愛知県における国際化の推進について ·...

愛知県における国際化の推進について

2019年12月23日

本日の講義のアウトライン

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• 国際戦略の必要性、重要性

• 「あいち国際戦略2022」の概要と主な施策– 国際人材戦略– 産業グローバル戦略– 魅力AICHI戦略– グローバルパートナーシップ戦略

地方自治体が取り組む国際化

• 従来からの国際交流– 草の根交流– 外国人・異文化理解– 国際協力等

• 国際戦略に基づく国際化の推進– 部局横断的に取組を進める国際戦略が必要– 成長を続ける海外の活力を取り込む戦略的な取組– 海外の地域とwin-winの関係の構築

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出典：角田秀夫,地方自治体・国際戦略の時代,自治体国際化フォーラム,Apr,2012

グローバル化に伴い、あらゆる分野で国際連携の重要性が高まる

愛知県における国際戦略の必要性

• 世界有数のモノづくり地域である愛知県は、我が国を牽引する役割を担っている

• 国際イベントの誘致・開催によりグローバルな交流の舞台ともなる愛知県にとって、国と国との外交関係だけでなく、地方政府間による重層的な交流の継続・発展が極めて重要

• グローバル化が進展する今日にあって、中長期的な成長を実現するには、外から優れた最新技術やイノベーションを導入し、成長のための知恵やノウハウを学びあう、グローバルな視点が肝要

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愛知県の経済（県内総生産）

5

一人当たり県民所得

県内総生産 39兆4094億円(2016年度)

363万2千円(2016年度)

順位国・地域 GDP 順位国・地域 GDP1 アメリカ合衆国 187,072 25 イラン 4,1902 中国 111,910 26 タイ 4,1183 日本 49,248 27 ナイジェリア 4,046

4 ドイツ 34,952 28 オーストリア 3,941

5 イギリス 26,592 29 ノルウェー 3,713

6 フランス 24,651 －愛知県 3,636

… … …30 UAE 3,570

国内総生産ランキング(2016年度) 単位：億ドル

出典：愛知県統計課、2016年度あいちの県民経済計算

• 東京都に次ぐ全国２位の県内総生産

国家レベルでは30位相当

※全国シェア7.3%

愛知県の経済（製造品出荷額等）

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• 製造品出荷額等は4１年連続で全国１位

出典：愛知県統計課、2016年度あいちの県民経済計算

愛知県

全国

319兆1,667億円

49兆9,681億円

各国・地域の経済見通し

7出典：IMF, World Economic Outlook Databases（2019年10月版）

• 先進国の中でも日本は1%以下の低成長• 欧米先進国も下降傾向• アジア諸国は依然として高成長

2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024

日本 1.9 0.8 0.9 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5

米国 2.4 2.9 2.4 2.1 1.7 1.6 1.6 1.6

EU 2.8 2.2 1.5 1.6 1.7 1.6 1.6 1.5

中国 6.8 6.6 6.1 5.8 5.9 5.7 5.6 5.5

ASEAN-5 5.3 5.2 4.8 4.9 5.2 5.2 5.3 5.3

インド 7.2 6.8 6.1 7.0 7.4 7.4 7.4 7.3

※ASEAN-5：インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム

世界の元気のある地域と連携し、成長を続ける必要あり

あいち国際戦略プラン2022

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2018年3月策定計画期間：2018年度～22年度

・グローバル人材の輩出・外国人高度人材の活躍

・海外販路の拡大・企業のグローバル展開・外資系企業の進出

・国際会議、国際見本市、スポーツ大会等の開催・外国人観光客の増加

認知度が高まり、人を惹きつける’あいち’

産業のグローバル展開により成長を続ける’あいち’

国内外のグローバル人材が集い活躍する’あいち’

提携先地域とのWin-Winの連携の深化世界中の成長を続ける元気な地域とパートナーシップを形成

グローバルに注目を集め、世界とともに成長するあいち

ヒト、モノ、カネ、情報が集まり、その集積が新たな集積を呼ぶ好循環


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＜戦略と施策の体系＞

グローバルパートナーシップ戦略• 成長著しいアジアや成長を取り戻した欧米諸地域と提携して、win-winの関係を構築し、互いに成長する

• 提携先はもとより海外の諸地域と連携・協力しながら戦略を効果的に実施する

国際人材戦略産業グローバル戦略魅力AICHI戦略グローバル人材の育成・集約を図る

日本の若者の育成はもとより、外国人留学生が本県に定着し活躍するための取組を推進

産業の一層のグローバル化に対応

県内企業をさらに支援するとともに、外資系企業の誘致を推進

グローバルな交流の舞台の主役となる

国際的なイベントの招致・開催を進めるとともに、海外への魅力発信を推進


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【あいち国際戦略プラン2022】国際人材戦略

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若者の内向き志向と英語力課題○日本人の海外留学者数推移

※長期留学･･･留学期間1年以上、海外の大学等に在籍し留学先での学位取得が主な目的短期留学･･･留学期間1年未満、日本国内の大学等に在籍


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若者の内向き志向と英語力課題○TOEFL国籍別成績(2018年）

世界ランキング146位/168カ国

アジアランキング27位/29カ国

出典：「ETS公表 Test and Data Summary for TOEFL iBT Tests January 2018 ‒ December 2018 Test Data」より作成

国名ＴＯＥＦＬスコアアイルランド 101オーストリア 100オランダ、スイス 99シンガポール、ベルギー、デンマーク、ドイツ

98

マレーシア、イタリア、ポーランド

90

韓国、ネパール、スリランカほか

84

ベトナム、マカオ　ほか 83

中国、ケニア、ヨルダン　ほか

80

日本、モザンビーク、サウジアラビア、南スーダン

71

世界１６８か国

：

：

：

：

アジア２９か国国名ＴＯＥＦＬスコア

シンガポール 98インド 95パキスタン 92

カンボジア 72日本 71タジキスタン 69ラオス 64

：


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留学生の県内企業への就職率の向上課題○愛知県内の外国人留学生

出典：愛知県留学生交流推進協議会、県内留学生国籍別内訳

0 2,000 4,000 6,000 8,000

2018年

2014年

中国ベトナム韓国米国インドネシア台湾マレーシアその他

中国：10%減

ベトナム：5倍強

5,154人

7,038人

• 8割以上はアジア出身者• 近年は、中国出身者が減少する一方でベトナム出身者が増加• 卒業後、愛知県内の企業へ就職した留学生は1183人(2018年)


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• 学校教育における英語力強化• 若者の留学支援• 提携先との交流

狙い

国際人材戦略

1. 若者のグローバル人材としての育成

2. 外国人留学生の地域定着・活躍促進

3. 地域の国際化

グローバル人材の育成・集積

• 外国人留学生の受入支援• 外国人留学生の地域での活躍促進• 帰国外国人留学生との連携• 特区を活用した外国人材の受入促進

• 国際感覚の醸成• 国際業務に対応できる職員の育成• 外国人高度人材の活躍を支える環境づくり

• 多文化共生の推進

（施策の方向）（主な施策）

【あいち国際戦略プラン2022】国際人材戦略主な施策(2019年度)

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主な施策概要学校教育における英語力強化

○あいちグローバルハイスクール事業→文部科学省のスーパーグローバルハイスクール事業を継承した「あいちグローバルハイスクール」を県独自に指定し、国際的に活躍できるグローバルリーダーを育成

○あいちグローバル人材育成事業・イングリッシュ1Dayツアー・高校生海外チャレンジ○高等学校海外連携推進事業→ビクトリア州と連携した高校生による先進事例調査、東南アジアで専門高校生の海外インターンシップ

外国人留学生の受入支援 ○愛知のものづくりを支える留学生受入事業→アジア諸国出身の技術系を中心とした留学生を受け入れ、本県企業への就職を促進

○留学生就職・地域定着促進事業→留学生インターンシップの他、企業啓発活動等の推進により、留学生と企業との交流・相互理解を図り、留学生の県内企業への就職を促進

帰国外国人留学生との連携

○帰国留学生連携推進事業→ベトナム帰国愛知留学生ネットワーク（通称：バロネット）の活動支援


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主な施策概要特区を活用した外国人材の受入促進

○農業支援外国人受入事業→農業分野における労働力を確保するため、国家戦略特区を活用した外国人農業支援人材の受入

国際感覚の醸成 ○外国青年受入事業→学校教育での外国語教育、国際理解教育の充実を進めるため、外国青年を国際交流員または外国語指導助手として雇用

国際業務に対応できる職員の育成

○JETROへの研修生派遣→JETRO東京本部及び海外事務所へ職員を研修派遣し、国際ビジネスに精通した人材育成を図り、本県への外国企業誘致の取組を強化

外国人高度人材の活躍を支える環境づくり

○外国公館支援協議会→愛知・名古屋地域の国際化を推進するため、在名外国公館の活動支援や新たな外国公館の誘致を図る

多文化共生の推進 ○「あいち多文化共生推進プラン2022」・多文化子育てサロンの設置促進・多文化共生拠点づくり促進・日本語教育に関わるボランティアや教員の能力向上

○あいちグローバル人材育成事業• 最も英語を学ぶ年代である高校生の英語力を強化し、グローバル人材を育成


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あいちグローバルハイスクールの指定

• 文部科学省のスーパーグローバルハイスクール事業を継承した「あいちグローバルハイスクール」を県独自に指定し、国際的に活躍できるグローバルリーダーを育成

イングリッシュ1Dayツアーinあいち

• 県内の児童生徒が様々な国の人たちとオールイングリッシュによる日帰りバスツアーに参加

• 年3回、各回20名(計60名)

高校生海外チャレンジ

• 海外における短期留学やボランティア活動など、学生が主体的にチャレンジする取組を支援

• 県内高校生(40名程度)の海外渡航費用の一部を援助

○あいちのものづくりを支える留学生受入事業• ものづくり県を支える人材を確保するため、アジア諸国出身の技術系を中心とした留学生を受け入れ、本県企業への就職を促進する

• 支援内容：生活費(15万円/月)、渡航旅費、授業料・入学料・検定料

• これまでの受入国・地域ベトナム、インドネシア、中国、インド、台湾、マレーシア、韓国、バングラデシュ

○留学生就職・地域定着促進事業(2018年度より実施)• 愛知県内の大学、大学院等に在籍する留学生を中心に県内企業への就職を促進し、県内企業の国際競争力の強化を目指す

• 留学生インターンシップや企業見学ツアーなど留学生向けの取組を進めるほか、県内企業に対して留学生採用の関心を深める取組も推進


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【あいち国際戦略プラン2022】産業グローバル戦略

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○愛知県内企業の地域・国別進出数・拠点設置数地域、国 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年増減率

2013→18

アジア 1,639 1,687 1,705 1,701 1,709 1,699 3.7%2,673 2,751 2,797 2,800 2,812 2,786 4.2%

中国 562 555 547 534 526 518 ▲7.8%1,201 1,195 1,200 1,186 1,175 1,153 ▲4.0%

アセアン 730 778 802 808 818 820 12.3%1,019 1,091 1,126 1,143 1,156 1,157 13.5%

タイ 288 299 303 303 302 304 5.6%415 433 446 448 445 448 8.0%

インドネシア 157 177 182 183 183 184 17.2%213 238 242 245 246 245 15.0%

ベトナム 113 118 121 130 131 180 59.3%104 121 136 150 155 161 54.8%

インド 69 77 81 83 84 84 21.7%112 126 131 131 136 136 21.4%

北米 277 282 282 282 283 282 1.8%576 592 599 597 596 597 3.6%

欧州 359 366 372 371 372 373 3.9%538 551 560 551 552 555 3.2%

その他 214 234 246 258 259 262 22.4%304 332 352 364 364 365 20.0%

総計 2,489 2,569 2,605 2,612 2,623 2,616 5.1%4,091 4,226 4,308 4,312 4,324 4,303 5.2%

出典：(公財)あいち産業振興機構、2018年における愛知県内企業の海外事業活動

上段：企業数(延べ数)下段：拠点数

海外拠点の60%以上がアジア

中国が減少し、その他のアジア諸国が増加


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○愛知県へ進出している外資系企業数(2019年3月末時点)

出典：I-BAC調べ

アメリカ

236

ドイツ 100イギリス 39

スイス 39

フランス 37

中国 32

オランダ 24

その他 126

計633社


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• 見本市を活用した海外販路拡大の支援

• 海外の先進的なスタートアップ支援機関との連携

• 県産品の輸出拡大支援

狙い

産業グローバル戦略

4. 産業等のグローバル化の促進

5. 県内企業の海外進出への支援

6. 外資系企業の誘致

産業の一層のグローバル化への対応

• 海外・県内における企業の海外展開支援

• 関係機関との連携による支援

• 関係機関と連携した誘致• リニア中央新幹線の開業を契機とした企業誘致


【あいち国際戦略プラン2022】産業グローバル戦略主な施策(2019年度)

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主な施策概要見本市を活用した海外販路拡大支援

○国際的な展示会の開催、出展支援・パリ・エアショー2019、エアロマート名古屋2019、北京国際園芸博覧会等

海外の先進的なスタートアップ支援機関との連携

○海外スタートアップ支援機関連携推進事業→米国・テキサス大学オースティン校ICスクエア研究所と連携し、グローバルに活躍するスタートアップの創出・育成等の各種取組を実施

県産品の輸出拡大支援 ○あいちの農林水産物輸出拡大戦略事業→北京国際園芸博覧会（2019年9月）への出展

海外・県内における企業の海外展開支援

○海外産業情報センター（上海、バンコク）→県内中小企業の海外事業活動支援、対日投資促進○サポートデスク（ベトナム、江蘇省、インド、インドネシア）→進出企業の各種相談、企業間ネットワークづくり促進

関係機関と連携した誘致 ○I-BAC(愛知・名古屋国際ビジネス・アクセス・センター)、グレーターナゴヤイニシアティブ(GNI)、JETROとの連携

○海外スタートアップ支援機関連携推進事業• スタートアップ・エコシステム先進地である米国・オースティン市において、その成長の中心的役割を担ったテキサス大学オースティン校ICスクエア研究所と連携し、グローバルに活躍するスタートアップの創出・育成やこの地域にスタートアップエコシステムを根付かせるための各種取組を実施する。

（１）愛知県の分析・コンサルテーションの実施

（２）スタートアップ支援機関等の連携をテーマにした各種プログラムの実施

（３）グローバルな事業展開を目指すスタートアップに対する市場化支援プログラムの実施


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○あいちの農林水産物輸出拡大戦略事業• アジアを中心として、経済発展に伴う富裕層の増加や人口の増加により、今後伸びていくと考えられる有望なマーケットに対して、県産農林水産物及びその加工食品の知名度向上と輸出促進を図る

• 2018年度実績海外商談会出展フォローアップ（於：香港）実施内容：県内生産者の商談会出展サポート

• 2019年度北京国際園芸博覧会への出展（2019年9月）


25

これまでの農林水産物輸出プロモーション実績2012年…上海 2015年…シンガポール2013年…香港 2016年…マレーシア2014年…バンコク


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○海外・県内における企業の海外展開支援

江蘇省サポートデスク

ベトナムサポートデスク

インド愛知デスク

インドネシアサポートデスク

• 海外情報産業センター【上海、バンコク】県内中小企業の海外活動支援や海外からの直接投資の促進、外国人観光客の誘致を実施

• サポートデスク【江蘇省、ベトナム、インド、インドネシア】本県進出企業からの相談に対応し、要望・意見を相手政府に伝えるとともに、本県進出企業間のネットワークづくりなどの活動を実施

バンコク産業情報センター

上海産業情報センター


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○外国企業誘致促進• JETRO、愛知・名古屋国際ビジネス・アクセスセンター(I-BAC)、グレーター・ナゴヤイニシアティブ(GNI)協議会等との連携による外国企業誘致の促進

2013年12月ユミコア日本触媒㈱常滑テストセンター竣工式※ユミコア日本触媒…ベルギーのユミコアと日本触媒㈱の合弁会社

自動車用触媒の研究開発・製造販売


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グローバルパートナーシップ戦略• 成長著しいアジアや成長を取り戻した欧米諸地域と提携して、win-winの関係を構築し、互いに成長する。








【あいち国際戦略プラン2022】魅力AICHI戦略

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○外客数数推移

出典：日本政府観光局（JNTO）、訪日外客統計※愛知県は日本政府観光局資料及び観光庁資料（訪日外国人消費動向調査）を基に推計

10,364 13,413

19,373

24,040

28,691 31,192

881 1,234 1,934 2,284 2,467 2,433

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年

日本

愛知県

(千人)

中国台湾韓国香港フィリピン994 301 290 208 133

2018年における愛知県への国・地域別外客数（上位５か国・地域）(千人)

【あいち国際戦略プラン2022】魅力AICHI戦略

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• 国際会議・国際イベントの誘致・開催• 国際展示場の開業、コンセッション方式による運営

• 国際スポーツ大会の招致・開催

狙い

魅力AICH

I

戦略

7. 国際会議・国際スポーツ大会等の招致・開催

8. 外国人観光客の誘致

9. 愛知の魅力発信


• 海外向け観光プロモーションの実施• 多様な外国人観光客の受入促進• 医療ツーリズム、MICE、国際スポーツ大会などを活用した誘客

• 多言語での情報発信など海外向けプロモーション

• 在住外国人による愛知の魅力発信


10.航空路線等の充実 • 航空路線の充実• 港湾航路の拡充

【あいち国際戦略プラン2022】魅力AICHI戦略主な施策(2019年度)

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主な施策概要国際会議・国際イベントの開催、誘致

○あいちトリエンナーレ2019○あいち国際女性映画祭○ワールドロボットサミット2020○2023年技能五輪国際大会招致○愛知・名古屋MICE推進協議会

国際展示場の整備、コンセッション方式による運営

○愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」(2019年8月開業)→オープニングセレモニー・イベントの開催

国際スポーツ大会の招致・開催

○マラソンフェスティバルナゴヤ・愛知○ラグビーワールドカップ2019（豊田市）○第20回アジア競技大会

海外向け観光プロモーションの実施

○ハート・オブ・ジャパン誘客促進→観光トッププロモーション、外航クルーズ船誘致、等

航空路線の充実 ○中部国際空港路線誘致→エアポートセールスの実施、二本目滑走路の早期実現取組


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○国際会議・国際イベントの開催、誘致

あいちトリエンナーレ2019

テーマ：情の時代開催期間：2019.8.1～10.14

2019

2020 ワールドロボットサミット2020開催時期：2020年10月上旬開催場所：愛知県国際展示場

・最先端のロボットやロボット技術に関する研究者・開発者が世界中から終結

・競技会と展示会を開催

・3年に1度開催する国内最大級の現代アートの祭典

・国際現代美術展などの現代美術、ダンスや音楽などの舞台芸術

○愛知国際展示場「Aichi Sky Expo」の開業• 中部国際空港島内に、展示面積60,000㎡の大規模展示場を2019年8月開業• 国際的な集客力のあるイベントやコンベンションの受け皿として機能させる• 愛知国際展示場㈱ (仏・GL Events SAと前田建設工業㈱の特別目的会社)が運営


33


34

○国際スポーツ大会の招致・開催

2019

2026

ラグビーワールドカップ2019

開催時期：2019.9.20～11.2開催場所：豊田スタジアム(4試合開催)

第20回アジア競技大会

開催時期：2026年※4年に1度開催されるアジア最大のスポーツの祭典アジアの45の国と地域が参加


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○観光PRのためのキャッチワード・ロゴマーク

• 愛知県は地理的に日本の中心に位置していることに加え、日本一のTechnologyの中心地であり、Traditionの中心地でもある

• Heartは愛知の‘愛’• 愛知・名古屋は未来を拓く中心地であり、人間に例えれば心臓部‘Heart’

• 新しい活力・感動を起こす原動力をめざし、おもてなしの心も表現

• 2015年「あいち観光元年」を宣言し、様々な観光プロジェクトを推進


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グローバルパートナーシップ戦略• 成長著しいアジアや成長を取り戻した欧米諸地域と提携して、win-winの関係を構築し、互いに成長する。








【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略

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相手国・地域締結時期連携の内容ビクトリア州（オーストラリア） 1980年 5月 2日友好提携江蘇省（中国） 1980年 7月28日友好提携ベトナム計画投資省 2008年 3月18日経済連携江蘇省（中国） 2008年10月31日経済連携バンコク都（タイ） 2012年 7月 9日相互協力広東省（中国） 2013年11月25日相互協力タイ工業省 2014年 9月10日経済連携京畿道（韓国） 2015年11月10日相互協力テキサス州（アメリカ） 2016年 4月22日相互協力ホーチミン市（ベトナム） 2016年 9月13日相互協力ワシントン州（アメリカ） 2016年10月18日相互協力インドネシア経済担当調整大臣府 2017年 2月13日経済連携ブリュッセル首都圏（ベルギー） 2017年 5月15日相互協力フランダース地域（ベルギー） 2017年 5月15日相互協力ワロン地域（ベルギー） 2017年 5月15日相互協力インディアナ州（アメリカ） 2017年 9月15日相互協力ケンタッキー州（アメリカ） 2017年10月23日相互協力オクシタニー地域圏（フランス） 2018年 6月 5日相互協力サンパウロ州（ブラジル） 2018年 9月10日相互協力広東省（中国） 2019年 5月16日友好提携

○主な提携先

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略

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• 相互協力の覚書(MOU)締結地域(2019年12月現在)

京畿道(韓国)

広東省(中国)

ホーチミン市(ベトナム)バンコク都

(タイ)

ブリュッセル首都圏(ベルギー)フランダース地域(ベルギー)ワロン地域(ベルギー)

オクシタニー地域圏(フランス)

ワシントン州(アメリカ)

インディアナ州(アメリカ)

テキサス州(アメリカ)

ケンタッキー州(アメリカ)

世界中の元気のある諸地域との相互協力の取組を強化

サンパウロ州(ブラジル)

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略タイ・バンコク都(2012年7月締結)

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○愛知県との関係• タイは、トヨタ自動車やデンソーなど県内企業がアセアン諸国の中で最も多く進出（295社438拠点）

• 首都バンコクは、古くから東南アジアにおけるトヨタ自動車の拠点

• 県内進出企業がバンコク都で「愛知会」を組織• 2014年4月、愛知県バンコク産業情報センターを開設

○交流実績• 高校生訪問団の受入・派遣による高校生同士の交流• バンコク都で観光プロモーション、エアポートセールス、経済交流会など愛知県の総合的なプロモーション

• バンコク都政府のアドバイスを得て、タイ語のHP、フェイスブックで愛知の情報を発信

バンコク都

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○愛知県との関係• トヨタ自動車をはじめとする県内企業134社206拠点（2016年12月時点）が進出。中国への進出先としては上海市、江蘇省に次いで第３位。

• 自動車産業の一大集積地。

○交流実績• 高校生訪問団の受入・派遣• 広東省で省政府要人との会談、観光プロモーション、エアポートセールス、経済交流会など愛知県の総合的なプロモーション

• 広東省主催の旅遊博で省政府よりブースの提供を受け観光PR

• 2019年4月、広東省省長が来県• 2019年5月、愛知県知事が訪問し、友好提携を締結

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略中国・広東省(2019年5月締結)

広東省

香港

北京

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○愛知県との関係• サムスン電子の本社所在地であるなど、産業先進地域。人口が韓国の自治体で最大、GDPはソウル特別市に次ぐ第２位。

• 県内企業の進出数が、韓国内でソウル特別市に次いで第２位（15社15拠点、2015年12月時点）。

○交流実績• 高校生訪問団の受入・派遣（2018年8月派遣）• 2017年「京畿陶磁ビエンナーレ」（4/22～5/28）に県陶磁美術館の作品を貸与・展示

• 2017年6月、京畿道知事が来県

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略韓国・京畿道(2015年11月締結)

京畿道

ソウル

42

○愛知県との関係• ホーチミン市からの提案を受けて相互協力の覚書を2016年9月に締結

• 県内企業の進出数がベトナム国内で最大。（59社70拠点、2018年3月時点）

• 海外からの投資や企業数など経済規模も大きくベトナム経済の中心地。

○交流実績• 2016年10月、ホーチミン市人民委員会副委員長（副市長）一行が来県

• 2017年4月、ホーチミン市人民委員会代表団が来県• 2018年4月、ホーチミン市人民委員会委員長が来県• 2018年4月、ベトナムフェスティバルin愛知開催• 2019年9月、愛知県知事が訪問

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略ベトナム・ホーチミン市(2016年9月締結)

ホーチミン市

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○愛知県との関係• トヨタ自動車が北米における製造、販売、金融等の本社機能をダラス近郊のプレイノ市に移転

• ダラス・ヒューストン間の高速鉄道建設事業でＪＲ東海の新幹線システムの導入が計画され、ＪＲ東海が現地法人の事務所を開設

• JERA(中部電力と東京電力の共同出資)がメキシコ湾に面したフリーポートで天然ガス液化加工プラントを設置

○交流実績• 2016年10月、テキサス州代表団（政府、経済団体）の来県受入、地元企業とのネットワーキング

• 州内の市長・市代表団が来県• 2018年5月、愛知県知事が訪問• 2019年3月、SXSWへ県内の学生・研究者を派遣• 2019年9月、テキサス州知事が来県

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略アメリカ・テキサス州(2016年4月締結)

テキサス州

ワシントンD.C.

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○愛知県との関係• 三菱航空機がシアトルにＭＲＪの開発拠点を設置。2016年からはモーゼスレイクのグラント・カウンティ国際空港で試験飛行中。

• ボーイング社を始めとした世界最大級の航空機産業の集積地。ボーイング787型機は愛知県から専用輸送機により、空輸で主翼や中央翼を納める生産体制が構築されている。

○交流実績• 2016年10月、県営名古屋空港とグラント・カウンティ国際空港とが姉妹空港提携

• 2017年11月、あいち航空ミュージアムとシアトル航空博物館が博物館協力協定締結

• 2018年8月、愛知県知事が訪問

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略アメリカ・ワシントン州(2016年10月締結)

ワシントン州ワシントンD.C.

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○愛知県との関係• トヨタ自動車が欧州本部を構えるなど県内企業21社27拠点（2016年時点）が進出

• 名古屋港がフランダース地域のアントワープ港と姉妹提携。同じくフランダース地域のゼーブルージュ港ともパートナー提携

• ワロン地域のワーテルロー市と長久手市が姉妹提携• ブリュッセルのルイーズ商店街と名古屋市の栄町商店街も姉妹提携

○交流実績• 2017年5月、愛知県知事が訪問し、ベルギー全域に相当する3地域それぞれと友好交流及び相互協力の覚書を締結

• ベルギービールウィークエンド開催

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略ベルギー３地域(2017年5月締結)

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○愛知県との関係• 1996年、トヨタ自動車が州内（プリンストン市）に工場を設立。

• トヨタ自動車は、2017年1月、インディアナ工場に6億ドルの追加投資、400人の追加雇用を行うことを発表。

• 自動車関連を中心に県内企業69社（41社69拠点）が進出。

○交流実績• 2017年9月、愛知県庁において友好交流及び相互協力の覚書を締結

• 2017年10月、愛知県知事が訪問• 2019年9月、インディアナ州知事が来県

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略アメリカ・インディアナ州(2017年9月締結)

インディアナ州

ワシントンD.C.

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○愛知県との関係• 1974年にヤマザキマザックが日本企業として初めて工場を開設。1988年にトヨタ自動車が最初の米国工場を稼働。

• 現在、トヨタ自動車を始め約100(59社94拠点)の県内企業が進出。愛知県から米国への進出先では全米第1位であり、米国の中でもとりわけ愛知との結びつきが強い地域。

○交流実績• 2017年10月、ケンタッキー州において友好交流及び相互協力の覚書を締結

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略アメリカ・ケンタッキー州(2017年10月締結)

ケンタッキー州

ワシントンD.C.

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○愛知県との関係• 圏都のツールーズは、エアバス社本拠地であり、世界有数の航空宇宙産業の集積地

• 三菱重工航空エンジン(本社：小牧市)がエアバス社新型ジェット(A330neo)向け新型エンジンを英国・ロールスロイス社と共同開発

○交流実績• 2016年7月、愛知県知事が訪問（オクシタニー地域圏政府議員面談、エアバス本社訪問）

• 2018年6月、愛知県庁において友好交流及び相互協力の覚書を締結

• エアロマート・ツールーズへの参加及び県内企業の出展支援

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略フランス・オクシタニー地域圏(2018年6月締結)

オクシタニー地域

パリ

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○愛知県との関係• 平成28年12月、COP13で発足を発表した「愛知目標達成に向けた国際先進広域自治体連合（以下、連合）」の創設メンバーとして、生物多様性保全の面で協力関係を構築。

○交流実績• 2018年9月、愛知県知事が訪問し、相互協力及び友好交流に関する覚書を締結

【あいち国際戦略プラン2022】グローバルパートナーシップ戦略ブラジル・サンパウロ州(2018年9月締結)

サンパウロ州

ブラジリア

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まとめ

• 国際戦略に基づく国際化の取組を推進• 「あいち国際戦略プラン2022」を2018年3月に策定し、取組を推進中– 提携先を始めとした海外の元気のある諸地域とwin-winの関係を構築

– ３分野の柱立てを中心に施策を立案・実施

グローバルパートナーシップ戦略

国際人材戦略産業グローバル戦略魅力AICHI戦略

グローバルに注目を集め、世界とともに成長するあいち

愛知県における 国際化の推進について ·...

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