福祉施設のbcp(事業継続計画)策定のポイントfukushibousai.com/fukushi_wp/wp-content/uploads/2018/11/dai-1-bu-bcp... ·...

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平成30年度福祉施設等におけるBCP策定支援研修会 短期間で出来る福祉施設のBCP策定と訓練シート作成の技(ワザ) 福祉施設のBCP(事業継続計画)策定のポイント 2018年11月12日 主催 岐阜県 共催 社会福祉法人岐阜県社会福祉協議会 第一部13:35~15:05 第二部15:15~16:45 気づきワークショップ(発災直後の初動行動・・・・) 発災直後の3分間・30分間・3時間 (3・3・3の法則) その時貴方は何をしますか?その時使用する道具は? 事前準備は何をしたら良いですか?

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  • 平成30年度福祉施設等におけるBCP策定支援研修会

    短期間で出来る福祉施設のBCP策定と訓練シート作成の技(ワザ)

    福祉施設のBCP(事業継続計画)策定のポイント

    2018年11月12日

    主催 岐阜県共催 社会福祉法人岐阜県社会福祉協議会

    第一部13:35~15:05

    第二部15:15~16:45

    気づきワークショップ(発災直後の初動行動・・・・)

    発災直後の3分間・30分間・3時間(3・3・3の法則)その時貴方は何をしますか?その時使用する道具は?事前準備は何をしたら良いですか?

  • ひらめき君

    ぼうさい博士

  • BCP本編 8ページ

  • BCP(事業継続計画)及び福祉避難所設置・運営計画 フロー

    別表ー1

  • 別表ー2

    福祉施設における災害発生時の【支援・介護・医療・総務】重要業務一覧表

  • 別表ー3

    生活支援の継続行動指示書 & 戦略区分

  • 別表ー4

    BCP気づき管理表

  • 別表ー5

    初動行動指示書(アクションカード)

  • 別表ー6

    生活支援継続行動指示書(アクションカード)

  • 資料にはありません

  • 現状の防災マニュアルでは対応出来ない?

    ③何があっても最低限の生活の質を守

    る仕組み

    ➀施設内の損失を最小限に抑える準備

    ➁利用者や職員の安全を確保する命を守る仕組み

    (危機管理を行う)

    (危機対応)

    (事業を継続?)

    防災マニュアル

    BCP(事業継続計画)➀②➂)

  • (朝日新聞デジタルより)

    12

    一審 仙台地裁二審 仙台高裁

    Copyright © 2018 All Rights Reserved 福祉ぼうさい研究所

    マニュアル不備は過失?

  • 福祉ぼうさい研究所

    1週間 168時間

    自宅 施設勤務 通勤

    自宅 117時間70%

    施設勤務40時間24%

    通勤11時間6%

    被災時の動ける職員は?

  • 内水外水氾濫

    地震

    土砂災害

    インフルエンザ

    その他想定外の事件(停電)

    職員の出勤不能

    (ヒト 不足)

    インフラ途絶による経営資源の枯渇

    (ヒト・モノ不足)

    情報システムや情報機器のトラブル

    (カネ・情報不足)

    (原因事象) (結果事象)

    防災マニュアルの視点 BCPの視点

    被災後の現実は3不足?

  • 資料にはありません

  • 本テンプレートBCPの特徴

    基本を踏まえながら、作りやすく、活用しやすい「BCPひな型」を

    最初に提供して人員の余裕のない中小の施設でも作成でき

    すぐ訓練の出来るBCP(事業継続計画)の策定をめざす

    GOAL

    ①中小の福祉事業所でも短期間で策定することが出来る「BCPひな型(完成型埋込式)」

    を用意した

    ②最初から、どの様なアウトプット資料を作成するのか理解出来る

    ③「行動指示書」(5W1H)(アクションカード)を使用した被災後の行動手順

    (訓練を主体に考えた行動指示書)

    ひな型から、まず BCPを作ってみる最初から100%を求めない

  • ①中小の福祉事業所でも短期間で策定することが出来る「BCPひな型(完成型埋込式)」

    を用意した

  • 資料にはありません

  • 1枚の紙でBCP(事業継続計画)全体の流れが理解できる

    ➀ ひと目で全体が見える (一覧性)

    別表ー1

    この全体図は「読んで」全体を理解するのではなく

    「見て」全体の流れをわかる1枚

    ② 1枚もの BCP及び福祉避難所開設計画フロー.pdf

  • 本BCPの基本コンセプト(全体のフレームワーク(整理棚)を最初に理解する)

    (別表7~別表18) (別表6)

    (別表5)

    (別表4)

    (別表1) (別表2)(別表3)

    BCP全体フロー図

    福祉施設における災害発生時の【支援・介護・医療・総務】重要業務一覧表 生活支援の継続行動

    指示書&戦略区分

    生活支援継続行動指示書の重要業務選定の為の作業表

    02-本篇 事業継続計画(BCP).pptx

  • 最初から、どの様なアウトプット資料

    を作成するのか理解出来る

  • 資料にはありません

  • 平常時対策

    災害時初期

    行動指示書

    * 実践的な自分・利用者の身の安全を守る訓練

    * ケース別の職員の初動行動マニュアル&訓練

    * 初動ケアで命を守る最低限の備蓄品の事前準備

    生活支援の継続

    行動指示書

    * 入居者の最低限の生活の質を守る為にに各自が行動するマニュアル

    * その時必要な最低限の経営資源(ヒト・モノ)の事前準備

    最初の30分でどの様に行動するか?

    命を守る備え

    最低限の生活の質を守る備え

    最終的に作成するアウトプット資料4枚(インプットする際にアウトプット資料を思い浮かべて作業をする)

    1 事前に決めておくこと* 避難判断・休業判断の基準など

    * 職員への緊急連絡方法

    平常時の対策

    別表ー7 ~ 別表ー18

    別表ー5

    別表ー6

  • 別表ー5

    初動行動指示書(アクションカード)

  • 別表ー6

    生活支援継続行動指示書(アクションカード)

  • BCP気づき管理表

    施設の弱点を知り、それを強みに変える「BCP気づき管理表」

  • BCP気づき管理表

    資料にはありません

  • ③訓練を主体に考えた行動指示書

    (アクションカード)

    ➀ 被災後の行動手順(行動の原則)を守る

    決められた施設の行動の原則を確実に遂行する

    ② 被災後の初動行動の優先度・使用する道具を即座に取り出し行動出来る

    ③ 被災時の不安を取り除く道具(心の余裕が出る)

    ➃ 個人の変化を促す

    施設を強くする

  • 災害時初動行動指示書(アクションカード)

  • 資料にはありません

  • 入居者の身と自分を守る瞬時の行動・・・

    事前準備と訓練しかありません

    行動指示書で ソク 訓練 !!

  • 慢性期

    亜急性期

    急性期

    超急性期

    支援体制の変化

    ステージの変化による支援体制のチェンジ

    人・もの・情報

    災害対応の変化

    トリアージ型

    サービス供給型

    最低限の居場所作りを早く

    情報管理(すぐやる情報・後でも良い情報)

    指揮命令系統の変更

    現場即応型

    上位下達型)

    労働管理(人的支援・職員のローテーション)

    必要な経営資源の変化(ヒト・モノ・カネ)

    対策本部の変更(ミニ対策本部

    対策本部)

    緊急対応計画ERP(Emergency response plan)

    事業継続計画BCP(Business continuity plan)

    行動指示書(アクションカード)で心の余裕(被災時の不安を無くす)

    ➀ 状況判断 情勢判断 意思決定(直感的意思決定)

    ➁ 経験知 + 専門知 = 個人の持つ(知見・経験‣感性)

    座卓訓練でアップ 行動手順書の作成でアップ

    ➂ 事前準備と決められた行動手順 心の余裕行動手順書(アクションカード)+道具)

    変化する主要な項目

  • 01-09 基本テンプレート

  • 利用者の身を守る瞬時の行動が出来るか?

    瞬時のアルゴリズム(行動手順)を身につける

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 持ち場における緊急対応指示書全員

    Sー①

    地震発生!その瞬間 入居者を守る

    【地震時の初動行動手順】 (食堂)

    ① 地震だ! まず身の安全入居者の安全

    ⑩ フロアリーダーの指示に従う

    ⑦ 大丈夫ですよ!! と声をかけて、身を寄せあう・・・・

    ⑤ テーブルの下にもぐれる人は素早く下へ!!この時テーブルが動かないように脚をしっかり押さえます

    ⑥ 余震がしばらく続く間は、その場を動かずに周りの安全を確かめる

    ⑧ 揺れが収まったら、車椅子利用者は早急に所定の集合場所に移動させて全員部屋の中央に移動させる

    ⑨ けが人発生時は 看護職員に連絡して、応急手当をする

    ➁ 利用者の頭に車椅子の背もたれの座布団をすばやくかける

    ③ テーブルにかぶさり座布団で頭を守る

    ④ 近くの車椅子利用者の車椅子を押さえて、身を寄せてしゃがみ込む

  • 入居者家族問合せ

    Ⅰ 初動行動全体図

    館内緊急放送

    各GHとの情報調整

    情報収集班

    救護室開設

    (看護職員)

    外部への情報提供と

    受入班

    現場班(介護業務継続班)

    各フロアーリーダー

    指揮統括(仮リーダー)

    指揮統括順位(代替者2名)災害情報

    ホワイトボードでの情報の一括管理

    クロノロジー 担当

    本部XXX市役所XXX消防署XXXX警察

    館内移動 車両運転各GH

    見守り

    事務班(ミニ対策本部)

  • 現場班(介護業務継続班)

    行動手順

  • 初動体制の型

    アルゴリズム(行動手順)

    (命を守る)*身の安全の確保*

    (身の周りの入所者・職員の安全確認)*負傷者の救急処置*

    火災の発生防止と緊急処置(ガス・電気・トイレ)

    一次被害点検表に基づき被害状況をミニ対策本部に報告

    ➀被災30秒~30分間の行動(アルゴリズム)

    を訓練で体にしみこませる

    ケガ人は各フロア臨時救急場所で簡易救急処置

    連絡方法・・PHS・走る?

    現場班行動手順書(各フロア毎)

    原則 現場で(各フロアで完結させる)

    ケガ人は? 火災発生防止・緊急処置 二次被害防止

    フロアー内の安全な場所へ移動させる

    ☀ ☆

    火災は絶体

    出さない

    代替者(2名)

  • 担当割当

    原則 現場で(各フロアで完結させる)

    ☀ ☆

    2Fフロアー 3Fフロアー

    FL FL

    現場班(介護業務継続班)

  • 使用する道具

    ➀ 施設内安否確認1次被害点検チェックリスト

    ➁ * トイレ禁止カード*2次被害防止カード

    ③ 救急箱

    ④ (施設内連絡手段)PHS、携帯電話、徒歩 ・・・・

    (必ずマルチで設定・・・・)

    ⑤ 担架 バールなど救出道具

    現場班(介護業務継続班)

    (各フロア)

    (災害時スターターキット箱に保管)

  • ➀ 施設内安否確認1次被害点検チェックリスト

    11- 1次被害複合チェック表.xlsx

  • 使 用 禁 止(備え付けの非常用トイレセットを

    使用してください。)

    災害のため水が出ません。水洗ト

    イレの使用を禁止します。

    このトイレでは、水を使わない非

    常用簡易トイレセットを使用して

    ください。

    (使用方法は、簡易トイレセットの

    マニュアルを確認してください。)

  • 事務班・宿直者(ミニ対策本部)行動手順

  • 初動体制の型

    アルゴリズム(行動手順)

    S-② 施設内緊急放送(発生から10分以内に放送する)S-③ 初期情報の収集

    S-④ 救護室の開設S-⑤ 施設内人員の安全確認

    救命・搬送S-⑥ 施設内の情報の収集

    伝達・集計各フロアの一次被害点検表に基づき被害状況をまとめる

    S-⑦ 情報受け伝達系統図S-⑧ 施設内情報集計・本部、行政

    報告施設における被害状況を本部・行政に報告する

    被災30秒~30分間の行動(アルゴリズム)

    を訓練で体にしみこませる

    事務班(ミニ対策本部)

    行動手順書

    情報収集

    館内放送

    被害集計

    クロノロジー担当

    火災は絶体

    出さない

    救護室開設

    (看護職員)

    外部への情報提供と対応

    仮 リーダー

    ➀ ② ➂ ➃

  • 初動体制の型

    事務室(宿直者)

    アルゴリズム(行動手順)

    (施設内緊急放送)発生から10分以内に放送する

    (情報の共有)

    各フロアの一次被害点検表に基づき被害状況をまとめる

    施設における被害状況を施設長に報告する

    (責任者)

    被災30秒~30分間の行動(アルゴリズム)

    を訓練で体にしみこませる

    情報収集

    館内放送

    被害集計

    クロノロジー担当

    365日複数手段での連絡方法を検討しておく

    火災は絶体

    出さない

    (施設長)

    宿直者行動手順

  • 情報収集

    館内放送

    被害集計

    クロノロジー担当

    救護室開設

    (看護職員)

    外部への情報提供と対応

    統括

    レベルー1 ☀

    ☆宿直者情報収集

    館内放送

    被害集計

    クロノロジー担当

    365日複数手段での連絡方法を検討しておく

    (施設長

    担当割当(ミニ対策本部)

  • 使用する道具

    S-② 施設内緊急放送

    S-③ 気象・災害情報・避難情報の収集

    S-④ 救護室開設(看護士)

    S-⑤ 施設内人員の安全確認・救命・搬送

    S-⑥ 情報の収集・伝達。集計

    S-⑦ 情報受け伝達系統図(行政・本部)

    S-⑧ 施設内情報集計・本部、行政報告(クロノロジー)

    (連絡手段)PHS・携帯電話・徒歩 ・・・・

    (必ずマルチで・・・・)ホワイトボード・ライテイングシート(SAILOR)等・・・・・

    事務班(昼間)・宿直者

    場所 事務室 (ミニ対策本部)

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 施設内緊急放送 (例文)放送担当者 日中 : 情報取集班

    夜間 : 宿直職員

    <利用者へ>

    ・利用者のみなさまにお知らせします。

    ・ただ今、強い地震がありました。

    ・慌てて外へ飛び出さないでください。

    ・これから、職員が皆様の安全確認に伺います。・職員の指示に従って落ちついて行動してください。

    <職員へ>

    ・職員へ連絡します。

    各フロアーのリーダーは緊急行動指示書(アクションカード)に従って

    落ち着いて行動して下さい。

    1次被害点検表に基づき被害状況を報告して下さい

    地震発生直後 (2回繰り返し)

    <利用者へ>・利用者の皆様にお知らせします。

    ・先程の地震は、太平洋沖○○キロ地点を震源とするマグニチュー

    ド〇.〇で、 海津市の震度は〇〇です。

    ・余震のおそれがありますので、落下物に注意して、引き続きその

    場所で、 待っていてください。

    ・職員の指示に従って、落ち着いて行動してください。

    ・施設内での火災はありませんので、安心してください。

    <職員へ>・職員へ連絡します。

    ・引き続き、利用者・職員の安全と施設内の安全確認を行い、 災害

    対策本部へ、確認状況を報告してください。

    発生5分後 (2回繰り返し)

    Sー②

    10分以内

    ➀ 情報収集・館内放送 (宿直者)

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 気象・災害情報・避難情報の収集災害対策本部

    情報収集班 岐阜県防災PS クロノロジー 指揮統括( 情報共有が 避難のタイミングを 決める) ①

    S-③

    土砂災害警戒判定メッシュ情報(5㌔格子)

    気象庁

    気象庁

    高解像度降水ナウキャスト(250m格子)

    市町村

    担当市町村とのHOTLINEを複数の方法で確保する

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 救護室開設看護士

    ① 目的 利用者の被災状況の確認と応急救護を行う

    ② 対象者 入所者安否確認表による

    ③ 合図 確認後ただちに

    ④ 場所 施設内(居室の氏名欄に状態を記す)

    ⑤ 道具 入所者安否確認表

    ⑥ 手順

    容態区分により応急処置を行い、重傷者はS-④に従い緊急搬送する。

    Sー④

    事務班(看護職員)

    救護室の開設をおこなう

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 施設内人員の安全確認・救命・搬送看護師

    Sー⑤

    懐中電灯・安全確認チェック表・色テープ(黄色・赤色)

    事務班・現場班

    災害専用車(キャラバン XXXXX)( ハイエース‘XXXXX)

    を使用して看護師帯同で事務班運転により○○○病院に搬送する。(Tel:XXX-XX-XXXX)

    * 搬送経路を事前に検討しておく*

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 情報の収集・伝達・集計

    ① 目的 情報収集班は速やかに情報収集を行い、施設内での情報共有を

    ② 対象者 全員での情報共有 ホワイトボードで情報共有

    ③ 合図 報告があり次第

    ④ 場所 ミニ対策本部

    ⑤ 道具 施設内安否確認・1次被害点検チェックリスト

    ⑥ 手順 ➀ 災害情報・施設内情報の入手* 平常時の対策(Ⓙー ⑫)(気象情報の入手)(各フロアー施設内安否確認・1次被害点検チェックリスト

    ➁ 避難情報等 (○○○市役所からの)

    ③ 施設内ケガ人・建物、設備 被災状況

    Sー⑥

    情報収集班 リーダー

    順次記入しておく

    ホワイトボード記入

    災害対策本部

    被害集計(クロノロジー担当)

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 情報受け伝達系統図S-⑦

    外部への情報提供と受入班 行政・本部

    (横浜市防災マニュアルより伝達例)

    対策本部

    連絡手段は複数用意しておく

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 施設内情報収集 本部・行政報告Sー⑧

    事務班 (クロノロジー担当)

    クロノロジー担当とは?(通称 クロノロ)

    災害時に起こった全ての出来事を時系列に掲示する事により、情報の共有化を行うホワイトボード

    ライテイングシート (SAMPLE)

  • クロノロジーとは・・・ 時系列記録

    SAMPLE

    海津市役所 危機管理課(0584)53-1115

  • 施設独自の知恵と工夫

    裏側を災害ボードとして平常時より準備しておく

    56

    日頃から玄関入り口付近に設置し、

    レクリエーション等に使用。

    緊急時は、この位置に移動させて使

    用する。

  • ホワイトボード記入例(訓練用)

    海津市役所 危機管理課(0584)53-1115

  • 緊急対応アクション 初動行動指示書(地震編) ○○○○苑

    Ver. 1.0

    Action-No

    実施者 目標時間

    最低限必要な資源(ボトルネック)

    5W1H ① Why(目的) ② WHO(誰が) ③ When(いつ)④ Where(何処で)⑤ What(何を使って)⑥ How (手順)

    Ⓢ 排泄及び陰部清拭 行動指示書ALL

    BOS非常用トイレセット 懐中電灯(ネックライト) ランタン 呼び鈴

    K-①

    ① すべてのインフラが止まった状態で 排泄の支援を行う。② 対象者 1)トイレ誘導(自立及び一部介助) 2)オムツ対応者③ 場所 トイレ誘導者、オムツ対応者は裏面図排泄区分表による。④ 道具 BOS非常用トイレセット100回分(保管場所は各トイレ)

    紙パンツ、オムツ尿取りパット、ポータブルトイレ(保管場所は汚物室)ゴミ袋、プラ手袋、ウェットティッシュ、懐中電灯ネックライト

    ⑤ 手順 1) フロアリーダーは、個室及び共用トイレの使用を禁止する。(初動で使用禁止の貼り紙を貼る。)

    2) 排泄区分表に従いトイレ介助及びオムツ交換を行う。(BOSのビニール袋を使用)

    3) トイレ及ポータブルトイレにBOS非常用トイレセットを設置し、介護者はトイレ誘導を行う。

    4) 使用後は、トイレ内オムツ保管バケツ(BOS袋)に入れる。いっぱいになったらリネン庫に置く。

    5) 陰部清拭はウェットティッシュを使用する。6) 利用者、介護者とも手指にアルコール消毒を行う。7) 尿意・便意のある方は、合図や呼び鈴にて対応する。8) 排泄区分は、居室入口のネーム横に

    自立 誘導 居室 のカラーマークで表示。

    (初動チェック時に「トイレの使用禁止」の貼り紙(別紙)を貼る)

    フロアリーダー、介護・看護職員

    B C

  • ③行動指示書の「見える化」(写真と図を多く使う)5W1Hでの書き込み(訓練仕様で)

    このページは説明シートです(本編ではありません)

    生活支援の継続行動指示書の作成手順

    誰もが道具をすばやく取り出せる仕組みを作る~不特定多数の人が使うものは、定位置を決める~

    (排泄区分 グルーピング) 慈恵会

    「見よう」としなくても「見える」仕組みを作る~行動指示書は現場に掲示する~

    行動指示書は平素から日常の生活に組み込む

  • 00-使用道具

  • ➀ 本編を埋め込む

    ➁ 平常時の対策指示書を作成する

    ➂ 初動行動(緊急時)行動指示書を作成する

    ➃ 被災時の重要業務を選別する

    ⑤ 被災時の最低限の生活支援の継続行動指示書

    を作成する

  • 業務の洗い出しと優先業務の選定 (別表ー2)

    緊急度 SA: 間断なく継続 A:数時間~24時間 B:1~3日以内 C:正常になるまで停止

    ② 選定した重要業務を 別表ー3(生活支援の継続行動指示書&戦略区分)に転記する

    ☆ 選定した優先業務はマーキングして、番号をつけましょう

  • 戦略区分(昼間・夜間)を選ぶ

    ☆ 生活支援の継続行動指示書&戦略区分

    ① 夜間での介護支援は東日本大震災におきましても、従来の懐中電灯では、介助のさいに片手がふさがってしまい、片手での介護になり、ヘッドライト型か据置型の明かりを用意する必要があります。また、人手も昼間の2~3割の職員で行う為に介助も制限される為に、事前に選定しました重要業務も最低限の生活支援ですが、すべては行う事ができません。生命に関わる喀痰吸引などの業務は止める事が出来ませんのでこちらの「戦略区分」で夜間どうしてもやらなければならない業務を区分して、事前に段取りなどの準備をしておきます。

  • 生活支援の継続行動指示書の作成手順

    ☆ 従来の対策マニュアルは、災害時に必要となる行動内容を網羅して示しているため、記述されている内容が詳細であればあるほど、内容を熟知していないと活用出来ていませんでした。今回は被災後の重要業務を行うのに、必要な作業手順を5W1H形式で記入され、また、その作業を行うのに必要な経営資源が組み込まれた「生活支援の継続行動指示書」は緊急時に特化して、必要最小限の役割と責任が明記されている為、マニュアルを熟知していないスタッフや応援者にもわかりやすく、緊急時には有効であります。また、訓練ツールとしても有効であり、指示書が1枚1枚に分かれておりますので、平素の小ミーテイングにおきましても、グループ内での指示書の読み合わせ訓練等が行えます。

    生活支援の継続行動指示書

  • 生活支援の継続行動指示書の5W1H

    ①②

  • 先生+教科書

    X自力離陸資料にはありません

  • 初動行動指示書読み合わせ訓練

    座布団載せゲーム

    社会福祉法人恵母の会かいさいの華

    資料にはありません

  • 資料にはありません

    社会福祉法人 同朋会伊自良苑

  • デイサービス系の基本テンプレートは

    高山市福祉サービス公社さまと

    協働開発中です

    資料にはありません

  • 資料にはありません

    (保育園用参考資料)

    資料は当研究所HPよりお問合せ下さい

  • 資料にはありません

    病院用アクションカード 参考資料

    資料は当研究所HPよりお問合せ下さい

  • ☆ BCPの継続的カイゼン

    災害時において、利用者及び職員の安全を確保して施設機能を維持するために本計画で定めた優先業務を効果的に遂行するためには、計画をより具体的で実践的な内容とするとともに、職員全員がその計画や非常時優先業務の内容を認識し、課せられた役割を確実に実施できることが必要である。周知・訓練を繰り返し行うともに、その過程で明らかになった課題と対策を検討し、本計画の見直しに反映する、「PDCA」サイクルを通じて、計画の継続的な改 善を行うことが重要である。

    ④ 計画をスキルアップ

    ➀ DO がスタートです。まずは作る

    ➁ グループ単位で読み合わせミニ訓練

    ③ カイゼン修正する PDCA

    (部分的な訓練を積み上げてゆく)

  • ご質問・お問合せは下記にお願いいたします

    福祉ぼうさい研究所

    携帯 090-4861-3313[email protected]

    TEL 058-388-5177FAX 058-387-9193

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