発送所が印刷し発送する。 速さと効率という得意先...

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お客様ご活用事例 発送業 発送所が印刷し発送する。 速さと効率という得意先ニーズに、 ズバリはまりました株式会社 長島発送所 代表取締役 小 こやなぎ 柳 国 くに あき Before 課題 裏写りなど、印刷品質に不満 専用紙しか使えないためコスト高 紙づまりなどによる損紙が多い After 成果 裏写りもなく、画像も鮮やか画質向上へ 普通紙(上質紙)が使えるようになって、コストダウンに 紙づまりなどのトラブルがほとんどなく、損紙も減少 商号 株式会社 長島発送所 本社・工場 〒135-0004 東京都江東区森下3-16-5(美高ビル) 資本金 1,000万円 創業 1935年1月(昭和10年) 従業員数 20名 工場設備 本社:RICOH Pro C900×2台 八王子営業所:RICOH Pro C900×1台 主なお得意先(敬称略) 大手金融企業 主な印刷物/業務 各支店セミナー資料、DM、名刺 定期刊行物発送・管理業務・各種集計、PCによるデータ管理 各種資料及び粗品仕分け梱包発送業務、企画・印刷業務 Print On Demand Success RICOH Pro Case Study Vol.5 株式会社 長島発送所様

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Page 1: 発送所が印刷し発送する。 速さと効率という得意先 …...発送業務に加え、新たなサービスとして 印刷業務を開始 株式会社長島発送所は、その社名の通り発送業務を担う企業である。創業時からの得意先である大手金融企業のDMを請け負う業務からス

お客様ご活用事例

発送業

「発送所が印刷し発送する。速さと効率という得意先ニーズに、ズバリはまりました」

株式会社 長島発送所 代表取締役 小こ や な ぎ

柳 国く に

明あ き

Before 課題

◦裏写りなど、印刷品質に不満◦専用紙しか使えないためコスト高◦紙づまりなどによる損紙が多い

After 成果

◦裏写りもなく、画像も鮮やか画質向上へ◦普通紙(上質紙)が使えるようになって、コストダウンに◦紙づまりなどのトラブルがほとんどなく、損紙も減少

■商号株式会社 長島発送所

■本社・工場〒135-0004 東京都江東区森下3-16-5(美高ビル)

■資本金1,000万円

■創業1935年1月(昭和10年)

■従業員数20名

■工場設備本社 : RICOH Pro C900×2台八王子営業所 : RICOH Pro C900×1台

■主なお得意先(敬称略)大手金融企業

■主な印刷物/業務各支店セミナー資料、DM、名刺定期刊行物発送・管理業務・各種集計、PCによるデータ管理各種資料及び粗品仕分け梱包発送業務、企画・印刷業務

P r i n t O n D e m a n d S u c c e s s

RICOH ProCase StudyVol.5

株式会社長島発送所様

Page 2: 発送所が印刷し発送する。 速さと効率という得意先 …...発送業務に加え、新たなサービスとして 印刷業務を開始 株式会社長島発送所は、その社名の通り発送業務を担う企業である。創業時からの得意先である大手金融企業のDMを請け負う業務からス

発送業務に加え、新たなサービスとして印刷業務を開始

株式会社長島発送所は、その社名の通り発送業務を担う企業である。

創業時からの得意先である大手金融企業のDMを請け負う業務からス

タートし、現在では得意先の本社で制作した冊子、パンフレット、リーフ

レットなどの印刷物を、4箇所の倉庫から全国の150以上もの支店へ

向けて配送している。

「弊社は10数年前にDMの宛名印刷をはじめました。その後、DMに封

入する簡単なパンフレットやリーフレットを印刷できれば、DMへの封

入、発送を含め一貫して対応できると考えました。その方が得意先に

とってもメリットは大きいですからね」と、小柳社長は印刷業務を始め

た当時を語ってくれた。

「本格的に印刷業務を行なうようになったのは、4年前インクジェット方

式の高速印刷機を導入してからです。それから次第に、長島発送所は

印刷業務を請け負う企業として得意先にしっかりと認知されはじめ、お

かげさまで得意先にもよろこばれるようになってきました。印刷物は現

在も同様ですが、各支店で開催されるセミナー資料などが中心となっ

ています」

長島発送所は梱包と配送だけを請ける発送業務から、必要な資料を必

要な数だけ自社で印刷し、各支店への配送まで請け負うワンストップ

サービスを提供する企業へ成長。しかし仕事量が増え業績が向上して

いく中で、印刷業務を行っている制作現場ではさまざまな課題が浮か

び上がってきたという。

RICOH Proの印刷クオリティに驚く

実際にインクジェット式高速印刷機を使用し作業を行っている印刷

部門では、

❶ 裏写りなど、印刷品質に不満

❷ 専用紙しか使えないためコスト高

❸ 紙づまりなどによる損紙が多い

といったことに、日々悩まされていたそうである。

そんな中で提案されたのがリコーのPOD(Print On Demand)機、

RICOH Pro C900だった。

「昨年の夏、はじめてRICOH Proを見た時は正直驚きました。画像

や文字など画質がすばらしい。まるでオフセット印刷みたいだと思い

ましたね。早速9月に導入すると得意先の評価は上々。見事に当たり

ました」

RICOH Proをさらに増設し計3台で本格的な体制へ

印刷から配送までのワンストップサービスの需要は想像以上だったとい

う。増えつづける仕事量に応えるため、12月にRICOH Proをさらに2

台追加導入。「本社2台、八王子営業所1台という3台での本格印刷体

制こそが、得意先のニーズに応える手段だと判断したからです」小柳

社長の積極的な導入により、業績はさらに向上していった。

印刷から配送までのワンストップサービス。超短納期に応え、しかも品質向上へ。得意先の立場で考える企業姿勢とRICOH Proが実現しました。

Pod Success

代表取締役 小柳 国明氏

■ 事業規模拡大

梱 包梱 包

印 刷

配 送配 送

上流の印刷工程へも拡大当初の事業範囲

〈 事業拡大のステップ 〉

事業領域の拡大!上流の工程(印刷)まで取り込み。インクジェット高速印刷機で開始。

画質向上し顧客満足向上!RICOH Pro C900 1台でオンデマンド印刷開始。

短納期対応で事業拡大!RICOH Pro C900 3台で本格的な体制構築。

1st Step

2nd Step

3rd Step

Page 3: 発送所が印刷し発送する。 速さと効率という得意先 …...発送業務に加え、新たなサービスとして 印刷業務を開始 株式会社長島発送所は、その社名の通り発送業務を担う企業である。創業時からの得意先である大手金融企業のDMを請け負う業務からス

RICOH Pro Case Study Vol.5

従来のインクジェット式高速印刷機と比較し、ランニングコストは、約3分の1に

長島発送所では『きれいに、間違いなく、届ける』というポリシーの

もと、短納期ニーズにも応えているが、RICOH Pro導入により仕事の

幅が広がり、即日発送という超短納期にも対応できる体制づくりが進ん

でいる。

「以前は2〜3日工程での作業が多かったのですが、仕事量が増えるに

連れスピードを要求される案件も増えてきました。夕方データを受け取

り、すぐにRICOH Proで印刷し発送へ。翌朝には各支店に届きます。

本社で難しければ八王子営業所で対応するという、RICOH Pro 3台

体制が即応性をもたらしています」

「専用紙を必要とするインクジェット式高速印刷機で印刷していた時に

比べ、今は上質紙を使用できるため紙代は半分以下でしょう。トナー代

やメンテナンスなども含めトータルでは、約3分の1のコストで済んでい

るのではないでしょうか。しかも印刷クオリティがアップしているわけで

すから、導入した甲斐があります。何より、得意先によろこばれているの

がいちばんです」と、小柳社長は笑顔で語ってくれた。

経営サイドでは、従来の印刷体制にとくに大きな不満はなかったようだ

が、日々印刷のクオリティと向き合っている印刷現場では、裏写りする

といった印刷品質や紙を選べない対応力の弱さは、大きな壁となって

いたのかもしれない。今回の導入は、『高画質、使いやすさ、コスト削減』

を実現するRICOH Pro本来のパフォーマンスが、決め手となった。

印刷から配送までのワンストップサービスを可能にするPODは、得意

先にも企業にも大きなメリットをもたらすといえそうである。

「発送業を軸にしつつ、新しい領域のビジネスにチャレンジし成功でき

ているのはPODのおかげです。RICOH Proにはとても満足していま

す。この印刷機に出会えたことが大きい。現状でいうならば、印刷を請

け負うことで社員数名分の雇用に貢献しているのは間違いありませ

ん。同時に『得意先の立場で仕事を考える』という私がこだわりつづけ

てきた企業姿勢が、社員に浸透してきたことも、今の成長を支えている

のだと思う」小柳社長は、社員全員の頑張りを称える言葉で締めくくっ

てくれた。

裏写りなど、印刷品質に不満 裏写りもなく、画像も鮮やか画質向上へ

専用紙しか使えないためコスト高 普通紙(上質紙)が使えるようになって、コストダウンに

紙づまりなどによる損紙が多い 紙づまりなどのトラブルがほとんどなく、損紙も減少

用紙に応じて2台のRICOH Pro C900を使い分けている印刷現場

■ RICOH Pro導入により、ランニングコストを大幅に削減

Before/課題 After/成果

トータルで3分の1に◦紙代

◦トナー代◦メンテナンス代

各支店で実施されている教育用セミナー資料を印刷し、発送へ

Page 4: 発送所が印刷し発送する。 速さと効率という得意先 …...発送業務に加え、新たなサービスとして 印刷業務を開始 株式会社長島発送所は、その社名の通り発送業務を担う企業である。創業時からの得意先である大手金融企業のDMを請け負う業務からス

C O L U M N現場から見たRICOH Pro

使うほどにその実力の大きさを感じさせてくれる。それがRICOH Proの印象です。

制作部 片かた

庭にわ

真しん

一いち

「制作現場を任されていますが、RICOH Proの導入で環境

は一変しました。何よりRICOH Proは紙を選ばないのがい

いです。上質紙はもちろん、コート紙、マット紙など、さまざま

な用紙が使えるというのは制作サイドとしては非常にうれし

い。従来は専用紙が不可欠で、コストの高さも気になっていま

した」と語る、制作部の片庭氏。

「トラブルもほとんどありません。紙づまりも少ないので損紙

の量も減りました。ウチのように大量に印刷(約200万枚)し

ていると、印刷機の耐久枚数も心配です。以前の印刷機の耐

久枚数が600万枚で、導入して3年半ですでに780万枚を

越えていましたから、正直いつ印刷できなくなるか不安でし

た。それに比べ、RICOH Pro C900の耐久枚数は2倍以上

とのこと。この安心感が助かります。1台目のRICOH Proは

8ヶ月目ですでに160万枚を越えました。ビジネス的にもペイ

できていると思います。これからは印刷するほどに利益を生

んでくれるでしょう」

「数多く印刷しているのは、やはり教育用のセミナー資料で

す。30〜50ページ程度で、1日で1,000部印刷する時も。

DMハガキも増えました。超短納期が求められる案件が多い

こともあり、作業中は機械をできるだけストップさせたくあり

ません。RICOH Proの場合、印刷中のトナー交換が可能で

すから、急ぎの時も大丈夫です」片庭氏から高い評価をもらっ

たRICOH Pro。印刷の現場からも支持されているようだ。

このリーフレットの記載内容は、2011年6月現在のものです。

■「ISO 14001」の認証を取得しています。 ●お問い合わせ・ご用命は・・・リコーグループは、国内・海外の生産拠点に加え、国内販売グループ会社で、環境マネジメントシステムの国際規格である、「ISO 14001」の認証を取得しています。

www.ricoh.co.jp/pp/pod/

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●ファクシミリによるお問い合わせも承っております。

お客様相談センター

このリーフレットはRICOH Pro C901で印刷しています。

1106PH- 1106<34211569>1/P

(リコー調べ)

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