出はできません。
科研費を使用できない場合P D
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物品等請求システムの使用方法等について
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物品等請求システムとは：科研費を使用して、物品費、旅費、謝金等を支払うための伝票を作成するシステム
物品等請求システムを使用するための準備
・アクセスカード（PD）、学生証（DC）を用意してください。
・ICカードリーダーを用意してください。
・（本人以外が入力する場合）物品等請求システムの使用者登録を行ってください。
物品等請求システムの使用者登録の方法
「物品等請求システム使用者登録届」（以下リンク先）を契約担当部署（→２５ページ）に提出してください。ht tp: / /keiyakuw. j im.t i tech.ac. jp/ info/manual/syosik ikeiyaku/siyousyatodoke.xlsx
物品等請求システムとはP D
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東工大ポータル（http://portal.titech.ac.jp/）にICカードリーダとICカードでログインします。ログイン方法の詳細はこちら
http://portal.t i tech.ac.jp/ezguide/iccard-login.html
初めてカードリーダを使うPCの場合は、カードリーダの設定が必要です。設定方法はこちら
http://portal.t i tech.ac.jp/ezguide/cr -setup.html
物品等請求システムへのログイン（１）P D
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東工大ポータルのメニューが表示されたら、「(カードリーダ認証のみ)物品等請求システム」をクリックします。
物品等請求システムの画面が開くので「ログイン」をクリックします。
物品等請求システムへのログイン（２）P D
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マニュアルはこちら
物品等請求システムにログインしたらP D
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物品を購入したいとき 旅費を申請
するとき
謝金を支払いたいとき
マニュアルはこちら→ http://keiyakuw.jim.titech.ac.jp/info/manual/index.html
システム入力で分からないことがあったら契約担当部署へ→25ページ17
物品を購入したいときP D
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50万円未満：教員等発注 50万円以上：契約担当部署発注
見積書依頼発注書、発注簿の作成業者へ発注
物品等請求システム入力→購入依頼書作成購入依頼書、見積書、納品書、請求書を提出
物品等請求システム入力→購入依頼書作成購入依頼書、見積書、カタログ、仕様書等を提出
適正な請求書受理後40日以内に支払う必要があります。請求書が届いたらすぐに処理！ 参考「国立大学法人東京工業大学における発注・納品・検収方法について（教職員の皆様へ）」→ http://www.zaimu.titech.ac.jp/keiyaku/kensyuc/kyosyokuin.pdf 18
旅費申請マニュアル
http://keiyakuw.j im.t i tech.ac.jp/ info/manual/ryohiout.html
旅費を請求したいときP D
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旅費を請求したいときP D
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科研費で購入した10万円以上の物品や換金性の高い消耗品は大学の管理物品となります。
※耐用年数： 使用可能見込年数のことであり，物品の種類によってそれぞれ耐用年数が決まっています。（パソコン = 4年，試験機械 = 5年など）
資産、少額備品、換金性の高い消耗品については以下の場合手続きが必要です。 学外への持ち出し 他大学、他機関への異動等に伴う物品の移管や使用責任者変更 他大学、他機関からの物品の授受
物品管理担当部署（→25ページ）にご連絡ください。
研究期間終了後の物品の取り扱いについては、所定の手続き（移管、使用責任者変更等）を忘れずに行ってください。
物品の管理についてD C
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取得価格（税込）
耐用年数（※）５０万円以上
１０万円以上５０万円未満
１０万円未満
１年以上 資 産 少額備品
１年未満 消耗品 ・ 換金性の高い消耗品（パソコン）
その他の手続きについて
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今後のスケジュールD C
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別紙「書類提出スケジュール」をご覧ください。
上段が「資格」に関する手続き
下段が「科研費」に関する手続き
科研費による研究成果を発表する場合は、科研費により助成を受けたことを表示してください。
英文の場合：This work was supported by JSPS
KAKENHI Grant Number JP12345678.
和文の場合：本研究はJSPS科研費JP12345678の助成を受けたものです。
＊上記の「12345678」の部分には科研費の課題番号を入力します。
謝辞（Acknowledgment）についてD C
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問い合わせ先
物品購入・契約に関すること、物品等請求システム使用者登録（大岡山・田町地区担当）
契約課大岡山第１契約グループ 内線2352 [email protected]
大岡山第２契約グループ 内線2353 [email protected]
大岡山第３契約グループ 内線2354 [email protected]
大岡山第４契約グループ 内線2355 [email protected]
大岡山第５契約グループ 内線2356 [email protected]
(担当部局一覧) http://keiyakuw.jim.titech.ac.jp/info/manual/telhoujin.html
（すずかけ台地区担当）すずかけ台会計課調達グループ 内線5915 [email protected]
物品の管理に関すること主計課財産管理グループ 内線2306 [email protected]
すずかけ台会計課経理グループ 内線5913 [email protected]
旅費・謝金に関すること経理課旅費支援グループ 内線2312 [email protected]
すずかけ台会計課経理グループ 内線5913 [email protected]
その他科研費全般に関すること研究企画課研究推進グループ 内線3806 [email protected]
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