産業界に向けてunityが 取り組んでいる事 · 2018-10-11 ·...
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産業界に向けてUnityが取り組んでいる事ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社
エンタープライズコンサルティング
ディベロッパーリレーションズマネージャー/エンジニア
黒河 優介
まず初めに…
20年前の話……
現在・近い将来の話…
本日のアジェンダ
• Unityの紹介
• 扱えるデータ形式の拡充
• 最先端技術への取り組み
Unityについて
Unityはゲーム制作のための総合開発環境「ゲームエンジン」
です。3Dグラフィックスの描画をはじめ、インタラクティブ
なコンテンツを作成するのに必要な機能を搭載しています。
またC# Scriptやネイティブプラグインでのアプリケーション
独自機能の追加も出来ます。VR/AR/MRへも対応しているため、
ゲーム産業以外での利用ケースも増えております。
Unity AssetStore
Unity Technologies およびコミュニティのメン
バーにより作成されたバラエティに富んだデー
タを有償もしくは無償で入手することが出来ま
す。
多くのアセットは商用での利用も可能ですが、
詳しくはそれぞれのライセンスを確認してくだ
さい。
Unity AssetStore
Unity対応プラットフォーム
対象プラットフォーム切り替え
「Switch Platform」ボタンを
押して、書き出す対象のプラッ
トフォーム切り替えが出来ます
Unity + XR( AR/MR/VR )
AR / VRの対応は
チェックボックス一つで出来ます
Unity + XR( AR/MR/VR )仮想空間上で配置したカメラは、
自身の動きと連動して動きます。
Unity + XR( AR/MR/VR )
Hololens 91%
HTC Vive 74%
Gear VR 87%
Oculus Rift 69%
Unity + XR( AR/MR/VR )
ヘッドマウント型のデバイスだけでなく、
スマートフォン・タブレットでのARにも対応し
ています。iOSのARKit2,AndroidのAR Coreに
も対応済みです。
Unity + XR( AR/MR/VR )
新しいデバイス/APIへの対応も随時行っています。
新しいデバイス「Magic Leap」への対応も行いました。
(※2018/08/10 現在日本ではデバイス未発売となっていますが、Unityでは米国での
販売開始前より対応を行っていました)
扱えるデータの拡充
扱えるデータ形式の拡充
• PiXYZ SOFTWAREとの提携
• Unity BIM Importer
• AXFフォーマットへの対応
PiXYZ SOFTWAREとの提携
• CADデータソリューションを提供していた、PiXYZ SOFTWAREと
Unity社が提供し、CADデータを利用したインタラクティブなコン
テンツ制作をよりしやすくなりました
PiXYZ SOFTWAREの製品を一部紹介
• PiXYZ Plugin
o CADデータをUnityにそのまま取り込めるようにします
• PiXYZ Studio
o CADデータをUnityの取り込める形式に変更できるソフトウェアです
o ポリゴン化したときに軽量にするリダクションに関する機能も多彩です
• PiXYZ Review
o CADデータ用Viewerソフトウェアです
o VR/MRにも対応しており、ネットワークを利用しての共同作業も可能です
https://www.youtube.com/watch?v=nck3CeU0Pxg
Unity BIM Importer
• BIMデータをそのままUnityへ取り込んで扱えます
oRevit/ARCHICADの両方に対応します
o高品質なデータを高速にインポート出来ます
AXFフォーマットへの対応
AXFフォーマットはTac7のような X-Rite Material Scannerで扱われ
る形式です。
実物からスキャンしたデータをMaterialに出来るため、よりリアルな
描画が可能になります。
物の質感はMaterialが重要
Mesh Material 表示
同じ形状のMaterial違い
最新技術への取り組み
最先端技術への取り組み
• Project MARS (XR分野)
• ML-Agent (AI分野)
• Unity Analytics (ビックデータ分野)
• GPU Progressive Lightmapper (グラフィックス分野)
• Scriptable RenderPipeline (グラフィックス分野)
Project MARS
Mixed & Augmented Reality Studio の略
MR/AR向けのソフトウェアをより開発しやすくするために、取り組
んでいるプロジェクトです。
位置情報の利用を支援
ML-Agent
https://youtu.be/kpb8ZkMBFYs
Unity Analytics
GPU Progressive Lightmapper
LightのBakeについて
Before After
リアルタイムに描画を行うため、天井の光源から
の直接光のみが考慮されて処理されます
LightのBakeについて
本来、赤・緑 それぞれの壁からの間接光を受
けているため、左側は緑色を帯び、右側は赤
色を帯びるはずです
LightのBakeについて
Before After
事前に間接光の情報を計算して焼き付けるLightのBakeを
行う事で、リアルタイムでの描画品質を向上させます。
(しかしこの計算には時間を要します)
https://www.youtube.com/watch?v=Ddnb968cuuY
Scriptable Render Pipeline
Scriptable Render Pipeline
今までのUnityではハイエンドなPCとモバイルの両方を同じ仕組みを
利用して描画していました。しかし、これには無理が生じて来ました。
Unityは新しくアプリケーション毎に独自の描画の仕組みを定義でき
るようにしました。それが Scriptable Render Pipelineです
Scriptable Render Pipeline
Unityからはハイエンドの最新用のHDRPと、すべてのデバイスをサ
ポートするLWRPの二つを供給していきます
https://www.youtube.com/watch?v=85THdW8OJNk
Material Library
先ほどのデモでも利用された車用のマテリアルをMaterial Libraryと
して公開する予定です
Appendix
• Unity BIM Importer
o http://bimimporter.unity3d.jp/
• PiXYZ
o https://unity3d.com/jp/pixyz
• Project MARS
o https://www.youtube.com/watch?v=YQlcwrTvDOU&list=PLX2vGYjWbI0REDH4GGjgyl5xzLaBE2a5T
• ML-Agent
o https://blogs.unity3d.com/2018/05/24/imitation-learning-in-unity-the-workflow/
• Scriptable RenderPipeline
o https://www.youtube.com/watch?v=85THdW8OJNk
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