中学校美術 教科書題材配列一覧

　新版教科書では，「絵や彫刻など」「デザインや工芸など」「資料」といった分野別の構成をし，「美術1」「美術2・3上」「美術2・3下」と生徒の成長に寄り添った体系的な学びができるように各分野で題材をバランスよく配列しています。　「美術1」は「出会いと広がり」をテーマに，身近な美しさやさまざまな表現に出会うような題材や，分野の導入となる題材を設定しています。2・3年は知的に学びを深め，内面的価値を重視した題材を設定しました。特に2年生と3年生の心の成長の違いを重視し，3学年にあたる「2・3下」で，自分自身を深く見つめる題材，夢や自己実現を持つことに関連した題材を設定しました。

中学校3年間の学び 美術１ 出会いと広がり 美術２・３上　学びの深まり 美術２・３下　美の探求絵 彫 絵 彫 絵 彫

絵や彫刻など

［Ａ表現（１） （３）］

対象を見つめて

感じとったこと

想像した

ことなど

構成・

装飾

伝達

機能・用途

鑑賞［Ｂ鑑賞］

作者の意図や

表現の工夫

美術文化の

継承と

創造への関心

生活に

おける

美術の

働き

自然と

の共生

中学1年 中学2・3年

身近な人を見つめて

美しい構成と装飾 日本の美意識

やさしさのデザイン

名画の魅力に迫る

光が生むリアルとドラマ

座ることから考える

まちを彩るパブリックアート

日本美術の展開と世界との交流

花の生命漫画表現の豊かさ

使いたくなる焼き物をつくろう

デザインの扉を開こう

すべてのデザインの題材へ

一枚の紙から広がる世界

自分たちの生活の場を飾ろう光と影の空間演出 生活を彩る染めの味わい

「ゲルニカ」は語る

ここでシャッターを切った理由

デザインで変える現在と未来

自然を愛でる空間

魅力が伝わる

パッケージ

見て感じて，描く

心に残ったできごと

楽しく伝える文字のデザイン

私の気持ちをカードに込めて

材料と対話して

豊かなイメージで伝えよう

デザインと環境

墨が生み出す豊かな世界

心でとらえたイメージ

私との対話

しぐさで語る動物たち

響き合う言葉と絵

共同制作の魅力

空想の世界への誘い

問題意識を形に

イメージを形で表現しよう

瞬間の美しさを形に

身近なものを立体で表そう

「日常の風景を描く」から「視点を変えて描く」表現へ

「身近な地域の伝統」の鑑賞から「世界との交流」の鑑賞へ

日本の美術の源流を考える鑑賞へ

「印象的に伝える」表現から「正確に伝わる」表現へ

「素材のよさ」を味わい，「機能と形」を

調和させた表現へ「遊び心」を加えた表現へ

「静物」から「動き」の表現へ

変化する風景を描く表現へ

「動き」から「抽象」の表現へ

刷って出会う美しさ（P30・31)

なぜか気になる情景　（P12・13）

新鮮な視点でとらえよう（P8・9）

一瞬の光をとらえて（P14・15）

暮らしを心地よくするインテリア（P40・41）

情報をわかりやすく伝えよう（P38・39）

記憶に残るシンボルマーク（P38・39）

鑑賞との出会い（P18・19）

伝統の中の動物たち（P48・49）

私が見つけた物語　（P20・21）

刻まれた祈り（P24-29)

暮らしに息づく木の命（P46・47）

東へ，西へ・・・（P24-31）

手づくりを味わう喜び　（P46・47）

●　　　　　の矢印は，特に順序だてた題材設定をしていることを示しています。

デザインや工芸など

［Ａ表現（２）（３）］

イメージが膨らむように情報を伝える表現へ