公益財団法人世界緑茶協会

平成 30年度事業報告

茶を楽しみ、その文化、歴史に触れ、茶の魅力を実感できる「茶の都しずおか」づくり

の一翼を担い、世界の茶文化やお茶を楽しむ新しいスタイルを提案する事業の実施を通じ、

茶のある豊かな生活の実現に寄与した。

また、国の農産物輸出戦略に沿って設立された日本茶輸出促進協議会をはじめ、農林水

産省、関係団体と連携して緑茶の魅力や日本茶･静岡茶に関する情報を世界へ発信し、海外

への普及や輸出の促進を図った。

さらに、「ふじのくに茶の都ミュージアム」と連携し、お茶の魅力の情報発信に努めた。

１ 茶文化に関する講座及び体験事業（公益目的事業１）

（１）茶文化セミナー等の開催

茶の都しずおか創造セミナーとして、日本茶輸出の近代史に関する講演会を開催し

た。また、ふじのくに茶の都ミュージアムとの連携によるお茶を楽しむ機会の創出を

図った。

区分 時期・場所 内容 人数

茶の都しずおか

創造セミナー

平成 31 年 3 月 12 日

静岡県男女共同参画セン

ターあざれあ（静岡市駿

河区馬渕）

セミナータイトル「東アジ

アの視野からとらえた日本

茶－近代史から探る日本茶

の輸出戦略－」

日本茶輸出の促進を目的

に、アジアと日本のお茶の

近代史について歴史学者等

3 人の講師による講演会及

び意見交換を行った。

茶業者等

60人

お茶文化体験講

座

平成 30 年 6 月 6日、8日

ふじのくに茶の都ミュー

ジアム（島田市金谷）

新茶を美味しく淹れるコツ

や茶を味わう方法など、新

茶の時期ならではの楽しみ

方を学ぶ講座を開催

来場者等

40人

平成 30 年 8 月 25 日

ふじのくに茶の都ミュー

ジアム（島田市金谷）

世界緑茶コンテストに出品

された海外のお茶の試飲や

模擬審査を行う世界のお茶

体験会を開催

来場者等

100人

平成 30 年 9 月 29 日

サントムーン柿田川（駿

東郡清水町）

ふじのくに茶の都ミュージ

アムと共同で、県内茶産地

のお茶の紹介とおいしい淹

れ方を学ぶ講座を開催

来場者等

630人

(試飲体験

を含む)

平成 31 年 3 月 6日

しずおか O-CHAプラザ

（静岡市駿河区南町）

ふじのくに茶の都ミュージ

アム企画展と連携したアジ

アのお茶と民族を紹介する

講座を開催

茶愛好者

等

20人

静岡県･浙江省

茶文化交流懇談

会

平成 30 年 9 月 18 日

水の森ビル会議室

（静岡市駿河区南町）

茶の文化に関する交流促進

と産業振興を図ることを目

的に、意見交換会を開催

浙江省茶

文化交流

調査団・

国内関係

機関等

15人

（２）情報誌「緑茶通信」等の発行

緑茶に関する幅広い情報を発信するため、情報誌「緑茶通信」を発行した。

発行 内容 発行部数

平成 30 年

9月

43号

○特集：魅力溢れる烏龍茶の世界

・烏龍茶の起源と伝播

・台湾産半発酵茶の多様な製造方法と紅烏龍茶の挑戦

・烏龍茶の魅力の源を探ってみた ～名は体を表すらしい～

・におい嗅ぎガスクロでわかった半発酵茶の香り

○特別寄稿

・鉄道と駅弁とお茶－車窓の友、汽車土瓶－

○連載記事

・茶業研究最前線「太陽化学株式会社」

・茶関連施設紹介「クロスケの家（埼玉県）」

・全国の茶産地から「長野県のお茶」

・世界お茶事情「インドアッサムのエステートにおける茶生

産事情」

・ふじのくに茶の都ミュージアム便り[新連載]

・世界緑茶協会リポート ほか

1,000 部

平成 31 年

3月

44号

○特集：緑茶と健康長寿

・食と健康長寿 認知症予防を中心に

・緑茶の老化抑制効果

・緑茶アミノ酸テアニンによる神経細胞新生の活性化

・緑茶の運動機能向上効果

○特別寄稿

・静岡茶 江戸から明治へ

○連載記事

・茶業研究最前線「鹿児島県農業開発総合センター茶業部」

・茶関連施設紹介「うれしの茶交流館チャオシル」

・全国の茶産地から「島根のお茶」

・世界お茶事情「マレーシアの茶事情」

・ふじのくに茶の都ミュージアム便り

・世界緑茶協会リポート ほか

1,000 部

（３）静岡茶体験コーナーの運営

茶文化の普及や茶の消費拡大を図るため、「しずおか O-CHAプラザ」の静岡茶体験コ

ーナーを運営し、お茶の楽しみ方を提案する講座等を実施した。（一部静岡県委託）。

ア しずおか O-CHAプラザの運営

施設規模 水の森ビル３階 67 ㎡ 15席

開場時間 月曜～金曜（祝日、年末年始を除く）午前９時 30 分～午後４時 30 分

運営内容

茶関連書籍･資料の収集･閲覧、茶関連展示（県内茶産地の企画展示、世

界緑茶コンテスト入賞茶等）、静岡県内産茶を使った淹れ方体験指導、

ミニ講座の企画・運営

利用者数 5,429 人

イ 静岡茶体験講座の企画運営

・ミニ講座開催実績

・学校、企業等を対象とした講座開催実績

２ 世界の茶に関する情報の集積及び発信（公益目的事業２）

（１）日本茶の輸出促進

ア 国際的な見本市への参加

国際的な食品見本市へ参加し、日本茶の特徴と淹れ方、機能性等を紹介するとと

もに、輸出拡大のための新規需要層の開拓と輸出事業者の支援を行った。

開催地 シンガポール※ 米国サンフランシスコ※ 国内（千葉県）

開催日 平成 30 年 10 月 25-27 日 平成 31 年 1 月 13-15 日 平成 31 年 3 月 5-8 日

名称 Food Japan 2018 Winter Fancy Food

Show 2019 FOODEX JAPAN 2019

開催場所 サンテック シンガポ

ール国際会議場

モスコーニセンター

展示ホール 幕張メッセ国際展示場

※日本茶輸出促進協議会事業

テーマ 開催時期 回数

新茶の魅力 5月 16日～ 5月 30 日 8回

バラエティー豊かな冷茶の世界 6月 26日～ 7月 12 日 8回

夏休み親子で楽しむお茶講座 8月 1 日～ 8月 10 日 8回

国産紅茶を味わう 9月 13日～ 9月 28 日 8回

抹茶・粉末茶の楽しみ 10月 31日～11月 16 日 8回

世界農業遺産「静岡の茶草場農法」 1月 21日～ 1月 29 日 6回

多様な静岡茶とお茶料理 3月 4 日 1回

計 7テーマ 47回

学校･企業等の名称 開催回数

静岡県立静岡商業高等学校、静岡県立御殿場特別支援学校、静岡大

学附属特別支援学校、中国浙江大学、中国寧波大学、シンガポール大

学、オランダティーアカデミー、ワルシャワ日本語学校、日本郵便株

式会社、大原トラベルホテルブライダル専門学校、米国オマハ市（静

岡市海外交流）、インドネシア西ジャワ州政府幹部、中国浙江省中長

期調査員（静岡県海外交流）、杭州頂峰茶業、浙江中旅知行国際旅游

公司、恒達富士電梯有限公司、モンゴル･エルデネト社 等

計 41回

イ 日本茶を海外に紹介するためのコミュニケーション能力養成講座の開催

通訳案内士や海外留学生等を対象に、「日本茶」について英語で説明できる人材を

養成するための講座を実施した。

実施日 場所 対象者 内容

平成 30 年 7 月 8日

ふじのくに

茶の都ミュ

ージアム

通訳案内士・

地域限定通訳

案内士

16名

・日本茶、静岡茶に関する知識

習得

・茶道に関する知識習得

・お茶に関する通訳方法の実習

平成 30年 6月 19日、

平成 31年 1月 25日、

2月 5、12、19、26 日

（計 6 回）

しずおか O-

CHAプラザ

留学生等

88名

・日本茶、静岡茶に関する知識

習得

・お茶のおいしい淹れ方体験

（２）世界への情報集積・発信

ア 世界とのネットワーク形成

茶の輸出入については、国際的な枠組みで規格や基準の制定が進められている。

これらに関連して農林水産省が設置した国際規格への国内審議委員会に参画する

とともに、各種国際機関や海外の茶関係団体等と連携して情報収集を図った。

区 分 内 容

茶に関する国際

機関等での情報

収集

・ITC（国際茶委員会)及び FAO-IGG on Tea（国連世界食糧農業機

関「茶に関する政府間グループ会議」）における茶の輸出入の規

制や生産、貿易に関する情報の収集、国際的課題の調査。

・ISO（国際標準化機構）TC34/SC8（食品部会/茶専門分科会）にお

ける日本(農水省)の国内審議団体への参画、意見調整、ISO 事務

局への投票業務。

各国の茶関連団

体との交流、情

報交換

茶に関連する海外の団体（全米茶協会、カナダ茶･ハーブ協会、世

界茶連合会、中国茶葉流通協会、韓国水原大学校、台湾区製茶工業

同業公会など）と連携した情報収集と発信

イ O-CHAネット、会員制情報共有サイトを活用した情報集積と発信

公式ウェブサイト「O-CHA ネット」や、ソーシャルネットワーキングサービス

(Facebook)等を活用し、情報発信を図った。

媒 体 ・公式ホームページ「O-CHA ネット」(日英)

・賛助会員向けメールマガジン ：計 31 回発行

・Facebook（多言語発信） ：情報提供 118 件

内 容 ・日本茶に関する基礎知識、専門知識

・茶の機能･効能に関する研究成果情報

・国内外の茶に関するニュースや生産･消費等の状況

・国際見本市や輸出関連展示会等に関する情報

・協会やその他関連団体が開催する茶関連イベント、行事に関する情報

ウ 日本茶の輸出戦略への参画

日本茶輸出促進協議会に参画してジャパンブランドの確立やマーケティング体

制の構築、輸出環境整備などの課題検討に参加するとともに、国の目標達成に向け

た海外での日本茶プロモーション等の施策展開を分担した。

エ 世界緑茶会議等の開催準備

平成 31 年に開催が予定される世界お茶まつり 2019 秋の祭典におけるシンポジウム

「世界緑茶会議（仮）」等の開催準備をすすめた。

（３）世界緑茶コンテストの開催

ア 世界緑茶コンテスト 2018の開催

新しいコンセプトを持ち、創造性に満ちた魅力あるお茶の商品を提案するコンテ

ストを開催した。

募集期間 平成 30 年 4 月～7 月 1日

審 査 会 平成 30 年 8 月 23～24 日 ふじのくに茶の都ミュージアム（島田市金谷）

出品点数 日本 43 点、海外 27点 計 70 点

審査結果 最高金賞 8点、金賞 16点、パッケージ大賞 1点、フロンティア賞 1点、

奨励賞 1点

表 彰 式 平成 30 年 11 月 10 日

静岡県農林技術研究所茶業研究センター110 周年記念行事式典（菊川市）

展示紹介

等

・静岡県農林技術研究所茶業研究センター110周年記念行事（上記日時）

・第 72 回全国お茶まつり東京大会（日本橋プラザビル、平成 30 年 12月

14～15 日）

・FOODEX JAPAN 2019（幕張メッセ国際展示場、平成 31 年 3 月 5～8日）

・公式サイト「O-CHA ネット」に掲載、しずおか O-CHAプラザ展示等

イ 海外品評会への出品支援

日本茶の国際的なブランド化を図るため、中国で開催された国際名茶品評会への

日本国内の出品取りまとめと、審査会の分担支援を行った。

募集期間 平成 30 年 4 月～6 月 15日（受付 6 月 11～15日）

審 査 会 平成 30 年 7 月 11～12 日 中国･浙江省杭州市

出品点数 647 点（うち日本 28 点）

参加国･地域 中国、台湾、日本、韓国、インド

日本茶の

審査結果 世界名茶大賞 1点、特別金賞 5点、金賞 11 点、銀賞 10 点

受賞紹介 公式サイト「O-CHAネット」に掲載 ほか

（４）Ｏ－ＣＨＡパイオニア顕彰

茶にかかわる学術研究や産業技術、緑茶のある豊かな生活文化の提案や消費拡大等

の優れた成果について、5件の取組を顕彰した。

募集期間 平成 30 年 5 月～8 月 20日

審査 会 平成 30 年 12 月 6 日

＜受賞者・団体＞

部門 受賞者・団体 受賞タイトル

学術研究大賞 海野けい子（静岡県立

大学薬学研究院准教授）

緑茶による脳の老化予防ならびにス

トレス軽減に関する研究

文化･芸術大賞 井手暢子（ビジュアルデ

ザイナー、蘭字研究家） 輸出茶ラベル「蘭字」の研究

CHAllenge賞 株式会社アクト・フォ 静岡茶の香りを世界に広める新商品

の開発・販売

O-CHA 特別賞 不双産業株式会社 高品質ティーバッグ製造機械のパイ

オニア

O-CHA 特別賞

（国際）

Louise Roberge（カナダ

茶・ハーブ協会 前会長）

世界の茶業界発展のため長期にわた

り活躍

３ ウェブサイトバナー広告（収益事業）

お茶の総合情報サイトである公式ホームページ「O-CHAネット」において、お茶関連

事業者（当協会会員）の広告を掲載することによりホームページを充実させて需用者の

便宜を図るとともに、当協会ホームページを中心にしたネットワークの構築をすすめた。

平成 30 年度事業報告の附属明細書

一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則第 34条第 3 項及び定款第 12 条に

規定する事業報告附属明細書の作成にかかる事項はありません。

貸　借　対　照　表平成31年 3月31日現在

(単位：円)

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 Ⅰ 資産の部 1 流動資産 現金預金 9,790,188 5,306,810 4,483,378 普通預金 9,790,188 5,306,810 4,483,378 スルガ銀行　静岡南支店　普通2173142 6,933,946 4,365,272 2,568,674 静岡銀行　駅南支店　普通763138 505,169 643,519 -138,350 ゆうちょ銀行　00860-3-166641 2,351,073 298,019 2,053,054 未収金 1,634,894 2,547,320 -912,426 前払金 29,820 29,820 0 立替金 9,660 0 9,660 流動資産合計 11,464,562 7,883,950 3,580,612 2 固定資産 (1) 基本財産 投資有価証券 388,005,152 388,510,158 -505,006 投資有価証券(指定) 388,005,152 388,510,158 -505,006 定期預金（基） 4,994,848 4,489,842 505,006 基本財産合計 393,000,000 393,000,000 0 (2) 特定資産 退職給付引当資産 1,700,000 1,600,000 100,000 退職給付引当資産(一般) 1,700,000 1,600,000 100,000 特定資産合計 1,700,000 1,600,000 100,000 (3) その他固定資産 ソフトウェア 24,300 56,700 -32,400 その他固定資産合計 24,300 56,700 -32,400 固定資産合計 394,724,300 394,656,700 67,600 資産の部合計 406,188,862 402,540,650 3,648,212 Ⅱ 負債の部 1 流動負債 未払金 2,673,035 2,162,141 510,894 前受金 170,700 485,000 -314,300 預り金 276,767 276,563 204 送料 464 353 111 厚生年金預り 170,190 170,190 0 健康保険料預り 106,113 106,020 93 賞与引当金 960,000 930,000 30,000 流動負債合計 4,080,502 3,853,704 226,798 2 固定負債 退職給付引当金 1,700,000 1,600,000 100,000 固定負債合計 1,700,000 1,600,000 100,000 負債の部合計 5,780,502 5,453,704 326,798 Ⅲ 正味財産の部 1 指定正味財産 寄付金 200,000,000 200,000,000 0 有価証券（財） 193,000,000 193,000,000 0 指定正味財産合計 393,000,000 393,000,000 0 (うち基本財産への充当額) ( 393,000,000) ( 393,000,000) ( 0) 2 一般正味財産 7,408,360 4,086,946 3,321,414 正味財産の部合計 400,408,360 397,086,946 3,321,414 負債及び正味財産合計 406,188,862 402,540,650 3,648,212

正 味 財 産 増 減 計 算 書平成30年 4月 1日から平成31年 3月31日まで

(単位：円)

科 目 当年度 前年度 増　減Ⅰ 一般正味財産増減の部 １. 経常増減の部 (1) 経常収益 基本財産運用益 基本財産の運用収入 6,840,593 6,840,970 -377 特定資産受取利息 15 13 2 受取会費 会費収益 10,480,000 10,380,000 100,000 事業収益 受講料等収益 537,148 639,680 -102,532 情報誌発行収益 194,600 191,100 3,500 出展負担金等収益 404,350 1,181,363 -777,013 世界緑茶コンテスト出品料 1,386,766 820,776 565,990 世界緑茶コンテスト出品料 806,766 792,176 14,590 国際名茶品評会出品料 580,000 580,000 入賞茶シール 28,600 -28,600 ﾊﾞﾅｰ広告収益 680,000 700,000 -20,000 受取補助金等 補助金収益 5,429,000 5,429,000 委託費収益 2,377,948 3,839,819 -1,461,871 受取助成金 1,140,000 1,140,000 受取負担金 649,446 1,070,316 -420,870 受取寄付金 受取寄付金 2,000,000 2,000,000 雑収益 受取利息 81 48 33 雑収益 400 -400 経常収益合計 32,119,947 33,093,485 -973,538 (2) 経常費用 事業費 役員報酬 4,142,000 4,092,000 50,000 給料手当 8,633,426 8,464,213 169,213 臨時雇賃金 2,158,000 2,079,150 78,850 福利厚生費 3,287,600 3,256,137 31,463 会議費 9,300 4,200 5,100 旅費交通費 847,111 868,138 -21,027 通信運搬費 507,855 606,479 -98,624 減価償却費 32,400 32,400 消耗什器備品費 89,910 52,326 37,584 消耗品費 1,013,563 1,202,245 -188,682 印刷製本費 112,676 226,857 -114,181 賃借料 53,395 -53,395 保険料 29,820 69,860 -40,040 諸謝金 735,950 1,164,932 -428,982 租税公課 1,600 314,400 -312,800 支払負担金 1,798,074 2,306,921 -508,847 委託費 1,669,680 1,669,680 広告宣伝費 164,160 -164,160 手数料 59,875 220,046 -160,171 管理費 役員報酬 850,000 900,000 -50,000 給料手当 909,000 978,000 -69,000 退職給付費用 100,000 200,000 -100,000 福利厚生費 330,748 456,981 -126,233

正 味 財 産 増 減 計 算 書平成30年 4月 1日から平成31年 3月31日まで

(単位：円)

科 目 当年度 前年度 増　減 会議費 23,300 24,500 -1,200 旅費交通費 111,760 149,268 -37,508 通信運搬費 21,674 4,762 16,912 消耗什器備品費 64,800 -64,800 消耗品費 14,294 14,294 印刷製本費 6,048 18,240 -12,192 光熱水料費 135,924 143,727 -7,803 賃借料 35,121 35,121 諸謝金 27,000 27,000 租税公課 41,950 40,250 1,700 支払負担金 150,000 150,000 委託費 817,560 817,560 手数料 24,314 67,430 -43,116 雑費 18,165 -18,165 経常費用合計 28,727,533 30,916,343 -2,188,810 評価損益等調整前当期経常増減額 3,392,414 2,177,142 1,215,272 評価損益等計 当期経常増減額 3,392,414 2,177,142 1,215,272 ２. 経常外増減の部 (1) 経常外収益 経常外収益合計 (2) 経常外費用 経常外費用合計 当期経常外増減額 税引前当期一般正味財産増減額 3,392,414 2,177,142 1,215,272 法人税、住民税及び事業税 71,000 71,000 当期一般正味財産増減額 3,321,414 2,106,142 1,215,272 一般正味財産期首残高 4,086,946 1,980,804 2,106,142 一般正味財産期末残高 7,408,360 4,086,946 3,321,414Ⅱ 指定正味財産増減の部 当期指定正味財産増加額 指定正味財産期首残高 393,000,000 393,000,000 指定正味財産期末残高 393,000,000 393,000,000Ⅲ 正味財産期末残高 400,408,360 397,086,946 3,321,414

(単位：円）

公１ 公２ 共通 小計 収１ 小計

Ⅰ　一般正味財産増減の部

１．経常増減の部

（１）経常収益

基本財産運用益 0 0 3,420,305 3,420,305 0 0 3,420,303 0 6,840,608

基本財産の運用収入 3,420,297 3,420,297 3,420,296 6,840,593

特定資産受取利息 8 8 7 15

受取会費 0 0 10,480,000 10,480,000 0 0 0 0 10,480,000

会費収入 10,480,000 10,480,000 10,480,000

事業収益 715,748 1,807,116 2,522,864 680,000 680,000 0 0 3,202,864

受講料収入 521,148 16,000 537,148 0 537,148

情報誌発行収入 194,600 194,600 0 194,600

出展負担金等収入 404,350 404,350 0 404,350

世界緑茶コンテスト出品料 1,386,766 1,386,766 0 1,386,766

バナー広告収入 0 680,000 680,000 680,000

受取補助金等 2,377,948 6,078,446 0 8,456,394 0 0 1,140,000 0 9,596,394

委託費収入 2,377,948 2,377,948 0 2,377,948

補助金収入 5,429,000 5,429,000 0 5,429,000

助成金収入 1,140,000 1,140,000

受取負担金 649,446 649,446 649,446

受取寄付金 0 0 2,000,000 2,000,000 0 0 0 0 2,000,000

茶取引安定協会特定寄附 2,000,000 2,000,000 0 2,000,000

雑収益 0 0 0 0 0 0 81 0 81

受取利息 0 0 81 81

雑収益 0 0 0 0

経常収益計 3,093,696 7,885,562 15,900,305 26,879,563 680,000 680,000 4,560,384 0 32,119,947

公益財団法人世界緑茶協会　正味財産増減計算書の内訳表

平成30年　4月　1日から平成31年　3月31日まで

科 目公益目的事業会計 収益事業等会計

法人会計内部取引消去

合計

(単位：円）

公１ 公２ 共通 小計 収１ 小計

公益財団法人世界緑茶協会　正味財産増減計算書の内訳表

平成30年　4月　1日から平成31年　3月31日まで

科 目公益目的事業会計 収益事業等会計

法人会計内部取引消去

合計

（２）経常費用

事業費 9,526,758 15,589,082 0 25,115,840 13,000 13,000 0 25,128,840

役員報酬 1,027,580 3,111,420 4,139,000 3,000 3,000 4,142,000

給料手当 2,556,086 6,073,340 8,629,426 4,000 4,000 8,633,426

臨時雇賃金 2,158,000 2,158,000 0 2,158,000

福利厚生費 953,712 2,331,888 3,285,600 2,000 2,000 3,287,600

会議費 9,300 9,300 0 9,300

旅費交通費 164,026 683,085 847,111 0 847,111

通信運搬費 249,167 258,688 507,855 0 507,855

減価償却費 32,400 32,400 0 32,400

消耗什器備品費 89,910 89,910 0 89,910

消耗品費 538,469 475,094 1,013,563 0 1,013,563

修繕費 0 0 0

印刷製本費 21,696 90,980 112,676 0 112,676

光熱水料費 0 0 0

賃借料 0 0 0

保険料 29,820 29,820 0 29,820

諸謝金 384,394 351,556 735,950 0 735,950

租税公課 1,400 200 1,600 0 1,600

支払負担金　 1,798,074 1,798,074 0 1,798,074

委託費 1,425,600 240,080 1,665,680 4,000 4,000 1,669,680

広告宣伝費 0 0 0

手数料 7,508 52,367 59,875 0 59,875

雑費 0 0 0

管理費 3,598,693 0 3,598,693

役員報酬 850,000 850,000

給料手当 909,000 909,000

退職給付金支出 100,000 100,000

福利厚生費 330,748 330,748

会議費 23,300 23,300

旅費交通費 111,760 111,760

通信運搬費 21,674 21,674

消耗什器備品費 0

消耗品費 14,294 14,294

減価償却費 0 0

印刷製本費 6,048 6,048

光熱水料費 135,924 135,924

賃借料 35,121 35,121

諸謝金 27,000 27,000

租税公課 41,950 41,950

支払負担金　 150,000 150,000

委託費 817,560 817,560

手数料 24,314 24,314

雑費

経常費用計 9,526,758 15,589,082 0 25,115,840 13,000 13,000 3,598,693 0 28,727,533

(単位：円）

公１ 公２ 共通 小計 収１ 小計

公益財団法人世界緑茶協会　正味財産増減計算書の内訳表

平成30年　4月　1日から平成31年　3月31日まで

科 目公益目的事業会計 収益事業等会計

法人会計内部取引消去

合計

評価損益等調整前当期経常増減額 △ 6,433,062 △ 7,703,520 15,900,305 1,763,723 667,000 667,000 961,691 0 3,392,414

基本財産評価損益等 0 0 0

特定資産評価損益等 0 0 0

投資有価証券評価損益等 0 0 0

評価損益等計 0 0 0 0 0 0 0 0 0

当期経常増減額 △ 6,433,062 △ 7,703,520 15,900,305 1,763,723 667,000 667,000 961,691 0 3,392,414

２．経常外増減の部

（１）経常外収益

中科目別記載 0 0 0

経常外収益計 0 0 0 0 0 0 0 0 0

（２）経常外費用

中科目別記載 0 0 0

経常外費用計 0 0 0 0 0 0 0 0 0

当期経常外増減額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

法人税、市民税及び事業税 71,000 71,000

他会計振替額 332,570 332,570 △ 332,570 △ 332,570 0

当期一般正味財産増減額 △ 6,433,062 △ 7,703,520 16,232,875 2,096,293 334,430 334,430 890,691 0 3,321,414

一般正味財産期首残高 △ 30,363,467 △ 44,674,418 82,383,655 7,345,770 1,721,786 1,721,786 △ 4,980,610 0 4,086,946

一般正味財産期末残高 △ 36,796,529 △ 52,377,938 98,616,530 9,442,063 2,056,216 2,056,216 △ 4,089,919 0 7,408,360

Ⅱ　指定正味財産増減の部

受取補助金等 0 0 0

一般正味財産への振替額 0 0 0

当期指定正味財産増減額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

指定正味財産期首残高 196,500,000 196,500,000 0 196,500,000 393,000,000

指定正味財産期末残高 0 0 196,500,000 196,500,000 0 0 196,500,000 0 393,000,000

Ⅲ　正味財産期末残高 △ 36,796,529 △ 52,377,938 295,116,530 205,942,063 2,056,216 2,056,216 192,410,081 0 400,408,360

様式3

１．重要な会計方針

（１）有価証券の評価基準及び評価方法

満期保有目的の債券・・・・償却原価法（定額法）によっている。

（２）固定資産の減価償却の方法

無形固定資産（ソフトウェア）・・・・定額法によっている。

（３）引当金の計上基準

①賞与引当金

職員の賞与金の支払いに備えて、賞与支給見込額の当事業年度負担額を計上している。

②退職給付引当金

職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を計上している。

（４）消費税等の会計処理

消費税等の会計処理は、税込方式によっている。

２．基本財産及び特定資産の増減額及びその残高

基本財産及び特定資産の増減額及びその残高は、次のとおりである。

（単位：円）

基本財産

　定期預金　有価証券

特定資産

合計

３．基本財産及び特定資産の財源等の内訳

基本財産及び特定資産の財源等の内訳は、次のとおりである。（単位：円）

基本財産

合計

特定資産の利息については一般収入に繰り入れるものとする。

（うち一般正味財産からの充当額）

（うち指定正味財産からの充当額）

(388,005,152)

505,006393,000,000

科　　目

505,006

小計100,000

（うち負債に対応する額）

505,006

1,600,000

当期末残高

100,0001,600,000394,700,000

1,700,000

小計

普通預金4,994,848

388,005,152505,006

393,000,000

財務諸表に対する注記

科　　目 前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高

(393,000,000)

1,700,000

(1,700,000)

505,006

(1,700,000)

(1,700,000)1,700,000

小計

605,006

388,005,152393,000,000

特定資産　退職給付引当資産

小計

4,489,842388,510,158

定期預金 4,994,848

退職給付引当資産

394,700,0001,700,000

(393,000,000)

(4,994,848)

394,600,000

有価証券

４．担保に供している資産

なし

５．固定資産の取得価額、減価償却累計額及び当期末残高

固定資産の取得価額、減価償却累計額及び当期末残高は、次のとおりである。(単位：円）

ソフトウェア合計

６．満期保有目的の債券の内訳並びに帳簿価額、時価及び評価損益 満期保有目的の債券の内訳並びに帳簿価額、時価及び評価損益は、次のとおりである。

（単位：円）

11 30年国債

111 20年国債

７．補助金等の内訳並びに交付者、当期の増減額及び残高

補助金等の内訳並びに交付者、当期の増減額及び残高は次のとおりである。（単位：円）

静岡県

８．指定正味財産から一般財産への振替額の内訳

指定正味財産から一般財産への振替額の内訳

当該事業年度末までに目的たる支出を行うことが予定されている補助金等を受け入れた場合には、その受入額を受取補助金等として一般正味財産増減の部に記載できることから、当公益法人は一般正味財産へ記載をしている。

0

前期末残高

交付者

合 計 0 6,569,000 6,569,000

一般正味財産0

0

217,265,250

388,005,152

275,692,500

新・静岡茶ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ戦略推進事業費補助金

当期減少額

5,429,000

162,000

合　　計170,739,902

0

162,000

評価損益

197,408,000

時　　価種類及び銘柄 帳簿価額

静岡労働局 0 1,140,000 1,140,000キャリアアップ助成金

137,700 24,300

補助金等の名称

473,100,500

科　　目 取得価額 減価償却累計額 当期末残高

当期増加額

貸借対照表上の記載区分

85,095,348

137,700 24,300

一般正味財産

当期末残高

5,429,000

26,668,09858,427,250

１．基本財産及び特定財産の明細

財務諸表に対する注記の２に記載している。

２．引当金の明細

（単位：円）当期減少額

目的使用 その他

960,000

100,000

賞与引当金

退職引当金

930,000 930,000

1,700,0001,600,000

当期増加額科目 期首残高 期末残高

附属明細書

960,000

（単位：円）

場所・物量等 使用目的等 金額

（流動資産）

現金・預金 普通預金

スルガ銀行静岡南支店 運転資金として 6,933,946

静岡銀行駅南支店 運転資金として 505,169

ゆうちょ銀行〇八九店当座 運転資金として 2,351,073

未収金 補助金収入等 1,634,894

前払金 次年度分の保険料等 29,820

立替金 職員健康診断料 9,660

流動資産合計 11,464,562

（固定資産）

基本財産 定期預金 スルガ銀行静岡南支店

4,994,848

有価証券 大和証券静岡支店

第11回30年国債 217,265,250

大和証券静岡支店

第111回20年国債 170,739,902

特定資産 退職給付引当資産 スルガ銀行静岡南支店 従業員2名に対する退職金の支払いに備えたもの 1,700,000

その他固定資産 ソフトウェア 24,300

固定資産合計 394,724,300

資産合計 406,188,862

(流動負債)

未払金 引落し時期が年度をまたぐ委託費等 2,673,035

前受金 次年度賛助会費預り分等 170,700

預り金 機関誌送料 機関誌送料の預り分 464

厚生年金 従業員3名の厚生年金預り分 170,190

健康保険料 従業員3名の健康保険料預り分 106,113

賞与引当金 従業員に対するもの 従業員3名に対する賞与の支払いに備えたもの 960,000

流動負債合計 4,080,502

（固定負債）

退職給付引当金 従業員に対するもの 従業員2名に対する退職金の支払いに備えたもの 1,700,000

固定負債合計 1,700,000

負債合計 5,780,502

正味財産 400,408,360

公益目的保有財産、管理活動財産として運用益を公益目的事業、管理費の財源に使用

貸借対照表科目

財　　産　　目　　録平成31年3月31日現在

公益目的保有財産、管理活動財産として運用益を公益目的事業、管理費の財源に使用

公益目的保有財産、管理活動財産として運用益を公益目的事業、管理費の財源に使用