決算説明資料 20161104 （投影用）...前期（'16/3）上期当期（'17/3）...

2017年3月期第２四半期決算説明会

扶桑化学工業株式会社

2016年11月7日

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1

目次

Ⅰ．2017年3月期第２四半期決算概要Ⅱ．事業の概況

・ライフサイエンス事業・電⼦材料および機能性化学品事業

Ⅲ．2017年3月期業績予想

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Ⅰ．2017年3月期第2四半期決算概要


増減額増減率乖離額乖離率

売上高 17,232 17,577 17,100 △344 △2.0% ＋132 ＋0.8%

営業利益 4,553 3,564 3,600 ＋989 ＋27.7% ＋953 ＋26.5%

経常利益 4,459 3,660 3,600 ＋799 ＋21.8% ＋859 ＋23.9%

四半期純利益 3,056 2,446 2,350 ＋610 ＋24.9% ＋706 ＋30.1%

償却前営業利益 5,202 4,464 4,261 ＋737 ＋16.5% ＋940 ＋22.1%

一株当たり四半期純利益 86.0 円 77.6 円 66.1 円＋8.4 円＋19.9 円

（単位：百万円）

当期実績前年同期実績当初計画

前年同期⽐計画⽐


2017年3月期第2四半期（累計）決算概要

＊上半期として過去最高の利益を達成

4


2017年3月期第2四半期（累計）【計画⽐】

乖離額乖離率乖離額乖離率

売上高 17,232 17,100 ＋132 ＋0.8% 17,100 ＋132 ＋0.8%

営業利益 4,553 4,100 ＋453 ＋11.1% 3,600 ＋953 ＋26.5%

経常利益 4,459 4,050 ＋409 ＋10.1% 3,600 ＋859 ＋23.9%

四半期純利益 3,056 2,750 ＋306 ＋11.1% 2,350 ＋706 ＋30.1%

償却前営業利益 5,202 4,761 ＋440 ＋9.2% 4,261 ＋940 ＋22.1%

一株当たり四半期純利益 86.0 円 77.4 円 66.1 円

当初計画⽐

＋19.9 円


＋8.6 円

当期実績 8/1公表修正計画

修正計画⽐当初計画

5

増減額増減率増減額増減率

ライフサイエンス事業 11,516 10,580 △936 △8.1% 1,646 1,911 ＋264 ＋16.1%

電⼦材料および機能性化学品事業 6,061 6,652 ＋591 ＋9.8% 2,389 3,185 ＋796 ＋33.3%

（調整額）ーーーー △470 △542 △72 ー

計 17,577 17,232 △344 △2.0% 3,564 4,553 ＋989 ＋27.7%

前期（'16/3期）

上期

当期（'17/3期）

上期

前年同期⽐


前年同期⽐

売上高営業利益前期

（'16/3期）上期

当期（'17/3期）

上期

セグメント別売上高・営業利益【前期⽐】


増減額増減率増減額増減率

売上高 8,796 △129 △1.5% 8,436 △215 △2.5%

営業利益 2,441 ＋710 ＋41.1% 2,111 ＋278 ＋15.2%

経常利益 2,365 ＋578 ＋32.4% 2,094 ＋220 ＋11.8%

四半期純利益 1,566 ＋482 ＋44.5% 1,489 ＋127 ＋9.4%

償却前営業利益 2,767 ＋579 ＋26.5% 2,434 ＋157 ＋6.9%

一株当たり　四半期純利益 44.1 円 42.0 円+9.7 円 △1.2 円

（単位：百万円）第1四半期（4-6月）第2四半期（7-9月）

'17/3期 1Q前年同期⽐

'17/3期 2Q前年同期⽐

2017年3月期四半期別の業績


2017年3月期四半期別セグメント別業績推移



上期実績

当期 8,796 8,436 17,232 34,800前期 8,925 8,651 17,577 35,298

当期 5,368 5,211 10,580 22,000前期 5,695 5,820 11,516 23,285当期 3,428 3,224 6,652 12,800前期 3,230 2,831 6,061 12,012

当期 2,441 2,111 4,553 8,400前期 1,730 1,833 3,564 7,279

当期 986 924 1,911 3,800前期 631 1,014 1,646 3,541当期 1,719 1,466 3,185 5,700前期 1,331 1,057 2,389 4,694

（調整額）当期 △264 △278 △542 △1,100

当期 27.8% 25.0% 26.4% 24.1%前期 19.4% 21.2% 20.3% 20.6%

当期 18.4% 17.7% 18.1% 17.3%前期 11.1% 17.4% 14.3% 15.2%当期 50.2% 45.5% 47.9% 44.5%前期 41.2% 37.3% 39.4% 39.1%

2017年3月期11/1公表修正計画

1Q（4-6月）

2Q（7-9月）

（4-9月）通期予想

（4-3月）

売上高営業利益率

ライフサイエンス事業

電⼦材料および機能性化学品事業

売上高



営業利益



’13/3期上期

'13/3期下期

’14/3期上期

'14/3期下期

’15/3期上期

'15/3期下期

’16/3期上期

'16/3期下期

’17/3期上期

ライフサイエンス事業 9,065 9,720 9,887 10,202 9,255 12,114 11,516 11,769 10,580


4,675 3,894 4,423 4,813 5,103 5,749 6,061 5,951 6,652

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000

セグメント別売上高推移


当期

（百万円）

9

セグメント別営業利益推移


当期（百万円）

10

’13/3期上期

'13/3期下期

’14/3期上期

'14/3期下期

’15/3期上期

'15/3期下期

’16/3期上期

'16/3期下期

’17/3期上期

ライフサイエンス事業 1,177 1,268 969 1,343 1,025 1,693 1,646 1,894 1,911


1,043 489 826 1,122 1,624 1,884 2,389 2,304 3,185

（調整額） △ 357 △ 397 △ 366 △ 356 △ 380 △ 421 △ 470 △ 485 △ 542

△ 1,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

'12/3期 '13/3期 '14/3期 '15/3期 '16/3期 '17/3上期

その他 167 129 136 221 216 17,232

アジア 2,918 3,134 5,155 6,470 7,462

北⽶ 4,661 4,845 4,964 5,272 6,053

日本 20,500 19,245 19,070 20,259 22,566

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

海外売上高推移


当期

（百万円）

（上期合計）

17,232

11

13,937 13,281

34,221 36,113

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

2016/3末 2016/9末

流動資産固定資産

資産の状況

流動資産（前期末⽐+1,892百万円）

・現預⾦の増加

固定資産（前期末⽐△655百万円）

・減価償却による有形固定資産の減少


（百万円）

48,158 49,395

12

39,970 41,154

2,407 2,391 5,780 5,849

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

2016/3末 2016/9末

流動負債固定負債純資産

負債・純資産の状況

流動負債（前期末⽐＋68百万円）

固定負債（前期末⽐△15百万円）

純資産（前期末⽐＋1,183百万円）

・利益剰余⾦の増加


（百万円）

48,158 49,395

13

前期（'16/3）

上期

当期（'17/3）

上期'13/3期 1Q '13/3期 2Q

営業活動によるキャッシュ・フロー 3,603 4,042

投資活動によるキャッシュ・フロー △300 6,025

財務活動によるキャッシュ・フロー △1,108 △890

現⾦及び現⾦同等物に係る換算差額 △46 △460

現⾦及び現⾦同等物の増加額 2,148 8,716

現⾦及び現⾦同等物の期首残高 5,521 11,214

現⾦及び現⾦同等物の期末残高 7,670 19,930

前期（'16/3）

上期

当期（'17/3）

上期'13/3期 1Q '13/3期 2Q

営業活動によるキャッシュ・フロー 3,603 4,042

投資活動によるキャッシュ・フロー △300 6,025

財務活動によるキャッシュ・フロー △1,108 △890

現⾦及び現⾦同等物に係る換算差額 △46 △460

現⾦及び現⾦同等物の増加額 2,148 8,716

現⾦及び現⾦同等物の期首残高 5,521 11,214

現⾦及び現⾦同等物の期末残高 7,670 19,930

キャッシュ・フロー計算書

営業活動によるキャッシュ・フロー・税⾦等調整前四半期純利益の増加（+694百万円）

投資活動によるキャッシュ・フロー・定期預⾦の預⼊と払戻の差額（+6,346百万円）

財務活動によるキャッシュ・フロー・配当⾦の⽀払額の増加（△886百万円）


（百万円）

14

’12/3期通期 ’13/3期通期 ’14/3期通期 ’15/3期通期 ’16/3期通期 ’17/3期上期

設備投資 1,736 625 2,288 1,771 632 0

減価償却費(のれん償却含む)

2,005 1,636 1,845 2,147 1,798 648

研究開発費 424 489 471 540 512 255

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

設備投資・減価償却費・研究開発費推移


（百万円）

（非開示）

15

経営指標


0.792 0.809

0.867 0.885

0.810

0.713

0.000

0.100

0.200

0.300

0.400

0.500

0.600

0.700

0.800

0.900

1.000

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2016/9

総資産回転率（回）

12.9%

8.6%9.1%

12.2%

13.4%13.7%

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

12.0%

14.0%

16.0%

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2017/3予想

ROE（％）

16

Ⅱ．事業の概況




●リンゴ酸類●クエン酸類●グルコン酸類★無水マレイン酸★フマル酸類●乳酸類●イタコン酸●ビタミンＣ類●食品製剤類●化成品および製剤●海苔⽤活性処理剤●その他果実酸

★2014年度下期より当社名での販売を開始

電⼦材料および

機能性化学品事業

●シリカ関連誘導品・超⾼純度コロイダルシリカ・⾼純度シリカナノパウダー・⾼純度オルガノシリカゾル・アルキルシリケート

●⾼純度果実酸●ファインケミカル●その他機能性化学品

事業内容

18

セグメント別売上高・営業利益ライフサイエンス事業

◇売上高

◇営業利益

＜増加要因＞・ビタミンC類の販売好調

＜減少要因＞・ベンゼン価格下落による販売価格下落・円高による為替換算減・海外⼦会社の為替換算減

＜増加要因＞・円高による輸⼊コスト減/販売数量維持・⽯油価格下落に伴う、電気・光熱費減

＜減少要因＞・円高による為替換算減


増減額増減率

売上高 11,516 10,580 △936 △8.1%

営業利益 1,646 1,911 ＋264 ＋16.1%

（単位：百万円）前期上期

（'16/3期）当期上期

（'17/3期）前年同期⽐

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セグメント別売上高・営業利益

◇売上高

◇営業利益

＜増加要因＞・スマートフォン等、好調な半導体需要・ＣＭＰ分野での当社製品への切替・価格改定・半導体向け以外の製品も堅調

＜減少要因＞・シリコンウエハの研磨技術向上に伴う使⽤量の減少

・円高による為替換算減

＜増加要因＞・売上増による増加・大規模工事のための前倒し生産による原価低減

・円高の影響による輸⼊原材料価格の下落

・コスト削減

＜減少要因＞・円高による為替換算減



増減額増減率

売上高 6,061 6,652 ＋591 ＋9.8%

営業利益 2,389 3,185 ＋796 ＋33.3%


前期上期（'16/3期）

当期上期（'17/3期）

前年同期⽐

20









事業内容

22

ライフサイエンス事業領域


製商品数650品目得意先700社顧客8,000社23

ライフサイエンス事業戦略

水溶性防錆剤

洗浄剤

⾦属封鎖剤

ボイラー清缶剤

ｺﾝｸﾘｰﾄ混和剤

クーラント剤

研削・切削油

ゴム・樹脂⽤滑剤

工業工業

当社製品に対する安心⻑年の実績に対する信頼


次世代成⻑産業

国内食品市場縮小海外での加工食品製造増

海苔⽤処理剤

土壌改良剤混合飼料

飼料添加物

農水畜産業農水

畜産業

pH調整剤

保水剤

日持向上製剤

酸化防止剤

豆腐⽤凝固剤

健康食品素材

酸味料

麺⽤製剤

食品食品

グローバル展開

“FUSO”ブランドの確⽴

農水畜産業への展開

24

“FUSO” ブランド確⽴への変遷


［リンゴ酸類］■国内唯一のメーカー■無水マレイン酸から一貫生産計画

［クエン酸類］■高度な精製技術を活かしたリンゴ酸に続く主⼒製品

［グルコン酸類］■旧藤沢薬品工業より、グルコン酸を含む化成品事業譲受■北⽶でのトップシェア

［無水マレイン酸］[フマル酸］

■三井化学より、無水マレイン酸、フマル酸を含む有機酸事業を譲受

1962 1986 2003 2014 2018

⿅島⽣産設備稼働

25

グローバル展開（アジア）

扶桑化学工業

⻘島扶桑精製加工有限公司

FUSO(THAILAND)

CO., LTD.


拡大するアジアでの加工食品⽤食品添加物およびその製剤需要を日本・中国・タイの

トライアングル体制で取り込む

主な製造品目カバーエリア

リンゴ酸類、食添製剤全世界

クエン酸類、食添製剤中国

食添製剤東南アジア

26

0

10

20

30

40

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2017/3（計画）

PMP売上⾼推移


2003年（平成15年）12月扶桑化学工業100%⼦会社に

2011年（平成23年）5月固定資産を一部売却（選択と集中）

グルコン酸類の製造販売に注⼒

PMP Fermentation Products, Inc.

グローバル展開（北⽶）

（億円）

北⽶市場で強固な経営基盤の確⽴

・グルコン酸類の⽶国国産メーカーとしての実績と信頼

・競争⼒のある製品群で、確実に利益確保

・高度な発酵技術をベースに高品質な製品を安定的に供給 2016年（平成28年）3月期

増収増益過去最高益

27

ライフサイエンスの今後の展開


Ⅰ. 世界No.1のリンゴ酸メーカー－⽣産・販売体制の確⽴

<⿅島果実酸コンビナート構想の実現>

Ⅱ. One-Stop食添製剤メーカー－アジア市場における応⽤開発商品の販売増

Ⅲ. 果実酸類の医薬品市場への展開－品質重視・付加価値の⾼い市場での販売増

Ⅳ. 農水畜産業向け新製品の上市－早期製品開発の実現

Ⅴ. 筋肉質体制の強化－業務の効率化、⽣産コスト・在庫・評価減等の削減

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世界No.1のリンゴ酸メーカー


（1）本計画の位置付け⿅島果実酸コンビナート構想の１st stepとする

リンゴ酸生産設備の新設を三井化学⿅島工場内に計画

（2）コンセプト世界No.1のﾘﾝｺﾞ酸メーカーを目指す

（3）本計画の概要能⼒：15,000MT/Y稼働：2018年末営業運転開始

（4）設備要件① 世界最大規模の生産量② コスト競争⼒の強化③ 品質管理体制の強化有機酸プラント（現状：三井化学⿅島工場）

29

ＦＵＳＯブランド確⽴

ＦＵＳＯブランド確⽴

製品⼒製品⼒

One-Stop食添製剤メーカー

・日系食品メーカーの東南アジア市場へのシフト加速

・日本食への関心の高まりによる現地需要拡大

・嗜好の多様化、消費の二極化

信⽤⼒信⽤⼒技術⼒技術⼒

扶桑化学工業

⻘島扶桑精製加工有限公司

FUSO(THAILAND)

CO., LTD.


東南アジア市場でのビジネスチャンス拡大

PMP

日持向上製剤

品質改良剤製剤

pH調整剤製剤

調味料製剤

鶏肉

食パン

唐揚げ30

新大阪事業所粉体技術センター医薬品GMP基準に適合した


果実酸類の医薬品市場への展開

① 大手医薬品メーカーへの納⼊② 生産品目の追加③ 生産の効率化により、売上・利益拡大

31

農水畜産業向け新製品の上市


農業畜産

大学等のアカデミアと連携し、地球温暖化・異常気象（乾燥）等による農作物・⿂・家畜の

ストレス耐性を向上し、成⻑をサポートする新製品の開発に取り組む

漁業

32

設備投資計画


上期下期上期下期上期下期有機酸製造設備買収

（⿅島工場） 10億

リンゴ酸製造設備新設（⿅島工場） 36億

2016 2017 2018改造費⽤(概算)

2018年7月予定

2017年7月予定

着⼿及び完了予定計画変更：

33









事業内容

35


扶桑化学

� シリコンウエハポリッシング◇最終研磨⽤途向け

→世界市場80％以上のシェア◇一次・二次研磨向けにも展開

� 半導体ＣＭＰスラリー◇酸化膜（SiO₂）

・層間絶縁膜（ILD）・素⼦分離（STI）

◇メタル (W, AL, Cu…）◇ポリシリコン、低誘電率膜（Low-k）

� ナノパウダー◇トナー⽤途◇他

� 新規⽤途への開発◇フォトマスクブランクス研磨◇ナノフィラー、添加剤

電⼦材料および機能材料事業

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半導体市場予測

半導体市場は緩やかな成⻑が続く

（16〜18年平均2%）


ｼﾘｺﾝｳｴﾊ世界市場

世界半導体製品別市場予測

出典：WSTS2016年春季半導体市場予測

(単位：十億㌦)3年平均2％

0 10 20 30

Shinetsu

SUMCO

SunEdison+SAS

Siltronic

LG Siltron

その他

■再編が進み、市場は大⼿5社に集中

■ファイナルスラリー⾯積当たりの使⽤量減少

%出典：Calculated based on Latest Company Annual Report

37


– スマートフォンの主要市場では需要が一巡し、今後は買い替え需要に移⾏– 2016年度上期は、iPhone 7販売に伴い売上は堅調に推移– IoTの加速化。ドローン・⾞載⾃動運転等、半導体需要の拡大期待

– Intel/Samsung/TSMCが熾烈な開発競争– 2016年末から2017年前半にかけて、各社10nm

プロセスの⽴ち上げ計画

中国政府主導で、半導体の内製化に莫大な投資・前工程(ウェハ・プロセス工程)に数兆円規模の投資・ 2030年までに世界トップクラスの半導体メーカーを数社育成・半導体⾃給率を2025年度までに70%に

IoT（Internet of Things）・ IoT（Internet of Things）時代の幕開け

・中国半導体工場「先端半導体技術で世界に追いつく」

10nmプロセスの⽴ち上げ・ 10nmプロセスの⽴ち上げ

半導体業界の動向

38

半導体市場と微細化の推移

今後も半導体の微細化は進む


◆ Intel/TSMC/SAMSUNG/GFファウンドリビジネスで熾烈な微細化競争

◆ 2017年〜2018年にシングルナノ世代の⽴ち上げ

「シングルナノ世代では、CMPの工程管理がさらに厳しくなりこれまで以上に“粒⼦径＆粒度分布のバラつき”が許されない」

10nm世代からシングルナノ世代へ

2015年 2016年 2017年 2018年 2020年Intel 14nm 10nm 7nm

TSMC 16nm 10nm 7nm 5nm

SAMSUNG 14nm 10nm 7nm 5nm

GlobalFoundries

14nm(SAMSUNGと提携)

10nm世代はスキップ

7nm(IBMと協業)

出典：IC Knowledge

39

真球型まゆ型会合型低 1.6 2.0 会合度 2.7 ⾼

1. 会合度制御技術

（A）⾦平糖状

扶桑化学の粒⼦制御技術

2. 形状制御技術

（B）紐状（C）塊状

３. 表面改質技術


Surface Modified Sol

Anion sol / Cation sol

PL-3

PL-10H

2004 20132007 2010

PL-3

PL-10H

PL-1

PL-2

PL-2L

PL-3

PL-10H

PL-1

PL-2

PL-2L

PL-3L

PL-06L

PL-3H

PL-7

2001 2016

Less Silanol Sol

BS series

Expectation Higher RR / Better Selectivity / Less Defect

Particle size / shape control

Surface modification

Particle structure design - true density, silanol

FUSO’s

Key

Technology

2019

Small particle Sol

PL/BS series

扶桑化学のコロイダルシリカ開発ロードマップ


: Commercialized. High volume production. > /= 30 lots/year

: Commercialized. Low volume production. < 30 lots/year.

: HVM trial production grade.

Grade PL-06 PL-1 PL-2 PL-3 PL-7 PL-10Particle Size (d1) [nm] 6 15 25 35 70 100Silica content [wt%] 6% 12% 20% 20% 22% 24%Shape

spherical PL-06L PL-3L

cocoon-shaped PL-2 PL-3 PL-7

aggregate PL-1 PL-3H PL-10H

PL-2L

Ⅰ. 新規設備、および既存設備へ最先端技術の導入①シングルナノレベルでの

粒⼦径制御②効率生産向上③粗大粒⼦低減

Ⅱ.最先端の分析機器導入による分析精度向上

Ⅲ.ニーズに対応した製品を継続的に開発するための研究開発投資

盤⽯な事業体制


進化し続けるコロイダルシリカ

PLシリーズ

42

Grade BS-1 BS-2 BS-3Particle Size (d1) [nm] 15 25 30Silica content [wt%] 20% 20% 20%Shape

spherical

cocoon-shaped

aggregate BS-1H BS-2 BS-3

Grade PL-1-D PL-1L-D BS-1H BS-2 BS-1L BS-1L-D

Particle Size (d1) [nm] 15 10 14 25 14 14Particle Size (d2) [nm] 35 17 35 50 18 18

concentration 20 20 20 20 20 20

spherical

cocoon-shaped

aggregate

Ⅳ. シングルナノに対応した新しいコロイダルシリカ開発①低シラノールタイプ

（ＢＳシリーズ）②小粒⼦径タイプ③表面修飾タイプ

Ｖ. 在庫の分散保管による安定供給体制

盤⽯な事業体制


BSシリーズ

小粒⼦径

進化し続けるコロイダルシリカ

43


1. コロイダルシリカ製造ライン増設

2. スケジュール

◆京都工場を世界一のコロイダルシリカ生産工場に！・シングルナノ配線への対応のため、世界最高水準の設備導⼊・品質のさらなる安定化・コスト削減のための⾃動化、及び効率的生産・環境への配慮

上期下期上期下期上期下期

新製品対応設備５億

製造ライン増設 30億

2016 2017 2018改造費⽤(概算)

平成29年2月予定

平成30年1月予定

44億

設備投資計画

工事期間試作・洗浄認定

工事期間試作・洗浄認定

44

0200400600800

1,0001,2001,4001,6001,8002,0002,2002,4002,6002,8003,000

2014（実績）

2015（実績）

2016上期（実績）

2016（⾒込）

2017 2018（目標）

その他

ナノパウダー

高純度シリカの安定的大量生産で培った技術・知識を応⽤し、新分野へ果敢に挑戦する

新分野への挑戦

半導体研磨分野以外向け製品中期販売目標

30億円


（百万円）

（東京研究所が⼊居するＫSP外観）

新規開発の中心的役割を果たす東京研究所の開発の効率化・加速化の為に、開発機能の拡充を⾏う。

高純度かつ粒⼦径、形状を⾃由にコントロールできる技術を基礎として表面改質技術、パウダー化技術と組み合わせて種々の⽤途向けにパウダーを開発する。

1. 具体的施策

2. 東京研究所

45

2. 中空シリカ

新分野への挑戦

1. ナノパウダー


ナノシリカ粒⼦をパウダー化したもの。有機無機ハイブリッド材料、ガラス代替、アンチブロッキング⽤途が期待される。最適な表面修飾を施すことにより、ユーザーの希望する溶媒、樹脂に高濃度分散させる。

粒⼦径数十ｎｍの内部が空洞のシリカ粒⼦。低屈折材料、絶縁材料、ＤＤＳ材料等への利⽤が期待される。

空洞

シリカ層

・低反射（空孔率）・シェル強度（厚み、密度）・平均粒⼦径、粒度分布制御・分散性・耐擦傷性、鉛筆硬度

・分散性・耐擦傷性・鉛筆硬度

46

Ⅲ． 2017年3月期業績予想


17,577 35,298 17,232 34,800

ライフサイエンス事業 11,516 23,285 10,580 22,000電⼦材料および

機能性化学品事業 6,061 12,012 6,652 12,800

3,564 7,279 4,553 8,400

ライフサイエンス事業 1,646 3,541 1,911 3,800電⼦材料および

機能性化学品事業 2,389 4,694 3,185 5,700

（調整額） △470 △955 △542 △1,100

3,660 7,299 4,459 8,300

2,446 4,716 3,056 5,700

77.6 円 143.7 円 86.0 円 160.5 円


'16/3期通期(実績)

'17/3期通期(11/1公表修正計画)

一株当たり当期純利益

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

'16/3期上期(実績)

'17/3期上期（実績）

2017年3月期通期業績予想


株式情報


Ⅰ. 株価推移

（公募増資後）

【株価の状況 2014年1月〜（2016年3月基準：100）】

20

40

60

80

100

120

140

14/01 14/04 14/07 14/10 15/01 15/04 15/07 15/10 16/01 16/04 16/07

扶桑化学工業終値日経平均終値

49

1 3 3 3 3 8 10

18

4 3 3 3 4

10

15

18 10

11.0%8.1% 7.5%

9.9%9.8%

16.4%

24.3%

22.4%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

0

5

10

15

20

25

30

35

40

2010/3 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2017/3予想

中間配当期末配当記念配当配当性向

株式情報


●H29.3月期予定・普通配当⾦36円（中間配当18円、期末配当18円）

●H28.3月期・普通配当⾦25円（中間配当10円、期末配当15円）・記念配当⾦10円

Ⅱ. 配当⾦

（配当⾦/円）（配当性向/％）

50

’13/3期上期

'13/3期下期

’14/3期上期

'14/3期下期

’15/3期上期

'15/3期下期

’16/3期上期

'16/3期下期

’17/3期上期

'17/3期下期

ライフサイエンス事業 9,065 9,720 9,887 10,202 9,255 12,114 11,516 11,769 10,580 11,419


4,675 3,894 4,423 4,813 5,103 5,749 6,061 5,951 6,652 6,147

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

20,000（百万円）

セグメント別売上高推移


下期計画

51

セグメント別営業利益推移


下期計画

52

（百万円）

’13/3期上期

'13/3期下期

’14/3期上期

'14/3期下期

’15/3期上期

'15/3期下期

’16/3期上期

'16/3期下期

’17/3期上期

'17/3期下期

ライフサイエンス事業 1,177 1,268 969 1,343 1,025 1,693 1,646 1,894 1,911 1,888


1,043 489 826 1,122 1,624 1,884 2,389 2,304 3,185 2,514

（調整額） △ 357 △ 397 △ 366 △ 356 △ 380 △ 421 △ 470 △ 485 △ 542 △ 557

△ 1,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

この資料の中で、将来の⾒通しに関する数値につきましては、グループ各社の現時点での⼊手可能な情報に基づいており、この中にはリスクや不確定な要因も含まれております。従いまして、実際の業績は、事業を取り巻く経済環境、需要動向、為替動向等により、これらの業績⾒通しと大きく異なる可能性があります。


決算説明資料 20161104 （投影用）...前期 （'16/3） 上期 当期 （'17/3）...

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決算説明資料 20161104 （投影用）...前期（'16/3）上期当期（'17/3）...