家庭礼拝ガイド 365 日－１１月

日付 聖書箇所 中心聖句 テーマ

11/1 ﾖﾊﾈ 19:28～30 ﾖﾊﾈ 19:30 すべて完了した

11/2 ﾙｶ 23:50～55 ﾙｶ 23:53 イエスさまの埋葬

11/3 ﾏﾀｲ 28:1～15 ﾏﾀｲ 28:6 イエスさまの復活

11/4 ﾙｶ 24:13～35 ﾙｶ 24:32 エマオの途上で

11/5 ﾖﾊﾈ 20:19～29 ﾖﾊﾈ 20:29 見ずに信じる者は幸いです

11/6 ﾖﾊﾈ 21:15～19 ﾖﾊﾈ 21:17 あなたはわたしを愛しますか

11/7 ﾏﾙｺ 16:15 ﾏﾙｺ 16:15 全世界に出て行き福音を宣べ伝える

11/8 ﾏﾀｲ 28:20 ﾏﾀｲ 28:20 世の終わりまでともに

11/9 使徒 1:3～11 使徒 1:11 イエスさまの昇天

11/10 使徒 1:8 使徒 1:8 わたしの証人

11/11 使徒 2:1～4 使徒 2:4 ペンテコステの日

11/12 使徒 2:43～47 使徒 2:46，47 初代教会の姿

11/13 使徒 3:1～10 使徒 3:6 私にあるもの

11/14 使徒 4:19，20 使徒 4:19，20 誰に聞き従うのが正しいか

11/15 使徒 5:1～11 使徒 5:4 アナニヤとサッピラ

11/16 使徒 6:1～7 使徒 6:3 執事の選出

11/17 使徒 7:54～8:7 使徒 7:60 最初の殉教者

11/18 使徒 9:1～20 使徒 9:5 パウロの回心

11/19 使徒 9:36～42 使徒 9:36 ヨッパのタビタ

11/20 使徒 13:1～3 使徒 13:3 教会による派遣

11/21 使徒 14:8～18 使徒 14:15 ルステラ宣教

11/22 使徒 16:6～15 使徒 16:9 マケドニヤの叫び

11/23 使徒 16:16～34 使徒 16:31 家族の救い

11/24 使徒 17:16～34 使徒 17:30 知らずに拝んでいるもの

11/25 使徒 18:1～4,24～27 使徒 18:26 アクラとプリスキラ

11/26 使徒 18:5～11 使徒 18:9，10 恐れないで語り続けなさい

11/27 使徒 23:11～24､25:6～12 使徒 23:11 ローマへの導き

11/28 使徒 27:21～36 使徒 27:25 元気を出しなさい

11/29 ﾛｰﾏ 1:20 ﾛｰﾏ 1:20 被造物によって認められる神の本性

11/30 ﾛｰﾏ 3:10、23～24 ﾛｰﾏ 3:24 神の恵み

１１月１日 テーマ：「すべて完了かんりょう

した」

聖書個所：ヨハネの福音書ふくいんしょ

１９章しょう

２８節せつ

～３０節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

あなたのために、身代み が

わりになって死し

んでくださる方かた

がいたら、あなたはどう思おも

いますか。うれ

しいですね。そんなお方かた

がイエスさまです。

イエスさまは十字架じゅうじか

につけられていました。そして、すべてが終お

わったのを知し

って「わたしは渇かわ

く」と言い

われました。それは、旧 約きゅうやく

聖書せいしょ

に書か

いてあることばがそのとおりになるように、酸す

っぱ

いぶどう酒しゅ

を飲の

むためでした。十字架じゅうじか

のそばにいた兵士へいし

たちは、イエスさまにそのぶどう酒しゅ

を飲の

ま

せるため、木き

の棒ぼう

につけたスポンジにぶどう酒しゅ

を含ふく

ませて、イエス

さまの口くち

もとに差さ

し出だ

しました。イエスさまは酸す

っぱいぶどう酒しゅ

を

お飲の

みになると、大声おおごえ

で「完 了かんりょう

した」と叫さけ

ばれました。それは、人ひと

が救すく

われるために「何なに

もかもなしとげた」という意味い み

です。そして、

お亡な

くなりになりました。

イエスさまは、私たち罪つみ

びとを救すく

うために、この世よ

に人ひと

となって

おいでになりました。それは、私たちの罪つみ

をゆるすため、私たちに代か

わって十字架じゅうじか

にかかって死し

ん

でくださるためでした。罪つみ

びととは、本当ほんとう

の神かみ

さまを信しん

じていない人ひと

のことです。そのような罪つみ

びとを救すく

うために、イエスさまは十じゅう

字じ

架か

の上うえ

ですべての働はたら

きをなしとげられたのです。だから、

「完了かんりょう

した」と叫さけ

ばれたのです。

だから、信しん

じるだけで救すく

われます。私たち生う

まれながらの人ひと

は神かみ

さまが分わか

からず、信しん

じていませ

ん。ですから私たちはみな罪つみ

びとです。罪つみ

びとですから、罪つみ

を犯おか

し

ます。うそをついたり、意地悪い じ わ る

をしたり、悪わる

い言葉ことば

を口くち

から出だ

した

りします。その罪つみ

を神かみ

さまに打う

ち明あ

けて、イエスさまが私の罪つみ

のた

めに十字架じゅうじか

にかかって死し

んでくださったと信しん

じるとき、私たちは救すく

われます。

あなたは、もう、イエスさまを信しん

じてますか。まだならば、きょ

う、イエスさまを自分じぶん

の救すく

い主ぬし

と信しん

じませんか。そうすれば、あなたは救すく

われて天国てんごく

に入はい

ります。

◆お祈り

「イエスさまが私の罪つみ

のために十字架じゅうじか

にかかって死し

んでくださったことを感謝かんしゃ

します。きょ

う、イエスさまを信しん

じます。」

（浜松中央教会牧師 小川幸男）

イエスは、酸す

いぶどう酒しゅ

を受う

けられると、「完 了かんりょう

した」と言い

われた。そして、 頭あたま

をた

れて、霊れい

をお渡わた

しになった。 ヨハネの福音書ふくいんしょ

１９章しょう

３０節せつ

１１月２日 テーマ：「イエスさまの埋葬まいそう

」

聖書個所：ルカの福音書ふくいんしょ

２３章しょう

５０節せつ

～５５節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

お墓はか

ってなんだか暗く ら

くて怖こわ

い感かん

じがしますね。お墓はか

は死し

体たい

が埋まい

葬そう

されています。日本に ほ ん

のお墓はか

とユダヤの

お墓はか

は違ちが

います。昔むかし

のユダヤのお墓はか

は、山やま

肌はだ

に横よこ

穴あな

を掘ほ

ったものでした。ユダヤ人 じん

は、先祖せんぞ

(ユダヤ人 じん

は

家か

族ぞく

を大切たいせつ

にします)の墓はか

に葬ほうむ

られます。しかし、犯罪人はんざいにん

は、共同きょうどう

墓地ぼ ち

に葬ほうむ

られ、しかも極ごく

悪人あくにん

は、鳥とり

や犬いぬ

の餌食え じ き

となっていきます。イエスさまは、十字架じ ゅ う じ か

にかけられた犯罪人はんざいにん

。イエスさまの遺体い た い

（死体し た い

のこと）は、どうなってしまうのでしょうか。

イエスさまを葬ほうむ

った人ひと

は、ヨセフというエルサレムの

議員ぎ い ん

でした。議員ぎ い ん

だったので、イエスさまの遺体い た い

をひきとることが

できました。正ただ

しい人ひと

と書か

かれています。エルサレムの議員ぎ い ん

の

多おお

くは、イエスさまに反発はんぱつ

していました。しかし、ヨセフは人ひと

々びと

に何なに

を言い

われるかを恐おそ

れないで、行こ う

動ど う

しました。

イエスさまは、ヨセフの手て

によって「亜麻あ ま

布ぬの

で包つつ

まれ」「だれも葬ほうむ

ったことのない」新あたら

しい墓はか

に入い

れられました。イエスさまは、丁寧ていねい

に埋葬まいそう

され、神かみ

の子こ

として神しん

聖せい

に扱あつか

われたのでした。

お墓はか

は、大おお

きな岩いわ

のような石いし

で閉と

じられました。誰だれ

も開あ

けてはいけない、と

ローマ皇帝こうてい

の封印ふういん

がなされ、ローマの兵隊へいたい

が見張み は

りにつきました。真ま

っ暗く ら

な

お墓はか

の中なか

に、イエスさまの遺い

体たい

だけ。この中なか

から、イエスさまの復ふっ

活かつ

が起お

こり

ました！神かみ

さまが語かた

られたことは、必かなら

ず実じつ

現げん

します。

◆お祈り

「私たちの救いすく

主ぬし

は、苦しまれましたくる

が、最後さいご

は、神かみ

の子こ

どもにふさわしく葬られましたほうむ

。そ

れはイエスさまが、栄光えいこう

ある神かみ

の子こ

どもの証拠しょうこ

です。僕たちぼく

、私たちも、イエスさまに倣うなら

ものとして歩ませてあゆ

ください。」

（天竜キリスト福音教会牧師 面曻）

それから、イエスを取と

り降お

ろして、亜あ

麻ま

布ぬの

で包つつ

み、そして、まだだれをも葬ほうむ

ったことの

ない、岩いわ

に掘ほ

られた墓はか

にイエスを納おさ

めた。ルカの福音書ふくいんしょ

２３章しょう

５３節せつ

１１月３日 テーマ：「イエスさまの復活ふっかつ

」

聖書個所：マタイの福音書ふくいんしょ

２８章しょう

１節せつ

～１５節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

おととい、イエスさまは十じゅう

字じ

架か

に付つ

けられて死し

んでしまいました。お墓はか

はどうしようと思おも

って

いたら、アリマタヤのヨセフさんが自分じ ぶ ん

の墓はか

に入い

れてくださった。それで、みんなでイエスさまの

遺い

体たい

に薬くすり

を塗ぬ

って、真ま

っ白しろ

い布ぬの

でグルグル巻ま

いてお墓はか

の中なか

に入い

れました。兵へい

隊たい

さんたちが大おお

きな

石いし

を転ころ

がしてフタをしてお墓はか

を見み

張は

っていました。

きょうは、日曜日にちようび

です。イエスさまをお墓はか

に入い

れて三みっ

日か

目め

になります。マリヤさんたちは、「も

う一いち

度ど

、お墓はか

に行い

って、イエスさまのお身か

体らだ

にきちんとお薬くすり

を

塗ぬ

ってさしあげましょう。それにしても、イエスさまは死し

んで

しまって淋さび

しいわね。」と言い

いながら、朝あさ

早はや

く家いえ

を出で

てお墓はか

に向む

かいました。「でも、お墓はか

には大おお

きな石いし

でフタがしてあって、そ

れに兵へい

隊たい

さんたちが見み

張は

っているから…どうしましょう。困こま

っ

たわね。」ところが、お墓はか

のところに来く

ると、グラグラグラ…。

大おお

きな地じ

震しん

が起お

こりました。見み

ると、石いし

のフタが開あ

いていて

その上うえ

に、顔かお

は稲いな

妻ずま

のように輝かがや

き、雪ゆき

のように真ま

っ白しろ

な服ふく

を着き

た神かみ

さまの御み

使つか

いが座すわ

っていました。兵隊へいたい

さんはあまりのことに倒たお

れて、気絶き ぜ つ

してしまいました。

マリヤさんたちも驚おどろ

いて声こえ

も出で

ません。御み

使つか

いはやさしく言い

いました。「恐こわ

がらなくていいのです

よ、皆みな

さんは十じゅう

字じ

架か

の上うえ

でお亡な

くなりになったイエスさまを

探さが

しているのでしょう。でも、イエスさまは、ここにはおられ

ませんよ。前まえ

から言い

っておられたように、よみがえられたから

です。さあ、見み

てご覧らん

なさい。」女おんな

たちは墓はか

をのぞきこんで、

「本当ほんとう

だ、イエスさまがいない。復活ふっかつ

されたんだ」急いそ

いでお弟で

子し

さんたちに伝つた

えに行い

きました。

僕ぼく

たち私たちも「もうダメ、どうにもならない。」ということ

があるかもしれませんね。でも、イエスさまは死し

に勝しょう

利り

され、復ふっ

活かつ

されたお方かた

です。このイエスさ

まのお名な

前まえ

でお祈いの

りすると神かみ

さまから素す

晴ば

らしい力ちから

が与あた

えられます。だから、どんなときにも「も

うダメ…」とがっかりせずに、お祈いの

りしましょう。

◆お祈り

「愛あい

する天てん

の神かみ

さま。どんなにたいへんな時とき

でも、イエスさまのお名な

前まえ

でお祈いの

りして、神かみ

さま

からの素す

晴ば

らしい復ふっ

活かつ

の力ちから

をいただけますように。」

（豊橋ホサナキリスト教会牧師 林明信）

ここにはおられません。前まえ

から言い

っておられたように、よみがえられたからです。来き

て、納おさ

めてあった場ば

所しょ

を見み

てごらんなさい。 マタイの福音書ふくいんしょ

２８章しょう

６節せつ

１１月４日 テーマ：「エマオの途上とじょう

で」

聖書個所：ルカの福音書ふくいんしょ

２４章しょう

１３節せつ

～３５節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

イエスさまを信しん

じて、教きょう

会かい

にも通かよ

っているのに、どうしてこんなことになるんだろう、とガッ

カリしたことはありますか？

このふたりの弟で

子し

は、自じ

分ぶん

たちが信しん

じていたイエスさまが死し

んでしまったことに大おお

きなショック

を受う

けて、悲かな

しみに沈しず

んでいました。イエスさまは、これから僕ぼく

たちのためにこんなことを、あん

なことをしてくださるはずだったんじゃないのか、それなのに死し

んでしまった、と…そして、彼かれ

ら

は自じ

分ぶん

たちがいるべき場ば

所しょ

（エルサレム）から離はな

れて、間ま

違ちが

った方ほう

向こう

へ進すす

んでいる途と

中ちゅう

でした。す

ると！イエスさまの方ほう

から彼かれ

らに近ちか

づき話はな

しかけられま

した。でも、ふたりは自じ

分ぶん

たちの失しつ

望ぼう

、悲かな

しみにばかり心こころ

を奪うば

われて、そばにいるイエスさまがわからなかったので

す。

このふたりの弟子で し

の問題もんだい

は「イエスさまはこうしてくだ

さるはずだった」と、自じ

分ぶん

の期き

待たい

や願ねが

いを叶かな

えてくれるイ

エスさま像ぞう

を持も

っていたことです。それが叶かな

わなくなった

と思おも

うと、信しん

仰こう

の友とも

がいる場ば

所しょ

から離はな

れて行い

きました。そ

して近ちか

くに来き

てくださったイエスさまにさえ気き

づかなか

ったのです。

僕ぼく

たち／私たちも、自じ

分ぶん

勝かっ

手て

なイエスさまのイメージを思おも

い描えが

いて、そうならないとガッカリし

「祈いの

ったのに、教きょう

会かい

にも行い

っているのに、自じ

分ぶん

が思おも

ったとおりにイエスさまはしてくれなかった。」

と言い

って、イエスさまや教きょう

会かい

から離はな

れてしまうことがないようにしましょう。

自じ

分ぶん

の思おも

い描えが

くイエスさま像ぞう

ではなく、聖せい

書しょ

が語かた

っている、聖せい

書しょ

に描えが

かれているイエスさまをし

っかり、正ただ

しく見み

つめることが何なに

よりも大たい

切せつ

です。このイエスさまを信しん

じるとき、ふたりの弟で

子し

た

ちと同おな

じように「私たちの心こころ

はうちにもえていたではないか」と、立た

ち上あ

がって自じ

分ぶん

のあるべき

場ば

所しょ

、進すす

むべき場ば

所しょ

へ向む

かうことができるのです。

◆お祈り

「毎まい

日にち

聖せい

書しょ

を読よ

み、教きょう

会かい

学がっ

校こう

でのお話はなし

を聞き

き、おとなの人ひと

たちと一いっ

緒しょ

にささげる公こう

同どう

の礼れい

拝はい

にも出席しゅっせき

して、もっとイエスさまのことを正ただ

しく知し

ることができるように助たす

けてくださ

い。」

（豊橋ホサナキリスト教会牧師 加藤一也）

そこでふたりは話はな

し合あ

った。「道みち

々みち

お話はな

しになっている間あいだ

も、聖せい

書しょ

を説せつ

明めい

してくださっ

た間あいだ

も、私たちの心こころ

はうちに燃も

えていたではないか。」ルカの福音書ふくいんしょ

２４章しょう

３２節せつ

１１月５日 テーマ：「見み

ずに信しん

じる者もの

は幸さいわ

いです」

聖書個所：ヨハネの福音書ふくいんしょ

２０章しょう

１９節せつ

～２９節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

イエスさまの十じゅう

二に

弟で

子し

のひとりでトマスさんっていうお弟で

子し

さんがい

ることを知し

ってるかな。もしかしたら疑うたが

い深ぶか

いトマスというあだ名な

で聞き

いたことがあるかもしれないよね。

ところで、もし友とも

だちからとってもいいこと教おし

えてもらったのに、そん

なの信しん

じられないよって疑うたが

うとしたら、どんなときかな。おそらく自じ

分ぶん

の

目め

で確たし

かめることが出で

来き

ないときだよね。

十字架じゅうじか

の死し

から復活ふっかつ

したイエスさまに会あ

った弟で

子し

たちは、大だい

興こう

奮ふん

して

喜よろこ

んでいました。でもトマスさんはイエスさまが復ふっ

活かつ

してあらわれたとき、そこに居い

ませんでし

た。だから自じ

分ぶん

の目め

で見み

てからでないと信しん

じられない！って疑うたが

ったんだね。

そこでイエスさまは、トマスさんが疑うたが

わないで信しん

じる人ひと

となるように、十じゅう

字じ

架か

につけられた時とき

の、手て

と脇わき

腹ばら

の傷きず

跡あと

に指ゆび

を差さ

し入い

れなさいと言い

われました。そうしたらトマスさんは、『イエスさ

ま、あなたは僕ぼく

を罪つみ

から救すく

ってくれる方かた

、僕ぼく

の神かみ

さまだと本ほん

当とう

に信しん

じます』って、弟で

子し

たち皆みな

がい

る前まえ

ではっきり言い

ました！よかったですね。だけどイエスさまは、そんなトマスさんに「わたしを

見み

たから信しん

じたのですか。見み

なくても信しん

じる人は幸しあわ

せで

すよ」って教おし

えてくれました。

それは、「見み

ないで信しん

じること」は、トマスさんだけに言い

われたことではないからです。イエスさまを自じ

分ぶん

の目め

で見み

ることはできない私たちのために教おし

えてくださいました。

信しん

じることができるのは、イエスさまの約束やくそく

、神かみ

さまのみ

ことばです。イエスさまを見み

ないでも信しん

じることができる

ように、神かみ

さまは私たちが、お祈いの

りをして聖せい

書しょ

を読よ

むと聖せい

霊れい

によって幸さいわ

いな恵めぐ

みを与あた

えられ、見み

ないで信しん

じること

が出で

来き

るようにしてくださっています。そのことを神かみ

さま

に感謝かんしゃ

していこうね。

◆お祈り

「目め

には見み

えない天てん

におられるイエスさまを 見み

なくても信しん

じることができますように。」

（湖西キリスト教会牧師 山本博愛）

イエスは彼かれ

に言い

われた。「あなたはわたしを見み

たから信しん

じたのですか。見み

ずに信しん

じる者もの

は

幸さいわ

いです。」ヨハネの福音書ふくいんしょ

２０章しょう

２９節せつ

１１月６日 テーマ：「あなたはわたしを愛あい

しますか」

聖書個所：ヨハネの福音書ふくいんしょ

２１章しょう

１５節せつ

～１９節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

よみがえられたイエスさまのそばで、ペテロさんはドキドキしていました。だってイエスさまの

ことを３回かい

も「知し

らない！」って言い

っちゃったから。ペテロさんはイエスさまのこと、きらいだっ

たんだろうか？あのとき、ほんとうにイエスさまのこと忘わす

れちゃったんだろうか？ちがうね！ほん

とうはイエスさまのことだいすきだし、どこまでもついていきたい！

って思おも

ってたんだよ。でも、こわくなって思おも

わず言い

っちゃったんだね。

そう言い

っちゃったそのあと、イエスさまの言い

われた通とお

り、ニワトリは

鳴な

くし、悲かな

しくて、情なさ

けなくて、恥は

ずかしくて、ワーワー泣な

くしかで

きなかった。

十じゅう

字じ

架か

の上うえ

のものすごいお苦くる

しみ、そして死し

んでお墓はか

に入い

れられ、

しかしついに３日目か め

の朝あさ

よみがえられ、ペテロさんに最さい

初しょ

に出で

会あ

った

ガリラヤ湖こ

に来き

てくださった。

そのとき、イエスさまはペテロさんに、あの「知し

らない」をぜ

んぶ取と

り消け

しにしてくれる、うれしい質問しつもん

をしてくれたんだよ！

イエスさまは、ペテロさんの心こころ

が分わ

かっていたんだ！

だから、失敗しっぱい

しても大丈夫だいじょうぶ

なんだよ。イエスさまはあなたの心こころ

をよ～く知し

ってるからです。「あぁ…失敗しっぱい

しちゃったなぁ…」「こ

んなボク、だめだぁ。」「こんなわたし、だめだわぁ。」「かっこわ

るいなぁ」「きっとみんなボクのこときらいになっちゃったかも…」「わたしのこと、みんなやだぁ！

って思おも

ってるかも…」そんなあなたに、今日き ょ う

イエスさまはやさしく尋たず

ねてくださいます。

「あなたはわたしを愛あい

しますか。」

ペテロさんのように「はい。主しゅ

よ。私があなたを愛あい

することは、あなたがご存ぞん

じです。」すっき

り、はっきりお答こた

えしよう。そうするとね！イエスさまは私たちを赦ゆる

し、主しゅ

の御用ご よ う

のために用もち

いて

くださいます。

◆お祈り

「イエスさま。ボクは、わたしは、あなたを愛あい

します。あなたにしたがいます。」

（豊橋ホサナキリスト教会牧師 阿部真和）

イエスは三度さ ん ど

ペテロに言い

われた。「ヨハネの子こ

シモン。あなたはわたしを愛あい

しますか。」

ペテロは、イエスが三度さ ん ど

「あなたはわたしを愛あい

しますか」と言い

われたので、心こころ

を痛いた

めて

イエスに言い

った。「主しゅ

よ。あなたはいっさいのことをご存ぞん

じです。あなたは、私があなた

を愛あい

することを知し

っておいでになります。」イエスは彼かれ

に言い

われた。「わたしの羊ひつじ

を飼か

い

なさい。 ヨハネの福音書ふくいんしょ

２１章しょう

１７節せつ

１１月７日 テーマ：「全ぜん

世せ

界かい

に出で

て行い

き福ふく

音いん

を宣の

べ伝つた

える」

聖書個所：マルコの福音書ふくいんしょ

１６章しょう

１５節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

このみことばは、イエスさまが復活ふっかつ

された後のち

、天てん

に昇のぼ

られる前まえ

に

命めい

じられた伝道でんどう

命令めいれい

です。これは、その時とき

の弟子で し

たちにだけではな

く、今日こんにち

の私たちにも命めい

じられたみことばです。伝道でんどう

は、牧師ぼくし

や伝道でんどう

者しゃ

だけが 行おこな

うことではなく、すべてのクリスチャンに与あた

えられたこ

とです。それで、福音ふくいん

を宣の

べ伝つた

えること、つまり、伝道でんどう

について三みっ

つのことをお話はな

します。

▰ 皆みな

さん、福音ふくいん

とは何なん

ですか。

福音ふくいん

とは、イエスさまご自身じしん

が福音ふくいん

であり、イエスさまのお 働はたら

きと 教おしえ

えが福音ふくいん

です。イエ

スさまが私たちの罪つみ

のために十字架じゅうじか

で死し

なれ、私たちを義ぎ

と認みと

めるために復活ふっかつ

されました。この

事実じじつ

を信しん

じると、だれでも罪つみ

と死し

から救すく

われて、永遠えいえん

の 命いのち

が与あた

えられます。これが福音ふくいん

です。

▰ 皆みな

さん、神かみ

さまが私たちに福音ふくいん

を伝つた

えさせる理由りゆう

は何なん

でしょうか。

いろいろありますが、その中なか

で重 要じゅうよう

な三みっ

つのことを言い

いますと、一ひと

つ目め

に、福音ふくいん

は、罪人つみびと

である人々ひとびと

を救すく

いへと 導みちび

くためです。だから、世界中せかいじゅう

の人ひと

に必要ひつよう

です。とても遠とお

く感かん

じるかも

しれまんせんが、世界せ か い

、ということを心こころ

に覚おぼ

えましょう。

そして、二ふた

つ目め

に、伝でん

道どう

は神かみ

さまが願ねが

われ、 喜よろこ

ばれるからです。また、

三みっ

つ目め

に、伝道でんどう

する人ひと

には神かみ

さまから 賞しょう

が与あた

えられるからです。

▰ では、どのように福音ふくいん

を伝つた

えることがいいでしょうか。

まず、うまく伝道でんどう

ができるように神かみ

さまに祈いの

りましょう。例たと

えば次つぎ

の

ようにやってみましょう。一ひと

つ目め

に、人々ひとびと

を教 会きょうかい

に誘さそ

うことです。礼拝れいはい

や伝道でんどう

集 会しゅうかい

などに、

家族かぞく

や友とも

だちを誘さそ

いましょう。二ふた

つ目め

に、伝道でんどう

のトラクトを配くば

ったり、伝道でんどう

のメールを送おく

って

みましょう。三みっ

つ目め

に、個人的こじんてき

に聖書せいしょ

のみことばを紹 介しょうかい

したり、自分じぶん

の証あか

しをしましょう。

自分じぶん

には伝道でんどう

する勇気ゆうき

も 力ちから

も知恵ち え

もないと思おも

うかも知し

れません。しかし、伝道でんどう

は私たちの

力ちから

によってするのではなく、聖霊せいれい

の 力ちから

によって行おこな

うことができるのです。

神かみ

さまは、私たちクリスチャンに伝道でんどう

ができる 力ちから

をすでに与あた

えてくださいました。

ですから、神かみ

さまの助たす

けを祈いの

りながら、イエスさまのことをのべ伝つた

えましよう。

◆お祈り

「神かみ

さま、私たちが福音ふくいん

をよく伝つた

えられるように助たす

けてください。私たちの伝道でんどう

を通とお

し

て、人々ひとびと

がイエス・キリストに 導みちび

かれますように。」

（豊川教会牧師 金昌秀）

全ぜん

世せ

界かい

に出で

て行い

き、すべての造つく

られた者もの

に、福ふく

音いん

を宣の

べ伝つた

えなさい。

マルコの福音書ふくいんしょ

１６章しょう

１５節せつ

１１月８日 テーマ：「世よ

の終お

わりまでともに」

聖書個所：マタイの福音書ふくいんしょ

２８章しょう

２０節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

このイエスさまのことばは、マタイの福音書ふくいんしょ

の一番最後いちばんさいご

のことばです。このあとイエスさまは天てん

に上のぼ

ってゆかれるのですが、｢最さい

後ご

のひと言こと

」ってどうしても伝つた

えておきたい大たい

切せつ

な事こと

を言い

うと思おも

うんです。

イエスさまは「わたしがあなたがたに命めい

じておいたすべてのこ

とを守まも

るように、彼かれ

らを教おし

えなさい。」と命令めいれい

しました。イエスさ

まは十じゅう

字じ

架か

に架か

かる前まえ

に、弟子で し

たちに聖書せいしょ

のことばを正ただ

しく教おし

えていました。自じ

分ぶん

にとって都つ

合ごう

の良よ

いことばだけ守まも

るのではな

くて、すべてのことばを、「わたしが教おし

えたとおりに守まも

りなさい」

と言い

われました。だから、他た

の人ひと

にもイエスさまの教おし

えを伝つた

える

ことができます。それで、イエスさまは、教おし

えを自じ

分ぶん

が守まも

るだけでなく「教おし

えなさい。」と言い

われま

した。彼かれ

らというのは「あらゆる国くに

の人ひと

々びと

」です。イエスさまの教おし

えを守まも

るように教おし

えられ、従したが

う

人ひと

が「弟で

子し

」です。イエスさまの教おし

えに従したが

うしるしが、バプテスマ（洗礼せんれい

）を受う

けることです。あ

らゆる国くに

の人ひと

々びと

がイエスさまの弟で

子し

となることができますから、みなに伝つた

えていきたいですね。

これらの事こと

は、とても大変たいへん

なこと、そんな事こと

が出来で き

るかなぁ、と思おも

うかも知し

れません。でもその

後あと

にイエスさまは、それをやり遂と

げるための力ちから

を約束やくそく

してくれているんです。それは何なに

かという

と･･･

｢見み

よ。わたしは、世よ

の終お

わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」

イエスさまは、私たちとずーと、世よ

の終お

わりまで一いっ

緒しょ

にいてくれると、約やく

束そく

をしてくれています。イエスさまが、一いっ

緒しょ

にいて助たす

けてくださると、約やく

束そく

し

てくれているんです。

自分じ ぶ ん

の力ちから

で頑がん

張ば

ることが悪わる

い、と言い

うことではありませんけれど、「私た

ちの力ちから

の 源みなもと

はイエスさま」です。私たちには、全能ぜんのう

の神かみ

さまが一緒いっしょ

にいて、

支ささ

えてくれているのです。

聖書せいしょ

のことば・イエスさまに､、

従したが

って生い

きて行い

くこと。かんたんではないと思おも

うかも知し

れません。

でも、それをやり遂と

げるために、イエスさまは、私たちと一いっ

緒しょ

にいてくださるという素す

敵てき

な約やく

束そく

を

忘わす

れないでくださいね。

◆お祈り

「イエスさまが一いっ

緒しょ

にいてくださると言い

う約やく

束そく

を、いつもその事こと

を忘わす

れないように助たす

けてくだ

さい。」 （豊川中央キリスト教会牧師 樋口邦彦）

また、わたしがあなたがたに命めい

じておいたすべてのことを守まも

るように、彼かれ

らを教おし

えなさ

い。見み

よ。わたしは、世よ

の終お

わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。

マタイの福音書ふくいんしょ

２８章しょう

２０節せつ

１１月９日 テーマ：「イエスさまの昇天しょうてん

」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き１章しょう

３～１１節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

イエスさまは、よみがえられました。でも、今いま

、地上で見ることができません。どうしてでし

ょう？よみがえられた後あと

、４０日にち

の間あいだ

は使徒し と

たちに現あらわ

れて、ご自じ

分ぶん

が生い

きておられることを示しめ

されました。そののちオリーブ山やま

でお弟で

子し

さんたちが

見み

ている前まえ

で天てん

に上あ

げられ雲くも

に包つつ

まれて見み

えなくなり

ました。イエスさまは天てん

にかえられ神かみ

の右みぎ

の座ざ

につか

れたのです。そこでも、イエスさまは私たちのために

働はたら

いていてくださっています。

地ち

上じょう

で天てん

を見み

つめていたお弟で

子し

さんたちに、御み

使つか

いが言い

いました。「イエスさまはいつまでも天てん

におら

れるのではなく、もういちど今いま

見み

たのと同おな

じお姿すがた

で

もどってこられます。そのときすべての人ひと

がイエスさまだとわかります。」

イエスさまはもどってこられて、何なに

をされるのでしょうか。すべての人ひと

をよみがえらせて、さ

ばきを行おこな

われます。イエスさまを信しん

じ、罪つみ

赦ゆる

された人ひと

々びと

は、さばきの日ひ

に、罪つみ

も死し

も苦くる

しみもな

い天国てんごく

にむかえられ、信しん

じない人ひと

はおわることのない懲こ

らしめの場ば

所しょ

、燃も

えるゲヘナに行い

きま

す。イエスさまが、いつもどられるのかだれもわかりません。ドロボウのように突然とつぜん

来こ

られるの

です。

ある人々ひとびと

はイエスさまが遅おそ

いと感かん

じて、イエスさまは来こ

られないのではないかと思おも

ったりしま

す。でも、イエスさまがまだ来られない理り

由ゆう

は、すべての人ひと

がイエスさまを信しん

じて天てん

にむかえら

れることを望のぞ

んでおられるからです。私たちを通とお

してイエスさまを知し

る人ひと

がもっと増ふ

えるよう

に、今いま

も天てん

でイエスさまは働はたら

いておられます。あなたもイエスさまを信しん

じて、天てん

国ごく

にむかえてい

ただきましょう。そして、家か

族ぞく

や友とも

だちも天てん

国ごく

に行い

けるようにお祈いの

りしていきましょう。

◆お祈り

「イエスさまを信しん

じて天国てんごく

にいけますことをありがとうございます。家族か ぞ く

や友とも

だちを教会きょうかい

にさ

そえますように。」

（高浜キリスト公同教会伝道師 原ユミ子）

そして、こう言い

った。「ガリラヤの人ひと

たち。なぜ天てん

を見み

上あ

げて立た

っているのですか。あな

たがたを離はな

れて天てん

に上あ

げられたこのイエスは、天てん

に上のぼ

って行い

かれるのをあなたがたが見み

たときと同おな

じ有あり

様さま

で、またおいでになります。」 使し

徒と

の働はたら

き１章しょう

１１節せつ

１１月１０日 テーマ：「わたしの証人しょうにん

」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き１章しょう

８節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

お友とも

だちにイエスさまのことを話はな

したいけれど、恥は

ずかしいなあ。勇ゆう

気き

がないなあ。と思おも

った

ことはありませんか。イエスさまの弟で

子し

たちも同おな

じでした。

イエスさまは、弟子で し

たちのところから離はな

れて行い

く時とき

に、

「わたしの代か

わりにあなたがたのために助たす

け主ぬし

、聖霊せいれい

が与あた

え

られるのを待ま

つように」とお命めい

じになりました。この聖霊せいれい

が

弟子で し

たちの上うえ

に望のぞ

まれると、力 強ちからづよ

くイエスさまをあかしす

ることが出来で き

るようになる、と教おし

えてくださいました。

イエスさまが十字架じゅうじか

で死し

なれたとき、弟子で し

たちは、自分じぶん

たち

も捕と

らえられて、罰ばつ

を受う

けるのではないか、とても心配しんぱい

になりました。戸と

にしっかりと鍵かぎ

をかけ

て、家いえ

の中なか

で隠かく

れていました。そのような弟子で し

たちのところに復活ふっかつ

されたイエスさまが来き

てくだ

さり、平安へいあん

があるようにと励はげ

ましてくださいました。イエスさまは、十字架じゅうじか

の上うえ

で苦くる

しみを受う

け

られて、三日目み っ か め

によみがえられました。ところが復活ふっかつ

の出来事で き ご と

は、弟子で し

たちでさえ、すぐに信しん

じ

ることは出来で き

ませんでしたので、イエスさまは 40日間にちかん

、さまざまな方法ほうほう

で、ご自分じぶん

が生い

きておら

れる事こと

を弟子で し

たちに示しめ

されました。そして、弟子で し

たちが恐おそ

れることなく、力 強ちからづよ

く福音ふくいん

を伝つた

える

ことが出来で き

るように聖霊せいれい

を与あた

える、と言い

われたのです。

証 人しょうにん

は、自分じぶん

の見み

たこと聞き

いたことを正ただ

しく、他ほか

の人ひと

にお話はな

しする人ひと

です。「それは本当ほんとう

の

事こと

ですか。あなたの見み

間違まちが

いではないです？」と厳きび

しく聞き

かれても答こた

えに詰つ

まることのないよう

に、イエスさまは弟子で し

たちの前まえ

に何度なんど

も 姿すがた

を 現あらわ

されたので

す。こうして、イエスさまは復活ふっかつ

されて今いま

も生い

きておられる

ことが、弟子で し

たちのあかしを通とお

して全世界ぜんせかい

に届とど

けられ、あな

たのところにも届とど

けられたのです。そして、聖せい

霊れい

はあなたに

も力ちから

を与あた

えてくださいます。イエスさまの救すく

いは、本ほん

当とう

の

こと、お友とも

だちを喜よろこ

びに満み

たしてくれる救すく

いです。聖せい

霊れい

の

助たす

けを祈いの

り、イエスさまのこと、話はな

してみましょう。

◆お祈り

「わたしのあかしによってお友達ともだち

が、イエスさまを信しん

じることができますように。」

（名古屋めぐみ教会牧師 石川 正）

しかし、聖せい

霊れい

があなたがたの上うえ

に臨のぞ

まれるとき、あなたがたは力ちから

を受う

けます。そして、

エルサレム、ユダヤとサマリヤの全ぜん

土ど

、および地ち

の果は

てにまで、わたしの証しょう

人にん

となりま

す。 使し

徒と

の働はたら

き１章しょう

８節せつ

１１月１１日 テーマ：「ペンテコステの日ひ

」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き２章しょう

１～４節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

イエスさまは、十字架じゅうじか

で亡な

くなったあと、三日目み っ か め

に復活ふっかつ

されましたね。お弟子で し

さんたちは、どん

なにうれしかったでしょう。こんな幸しあわ

せな日ひ

が４０日にち

続つづ

きましたが、イエスさまが天国てんごく

に帰かえ

られ

る日ひ

になりました。その時とき

「私の代か

わりに聖霊せいれい

なる神かみ

さまが来こ

られます。その方かた

が、すぐ近ちか

くの人ひと

にも遠とお

い外国がいこく

の人ひと

にも私のことを伝つた

えることができるように助たす

けてくださいますよ。」と言い

って、

天てん

に昇のぼ

られたのです。お弟子で し

さんたちは、その時とき

がくるのをお祈いの

りして待ま

っていました。

１０日か

経た

った日曜日にちようび

の朝あさ

、ペンテコステという大おお

きなお祭まつ

りの日ひ

のことです。かみさまをおそれるたくさんの人ひと

が、世界中せかいじゅう

から都みやこ

エ

ルサレムに集あつ

まっていました。お弟子で し

さんたちがいつものようにお

祈いの

りしていると、ゴーッと天てん

から激はげ

しい風かぜ

が吹ふ

きおろすような音おと

が

して、一人一人ひ と り ひと り

の上うえ

に炎ほのお

のような分わ

かれた舌した

がとどまったのです。

すると皆みな

が、聖霊せいれい

なる神かみ

さまによって、今いま

まで話はな

したこともないい

ろいろな外国語がいこくご

で、神かみ

さまの救すく

いのみわざを話はな

し始はじ

めたのです。お

祭まつ

りに来き

ていた外国人がいこくじん

たちはあまりのことに「これはいったいどうしたんだ?！」と声こえ

をあげまし

た。

びっくりするのも無理む り

はありません。だって、外国語がいこくご

で話はな

し

ている人ひと

たちは、イスラエルの田舎い な か

のふつうの人ひと

たちだった

からです。でも、お弟子で し

さんたちにはわかりました。「あ、イ

エスさまが天てん

に昇のぼ

られるとき約束やくそく

してくださったとおりに、

聖霊せいれい

なる神かみ

さまが来き

てくださって、近ちか

くの人ひと

にも、遠とお

い外国がいこく

の

人ひと

にも、イエスさまのことを話はな

せるようにしてくださったん

だ。」この日ひ

、弟で

子し

たちの話はなし

を聞き

いていた人ひと

々びと

の中なか

から信しん

じる人ひと

々びと

も起お

こされました。こうして、

イエスさまの十字架じゅうじか

と復活ふっかつ

を述の

べ伝つた

える教会きょうかい

が始はじ

まったのです。聖せい

霊れい

なる神かみ

さまは、約やく

束そく

通どお

り、勇ゆう

気き

を与あた

えてくれます。どう話はな

したらいいのか、も教おし

えてくださいます。聖せい

霊れい

なる神かみ

さまの助たす

けは、

すばらしいですね。私たちにも与あた

えられていますよ！

◆お祈り

「私たちも、聖霊せいれい

なる神かみ

さまの助たす

けによって、イエスさまの救すく

いを伝つた

えることができますように。」

（愛知泉キリスト教会牧師 坂本美恵子）

すると、みなが聖霊せいれい

に満み

たされ、御霊み た ま

が話はな

させてくださるとおりに、他国た こ く

のことばで話はな

し出だ

した。 使し

徒と

の働はたら

き２章しょう

４節せつ

１１月１２日 テーマ：「初代しょだい

教会きょうかい

の姿すがた

」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き２章しょう

４６、４７節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

ペンテコステ（五ご

旬じゅん

節せつ

）というお祭まつ

りの日ひ

に、みんなが神かみ

さまを礼拝れいはい

するために集あつ

まっていま

した。ペテロさんが「罪つみ

を言い

いあらわしなさい。そうすれば、イエスさまがゆるしてくださいます。」

と言い

いました。そのことばを信しん

じ受う

け入い

れて、バプテスマを受う

けた人がその日ひ

3000人ほど弟子で し

に加くわ

えられました。加くわ

えてくださったのは、神かみ

さまです。こうして、エルサレム教会きょうかい

が誕たん

生じょう

しました。

彼かれ

らは、使徒し と

たちの教おし

え、つまり聖せい

書しょ

のみことばをよく聞き

き、しっかりと従したが

いました。もっている

ものを分わ

かち合あ

いました。イエスさまが行うようにとおっしゃった聖せい

餐さん

式しき

の恵めぐ

みを味あじ

わい続つづ

けまし

た。どんなことでも、神かみ

さまに祈いの

りをしていました。本当ほんとう

に熱心ねっしん

だったことが分わ

かります。また、

使徒し と

たちによって多おお

くの不思議ふ し ぎ

としるしが行おこな

われた、と使徒し と

の働はたら

き 3章しょう

43節せつ

にあります。

信者しんじゃ

となった者もの

たちはみんないっしょにいて、全部ぜ ん ぶ

のものを仲良な か よ

くわけあっていたのです。そして、毎日まいにち

、心こころ

を一ひと

つにして宮みや

に集あつ

まり、いっしょに食事しょくじ

をしていました。生活せいかつ

のためのお金かね

もかかり

ましたので、お金かね

を持も

っている人ひと

はお金かね

を持も

ってきたり、また、持も

っているものや財産ざいさん

を売う

ったりして、みんなの必要ひつよう

にしたがって、

同おな

じように仲良な か よ

く分わ

け合あ

いました。喜よろこ

んで、楽たの

しくくらしていま

した。

神かみ

さまを賛美さ ん び

し、イエスさまのお話はなし

を一生懸命いっしょうけんめい

にしている信者しんじゃ

たちのすばらしい生活せいかつ

を見み

て、

信しん

じる人ひと

たちがたくさん増ふ

えました。神かみ

さまが毎日まいにち

救すく

われる人々ひとびと

を仲間な か ま

に加くわ

えてくださった、と 2章しょう

47節せつ

に書か

いてあります。毎日まいにち

加くわ

えてくださったのですよ。なんと嬉うれ

しいことでしょう。教会きょうかい

が神かみ

さまのみことばにしっかりと従したが

っていると、神かみ

さまが、信しん

じる人々ひとびと

を加くわ

えてくださるのですね。私わたし

たちも、神かみ

さまのみこ

とばにしっかりと従したが

っていきましょう。そして、教会きょうかい

学校がっこう

にお

友とも

だちを、さそえるといいですね。

◆お祈り

「 神かみ

さま、教会きょうかい

学校がっこう

をありがとうございます。神かみ

さま、他ほか

の人ひと

に親切しんせつ

にできるようにさせて

ください。」

（聖泉キリスト教会牧師 村松宏二）

そして毎日まいにち

、心こころ

を一つひ と つ

にして宮みや

に集あつ

まり、家いえ

でパンを裂さ

き、喜よろこ

びと真心まごころ

をもって食事しょくじ

を

ともにし、神かみ

を賛美さ ん び

し、すべての民たみ

に好意こ う い

を持も

たれた。主しゅ

も毎まい

日にち

救すく

われる人ひと

々びと

を仲なか

間ま

に加くわ

えてくださった。 使し

徒と

の働はたら

き２章しょう

４６、４７節せつ

１１月１３日 テーマ：「私わたし

にあるもの」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き３章しょう

１～１０節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

ある所ところ

に、生う

まれつき足あし

が曲ま

がったまま、立た

つことも歩ある

くこともできない人ひと

がいました。大人お と な

になっても、働はたら

いてお金かね

をもうけることが出来で き

ませんでした。

それで他ほか

の人ひと

に毎日まいにち

、宮みや

の門もん

の所ところ

まで連つ

れて行い

ってもらい、も

のごいをしていました。人びと

からお金かね

や食た

べ物もの

をもらって生せい

活かつ

する

しかありませんでした。そこは美うつく

しい、青銅せいどう

で出来で き

た門もん

でしたか

ら、美うつく

しの門もん

と呼よ

ばれ、神かみ

さまを礼拝れいはい

する人ひと

たちが、朝あさ

から晩ばん

ま

で大勢おおぜい

出で

たり入はい

ったりしていました。その人ひと

たちに向む

かって、動うご

くことができないこの人ひと

は頭あたま

を下さ

げてお金かね

を求もと

めました。そんな

生活せいかつ

が何年なんねん

も続つづ

いていました。

ある日ひ

、ペテロさんとヨハネさんがお祈いの

りするために、宮みや

にやってきて、この美うつく

しの門もん

を通とお

り

ました。この人ひと

は二人ふ た り

を見上み あ

げて、「どうか、このあわれな私をお恵めぐ

みください」と言い

いました。

二人ふ た り

は立た

ち止ど

まってその人ひと

を見み

ました。ペテロさんは彼かれ

に私わたし

たちを見み

なさい、と言い

いました。彼かれ

はじっと二人ふ た り

を見み

つめて、親切しんせつ

そうな人ひと

たちなのできっとたくさんのお金かね

を恵めぐ

んでくれるにちがい

ないと思おも

いました。ペテロさんは「私にはお金かね

はありません。しかし私が持も

っているものをあげま

しょう。」と言い

いました。それは彼かれ

にとって、お金かね

以上いじょう

に必要ひつよう

なものでした。ペテロさんは「ナザレ

のイエス・キリストの名な

によって、歩ある

きなさい」こう言い

いなが

らペテロさんは、彼かれ

の右みぎ

の手て

をとって起お

こしました。

すると足あし

に力ちから

が入はい

り、両足りょうあし

で立た

ち、歩ある

けるようになりまし

た。お金かね

をもらうよりどんなにうれしかったことでしょう。足あし

が治なお

るとすぐ、彼かれ

は何なに

をしたでしょうか。まず神かみ

さまに感謝かんしゃ

し

ました。

ペテロさんとヨハネさんは神かみ

さまのお力ちから

によって不思議ふ し ぎ

な

ことができたのです。私わたし

が助たす

けてあげなければいけない、そ

のためにはお金かね

があれば、力ちから

があれば、と思おも

っていませんか。イエスさまに祈いの

り求もと

めると、神かみ

さま

が力ちから

あることをしてくださいます。私たちは、何なに

よりもすばらしいイエスさまをもっています。

◆お祈り

「神かみ

さま、他ほか

の人ひと

に親切しんせつ

にできるようにさせてください。」

（聖泉キリスト教会伝道師 村松ヒデ）

すると、ペテロは、「金きん

銀ぎん

は私にはない。しかし、私にあるものを上あ

げよう。ナザレのイ

エス・キリストの名な

によって、歩ある

きなさい」 使し

徒と

の働はたら

き３章しょう

６節せつ

１１月１４日 テーマ：「誰だれ

に聞き

き従したが

うのが正ただ

しいか」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き４章しょう

１９、２０節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

「誰だれ

に聞き

き従したが

うのが正ただし

しいか」私たちの周まわ

りには色々いろいろ

な声こえ

が聞き

こえてきます。「あれをしたらい

いよ」、「これをしようぜ」、「それをしたらだめだよ」、「みんなやっているから大丈夫だいじょうぶ

だよ」・・・。

お父とう

さんやお母かあ

さんの声こえ

、先生せんせい

や友とも

だちの声こえ

、周まわり

りの人ひと

たちやテレビなどから聞き

こえてくる声こえ

もあ

ります。また、自分じ ぶ ん

の心こころ

の中なか

から聞き

こえてくる声こえ

もあります。神かみ

さまも聖書せいしょ

を通とお

して私たちの心こころ

に語かた

りかけています。どの声こえ

を聞き

いたら良よ

いのでしょうか。わ

からなくなってしまうこともあります。

ペテロさんとヨハネさんは宮みや

でイエスさまこそが救すく

い主ぬし

だ

と語かた

っていました。イエスさまを十字架じ ゅ う じ か

につけたユダヤ教きょう

の

指導者し ど う し ゃ

たちはそんな話はな

しが広ひろ

がっていくのを恐おそ

れていました。

二人ふ た り

を捕と

らえて「イエスさまのことを話はな

してはいけない」と厳きび

しく命めい

じました。偉えら

い人ひと

たちに囲かこ

まれて、おどされます。とて

も恐こわ

い。「どうなってしまうのだろうか。」「偉えら

い先生せんせい

たちの声こえ

に聞き

き従したが

った方ほう

が良よ

いのかな。」

誰だれ

が一番いちばん

偉えら

いのでしょうか。誰だれ

が一番いちばん

強つよ

いのか｡誰だれ

が一番いちばん

正ただ

しいのでしょうか。誰だれ

の声こえ

に聞き

き従したが

うのが一番いちばん

正ただ

しいのでしょうか。何なに

が神かみ

さまの前まえ

に正ただ

しいことなのでしょうか。

ペテロさんとヨハネさんは神かみ

さまの前まえ

に正ただ

しいこと選えら

びました。一番いちばん

偉えら

いお方かた

、一番いちばん

強つよ

いお方かた

、

一番いちばん

正ただ

しいお方かた

の声こえ

に聞き

き従したが

う決心けっしん

をしたのです。イエスさまと出で

会あ

って、色々いろいろ

と教おし

えられて、イ

エスさまこそが自分じ ぶ ん

の救すく

い主ぬし

、世界せ か い

の救すくい

い主ぬし

だと信しん

じていたのです。だからそのことを語かた

らないわ

けにはいかなかったのでした。ペテロさん、ヨハネさん、その他ほか

のお弟で

子し

さんたちが恐おそ

れずにイエスさまのことを語かた

っていたか

ら、私たちもイエスさまのことを知し

ることができたのです。

「誰だれ

に聞き

き従したが

うのが正たた

しいか」わからなくなる時とき

もあるでし

ょう。困こま

る時とき

があります。そんな時とき

は神かみ

さまの前まえ

に何なに

が正ただ

しいの

か考かんが

えてください。神かみ

さまが聖書せいしょ

を通とお

して私たちの心こころ

に語かた

りか

けてくださいます。

◆お祈り

「神かみ

さま、何なに

があなたの前まえ

に正ただ

しいのか教おし

えてください。弱よわ

い私たちがあなたの声こえ

に聞き

き従したが

っ

ていくことができるように助たす

けてください。」 （尾崎キリスト教会牧師 三谷義也）

ペテロとヨハネは彼かれ

らに答こた

えて言い

った。「神かみ

に聞き

き従したが

うより、あなたがたに聞き

き従したが

うほ

うが、神かみ

の前まえ

に正ただ

しいかどうか、判断はんだん

してください。私たちは、自分じ ぶ ん

の見み

たこと、また聞き

い

たことを、話はな

さないわけにはいきません。 使し

徒と

の働はたら

き４章しょう

１９、２０節せつ

１１月１５日 テーマ：「アナニヤとサッピラ」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き５章しょう

１～１１節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

お小遣いこ づ か

やお年 とし

玉だま

をもらったことがありますか？ お金 かね

は大切たいせつ

なも

のですが、もっと大切たいせつ

なことはそれをどのように使つか

うかです。 すでに

神かみ

さまを信じてしん

洗礼せんれい

を受けてう

いるお友とも

だちは、１０分ぶん

の１は神かみ

さまの

ものなのでおささげし、それから使いましょうつか

。

イエスさまが死んでし

甦よみがえ

り、天てん

にお帰り かえ

になると、聖霊せいれい

なる神かみ

さま

が来てき

くださり、神かみ

さまのすばらしいお 働はたら

きがたくさん 行おこな

われました。救われるすく

人ひと

たちが 男おとこ

の人ひと

だけ

で５千人せんにん

、もちろん 女おんな

の人ひと

も子どもこ

たちもいて、教 会きょうかい

はすごい勢 いいきお

で大きくおお

なっていきました。大勢おおぜい

いても 心こころ

を一つひと

にし、みことばに 従したが

って愛あい

し合あ

い、必要ひつよう

な物もの

はすべて分わ

け合あ

ったので、困るこま

人ひと

はいませ

んでした。バルナバさんも自分じ ぶ ん

の 畑はたけ

を売ってう

全部ぜんぶ

をささげました。救すく

われたことを喜 ぶよろこ

人々ひとびと

で溢れてあふ

い

る教 会きょうかい

はなんて素敵すてき

なのでしょう！！

ところが、アナニアさんとサッピラさん夫婦ふうふ

は違いましたちが

。せっかく自分じぶん

たちの土地と ち

を売う

り、教 会きょうかい

に献金けんきん

を持も

ってきたのですが、ふたりで相談そうだん

して、ごまかすことにしました。自分じぶん

たちの分ぶん

を先さき

に取ってと

おき、

みんなには代金だいきん

の全部ぜんぶ

だと言い

ったのです。もともとそのお金かね

はアナニヤさんとサッピラさんのもので、い

くらささげるのも自由じゆう

にできたのに、嘘うそ

をついてみんなをだましてし

まったのです。それは人ひと

をだますだけでなく、神かみ

さまをだます大おお

きな

罪つみ

でした。聖霊せいれい

なる神かみ

さまは教 会きょうかい

に罪つみ

が入は

ってくるのをとても悲かな

し

まれるお方 かた

です。神かみ

さまがアナニアさんにペテロさんを通してとお

、「あ

なたはサタンに 心こころ

を奪うば

われて…神かみ

を欺あざ

いた」と言われい

ると、アナニ

アさんはその場ば

で倒れてたお

死んでし

しまいました。

それから３時間じかん

たって、何なに

も知らないし

で来たき

サッピラさんも、誰だれ

に

もばれないと思おも

って同じおな

ように嘘うそ

をついたので、すぐに倒たお

れて死し

んでしまいました。神かみ

さまはすべてを知し

っておられたのです。

皆さんみな

はどんな心こころ

でささげものをしていますか？私たちは小さくてちい

も、イエスさまの愛あい

をお手本 てほん

に

助け合いたす あ

、イエスさまをお伝つた

えし、喜よろこ

んでささげものをしていきましょう。

◆お祈り

「神かみ

さま、いつも教 会きょうかい

と人々ひとびと

を愛しあい

、 心こころ

からのささげものができますよう助けてたす

ください。」

（生駒めぐみ教会伝道師 中谷きみ子）

それはもともとあなたのものであり、売ってう

からもあなたの自由じ ゆ う

になったのではないか。

なぜこのようなことをたくらんだのか。あなたは人ひと

を欺いたあざむ

のではなく、神かみ

を欺あざ

いたのだ。

使し

徒と

の働はたら

き５章しょう

４節せつ

１１月１６日 テーマ：「執事し つ じ

の選出せんしゅつ

」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き６章しょう

１～７節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

イエスさまを信しん

じる人ひと

が増ふ

えることは、うれしいですね。お弟子で し

さんたちは、心こころ

を合あ

わせ、力ちから

を合あ

わせ、お祈いの

りをし、伝道でんどう

をしました。そして、たくさんの人ひと

がイエスさまを信しん

じるようになり

ました。しかし、イエスさまを信しん

じる人ひと

が増ふ

えると、困こま

ったことも起お

こりました。信者しんじゃ

たちはみん

なで助たす

け合あ

って暮く

らしていましたが、人数にんずう

が急きゅう

に増ふ

えたので、食た

べ物もの

を同おな

じように分わ

けるのがむ

ずかしくなったのです。

時間じ か ん

をかけて、ていねいに配くば

るなら、みんなに公平こうへい

に

ゆきわたります。でも、そうすれば、使徒し と

たちは、

一日中いちにちじゅう

、そのための作業さぎょう

をしていなければなりません。

使徒し と

たちは、イエスさまの福音ふくいん

をお話はな

しすることを第一だいいち

にしなければなりませんから、みんなのお世話せ わ

をする

係かかり

が必要ひつよう

なのです。

そこで、みんなの中なか

から、神かみ

さまを心こころ

から信しん

じて、

聖霊せいれい

に満み

たされ、賢かしこ

くて、みんなから尊敬そんけい

されている

人ひと

、ステパノ、ピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、

パルメナ、ニコラオの七人しちにん

が選えら

ばれました。そして、この人ひと

たちが喜よろこ

んでみんなのお世話せ わ

をしたの

で、使徒し と

たちは、安心あんしん

して神かみ

さまのみことばを伝つた

えることができるようになりました。そして、エ

ルサレムでは、神かみ

さまを信しん

じる人ひと

がますます増ふ

えました。

わたしたちも、この七人しちにん

のように、神かみ

さまのお仕事し ご と

のお手伝て つ だ

いをする人ひと

になれないでしょうか。

イエスさまのことを伝つた

えるためには、いろいろな働はたら

きをする人ひと

が必要ひつよう

です。イエスさまを伝つた

えるた

めに、どんなことができるでしょうか。あなたはどんなお手伝て つ だ

いができるでしょうか。どんなこと

をすれば喜よろこ

ばれるでしょうか。考かんが

えてみましょう。

◆お祈り

「イエスさまのことを伝つた

えていくために、わたしも神かみ

さまのためにお手伝て つ だ

いをすることができ

ますように。神かみ

さまのお手伝て つ だ

いをするためにわたしを用もち

いてください。そして、イエスさま

を信しん

じる人ひと

がたくさん起お

こされますように。」

（大和郡山めぐみ教会牧師 正村献三）

そこで、兄弟きょうだい

たち。あなたがたの中なか

から、御霊み た ま

と知恵ち え

とに満み

ちた、評判ひょうばん

の良よ

い人ひと

たち

七人しちにん

を選えら

びなさい。私たちはその人ひと

たちをこの仕事し ご と

に当あ

たらせることにします。

使し

徒と

の働はたら

き６章しょう

３節せつ

１１月１７日 テーマ：「最初さいしょ

の殉 教 者じゅんきょうしゃ

」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き７章しょう

５４節せつ

～８章しょう

７節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

ステパノさんは、イエスさまを信しん

じて、いつも神かみ

さまに従したが

っている人ひと

でした。ある日ひ

、大勢おおぜい

の

人ひと

の前まえ

でイエスさまのことをお話はな

ししていました。ステパノさんのしていることが気き

に入い

らない

人ひと

もいました。ステパノさんは、神かみ

さまのことを話はな

したというだけで捕つか

まえられました。ステパ

ノさんは、神かみ

さまが昔むかし

からしてくださったすばらしいできごとを、話はな

しました。しかし、それを

聞き

いた人ひと

たちは、真ま

っ赤か

になって怒おこ

りだしました。けれどもステパノさんは、静しず

かに天てん

を見上み あ

げ

て言い

いました。「ごらんなさい。天てん

が開ひら

いてイエスさまが神かみ

さまの右みぎ

に立た

っていらっしゃるのが見み

えます。」みんなますます腹はら

を立た

てて、いっせいにステパノ

さんのところに集あつ

まって来き

ました。そして、ステパノさんを

町まち

の外そと

に追お

い出だ

して、石いし

を拾ひろ

って投な

げつけたのです。

石いし

をぶつけられる中なか

で、ステパノさんは、「イエスさま」

とお祈いの

りしました。それから、ひざをついて、「イエスさ

ま。この人ひと

たちをゆるしてあげてください」と言い

うと、息いき

を

ひきとりました。ステパノさんは、自分じ ぶ ん

にひどいことをする

人ひと

のためにお祈いの

りしました。こうして、ステパノさんは、最初さいしょ

の殉 教 者じゅんきょうしゃ

となりました。

この出来事で き ご と

のあと、イエスさまを信しん

じる人ひと

に対たい

する迫害はくがい

はどんどんひどくなり、イエスさまを

信しん

じる人ひと

たちは、いろいろなところに散ち

らされました。しかし、たくさんの人ひと

にイエスさまのこ

とが伝つた

えられ、イエスさまを信しん

じる人ひと

が増ふ

えていきました。

わたしたちは、もしかすると、イエスさまを信しん

じていることで、悪口わるくち

を言い

われたりすることが

あるかもしれません。また、イエスさまが喜よろこ

ばれることを行おこな

うことは、勇気ゆ う き

がいることかもし

れません。しかし、ステパノさんのように人々ひとびと

を恐おそ

れず、神かみ

さまを信しん

じ

て歩あゆ

むとき、神かみ

さまの助たす

けがあります。また、おそれずにイエスさまの

ことを話はな

したり、イエスさまの喜よろこ

ばれることを行おこな

うことで、イエスさ

まのことを信しん

じる人ひと

が増ふ

えていくことでしょう。

◆お祈り

「どんなときでも、神かみ

さまを信しん

じて、人ひと

をおそれずにイエスさまの喜よろこ

ばれることをおこなうこ

とができるように助たす

けてください。」

（大和郡山めぐみ教会伝道師 正村直子）

そして、ひざまずいて、大声おおごえ

でこう叫さけ

んだ。「主しゅ

よ。この罪つみ

を彼かれ

らに負お

わせないでくだ

さい。」こう言い

って、眠ねむ

りについた。 使し

徒と

の働はたら

き７章しょう

６０節せつ

１１月１８日 テーマ：「パウロの回心かいしん

」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き９章しょう

１～２０節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

神かみ

さまの教おし

えを守まも

ろうと努力どりょく

することはとっても大切たいせつ

なことです。

でも、私たちは自分じ ぶ ん

の頑張が ん ば

りだけでは神かみ

さまの教おし

えを完全かんぜん

に守まも

ること

はできませんし、自分じ ぶ ん

の力ちから

で天国てんごく

に行い

くこともできません。だから、

そんな私たちのためにイエスさまが助たす

けに来き

てくださったのです。

パウロ（サウロ）さんは自分じ ぶ ん

の力ちから

だけで神かみ

さまの教おし

えを守まも

り、良よ

い

行おこな

いをいっぱいして頑張が ん ば

ることで、神かみ

さまに愛あい

してもらおうと考かんが

え

る人ひと

でした。それで、「イエスさまなんて必要ひつよう

ない」と言い

って、イエスさまを信しん

じる人ひと

たちを捕つか

ま

えては、ひどい目め

にあわせていました。

でも、そんなパウロさんにイエスさまが出会で あ

ってくださり、「あな

たの考かんが

えは間違ま ち が

っているよ」ということを教おし

えてくださいました。

パウロさんは目め

が見み

えなくなる体験たいけん

を通とお

して、イエスさまがいっし

ょにいてくださらなかったら、自分じ ぶ ん

の力ちから

だけでは何なに

もできないこと

を知し

ったのです。また、自分じ ぶ ん

では何なに

もできないことに気き

づいて、神かみ

さまのひとり子ご

であるイエスさまに助たす

けを求もと

める人ひと

こそが、神かみ

さま

に愛あい

される人ひと

だということも知し

りました。

そしてさらに、イエスさまはアナニヤさんという人ひと

を送おく

って、これからパウロさんがイエスさ

まの弟子で し

として「活躍かつやく

するのを期待き た い

しているよ」ということも話はな

しました。

パウロさんはうれしくなって、それからはイエスさまを信しん

じて、イエスさまに頼たよ

る人ひと

へと変か

え

られて、一人ひ と り

でも多おお

くの人ひと

にイエスさまのことを教おし

えてあげたい

と思おも

い、イエスさまのことを命いのち

がけで伝つた

える人ひと

になりました。

神かみ

さまは、私たちが頑張が ん ば

って努力どりょく

するから愛あい

してくださるので

はありません。神かみ

さまは、私たちのことをそのままで、すでに愛あい

してくださっています。そんな神かみ

さまの愛あい

に気き

づいて、私たちの

ことを助たす

けてくださるイエスさまに感謝かんしゃ

し、力ちから

をいただいて、

神かみ

さまの愛あい

を忘わす

れずに活躍かつやく

する人ひと

とならせていただきましょう。

◆お祈り

「神かみ

さまが私を愛あい

してくださってありがとうございます。神かみ

さまの愛あい

を忘わす

れずに、神かみ

さまにお

返かえ

しする生い

き方かた

ができますように。」

（松原聖書教会牧師 中村忍）

彼かれ

が、「主しゅ

よ。あなたはどなたですか。」と言い

うと、お答こた

えがあった。「わたしは、あな

たが迫害はくがい

しているイエスである。」 使し

徒と

の働はたら

き９章しょう

５節せつ

１１月１９日 テーマ：「ヨッパのタビタ」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き９章しょう

３６～４２節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

イエスさまの弟子で し

ペテロさんは、いろいろな町まち

を回まわ

って、イエスさまが神かみ

さまでありイエスさま

を信しん

じれば救すく

われると伝つた

えていました。ルダという町まち

にいる時とき

、近ちか

くのヨッパの町まち

では悲かな

しい

出来事で き ご と

がおこりました。タビタさんというイエスさまの女おんな

弟子で し

が、重おも

い病気びょうき

になってしまったの

です。タビタさんはイエスさまを信しん

じ、たくさんの人ひと

たちに良よ

いことをしていました。夫おっと

を亡な

く

し貧まず

しいくらしをしている人ひと

たちのために下着し た ぎ

や上着う わ ぎ

を作ってあげたり、やさし

く面倒めんどう

を見み

ていたのです。教きょう

会かい

には、いろいろな働はたら

きがあります。タビタさん

は、自じ

分ぶん

にできることをして教きょう

会かい

に仕つか

えていました。神かみ

さまの思おも

いに満み

たされ

て奉ほう

仕し

してきたことは、みなに喜よろこ

ばれていました。タビタさんの病気びょうき

を多おお

くの

人ひと

が心配しんぱい

し、祈いの

ったことでしょう。でも、病気びょうき

は良よ

くならず、とうとう死し

んで

しまったのです。人々ひとびと

はタビタさんの体からだ

を洗あら

い、屋上おくじょう

の間ま

に置お

きました。

そしてルダにいるペテロさんに「すぐに来き

てください！」と使つか

いを送おく

りまし

た。ペテロさんが到着とうちゃく

した時とき

、人々ひとびと

は悲かな

しんで泣な

いていました。ペテロさん

は人々ひとびと

を部屋へ や

から出だ

し、ひざまずいて神かみ

さまに祈いの

りました。そして、かつてイ

エスさまがしたように、「タビタ、クミ（起お

きなさい）」と声こえ

をかけたのです。

すると、タビタさんは目め

を開あ

け、起お

き上あ

がりました！死し

後ご

２・３日にち

はたってい

たでしょう。神かみ

さまの奇蹟き せ き

によって、タビタさんは生い

き返かえ

ったのです。ペテロ

さんは手て

を貸か

してタビタさんを立た

たせ、人々ひとびと

を呼よ

び、生い

き返かえ

った彼女かのじょ

を見み

せま

した。みんなとても驚おどろ

いたことでしょうね。このことはすぐにヨッパ中じゅう

に知し

れ渡わた

りました。

イエスさまによって生い

き返かえ

らされたタビタさん。地上ちじょう

ではその後ご

また死し

を迎むか

え

ましたが、生い

かされている間あいだ

、イエスさまの素晴す ば

らしさをあらわすという大おお

きな

使命し め い

が与あた

えられました。生い

き返かえ

ったタビタさんと出会で あ

った人ひと

は、神かみ

さまの力ちから

を見み

たことでしょう。タビタさんを通とお

して多おお

くの人ひと

が神かみ

さまを信しん

じた、と聖書せいしょ

に書か

い

てあります。死し

という大おお

きな問題もんだい

さえも支配し は い

し解かい

決けつ

してくださる神かみ

さまは、わたしたちの人生じんせい

を

も、生い

きるにしても死し

ぬにしても神かみ

さまの素晴す ば

らしさをあらわすように、導みちび

いてくださいます。

◆お祈り

「神かみ

さまが、わたしのいのちを通とお

して、神かみ

さまの力ちから

や素晴す ば

らしさをあらわしてくださいますよ

うに。」

（高槻聖書教会伝道師 玉垣麻美）

ヨッパにタビタ（ギリシア語ご

に訳やく

せば、ドルカス）という女おんな

の弟子で し

がいた。この女おんな

は、多おお

くのよいわざと施ほどこ

しをしていた。 使し

徒と

の働はたら

き９章しょう

３６節せつ

- 1 -

１１月２０日 テーマ：「教会きょうかい

による派遣は け ん

」

聖書個所：使徒し と

の働はたら

き１３章しょう

１節せつ

～３節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

神かみ

さまは、私たちが教会きょうかい

に集あつ

まることを喜よろこ

んでいます。そして、教会きょうかい

に集あつ

まる人ひと

たちの集つど

い、つまり教会きょうかい

の交まじ

わりの中なか

で生い

きるように私たちを置お

いてくださっています。教会きょうかい

の交まじ

わりで、嬉うれ

しいことを話はな

したり、

少すこ

し辛つら

いなと思おも

うことをお祈いの

りして欲ほ

しいこととして教会きょうかい

にいるお友とも

だちやお兄にい

さんお姉ねえ

さんに伝つた

えたり

します。また、教会きょうかい

に来こ

られている方かた

からお祈いの

りして欲ほ

しいことを聞き

いて祈いの

ったり、誰だれ

かを助たす

けたり、教会きょうかい

の交まじ

わりの中なか

で奉仕ほ う し

をします。そうやってイエスさまのことを伝つた

える働はたら

きができます。それらはすべて、

神かみ

さまが与あた

えてくださった素晴す ば

らしい恵めぐ

みです！そして、みんなが集あつ

まる教会きょうかい

の大切たいせつ

な働はたら

きですよね。

バルナバさんやサウロさん（あとで「パウロ」と名前なまえ

が変か

わる）は、アンテオケにある教会きょうかい

に集あつ

まってい

ました。神かみ

さまのために、そして教会きょうかい

や地域ち い き

の人ひと

たちのために、素晴す ば

らしい働はたら

きをいくつもしていました。

その教会きょうかい

には、いろいろな言葉こ と ば

をしゃべる人ひと

たちや生活せいかつ

の仕方し か た

、お仕事し ご と

も違ちが

う人ひと

たちもいたようです。考かんが

え方かた

が違ちが

う人ひと

たちも多おお

かったと思おも

うと、神かみ

さまの働はたら

き

のために相談そうだん

することもたくさんあったでしょう。も

し相談そうだん

していたことの答こた

えが違ちが

ったりしたらどうでし

ょう。「私が代表だいひょう

してお祈いの

りをする！」「あの人は何なん

で

もできるから宣教せんきょう

チームのリーダーになったらいい

な。」それらの思おも

いは良よ

いことですが、神かみ

さまの思おも

いは

どうだったでしょうか？

アンテオケ教会きょうかい

の人ひと

たちは、教会きょうかい

に集あつ

まる人ひと

たちと良よ

くお祈いの

りをしていました。どんな時とき

でも、心こころ

を合あ

わせて神かみ

さまに信頼しんらい

して礼拝れいはい

をささげていました。するとアンテオケ教会きょうかい

の人ひと

たちは聖霊せいれい

を通とお

して、神かみ

さ

まの素晴す ば

らしいご計画けいかく

を知し

りました。それはアンテオケ教会きょうかい

のリーダーだったバルナバさんとサウロさん

がイエス様さま

を伝えるために世界せ か い

へと旅たび

に出で

ることになったのです！つまり、宣教師せんきょうし

として神かみ

さまと教会きょうかい

の

人ひと

たちの中なか

から選えら

ばれて遣つか

わされることになりました。自分じ ぶ ん

の考かんが

えや思おも

いが一番いちばん

ではなく、神かみ

さまのご計画けいかく

を第一だいいち

にしました。

神かみ

さまは、私たちを教会きょうかい

の交まじ

わりから神かみ

さまのために働はたら

くように導みちび

いて

います。私たちは、教会きょうかい

の交まじ

わりの中なか

で礼拝れいはい

をささげ、祈いの

り合あ

う時とき

、どんな

働はたら

きでも、どこででも神かみ

さまのために働はたら

くことができるのです。

◆お祈いの

り

「教会きょうかい

の交まじ

わりの中なか

で祈いの

られていることを知し

り、どこででも、イエスさまの弟子で し

として神かみ

さまのために、神かみ

さまの願ねが

っている働はたら

きができるように、私を用もち

いてください。」 （学園前聖書教会牧師 吉田 篤）

そこで彼かれ

らは、断食だんじき

と祈いの

りをして、ふたりの上うえ

に手て

を置お

いてから、送おく

り出だ

した。

使徒し と

の働はたら

き１３章しょう

３節せつ

１１月２１日 テーマ：「ルステラ宣教せんきょう

」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き１４章しょう

８～１８節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

ルステラというところで、パウロさんとバルナバさんはイエスさまのメッセージを語かた

っていま

した。そこに、生う

まれながら足あし

が悪わる

く歩ある

いたことがなかった人ひと

がいました。語かた

っていたパウロさ

んは、彼かれ

に目め

を留と

め、イエスさまだったら治なお

してくださるという信仰しんこう

があるのを見み

て、「自分じ ぶ ん

の足あし

で、まっすぐに立た

ちなさい」と言い

いました。すると、彼かれ

は飛と

び上あ

がって歩ある

き出だ

しました。パウロ

さんのしたことを見み

た群衆ぐんしゅう

は、パウロさんとバルナバさんを神かみ

さまだと思おも

って、「神々かみがみ

だ。人間にんげん

の

姿すがた

をした神々かみがみ

だ」と叫さけ

び出だ

して、二人ふ た り

にささげものをしようとしました。二人ふ た り

は群衆ぐんしゅう

が神かみ

さま

を汚けが

すふるまいをするのを見み

てびっくりし、大おお

あわてで、「自分じ ぶ ん

た

ちは普通ふ つ う

の人間にんげん

であり、足あし

の悪わる

い人ひと

を歩ある

くことができるようにし

たのは、天てん

と地ち

と海うみ

、それにその中なか

のすべてのものをお造つく

りにな

った、まことの神かみ

さまです」と、彼かれ

らにいけにえをささげるのを

やめさせました。

私たちが、お友とも

だちの病気びょうき

のために祈いの

ったり、なくしたものが見み

つかるように祈いの

ったとき、

病気びょうき

が治なお

ったり、なくしたものが見み

つかることがよくあります。その時とき

、「ぼくが祈いの

ったから、私

が祈いの

ったから祈いの

りがきかれたんだよ」と言い

って、自分じ ぶ ん

を自慢じ ま ん

し

ないようにしましょう。祈いの

りにこたえて病気びょうき

を治なお

してくださ

り、なくしたものを見み

つかるようにしてくださったのは、天地て ん ち

を造つく

られたまことの神かみ

さまだからです。だから「まことの神かみ

さ

まの恵めぐ

みです」と言い

って、まことの神かみ

さまを友とも

だちに紹しょう

介かい

する

チャンスにしましょう。

◆お祈り

「天てん

と地ち

をお造つく

りになった神かみ

さま。祈いの

りにこたえてくださった時とき

、それをあなたを紹介しょうかい

するた

めのチャンスとすることができますように」

（松原聖書教会牧師 野口富久）

言い

った。「皆みな

さん。どうしてこんなことをするのですか。私たちも皆みな

さんと同おな

じ人間にんげん

です。

そして、あなたがたがこのようなむなしいことを捨す

てて、天てん

と地ち

と海うみ

とその中なか

にあるすべての

ものをお造つく

りになった生い

ける神かみ

に立た

ち返かえ

るように、福音ふくいん

を宣の

べ伝つた

えている者もの

たちです。」

使し

徒と

の働はたら

き１４章しょう

１５節せつ

１１月２２日 テーマ：「マケドニヤの叫さけ

び」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き１６章しょう

６～１５節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

パウロさんがイエスさまを伝つた

えようと、アジア（今いま

のトルコ）で伝でん

道どう

旅りょ

行こう

をしていた時とき

のこと

です。もっと多おお

くの人ひと

がイエスさまに出で

会あ

ってほしい。そう願ねが

ったパウロさんは、アジアで一いち

番ばん

大おお

きな町まち

（エペソ）に行い

こうとしました。

しかし、不ふ

思し

議ぎ

なことに聖せい

霊れい

なる神かみ

さまは、このパウロさんの伝でん

道どう

計けい

画かく

を止と

めてしまいます。

そこで、パウロさんは、北きた

のビテニアに行い

こうとします。しかし、またまた聖せい

霊れい

なる神かみ

さまは、

パウロさんの伝でん

道どう

計けい

画かく

を止と

めてしまったのです。

イエスさまを伝つた

えることは、正ただ

しいことのはずです。どうして

神かみ

さまは、この伝でん

道どう

計けい

画かく

を止と

めてしまうのだろうか。そうパウロ

さんは疑ぎ

問もん

に思おも

ったのではないでしょうか。

神かみ

さまのお考かんが

えが分わ

からないまま、パウロさんは西にし

へ長なが

い旅たび

を

して、トロアスという港みなと

町まち

にたどり着つ

きました。目め

の前まえ

のエーゲ

海の向む

こう岸ぎし

にはマケドニアがあります。ヨーロッパです。

ある夜よる

、パウロさんは 幻まぼろし

を見み

ます。ひとりのマケドニア人じん

が「マケドニアに渡わた

ってきて、私た

ちを助たす

けてください」と願ねが

ったのです。

この 幻まぼろし

を見み

た時とき

、パウロさんは神かみ

さまのお考かんが

えが分わ

かりました。

イエスさまを伝つた

えるために、神かみ

さまは「海うみ

を渡わた

ってマケドニアに行い

き

なさい」とおっしゃっている。そう確かく

信しん

したパウロさんは海うみ

を渡わた

りま

す。こうしてヨーロッパ伝道でんどう

が始はじ

まりました。そして多おお

くの人々ひとびと

がイ

エスさまに出で

会あ

うことになったのです。

あなたは、自分じ ぶ ん

の計画けいかく

が実現じつげん

することが、一いち

番ばん

良よ

いことだと考かんが

えて

いませんか。計画けいかく

がうまく行い

かず、自じ

分ぶん

の思おも

った通とお

りにならなければ、イライラすることや、怒おこ

ってしまうことはないでしょうか。

しかし、神かみ

さまの計画けいかく

が実現じつげん

することが一番いちばん

良よ

いことなのです。あなたの計画けいかく

ではなく、神かみ

さ

まの計画けいかく

が実現じつげん

するように、神かみ

さまはあなたを導みちび

いておられます。神かみ

さまの言葉こ と ば

を信しん

じて、神かみ

さ

まが願ねが

う道みち

へ進すす

もうではありませんか。

◆お祈り

「私の思おも

い通どお

りではなく、神かみ

さまの思おも

い通どお

りが一いち

番ばん

良よ

いのです。そういつも信しん

じて、歩あゆ

むこと

ができますように。」

（高槻聖書教会牧師 玉垣資）

ある夜よる

、パウロは幻まぼろし

を見み

た。ひとりのマケドニアまけどにあ

人じん

が彼かれ

の前まえ

に立ってた

、「マケドニアに渡わた

って来き

て、私たちを助たす

けてください」と懇こん

願がん

するのであった。 使し

徒と

の働はたら

き１６章しょう

９節せつ

１１月２３日 テーマ：「家族か ぞ く

の救すく

い」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き１６章しょう

１６～３４節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

ピリピで宣教せんきょう

していたパウロさんとシラスさんは、お金かね

儲もう

けを願ねが

っている占うらな

い師し

の仲なか

間ま

から

訴うった

えられて、牢ろう

屋や

に入い

れられてしまいました。パウロさんと

シラスさんは、牢ろう

屋や

でも神かみ

さまに賛さん

美び

と祈いの

りをささげていま

した。その夜よる

、地じ

震しん

が起お

こりました。牢ろう

屋や

の扉とびら

が開ひら

き、鎖くさり

が

解と

けたにもかかわらず、誰だれ

も逃に

げ出だ

しませんでした。看かん

守しゅ

をは

じめみんな、パウロさんシラスさんのメッセージに聞き

き入い

り

ました。看守かんしゅ

は、パウロさんとシラスさんの言葉こ と ば

を通とお

してイエ

スさまを信しん

じ、その後あと

すぐにふたりを家族か ぞ く

に紹介しょうかい

し、福音ふくいん

を

家族か ぞ く

に届とど

けます。看守かんしゅ

の家族か ぞ く

は、パウロさんたちからイエスさまのことを聞き

き、イエスさまが誰だれ

で

あり、何なん

のために十字架じゅうじか

にかけられたのか、十字架じゅうじか

にかけられた後あと

、どうなったのか、救すく

われるた

めに必要ひつよう

なことをすべて聞き

くことができたのです。そして、福音ふくいん

によってかえられたお父とう

さんの変化へ ん か

に驚おどろ

くとともに、届とど

けられた

福音ふくいん

を聞き

いて、自分じ ぶ ん

たちもまことの神かみ

さまを信しん

じる人ひと

になりたい

と願ねが

い、それぞれが信しん

じて、みなが救すく

われたのです。

家族か ぞ く

の救すく

いは、ぼくたち、わたしたちの一番いちばん

の願ねが

いです。わた

したちが本気ほ ん き

でイエスさまを信しん

じて救すく

われたことを喜よろこ

んで、イエ

スさまのご命令めいれい

に従したが

う人ひと

となるとき、それが一番いちばん

の家族か ぞ く

に対たい

する証あかし

となります。わたしたちは、

自分じ ぶ ん

で自分じ ぶ ん

を変か

えることはできません。でも、神かみ

さまには不可能ふ か の う

なことはないのです。わたしたち

を罪つみ

の力ちから

から自由じ ゆ う

にしてくださった神かみ

さまの力ちから

を信しん

じて、勇気ゆ う き

をもって家族か ぞ く

に福音ふくいん

を伝つた

え続つづ

けま

しょう。

わたしたちがイエスさまを信しん

じたら、自動的じどうてき

に家族か ぞ く

も救すく

われるとい

うわけではありません。神かみ

さまが自分じ ぶ ん

を用もち

いてくださり、自分じ ぶ ん

が救すく

わ

れたように、家族か ぞ く

も必ずかなら

救われるすく

と信じしん

期待き た い

して良いよ

のです。

ですから、家族か ぞ く

の救すく

いのために真剣しんけん

に祈いの

るとともに、自分じ ぶ ん

自身じ し ん

がイ

エスさまのご命令めいれい

に喜よろこ

んで従したが

う決意け つ い

をし、まだ救すく

われていない家族か ぞ く

に喜よろこ

んで仕つか

えましょう。

◆お祈り

「家族か ぞ く

の救すく

いのために祈いの

りつつ、イエスさまに従したが

って生活せいかつ

できるようにお助たす

けください。」

（小海キリスト教会牧師 荒籾実）

主しゅ

イエスを信しん

じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族か ぞ く

も救すく

われます。

使し

徒と

の働はたら

き１６章しょう

３３節せつ

１１月２４日 テーマ：「知し

らずに拝おが

んでいるもの」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き１７章しょう

１６～３４節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

私たちが住す

んでいる日本に ほ ん

には、たくさんの神社じんじゃ

やお寺てら

があります。

そこには必かなら

ず仏像ぶつぞう

などの偶像ぐうぞう

が置お

いてあります。あなたは、たくさん

の神社じんじゃ

やお寺てら

を見み

て、どんな気持き も

ちがしますか。パウロさんが訪おとず

れた

アテネという町まち

には、偶像ぐうぞう

がいっぱいあったので、パウロさんは怒おこ

り

ました。パウロさんが怒おこ

ったことは、正ただ

しいことです。それは、アテ

ネの人ひと

たちが天地て ん ち

万物ばんぶつ

をお造つく

りになった本当ほんとう

の神かみ

さまを知し

らずに、

偶像ぐうぞう

を拝おが

んで満足まんぞく

していたからです。パウロさんは、アテネに住す

んで

いる人ひと

たちに、知し

らずに拝おが

んでいる本当ほんとう

の神さまのことを四よっ

つ、熱心ねっしん

に伝つた

えました。

一ひと

つ目め

は、本当ほんとう

の神かみ

さまは天地て ん ち

万物ばんぶつ

を造つく

られた方かた

だから、人間にんげん

が作つく

った宮みや

などには住す

まれないこ

と。二ふた

つ目め

は、私たちわたしたち

は神かみ

さまに造つく

られた神かみ

さまの子こ

どもだから、偶像ぐうぞう

を

神かみ

さまとして拝おが

んではならないこと。三みっ

つ目め

は、偶像ぐうぞう

を拝おが

んでいたことを

神かみ

さまは見過み す

ごしておられたが、今いま

はあやまって本当ほんとう

の神かみ

さまに心こころ

を向む

けるように命めい

じておられるので、素直す な お

に本当ほんとう

の神かみ

さまにあやまればいい

こと。四よっ

つ目め

は、本当ほんとう

の神かみ

さまがこの世よ

をさばく方かた

であるイエスい え す

さまを

復活ふっかつ

させたこと、以上いじょう

のことを伝つた

えました。

しかし、それまでパウロさんの話はなし

を聞き

いていたアテネの人ひと

たちも、「復活ふっかつ

」の話はなし

を聞き

くと、と

たんに態度た い ど

が変か

わって、その場ば

から立た

ち去さ

ってしまいました。それは、死人し に ん

が復活ふっかつ

することがどれ

だけ頭あたま

で考かんが

えても理解り か い

できないことだったからです。その一方いっぽう

で、裁さい

判官ばんかん

やほかにも何人なんにん

かの人ひと

たちが、本当ほんとう

の神かみ

さまを信しん

じました。ですから、パウロさんの伝道でんどう

を、神かみ

さまは用もち

いてくださった

のです。

あなたは、イエスさまを信しん

じていない家族か ぞ く

やお友とも

だちに、イエス

さまを信しん

じたら天国てんごく

へ入はい

ることができるということを話はな

したこと

があるでしょうか。イエスさまの復活ふっかつ

は、信しん

じた私たちも復活ふっかつ

でき

るという確たし

かな証拠しょうこ

です。ばかにされたり、反対はんたい

されたりしても、

勇気ゆ う き

を出だ

して、知し

らずに拝おが

んでいる本当ほんとう

の神かみ

さまとイエスさまの

ことを伝つた

えていきましょう。

◆お祈り

「神かみ

さま、家族か ぞ く

やお友とも

だちの中なか

に、本当ほんとう

の神かみ

さまを知し

らずに偶像ぐうぞう

を拝おが

んでいる人ひと

たちがいます。

本当ほんとう

の神かみ

さまとイエスい え す

さまのことを、勇気ゆ う き

を出だ

して伝つた

えていけますように、助たす

けてください。」

（くずは聖書教会牧師 石黒久浩）

神かみ

は、そのような無知む ち

の時代じ だ い

を見過み す

ごしておられましたが、今いま

は、どこででもすべての人ひと

に

悔く

い改あらた

めを命めい

じておられます。 使し

徒と

の働はたら

き１７章しょう

３０節せつ

１１月２５日 テーマ：「アクラとプリスキラ」

聖書個所：使し

徒と

の働はたら

き１８章しょう

１～４節せつ

、２４～２７節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

新約しんやく

聖書せいしょ

には有名ゆうめい

な人ひと

がたくさん出で

てきますが、今日き ょ う

は有名ゆうめい

な

クリスチャン夫婦ふ う ふ

を紹しょう

介かい

します。それは使し

徒と

の働はたら

きの中なか

に出で

て

くるアクラさん（夫おっと

）とプリスキラさん（妻つま

）です。アクラさん

とプリスキラさんは、あのパウロさんとコリントの町まち

で出で

会あ

いま

した。パウロさんとは職しょく

業ぎょう

も同おな

じ。パウロさんを自分じ ぶ ん

たちの家いえ

に住す

まわせ、一緒いっしょ

に天幕作てんまくつく

りのお仕事し ご と

をしました。お友達ともだち

でした。

アクラさんとプリスキラさんは聖書せいしょ

のこと神かみ

さまのことをよく学まな

んでいたので、伝道でんどう

もしましたし、

若わか

いクリスチャンに教おし

えることもしました。その中なか

の一人ひ と り

・アポロさんはアクラさんとプリスキラ

さんの家いえ

に招まね

かれて、聖書せいしょ

を正ただ

しく教おし

えてもらいました。しばらくしてアポロさんは、素晴す ば

らしい

伝道者でんどうしゃ

になります。それはアクラさんとプリスキラさんのおかげでもあったでしょう。その後あと

も、

アクラさんとプリスキラさんはクリスチャンたちを家いえ

に招まね

いて家庭か て い

集会しゅうかい

をしたり、いろいろな所ところ

を巡めぐ

って伝道でんどう

するパウロさんやアポロさんのために、祈いの

ったり手紙て が み

を書か

いたりしてずっと応援おうえん

して

いきました。

２０００年前ねんまえ

、イスラエルから始はじ

まったイエスさまの福ふく

音いん

を宣の

べ伝つた

える働はたら

きが、今いま

、日に

本ほん

にい

る私たちに届とど

けられているのは、とてもたくさんのクリスチャン

が血ち

や汗あせ

や涙なみだ

を流なが

し熱心ねっしん

に伝道でんどう

をしてくれたおかげです。その中なか

にアクラさんとプリスキラさんの夫婦ふ う ふ

もいたのです。感謝かんしゃ

ですね。

私たちもアクラさんとプリスキラさんのように教会きょうかい

に仕つか

え、

伝道者でんどうしゃ

を支ささ

えて、２０００年ねん

続つづ

く神かみ

さまの教おし

えを、後あと

の時代じ だ い

の人ひと

に

バトンリレーをしていきましょう。

◆お祈り

「私たちもアクラとプリスキラさんのような良よ

い働はたら

きができますように。」

（武庫之荘めぐみ教会伝道師 松田悦子）

彼かれ

は会堂かいどう

で大胆だいたん

に語かた

り始はじ

めた。それを聞き

いていたアクラとプリスキラは、彼かれ

を招まね

き入い

れて、

神かみ

の道みち

をもっと正確せいかく

に彼かれ

に説明せつめい

した。 使し

徒と

の働はたら

き１８章しょう

２６節せつ

１１月２６日 テーマ：「恐おそ

れないで語かた

り続つづ

けなさい」

聖書個所せいしょかしょ

：使徒し と

１８章しょう

５節せつ

～１１節せつ

◆今日き ょ う

のみことば

◆メッセージ

みなさんは、イエスさまのことを伝つた

えたり、友とも

だちを教 会きょうかい

に誘さそ

った

りしたことがありますか。友とも

だちにどう思おも

われるかな、と心配しんぱい

になって、

勇気ゆ う き

が出だ

せないこともありますね。パウロさんはいつも人々ひとびと

にイエスさま

こそキリスト、救すく

い主ぬし

であると伝つた

えました。 パウロさんがコリントとい

う街まち

で伝道でんどう

していたとき、神かみ

さまは「恐おそ

れないで、語かた

り続つづ

けなさい」と

言い

われました。神かみ

さまはどうしてそんなことを言い

われたのでしょう。

実じつ

は、パウロさんがイエスさまのことをお話はな

しするとき、喜よろこ

んで聞き

いてくれる人々ひとびと

は多おお

くはありませんでした。

信しん

じる人もいましたが、暴言ぼうげん

を吐は

いたり、反抗はんこう

したり、パウロさんを殺ころ

そうとする人ひと

たちもいたのです。何度なんど

も

辛つら

い目め

にあったパウロさんの 心こころ

はどんなだったでしょうか。

そんなパウロさんに、神かみ

さまは強つよ

く語かた

られます。「恐おそ

れないで、語かた

り続つづ

けなさ

い。黙だま

ってはいけない。わたしがあなたとともにいる」それに、「この町まち

には、

わたしの民たみ

がたくさんいるから」と。神かみ

さまはわたしたちをも同おな

じように励はげ

ま

してくださいます。恐おそ

れないで語かた

り続つづ

けなさい。わたしがあなたとともにいる。

あなたの周まわ

りにも、わたしの民たみ

がたくさんいるから、と。

その後ご

、神かみ

さまの励はげ

ましを受う

け取と

ってパウロはなんと１年半ねんはん

もコリントでイ

エスさまのことを語かた

り続つづ

けたのです。そうして、コリントにも神かみ

さまの民たみ

が集つど

う教 会きょうかい

が誕 生たんじょう

することになったのです。

神かみ

さまは、私たちの心こころ

も知し

っていてくださって、励はげ

ましてくださいます。勇気ゆ う き

も与あた

えてくださいます。自分じ ぶ ん

の力ちから

で頑張が ん ば

って、ではなく、ともにいてくださる神かみ

さまの励はげ

ましを受う

けていきましょう。

◆お祈いの

り

イエスさまのことを伝つた

えたいです。どうぞ勇気ゆ う き

を与えてください。あなたを信しん

じます。わたしの

ことも用もち

いてください。

（武庫之荘めぐみ教会伝道師 鈴木雅也）

ある夜よ

、主しゅ

は 幻まぼろし

によってパウロに、「恐おそ

れないで、語かた

り続つづ

けなさい。黙だま

ってはいけない。わた

しがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲おそ

って、危害きがい

を加くわ

える者もの

はない。この町まち

には、

わたしの民たみ

がたくさんいるから」と言い

われた。 使徒し と

の 働はたら

き１８章しょう

９、１０節せつ

１１月２７日 テーマ：「ローマへの導みちび

き」

聖書個所せいしょかしょ

：使徒し と

２３章しょう

１１節せつ

～２４節せつ

、２５章しょう

６節せつ

～１２節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

ユダヤ教きょう

を捨す

て、キリストの伝道者でんどうしゃ

となったパウロさんは、ユダヤ人じん

たちに命いのち

を狙ねら

われる身み

となります。

ユダヤ人たちはパウロさんを殺害さつがい

しようと何度な ん ど

も企くわだ

てますが、そのつど神さまに阻止そ し

されます。そのような中なか

で、エルサレムで捕とら

えられたパウロさんはローマの兵士へ い し

に守まも

られながら、ユダヤ人への弁明べんめい

とあかしの機会き か い

を

与あた

えられます。ところが、あかしを聞き

いたユダヤ人たちは、「こんな男は殺ころ

してしまえ」とわめきたてます。＜22章 22節＞

千人せんにん

隊長たいちょう

は危険き け ん

を避さ

けるためにパウロさんを捕と

らえ安全あんぜん

を確保か く ほ

し、今度こ ん ど

は祭司さ い し

長ちょう

や議会ぎ か い

での弁明べんめい

の機会き か い

を与あた

えます。パウロさんも物怖も の お

じせず、ど

うどうとイエスさまをあかしすることができました。

その夜、神さまから与あた

えられたのが冒頭ぼうとう

のおことばです。「勇気ゆ う き

を出しな

さい。あなたは、エルサレムでわたしをあかししたように、ローマでもあ

かしをしなければならない」＜23章 11節＞

神さまは世界せ か い

の都みやこ

ローマで福音ふくいん

を語るように、パウロさんに使命し め い

を与あた

えられまし

た。けれども、またもや 40 人以上いじょう

のユダヤ人たちが徒党と と う

を組く

み、パウロさんを殺ころ

す

計画けいかく

を立てます。この計画けいかく

も通報つうほう

してくれる者もの

が居い

て、パウロさんの知し

るところとな

ります。

そこで千人せんにん

隊長たいちょう

は、たくさんの護衛兵ご え い へ い

をつけて、カイザリヤに居い

たローマ総督そうとく

ペリ

クスのもとにパウロさんを護送ご そ う

します。パウロさんはローマ市し

民権みんけん

を持っていたの

で、自らの裁判さいばん

をローマ皇帝こうてい

にしてもらいます。これによってパウロさんは、ローマ

の裁判さいばん

でイエスさまをあかしするように導みちび

かれたのです。

パウロさんがローマでキリストをあかしすることは、神さまのご計画けいかく

です。ですからそのご計画けいかく

を果は

たすま

ではけっして命いのち

を奪うば

われることはありません。神さまのみこころは必かなら

ず成な

るのです。そして、いつも神かみ

さま

はみことばをもって励はげ

まし続つづ

けてくださいました。この神かみ

さまに従したが

っていけるのは、幸しあわ

せですね。

◆ お祈いの

り

「パウロさんを守まも

ってくださった神かみ

さま。あなたのご計画けいかく

は必かなら

ず成な

ると信しん

じる信仰しんこう

を与あた

えてください。」

（武庫之む こ の

荘そう

めぐみ教会きょうかい

牧師 松田ま つ だ

吉広よしひろ

）

その夜よる

、主しゅ

がパウロのそばに立た

って、「勇気ゆ う き

を出だ

しなさい。あなたは、エルサレムでわたしの

ことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない」と言い

われた。

使徒し と

の働ｈた

き 23章しょう

11節せつ

１１月２８日 テーマ：「元気げ ん き

を出だ

しなさい」

聖書個所せいしょかしょ

：使徒２７章しょう

２１節せつ

～３６節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

神さまを信しん

じて生い

きるって素敵す て き

だなぁって思おも

います。でも、わたしたちの毎日まいにち

は楽たの

しいことばかりではありませ

んね。お友達ともだち

とケンカをしていやな思おも

いをするときもあります。だいじなものをなくしてしまって悲かな

しい思おも

いをす

ることだってあります。返かえ

ってきたテストの点数てんすう

がすごく悪わる

くって、「どうしよう。お母かあ

さん

に怒おこ

られるかも･･･」って、落お

ち込こ

んでしまうことだってあります。でも、どんなことが起お

こ

っても、わたしたちの心こころ

がどうであっても、神さまはわたしたちを守まも

ってくださる、だから

がっかりしない、っていうことを、今日き ょ う

のみことばを通とお

しても学まな

びたいと思おも

います。

パウロさんとその仲間な か ま

たちが、逮捕た い ほ

されて船ふね

でローマへ運はこ

ばれていたときのこと。ローマ

でパウロさんたちを待ま

ちかまえているのは、ムチウチなどの重おも

い罰ばつ

かもしれません。最悪さいあく

だ

と死刑し け い

かもしれません。彼かれ

らはイエスさまを人々ひとびと

に伝つた

えようとしていたので、逮捕た い ほ

されてしまったのです。そして

裁判さいばん

にかけられるためにローマに運はこ

ばれていたのです。考かんが

えただけでも恐おそ

ろし

い船旅ふなたび

です。でもパウロさんたちは、ローマに連つ

れて行い

かれたらそこでもイエス

さまのことを人々ひとびと

に伝つた

えられると喜よろこ

んでいました。

ところが、さらに悪わる

いことに、その船ふね

は旅たび

の途中とちゅう

、大嵐おおあらし

にあってしまいました。

海うみ

の上うえ

です。船ふね

が沈しず

んだら、みんな死し

んでしまいます。みんなは震ふる

え上あ

がってし

まいました。少すこ

しでも沈しず

まないように船ふね

を軽かる

くしようと、いろんなものを海うみ

に捨す

て始はじ

めました。みんなの顔かお

は青あお

ざめていたでしょう。でも、パウロさんは違ちが

いま

ウロさんの言葉こ と ば

を聞き

いてくださした。パ

い。みんなにこう言い

ったのです。「皆みな

さん、 元気げ ん き

を出だ

しなさい。すべて私に

告つ

げられたとおりになると、私は神かみ

によって 信しん

じています。」そして、みんな

に食事しょくじ

を食た

べて元気げ ん き

を出だ

すように励はげ

ましま した。パウロさんはローマに行い

くことが神さまの導みちび

きだとかたく信しん

じてい ました。そして神かみ

さまは必かなら

ず守まも

ってくださることも。神かみ

さまはみことばで 約束やくそく

してくださいましたね。そ

れは今いま

も同おな

じです。神かみ

さまは大好だ い す

きなみんな ことを必かなら

ず守まも

ってくださいま

す。だから、元気げ ん き

を出だ

しましょう。

◆ お祈いの

り

「いつも かみさまのまもりを しんじられるように、げんきがでるように、 たすけてください。」

（播磨キリスト教会牧師 山本和義）

「ですから、皆みな

さん、元気げ ん き

を出だ

しなさい。すべて私に告つ

げられたとおりになると、私は神かみ

によっ

て信しん

じています。」

使徒し と

の働はたら

き 27章しょう

25節せつ

１１月２９日 テーマ：「被造物ひぞうぶつ

によって認みと

められる神かみ

の本性ほんせい

」

聖書個所せいしょかしょ

：ローマ人への手紙て が み

１章しょう

２０節せつ

◆今日き ょ う

のみことば

◆メッセージ

神かみ

さまを知るために・・・私たちは、神かみ

さまのことを知し

るた

めに、何なに

をすればよいのでしょうか。何なに

より大切たいせつ

なことは、聖書せいしょ

のみことばによって神かみ

さまのことを知し

ることです。それは、

聖書せいしょ

は、神かみ

さまが私たちにくださった神かみ

さまからのお手紙て が み

だか

らですよね。

そして、もう一ひと

つ、神かみ

さまのすばらしさを私たちに伝つた

えてい

るものがあります。それは、神かみ

さまがつくられた自然し ぜ ん

です。考かんが

えてみてください。あの熱あつ

い太陽たいよう

をつ

くられた神かみ

さまは、どれほど力強ちからづよ

いお方かた

なのでしょうか。そして、宇宙うちゅう

に広ひろ

がる月つき

や星ほし

をつくられた

神かみ

さまは、どれほど大おお

きなお方かた

なのでしょうか。また、落お

ちている葉は

っぱの一枚いちまい

を見み

ても、神かみ

さまは

どれほど細こま

かく、美うつく

しいものをつくられたのでしょうか。自然し ぜ ん

には、神かみ

さまの力、大おお

きさ、美うつく

しさ、

細こま

やかさがあふれています。

そして、何なに

よりすばらしいと思おも

うのは、自然し ぜ ん

のなかに生い

きているも

のすべてに、いのちがある、ということです。私たち人間にんげん

はもちろん、

犬いぬ

や猫ねこ

などの動物どうぶつ

にも、空そら

を飛と

んでいる鳥とり

にも、はたまた、こんなに

小ちい

さな虫むし

にだって、いのちがあります。このいのちは誰だれ

がつくったの

でしょうか。そう、神かみ

さまです。神かみ

さまだけがいのちをつくることが

できます。人間にんげん

もいろいろなものをつくることができますが、いのち

をつくることはできません。だから、人間にんげん

も自然し ぜ ん

も神かみ

さまに創つく

られたにすぎないことを忘わす

れないよう

に、神かみ

さまに感謝かんしゃ

しましょう。

私わたし

たちは、神かみ

さまがつくられた自然し ぜ ん

にふれるとき、神かみ

さまのすばらしさを感かん

じることができます。

神かみ

さまの力強ちからづよ

さ、大おお

きさ、美うつく

しさ、細こま

やかさ、そして豊ゆた

かさが自然し ぜ ん

の中なか

にはあふれています。今度こ ん ど

、

外そと

に出で

たとき、まわりを見渡み わ た

してみてください。いたるところに神かみ

さまのすばらしさを発見はっけん

すること

ができるでしょう。

◆ お祈いの

り

天てん

のお父とう

さま、私たちに、すばらしい自然し ぜ ん

を与あた

えてくださり、ありがとうございます。今日き ょ う

一日いちにち

、

神かみ

さまのみわざに、心こころ

をとめて歩あゆ

ませてください。

（豊田神池キリスト教会牧師 佐野慶）

神かみ

の、目め

に見み

えない本性ほんせい

、すなわち神かみ

の永遠えいえん

の力ちから

と神性しんせい

は、世界せ か い

の創造そうぞう

された時とき

か

らこのかた、被造物ひぞうぶつ

によって知し

られ、はっきりと認みと

められるのであって、彼かれ

らに弁解べんかい

の余地よ ち

はないのです。 ローマ人じん

への手紙て が み

１章しょう

２０節せつ

１１月３０日 テーマ：「神かみ

の恵めぐ

み」

聖書せいしょ

個所か し ょ

：ローマ人ひと

への手紙て が み

３章しょう

１０節せつ

、２３節せつ

〜２４節せつ

◆今日のみことば

◆メッセージ

「罪人つみびと

」と言い

えば、警察けいさつ

につかまった人ひと

や、刑務所けいむしょ

に入はい

っている人ひと

を思おも

い浮う

かべませんか。ですから、

聖書せいしょ

から「すべての人ひと

が罪人つみびと

です。そして、あなたも罪人つみびと

です」と言い

われると、びっくりしてしまい

ます。「私は、そんな悪わる

いことはしていません」と言い

い返かえ

したくなります。

聖書せいしょ

がいう罪人つみびと

は、警察けいさつ

につかまる罪人つみびと

とは違ちが

います。もともと人ひと

は神かみ

さまと結むす

びついて生い

きるよ

うに造つく

られているのに、そうしないで、神かみ

さまから離はな

れてしまう人ひと

を罪人つみびと

と言います。そして聖書せいしょ

は、

すべての人ひと

がそうだというのです。神かみ

さまを知し

っている人ひと

でさえ、時とき

には神かみ

さまから離はな

れ、神かみ

さまの

喜よろこ

ばれないことをしてしまうと言い

うのです。あなたはどうでしょうか。自分じ ぶ ん

の好す

きなこと、自分じ ぶ ん

の思おも

い通とお

りにしないと気き

が済す

まないこと、うそ、ねたむ

心こころ

。 私たちは、正直しょうじき

に自分じ ぶ ん

を見み

つめれば、神かみ

さま

から離はな

れ、神かみ

さまの喜よろこ

ばれないことをしてしまう

罪人つみびと

の自分じ ぶ ん

に気き

づくのではないでしょうか。自分じ ぶ ん

で

はよくないと思おも

っていても、どうすることもできま

せん。 確たし

かに、私たちは罪人つみびと

です。

そんな私たちの身み

がわりにイエスさまが十字架じゅうじか

に

ついたのです。それで神かみ

さまは私たちを、罪人つみびと

ではな

く正ただ

しい人ひと

と見み

てくださると、聖書せいしょ

は教おし

えています。

これは本当ほんとう

に驚おどろ

きの恵めぐ

みです。私たちは、何なに

もしていないのです。それなのに、イエスさまがして

くださった十字架じゅうじか

によって、私たちを正ただ

しい人ひと

と認みと

めてくださるのですから。

もしかしたら私たちは、また神かみ

さまから離はな

れてしまうことがあるかもしれません。その時とき

は、イエ

スさまの十字架じゅうじか

によってその罪つみ

もゆるされていることを信しん

じましょう。

◆ お祈いの

り

「イエスさまの十字架じゅうじか

によって、私の罪つみ

がゆるされていることに感謝かんしゃ

します。」

（名古屋福音伝道教会牧師 保浦宏規）

ただ、神かみ

の恵めぐ

みにより、キリスト・イエスによる贖あがな

いのゆえに、価あたい

なしに

義ぎ

と認みと

められるのです。

ローマ人ひと

への手紙て が み

３章しょう

２４節せつ