基礎輪講第2週 3次元処理・座標系 - hvrl...内容 • h-matrix...
TRANSCRIPT
基礎輪講 第2週
3次元処理・座標系
内容
• H-Matrix × イメージモザイキング
2D-2Dの座標系変換
• P-Matrix ×カメラキャリブレーション
2D-3Dの座標系変換
• F-Matrix ×エピポーラ幾何
2D-3D-2Dの座標系変換
2
H-Matrix
• 画像から画像への変換
• 画像の幾何学的変換の一種
H-Matrixの応用例• イメージモザイキング
• Diminished Reality
原画像群イメージモザイキング
幾何学的変換
3
斉次座標とは?
• n次元の座標に1次元追加すること
• 平行移動を含めた,全座標変換を行列で表現できる.
⎟⎟⎠
⎞⎜⎜⎝
⎛+⎟
⎠
⎞⎜⎝
⎛⎟⎠
⎞⎜⎝
⎛=⎟
⎠
⎞⎜⎝
⎛
y
x
tt
yx
dcba
'y'x
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛
11001yx
tdctba
~'y'x
y
x
斉次座標なし 斉次座標あり
:同値記号~
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛
λλλyx
~yx
1
定数倍の違いを許して,等しいこと
6
補間
• ニアレストネイバ
• バイリニア補間
• バイキュービック補間
変換前 変換後
幾何学的変換後の再標本化時,明度値決定法
8
P-Matrix×カメラキャリブレーション
実世界(3次元)
C
v
u
XwZw
Yw
3次元世界と画像
画像(2次元)
画像(2次元)との対応関係(P-Matrix)が必要!
対応関係を求めることを,カメラキャリブレーションという.9
カメラキャリブレーション
wXP~m ~~⎟⎟⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜⎜⎜
⎝
⎛
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛
1
~1 34
24
14
33
23
13
32
22
12
31
21
11
w
w
w
ZYX
ppp
ppp
ppp
ppp
vu
と定め,不定性を排除
変数が11個→6組以上あれば,求められる!
134 =p
P-Matrixを求め,物体と画像の関係を求めること
C
v
u
XwZw
Yw
3次元世界と画像
10
座標系のいろいろ・カメラ座標系・世界座標系・正規化画像座標系・画像座標系
2次元
カメラ座標系 世界座標系
正規化座標系 画像座標系
3次元
座標の変換
Xw
ZwYw
( )yx,
X
( )vu,
( )ZwYwXw ,,
YZ
y
x
( )CvCu ,u
v
座標系モデル
カメラ座標系
世界座標系
正規化座標系
画像座標系
(Cu, Cv) 画像中心
11
課題:既知のP-matrixによる座標変換
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛−=
0.10.00.00.14244276.4220.00.1650.08079.380
A
⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛
−−
−−=
419745.0907406.0020715.0907224.0420135.0020762.0027543.0010079.0999570.0
R⎟⎟⎟
⎠
⎞
⎜⎜⎜
⎝
⎛−−
=088277.296776317.14517020.3
t
マーカ画像 座標変換による立体出力
マーカ
既知のP-Matrixを用いて,一辺80の立方体を画像上に描きなさい.
16
点P:対象物点C点C’:光学中心
:投影点(正規化画像座標):投影点(画像座標)
F-matrix × エピポーラ幾何エピポーラ拘束
画像上の投影点間には拘束条件がある.
F:F-matrix
0~'~ =mm T F
P
'~x'C
C
x'x
エピポーラ幾何
m 'm
x 'x
17
課題:エピポーラ線の出力
エピポーラ線を出力してください.
視点1画像 視点2画像
対応点2画像
対応点1画像
18
発表の内容と実装
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• H-Matrix理論
応用例・実験
(イメージモザイキング・DR・補間など)• P-Matrix
各座標系についての説明
応用例・実験
• F-Matrixエピポーラ幾何の理論
応用例・実験