現場DEカメラ土木版

概要説明

2017/08/03 ダットジャパン（株） ビジネスソリューション事業部

はじめに 2

本書は弊社iOSアプリケーション「現場DEカメラPRO」について、先般より頂戴しましたご意見、ご要望を踏まえ、また弊社がかねてより検討していました「現場DEカメラ 土木版」の概要になります。

本書に記載されている機能等につきましては、電子黒板をメインに、工事写真の撮影、写真データのダウンロード、および弊社写真管理システムでの写真取り込み・電子納品データの作成といった一連の作業を行えることを前提とした、基本機能に注視したファーストバージョンとしての資料となります。

ファーストバージョン後につきましては、お客様のご意見、ご要望を元に更に機能向上を行ってまいります。

運用イメージ

現場DEカメラ 土木版の運用イメージです。

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Ver.18

メイン画面

現場DEカメラ 土木版を起動すると、最初に撮影画面が表示されます。ここから各機能に遷移します。（※下図は便宜上、背景を黒にしていますが、通常はレンズを通した背景が写し出されます。）

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①「黒板リスト」画面に遷移します。⇒ P.5 ～ ８を参照

②「振分編集」画面に遷移します。⇒ P.9を参照

③「写真一覧」画面に遷移します。⇒ P.10を参照

その他、データ連携機能については、P.11～１２をご参照ください。

【黒板リスト】 黒板の追加 5

黒板リストをタップして、使用する黒板を追加することができます。

黒板リスト画面で「黒板追加」をタップします。

一般的な黒板レイアウト（11種類）の中から任意のレイアウトをタップします。

選択された黒板がリストに追加されます。

【黒板リスト】 黒板の編集、階層情報／写真情報の編集 6

◆黒板の編集

◆階層情報／写真情報の編集階層情報（=振分情報）と写真情報を予め入力することで写真整理が楽になります。

黒板リスト画面で黒板部分をタップします。

表示された黒板上の任意の項目をタップします。

タップした項目に表示する内容を入力します。（上図は「実測寸法」の入力）

黒板リスト画面で項目部分をタップします。

階層情報項目部分をタップして入力します。

写真情報項目部分をタップして入力します。

下方向にスクロール

【黒板リスト】 黒板付きの写真撮影 7

黒板を指定して、黒板付きの写真を撮影することができます。

使用する黒板をタップします。 表示された黒板内容確認して「撮影」をタップします。

画面右中央のカメラアイコンをタップすると撮影されます。

撮影された写真を確認して、保存、またはキャンセルして再撮影します。（上図では「保存」しています。）

使用した黒板の下部に撮影した写真のサムネイル、撮影日、撮影枚数が表示されます。

※ 黒板表示／非表示の切替えも可能です。

※ 黒板付きの写真を保存した場合、黒板なしの写真も同時に保存されます。

※ 設定した階層情報、写真情報はExif情報に記録されています。

※ 改ざん検知情報は常に設定しています。

【黒板リスト】 スナップ写真の撮影 8

電子黒板を利用せずに写真撮影することもできます。

撮影画面の「スナップ」をタップします。 黒板が非表示になります。

この場合、黒板リストから設定した階層情報、写真情報は適用されません。したがって、写真管理する場合は、自動振分や写真情報は空白になります。黒板を使用しない写真にも階層情報、写真情報を適用する場合は、「振分編集」で個別に設定する必要があります。（※「振分編集」は、P.9を参照）

※スナップ写真には、改ざん検知情報は記録されません。

【振分編集】 階層情報／写真情報の編集 9

現場DEカメラ 土木版の初期画面では、電子黒板を利用せずに写真撮影する（スナップ写真の撮影）モードになっています。

スナップ写真で階層情報（=振分情報）や写真情報を予め設定する必要がある場合は、必要に応じて個別に振分情報の編集で入力してください。

階層情報項目部分をタップして入力します。

写真情報項目部分をタップして入力します。

下方向にスクロール

【写真一覧】 撮影した写真の確認 10

撮影した写真は、撮影日付ごとに仕分けして表示されます。また、すべての写真／黒板ありの写真／黒板なしの写真に絞り込んで表示することも可能です。

すべての写真を表示した場合 黒板ありの写真のみを表示した場合

黒板なしの写真のみを表示した場合

データ連携について 11

現場DEカメラ 土木版のデータ連携は、弊社の別製品「現場編集長 CALSMASTER Ver.18」と併用する必要があります。また、データ連携は以下の２つの方法があります。

①「Wi-Fi」でデータ連携

Ver.18

黒板作成ツール※新ツール

写真管理ツール※直接取り込み

現場DEカメラ 土木版Wi-Fiサーバー起動

黒板データ連携（黒板追加）

写真連携（自動振分）

データ連携について 12

②「iTunes」でデータ連携

iPadとPCをUSB接続してiTunes起動

iTunesから写真をPCのフォルダにコピー

PCのフォルダから写真管理に写真追加（自動振分）

◆写真データを連携する場合（写真の取り込み）

Ver.18

黒板作成ツール※新ツール

Ver.18

黒板データをPCのフォルダに作成

iPadとPCをUSB接続してiTunesを起動し、黒板データをiTunes経由でコピー

◆黒板データを連携する場合（黒板追加）

おわりに 13

本書に記載の機能の他に、現場の方々が利用される上で様々なご意見、ご要望があると思います。本書に記載されていない機能につきましても、検討の上、可能な限り対応してきたいと考えております。

また、今後の追加予定の機能は以下のとおりです。

○簡易的な豆図作成機能○品質管理、出来形管理との連携機能（現場編集長CALSMASTER Ver.18との連携）○クラウド対応（Dropbox、SnapChamberなど）○iPhone対応○Android版「現場DEカメラ」のリリース

※対応内容につきましては、予告なく変更される可能性があります。※対応内容、時期につきましては随時、弊社ホームページなどでご案内いたします。