小倉百人一首かるた競技全国大会

◆開 催 日／平成27年10月31日（土）、11月１日（日）◆会　　場／鹿児島県総合体育センター体育館◆入 場 料／無料

開催趣旨・状況　「全国の愛好者が集い、小倉百人一首かるた競技を通じて、新たな出会いと交流の場を創ります。」の趣旨のもと、国内のみならず海外の方たちとも交流を深める場となるよう、関係者一同思いを込めてこの大会を開催いたしました。　サブテーマに「究極の技の祭典 ― 燃えよ、維新の地で」を掲げ、過去最多となる49チームが全国制覇を目指し490畳の畳の上でトップレベルの戦いを繰り広げました。　大会１日目となる10月31日には、49チームによる予選リーグ、２日目の11月１日は、16チームによる決勝トーナメントが行われました。　２日間で延べ470人の代表選手・監督に参加いただき、また２日間で約540人の方に観覧いただきました。役員やスタッフ等を含め、大会に関わった方は延べ1,300人を超える規模の大会となりました。　また、県外・海外から参加された選手や観客へのおもてなしとして、鹿児島大学学友会邦楽部による歓迎演奏や、まつもと茶などの鹿児島の特産品の試食や販売ブースを用意しました。大会中の運営では、鹿児島県かるた協会会員や、中高生をはじめ多くの市民の方が、ボランティアとして大会を支えてくださいました。●出演者　470人

●来場者　540人

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小倉百人一首かるた競技全国大会

まとめ プログラム

結果

　国民文化祭における「小倉百人一首かるた競技全国大会」は、平成16年に開催した福岡大会から始まり、今年で12回目の開催となりました。本大会では、初めて沖縄県のチームが参加し、47都道府県全ての代表が参加する大会となりました。また、京都大会以来となる海外チーム（韓国・欧米）の参加もあり、合わせて49チームが鹿児島に集いました。　選手・監督には、記念品として桜島を模した薩摩焼や、出場記念タオル、鹿児島の郷土菓子、火山灰の瓶詰めなど鹿児島にちなんだものを贈呈し、大変喜んでいただきました。　大会１日目に行われた予選リーグでは、神奈川県、愛知県、岡山県、石川県、新潟県、熊本県、大分県、福井県、滋賀県、東京都、兵庫県、福岡県、栃木県、静岡県、福島県、奈良県が勝ち上がり、２日目の決勝トーナメントへ駒を進めました。福井県と東京都の決勝戦では一歩も譲らない激しい熱戦の末、福井県が７連覇を達成しました。　２日間に渡る大会は、多くの皆様のご協力を得て、無事に終了することができました。国民文化祭を機に、今後、かるた競技の輪がますます広がることを期待しています。

10月31日（土）　７：40～　選手受付・予備抽選　８：40～　監督会議（組み合わせ抽選等）　９：30～　開会式　10：10～　予選リーグ　１回戦　12：10～　昼食　13：00～　予選リーグ　２回戦　15：10～　予選リーグ　３回戦　17：20～　予選リーグ閉会式　　　　　　（結果発表・決勝トーナメント抽選）　19：00～　交流会　　　　　　（会場：鹿児島サンロイヤルホテル）11月１日（日）　７：40～　選手受付　８：30～　決勝トーナメント　１回戦　10：10～　決勝トーナメント　２回戦　11：40～　昼食　12：30～　準決勝戦　14：00～　決勝戦・３位決定戦　15：30～　閉会式（表彰式）

１位　�福井県かるた協会　「文部科学大臣賞」及び「（一社）全日本かるた協会杯」

２位　�東京都かるた協会　「国民文化祭実行委員会会長賞」及び「（一社）全日本かるた協会杯」

３位　神奈川県かるた協会　「鹿児島県知事賞」４位　�奈良県かるた協会　「第30回国民文化祭鹿児島

県実行委員会会長賞」

チラシ

きりたちの

ほるあきの

ゆふくれ

ひとにはつ

けよあまの

つりふね

わかころも

てにゆきは

ふりつつ

小倉百人一首

　かるた競技

全国大会

究極の技の祭典―燃えよ、維新の地で

第30回

国民文化祭・かごしま2015

平成27年10月31日土～11月1日日鹿児島県総合体育センター体育館【主催】 文化庁　鹿児島県　鹿児島県教育委員会

鹿児島市　鹿児島市教育委員会 一般社団法人全日本かるた協会 第30回国民文化祭鹿児島県実行委員会 第30回国民文化祭鹿児島市実行委員会

第30回国民文化祭・かごしま2015

第30回国民文化祭鹿児島市実行委員会事務局（鹿児島市市民局文化部国民文化祭室内）〒892‒8677　鹿児島市山下町11‒1　TEL.099‒216‒1503 FAX.099‒216‒1128E-mail : kokubunsai@city.kagoshima.lg.jp

プログラム

ポスター

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小倉百人一首かるた

競技全国大会

小倉百人一首かるた競技全国大会

主催者挨拶（松木園副市長）

全日本かるた協会会長挨拶

歓迎演奏（鹿児島大学学友会邦楽部）

決勝トーナメント抽選会

表彰式

予選リーグ閉会式

監督会議

福井県かるた協会（７連覇）

選手宣誓

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小倉百人一首かるた競技全国大会

　競技かるたの試合開始時には「難波津に咲くやこの花ふゆごもり今を春べと咲くやこの花」という歌を詠むことになっています。これを序歌と言います。私たち競技かるたの選手は序歌が聞こえると、試合がいよいよ始まるという緊張感と期待感に包まれます。　鹿児島県体育館に序歌が響き渡ったのは、午前10時25分。和装した全選手が真剣な表情で耳を澄ませます。私たちはこの瞬間を夢見て、この３年間準備に取り組んできました。「小倉百人一首かるた競技全国大会」は、10月31日、11月1日の２日間、開催させていただきました。　今回の大会は47都道府県全てに参加いただきました。（今回の国文祭事業の中で唯一だそうです。）さらに海外から「和の文化」に憧れる２チーム（韓国・欧米）を加え49チーム345人の選手が集まりました。この大会の様子はかるた協会でインターネット中継を行ったところ、５万以上のアクセスがあったそうです。世界中の競技かるたファンが見てくれたのだと思います。また、初日夜は楽しい交流会を開催しました。大会役員や鹿児島県かるた協会の会員を含め385人の出席で賑わいました。昼の真剣勝負と違い、和やかな雰囲気でたっぷりおもてなしができたと思います。　最後に、このように大きな大会はかるた協会だけでは絶対にできなかったと思います。国民文化祭室には選手が競技しやすいよう、私たちが運営しやすいよう、各面からバックアップしていただきました。ご協力いただいた全ての方に心から感謝しています。本当にありがとうございました。

写真撮影／満尾　早耶主催／�文化庁　鹿児島県　鹿児島県教育委員会　　　鹿児島市　鹿児島市教育委員会　　　一般社団法人全日本かるた協会　　　第30回国民文化祭鹿児島県実行委員会　　　第30回国民文化祭鹿児島市実行委員会競技主管／鹿児島県かるた協会

「小倉百人一首かるた競技全国大会」を振り返って

小倉百人一首かるた競技全国大会企画委員会　委員長

鶴田　究

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小倉百人一首かるた

競技全国大会

洋舞フェスティバル

◆開 催 日／平成27年11月１日（日）◆会　　場／鹿児島市民文化ホール（第１ホール）◆入 場 料／全席2,000円

開催趣旨・状況　「生命の輝き、薩摩の熱き心を舞う」をサブテーマに、全国の洋舞愛好家が集い、クラシックバレエ、モダンダンス、ジャズダンスの優雅で華麗なダンスを披露しました。県外からは５県６団体（モダンダンス５団体、クラシックバレエ１団体：プログラム参照）に参加いただいたほか、県内からはアイラバレエシアター、アソカバレエ研究所、有川泉バレエアカデミー、鹿児島バレエ研究所、白鳥バレエ、樋口バレエスタジオ、日高千代子バレエスタジオ、山田和子ジャズダンス教室、ゆうこジャズダンスカンパニー（クラシックバレエ７団体、ジャズダンス２団体）の９団体が参加し、鹿児島の古代、現代、未来を作品の柱とし、鹿児島をモチーフにした作品等を披露しました。　また、古典バレエ「パキータ」では、井勝氏、瀬島五月氏、アンドリュー・エルフィンストン氏、大門智氏を、創作バレエ「古代への追想」では、土田三郎氏、河島真之氏、愛澤祐樹氏、浅井永希氏、石黒善大氏、上村浩一氏、岸本亜生氏、浜崎恵二朗氏、二上史生氏、三船元維氏と合計14人の特別出演者を迎えて上演しました。

●出演者　� �398人●来場者　1,855人

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洋舞フェスティバル

まとめ プログラム

　第１部は、小学生を中心にした子どもたちによるオープニング「白い妖精たち」に始まり、ジャズダンス、県外から参加いただいた６団体がそれぞれの作品を披露、そして、桜島火の島太鼓保存会との共演によるジャズダンスで締めくくりました。　第２部は、「古代への追想」と「ミゴチイノチ」から成る創作バレエ。「古代への追想」は、白鳥バレエの文化庁芸術祭参加作品「ヤマトタケル」を再構築したもので、その魅力をさらに凝縮し上演しました。「ミゴチイノチ」は、桜島をはじめとする美しい自然の中で生きる人々をテーマに、命の輝きを見事に表現しました。　第３部は、平成26年８月に行ったオーディションで選抜された未来に羽ばたくダンサーたちによる「パキータ」、そして、フィナーレです。「パキータ」は、ゲストダンサーに加え、一糸乱れぬ群舞を披露した22人ものソリスト、コールドバレエによる豪華な舞台で観客を魅了しました。フィナーレは、国民文化祭のイメージソングに乗せ、ジャズダンス２団体によるパフォーマンスに始まり、県内・県外のすべての参加団体がステージに立ち、鳴り止まない万雷の拍手の中、フェスティバルの幕を閉じました。

第１部 『白い妖精たち』 『Art�of�Noise』 『Window』　埼玉県舞踊協会（埼玉県）

『River�Scape…儚き蛍火』　千葉県芸術舞踊協会（千葉県）

『カルメン組曲』　クラシックバレエ コッペリア（千葉県）

『LUNA～光の向こうに～』　マスダモダンバレエアート（宮崎県）

『イマドキ荒野』　黒田ダンスカンパニー（福岡県）

『流氷の季』　中村祐子モダンバレエアカデミー（石川県）

『鹿児島の若者たち』

第２部 『古代への追想』 『ミゴチイノチ』

第３部 『パキータ』 『フィナーレ』

チケットチラシ プログラムポスター

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洋舞

フェスティバル

洋舞フェスティバル

River Scape…儚き蛍火

Window

白い妖精たち

流氷の季 カルメン組曲

LUNA ～光の向こうに～

鹿児島の若者たち

Art of Noise

イマドキ荒野

主催者挨拶（森市長）

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洋舞フェスティバル

　洋舞フェスティバルの「企画委員会」が３年前に発足し、クラシックバレエ、ジャズダンスの代表者で話し合いを続け、本番に向けて準備を続けてまいりました。　各々の教室の発表会等と並行しての作品創りで、苦労もありました。　特に合同作品「パキータ」におきましては、平成26年にオーディションをしまして、ソリスト・コールド６団体22人の出演となりました。数少ない合同練習ではございましたが、ゲスト３人の参加をいただき、息の合った華やかな舞台となりました。　「生命の輝き、薩摩の熱き心を舞う」と題しまして、鹿児島の古代、現代、未来をクラシックバレエを中心に、ジャズダンス２団体によりますエネルギッシュな踊り、他県から６団体のモダンダンス等が加わり、多彩なプログラムが３時間半余り繰り広げられました。　グランドフィナーレでは、国民文化祭のイメージソング「タイムカプセル」をバックに、出演者400人程が舞台で挨拶し盛会の中幕が下りました。　ジャンルを越えて創り上げるすばらしい機会を国民文化祭で実現できましたこと、喜びと感謝です。

写真撮影／㈱イージービデオ企画主催／�文化庁　鹿児島県　鹿児島県教育委員会　　　鹿児島市　鹿児島市教育委員会　　　公益社団法人日本バレエ協会　　　一般社団法人現代舞踊協会　　　第30回国民文化祭鹿児島県実行委員会　　　第30回国民文化祭鹿児島市実行委員会

「洋舞フェスティバル」を� 振り返って

洋舞フェスティバル企画委員会委員長

黒田　京子

ミゴチイノチ

パキータ

フィナーレ

フィナーレ

古代への追想

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洋舞

フェスティバル

吹奏楽の祭典

◆開 催 日／平成27年11月３日（火・祝）◆会　　場／鹿児島市民文化ホール（第１ホール）◆入 場 料／大人1,000円（当日1,200円）、小・中・高校生500円（当日700円）

開催趣旨・状況　鹿児島県は、薩英戦争後に薩摩藩士を英国海軍所に送り、日本で初めて軍楽（吹奏楽）を学ばせたことから「吹奏楽さきがけの地」と呼ばれています。　この「吹奏楽さきがけの地」に全国から優秀な団体にお集まりいただき、個性豊かなステージを繰り広げるとともに、県内の団体とも交流を図り、鹿児島ならではのパフォーマンス溢れる演奏を披露してもらいたいという思いから、「吹奏楽の祭典」を企画しました。　前半の部では、オーディションを経て結成した「かごしま中・高選抜バンド」による歓迎演奏に始まり、バラエティに富んだ県内外の団体による演奏が披露され続けると、トリには、特別ゲストの「ブリヂストン吹奏楽団久留米」が重厚な演奏を繰り広げ、演奏後の拍手は鳴りやみませんでした。　後半の部では、第26回全国聾学校合奏コンクールで最高賞を受賞した「鹿児島聾学校中学部」によるダンスを交えた素晴らしい音色で始まり、その後は小学校から一般団体まで個性豊かなステージが披露されました。大トリには「精華女子高等学校」が出演し、会場全体を巻き込んだ見事なパフォーマンスで、満員の聴衆は魅了され続けました。

●出演者　1,059人●来場者　2,927人

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吹奏楽の祭典

まとめ プログラム

　全国からわざわざ鹿児島まで来て演奏したいという団体があるのだろうかと、出演団体募集の際は心配しておりましたが、結果として、県外から９団体、県内から９団体の計18団体に参加いただき、前売券は鹿児島市主催事業の中で最も早く売り切れるなど、注目度の高さが伺え、国民文化祭という名に恥じないステージになりました。　また、精華女子高等学校とブリヂストン吹奏楽団久留米という全国屈指の団体を特別ゲストとして招聘することができたのも、吹奏楽の祭典が成功に終わった要因の一つであると考えております。　約８時間の開催時間と、一人でも多くのお客様に演奏を聴いてもらいたいという思いから、運営面では様々な苦労がありましたが、多くの方の協力を得て、無事に祭典を終えることができました。　この吹奏楽の祭典をきっかけに、吹奏楽を新たに始めたい、自分の演奏レベルを高めたいという方が一人でもいれば、また、お客様だけでなく、出演者の心に残る「吹奏楽の祭典」になったのであれば、この上ない幸せです。

１　�かごしま中・高選抜バンド（鹿児島県）２　�鹿児島信用金庫吹奏楽部（鹿児島県）３　�宮崎県立日向高等学校（宮崎県）４　�アンサンブル南星（鹿児島県）５　�北陸学園北陸高等学校（福井県）６　出水中央高等学校（鹿児島県）７　�岐阜県中学校選抜吹奏楽団（岐阜県）８　�ブリヂストン吹奏楽団久留米（福岡県）

～　休　　憩　～９　�鹿児島県立鹿児島聾学校中学部（鹿児島県）10　�都城市立高城小学校（宮崎県）11　�鹿児島サクソフォン室内合奏団（鹿児島県）12　�宮崎県立宮崎西高等学校・附属中学校（宮崎県）13　�宮之城吹奏楽団（鹿児島県）14　�宮崎県立都城商業高等学校（宮崎県）15　�神村学園中等部・高等部（鹿児島県）16　水戸女子高等学校（茨城県）17　J.S.B. 吹奏楽団（鹿児島県）18　精華女子高等学校（福岡県）

チケット（大人）

チケット（小・中・高校生）チラシ

プログラム

ポスター

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吹奏楽の祭典

吹奏楽の祭典

主催者挨拶（松木園副市長） かごしま中・高選抜バンド

記念品贈呈式 開演前の様子

鹿児島信用金庫吹奏楽部

水戸女子高等学校

ブリヂストン吹奏楽団久留米

北陸高等学校 J.S.B. 吹奏楽団

精華女子高等学校 精華女子高等学校

日向高等学校

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吹奏楽の祭典

　「吹奏楽の祭典」というイベントの感動が、今も私の脳裏に焼き付いており、開催して本当に良かったという思いでおります。　「吹奏楽の祭典」を開催するにあたり、企画委員会では一昨年度の山梨県富士河口湖町、昨年度の秋田市でそれぞれ開催された「吹奏楽の祭典」を視察し、その感動を引き継ぐとともに全国各地から出演していただく方々に最高の演奏を行っていただきたいという思いで、準備を進めて参りました。　また、県外からわざわざ駆けつけてくださった多くの観客の皆様に対して、歓迎の意を込めて演奏するため、オーディションを突破した県内の優秀な生徒たちで「かごしま中・高選抜バンド」を編成しました。　結果として、出演団体が満足できる準備を出来ていたかは分かりませんが、ステージでの各団体の演奏は、日頃培ってこられた吹奏楽の気品や醍醐味そして楽しさを見事に表現した素晴らしいものでした。ご来場の皆様に深い感動を与えることができたと確信しております。　この「吹奏楽の祭典」を機に、吹奏楽が一層盛んになり、日本の吹奏楽さきがけの地「薩摩国」が全国から増々注目されるよう、今後も精一杯努力してまいりたいと考えております。　出演者や観客の皆様、また、企画と準備に関わってくださった全ての関係者の皆様に心より感謝いたします。

写真撮影／㈱大阪フォトサービス主催／文化庁　鹿児島県　鹿児島県教育委員会　　　鹿児島市　鹿児島市教育委員会　　　鹿児島県吹奏楽連盟　　　第30回国民文化祭鹿児島県実行委員会　　　第30回国民文化祭鹿児島市実行委員会

「吹奏楽の祭典」を� 振り返って

吹奏楽の祭典企画委員会委員長

菊地　洋一

鹿児島聾学校中学部

高城小学校

鹿児島サクソフォン室内合奏団

宮崎西高等学校・附属中学校

都城商業高等学校

宮之城吹奏楽団

岐阜県中学校選抜吹奏楽団 水戸女子高等学校

神村学園中等部・高等部

出水中央高等学校

アンサンブル南星

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吹奏楽の祭典

オーケストラの祭典

◆開 催 日／平成27年11月３日（火・祝）◆会　　場／宝山ホール◆入 場 料／全席2,000円

開催趣旨・状況　「桜島に響け！ハーモニーは黒潮にのって」をサブテーマに、全国のアマチュアオーケストラメンバーが、「薩摩軍楽隊発祥の地」鹿児島に集い、青少年を中心としたオーケストラと一般によるオーケストラを編成し、オーケストラの素晴らしさを広く全国に伝え、交流の輪を広げることを目的に、オーケストラの祭典を開催しました。　青少年オーケストラには96人、一般オーケストラＡには115人、一般オーケストラＢには143人の総勢354人が参加し、ストラヴィンスキーの三大バレエ組曲に挑戦しました。　祭典当日は、南九州最大の祭りである「おはら祭」の開催日が重なったことから、祭り会場から浴衣姿で駆け付けた本市実行委員会会長である市長の挨拶のあと、青少年オーケストラによる「火の鳥（1919年版）」、一般オーケストラＡによる「ペトルーシュカ（1947年版）」、一般オーケストラＢによる「春の祭典」が演奏されました。　また、幕間には、司会者と指揮者によるトークタイムで会場を盛り上げました。　第３部の演奏終了後には、各オーケストラの指揮者とコンサートマスターに花束を贈呈したほか企画委員長が閉会の挨拶を行い、大きな拍手に包まれたステージの幕を閉じました。

●出演者　� �355人●来場者　1,424人

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オーケストラの祭典オーケストラの祭典

まとめ プログラム

　ストラヴィンスキーの三大バレエ組曲の選定については、「鹿児島が注目されるような滅多に演奏できない曲目で、鹿児島から国民文化祭を全国に発信したい。」という指揮者の下野竜也氏の熱い想いに沿う形で進められました。　開催にあたり、昨年度から合同練習を開始し、今年度も７月から10月までの間に、指揮者及びコンサートマスターの指導のもと、オーケストラごとに事前練習を行いました。また、演奏会前々日からリハーサルや交流会を行い、演奏技術の向上や出演者同士の交流を深めました。　思っていた以上にチケットの販売状況が思わしくなかったことから、当日満席になるか不安でいっぱいでしたが、祭典当日は、準備していたチケットが完売したことや、入場待ちの長蛇の列ができたことなどから、ほっと胸をなでおろしたところでした。　最後の曲目の演奏終了後には、舞台袖で各オーケストラの指揮者、コンサートマスターが達成感に満ちた笑顔で握手を交わす姿や、会場を出る観覧者の感激した話し声や表情などから祭典の成功を感じました。　本祭典では、指揮者及びコンサートマスターの指導の下、全国から集まった出演者が滅多に演奏できない難曲に挑戦し、演奏し切ったことで、オーケストラの素晴らしさを広く全国に伝えるという目的を達成することができたのではないかと思います。

第１部　青少年オーケストラのステージ　「火の鳥」（1919年版）　　序曲　　火の鳥の踊り～火の鳥のヴァリアシオン　　王女たちのロンド（ホロヴォード）　　魔王カスチェイの凶悪な踊り　　子守歌　　終曲　指揮：垣内　悠希／コンサートマスター：近藤　薫

第２部　一般オーケストラＡのステージ　「ペトルーシュカ」（1947年版）　　第１場　謝肉祭の市　　第２場　ペトルーシュカの部屋　　第３場　ムーア人の部屋　　第４場　謝肉祭の市（夕景）　指揮：高関　健／コンサートマスター：長田　新太郎

第３部　一般オーケストラＢのステージ　「春の祭典」　　第一部　「大地礼讃」　　第二部　「いけにえの儀式」　指揮：下野　竜也／コンサートマスター：扇谷　泰朋

チケットチラシ プログラムポスター

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オーケストラ

の祭典

オーケストラの祭典オーケストラの祭典

主催者挨拶（森市長）

第１部　青少年オーケストラ

第１部　青少年オーケストラ

第２部　一般オーケストラＡ

第３部　一般オーケストラＢ

第２部　一般オーケストラＡ

第３部　一般オーケストラＢ

第１部　青少年オーケストラ

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オーケストラの祭典オーケストラの祭典

　このオーケストラの祭典は、約３年前に鹿児島県内オーケストラ５団体の代表者で企画委員会を立ち上げて、開催を計画いたしました。その間、鹿児島市国民文化祭室の全面的なご協力のもと、祭典は盛大に開催できました。今回は、青少年オーケストラ、一般オーケストラＡ及びＢの３オーケストラを編成しましたが、全国から多くの方々が参集し、少ない練習にもかかわらずレベルの高い演奏を披露していただき、参加者の熱意を感じる演奏会になりました。　そして、指揮者の垣内悠希氏、高関健氏、下野竜也氏、事前指導の寺本義明氏、コンサートマスターの近藤薫氏、長田新太郎氏、扇谷泰朋氏にはご多忙の中、温かいご指導をしていただき大変感謝しております。また、参加していただきました多数のボランティアスタッフの皆さまにも心より感謝申し上げます。特に鹿児島県の国民文化祭実行委員でもある下野先生には、楽曲の選定からお世話になりました。鹿児島で初となる「ストラヴィンスキー三大バレエ組曲」が果たしてアマチュアオーケストラで演奏可能なのか、「オーケストラの祭典」企画委員会でも議論いたしましたが、今回この演奏会が開催できたことは、演奏者だけでなく、ご来場の皆さまにも心に残る大変貴重な機会になったことと思います。今後は、この「第30回国民文化祭・かごしま2015オーケストラの祭典」を機会として、さらに交流の輪が全国に広がることを祈念しております。

写真撮影／米倉　保幸主催／�文化庁　鹿児島県　鹿児島県教育委員会　　　鹿児島市　鹿児島市教育委員会　　　公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟　　　第30回国民文化祭鹿児島県実行委員会　　　第30回国民文化祭鹿児島市実行委員会

「オーケストラの祭典」を� 振り返って

オーケストラの祭典企画委員会委員長

新村　元植

花束贈呈

花束贈呈

指揮者トーク（下野氏）

委員長挨拶

指揮者トーク（垣内氏、高関氏）

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オーケストラ

の祭典