空調用ファン・ポンプ専用インバータ...空調用ファン・ポンプ専用インバータ...

空調用ファン・ポンプ専用インバータ

Upload: others

Post on 19-Apr-2020

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

空調用ファン・ポンプ専用インバータ

AB

●資料の内容は、お断りなしに変更することがありますのでご了承ください。 ●このカタログは、2019年8月発行です。 CKVJ-1075

取扱店

2019-08

●本製品は、一般産業用途を対象とした汎用品です。発電所、鉄道などの公共への影響が大きい用途や、特別な品質管理、保証を求められるような用途などへの適用を除外させていただきます。また、本製品の故障や誤動作が直接人命を脅かしたり、人体に危害を及ぼす恐れがある装置(原子力用、航空宇宙用、交通機器用、生命維持や手術用、各種安全装置用、娯楽装置用など)への適用を除外させていただきます。ただし、用途を限定し、特別な品質管理、保証を要求されないことをご了承いただく場合には、適用可否について検討いたしますので、事前に販売担当までご相談ください。

●インバータがお客様の装置やシステム全体の中で意図した用途に対して適切に配置・設置されている事をお客さまご自身で必ず事前にご確認ください。当社製品の選択及び適用については、機器設計者または最終製品を組み立てられるお客様の責任となります。当社は当社製品の最終システム設計への組み込み方法についての責任を負いません。製品を使用するにあたり、万一本製品に故障・不具合等が発生した場合でも、重大な事故にいたらないように、バックアップや安全装置をシステム的に設置してください。

●製品をご購入、または、ご使用後に上述の適用除外範囲が判明した場合でも、適用除外に変更はありません。●一般産業用の三相誘導モータ以外の負荷には使用しないでください。●本製品をご使用の前には、必ず取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。●本製品を単体或いは装置に組み込み海外に輸出する場合には、経済産業省が定める「キャッチオール規制」に基づく「インフォーム要件」「客観要件」の検討と併せて、

必要な輸出手続きの実施をお願いします。

安全に関するご注意

※お問い合わせは下記までお願いしますhttp://www.toshiba-tips.co.jp

インバータをお使いになるお客様へ お求めのインバータは、一般産業用の三相誘導モータの可変速用途にご使用いただけます。

【営業窓口】本社 〒212�0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580(ソリッドスクエア西館9階) TEL 044�520�0392首都圏支社 〒212�0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580(ソリッドスクエア西館9階) TEL 044�520�0878 西東京営業所 〒190�0012 東京都立川市曙町1�36�3(東芝立川ビル2階) TEL 042�522�1661東日本支社 〒330�0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1�318(みづほビル2階) TEL 048�631�1048 北海道支店 〒063�0814 北海道札幌市西区琴似4条2�1�2 TEL 011�624�1188 東北支店 〒984�0051 宮城県仙台市若林区新寺1�4�5(ノースピア3階) TEL 022�296�2266 群馬支店 〒370�0841 群馬県高崎市栄町14�5(内堀 ビル8階) TEL 027�386�6034 新潟営業所 〒950�0088 新潟県新潟市中央区万代3�1�1(メディアシップビル10階) TEL 025�241�1418 栃木支店 〒321�0925 栃木県宇都宮市東簗瀬1�26�14 TEL 028�634�0261 埼玉支店 〒330�0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1�318(みづほビル2階) TEL 048�631�1048中部支社 〒451�0064 愛知県名古屋市西区名西2�33�10(東芝名古屋ビル8階) TEL 050�3191�0669 北陸支店 〒930�0008 富山県富山市神通本町1�1�19(いちご富山駅西ビル4階 株式会社東芝 北陸支社内) TEL 076�432�7121 福井営業担当 〒910�0001 福井県福井市大願寺2-9-1(福井開発ビル7階) TEL 0776�24�3330 静岡支店 〒410�0055 静岡県沼津市高島本町16�16(大樹生命沼津高島本町ビル3階) TEL 055�922�8926 浜松営業担当 〒430�0929 静岡県浜松市中区中央3-9-3(UNビル4階) TEL 053�458�1048 信州支店 〒390�0815 長野県松本市深志2-5-26(松本第一ビル4階) TEL 0263�35�5021関西支社 〒530�0017 大阪府大阪市北区角田町8�1(梅田 阪急ビル オフィスタワー28階) TEL 06�6130�2286 京都支店 〒600�8421 京都府京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町167(AYA四条烏丸ビル8階) TEL 075�353�6021 姫路支店 〒670�0964 兵庫県姫路市豊沢町140(新姫路ビル5階) TEL 079�226�0222 中国支店 〒732�0052 広島県広島市東区光町1�12�20(もみじ広島光町ビル5階) TEL 082�263�0325 福山支店 〒720�0811 広島県福山市紅葉町2-27(日本生命福山ビル3階) TEL 084�999�5177 四国支店 〒760�0065 香川県高松市朝日町2-2-22(東芝高松ビル) TEL 087�811�5883九州支社 〒810�0072 福岡県福岡市中央区長浜2�4�1(東芝福岡ビル8階) TEL 092�735�3513 鹿児島営業所 〒890�0053 鹿児島県鹿児島市中央町13-1(熊本ファミリー不動産鹿児島ビル5階) TEL 099�296�9681

【サービスネットワーク】北海道・関東・関信越地区 〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580(ソリッドスクエア西館9階) TEL 044�520�0819サービス担当東北地区サービス担当 〒984-0051 宮城県仙台市若林区新寺1�4�5(ノースピア3階) TEL 022�292�2422東海・北陸地区サービス担当 〒451-0064 愛知県名古屋市西区名西2�33�10(東芝名古屋ビル8階) TEL 050�3191�0675関西地区サービス担当 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8�1(梅田阪急ビル オフィスタワー28階) TEL 06�6130�2291中四国地区サービス担当 〒720-0811 広島県福山市紅葉町2�27(日本生命福山ビル3階) TEL 084�999�5178九州地区サービス担当 〒810-0072 福岡県福岡市中央区長浜2�4�1(東芝福岡ビル8階) TEL 092�735�3522

インバータ技術情報 ホームページ http://www.inverter.co.jp/使い方やお困りのときに役立つサポート情報を掲載しています。

《インターネット登録による保証期間延長サービス》ホームページにアクセスし、アンケートにお答えの上、製品登録していただくと、保証期間を延長することができます。製品使用登録の対象機種、および詳細についてはホームページにてご確認ください。●お客様からご提供いただいた個人情報は、ご相談への回答、カタログ発送などの情報提供に利用します。●利用目的の範囲内で、該当製品に関連する東芝グループ会社や協力会社に、お客様の個人情報を提供する場合があります。

技術相談窓口 ~インバータQ&Aダイヤル~インバータの使い方などのお問合 せは・・・TEL : 0120-76-0016 FAX : 0120-76-0028携帯電話・PHSからおかけの場合は、03-5354-8825をご利用ください。受付:9:00~12:00、13:15~17:45 月曜~金曜(土曜、日曜、祝日、工場休日は除きます)

ISO 9001

BUREAU VERITASCertification

EC99J2004 051

東芝シュネデール・インバータ株式会社は、品質マネジメントシステムISO9001および環境マネジメントシステムISO14001を取得しています。

空調用ファン・ポンプ専用インバータ

VF-FS1は空調用としてのこだわりがあります。スペースの配慮、環境への対応、長寿命化……それらすべてを標準で対応し、解決することができるのはこのVF-FS1だけです。

爽風へのこだわり。

世界の主要規格(CEマーキング、UL、CSA)に適合

3φ200V/3φ200V

3φ400V/3φ400V

電圧クラス(入力/定格出力)

適用モータ出力(kW)0.4 0.75 1.5 2.2 3.7 5.5 7.5 11 15 18.5 22 30

進化した高調波抑制・力率改善 P3長寿命、簡単メンテナンス P3ノイズ低減 P3省スペース、省配線 P4空調機器専用機能 P4省エネ効果向上 P5簡単操作 P5サポートツール P5

VF-FS1 適用事例 P6標準仕様 P7外形寸法 P9基本接続図 P11基本機能説明 P13周辺機器 P14インバータをお使いになるお客様へ P16

目 次

用途

AHU給排気ファンチラー

冷温水ポンプなど

POINT11 進化した高調波抑制・力率改善全容量で力率を94%以上

POINT33 ノイズ低減

POINT22 長寿命、簡単メンテナンス

POINT55 空調機器専用機能

POINT77 簡単操作

POINT88 サポートツール

POINT66 省エネ効果向上

POINT44 省スペース、省配線

第5次高調波電流を抑制し、力率を全容量で94%以上に向上*国土交通省監修の公共建築工事標準仕様書(平成31年版、電気設備工事編)に適合します。

POINT11 進化した高調波抑制・力率改善 POINT44 省スペース、省配線

POINT55 空調機器専用機能

POINT22 長寿命、簡単メンテナンス

POINT33 ノイズ低減

長寿命主回路フィルムコンデンサ 冷却ファン

長寿命設計・ 主回路コンデンサには、設計期待寿命15年の長寿命フィルムコンデンサを採用しています。*1・ 冷却ファンは、温度によるON/OFF 制御で長寿命化が図れます。

簡単メンテナンス・ 主回路コンデンサ、制御基板コンデンサ、冷却ファン、累積稼動時間の部品交換アラームを出力できます。・ 冷却ファンは、ワンタッチで簡単に交換できます。*2・ 着脱式制御端子台で、接続ケーブルを外さずに、 簡単にインバータユニットの交換ができます。

空調用途に最適な機能を標準搭載ローカル/リモートモードローカル/リモートキーで、手元/遠方をワンタッチで切換えられます。リモート(遠方)からローカル(手元)に切換えた場合、運転周波数および運転状態がそのままローカルに移行するバンプレス機能を内蔵しています。ローカルでの試運転・調整が簡単です。

強制運転が可能なファイヤーコントロール緊急時に指定の周波数速度で強制運転ができます。強制運転の信号は一度ONすると自己保持され、インバータの軽故障では運転を継続し、重故障ではリトライ機能により再運転されます。

正/逆特性切換え機能付PID制御PID制御でよく使用する圧力・流量一定制御に加えて、温度制御では冷/暖に合わせてPID制御の正/逆特性を切換えできます。入力端子のON/OFFで特性を切換えできるので、システムを簡単 にすることができます。

下限周波数以下で停止するスリープ機能仕事量の少ない下限周波数以下で自動的に停止することにより、さらに省エネになります。

電源電圧補正・出力電圧制限電源電圧補正で、入力電圧が変動してもV/f比を一定に保ちます。入力電圧が低下しても、低速時のトルク不足を防ぎます。また入力電圧が高くても、基底周波数以上の領域で、モータ仕様に合わせて出力電圧を制限できます。

瞬停再始動、スピードサーチ瞬時停電復帰後に、フリーラン状態のモータの回転数や回転方向を検出して、スムーズに再起動できます。

ネットワーク対応RS485(Modbus/TOSHIBA プロトコル)通信を標準装備しています。空調用途で幅広く使用される各ネットワークに、内蔵タイプのオプションで対応します。 LONWORKs® 形式:LIU007Z Metasys®N2 形式:MTS003Z BACnet® 形式:BCN002Z APOGEE®FLN (注文対応品)

力率を全容量で94%以上に向上・ 特に電源に影響を与える、第5次、第7次高調波電流を大幅に抑制しました。 力率を全容量で94%以上に向上させ、入力電流を定格出力電流の100%以内としています。  *国土交通省監修の公共建築工事標準仕様書(平成31年版、電気設備工事編)に適合します。・ 外部リアクトルなしで、THC/Irefを35%以下(国際規格IEC61000-3-12に規定のTHC/Irefの値48%以下)に抑制します。・ 「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」への適用については、18ページをご参照ください。 高調波換算係数は、2.1となります。

インバータ

ファイヤーコントロール

例)ファイヤースピード:60Hzモータ

ファイヤーコントロール使用例

適用地下駐車場排煙装置、倉庫排煙装置、ビル排煙装置など

適用・ビル空調・空港・劇場・ドーム球場など

空調機(ローカル)

中央監視(リモート)

外部リアクトル不要弊社独自の回路技術により、外部リアクトルなしで、高調波を抑制します。

ノイズフィルタ内蔵従来必要であった各オプションが不要となり、大幅な省スペースと省配線を実現します。

サイド・バイ・サイド設置複数台を使用するときは、隣同士のインバータの側面を密着して設置できるため、省スペースを実現します。

*1.年平均周囲温度35℃、1日24時間、80%負荷の場合。 また、設計期待寿命は計算値であり、保証値ではありません。*2.ワンタッチ交換可能機種は、18.5kW以下となります。 22kW以上はネジ留めです。

着脱式制御端子

内蔵EMCフィルタ 内蔵フィルタの効果110

100

90

80

70

60

50

40

30

20

10

150k200k 300k 500k 700k 1M 2M 3M 5M 7M 10M 20M 30M0

level[dBμV]

Frequency[Hz]

EN61800-3 1st Environment Category C2

400V-2.2kWの特性例

*1. 200Vクラス機種 : 平成31年版国土交通省監修の公共建築工事標準仕様書に記載されたノイズ対策に適合します。 400Vクラス機種 : EMCノイズフィルタ(欧州EMC指令対応)を標準で内蔵しています。平成31年版国土交通省監修の公共建築工事標準仕様書に記載されたノイズ対策に適合します。

全容量にノイズフィルタ内蔵 *1・ 高周波ノイズを大幅に低減します。ビル、商業施設などから、半導体工場まで、周辺機器への配慮が必要な場所に最適です。・ EMCノイズフィルタ内蔵機種は、インバータ単体で欧州EMC指令に対応します。・ 別置き形ノイズフィルタと比較して、盤内の省スペース・省配線を実現します。

空調用途に便利な保護機能過負荷トリップを回避するソフトストール過負荷を検出すると、自動的に出力周波数を下げて負荷電流を抑制し、トリップせずに運転を継続します。周波数を下げると負荷電流が小さくなる、二乗低減トルク特性負荷に有効です。保護動作前に異常を表示・出力するプリアラームプリアラーム機能で、トリップする前に異常を知らせます。 インバータパネルのLED表示 : 過電流、過電圧、過負荷、過熱 制御端子からの出力信号  : 過負荷、過トルク

リトライ機能トリップした場合に、主回路素子をチェックし、最大10回まで自動的に再始動します。欠相・地絡検出入力/出力欠相、地絡検出機能があります。機械の異常検出が可能な電流検出機能モータの負荷電流を検出して保護動作させることができます。例えば、低電流検出で機械のベルト切れなどを検出できます。過トルク検出では、ファンやポンプの回転異常を検出できます。PTCサーミスタ入力モータのPTCサーミスタを接続して、直接モータの過熱保護ができます。

LonWorksはEchelon Corporation、BACnetはAmerican Society of Heating, Refrigerating and Air-Conditioning Engineers, Incorporated、MetasysはJohnson Controls, Incorporated、APOGEEはSiemens Building Technologies, Incorporatedの登録商標です。EMC別置きフィルタ

本フィルタを設置することにより、さらに下記EMC指令に対応できます。・ 200V: IEC/EN61800-3,1st Environment,C2 またはIEC/EN61800-3,2nd Environment,C3・ 400V: IEC/EN61800-3,1st Environment,C1 またはIEC/EN61800-3,1st Environment,C2

ローカル/リモートモード

高調波抑制の効果

100.0%90.0%80.0%70.0%60.0%50.0%40.0%30.0%20.0%10.0%0.0%

高調波含有率(%)

高調波含有率

1 2 3 4 5 6 7 8 9 1011次数

■対策なし■DCリアクトル付■VF-FS1新方式

インバータ設置可能台数例入出力電流比較

・ 受電電圧 : 6.6kV・ 契約電力 : 1000kW     (契約電力補正係数:0.85)・ 稼働率  : 55%・ インバータ : 7.5kW

36台

14台

24台

31台

33台

VF-FS1新方式

対策なし

ACリアクトル付き

DCリアクトル付き

AC,DCリアクトル付き

(高調波流出電流上限値以内)

電流(A)

10 20 30 40 50 6000

2

4

6

8

10

12

出力周波数(Hz)

従来機種入力従来機種出力VF-FS1入力VF-FS1出力

400V-7.5kW-4Pモータと試験用ファンの組合特性例

入力電流20%低減

力率 : 94%

サイド・バイ・サイド設置

インバータ

直流リアクトル

ノイズフィルタ

従来比取付面積比較

約50%

従来機種 VF-FS1

PID出力 PID出力温度検出

冷水

モータ

温水

インバータ

PID正/逆切換

正/逆特性切換え機能付PID制御

EMC別置きフィルタ

LONWORKS®ネットワーク基板

3 4

POINT66 省エネ効果向上

アドバンスト省エネモードモータの効率は、軽負荷の低速域で悪化します。効率が悪くなる低速領域でも、効率が最大になるよう制御することで、今まで以上にファン・ポンプの省エネ効果を高めることができます。

省エネ効果の確認消費電力、積算電力を、操作パネルおよび通信データでモニタし、省エネ効果を確認できます。

POINT88 サポートツール

サポートツール通信ソフトウェアPCM002Zで、パソコンからパラメータの編集、モニタ、データトレースができ、インバータの立ち上げからメンテナンスまで、簡単に対応できます。

POINT77 簡単操作

ウィザード機能設定したパラメータ10個を、順番に簡単に設定できます。

おまかせ機能設定使用頻度の高い機能は、一括で設定できます。 フリーラン停止、3ワイヤ運転、4-20mA電流入力運転など

ヒストリ機能設定変更を行ったパラメータを、新しい順から5個表示できます。試運転、調整時に、すばやく設定できます。

タイトル 機 能 おまかせ加減速 加速時間1 減速時間1 下限周波数 上限周波数 モータ用電子サーマル保護レベル1 接続メータ調整 V/F制御モード選択 基底周波数1 基底周波数電圧1

ウィザード機能

アドバンスト省エネモードの効果 モニタ例

USB通信変換ユニットプログラマブルコントローラ

USB通信変換ユニット形式:USB001ZPLCやコンピュータなどを接続して、設定・モニタなどのデータ通信ができます。

インバータによる省エネ効果とCO2削減効果ファン・ポンプをダンパ(調節弁)で風量制御や流量制御する方法は、モータを常に定格速度で運転するため、風量や流量を下げても軸動力は大きく下がりません。インバータで回転数を下げて風量や流量を制御すると、ファン・ポンプの一般的な特性上、回転数の3乗に比例して軸動力が減少するので消費電力を抑制でき、大幅な省エネルギー効果を得ることができます。また、電力消費の抑制は地球温暖化に影響のあるCO2排出量の削減につながります。

【算出条件】・電力料金 : 16円/kWh・CO2排出係数 : 0.571kgCO2/kWh(電気事業における環境行動計画 2013年9月 電気事業連合会)・1年間分を算出 【設備仕様】30kWのファン・ポンプをインバータで60%回転数に制御する【省エネルギー効果・CO2削減効果】◇ダンパ制御の所要動力量 30kW×0.76×24h×365日≒199,728kWh◇インバータ制御の所要動力量 30kW×0.25×24h×365日≒65,700kWh◇省エネルギー効果 199,728-65,700=134,028kWh  16円×134,028kWh=214万円/年◇CO2排出係数  0.571kgCO2/kWh◇CO2削減効果  76,530kg/年注)所要動力で計算しています。実際には効率を考慮する必要があります。

■改正省エネ法1979年に施行された「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(通称「省エネ法」)は、改正により、省エネルギー対策を負う工場・事業所を拡大しています。省エネ法の工場判断基準では、空調設備や電動力応用設備の回転数制御、つまりインバータ制御が推奨されています。 タンパ(調節弁)制御

199,728kWh

省エネ効果

214万円/年CO2削減量

76,530kg/年

65,700kWh

インバータ制御

ポンプ冷凍機

冷水 ファン

排気

給気室内

空調機

40 50 60 70 80 90 100

所要動力

風量・回転速度

インバータ制御

ダンパ制御 76%

25%

100

90

80

70

60

50

40

30

20

10

0

省エネルギー効果

ファン・ポンプの省エネルギー効果例 

ダンパ制御

V/Fモード運転

アドバンスト省エネ運転

省エネ効果

10

120

100

80

60

40

20

020 30 40 50 60 70 80 90 100

消費電力(%)

周波数(%)

出力電力

表示内容 LED表示 動作通信番号

FE30 インバータの出力電力(kW)を表示します。

出力積算電力 FE77 インバータの出力積算電力(kWh)を表示します。

■ファンの風量(温度)制御1台のインバータで複数のファンの回転数を制御して温度を一定に保つ。

■クーリングタワー冷却水の温度制御冷却水の温度を一定に制御する。

温度設定

運転指令運転準備指令(OFFでフリーラン停止)

周波数計/電流計

PPVIB

VIACC

+CC

FCCRES(運転準備)

FM

CC

VF-FS1

U VW

温度センサー

ファン

フィードバック信号

サーマルリレー

サーマルリレー

ファン

適用用途例

ファン用モータ

温度設定

VF-FS1

PPVIBCC

UVW

FCCRES

CC VIA温水

クリーングタワー 冷却水 温度センサー

運転指令PID制御ON/OFF

- +

フィードバック信号

VF-FS1 適用事例

内 容温度センサからのフィードバック信号を使用して、温度一定制御を行う温度設定をボリュームとパネルで切換える運転指令OFFで減速停止、運転準備信号OFFでフリーラン停止V/f制御モード選択で「二乗低減トルク特性」を設定低電流検出で空運転を検出可能

過負荷ストールで、過負荷時にトリップ回避するよう周波数を下げて電流を抑制する過トルク検出で過負荷を検出可能

端子から、運転周波数、出力電流などのデータをアナログ出力する 出力信号:0~7.5(10)V、4(0)~20mA 

機 能PID制御プロセス量(周波数指令)切換え減速停止/フリーラン停止省エネルギー運転空運転防止

過負荷対策

アナログ出力

内 容

温度センサからのフィードバック信号を使用して、冷却水温度一定制御を行う

夜間はPID制御をOFFさせ、回転数を下げて運転し低騒音化 周波数指令:ボリューム、アナログ入力、パネル、通信、など

瞬停復帰後、モータの回転数や回転方向を検出して速やかに再起動

リトライ機能で、インバータトリップ後に自動復帰させる リトライ可能 なトリップ:過電流、過負荷、過熱、過電圧

機 能

PID制御

プロセス量(周波数指令)変更

瞬停再始動

トリップ自動復帰

空調機(AHU)、チラー、クーリングタワー、冷温水ポンプ、送水ポンプ、水処理ポンプ、給配水ポンプ、給気ファン、排気ファン、循環ファン、送風ファンなど

居室

コントローラ

変電所

電力会社

冷暖房施設 中央監視室

冷水ポンプ

分電盤

OA機器

照明

コンセント

居室

コントローラ

空調機

空調機

コントローラ

コントローラ

空調ネットワーク例

中央監視

MetasysⓇN2

ネットワークオートメーションエンジン

PC

Webサーバ

Ethernet

インターネット

ファン

インバータ

VPNルータ VPNルータ

■ネットワークのメリット●中央監視からインバータを一括制御各ファンの風量(ポンプの流量など)は、インバータで制御

●インバータのモニタ機能で状態確認・電力、積算電力、電圧、出力電流・・・ エネルギー管理、 省エネ管理・トリップ情報、累積稼働時間・・・設備管理・部品交換アラーム、累積稼働時間・・・予防保全

●省配線

冷水ポンプ

空調機

外気

冷水

インバータコントローラ

圧力検出器

バルブ

ファン送風(冷風)

モータ

温度検出器

還気

冷水

冷水

コントローラ

インバータ

圧力検出器

モータ

動力電源

5 6

プログラマブルコントローラ

■共通仕様 

正弦波PWM方式

ディジタル設定 :最高出力周波数の±0.01%以内(-10~+60℃)アナログ設定  :最高出力周波数に対して±0.5%以内(25℃±10℃)

外部ボリューム(1k~10kΩ定格のボリューム接続可能)、0~10Vdc(入力インピーダンス:VIA/VIB=30kΩ)、4~20mAdc(入力インピーダンス:250Ω)2ポイントの設定で任意特性に設定可能。アナログ入力(VIA、VIB)、通信指令の計3種類に個別設定可能。3ヶ所設定可能。ジャンプ周波数および幅の設定。上限周波数:0~最高周波数、下限周波数:0~上限周波数6.0kHz~16.0kHzで調整可能(標準出荷設定:8kHzまたは12kHz)比例ゲイン、積分ゲイン、微分ゲイン、制御開始待ち時間の設定。PID目標値とフィードバック量の一致検出。

端子台からの3個の接点入力の組合せにより、基本設定周波数+7段速度運転が可能。

標準モートル/定トルク用VFモートル切換え、モータ1・2の切換え、過負荷トリップ時間の設定、ストール防止レベル1・2の調整、過負荷ストールの選択

連続トリップ回数、運転周波数、回転方向、運転周波数指令、負荷電流値、入力電圧(直流部検出)、出力電圧、入力端子情報、出力端子情報、累積稼働時間をそれぞれ4回分記憶

RUNランプ、MONランプ、PRGランプ、%ランプ、Hzランプ、LOC/REMキーランプ、△/▽キーランプ、RUNキーランプでインバータの運転状態などを点灯にて表示、また、チャージランプで主回路コンデンサの充電をLED表示

パネルリセット/外部信号リセット/電源リセット。トリップ状態の保持とクリアの設定。運転中のストール防止、過電圧制限、過負荷、不足電圧、設定異常、リトライ中、上限/下限リミット

屋内/標高1000m以下/直射日光や腐食性ガス、爆発性ガス、可燃性ガス、オイルミスト、じんあい等のないこと/振動は5.9m/s2以下(10~55Hz)-10~60℃注1)注2)

-20~+65℃5%~95%(結露および蒸気のないこと)

ストール防止、カレントリミット、過電流、出力短絡、過電圧、過電圧制限、不足電圧、地絡、入力欠相、出力欠相、電子サーマルによる過負荷、始動時アーム過電流、始動時負荷側過電流、過トルク、低電流、過熱、累積稼働時間、寿命アラーム、非常停止、各種プリアラーム

過電流、過電圧、過熱、出力短絡、地絡、インバータ過負荷、始動時アーム過電流、始動時負荷側過電流、CPU異常、EEPROM異常、RAM異常、ROM異常、通信異常(以下は、選択可能:非常停止、不足電圧、低電流、過トルク、モータ過負荷、入力欠相、出力欠相、アナログ信号断線)

アナログ出力(1mAdcフルスケールの直流電流計、または、7.5Vdcフルスケールの直流電圧計/整流形交流電圧計、1mAdc、7.5Vdcフルスケール、4~20mA、0~20mA出力)

運転周波数、運転周波数指令、正転/逆転、出力電流、入力電圧(直流部検出)、出力電圧、トルク、トルク電流、インバータ負荷率、入力電力、出力電力、入力端子情報、出力端子情報、CPU1バージョン、CPU2バージョン、メモリバージョン、PIDフィードバック量、周波数指令値(PID後)、入力積算電力、出力積算電力、定格電流値、出力速度、通信カウンタ、正常通信カウンタ、過去のトリップ原因1~4、部品交換アラーム情報、累積稼動時間

周波数表示:インバータ出力周波数警報表示:運転中ストール警報“C”、過電圧警報“P”、過負荷警報“L”、過熱警報“H”状態表示:インバータ状態(周波数、保護機能動作原因、入出力電圧、出力電流など)と各設定パラメータフリー単位表示:出力周波数に対して任意の単位表示(回転数など)

周波数上限/下限リミット信号出力、低速度検出信号出力、指定速度到達信号出力、故障信号出力、等、70種類の機能から選択し、FLリレー出力、RY出力に割付け可能。パネル上のRUNキー押しで正転、STOPキー押しで停止。パネル操作で正転/逆転切換え可能。端子台からの接点入力および通信による正転/逆転運転も可能。

フリーラン中のモータの回転数を読込み、回転速度に合った周波数を出力することによりスムーズに再始動させます。商用運転切換えにも本機能を使用します。負荷トルクに応じたすべり(垂下特性)をもたせる運転をする機能です。1c接点の出力(250Vac-0.5A-cosφ=0.4)

制動開始周波数(0~最高周波数)、制動量(0~100%)、制動時間(0~20秒)調整、緊急直流制動停止

0.0~3200秒、加減速時間1・2の切換え、おまかせ加減速機能、S字1・2加減速パターンおよびS字量の調整、強制短時間減速、ダイナミック短時間減速制御

正転/逆転信号、運転準備信号、多段速運転信号、リセット信号、等、72種類の機能から選択し、4個の入力端子に割付け可能。シンク/ソース切換え可能。

保護動作が働いた場合、主回路素子をチェック後、自動再始動可能。最大10回(パラメータにて設定)まで設定可能。パラメータの書込み禁止やパネル周波数設定、パネル運転、パネル非常停止、パネルリセット、の禁止を設定可能。

電源電圧補正で50~660Vの範囲で設定可能(入力電圧以上不可)0.5~200.0Hz、出荷時は0.5~60Hzに設定、最高周波数(30~200Hz)調整可能0.1Hz:アナログ入力(最高周波数100Hz時)、0.01Hz:操作パネル入力および通信指令

V/F一定、二乗低減トルク、自動トルクブースト、ベクトル演算制御、自動省エネ、オートチューニング機能。基底周波数(25~200Hz)1・2調整、トルクブースト量(0~30%)1・2調整、始動周波数(0.5~10Hz)調整。

 な

 制

 御

 機

 能

  転

  仕

  様

 護

 機

 能

  示

  機

  能

 境

制御方式出力電圧範囲出力周波数範囲周波数設定分解能周波数精度

電圧/周波数特性

周波数設定信号

端子台基準周波数入力周波数ジャンプ上限下限周波数PWMキャリア周波数PID制御加速・減速時間

直流制動入力端子機能(プログラマブル設定)

出力端子機能(プログラマブル設定)

正転/逆転

多段速運転リトライ運転各種操作禁止設定瞬停再始動運転

ドゥループ機能故障検出信号保護機能

電子サーマル特性

リセット警報表示故障原因

モニタ機能

過去のトリップ時のモニタ機能

周波数計用出力

4桁7セグメントLED

点灯表示

使用環境

周囲温度保存温度相対湿度

内    容項   目

■機種別標準仕様

■200Vクラス項   目 内      容

三相200V入力クラス

VFFS1

三相200V~240V110%-1分、180%-2秒(反限時特性)三相200V~240V-50/60Hz電圧+10%、-15%注4)、周波数±5%IP20          

強制風冷マンセル5Y-8/0.5標準フィルタ

0.4

2004PM1.1

2.8

2007PM1.8

4.6

2015PM2.9

7.5

2022PM4.0

10.6

2037PM6.7

17.5

2055PM9.2

24.2

2075PM12.2

32

2110PM17.6

46.2

2150PM23.2

61

2185PM28.5

74.8(67.3)

2220PM33.5

88.0(79.2)

2300PM44.6

117.0(105.3)

0.75 1.5 2.2 3.7 5.5 7.5 11 15 18.5 22 30

入 力 電 圧 ク ラ ス適 用 モ ー タ 出 力( k W )

保 護 構 造 (IEC60529)冷 却 構 造塗 色内 蔵 フ ィ ル タ

形式

出 力 容 量( k V A ) 

出   力   電   圧  過 負 荷 電 流 定 格電 圧 ・ 周 波 数許 容 変 動

出 力 電 流 ( A )  

 器

 定

 格

注1)周囲温度が40℃を超える場合:上部シールを取り外して、さらに出力電流を低減して使用してください。注2)サイド・バイ・サイド設置(密着設置)の場合:上部シールを取り外して使用してください。

ただし、周囲温度が40℃を超える場合、上部シールを取り外して、さらに出力電流を低減して使用してください。

標準仕様標準仕様

IP00注5)

注1)

注2)

注3)

■400Vクラス項   目 内      容

三相400V入力クラス

VFFS1

三相380V~480V110%-1分、180%-2秒(反限時特性)三相380V~480V-50/60Hz電圧+10%、-15%注4)、周波数±5%IP20          

強制風冷マンセル5Y-8/0.5EMCフィルタ

0.4

4004PL1.1

1.4

4007PL1.6

2.2

4015PL2.8

3.7

4022PL3.9

5.1

4037PL6.9

9.1

4055PL9.1

12.0

4075PL12.2

16.0

4110PL17.1

22.5

4150PL23.2

30.5

4185PL28.2

37.0(33.3)

4220PL33.2

43.5(39.2)

4300PL44.6

58.5(52.7)

0.75 1.5 2.2 3.7 5.5 7.5 11 15 18.5 22 30

入 力 電 圧 ク ラ ス適 用 モ ー タ 出 力( k W )

保 護 構 造 (IEC60529)冷 却 構 造塗 色内 蔵 フ ィ ル タ

形式

出 力 容 量( k V A ) 

出   力   電   圧  過 負 荷 電 流 定 格電 圧 ・ 周 波 数許 容 変 動

出 力 電 流 ( A )  

 器

 定

 格

源IP00注5)

注1)

注2)

注3)

注1)定格出力容量は、出力電圧が200Vクラスで220V、400Vクラスで440Vの場合を示します。注2)( )内の定格出力電流はPWMキャリア周波数(パラメータ    )が12kHzの場合の値です。注3)最大出力電圧は、入力電源電圧と同じになります。ただし、主回路にフィルムコンデンサを使用しているため、モータ負荷をかけると基底周波数付近で出力電圧が低下します。10%程度負荷を低減して使用してください。 または、インバータの定格出力電流が、モータ定格電流の110%以上となるようにインバータ容量を選定してください。注4)連続使用(100%負荷)時は、±10%となります。注5)22kW以上は配線口カバーがなく、大きく開口しておりユニット内部には外部ケーブルの曲げスペースを設けておりません。

形 式

FV F S 1 4 0 0 7 P L A 2 2

TOSVERTVF-FS1シリーズ

2:200V~240V4:380V~480V

L:EMCフィルタ内蔵M:標準フィルタ内蔵

A□□:□□は数字

P:あり

004:0.4kW007:0.75kW015:1.5kW022:2.2kW037:3.7kW055:5.5kW075:7.5kW110:11kW150:15kW185:18.5kW220:22kW300:30kW

機種名

形式の説明

入力電圧

適用モータ容量追加機能㈵

特殊仕様別コード

操作パネル なし:標準タイプ

追加機能㈼

7 8

外形寸法外形寸法

入力電圧クラス

適用モータ容量(kW) インバータ形式 外形図 概略質量(kg)寸法(mm)注1)

W H D W1 H1 H2

三相200V

三相400V

0.4

0.75

1.5

2.2

3.7

5.5

7.5

11

15

18.5

22

30

0.4

0.75

1.5

2.2

3.7

5.5

7.5

11

15

18.5

22

30

107

142

180

245

240

320

107

142

180

245

240

130

170

220

310

420

630

130

170

220

310

420

150

150

170

190

214

290

150

150

170

190

214

13

14

12

19.5

13

14

12

19.5

93

126

160

225

206

280

93

126

160

225

206

121.5

157

210

295

403

605

121.5

157

210

295

403

A

B

C

D

E

F

A

B

C

D

E

1.2

2.1

4.3

8.6

8.9

16.4

38.0

1.4

2.4

4.7

9.0

15.4

VFFS1-2004PM

VFFS1-2007PM

VFFS1-2015PM

VFFS1-2022PM

VFFS1-2037PM

VFFS1-2055PM

VFFS1-2075PM

VFFS1-2110PM

VFFS1-2150PM

VFFS1-2185PM

VFFS1-2220PM

VFFS1-2300PM

VFFS1-4004PL

VFFS1-4007PL

VFFS1-4015PL

VFFS1-4022PL

VFFS1-4037PL

VFFS1-4055PL

VFFS1-4075PL

VFFS1-4110PL

VFFS1-4150PL

VFFS1-4185PL

VFFS1-4220PL

VFFS1-4300PL

A図 B図

C図 D図

E図 F図

注1)各図で共通の寸法の箇所は、見やすくするために記号ではなく数値を記入しています。記号の示す寸法の箇所の意味は次の通りです。W : 幅H : 高さD : 奥行 きW1 : 取付寸法(幅方向)H1 : 取付寸法(高さ方向)H2 : ノイズカットプレート取付部

注2)オプションのノイズカットプレートの形式は次の通りです。A図、B図 : EMP004Z(概略質量:0.1kg)C図 : EMP005Z(概略質量:0.3kg)D図 : EMP006Z(概略質量:0.3kg)

注3)A図の機種は、左上および右下の2点留めです。

130

R2.5

13

121.5(取付寸法)

93(取付寸法)

φ5

150

62

48

95

M5 4-M4

VF-FS1107

ノイズカットプレート

(オプション)

170

2-R2.5

146.5

157(取付寸法)

126(取付寸法)

2-φ5

150 62

48

95M5 4-M4

VF-FS1

142

ノイズカットプレート

(オプション)

180

178

2-R2.5160 (取付寸法)

220

170

8775

12210(取付寸法)

5

φ13 R2.5

8

VF-FS1

M5 4-M4

ノイズカットプレート

(オプション)

245

198

225 (取付寸法)

190

310

19.5

295(取付寸法)

7

φ14 R3 9

VF-FS1

94.5

75

M5 4-M4

2-R3

ノイズカットプレート

(オプション)

240 33206 (取付寸法)

214

420

403(取付寸法)

φ15 R3 12

2-R3

4-φ16

3 3 5

2-R4.5

320280 (取付寸法)

290

630

605(取付寸法)

φ20 R4.5

15

4-φ16

9 10

三相200Vクラス

三相400Vクラス

電圧クラス MCCB形式注5)

(ELCB形式) 形式注5)

ノーヒューズ遮断器(MCCB)漏電遮断器(ELCB) 電磁接触器(MC)

200Vクラス:200V400Vクラス:380V 主回路(mm2)注1)200Vクラス:240V

400Vクラス:480V

入力電流(A)

接地線(mm2) 定格電流(A) 定格電流(A)

電線サイズ注4)

適用モータ(kW)

■シンク(コモン:CC)側での接続例

基本接続図

PA/+端子は内部直流主回路のプラス電位端子です。PC/-端子は内部直流主回路のマイナス電位端子です。PA/+, PC/-端子間で直流電源入力できます。(22kW以上は、直流電源入力できません。)

R/L1, S/L2, T/L3

U/T1, V/T2, W/T3

PA/+, PC/-

200Vクラス:三相200V~240V-50/60Hz400Vクラス:三相380V~480V-50/60Hz

端 子 記 号 端  子  の  機  能

インバータの接地端子です。3ヶ所あります。2ヶ所が端子台で、1ヶ所が冷却フィンにあります。

モータ(三相誘導電動機)に接続してください。

標準的な主回路の配線の例を示します。

主回路電源200Vクラス: 三相200~240V -50/60Hz400Vクラス: 三相380~480V -50/60Hz

*SW4にてシンク・ソースとPLCを切換え可能(左記はシンクロジックの場合)

多機能プログラマブル接点入力

RES-CC間の短絡でインバータ保護機能動作時の保持リセットをします。なお、インバータ正常時にRES-CC間を短絡しても動作しません。

F-CC間の短絡で正転運転、開放で減速停止します。(運転準備(ST)が常時ONの場合)

R-CC間の短絡で逆転運転、開放で減速停止します。(運転準備(ST)が常時ONの場合)

F無電圧接点入力24Vdc-5mA以下

接続可能電線サイズ単 線 : 0.3~1.5(mm2)より線 : 0.3~1.5(mm2)    (AWG 22~16)皮むき長さ:6(mm)

ドライバ :小型⊖ねじ回し(刃先厚:0.6mm以下、刃先幅:3.5mm以下)

R

RES

CC

PLC

制御回路の等電位端子です。(2ヶ所)

PP

24Vdc(絶縁能力はDC50Vです。)

アナログ入力設定電源出力です。

多機能プログラマブルアナログ入力です。標準出荷設定では0-10Vdc入力で0~60Hz周波数設定となります。スライドスイッチVIA(SW3)をI側に切換えると、4-20mAdc(0-20mA)入力に変更できます。

また、パラメータ設定により、多機能プログラマブル接点入力端子として使用可能です。シンクロジックで使用する場合はP24-VIA間に、ソースロジックで使用する場合はVIA-CC間に、抵抗器(4.7kΩ-1/2W)を必ず接続してください。スライドスイッチVIA(SW3)は、V側で使用してください。

多機能プログラマブルアナログ入力です。標準出荷設定では0-10Vdc入力で0~60Hz周波数設定となります。外部抵抗を接続してPTCサーマル入力できます。

外部24Vdc電源用入力です。ただし、ソースロジックの場合には、共通(コモン)端子を接続します。

VIA

10Vdc(許容負荷電流:10mAdc)

10Vdc(内部インピーダンス:30kΩ)

4-20mA(内部インピーダンス:250Ω)

24Vdc電源出力です。

多機能プログラマブルアナログ出力です。標準出荷設定では出力周波数です。スライドスイッチFM(SW2)をI側に切換えると、0-20mAdc(4-20mA)に変更できます。

10Vdc(内部インピーダンス:30kΩ)VIB

FM

P24

多機能プログラマブルリレー接点出力です。標準出荷設定では低速度信号を出力します。2種類の機能を割付け可能な複合機能出力端子です。

多機能プログラマブルリレー接点出力です。標準出荷設定ではインバータの保護機能の動作を検出します。FLA-FLC間は保護機能動作で閉、FLB-FLC間は保護機能動作で開の接点です。

FLAFLBFLC

RYRC

24Vdc-50mA

250Vac-1A(cosφ=1):抵抗負荷時30Vdc-0.5A,250Vac-0.5A

(cosφ=0.4)

250Vac-1A(cosφ=1):抵抗負荷時30Vdc-0.5A,250Vac-0.5A

(cosφ=0.4)

端子記号 機          能 電 気 的 仕 様 接続可能電線サイズ

1mAフルスケール直流電流計または7.5Vdc(10Vdc)1mAフルスケール直流電圧計

0-20mA(4-20mA)直流電流計許容負荷抵抗:750Ω以下

主回路端子の機能

制御回路端子の機能

配線機器の選定例

FLA

PLC PLC

FM CC VIA VIB PP

FLB

FLC

MCCB R/L1S/L2T/L3

U/T1モータ

V/T2W/T3

RY

P24

RC

PA/+

操作パネル

RS485通信用コネクタ

SW4SOURCE

SINKI I

FM VIA

SW2 SW3

V V

PC/-

VF-FS1保護機能動作出力

低速度信号出力

外部24V入力

メーター

7.5V-1mA(または、4-20mA)

電圧信号:0-10V(電流信号4-20mA)

外部ボリューム(1k-10kΩ)(または、VIB-CC端子間に電圧信号:0-10V入力)

F

R

RES

CC

正転信号

逆転信号

リセットコモン

+-

主回路ノイズフィルタ IM

制御回路

周波数計電流計

0.40.751.52.23.75.57.5111518.522300.40.751.52.23.75.57.5111518.52230

1.93.36.18.715.720.827.942.156.167.380.4113.31.01.73.24.68.110.914.721.128.534.841.656.7

2.02.02.02.02.03.55.58.0142238382.02.02.02.02.02.02.03.55.55.58.014

1.62.75.17.313.017.323.334.445.555.866.489.50.81.42.53.66.48.611.716.822.827.833.144.7

2.02.02.02.02.03.53.55.55.58.08.0142.02.02.02.02.02.02.03.53.55.55.55.5

351015304050751001251251753351015203040506075100

20202020203250608080100135202020202020323250608080

ES30G(LES30G)

ES50G(LES50G)

EH100G(LEH100G)

EH250G(LEH250G)

ES30G(LES30G)

ES50G(LES50G)

EH100G(LEH100G)

CA13

CA20CA25CA35

CA50

CA65CA80

CA13

CA20

CA25CA35

CA50

注1)入力側R/L1, S/L2, T/L3、出力側U/T1, V/T2, W/T3の電線サイズを示しています。 配線距離は30m以下を想定しています。 UL規格対応が必要な場合は、UL規格対応の電線サイズを適用ください。注2) 制御回路の電線は、0.75mm2以上のシールド線を使用してください。注3) 接地線用電線サイズは表の電線サイズ以上の電線を使用してください。注4) 電線サイズは、周囲温度40℃にて、HIV電線(絶縁物の最高許容温度75℃の銅電線)を使用した場合です。注5) 東芝産業機器システム(株)製品の形式を示します。

注6) 入力200V/400V-50Hzで東芝標準4極モータを使用した場合の選定です。注7) MCCBの選定は、入力電源容量によります。ULとCSA規格に適合するには、ヒューズが必要となります。注8) 商用電源でモータ駆動する場合、AC-3クラスのモータ定格電流に適した電磁接触器をご使用ください。注9) 電磁接触器、リレーの励磁コイルにはサージキラーを取り付けてください。注10) 電磁接触器MCの補助接点2aのものを制御回路に使用する場合は、2a接点を並列に使用して接点の信頼

性を上げてください。

*1: 入力リアクトル、直流リアクトルを 取り付けることはできません。

*1

*1

11 12

 インバータの制御特性を決める一つ一つの“設定項目”をパラメータと呼びます。 例えば、加速時間を変更したいときは、加速時間のパラメータ(タイトル   )を変更します。

タイトル 機能 調整範囲 標準出荷0.0パネル運転周波数

基本機能説明基本機能説明

約170個の拡張パラメータがあります。拡張パラメータについては、東芝シュネデール・インバータ(株)ホームページ(http://www.inverter.co.jp/)をご覧ください。

タイトル 機 能 おまかせ加減速 加速時間1 減速時間1 下限周波数 上限周波数 モータ用電子サーマル保護レベル1 接続メータ調整 V/F制御モード選択 基底周波数1 基底周波数電圧1

使用頻度の高い10個の基本的なパラメータをウィザード機能で素早く設定できます。パソコンのソフトウェアをインストールする様に、順番に必要なパラメータだけを設定できます。

タイトル 機能 調整範囲 標準出荷使用頻度の多い10個のパラメータを設定します。設定変更を行なったパラメータの新しい順から5個を一つのグループとして表示。(編集も可能)0:なし(手動設定)、1:自動設定、2:自動設定(加速時のみ)0:なし、1:フリーラン停止、2:3ワイヤー運転、3:外部アップ/ダウン入力設定、4:4-20mA 電流入力運転0:端子台、1:操作パネル/延長パネル(オプション)、2:RS485通信1:VIA、2:VIB、3:操作パネル/延長パネル(オプション)、4:RS485通信、5:外部接点アップダウン0~19(0:出力周波数、1:出力電流、2:周波数設定値など)-0:-、1:50Hz標準設定、2:60Hz標準設定、3:標準出荷設定(初期化)、4:トリップ履歴のクリア、5:累積稼動時間のクリア、6:形式情報初期化、7:客先設定パラメータの記憶、8:客先設定パラメータの呼出し、9:累積ファン運転時間のクリア0:正転、1:逆転、2:正転(パネル正逆切換え可能)、3:逆転(パネル正逆切換え可能)0.0-32000.0-320030.0-200.00.5-0.0-25.0-200.0200Vクラス:50-330400Vクラス:50-6600:V/F一定、1:二乗低減、2:自動トルクブースト制御、3:ベクトル制御、4:アドバンスト省エネモード、5, 6:-(選択しないでください)0.0-30.010-1000~3:標準モータ(過負荷保護、過負荷ストール選択)4~7:定トルク用VFモータ(過負荷保護、過負荷ストール選択)

*詳細なパラメータを設定します。*工場出荷時と異なるパラメータを検索します。

--

00

010-0

0機種別機種別80.060.00.060.0200/4001

機種別1000

15.020.025.030.035.040.045.0--

ウィザード機能ヒストリ機能

おまかせ加減速おまかせ機能設定

コマンドモード選択周波数設定モード選択1接続メータ選択接続メータ調整標準出荷設定

正転・逆転選択(パネル運転時)加速時間1減速時間1最高周波数上限周波数下限周波数基底周波数1基底周波数電圧1

V/F制御モード選択

トルクブースト量1モータ用電子サーマル保護レベル1電子サーマル保護特性選択

多段速運転周波数1多段速運転周波数2多段速運転周波数3多段速運転周波数4多段速運転周波数5多段速運転周波数6多段速運転周波数7拡張パラメータ変更設定検索

  -    -    -    -    -    -    -  

  -  

高減衰形(LCフィルタ)

モータ端サージ電圧抑制フィルタ(400Vクラスのみ)

LED延長パネル

零相リアクトルコア形(誘導性フィルタ)

EMC指令対応ノイズ低減フィルタ(欧州対応)

三相400Vの全機種はEMC適合のEMCノイズフィルタを標準で内蔵していますが、更にノイズを抑制させる必要がある場合、本フィルタをご使用ください。●インバータの近くで使用する音響機器などへの電波障害防止に効果があります。

●インバータの入力側に設置します。●AMラジオ帯域から10MHz近辺まで幅広い減衰特性があります。●ノイズに弱い機器が周辺に設置される場合に使用します。

●インバータの近くで使用する音響機器などへの電波障害防止に効果があります。

●インバータの入力側および出力側のノイズ低減にも効果があります。●AMラジオ帯域から10MHzまでの周波数帯で数dBの減衰特性があります。

●インバータ2次側に挿入するとノイズ対策となります。

DINレールキット

LONWORKs®通信カード

Metasys®N2通信カード

⑬ APOGEE®FLN通信カード

USB通信変換ユニット

操作盤

インバータの背面または側面に取り付ける方式の(フットマウントまたはサイドマウント可能)設置スペースを取らない高減衰形EMCノイズフィルタです。注)欧州対応用です。日本国内で使用する場合は、漏れ電流が増加しますのでご注意ください。

⑪ BACnet®通信カード

ノイズカットプレート

ラジオノイズ低減フィルタ

ノーヒューズ遮断器MCCB

電源

電磁接触器MC

①高減衰形ラジオノイズ低減フィルタ②零相リアクトルコア形ラジオノイズ低減フィルタ

④ノイズカットプレート

⑥DINレールキット

N.F

N.F

VF-FS1

②零相リアクトルコア形ラジオノイズ低減フィルタ

IM

③EMC指令対応ノイズ低減フィルタ(欧州対応)

⑤モータ端サージ電圧抑制フィルタ(400Vクラスのみ)

モータ

No. 名  称 機能・目的など

通信用ケーブル

400V級のモータをインバータ駆動する場合、ケーブルの長さ・配線方法・定数などにより高いサージ電圧が発生し、モータの絶縁劣化を引起こす恐れがあります。絶縁強化したモータを使用するか、サージ電圧抑制フィルタなどを設置して、対策を行なってください。

2.2kW以下(400Vは1.5kW以下)の機種について、用意しています。(形式:DIN005Z)

インバータ動力配線のシールドケーブルのアース線を接地したり、外部からのアース線を接地するための板金材です。

延長用操作パネルユニットです。LED表示部、各キーがついています。パラメータライタ機能付きは、設定パラメータの一括読み出し、コピーや書き込みができ、設定パラメータを3台分記憶することができます。

コンピュータに接続してデータ通信を行うことができます。接続ケーブルを使ったパラメータの調整やデータの保管・書き込みが簡単にできます。■モニタ機能 ■パラメータ設定機能 ■コマンド機能 ■付加機能

プログラマブルコントローラなど上位コントローラとLONWORKs®通信が行えます。(形 式:LIU007Z)

プログラマブルコントローラなど上位コントローラとBACnet®通信が行えます。(形 式:BCN002Z)

プログラマブルコントローラなど上位コントローラとMetasys®N2通信が行えます。(形 式:MTS003Z)

プログラマブルコントローラなど上位コントローラとAPOGEE®FLN通信が行えます。(形 式:APG002Z) *注文対応品です。

周波数形、周波数設定器およびRUN-STOP(正転、逆転)スイッチを内蔵しています。(形 式:CBVR-7B1)

通信用接続ケーブルです。LED延長パネルおよびUSB通信変換ユニット用の接続ケーブルです。

周辺機器周辺機器

基本パラメータ

拡張パラメータ

ウィザード機能

モニタの表示について

Nn O o Pp Qq Rr Ss Tt Uu Vv Ww Xx Yy Zz

Aa Bb C c Dd Ee Ff Gg H h iI J j Kk L l

Mm

LED表示(アルファベット)

LED表示(数字)

モニタの表示について操作パネルの表示器に使用しているLEDの表示は、動作・パラメータ等を表すために次のような記号を使用しています。

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

注)入力リアクトル、直流リアクトルを取り付けることはできません。

13 14

4-φ4 31 4.6

16.4

10.4

98±0.3

63±0.3

80

115

16.2

9.2

高減衰形ラジオノイズフィルタ (双信電機株式会社製)

LED延長パネル

USB通信変換ユニット零相リアクトルコア形ラジオノイズ低減フィルタ (双信電機株式会社製)

モータ端サージ電圧抑制フィルタ(400Vクラスのみ)

■ 外形図

■ 外形図 ■ パネルカット寸法 ■ 外形図 ■ パネルカット寸法

A図 B図 C図

■ 接続図

備考: ①ラジオノイズ低減フィルタはインバータの主回路と制御回路の1次側に接続してください。

②電源配線と出力配線は離して設置してください。

電源

② ②

R

VF-FS1ラジオノイズ低域フィルタ

ST

456

E

123

E E

UVW

IM

形式 適用インバータ形式寸法(mm)

A B C D E F G H J K L M N P Q

定格電流(A)

図概略質量(kg)

5

15

20

30

40

50

80

100

150

NF3005A-MJ

NF3015A-MJ

NF3020A-MJ

NF3030A-MJ

NF3040A-MJ

NF3050A-MJ

NF3080A-MJ

NF3100A-MJ

NF3150A-MJ

VFFS1-2004PM~VFFS1-2015PM

VFFS1-2022PM

VFFS1-2037PM

VFFS1-2055PM

VFFS1-2075PM

VFFS1-2110PM

VFFS1-2150PM~VFFS1-2185PM

VFFS1-2220PM

VFFS1-2300PM

174.5

217.5

267.5

294.5

383.5

400

160

200

250

280

370

380

145

185

235

260

350

360

130

170

220

240

330

110

120

170

200

210

80

90

140

150

170

110

90

32

44

44

57

23

70

90

100

155

160

20

60

65

95

124

45

43

30

95

R2.75

長サ7

R3.25

長サ8

φ5.5

φ6.5

M4

M5

M6

M8

M4

M6

M8

A

B

C

1.0

1.6

2.7

4.6

7

11.5

14.5

注1)NF3100A-MJ、NF3150A-MJは注文対応品です。 注2)400Vクラスはインバータ本体にノイズフィルタを内蔵しています。

USB通信変換ユニット形式:USB001ZUSB通信変換ユニット用ケーブル 形式(インバータ側): CAB0011(1m)  CAB0013(3m)  CAB0015(5m) パソコン側のケーブルはUSBケーブル (USB1.1/2.0適合のA-B接続タイプ)をご使用ください。

VF-FS1

■ 接続図

電源

モータ端サージ電圧抑制フィルタ

R

VF-FS1

ST

UVW

IMUVW

XYZ

60

53.2穴

1

219.6

881

19.9

31.6

90112

16

5

9

13.2

19.627.13.2穴

45°

2.8

504-φ4

φ28

5429.2

3417.5

29.42.3

70

(17.5)

15.1

7.7

単位:mm

形式:RKP007Z形式:RKP002Z パラメータライタ機能付き

ケーブル形式:CAB0011(1m)、CAB0013(3m)、CAB0015(5m)

ケーブル形式:CAB0071(1m)、CAB0073(3m)、CAB0075(5m)

単位:mm

注)キャリア周波数を15kHz以下に設定し、出力周波数60Hz以下で、使用してください。

モータ端サージ電圧抑制フィルタ

適用モータ容量(kW)

MSF-4015ZMSF-4037ZMSF-4075ZMSF-4150ZMSF-4220ZMSF-4370Z

0.4、0.75、1.52.2、3.75.5、7.511、1518.5、2230

310310310330330426

300300350400400512

255255315355405372

M4M4M5M6M6M8

M4M4M4M5M5M5

122030405275

端子ネジ 接地ネジ 概略質量(kg)

寸法(mm)幅 奥行き 高さ

モータ端サージ電圧抑制フィルタ

適用モータ容量(kW)

MSF-4015ZMSF-4037ZMSF-4075ZMSF-4150ZMSF-4220ZMSF-4370Z

0.4、0.75、1.52.2、3.75.5、7.511、1518.5、2230

310310310330330426

300300350400400512

255255315355405372

M4M4M5M6M6M8

M4M4M4M5M5M5

122030405275

端子ネジ 接地ネジ 概略質量(kg)

寸法(mm)幅 奥行き 高さ

・各相一括で貫通させ、同一方向に巻きつけてください。・入力側(電源側)に使用する場合は、4ターン以上巻きつけるか、4個以上並べて貫通させてください。・出力側に使用する場合は、4ターンを目安に巻きつけてください。インバータとモータの配線長が長い(50m以上)場合は、発熱しますので、架橋ポリエチレン絶縁電線などの許容温度の高い電線を使用するか、巻きつけずに4個以上並べて貫通させてください。・3.7kW以下の機種はRC5078ZZを推奨します。

形式:RC5078ZZ 形式:RC9129ZZT

単位 : mm概略質量 : 0.11kg

本インバータの適用について

【電源について】同一の配電系統に接続されたサイリスタ機器などからサージ電圧の発生がある電源では適用しないでください。インバータで過電圧保護が動作し、トリップすることがあります。【回生トルクを発生させる負荷について】本インバータは空調用インバータです。回生トルクを発生する負荷との組合せには適用しないでください。インバータで過電圧保護や過電流保護が動作し、トリップすることがあります。ただし、減速中に過電圧トリップが発生する場合には減速時間を延ばして使用してください。

漏れ電流についてインバータはPWM制御により高速スイッチングを行う素子を使用しています。インバータ動力線の配線長が長い場合などケーブルと大地間やモータの静電容量を通じて、漏れ電流が流れて周辺機器に影響を与えることがあります。また、ラジオノイズ低減フィルタの設置によっても漏れ電流が増加します。この漏れ電流はインバータのPWMキャリア周波数設定、入出力配線の長さなどによって左右されますので、次の対策をご検討ください。

【漏れ電流による影響】インバータを使用したときに増加する漏れ電流の伝わるルートとしては、以下のルートがあります。①のルート・・・ノイズフィルタと大地間の静電容量

によるもの②のルート・・・インバータと大地間の静電容量によ

るもの③のルート・・・インバータとモータ間配線と大地間

の静電容量によるもの④のルート・・・別系統のインバータとモータ間配線

との静電容量によるもの⑤のルート・・・モータの共通接地ラインからの回り

込みによるもの⑥のルート・・・大地間の静電容量を通じての別系統

への回り込みによるものこれらのルートから、以下のような漏れ電流による影響が発生することがあります。●自系統または別系統の漏電遮断器(ELCB)が不要動作する。

●自系統または別系統の地絡リレーが不要動作する。

●別系統の電子機器の出力にノイズが出る。●インバータとモータ間に設置した外部サーマルリレーが定格電流以下で動作する。

インバータの使用を検討するときに

諸注意事項

制御盤筐体

金属電線管プリカチューブシールドケーブルなど

シールドは1点接地

センサ信号操作信号

ノイズフィルタ

インバータ

場合によっては専用接地

30cm以上離す。同一ダクト内に収納する場合には、金属セパレートで弱電線と強電線を分離する。弱電線をツイストする。

モータ

ノイズフィルタ

専用接地

電子機器

インバータをお使いになるお客様へインバータをお使いになるお客様へ

モータ端サージ電圧抑制フィルタ

適用モータ容量(kW)

MSF-4015ZMSF-4037ZMSF-4075ZMSF-4150ZMSF-4220ZMSF-4370Z

0.4、0.75、1.52.2、3.75.5、7.511、1518.5、2230

310310310330330426

300300350400400512

255255315355405372

M4M4M5M6M6M8

M4M4M4M5M5M5

122030405275

端子ネジ 接地ネジ 概略質量(kg)

寸法(mm)幅 奥行き 高さ

モータ端サージ電圧抑制フィルタ

適用モータ容量(kW)

MSF-4015ZMSF-4037ZMSF-4075ZMSF-4150ZMSF-4220ZMSF-4370Z

0.4、0.75、1.52.2、3.75.5、7.511、1518.5、2230

310310310330330426

300300350400400512

M4M4M5M6M6M8

M4M4M4M5M5M5

122030405275

端子ネジ 接地ネジ 概略質量(kg)

寸法(mm)幅 高さ 奥行き

単位:mm概略質量:1.1kg概略質量:0.38kg

23 26

14

7

5

4682.5

84.5

31.5

160180

130150

15

7

φ7

253585

8

135

85

VF-FS1

零相リアクトル

電源IM

R/L1S/L2T/L3

U/T1V/T2W/T3

電源 ELCB ノイズフィルタ

インバータ

地絡リレー

モータ

① ② ③

⑤⑥

M

M

漏れ電流の伝わるルート

単位:mm

【漏れ電流による影響への対策】漏れ電流の影響への対策は、次の通りです。(1)漏電遮断器(ELCB)の不要動作への対策①インバータのPWMキャリア周波数の設定を小さくします。注)

②自系統および別系統の漏電遮断器に高周波対策付きのELCBを使用します。この場合には、本インバータはPWMキャリア周波数を上げた設定で使用できます。

③1つのELCBに複数のインバータが接続されるような場合には、ELCBの感度電流を大きくするか、ELCBに接続されるインバータの接続台数を減らしてください。

(2)地絡リレーへの不要動作への対策①インバータのPWMキャリア周波数の設定を小さくします。注)

②自系統および別系統の地絡リレーに高周波対策付きの地絡リレーを使用します。この場合には、本インバータはPWMキャリア周波数を上げた設定で使用できます。

(3)他の電子機器へのノイズ対策①影響を受けている電子機器の接地をインバータの接地経路と別にします。

②インバータのPWMキャリア周波数の設定を小さくします。注)

(4)外部サーマルリレーの誤動作への対策①インバータの電子サーマル機能を使用して、外部サーマルリレーを取り外します。(ただし、1台のインバータで複数台のモータを運転する場合には適用できません。サーマルリレーを取り外せない時の対応については、取扱説明書を参照してください。)

②インバータのPWMキャリア周波数の設定を小さくします。注)

注)本インバータの場合、6.0kHzまで小さくすることができます。キャリア周波数を小さくすると、モータからの磁気騒音が大きくなりますので、ご注意ください。

(5)配線と接地方法の対策①インバータと他の機器の各接地配線は専用接地とするか、接地点までを各々個別に布設します。

②インバータとモータ間の配線長は100m以下とし、できるだけ短くしてください。複数台のモータを接続する場合は、ケーブルの総延長を100m以下としてください。特に3.7kW以下の機種においては、配線長が長くなると、ケーブルの静電容量に流れる充電電流が大きくなり、過電流保護機能が誤動作する場合があります。その場合は、バラ線による配線などでケーブルの静電容量を低減させる、インバータの出力側にリアクトルまたはフィルタを設置する、などの対策を行ってください。

③EMCノイズフィルタ内蔵の機種の場合、接地コンデンサ切離しスイッチまたはタップにて切り離すことにより、漏れ電流を減らすことができます。ただし、この場合ノイズ減衰効果は小さくなりますので、ご注意ください。

地絡事故についてモータとインバータの間の誤接続や、モータ短絡箇所がないか十分に調査した上で運転してください。スター結線のモータ中性点は接地しないでください。

電波障害について[インバータが発生するノイズ]インバータはPWM制御を採用しているため、その動作原理からノイズが発生し、周辺機器の計装機器や電子機器などへ影響を与えることがあります。ノイズによる影響は、他の機器のノイズ耐量、配線の状態、インバータとの設置距離などによって大きく変わります。

[ノイズの対策]ノイズは伝わるルートにより、伝導ノイズ、誘導ノイズ、放射ノイズに分けられ、伝わる状況に応じた対策が必要になります。[対策例]●動力線と弱電信号線などを区別して、距離を離して配線してください。●ノイズ低減フィルタを設置してください。他の機器にもノイズ低減フィルタを設置するとより効果的となります。●金属電線管や金属製制御盤にて覆い、接地(シールド)してください。●インバータと他の機器の電源を別系統にしてください。●インバータの動力線の入出力線を離して配線してください。●弱電回路や信号回路には、ツイストペアシールド線を使用し、片側を必ず接地してください。●インバータと他の機器とは、別々に接地してください。接地線はできるだけ太くし、機器の近くで短くしてください。三相400Vの機種は、入力側にEMCノイズフィルタを内蔵しているため、ノイズを大幅に低減することができます。

力率改善用コンデンサについてインバータの出力側には力率改善用コンデンサを設置しないでください。出力側に力率改善用コンデンサを設置すると、コンデンサに高調波成分を含んだ電流が流れ、インバータが過電流トリップしたり、コンデンサに悪影響を与える場合があります。

容量選定VF-FS1は、主回路にフィルムコンデンサを使用しているため、モータ負荷をかけると基底周波数付近で出力電圧が低下します。標準仕様に記載している適用モータ出力を参考に、インバータの定格出力電流が、モータ定格電流の1.1倍以上となるようにインバータ容量を選定してください。複数のモータを並列運転する場合は、インバータの定格出力電流が、モータ定格電流の合計値の1.1倍以上となるようにインバータを選定してください。

加減速時間インバータ駆動時の実際の加減速時間は、負荷トルクと慣性モーメントによって決まり、次式で計算できます。インバータの加減速時間は、それぞれ設定できますが、次式にて求めた値より長く設定してください。

インバータの容量(機種)を選ぶ時に

選定について

15 16

高調波電流発生量(%)

次数

発生量

25次5次 7次 11次 13次 17次 19次 23次

2.120.2 14.5 8.6 8.9 7.4 5.5 5.6

換算係数Ki

K10=2.1

MC1

MC2

CCRY RC IM

電源

始動/停止

無励磁作動形ブレーキ(      )

MC2

RY

加速時間減速時間

条件

JM:モータ慣性モーメント(kg・m2)JL :負荷慣性モーメント(モータ軸換算値)(kg・m2)ΔN:加減速前後の回転速度の差(min-1)TL:負荷トルク(N・m)TM:1.1×モータの定格トルク(N・m)

…V/f制御  :1.2×モータの定格トルク(N・m)

…ベクトル演算制御TB:0.05×モータの定格トルク(N・m)

SI単位系

ta= (秒)(JM+JL)×ΔN9.56×(TM-TL)

ta= (秒)(JM+JL)×ΔN9.56×(TB+TL)

(1)高温、多湿、結露、凍結する場所、または、水のかかる場所、腐食性ガス、爆発性ガス、可燃性ガス、オイルミスト、じんあい、金属粉の多い悪環境は避けて、清潔な場所に設置してください。または浮遊物が侵入しない「密閉タイプ」の盤内に収納してください。盤内に収納する場合には、インバータの周囲温度が許容温度内となるように盤寸法や盤内冷却方式を検討してください。

(2)インバータは局部的に高温になるところがありますので、木材などの可燃材料に取り付けず、金属などの不燃物に取り付けてください。

(3)取り付け方向は、縦長方向を上下として取り付けてください。

インバータを設置・配線・運転 するときに

設置上の注意

(1)インバータは、異常発生時には保護機能が動作し、出力を停止しますが、このときモータを急停止させることはできません。このため、非常停止が必要な機械設備・装置には、機械式停止・保持機能を設けてください。

(2)インバータにて、繰り返し負荷がかかる機械・装置を運転する場合、運転・停止の際に大きな電流が繰り返し流れると、インバータ内蔵の半導体素子が熱疲労を生じ、寿命が短くなる場合があります。始動電流・負荷電流を低く抑制する、あるいはPWMキャリア周波数を低く設定することにより、寿命を伸ばすことが可能です。始動電流を抑制できない場合は、インバータ容量を大きくして、電流に対して余裕を持たせるなどの対策を行ってください。

運転上の注意

ノーヒューズ遮断器(MCCB)の設置(1)電源側には配線保護用として、適正な電流値の

ノーヒューズ遮断器を設けてください。(2)ノーヒューズ遮断器のON/OFFによる頻繁な

運転/停止は避けてください。頻繁な運転/停止を行う場合には、制御端子F(またはR)-CC間のON/OFFで行ってください。

電磁接触器(MC)の設置(一次側)(1)停電、サーマルリレーのトリップ、インバータの保

護回路動作後の再始動防止を行う場合には、インバータの電源側に電磁接触器を設置します。

(2)本インバータは故障検出リレーFLを内蔵しているので、この接点を一次側電磁接触器に操作回路に接続すれば、インバータ保護回路動作時に電磁接触器の開放が行えます。

(3)インバータは電磁接触器がなくても使用できます。この場合、インバータ保護回路動作時の一次側回路の開放はノーヒューズ遮断器で行ってください。

(4)一次側電磁接触器のON/OFFによる頻繁な運転/停止は避けてください。頻繁な運転/停止を行う場合には、制御端子F(またはR)-CC間のON/OFFで行ってください。

(5)電磁接触器(MC)の励磁コイルにはサージキラーを付けてください。

電磁接触器(MC)の設置(二次側)(1)原則として、インバータとモータの間に電磁接

触器を設けて、運転中にON/OFFしないでください(運転中に二次側をON/OFFすると、インバータに大きな電流が流れて故障の原因になります)。

(2)インバータの停止中に、モータを切換える場合や、商用電源との切換えを行うために電磁接触器を設けることは支障ありません。なお、商用電源がインバータの出力端子に印加されないように、必ずインターロックをとってください。

外部信号(1)リレーは微小電流用を使用してください。リレ

ーの励磁コイルにはサージキラーを付けてください。

(2)制御回路の配線は、シールド線またはツイスト線を使用してください。

(3)制御端子(FLA、FLB、FLC、RY、RCを除く制御端子)は電子回路のため、入力信号は必ず主回路と絶縁(回路的に)してください。

サーマルリレーの設置(1)本インバータは電子サーマルによる過負荷保

護機能を内蔵しています。ただし、次のような場合には、電子サーマル動作レベルの調整や使用するモータに適したサーマルリレーを、インバータとモータの間に設置してください。(a)標準仕様の適用モータ出力よりも小さなモ

ータを単独で運転する場合(b)複数台のモータを同時に運転する場合

(2)本インバータで定トルクモータ「東芝VFモータ」を運転する場合は、電子サーマルの保護特性をVFモータ用設定に切換えてください。

(3)モータを低速運転する場合の保護を十分に行うためには、巻線埋込形のサーマルリレー付モータの採用をお奨めします。

配線(1)インバータの出力端子(U/T1、V/T2、W/T3)

に、入力電源を接続すると、インバータが破損します。電源投入前には配線誤りがないように十分確認してください。

(2)直流端子(PA/+、PC/-)は直流電源入力用の端子です。(22kW以上は、直流電源入力できません。)

(3)インバータの電源を遮断しても、インバータ内部のコンデンサ放電に時間がかかりますので、配線、点検などを行う場合は、入力電源を遮断し

配線上の注意

振動産業用インバータでの運転は、商用電源での運転と比較すると、軽負荷の振動が若干大きくなります。振動は、モータを機械の基礎にしっかりとセットし、負荷運転を行うことでほとんど問題はなくなりますが、基礎が弱く、軽負荷の場合には、機械系との共振により振動が大きくなることがあります。この場合、ジャンプ周波数機能を使用し、共振周波数を避けて運転する、またはPWMキャリア周波数の変更でも効果があります。

騒音インバータでの運転では、モータの磁気騒音はPWMキャリア周波数によって変化します。PWMキャリア周波数を高く設定し、運転した場合、商用電源での運転とほぼ同じレベルになります。また、モータの定格回転数以上で運転すると風音が大きくなります。

減速機、ベルト、チェーンなどモータと負荷機械との間にオイル潤滑方式の減速機や変速機を使用している場合は、低速時のオイル潤滑が悪くなりますのでご注意ください。60Hzを超える高速範囲で運転する場合は、減速機、ベルト、チェーンなどの動力伝達機構の騒音、強度、寿命などの問題が生じる場合があります。

周波数60Hz以上で運転する場合には、許容運転範囲をモータメーカにお問い合わせください。

始動方式スター・デルタ始動方式のモータをインバータで駆動する場合は、デルタ接続に固定してください。モータ回転中に巻線の切換え(スター・デルタ切換え)を行うと、インバータの保護機能が動作する場合があります。

モータを可変速するときに

標準モータへの適用

ギヤモータインバータとギヤモータを組み合わせて使用する場合には、商用電源での運転と比較し損失が増加したり、低速時の潤滑が問題となります。また60Hzを超える高速範囲で運転する場合、騒音や温度上昇が高くなることがありますので、運転連続使用可能範囲はメーカにお問い合わせください。

プレミアムゴールドモートル(トップランナー規制対応)東芝産業機器システム(株)製インバータ駆動による可変速運転でも、モータ効率が高いので、標準モータ運転時より高い効率で使用できます。また、可変速範囲は、1:10(6~60Hz)の100%定トルク運転(4極機、6極機で対応)が可能なため、容易に可変速運転の機械へ採用でき、大きな省エネ効果が得られます。

極数変換モータ極数変換モータはインバータで運転できますが、極数の切換えはモータが停止してから行ってください。モータ回転中に行うと、インバータの保護機能が動作する場合があります。

水中モータ水中モータは定格電流が大きくなっておりますので、インバータの容量を選定するときは、モータの定格電流がインバータの定格電流以下になるようにしてください。また、インバータとモータ間の配線距離が長くなる場合は、電圧降下によりモータの最大トルクが低下しますので、推奨配線機器に記載の電線サイズよりも太いケーブルで配線してください。また、漏れ電流の増加をきたしますので、漏電遮断器の選定の際にもご注意ください。

単相モータ単相モータには始動用の遠心力スイッチやコンデンサが付属しているため、インバータ運転はできません。インバータで単相モータを駆動した場合、単相モータ内部のスイッチやコンデンサを破損することがあります。電源が単相の場合には、単相電源入力用インバータで三相200Vを出力し、三相モータを運転することができます。(専用インバータと三相モータが必要です。)

ブレーキモータブレーキモータを使用する場合、ブレーキ回路をそのままインバータの出力側に接続すると始動時に電圧が低くなるためブレーキの開放ができなくなります。ブレーキモータを使用する場合は、図のようにブレーキ回路をインバータの電源側に接続してください。一般にブレーキモータを使用した場合には、低速領域にて騒音が大きくなることがあります。注)図の回路の場合、端子RY-RCに低速度検出信号の機能を割り付けてください。パラメータF130=4になっていることを確認してください。(標準出荷設定)

各種モータへの適用

モータ端サージ電圧400V級モータをインバータで駆動する場合、電源電圧、ケーブル定数、配線長などにより、モータ巻線の絶縁レベルを超過するサージ電圧が発生します。それが長時間、繰り返し印加されることによってモータ巻線の絶縁劣化を引き起こすことがあります。対策として、下記の方法があります。(1)インバータのf300(キャリア周波数)を下げる

400V級モータへの適用

電源への高調波とその影響について高調波とは、商用電源の正弦波波形(基本周波数:50Hzまたは60Hz)の整数倍の周波数を持つ正弦波波形のことを示しています。商用電源に高調波が含まれた波形は、ひずみ波となります。ひずみ波の発生源は、機器の入力側の整流回路と平滑回路です。機器から発生した高調波が電気設備およびその他の機器に影響(進相コンデンサやリアクトルの過熱など)を及ぼす場合があります。

高調波抑制対策ガイドライン本インバータは高調波発生機器で、高調波抑制対策ガイドラインの対象製品です。インバータから発生する高調波電流は、電源側や同一電力系統に接続されている他の機器へ影響を与えるため、高調波抑制対策ガイドラインが制定されました。特定需要家で使用されるインバータは「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」の適用対象機器です。Ki(換算係数)および高調波発生率は下表によります。 「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」高圧または特別高圧で受電する需要家において、高調波発生機器を新設、増設または更新する際にその需要家から流出する高調波電流の上限値を規定したものです。高調波電流の上限値を超える場合には、上限値以下になるような対策を施すことが必要です。

インバータの高調波抑制指針上記ガイドラインに該当しない需要家に対して、社団法人日本電機工業会では、総合的な高調波抑制を啓発していくとの見地から、入力電圧が100Vクラスまたは200Vクラスで、かつ入力電流20A以下のインバータについて、高調波電流に対する指針を設けています。この指針に対応するために、入力リアクトルまたは直流リアクトルを接続することを推奨しています。①単相100Vクラス 0.75kW以下②単相200Vクラス 2.2kW以下③三相200Vクラス 3.7kW以下本インバータは、弊社の回路技術により、インバータ単体で高調波を抑制しています。入力リアクトル、直流リアクトルは接続できません。

本インバータのガイドラインへの適用について本インバータは弊社の回路技術により、インバータ単体で入力電流抑制、高調波抑制、力率改善が行えます。特定需要家向けの高調波ガイドラインの回路分類はNo.10その他となり、換算係数は2.1となります。別途、高調波発生機器製造業者申請書を用意しています。

電源への高調波と高調波抑制対策ガイドライン

本ユニットを廃棄する場合は、専門の産業廃棄物処理業者注)に依頼してください。依頼せずに処理すると、コンデンサの爆発や有毒ガスの発生により、けがの原因となります。注)専門の産業廃棄物処理業者とは、「産業廃棄物収集運搬業者」、「産業廃棄物処分業者」を言います。産業廃棄物の収集・運搬および処分は認可を受けていない者が行うと、法律により罰せられます。(「廃棄物の処理並びに清掃に関する法律」)

廃棄についてのお願い

許容トルク特性標準モータをインバータと組み合わせて可変速運転すると、インバータの出力電圧は、正弦波(近似)PWM波形のため、商用電源で運転する場合と比較すると、モータの温度上昇が若干高くなります。また、低速では冷却効果が悪くなるため周波数に応じてトルク低減が必要です(モータの許容トルク特性については、モータメーカにお問い合わせください)。低速において、連続100%トルクが必要な場合には東芝インバータ専用モータ(VFモータ)をご使用ください。

始動特性インバータ駆動時はインバータの過負荷電流定格による制約があり、商用電源駆動時の始動特性と異なります。インバータ駆動時の始動トルクは商用電源駆動時より小さな値になりますが、電圧/周波数(V/f)パターンのトルクブースト量の調整やベクトル制御の採用で始動トルクを改善することができます。さらに大きな始動トルクを必要とする場合は、インバータ容量をアップするとともにモータ容量もアップすることを検討してください。

て15分以上経過した後に、チャージランプの消灯およびテスタなどで直流主回路電圧を確認した上で行ってください。

接地インバータおよびモータは必ず接地して使用してください。インバータを接地する場合は、必ずインバータの接地端子を使用してください。

00

20

40

60

80

100

120

140

160

180

200

10 20 30 40出力周波数(Hz)

最大トルク

連続許容トルク

50 60 70 80

トルク(%)(注1)

〔基底周波数60Hz・V/f制御時の例〕

(注1)100%トルクは60Hzの同期回転速度を基準とした値です。また、始動トルクは商用電源で運転する場合より小さくなります。負荷機械の特性に注意してください。

(注2)60Hz基底周波数のデータから50Hz基底周波数の許容トルクのデータを求める場合はおおむね0.8倍してください。

(2)インバータ~モータ間の配線が長い(目安20~100m)場合、インバータのf300(キャリア周波数)を6kHzに下げパラメータf316(キャリア周波数制御モード選択)を2または3に設定する。

(3)絶縁強化を施したモータを使用する。(4)インバータとモータ間に、リアクトルまたはモータ端サージ電圧抑制フィルタを設置する。

防爆形モータ耐圧防爆形モータを駆動する場合は、インバータとモータを組み合わせた状態で防爆検定を取得する必要があります。既設の防爆形モータを駆動する場合も同様です。防爆検定を受検済みのインバータ駆動形防爆モータもありますので、別途お問合せください。なお、インバータ本体は非防爆構造ですので、防爆地区には設置せず、必ず爆発性ガスのない場所に設置してください。

1.無償保証期間製品の無償保証期間は、製品ご購入後12ヶ月または定格銘板に記載されている製造年週から18ヶ月のいずれか早く到達する期間となります。また、当社サービス部門での修理品の保証期間は、修理前の無償保証期間を超えることはありません。

2.無償保証の範囲保証期間中に、当社側の責任により故障が発生した場合、お買い上げの販売店または取扱説明書に記載のサービス窓口を通じて、製品をご返却いただき、故障部分の交換または修理を無償で実施させていただきます。保証はご購入品および納入品単体に限ります。保証期間内であっても、次のような場合は有償修理となります。・製品をご返却いただけない場合の交換、修理・ご使用上の誤り、および不当な修理や改造による故障および損傷・お買い上げ後の落下、運送上の事故、および運送上の取扱い(薫蒸処理等)による故障および損傷・火災、塩害、ガス害、地震、風水害、落雷、電圧異常およびその他の天変地異、不可抗力による外部要因を原因とする故障および損傷・カタログ、取扱説明書などに記載されている以外の不適当な条件、環境、取扱い、製品本来の使用方法以外にて使用した場合の故障および損傷・取扱説明書などに記載されている寿命部品などが正しく保守、交換されなかったことによる故障および損傷・当社製品がお客様の機器に組み込まれて使用された場合、お客様の機器またはソフトウェア設計など、当社製品以外の原因による故障および損傷・当社製品がお客様の機器に組み込まれて使用された場合、お客様の機器が受けている法的規制による安全装置または、業界通念上備えられているべきと判断される機能・構造などを備えていれば回避できたと考えられる故障および損傷・出荷時点の技術水準では予測できなかった事象に起因する故障および損傷

3.保証の除外保証期間の内外を問わず、以下の内容については当社保証範囲外とさせていただきます。・当社の責に帰すことができない事由から生じた損害の補償・当社製品の故障に起因するお客様の機会損失、逸失利益の補償・当社の予見可能性の有無を問わず特別の事情から生じた損害、二次損害、事故補償、当社製品以外への損傷およびその他の業務に対する一切の責任、補償・お客様による交換作業および交換後の現地機器の再調整、立ち上げ試運転、立会業務およびその他の業務に対する一切の補償

4.生産中止後の修理期間製品の生産中止情報および製品修理(有償)については、お買い上げの販売店または当社サービス窓口へご確認ください。

5.海外サービス上記内容は、日本国内における対応となります。日本以外での製品修理をご希望の場合は、お買い上げの販売店または当社サービス窓口へ別途ご相談ください。

保証について

17 1618

空調用ファン・ポンプ専用インバータ

AB

●資料の内容は、お断りなしに変更することがありますのでご了承ください。 ●このカタログは、2019年8月発行です。 CKVJ-1075

取扱店

2019-08

●本製品は、一般産業用途を対象とした汎用品です。発電所、鉄道などの公共への影響が大きい用途や、特別な品質管理、保証を求められるような用途などへの適用を除外させていただきます。また、本製品の故障や誤動作が直接人命を脅かしたり、人体に危害を及ぼす恐れがある装置(原子力用、航空宇宙用、交通機器用、生命維持や手術用、各種安全装置用、娯楽装置用など)への適用を除外させていただきます。ただし、用途を限定し、特別な品質管理、保証を要求されないことをご了承いただく場合には、適用可否について検討いたしますので、事前に販売担当までご相談ください。

●インバータがお客様の装置やシステム全体の中で意図した用途に対して適切に配置・設置されている事をお客さまご自身で必ず事前にご確認ください。当社製品の選択及び適用については、機器設計者または最終製品を組み立てられるお客様の責任となります。当社は当社製品の最終システム設計への組み込み方法についての責任を負いません。製品を使用するにあたり、万一本製品に故障・不具合等が発生した場合でも、重大な事故にいたらないように、バックアップや安全装置をシステム的に設置してください。

●製品をご購入、または、ご使用後に上述の適用除外範囲が判明した場合でも、適用除外に変更はありません。●一般産業用の三相誘導モータ以外の負荷には使用しないでください。●本製品をご使用の前には、必ず取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。●本製品を単体或いは装置に組み込み海外に輸出する場合には、経済産業省が定める「キャッチオール規制」に基づく「インフォーム要件」「客観要件」の検討と併せて、

必要な輸出手続きの実施をお願いします。

安全に関するご注意

※お問い合わせは下記までお願いしますhttp://www.toshiba-tips.co.jp

インバータをお使いになるお客様へ お求めのインバータは、一般産業用の三相誘導モータの可変速用途にご使用いただけます。

【営業窓口】本社 〒212�0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580(ソリッドスクエア西館9階) TEL 044�520�0392首都圏支社 〒212�0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580(ソリッドスクエア西館9階) TEL 044�520�0878 西東京営業所 〒190�0012 東京都立川市曙町1�36�3(東芝立川ビル2階) TEL 042�522�1661東日本支社 〒330�0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1�318(みづほビル2階) TEL 048�631�1048 北海道支店 〒063�0814 北海道札幌市西区琴似4条2�1�2 TEL 011�624�1188 東北支店 〒984�0051 宮城県仙台市若林区新寺1�4�5(ノースピア3階) TEL 022�296�2266 群馬支店 〒370�0841 群馬県高崎市栄町14�5(内堀 ビル8階) TEL 027�386�6034 新潟営業所 〒950�0088 新潟県新潟市中央区万代3�1�1(メディアシップビル10階) TEL 025�241�1418 栃木支店 〒321�0925 栃木県宇都宮市東簗瀬1�26�14 TEL 028�634�0261 埼玉支店 〒330�0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1�318(みづほビル2階) TEL 048�631�1048中部支社 〒451�0064 愛知県名古屋市西区名西2�33�10(東芝名古屋ビル8階) TEL 050�3191�0669 北陸支店 〒930�0008 富山県富山市神通本町1�1�19(いちご富山駅西ビル4階 株式会社東芝 北陸支社内) TEL 076�432�7121 福井営業担当 〒910�0001 福井県福井市大願寺2-9-1(福井開発ビル7階) TEL 0776�24�3330 静岡支店 〒410�0055 静岡県沼津市高島本町16�16(大樹生命沼津高島本町ビル3階) TEL 055�922�8926 浜松営業担当 〒430�0929 静岡県浜松市中区中央3-9-3(UNビル4階) TEL 053�458�1048 信州支店 〒390�0815 長野県松本市深志2-5-26(松本第一ビル4階) TEL 0263�35�5021関西支社 〒530�0017 大阪府大阪市北区角田町8�1(梅田 阪急ビル オフィスタワー28階) TEL 06�6130�2286 京都支店 〒600�8421 京都府京都市下京区綾小路通烏丸西入童侍者町167(AYA四条烏丸ビル8階) TEL 075�353�6021 姫路支店 〒670�0964 兵庫県姫路市豊沢町140(新姫路ビル5階) TEL 079�226�0222 中国支店 〒732�0052 広島県広島市東区光町1�12�20(もみじ広島光町ビル5階) TEL 082�263�0325 福山支店 〒720�0811 広島県福山市紅葉町2-27(日本生命福山ビル3階) TEL 084�999�5177 四国支店 〒760�0065 香川県高松市朝日町2-2-22(東芝高松ビル) TEL 087�811�5883九州支社 〒810�0072 福岡県福岡市中央区長浜2�4�1(東芝福岡ビル8階) TEL 092�735�3513 鹿児島営業所 〒890�0053 鹿児島県鹿児島市中央町13-1(熊本ファミリー不動産鹿児島ビル5階) TEL 099�296�9681

【サービスネットワーク】北海道・関東・関信越地区 〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580(ソリッドスクエア西館9階) TEL 044�520�0819サービス担当東北地区サービス担当 〒984-0051 宮城県仙台市若林区新寺1�4�5(ノースピア3階) TEL 022�292�2422東海・北陸地区サービス担当 〒451-0064 愛知県名古屋市西区名西2�33�10(東芝名古屋ビル8階) TEL 050�3191�0675関西地区サービス担当 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8�1(梅田阪急ビル オフィスタワー28階) TEL 06�6130�2291中四国地区サービス担当 〒720-0811 広島県福山市紅葉町2�27(日本生命福山ビル3階) TEL 084�999�5178九州地区サービス担当 〒810-0072 福岡県福岡市中央区長浜2�4�1(東芝福岡ビル8階) TEL 092�735�3522

インバータ技術情報 ホームページ http://www.inverter.co.jp/使い方やお困りのときに役立つサポート情報を掲載しています。

《インターネット登録による保証期間延長サービス》ホームページにアクセスし、アンケートにお答えの上、製品登録していただくと、保証期間を延長することができます。製品使用登録の対象機種、および詳細についてはホームページにてご確認ください。●お客様からご提供いただいた個人情報は、ご相談への回答、カタログ発送などの情報提供に利用します。●利用目的の範囲内で、該当製品に関連する東芝グループ会社や協力会社に、お客様の個人情報を提供する場合があります。

技術相談窓口 ~インバータQ&Aダイヤル~インバータの使い方などのお問合 せは・・・TEL : 0120-76-0016 FAX : 0120-76-0028携帯電話・PHSからおかけの場合は、03-5354-8825をご利用ください。受付:9:00~12:00、13:15~17:45 月曜~金曜(土曜、日曜、祝日、工場休日は除きます)

ISO 9001

BUREAU VERITASCertification

EC99J2004 051

東芝シュネデール・インバータ株式会社は、品質マネジメントシステムISO9001および環境マネジメントシステムISO14001を取得しています。