本リーフレットは日本体育協会のホームページよりダウンロードできます。ドーピング防止情報と併せてご確認ください。　HPはこちらhttp://www.japan-sports.or.jp/medicine/doping/tabid/ 540/Default.aspx

公益財団法人　日本体育協会〒150-8050 東京都渋谷区神南1-1-1 岸記念体育会館TEL.03-3481-2240

スポーツ振興くじ助成事業

●ドーピング検査のうち競技会検査での使用可能薬をあげました。競技会外検査では競技会検査の禁止物質の一部が検査されますから、本リストの薬は両方の検査についての使用可能薬です。●禁止物質でも申請手続きにより「治療目的使用に係る除外措置（TUE)」を受けられる場合があります。また使用量が少なく尿中濃度が低ければ使える薬などもありますが、そのような使用に条件がある薬はあげておりません。　＊競技種目によって使用が禁止される薬もあります。各競技の禁止物質リストを十分に注意して参照してください。

　＊禁止物質の指定から外れて使用を監視されるだけの物質（監視プログラムに掲載された物質）がありますが、これらを含む薬はとりあげていません。

●本リストは一部の例示であり、他にも多くの使用可能な薬品があります。

　　　：医療用医薬品［医師の処方が必要な薬］　　　：一般用医薬品［薬局で買える薬］（　 ）内は成分名

〈凡　例〉

名前全体が完全に一致することを確かめてください。ほとんど同じ名前でも頭に「新」が、終わりに「錠」や「会社名」あるいは「アルファベット」がついているだけで組成が異なる場合があります。

一 般

医 療

ドーピング防止

使用可能薬リスト使用可能薬リスト2013年3月 改訂版

キプレス（モンテルカストナトリウム） キュバールエアゾール（ベクロメタゾンプロピオン酸エステル） サルタノールインヘラー（サルブタモール硫酸塩） シムビコートタービュヘイラー（ホルモテロールフマル酸塩水和物、ブデソニド） シングレア（モンテルカストナトリウム） セレベント（サルメテロールキシナホ酸塩） テオドール（テオフィリン） テルシガンエロゾル（オキシトロピウム臭化物） パルミコート（ブデソニド） フルタイドエアゾール（フルチカゾンプロピオン酸エステル） ベネトリン吸入液（サルブタモール硫酸塩）

23 高血圧

一 般

医 療

注 意 利尿薬との配合薬は禁止。

一 般

医 療

注 意

アダラート（ニフェジピン） アムロジン（アムロジピンベシル酸塩） オルメテック錠（オルメサルタンメドキソミル） ディオバン錠（バルサルタン） ニューロタン錠（ロサルタンカリウム） ノルバスク（アムロジピンベシル酸塩） ブロプレス錠（カンデサルタンシレキセチル）

24 痛風・高尿酸血症

一 般

医 療

注 意 プロベネシドは禁止。

一 般

医 療

注 意

ウラリット配合錠（クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム水和物） コルヒチン錠（コルヒチン） ザイロリック錠（アロプリノール） ユリノーム錠（ベンズブロマロン）

25 糖尿病薬

一 般

医 療

注 意 ▪インスリン類は禁止。 ▪SU系、ビグアナイド系、インスリン抵抗性改善薬、食後血糖

改善薬、DPP-４阻害薬、GLP-1受容体作動薬は使用可能。

26 ワクチン

一 般

医 療

注 意

インフルエンザHAワクチン サーバリックス（子宮頚がん予防ワクチン）

27 卵胞・黄体・混合ホルモン（無月経）

一 般

医 療

注 意

デュファストン錠（ジドロゲステロン） プレマリン錠（結合型エストロゲン） ヤーズ配合錠（エチニルエストラジオール・ドロスピレノン）

28 消毒薬

一 般

医 療

注 意

イソジン（ポビドンヨード） オスバン（ベンザルコニウム塩化物） ヒビテン（クロルヘキシジングルコン酸塩）一 般

医 療

注 意

オキシドール マキロンS

17 うがい薬・口腔内殺菌薬・口内炎薬

一 般

医 療

注 意 糖質コルチコイドの全身的使用は禁止だが、口腔内の疾患に対する局所使用は可能。

一 般

医 療

注 意

アフタッチ口腔内貼付剤（トリアムシノロンアセトニド） 含嗽用ハチアズレ顆粒（アズレンスルホン酸ナトリウム水和物・炭酸水素ナトリウム） デキサルチン口腔用軟膏（デキサメタゾン） SPトローチ明治（デカリニウム塩化物）一 般

医 療

注 意

浅田飴のどクールスプレー ペレックストローチ

18 抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬

一 般

医 療

注 意

イトリゾールカプセル（イトラコナゾール） イナビル吸入粉末剤（ラニナミビルオクタン酸エステル水和物） クラビット錠（レボフロキサシン水和物） クラリス（クラリスロマイシン） ケフラール（セファクロル） サワシリン（アモキシシリン水和物） ジスロマック錠（アジスロマイシン水和物） ゾビラックス錠（アシクロビル） タミフル（オセルタミビルリン酸塩） ミノマイシン錠（ミノサイクリン塩酸塩） リレンザ（ザナミビル水和物） ルリッド錠（ロキシスロマイシン）

19 経口避妊薬

一 般

医 療

注 意 既往症により、また喫煙により血栓の危険性あり。性行為感染症の予防にはならない。

一 般

医 療

注 意

アンジュ21錠、28錠（エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル） マーベロン21、28（エチニルエストラジオール・デソゲストレル） ノルレボ錠（レボノルゲストレル）

20 ビタミン・滋養強壮▪ビタミン剤：各種ビタミンは禁止されていない。しかし、ビタミン類に種々の強壮薬などを配合した製剤、とくに外国製品には禁止物質を含むものが多い。医薬品の場合には内容を明記してあるが、医薬品以外は使用しないほうが賢明である。

▪滋養強壮保健薬：医薬品にも男性ホルモンやストリキニーネなどの禁止物質やモニター物質を含むものがある。漢方を含むものや外国製品も組成不明が多く、禁止物質陽性となることが多い。使用しないほうが安全。

21 鉄欠乏性貧血（鉄剤）

一 般

医 療

注 意

フェルムカプセル（フマル酸第一鉄） フェロ・グラデュメット錠（硫酸鉄） フェロミア（クエン酸第一鉄ナトリウム）一 般

医 療

注 意

ファイチ マスチゲン-S錠

22 気管支炎・気管支喘息・COPD

一 般

医 療

注 意 ▪ベータ２作用薬は常時禁止物質であるが、サルブタモール、ホルモテロール、サルメテロールの吸入は添付文書の用法・用量に従う限り使用可能。

▪糖質コルチコイドの全身的使用は禁止されるが、喘息の疾患に対する吸入による局所使用は可能。

一 般

医 療

注 意

アイロミールエアゾール（サルブタモール硫酸塩） アズマネックスツイストヘラー（モメタゾンフランカルボン酸エステル） アドエア（サルメテロールキシナホ酸塩、フルチカゾンプロピオン酸エステル） アトロベントエロゾル（イプラトロピウム臭化物水和物） オーキシスタービュヘイラー（ホルモテロールフマル酸塩水和物） オノン（プランルカスト水和物） オルベスコインヘラー（シクレソニド）

1 熱・痛み（鎮痛・解熱・抗炎症薬・片頭痛薬）

一 般

医 療

注 意 市販薬には禁止物質の配合が多い。

一 般

医 療

注 意

アスピリン カロナール（アセトアミノフェン） インテバン（インドメタシン） ジヒデルゴット錠（ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩） ゼスタッククリーム（ヘパリン類似物質） セレコックス錠（セレコキシブ） ブルフェン（イブプロフェン） ボルタレン（ジクロフェナクナトリウム） ポンタール（メフェナム酸） ロキソニン（ロキソプロフェンナトリウム水和物）一 般

医 療

注 意

ネオ・パスタノーゲン バファリンA フェリア ボルタレンACゲル ロキソニンS

2 筋肉の痛み・こわばり（中枢性筋弛緩薬）

一 般

医 療

注 意

ミオナール（エペリゾン塩酸塩） テルネリン錠（チザニジン塩酸塩）

3 かぜ（総合感冒薬）

一 般

医 療

注 意 ▪市販薬には禁止物質の配合が多い。 ▪かぜに直接有効な薬はなく、症状にあわせて禁止物質を含まな

い薬を組み合わせて使用することが勧められる。

一 般

医 療

注 意

PL配合顆粒 ペレックス配合顆粒 SG配合顆粒一 般

医 療

注 意

ストナアイビー パブロン50

4 せき・たん

一 般

医 療

注 意 市販薬には禁止物質の配合が多い。

一 般

医 療

注 意

アストミン（ジメモルファンリン酸塩） コデインリン酸塩 フスタゾール（クロペラスチン） ムコソルバン（アンブロキソール塩酸塩） ムコダイン（L-カルボシステイン） メジコン（デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物）一 般

医 療

注 意

エスエスブロン「カリュー」 コンタックせき止めST 新パブロンせき止め液 ストナ去たんカプセル

5 じんましん・アレルギー（抗アレルギー / 抗ヒスタミン薬）

一 般

医 療

注 意 市販薬には禁止物質の配合が多い。

一 般

医 療

注 意

アゼプチン（アゼラスチン塩酸塩） アレグラ（フェキソフェナジン塩酸塩） アレジオン（エピナスチン塩酸塩） インタール（クロモグリク酸ナトリウム） ザジテン（ケトチフェンフマル酸塩） ザイザル錠（レボセチリジン塩酸塩） ジルテック（セチリジン塩酸塩） ポララミン（d-クロルフェニラミンマレイン酸塩）一 般

医 療

注 意

アレグラFX コンタック600ST スカイナーAL錠

6 胃炎・胃潰瘍

一 般

医 療

注 意

アルサルミン（スクラルファート水和物） オメプラール錠（オメプラゾール） ガスター錠（ファモチジン） ガストローム顆粒（エカベトナトリウム水和物） ザンタック錠（ラニチジン塩酸塩） セルベックス（テプレノン） タケプロンカプセル（ランソプラゾール） ネキシウムカプセル（エソメプラゾール） パリエット錠（ラベプラゾールナトリウム） マーロックス懸濁用配合顆粒（水酸化アルミニウム配合）一 般

医 療

注 意

アバロンZ ガスター10

7 腹痛（鎮痙・鎮痛薬）

一 般

医 療

注 意

ブスコパン錠（ブチルスコポラミン臭化物）一 般

医 療

注 意

コランチルA顆粒 ストパン サクロンQ

8 健胃・総合胃腸薬（配合薬）

一 般

医 療

注 意

S・M配合散 つくしA・M散一 般

医 療

注 意

エビオス錠 第一三共胃腸薬 パンシロンG

9 吐き気・乗り物酔い

一 般

医 療

注 意

トラベルミン配合錠（ジフェンヒドラミンサリチル酸塩・ジプロフィリン） ナウゼリン（ドンペリドン） プリンペラン錠（メトクロプラミド）一 般

医 療

注 意

アネロンチュアブル センパア

10 下痢・整腸薬

一 般

医 療

注 意

タンナルビン（タンニン酸アルブミン） トランコロン（メペンゾラート臭化物） ビオフェルミンR（耐性乳酸菌） ミヤＢＭ（酪酸菌） ラックビー微粒N（ビフィズス菌） ロペミン（ロペラミド塩酸塩）一 般

医 療

注 意

ストッパ下痢止めEX セイロガン糖衣A

11 消化酵素配合薬

一 般

医 療

注 意

タフマックE ベリチーム配合顆粒 ポリトーゼ一 般

医 療

注 意

ワカモト消化薬

12 便秘

一 般

医 療

注 意

酸化マグネシウム 新レシカルボン坐剤（炭酸水素ナトリウム・無水リン酸二水素ナトリウム） テレミンソフト坐薬（ビサコジル） プルゼニド錠（センノシドA・B） ラキソベロン（ピコスルファートナトリウム水和物）一 般

医 療

注 意

アロエ錠

13 不眠・イライラ（催眠鎮静薬）

一 般

医 療

注 意 催眠鎮静薬の海外への持ち出し、持ち込みには厳重な規制がある。

一 般

医 療

注 意

アモバン錠（ゾピクロン） セルシン錠（ジアゼパム） ハルシオン錠（トリアゾラム） マイスリー錠（ゾルピデム酒石酸塩） ロゼレム錠（ラメルテオン）一 般

医 療

注 意

ドリエル

14 痔疾用薬

一 般

医 療

注 意 経直腸による糖質コルチコイドの全身的使用（プレドネマ注腸など）は禁止されるが、肛門周囲の疾患に対する局所使用は可能。

一 般

医 療

注 意

サーカネッテン配合錠 ヘモクロンカプセル（トリベノシド） ポステリザン軟膏（大腸菌死菌製剤）一 般

医 療

注 意

内服ボラギノールEP タウリン坐薬

15 鼻づまり（耳鼻用薬）

一 般

医 療

注 意 ▪糖質コルチコイドの全身的使用は禁止されるが、耳・鼻の疾患に対する局所使用は可能。

▪血管収縮薬であるテトラヒドロゾリン、ナファゾリンは、点鼻での使用は可能。

一 般

医 療

注 意

インタール点鼻液（クロモグリク酸ナトリウム） ザジテン点鼻液（ケトチフェンフマル酸塩） ナーベル点鼻液（テトラヒドロゾリン硝酸塩） プリビナ液（ナファゾリン硝酸塩）一 般

医 療

注 意

エージーノーズ パブロン点鼻クイック

16 目薬（眼科用薬）

一 般

医 療

注 意 糖質コルチコイドの全身的使用は禁止されるが、目の疾患に対する局所使用は可能。

感染症

一 般

医 療

注 意

クラビット点眼液（レボフロキサシン水和物） タリビッド（オフロキサシン）一 般

医 療

注 意

マイティア抗菌目薬 ロート抗菌目薬EXビタミン類・疲れ目

一 般

医 療

注 意

サンコバ点眼液（シアノコバラミン） フラビタン（フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム）一 般

医 療

注 意

サンテ40ハイ ロートV40タウ人工涙液・ドライアイ

一 般

医 療

注 意

人工涙液マイティア点眼液 ヒアレイン（ヒアルロン酸ナトリウム） ムコスタ点眼液UD（レバミピド）一 般

医 療

注 意

ソフトサンティア スマイルコンタクト洗眼薬一 般

医 療

注 意

アイボンc フレッシュアイAG花粉症・アレルギー

一 般

医 療

注 意

インタール点眼液（クロモグリク酸ナトリウム） ザジテン点眼液（ケトチフェンフマル酸塩） パタノール点眼液（オロパタジン塩酸塩） リザベン点眼液（トラニラスト）一 般

医 療

注 意

アイラートAG