株式会社レオパレス21 2020年3月期決算概要...補足2-4...
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抜本的な事業戦略再構築の検討結果を踏まえた事業計画
本説明資料にある内容には、将来に対する見通しが含まれている場合がありますが、実際の業績は様々な重要要素により、これら見通しと大きく異なる結果となりえることをご了承ください。
※18/3期及び21/3期よりセグメント変更を致しました。※賃貸事業の子会社における会計方針の変更に伴い遡及修正を行ったため、過年度の数値は遡及修正を反映して表示しています。
2020年3月期 決算概要
株式会社レオパレス21
2020年6月
目次
-1-
第1章 レオパレス21について
1-1 コア事業のビジネスモデル 4
1-2-1 レオパレス21 の業績推移 5
1-2-2 レオパレス21 の業績推移ハイライト 6
1-3 当社施工物件の改修について 7
1-4-1 再発防止策の施策と進捗状況 8
1-4-2 再発防止策 実施項目① 9
1-4-3 再発防止策 実施項目② 10
1-4-4 再発防止策 実施項目③ 11
第2章 2020年3月期 実績
2-1 決算ハイライト 13
2-2 セグメント別業績 14
2-3-1 賃貸事業の各指標 15
2-3-2 入居率推移 16
2-3-3 施工不備発覚後における物件類型別入居率推移 17
2-4-1 開発事業の各指標 18
2-4-2 主要指標 (契約・売上) 19
2-5 販売管理費削減 20
2-6-1 財務 (バランスシート) 21
2-6-2 財務 (キャッシュフロー) 22
第3章 「抜本的な事業戦略再構築」を踏まえた計画
2021年3月期 業績予想 及び
2022年3月期・2023年3月期 計画(参考値)
3-1 中長期戦略 24
3-2 構造改革(抜本的な事業戦略再構築) 25
3-3 短期/中長期のロードマップ 26
3-4 計画 27
3-5 構造改革の全体像(損益改善施策) 28
3-6 セグメント別計画 29
3-7-1 賃貸事業の中長期戦略 30
3-7-2 賃貸事業の各指標 31
3-7-3 入居率計画 32
3-7-4 賃貸施策 (法人契約、外国籍顧客契約) 33
3-8 販売管理費削減 34
3-9 人員の状況、生産性(1人当たり売上高)推移 35
3-10 CF計画 36
第4章 事業概要(賃貸事業)
4-1 賃貸顧客需要 38
4-2-1 主要指標 (属性別契約状況) 39
4-2-2 主要指標 (属性別契約戸数シェア) 40
4-2-3 主要指標 (法人業種別契約戸数) 41
4-2-4 主要指標 (外国人契約状況) 42
4-3-1 賃貸施策 (店舗拡充) 43
4-3-2 賃貸施策 (賃貸WEB契約、Leo-sign、AI物件検索) 44
目次(続き)
-2-
補足1. 補足資料(続き)
補足1-3-1 指標 (属性別契約戸数) 65
補足1-3-2 指標 (外国人契約状況) 66
補足1-3-3 指標 (エリア別管理戸数と入居率) 67
補足1-3-4 指標 (築年別入居率) 68
補足1-3-5 指標 (契約形態) 69
補足1-3-6 指標 (太陽光発電システム) 70
補足1-3-7 指標 (金融機関別アパートローン融資) 71
補足1-3-8 指標 (「あずみ苑」拠点一覧) 72
補足1-4 財務 (現預金と有利子負債残高の推移) 73
補足1-5 株主構成 74
補足2. 市場動向
補足2-1 日本の将来推計人口 76
補足2-2 世帯数 77
補足2-3 新設住宅着工戸数 78
補足2-4 新設住宅着工戸数(貸家) 79
補足2-5 賃貸住宅の空き家数と空き家率 80
補足2-6 転入転出 81
補足2-7 エリア別貸家着工およびレオパレス21竣工数 82
補足2-8 外国人留学生 83
第4章 事業概要(賃貸事業) (続き)
4-3-3 賃貸施策 (「my DIY」・セキュリティ) 45
4-3-4 賃貸施策 (入居者専用サービス) 46
4-3-5 賃貸施策 (IoT、AI) 47
4-3-6 賃貸施策 (付帯事業) 48
4-3-7 賃貸施策 (民泊事業) 49
第5章 事業概要(開発事業(賃貸セグメント))
5-1 主要指標 (エリア別建築請負支店数、竣工売上) 51
5-2-1 開発施策 (理想の土地活用) 52
5-2-2 開発施策 (アパート商品、住宅展開) 53
第6章 事業概要(関連事業・国際事業等)
6-1 関連事業 (シルバー事業) 55
6-2 関連事業 (国内ホテル事業) 56
6-3 関連事業 (リゾート事業) 57
6-4-1 国際事業 (賃貸事業の海外展開、SA・SO) 58
6-4-2 国際事業 (その他) 59
6-5 働き方改革 60
補足1. 補足資料
補足1-1 会社概要 62
補足1-2-1 業績計画 (四半期別) 63
補足1-2-2 業績 (単体及び主要子会社の決算ハイライト) 64
第1章 レオパレス21について
1-1:コア事業のビジネスモデル
-4-
単身者向けアパートを中心に建築する「開発事業」、建築したアパートを運営する「賃貸事業」の2つをコア事業とする不動産会社。特に、「賃貸事業」が売上高の80%強を占め、安定的な収益が見込めるストック型ビジネスモデル。
ビジネスモデル
地主様ニーズへの対応
相続税対策・次世代への資産継承
「30年一括借上げシステム」を採用
建築から管理・運営を完全サポート
入居者様ニーズへの対応
入居需要の高い三大都市圏を中心に全国展開
家具家電付き・IoT化等、高付加価値の提供
仲介手数料不要(当社が直接の貸主)
賃貸事業開発事業
④家賃
収入
地主様 入居者様
②一括
借上
①建築
請負
③転貸
ビジネスモデル(万戸)2020年3月末現在
東北 3.6
中部 8.8
近畿 8.1中国3.9
九州・沖縄5.2
四国 1.5
北陸・甲信越4.0
北海道 1.4
北関東 4.0
管理戸数
単身賃貸住宅の管理戸数 日本NO.1(57万戸)
首都圏 17.1
3,345 3,423 3,557
3,790
3,8363,885 3,993 4,106
4,213 4,355
4,263
3,889
3,591
2,370
1,078 629 533 631 613 741 803 765 589
238
7,332
6,203
4,8354,582 4,542 4,708 4,832
5,115 5,204 5,3085,052
4,335
501
△297△244
33 74
134 148 210 228 229
73
△364 -400
-200
0
200
400
600
800
(2,000)
0
2,000
4,000
6,000
8,000
84%
12%4%
20/3期
売上高
営業利益
1-2-1:レオパレス21の業績推移
-5-
売上高 (億円) 営業利益 (億円)
業績推移
2010年3月期・2011年3月期において、リーマンショックによる入居率・貸出家賃の低迷およびローン審査厳格化によるアパート新規供給の急減により、2期連続の営業損失を計上。以降中長期的に安定的な収益体質を目指して、賃貸事業中心のビジネスモデルにシフト。2020年3月期は、施工不備問題による事業収益の悪化を主因に大幅営業赤字を計上。構造改革を実施。
*17/3(実績)は新セグメントに洗い替え
入居率(期中平均)
46%
49%
5%
09/3期
売上高
賃貸
開発
その他
△
△
88.51%
82.25%
80.09%81.16%
82.94%84.58%
86.57%87.95%88.53%
90.59%88.34%
80.78%
80%
95%
09/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
90%
5%5%
46%49
%
5%
1-2-2:レオパレス21の業績推移ハイライト
-6-
業績推移ハイライト
(億円) 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期21/3期(計画)
売上高 6,203 4,835 4,582 4,542 4,708 4,832 5,115 5,204 5,308 5,052 4,335 4,311
賃貸 3,423 3,557 3,790 3,836 3,885 3,993 4,106 4,213 4,355 4,263 3,889 4,139
開発 2,370 1,078 629 533 631 613 741 803 765 589 238 -
営業利益 △297 △244 33 74 134 148 210 228 229 73 △364 △98
賃貸 △478 △308 40 87 153 205 228 230 260 149 △208 36
開発 297 118 42 27 29 2 33 57 36 △9 △51 -
純利益(損失)* △790 △417 3 133 157 151 196 204 148 △686 △802 △80
管理戸数* (千戸) 551 571 556 546 549 554 561 568 570 574 575 574
入居率* 82.3% 80.1% 81.2% 82.9% 84.6% 86.6% 88.0% 88.5% 90.6% 88.3% 80.8% 81.6%
契約高 2,502 803 500 730 811 873 864 928 876 733 93 -
リーマンショック前は、建築請負事業(開発事業)が利益ドライバーであった。リーマンショック後は、賃貸事業の利益をベースとしたビジネスモデルへ転換。
*本資料では「親会社株主に帰属する当期純利益」を「純利益」と表記*管理戸数は、各期の最終月末数値、入居率は各期の平均値*17/3(実績)は新セグメントに洗い替え、21/3(計画)に新セグメントに変更*賃貸事業の子会社における会計方針の変更に伴い遡及修正を行ったため過年度の数値は遡及修正を反映済
優先調査対象物件の改修着手率は83.4%、完了率は13.1%。十分な施工体制を維持できなかったことにより、改修工事が遅延。施工不備対応遂行には業績回復が不可欠であり、希望退職の募集を含む人的・物的資源の再配置を実施することとし、2020年7月以降施工規模・施工体制を一旦縮小。明らかな不備の改修工事完了時期及び軽微な不備のみ物件の改修計画の報告時期については、今後の業績改善の目途が立った時点で、改修計画の見直しを行い改めて報告。
優先調査対象物件優先調査対象
物件以外総計
ネイルシリーズ 6シリーズ 小計 その他シリーズ(42シリーズ)
全体 施工物件棟数 913 14,370 15,283 23,802 39,085
調査・判定
調査対象物件数(現存なしを除く) 897 14,268 15,165 23,540 38,705
判定済棟数 896 14,243 15,139 23,167 38,306
判定率(対調査対象物件棟数) 99.9% 99.8% 99.8% 98.4% 99.0%
明らかな不備棟数 ※1 ※2 850 6,788 7,638 5,977 13,615
不備率(対判定済棟数) 94.9% 47.7% 50.5% 25.8% 35.5%
改修
着手棟数 847 5,520 6,367 704 7,071
着手率(対明らかな不備棟数) 99.6% 81.3% 83.4% 11.8% 51.9%
完了棟数 ※3 846 153 999 9 1,008
完了率(対明らかな不備棟数) 99.5% 2.3% 13.1% 0.2% 7.4%
(2020年5月31日時点)
(ご参考) 募集再開戸数85,248戸 (1月末比+18,206戸)
1-3 :当社施工物件の改修について
-7-
※1 小屋裏界壁の明らかな不備、天井・界壁・外壁の不備、耐火建築物の界壁の不備がある住棟を明らかな不備に計上。※2 上記のほか、判定済み38,306棟のうち16,455棟について、小屋裏等界壁に係る軽微な不備を確認。※3 完了棟数・完了率には部屋単位で改修工事が終わったものを含まないため、実際の進捗状況よりも遅れが生じる。
1-4-1:再発防止策について①
外部調査委員会設置・報告
2019年5月29日発表
2019年2月27日設置
再発防止策方針決定
2019年5月29日最終報告
各施策実施
2019年8月
コンプライアンス統括本部設置※
2019年4月
1-4-1:再発防止策の施策と進捗状況
2019年5月に示された外部調査委員会の調査結果と提言を踏まえて、再発防止策を策定。経営上の最重要課題と位置付け、「1.企業風土の抜本的改革」「2.コンプライアンス・リスク管理体制の再構築」「3.建築請負事業体制の見直し」の3つの方針に沿って改善を進めている。2019年8月に発表した50項目のうち44項目について実施(完了もしくは実施中)に至っている。
施策内容決定・発表
2019年8月~現在
2019年8月に発表した施策のうち88%(50項目中44項目)が実施に至っている。
https://www.leopalace21.co.jp/saihatsuboushi/
完了 実施中 着手 合計
1. 企業風土の抜本的改革 9 6 1 16
2. コンプライアンス・リスク管理体制の再構築 4 6 2 12
3. 建築請負事業体制の見直し 14 5 3 22
合計 27 17 6 50
完了 実施中 着手
2020年4月末現在
「施工不備問題」再発防止に向けた取組みについて進捗を発表
再発防止策の進捗
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※2020年6月にコンプライアンス統括本部はコンプライアンス推進本部に、コンプライアンス統括部はコンプライアンス推進部に組織名称変更。
1.企業風土の抜本的改革
1-4-2:再発防止策 実施項目①
実施項目の抜粋
「経営陣への目安箱」の設置、「地域スモール会議」の実施、「継続的なコンプライアンス研修」や「社長からのコンプライアンスに関する発信」、「人事評価制度の改定」など、企業風土の変革について種々の施策を実施した。「顧客本位の企業風土の醸成」については、新たな取り組みを取り入れ、更なる強化を図る。
-9-
完了
完了
完了
完了
完了
完了
完了
コンプライアンスファーストに関する定期的な発信 (2019年7月~)
2019年7月に全グループ従業員向けに社長からのコンプライアンスファーストを経営方針とする旨のメッセージ動画を配信。その後も様々なタイミングでメッセージを配信。
経営陣への目安箱の設置 (2019年7月~)
各役職員から経営層へ具申出来る仕組みとして「経営陣への目安箱」を設置。47期は合計286件の投稿。
地域スモール会議の開催(2019年7月~)
各役職員と経営陣との対話の場として実施。7月~12月に全37会場にて開催し、延べ参加者は2,310名。
「再発防止策」の取り組み状況を社外へ公開(2019年8月~)
再発防止策の取り組み状況について、社外へ正式リリース。
「顧客本位の企業風土」を考える作文募集の実施(2019年10月~)
各役職員より作文の応募を実施。応募件数は62件。
コンプライアンスファーストへの取り組み姿勢に対する人事評価の導入(2019年10月~)
人事評価査定において、「コンプライアンス」に対する取り組み姿勢の評価係数の改定。
報告ルールの周知徹底(2019年11月~)
コンプライアンス規程の変更を行い、報告ルートの変更を行う。各事業部内での職制上位ラインへの報告ルートの設定、及びコンプライアンス統括部へも同時報告をするルールを制定。※2020年6月にコンプライアンス統括本部はコンプライアンス推進本部に、コンプライアンス統括部はコンプライアンス推進部に組織名称変更。
1-4-3:再発防止策 実施項目②
完了
2. コンプライアンス・リスク管理体制の再構築
実施中
実施中
実施中
実施中
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2019年4月に本部組織としてコンプライアンス統括本部を設置。2019年10月、2020年1月には潜在的なリスクを洗い出すため、外部講師による研修を実施。さらに「コンプライアンス統括部ポスト」設置によって、より多くの潜在リスクを吸い上げる仕組みの構築を行った。2021年3月期は「コンプライアンス担当者制度」の改定を予定。各取り組みに関して、内容のブラッシュアップを図りながら継続する。
実施項目の抜粋
コンプライアンス委員会の運営方法の見直し (2019年6月~)
コンプライアンス委員長を社外取締役より互選で選任する事とし、社外の客観的な視点をもって委員会運営を行う体制に変更。
リスク管理方法の見直し (2019年10月~)
2020年1月、2019年10月に実施した外部講師による第1回研修に続き、第2回研修を実施。各部で洗い出した潜在的なリスクを分析・評価し、重大リスクを決定した。各部におけるリスクの分析・評価結果及び策定した対応計画はリスク管理委員会へ報告。
社内への情報発信を行うルールを策定(2019年11月~)
コンプライアンス委員会の実施内容について、社内への情報発信を行うルールを策定。社内へ実施状況を開示。
クレーム対応マニュアルの整備(2019年11月~)
①顕在的なリスクと認められる場合には、各事業部からコンプライアンス統括部へ報告を義務付けるルールを整備。②コールセンターに入電する入居者様等のクレーム及び界壁関連・オーナー様訪問の折衝時のクレーム等について、コンプライアンス統括部へ情報共有を行うルールを制定。
コンプライアンス統括部ポストの設置(2019年12月~)
より多くの潜在リスクを吸い上げる仕組みの構築を行う為、コンプライアンス統括部内に「コンプライアンス統括部ポスト」を設置。
※2020年6月にコンプライアンス統括本部はコンプライアンス推進本部に、コンプライアンス統括部はコンプライアンス推進部に組織名称変更。
1-4-4:再発防止策 実施項目③
完了
完了
3.建築請負事業体制の見直し
着手
実施中
実施中
-11-
「商品の法適合性を含む詳細検討を行う体制を再構築」や、「立会い確認による監理工程追加」など、商品の完成までの工程の見直し、チェック管理体制の強化等を中心に着手、実施した。2021年3月期は更なる体制の強化を中心にブラッシュアップを図っていく。
実施項目の抜粋
商品の法適合性を含む詳細検討を行う体制を再構築 (2019年8月~)
開発プロセスを大きく5つのプロセスに分け、プロセス毎に独立機関であるコンプライアンス統括部の承認を必要とするルールを設定。
設計図書作成時における齟齬発生の防止対策 (2019年7月~)
外部専門業者の力を借り、品質基準書の再構築(旧施工マニュアル)に取り組んでいるほか、管理者によるチェック体制の強化を実施。
トリプルチェック体制の強化保管体制の見直し(2019年8月~)
施工業者検査/現場担当者検査/法務部検査課または外部検査機関検査の3部門によるトリプルチェック体制の強化、およびチェックリスト内容、検査記録・書類等保管体制の見直しを実施。
立会い確認による監理工程を追加(2019年10月~)
工事監理体制強化のため、重要工程において立会い確認による監理工程を追加し、全8工程の立ち合いにて運用を開始。また、ガイドライン・チェックリストを刷新し、外部コンサルティングによる工事監理の集中研修を実施のほか、全国にて座学研修と現場でのOJT研修を実施。
検査項目と運用ルールを制定(2019年10月~)
コンプライアンス統括部建築法務部による工事監理検査実施のため、検査項目と運用ルールを制定、運用を開始。
※2020年6月にコンプライアンス統括本部はコンプライアンス推進本部に、コンプライアンス統括部はコンプライアンス推進部に組織名称変更。
第2章 2020年3月期 実績
(百万円)19/3期実績
20/3期計画
20/3期実績 前期比 計画比
売上高 505,223 447,300 433,553 △71,669 △13,746
売上総利益 76,235 33,100 25,441 △50,793 △7,658
% 15.1% 7.4% 5.9% -9.2p -1.5p
販管費 68,844 61,100 61,915 △6,929 +815
営業利益 7,390 △28,000 △36,473 △43,864 △8,473
% 1.5% -6.3% -8.4% -9.9p -2.2p
経常利益 7,063 △27,800 △36,341 △43,405 △8,541
% 1.4% -6.2% -8.4% -9.8p -2.2p
純利益(損失)* △68,662 △30,400 △80,224 △11,561 △49,824
2-1:決算ハイライト
-13-
決算ハイライト
施工不備に起因した事業収益の悪化と、施工不備に係る特別損失243億円、減損損失76億円及び繰延税金資産の取り崩しによる法人税等調整額214億円より多額の純損失を計上。2期連続の大幅赤字決算。
*本資料では「親会社株主に帰属する当期純利益」を「純利益」と表記*20/3期計画は2019年11月8日に公表した業績予想の修正を反映
(百万円)19/3期実績
20/3期計画
20/3期実績 前期比 計画比
賃貸
売上高 426,388 401,500 388,939 △37,449 △12,560
売上総利益 62,961 27,300 21,101 △41,859 △6,198
営業利益 14,987 △13,100 △20,828 △35,815 △7,728
開発
売上高 58,992 25,400 23,806 △35,185 △1,593
売上総利益 14,343 4,800 4,368 △9,975 △431
営業利益 △995 △5,200 △5,181 △4,185 +18
シルバー
売上高 13,922 14,800 14,620 +698 △179
売上総利益 598 1,200 929 +330 △270
営業利益 △846 △200 △559 +286 △359
ホテル
リゾート・
その他
売上高 5,919 5,600 6,186 +266 +586
売上総利益 2,094 1,500 1,585 △508 +85
営業利益 △1,346 △1,100 △1,000 +346 +99
調整額 営業利益 △4,407 △8,400 △8,903 △4,496 △503
2-2:セグメント別業績
-14-
セグメント別業績
「賃貸事業」は優先調査対象物件の募集保留により入居率が低迷、前期比減収減益。「開発事業」はアパート建築を巡る外的環境の下で建築請負受注が低迷したことに加え、施工不備問題を背景に新規受注を停止していることから前期比減収減益。「シルバー事業」は既存施設の稼働率上昇に伴い前期比増収増益。「ホテルリゾート・その他事業」はホテル札幌の通年稼動もあり、前期比増収増益。
*売上高総利益率(売上総利益/売上高)*20/3期計画は2019年11月8日に公表した業績予想の修正を反映
*14.8% *5.4%
*24.3% *18.3%
*6.8%
*18.9%
-15-
2-3-1:賃貸事業の各指標
賃貸事業の各指標
*売上高総利益率(売上総利益/売上高)
(百万円)17/3期実績
18/3期実績
19/3期実績
20/3期実績
売上高 421,342 435,537 426,388 388,939
売上総利益 70,142 76,406 62,961 21,101
営業利益 23,009 26,062 14,987 △20,828
管理戸数 568,739戸 570,672戸 574,798戸 575,798戸
平均入居率 88.53% 90.59% 88.34% 80.78%
直営店舗数 189店 189店 189店 189店
法人営業課数 60課 59課 54課 52課
単体従業員数 3,284名 3,310名 3,293名 2,742名
うち、営業 1,701名 1,546名 1,494名 1,339名
*16.6% *14.8%*17.5% *5.4%
2-3-2:入居率推移
-16-
入居率推移
(入居率=契約済戸数/管理戸数、%)
優先調査対象物件の新規募集停止を主因に2018年4月以降下落していたが、改修及び募集再開を進めたことにより2020年1月末に80%台に回復、2020年3月末は85%を計画するも新型コロナウイルス感染拡大の影響(契約キャンセル)等により83.07%と未達。
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月通期平均
17/3期 88.97 88.55 88.60 87.95 87.78 88.31 87.50 87.41 86.97 88.41 90.18 91.66 88.53
18/3期 90.51 90.28 90.55 89.75 89.88 90.21 89.73 89.69 89.44 90.83 92.43 93.72 90.59
19/3期 92.82 92.76 92.10 90.45 89.41 88.40 87.24 86.38 85.26 85.38 85.57 84.33 88.34
20/3期 82.35 81.95 81.40 80.68 80.21 80.07 79.49 79.21 78.91 80.19 81.82 83.07 80.78
75%
80%
85%
90%
95%
4 月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
92.82% 92.76% 92.10%90.45%
89.41%88.40%
87.24%86.38%
85.26% 85.38% 85.57%84.33%
82.35% 81.95% 81.40% 80.68% 80.21% 80.07% 79.49% 79.21% 78.91%80.19%
81.82%83.07%
92.18%
87.86%
81.98%
77.87%
74.55%
71.11%
68.78%
66.57%65.65%
66.79%64.91%
61.59%60.34%
59.20%58.23%
57.39% 57.39% 57.11% 57.36%58.17%
60.59%
63.97%67.23%
93.09%94.50% 95.25% 95.94% 96.24% 96.36% 96.32% 95.81% 96.51% 96.16%
95.25%94.03% 94.09% 93.87% 93.26% 93.00% 92.78%
92.03% 91.44%90.51% 91.16% 91.80%91.92%
50%
55%
60%
65%
70%
75%
80%
85%
90%
95%
100%
4 月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4 月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
管理物件 優先調査対象物件 優先調査対象物件以外の物件
-17-
2-3-3:施工不備発覚後における物件類型別入居率推移
物件類型別入居率推移
当社物件の施工不備が発覚以降、優先調査対象物件の新規入居募集を保留し、入居率が低下していたが、改修及び募集再開を進めたことにより2020年1月末は80.19%と反転し、80%台に回復。一方、人手不足等の外部環境を背景に賃貸需要は高く、優先調査対象物件以外の物件は入居率90%を超える高い水準を維持。今後も、改修及び募集再開を進め、全体の入居率の底上げを図る。
繁忙期に向け、優先調査対象物件の募集再開を進めたことにより入居率が上昇。
2018年 2019年
優先調査対象物件以外の物件は、91%超の高稼働を維持。
2020年
2-4-1:開発事業の各指標
-18-
開発事業の各指標
*売上高総利益率(売上総利益/売上高)
(百万円)17/3期実績
18/3期実績
19/3期実績
20/3期実績
売上高 80,321 76,587 58,992 23,806
売上総利益 23,124 21,355 14,343 4,368
営業利益 5,786 3,663 △995 △5,181
売上高(単体) 70,779 63,636 46,138 19,173
建築請負 69,717 58,807 42,784 14,815
不動産事業 1,062 4,828 3,354 4,358
支店数 60支店 60支店 50支店 29支店
単体従業員数 1,469名 1,688名 1,579名 556名
うち、営業 566名 540名 475名 105名
*28.8% *27.9% *24.3% *18.3%
192 163
32
186 178
18
176 188
10
203
114
17
6 8
9
9 16
13
16 21
34
132
74
0 0
100
200
300
1Q 2Q 3Q 4Q
(億円)
2-4-2:主要指標(契約・売上)
-19-
アパート建築やアパートローンを巡るマスコミ報道、施工不備問題、金融機関のローン審査厳格化により、総契約高は前期比・計画比大幅にマイナス。
総契約高
契約・売上
(億円)
18/3期 19/3期 20/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q 2Q 3Q 4Q 通期
建築請負受注(棟) 214棟 222棟 204棟 232棟 872棟 212棟 214棟 201棟 143棟 770棟 46棟 37棟 13棟 24棟 120棟
(億円) 192 186 176 203 759 163 178 188 114 644 32 18 10 17 78
請負受注残(億円) 697 680 687 639 639 656 658 711 623 623 492 392 332 276 276
不動産事業(億円) 6 9 16 132 164 8 16 21 74 121 9 13 34 0 57
売上高 (億円) 144 175 145 299 765 124 142 115 207 589 73 62 69 32 238
18/3期 19/3期 20/3期
6 8 9 9 16 13 16 21 34
192 163
32
186 178
18
176 188
10 0
100
200
300
1Q 2Q 3Q
(億円)
建築請負 不動産事業
*いずれも連結ベース、不動産事業は売上高*契約高には解約は含まれていない
450
500
550
600
650
700
750
2-5:販売管理費削減
-20-
販売管理費削減
人件費、広告宣伝費等の販売管理費を削減。今後は2019年5月に新設した構造改革室がグループ全体のコスト管理を徹底。
18/3期実績
19/3期実績
20/3期実績
688億円
人件費△36
億円広告
宣伝費△12
億円
販売手数料
△3
億円
その他+8
億円人件費△45
億円
広告宣伝費△10
億円
販売手数料
+1
億円
その他△15
億円43億円削減
69億円削減
(億円)
*その他の内訳: 修繕維持費△12億円、消耗品費△4億円、交通費△3億円 他
731億円
619億円
・役員報酬削減 △5億円
・業績連動賞与不支給
(21/3期支給分を引当せず)
△25億円
・人員減少に伴う
給与等削減 △17億円
2-6-1:財務(バランスシート)
-21-
(百万円) 19/3期末 20/3期末
資産
現金及び預金 84,536 60,501
売掛金 6,908 7,260
完成工事未収入金 1,709 532
販売用不動産(仕掛含む) 6,582 3,986
前払費用 2,952 3,053
流動資産 110,757 88,304
建物及び構築物 40,542 23,863
機械装置及び運搬具 11,185 9,798
土地 49,221 36,893
リース資産 11,732 7,197
無形固定資産 9,575 5,504
長期前払費用 3,252 2,250
繰延税金資産 23,650 1,297
固定資産 180,705 108,424
繰延資産 327 224
資産合計 291,790 196,953
(百万円) 19/3期末 20/3期末
負債
工事未払金 4,715 1,245
社債・借入金(短期) 7,804 6,573
リース債務(短期) 5,320 4,344
前受金 34,635 31,997
補修工事関連損失引当金 50,707 8,302
空室損失引当金(短期) 8,826 11,715
流動負債 141,765 90,006
社債・借入金(長期) 26,421 20,687
リース債務(長期) 8,501 4,532
長期前受金 11,869 9,451
長期預り敷金保証金 6,599 6,286
補修工事関連損失引当金 - 47,945
空室損失引当金(長期) 3,902 4,191
固定負債 68,687 105,357
負債合計 210,452 195,363
純資産
資本金 75,282 75,282
資本剰余金 45,148 45,148
利益剰余金 △38,635 △118,874
純資産合計 81,338 1,589
自己資本比率 27.7% 0.7%
バランスシート 主な項目
現金預金は2019年3月末845億円に対し、2020年3月末605億円と240億円減少。2019年3月期比で資産の部が△948億円(土地・建物及び構築物△290億円、現金預金△240億円)、負債の部が△150億円(社債・借入金・リース債務△119億円、前受金△50億円)、純資産が△797億円(純損失△802億円)。当期損失802億円により、純資産は15億円、自己資本比率は0.7%に低下。
*百万円未満切捨て
△ 120
395
△ 516
△ 151
73
△ 72
-600
-400
-200
0
200
400
600
財務活動による
キャッシュフロー
投資活動による
キャッシュフロー
営業活動による
キャッシュフロー
2-6-2:財務(キャッシュフロー)
-22-
キャッシュフロー
(億円)(億円)
・税金等調整前当期純損失 △580億円
・減価償却費・のれん償却費 +124億円
・減損損失 +76億円
・空室損失引当金 +31億円
・補修工事関連損失引当金 +55億円
・有形固定資産売却益 △79億円
・前受金の減少 △50億円
・仕入債務・未成工事受入金の減少 △37億円
・長期借入返済 △27億円
・社債償還 △39億円
・リース債務返済 △50億円
・有形固定資産取得 △36億円
・固定資産売却 +320億円
・投資有価証券売却 +82億円
・子会社株式の売却 +41億円
△151
73
△72
-200
-100
0
100
200
現金及び現金同等物
期末残高
財務活動による
キャッシュフロー
投資活動による
キャッシュフロー
営業活動による
キャッシュフロー
19/3期 通期 20/3期 通期
589
830
0
200
400
600
800
1,000
現金及び現金同等物
期末残高
営業損失364億円及び施工不備支出188億円を主因に営業CFは▲516億円。国内3ホテル及び賃貸用住宅の譲渡305億円、子会社ライフリビングの譲渡等により、投資CFは+395億円となるも営業CF・財務CFのマイナスを賄えず、CF合計は▲241億円。
第3章 「抜本的な事業戦略再構築」を踏まえた計画2021年3月期 業績予想 及び
2022年3月期・2023年3月期 計画(参考値)
3-1:中長期戦略
-24-
事業基盤の再構築(選択と集中)
これまでの事業多角化を志向した戦略から、賃貸事業における収益力強化を志向する戦略へ方針転換
社会的信頼の回復
構造改革及び賃貸事業の収益力強化による業績回復
施工不備対応を実施できる体制を整え、対応を確実に遂行
構造改革
ノンコア・不採算事業の撤退・譲渡を推進
希望退職の募集による要員最適化・コスト削減を実施
3-2:構造改革(抜本的な事業戦略再構築)
-25-
賃貸事業・シルバー事業をコア/戦略的事業と位置づけ、その他のノンコア事業は撤退・譲渡を推進する。また、全社で希望退職実施による人員最適化を図り、より筋肉質な事業基盤を構築。
ノンコア事業ホテルリゾート事業
国際事業(その他事業)
国内ホテル事業から撤退(ホテル名古屋を売却)
リゾート(グアム)事業から撤退
国際事業から撤退
賃貸事業とのシナジー創出余地が僅少な子会社は撤退
撤退・譲渡
戦略的事業 シルバー事業 賃貸事業でのシニア層顧客の獲得強化に向け、ニーズ開発等でシナジーを創出
維持・継続(シナジー強化)
全社 約1,000名の希望退職の募集を実施
組織のスリム化
コア事業
賃貸事業 入居率改善に向け、法人営業の人員を増強
IT(Web/AI・IoT等)を積極活用し、オペレーションを効率化
強化
開発事業(賃貸セグメント) 施工不備対応に注力すべく、開発事業の新規受注を停止
縮小
3-3:短期/中長期のロードマップ
-26-
短期(21/3期・22/3期) 中長期(23/3期以降)
全社方針 ノンコア事業の撤退・譲渡
約1,000名の希望退職募集実施
構造改革
賃貸事業でITを駆使したオペレーション効率化やエリア戦略、新しいターゲット層(外国籍、シニア)向け施策を強化
上記に向け、開発事業(建替対応)・シルバー事業と連携強化
賃貸事業における収益力強化、更なる挑戦
賃貸事業【強化】
法人営業の人員増強
ITを活用した営業効率向上
外国籍顧客・シニア層の獲得強化
スマートロックや電子契約等による賃貸管理業務の効率化
東名阪等の賃貸ニーズの高いエリアでの管理戸数の増強
シルバー事業【維持・継続】
継続的なオペレーション改善による収益増加
高齢者ニーズに対応した賃貸住宅サービスの開発・展開
上記に向けた生活相談、生活支援サービス(配食、掃除、安否確認・見守り等)の整備・拡充
ホテルリゾート、国際(その他事業)
【撤退・譲渡】 譲渡もしくは撤退
三大都市圏を中心とした既存オーナー様の建替需要対応
開発事業【縮小】
(賃貸セグメント)
オーナー様対応/施工不備対応に注力
2021年3月期の方針は「構造改革」、2023年3月期以降は「賃貸事業における収益力強化、更なる挑戦」。
3-4:計画
-27-
(百万円)18/3期実績
19/3期実績
20/3期実績
21/3期計画
22/3期計画(参考)
23/3期計画(参考)
売上高 530,840 505,223 433,553 431,100 451,700 475,200
売上総利益 96,077 76,235 25,441 43,000 63,100 76,300
% 18.1% 15.1% 5.9% 10.0% 14.0% 16.1%
販管費 73,147 68,844 61,915 52,800 51,900 52,800
営業利益 22,930 7,390 △36,473 △9,800 11,300 23,500
% 4.3% 1.5% -8.4% -2.3% 2.5% 5.0%
経常利益 22,354 7,063 △36,341 △10,200 10,700 23,000
% 4.2% 1.4% -8.4% -2.4% 2.4% 4.8%
純利益* 14,819 △68,662 △80,224 △8,000 9,900 19,100
*本資料では「親会社株主に帰属する当期純利益」を「純利益」と表記*21/3期・22/3期・23/3期の繰延税金資産算出における課税所得見積期間は、保守的に1年として計算
計画
2021年3月期は、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより、営業利益△98億円、純利益△80億円。2022年3月期は法人営業の強化、IT(AI/IoT)を活用した営業効率の向上等により賃貸事業の入居率を改善し、営業利益113億円、純利益99億円。2023年3月期には施工不備問題発覚以前の利益水準へ回復し営業利益235億円、純利益191億円の計画。
-365
-203
-98
113
235
123
3-5:構造改革の全体像(損益改善施策)
-28-
構造改革の全体像
210
販管費削減
19
20/3期営利
ノンコア事業撤退
等
21/3期営利
(構造改革後)
コロナによる
利益減少
125
賃貸事業等の損益
改善
賃貸事業等の損益
改善
23/3期営利
287
賃貸事業等の損益
改善
21/3期営利
(構造改革前)
1238
人員適正化
22/3期営利
36
子会社等損益改善
(億円)
新型コロナウイルスの影響もあり、成行では2021年3月期は大幅な営業損失の見込み。ノンコア事業の撤退、人員適正化などの構造改革により、赤字幅の縮小を図る。構造改革の効果(体質改善)及び営業力強化・営業効率向上により賃貸事業の入居率を改善させることで、2022年3月期は黒字回復、2023年3月期は従前の利益水準への回復を図る。
3-6:セグメント別計画
-29-
(百万円)18/3期実績
19/3期実績
20/3期実績
21/3期計画
22/3期計画(参考)
23/3期計画(参考)
賃貸
売上高 435,537 426,388 388,939 413,900 434,800 460,100
総利益 76,406 62,961 21,101 43,000 62,100 75,000
営業利益 26,062 14,987 △20,828 3,600 23,300 34,300
開発
売上高 76,587 58,992 23,806
総利益 21,355 14,343 4,368
営業利益 3,663 △995 △5,181
シルバー
売上高 12,807 13,922 14,620 14,500 14,900 15,000
総利益 △105 598 929 600 1,000 1,100
営業利益 △1,596 △846 △559 △700 △700 △800
*
その他
売上高 5,908 5,919 6,186 2,700 2,000 100
総利益 2,042 2,094 1,585 △500 0 200
営業利益 △846 △1,346 △1,000 △2,200 △1,300 0
調整額* 営業利益 △4,353 △4,407 △8,903 △10,500 △10,000 △10,000
セグメント別計画
*売上高総利益率(売上総利益/売上高)*20年3月期下期及び21年3月期以降は、施工不備応援に係る人件費を調整額に計上しており、調整額が増加*ホテルリゾート・その他事業は21年3月期以降その他事業に変更
*17.5% *14.8%
*27.9% *24.3%
*5.4%
*18.3%
*10.4% *14.3% *16.3%
オーナー様との紐帯強化・信頼回復を企図し、賃貸事業部傘下にウェルスマネジメント部を新設し、開発事業の建築請負営業部門を移管。組織改編に伴い、賃貸事業と開発事業を統合し、(新)賃貸事業に変更。シルバー事業は2021年3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響により減益の計画なるも、2022年3月期以降、売上総利益を着実に改善(本社経費負担あり営業利益は横ばい)。
(新)賃貸事業へ統合
短期(21/3期・22/3期)
外国籍顧客の獲得強化
外国籍顧客向け商品・利用形態の導入
IoTデバイス活用による利便性の向上
法人営業の人員増強
IT(AI/IoT)を活用した営業効率の向上
オーナー様対応/施工不備対応に注力
3-7-1:賃貸事業の中長期戦略
-30-
組織・オペレーション
ターゲット顧客
物件・サービス
現状
学生・法人が中心
単身者向けワンルーム(家具家電付き)
店舗での対面を中心とした接客
施工不備対応による人的資源の不足
金融機関の新規融資受付の停止
中長期(23/3期以降)
シニア層の獲得強化(シルバー事業とのシナジー創出)
シニア向け商品の開発(見守りサービス等)
東名阪エリアにおける管理戸数の獲得強化
ダイナミックプライシングを用いた家賃設定
施工不備対応・融資再開の進捗に応じて、規模を拡大
賃貸事業
【賃貸事業 中長期戦略】
賃貸業界のリーディングカンパニーとして、社会全体により快適な暮らしを提供
外国人労働者の増加、単身世帯の増加・高齢化といった変化を捉え、社会に求められる「質」×「量」の住宅を供給
開発事業(賃貸セグメント)
3-7-2:賃貸事業の各指標
-31-
(百万円)18/3期実績
19/3期実績
20/3期実績
21/3期計画
22/3期計画(参考)
23/3期計画(参考)
売上高 435,537 426,388 388,939 413,900 434,800 460,100
売上総利益 76,406 62,961 21,101 43,000 62,100 75,000
営業利益 26,062 14,987 △20,828 3,600 23,300 34,300
管理戸数 (期末) 570,672戸 574,798戸 575,798戸 574,315戸 573,841戸 574,064戸
平均入居率 90.59% 88.34% 80.78% 81.63% 86.87% 89.67%
直営店舗数(期末)
189店 189店 189店 168店 - -
法人営業課数(期末)
59課 54課 52課 66課 - -
単体従業員数(期末)
3,247名 3,241名 2,742名 2,600名 2,400名 2,400名
うち、営業 1,546名 1,494名 1,339名 1,100名 1,000名 1,000名
開発事業 売上高 63,636 46,138 19,173 12,900 10,600 23,600
建築請負 58,807 42,784 14,815 8,500 9,100 17,700
不動産事業 4,828 3,354 4,358 4,400 1,500 5,900
賃貸事業の各指標
*17.5% *14.8% *5.4% *10.4% *14.3% *16.3%
*売上高総利益率(売上総利益/売上高)*開発事業 売上高は単体の金額
3-7-3:入居率計画
-32-
入居率計画
2018年3月期期末入居率実績
93.72%平均入居率実績
90.59%
2022年3月期(参考)期末入居率
90.23%平均入居率
86.87%
2021年3月期(計画)期末入居率
86.52%平均入居率
81.63%
2020年3月期期末入居率実績
83.07%平均入居率実績
80.78%
2019年3月期期末入居率実績
84.33%平均入居率実績
88.34%
新型コロナウイルスの影響により2020年4~6月は入居率が悪化する見込み。賃貸事業の営業体制の強化、改修・募集再開等により、入居率を徐々に引き上げ、 2021年3月末には86.52%とし、2022年3月期平均86.87%、 2023年3月期平均89.67%を目指す。
2023年3月期(参考)期末入居率
91.99%平均入居率
89.67%
75%
80%
85%
90%
95%
4 月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2018年3月期(実績) 2019年3月期(実績) 2020年3月期(実績)
2021年3月期(計画) 2022年3月期(参考) 2023年3月期(参考)
0
100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
(計画)
22/3期
(参考)
23/3期
(参考)
法人 学生 個人 外国人
3-7-4:賃貸施策(法人契約、外国籍顧客契約)
-33-
施工不備物件の募集停止によって低下した法人契約は、営業人員の増強や営業ツール導入などの施策により増加を目指す。また増加傾向にある外国籍顧客へも商品・サービスの特性を活かし、一層の契約数増加を目指す。
法人営業施策
150人規模の営業人員増強
ターゲット顧客の明確化。契約戸数上位企業への積極的な対応
施工不備による空室のアンマッチを解消
ITを活用した営業ツールを導入
外国籍顧客営業施策
足元の成長率を維持
多言語に対応するコールセンターや店舗による異国での生活立ち上げのサポート
外国籍スタッフの登用
家具家電付、Wi-fiなど設備面の優位点を活かす
属性別契約戸数(期末)
(戸)
450
500
550
600
650
700
750
構造改革による人件費削減を中心に大幅な販売管理費削減を実施。
3-8:販売管理費削減
-34-
販売管理費削減
731億円
18/3期実績
19/3期実績
20/3期実績
21/3期計画
22/3期
計画(参考)
23/3期
計画(参考)
人件費△36
億円広告
宣伝費△12
億円
販売手数料
△3
億円
その他+8
億円
688億円
91億円削減
(億円)
619億円
528億円
519億円
528億円
9億円削減
人件費△45
億円
広告宣伝費△10
億円
販売手数料
+1
億円
その他△14
億円
人件費△75
億円
広告宣伝費
△1
億円
販売手数料
+9
億円
その他△23
億円 人件費△41
億円
広告宣伝費+21
億円
販売手数料
+3
億円
その他+7
億円
人件費+20
億円
広告宣伝費△0.4
億円
販売手数料
△2
億円
その他△9
億円
・希望退職による削減 △38億円
・諸手当の削減 △5億円
・人員減少(希望退職によるものを除く)
に伴う削減 △30億円
73.9
72.3 68.074.3 72.4 69.7 65.8 65.2 67.6 69.0 66.5 61.6
78.786.7 91.395.2
115.1
155.6145.4 140.3
131.9 127.3120.7 118.1 120.0 116.1
124.1133.5
150.4159.1
87.5
71.1
41.6 41.7 38.8 41.935.4
41.4 41.6 41.534.0 36.9
0
60
120
180
09/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
計画
22/3期
計画(参考)
23/3期
計画(参考)
全社 賃貸事業 開発事業
3-9:人員の状況、生産性(1人当たり売上高)推移
-35-
(百万円) 09/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期21/3期計画
22/3期計画
(参考)
23/3期計画
(参考)
従業員数 9,926名 8,582名 7,114名 6,165名 6,277名 6,758名 7,339名 7,846名 7,695名 7,690名 7,600名 7,043名 5,500名 5,200名 5,200名
賃貸 3,515名 2,973名 2,287名 2,607名 2,735名 2,947名 3,137名 3,402名 3,526名 3,628名 3,673名 3,133名 3,100名 2,900名 2,900名
開発(請負) 4,104名 3,336名 2,590名 1,508名 1,374名 1,506名 1,732名 1,790名 1,792名 1,844名 1,736名 645名 - - -
1人当たり売上高
73.9 72.3 68.0 74.3 72.4 69.7 65.8 65.2 67.6 69.0 66.5 61.6 78.7 86.7 91.3
賃貸 95.2 115.1 155.6 145.4 140.3 131.9 127.3 120.7 119.5 120.0 116.1 124.1 133.5 150.4 159.1
開発(請負) 87.5 71.1 41.6 41.7 38.8 41.9 35.4 41.4 44.8 41.5 34.0 36.9 - - -
生産性の各指標
人員の適正化、IT(Web/AI・IoT等)の活用推進により、賃貸事業を中心に生産性(1人当たりの売上高)を高めていく。
(百万円)
*従業員数・1人当たり売上高は連結の数値・金額
(新)賃貸事業へ統合
キャッシュフロー実績および計画(参考)
3-10:CF計画
-36-
本業の赤字、施工不備対応により、2021年3月期は現預金が△170億円。2022年3月期及び2023年3月期も施工不備対応による支出は続くが、業績の回復、固定資産の売却等により、2022年3月期は±0億円、2023年3月期は+90億円の計画。
(億円)
264
△72
△516
△220
60
190
473
395
150
50
△10
△201
△151△120 △110 △110 △90
66
△150
△241△170
0
90
-600
-400
-200
0
200
400
600
営業活動によるCF 投資活動によるCF 財務活動によるCF CF合計
18/3期実績
19/3期実績
20/3期実績
21/3期計画
22/3期
計画(参考)
23/3期
計画(参考)
第4章 事業概要(賃貸事業)
-38-
4-1:賃貸顧客需要
企業における社有社宅制度の採用割合
法人企業および外国籍における賃貸需要は底堅い。法人企業は以前より、維持コストの増加等を原因に社有社宅から借上げ社宅へ移行。また、改正出入国管理法施行により、今後(2019年以降)5年間で最大約35万人の外国人労働者を受け入れる予定。
外国人労働者数
63.5 65.561.2
46.0 42.3
35.8 35.3
29.4
20.7
0
20
40
60
80
1001993 1995 1997 2001 2004 2007 2010 2013 2018
*出所: 労務行政刊『労政時報』第3911号(16.6.24)、第3957号(18.9.14) *出所:厚生労働省「外国人雇用状況の届出状況(平成30年10月末現在)」、政府試算
(%)
486 563 650 686 682 718 788908
1,0841,279
1,4601,659
0
500
1,000
1,500
2,000
2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
(千人)
外国人労働者受け入れ見込み数
業種 人数
介護業 5万~6万人
ビルクリーニング業 2万8,000~3万7,000人
素形材産業 1万7,000~2万1,500人
産業機械製造業 4,250~5,250人
電気・電子情報関連産業 3,750~4,700人
建設業 3万~4万人
造船・舶用工業 1万~1万3,000人
自動車整備業 6,000~7,000人
航空業 1,700~2,200人
宿泊業 2万~2万2,000人
農業 1万8,000~3万6,500人
漁業 7,000~9,000人
飲食料品製造業 2万6,000~3万4,000人
外食業 4万1,000~5万3,000人
合計 26万2,700~34万5,150人
200
300
400
500
600
0
50
100
150
200
250
300
350
9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月
11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
管理戸数(右軸)
契約済戸数(右軸)
4-2-1:主要指標(属性別契約状況)
-39-
属性別契約戸数(千戸) 管理戸数・契約済戸数(千戸)
*数値は各月末時点、詳細はp.65を参照
属性別契約状況推移
法人(左軸)
個人(左軸)
学生(左軸)
4-2-2:主要指標(属性別契約戸数シェア)
-40-
*各契約戸数は、各期間の最終月末の数値、詳細はp.65を参照
属性別契約戸数シェア
(千戸)
51.5%51.4%51.1%53.0%53.3%53.3%53.0%54.5%54.8%54.8%54.8%56.4%56.6%56.5%56.5%57.8%57.7%56.8%56.4%57.9%57.8%57.2%56.5%57.0%
37.4%37.4%37.6%36.8%36.8%36.8%37.0%36.0%36.0%35.9%35.9%34.6%34.6%34.6%34.5%33.4%33.6%34.2%34.4%33.7%33.9%34.3%35.0%34.6%
11.1%11.1%11.3%10.2% 9.9% 9.9% 10.1% 9.5% 9.3% 9.3% 9.3% 9.0% 8.8% 8.9% 9.0% 8.8% 8.7% 9.0% 9.2% 8.4% 8.3% 8.5% 8.5% 8.4%
473 476 474 495 488 490 487 509 500 499 493 521 517 515 509 535 527 507 489 485 468 461 454 478
0%
20%
40%
60%
80%
100%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
学生利用戸数 個人利用戸数 法人利用戸数
48,913 49,242 50,086 44,518 41,644
34,689 39,510 46,379 44,771 42,991
36,911 37,50738,438
35,462 32,566
42,837 45,03445,157
40,97339,054
17,50918,150
18,77716,676
15,704
48,48952,920
58,293
52,92058,013
47,91351,460
51,932
45,323 42,594
277,261293,823
309,062
280,643272,566
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
4-2-3:主要指標(法人業種別契約戸数)
-41-
(戸)
その他
建設業
飲食業
サービス業
派遣・業務請負
製造業
小売業
前年比
全国上場企業*の約80%が当社を利用。優先調査シリーズの募集保留によりマッチングに影響。
法人業種別契約戸数
+6.0% +5.2% -9.2%
*東証1部・2部、地方上場、新興市場に上場されている企業
(49,229社)
(43,751社)(43,990社)
+9.6%
-5.8%
-4.7%
-8.2%
-4.0%
-6.5%
-6.0%
(48,609社)
(47,217社)
-2.9%
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
中国 韓国 台湾 ベトナム タイ その他東南アジア その他
4-2-4:主要指標(外国人契約状況)
-42-
外国籍 当社契約戸数 (個人契約のみ)
海外店舗15拠点での送客に加え、国内海外課7拠点等での外国籍社員(単体214名、2020年3月末現在)による母国語対応(7言語)、来日後の生活サポート体制(サービスガイドの配布、コールセンター対応、懇親会)の充実を図る。法人契約入居者の国籍は判明率が約81%で、外国籍の利用戸数は約1.6万戸と想定される。外国籍入居者全体は約4万戸と契約済み戸数全体の8.3%相当。
(戸)
*詳細はp.66を参照
シンガポール 現地法人 シンガポール
インドネシア 現地法人 ジャカルタ
フィリピン 現地法人 マニラ
ミャンマー 支店 ヤンゴン
カンボジア 現地法人 プノンペン
タイ 現地法人 シラチャー
ベトナム 現地法人 ホーチミン、ハノイ
台湾 支店 台北
韓国 支店 プサン、ソウル
中国 現地法人北京、上海、大連、広州
23,099戸(前期比 +18.3%)
4-3-1:賃貸施策(店舗拡充)
-43-
賃貸店舗推移
直営店 パートナーズ 合計
北海道 9 2 11
東北 15 6 21
北関東 14 3 17
首都圏 49 29 78
北陸・甲信越 13 7 20
中部 24 14 38
近畿 25 12 37
中国 11 10 21
四国 5 5 10
九州・沖縄 17 18 35
国内 182 106 288
海外 7 0 7
合計(前期末比)
189
(±0)
106
(△7)
295
(△7)
2020年3月末現在
* 海外不動産を仲介・紹介する拠点は除く(タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、フィリピン、インドネシア、
シンガポール)
0
50
100
150
200
250
300
350
9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月 9月 3月
16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
(店舗数)
直営店 パートナーズ
直営店は2020年4月に3店舗、2020年5月に18店舗閉鎖。営業効率・生産性を高める。
4-3-2:賃貸施策(賃貸WEB契約、Leo-sign、AI物件検索)
-44-
2019年6月より開始し、2020年3月期は契約392件。2020年4月のみで100件と好調
全レオパレス管理物件で対応
賃貸契約・マンスリー契約ともニーズがみられる
Leo Lock物件(全国7,524戸)は鍵受け渡しのための来店も不要
法整備後は契約書の電子化(Leo-sign)との併用によって、一層の効率化が見込まれる
2015年より開始した賃貸の電子契約Leo-sign、2018年開始のAIを活用した物件検索、さらに2019年開始の賃貸WEB契約など、先進的なITを導入。各プロセスでの業務効率化を図るとともに、利便性及びサービス向上により新たな価値を築く。
賃貸WEB契約 Leo-sign(電子契約書)
AI物件検索(自動物件提案)
2015年より導入。 2020年3月期は全法人契約のうち、27.9%(43,764件)にて採用
非対面で賃貸契約が可能。アフターコロナ時代のオンライン業務、ペーパーレスのニーズの高まりにマッチ
法令上マンスリー契約は不可。賃貸契約のみ対応
契約文書のオンライン化により社員および法人のお客様の業務負担減効果が大きい
2018年9月より運営開始。部屋探し依頼を取り込み、ご希望条件に合わせて自動で物件情報を配信
法人からの部屋探し依頼の約2割をAIによって提案。成約率7割弱と人的紹介と遜色がない
当社物件検索システム、ナビタイム、LINEとの連携を実施
2019年10月より賃貸店舗にも拡大。作業時間とコストの削減を目指す
物件紹介 賃貸契約契約書類
作成・保管
AI物件検索 賃貸WEB契約(個人)
Leo-sign(法人)
契約プロセスのそれぞれの場面において先進的なITを導入。賃貸契約のスマート化を促進する。
4-3-3:賃貸施策(「my DIY」・セキュリティ)
-45-
無料で壁紙1面をカスタマイズ、画鋲・棚の取り付け・落書きもOK
壁紙1面に関して、原状回復費用は発生しない
柄物を含む100種類以上の壁紙
男女割合 5:5、当社入居者全体の男女割合(7:3)と比較し女性が多い
My DIYで入居中のお客様の87.7%が長く住みたいと回答 (2018年実施 入居者様アンケートより)
2012年5月より、個人入居者への付加価値サービスとして、部屋を自分好みに変えられる「my DIY」をスタート。2020年3月末現在で48,099件と、今後も「カスタマイズ=レオパレス21」のイメージを促進。2012年より大手警備会社との提携によるセキュリティシステム・防犯カメラの設置を推進。2017年6月に「防犯優良賃貸」の認定を取得。
「my DIY」
*2016年10月より「お部屋カスタマイズ」は「my DIY」に名称変更
セキュリティシステム 設置
20/3期実績
累計 設置率
セキュリティシステム
戸数 4,438 313,382 54.4%
防犯カメラ 棟数 261 14,671 39.8%
「防犯優良賃貸」の認定を取得
基幹商品である「ミランダ」「クレイノ」が設計・施工・管理の方法などが防犯優良賃貸としての要件を満たしていることを審査、認定され取得
4-3-4:賃貸施策(入居者専用サービス)
-46-
入居者向けサービスを各種用意、入居者専用アプリ「&Leo」より利用可能。 「&Leo」のWebサイト開設により、旧サイト「MY PAGE」(2013年4月開始)は「&Leo」へ移行。2017年10月より自社ブランドのクレジットカードを発行し、賃料決済も可能。
入居者専用アプリ「&Leo」 (2019年3月開始)
Tカードプラス(レオパレスメンバー)
Lセレクト レオパレスショッピング
生活必需品を多数取り揃えたショッピングサイト、レオパレス専用商品も販売
&Leo (入居者専用アプリ)
STBデバイス「Life Stick(ライフスティック)」
AndroidTV搭載STBデバイス「Life Stick」の導入により、2002年から提供しているインターネットサービス「LEONET」の機能を拡充
設置戸数 484,592戸(設置率 約84%)(2020年3月末時点)
2017年10月1日より自社ブランドのクレジットカードを発行
月額賃料の決済が可能
不動産業界で唯一「Tポイント」が貯まるクレジットカード
発行数 2万6千件突破(2020年3月末時点) 「L MOVIE」ホーム画面
入居者専用アプリ「LEONET」、防災アプリ「LEOLIFE」、入居者向け情報ガイド「LEONET TIMES」を統合
4-3-5:賃貸施策(IoT、AI)
-47-
Leo Remocon
スマートフォンから遠隔で家電の操作が可能例:外出先からエアコン操作
新築全住居に標準装備(2016年10月完成物件より)
設置戸数 14,451 戸
(設置率 97.4%)
入居者向けサービス拡大のため、従来のインターネットサービスの機能を拡充し、家電操作やドア開施錠が可能になるIoT化を実施。2018年1月契約物件からAIスピーカーを搭載したスマートステーション端末を標準装備。
Leo Lock
スマートフォンでの施錠や施錠確認が可能
鍵のシリンダー交換や受け渡しが不要
新築全住居に標準装備(2017年10月完成物件より)
設置戸数 7,524 戸
(設置率 100%)
オープン型宅配便ロッカー 「PUDOステーション」
誰でもつかえる宅配便ロッカーを業界で初めて賃貸物件に設置
入居者に加え、近隣住民の利便性向上を通じて地域貢献を図る
設置台数148棟、不動産業界における設置数は当社が半分を占める
レオパレスクレイノセレッソパルシーⅡ
4-3-6:賃貸施策(付帯事業)
-48-
屋根借り太陽光発電事業(2013年12月開始)
20/3期実績
設置棟数 4,482 棟
発電容量 66.9 MW
発電量 74,809 MWh
賃料債務保証事業 (2007年4月開始)
プラザ賃貸管理保証株式会社
少額短期保険事業 (2006年9月開始)
あすか少額短期保険株式会社大切な家財の補償と家主や第三者への賠償の補償をセットした保険をご提供することで入居者の生活をサポート
*「屋根借り」を含む太陽光発電関連の取り組みはp.70を参照
社宅代行事業 (2006年9月開始)
株式会社レオパレス・リーシング
レオパレス物件を含め、全国160万戸以上の物件探しから契約・家賃支払い、解約精算と全ての業務を代行
家賃や共益費、原状回復費等の債務を保証することで誰もが入居しやすい環境を提供
賃貸事業の周辺業務や管理物件の競争力向上・収益力向上をグループ内で実施。
社宅代行受託 7.6万戸前期比 +3.4%
保有契約数 29.5万件前期比 +1.7%
保証件数 18.1万件前期比 +3.6%
4-3-7:賃貸施策(民泊事業)
-49-
現在、自社物件にて4棟38室の民泊運営(東京、神奈川、愛知、福岡)を実施。賃貸契約、マンスリー契約に次ぐ「第3の貸し方」として民泊の自社運営を行い、民泊事業への本格参入を図る。今後においては、ホテル旅館営業等、新規事業の展開を図る。
レオパレス21グループの民泊スキーム
住宅宿泊事業法では年間提供日数が180日に定められているため、残りの期間はマンスリー契約(短期契約)による
「ハイブリッド運用(民泊 + マンスリー契約)」 を実施
用途変更可能地域であれば、365日運営の出来る「ホテル旅館営業」も検討
住宅宿泊仲介業者
宿泊予約
宿泊者様
物件利用
予約状況送信
管理・清掃
住宅宿泊管理業者住宅宿泊事業者管理の委託
OTA*1
(オンライントラベルエージェンシー)
*2.
*1. 集客方法: 第1フェーズ⇒ OTAや民泊・宿泊予約サイト(Airbnb、Vacation STAY等)
第2フェーズ⇒ 訪日外国人の約75%を占める東アジアからの集客強化
第3フェーズ⇒ ホテル旅館営業にて国内出張需要にも積極的に対応
*2. 運用形態 : ① ⇒ 自社物件での民泊運営② ⇒ ホテル旅館営業等③ ⇒ オーナー様所有物件の民泊運営提案
・2020年4月1日時点: 4棟38室運営
東京都(大田区)、神奈川県 (横浜市)、愛知県(豊田市)、福岡県 (福岡市)
自社物件運営
TOKYO
KAMATA
LEOPALACE
HAKATA
RX KANNAI
(民泊運営: 1室)
特区民泊 365日運営
(民泊運営: 29室)
民泊 + マンスリー
※ホテル旅館営業検討
(民泊運営: 6室)
民泊 + マンスリー
ハイブリッド運用
博多駅徒歩10分、キャナルシティー徒歩2分
横浜中華街、関内駅にも近く、都心へも出やすい
羽田空港へのアクセス良好。4名まで宿泊可
プレゼン資料
第5章 事業概要(開発事業‹賃貸セグメント›)
5-1:主要指標(エリア別建築請負支店数、竣工売上)
-51-
全国 29支店 (2020年3月現在)
三大都市圏を中心に、今後も高い入居率が見込めるエリアに支店を配置し、受注活動を展開。既存オーナー様へのアフターフォローに注力。
建築請負支店数 一括借上アパート完工棟数 (20/3期)
全国の一括借上アパート完工棟数(163棟)のうち、首都圏が50.3%(19/3期 51.4%)、三大都市圏が72.4%(同 75.9%)を占める
( )内は2019年3月末現在
大阪府 2支店(3)京都府 1支店(1)兵庫県 2支店(2)
東京都 8支店(18)神奈川県 2支店(7)埼玉県 4支店(6)千葉県 1支店(1)
首都圏 15支店(32)
東北 2支店(2)(仙台・郡山)
中部 3支店(4)(愛知県)
近畿 5支店(6)中国 2支店(2)(岡山県、広島県)
九州・沖縄 2支店(4)(福岡県・沖縄県)
四国 0支店(0)
北陸・甲信越0支店(0)
北海道 0支店(0)
北関東 0支店(0)
首都圏
82 棟
近畿
30 棟
中部
6 棟
九州・沖縄
18 棟
東北
2 棟
中国
17 棟
その他
8 棟
5-2-1:開発施策(理想の土地活用)
-52-
高齢者施設・保育施設アパート
高齢者施設のほか、保育施設など、広く必要とされる社会福祉施設を展開。
多様化する入居者ニーズに合ったアパート商品を提案。アパートは一括借上し、賃貸管理業務を一貫して行う。
注文住宅 店舗・商業施設
ロードサイドや駅周辺に外食チェーン、コンビニ、ドラッグストア等を建築。賃貸併用や自宅兼用の複合建築も提案。
自由設計の専用住宅や、自宅の一部に賃貸住宅を併せ家賃収入が得られる賃貸併用住宅を建築。
レオパレス21が提案する土地活用
ライフステージサポートによって、建替えや売却等オーナー様の状況に即した様々なニーズに対応。その他
理想の土地活用
レオパレス21ではそれぞれの土地に合わせた最適なプランを提案し、理想の土地活用を実現。
5-2-2:開発施策(アパート商品、住宅展開)
賃貸住宅商品としては、「MIRANDA(ミランダ)」と「CLEINO(クレイノ)」ブランドを展開。専用住宅として、レオパレス21にてSE構法「○○」の家を販売。子会社である株式会社もりぞうは、木曾ひのきを用いた注文住宅を展開する。
新しい発想がつまった独自の付加価値を備えた空間提案型賃貸住宅や、アイデア次第で可変性の高い賃貸住宅を展開。
2013年4月より、衝撃音を低下する「ノンサウンドフロア」、遮音性を高めた「高遮音界壁」、排水騒音を低減する「防音排水管」からなるノンサウンドシステムを標準仕様に。
「○○」の家
SE構法により間仕切りの無い大空間や大型の採光窓等、自由設計が可能。家族構成の変化にも対応。
厳選された木曾ひのきにこだわった注文住宅。365日快適で心地よい暮らしを叶える家づくりを行う。2020年4月、新たに浜田山モデルハウスを開設。
アパート商品「MIRANDA」「CLEINO」
木曾ひのきを用いた注文住宅(もりぞう)遮音性能向上「ノンサウンドシステム」
-53-
第6章 事業概要(関連事業・国際事業等)
6-1:関連事業(シルバー事業)
-55-
*有料老人ホーム等にはグループホームを含む
シルバー事業
シルバー事業を成長戦略事業と位置付け、日本社会の高齢化に対応すべく施設数の増加と運営の安定化を図る計画。2018年12月1日時点で87施設。CS向上に向けた取り組みにより稼働率は順調に推移。
(百万円)19/3期実績
20/3期計画
20/3期実績
21/3期通期計画前期比 計画比
シルバー
売上高 13,922 14,800 14,620 +698 △179 14,500
売上総利益 598 1,200 929 +330 △270 600
営業利益 △846 △200 △559 +286 △359 △700
期末開所数 87施設 87施設 87施設 ±0施設 ±0施設 87施設
デイサービス稼働率 72.6% 77.4% 72.8% +0.2p -4.5p 67.6%
ショートステイ稼働率 93.6% 96.3% 95.6% +2.0p -0.7p 94.8%
有料老人ホーム等稼働率 91.6% 92.6% 92.4% +0.7p -0.2p 93.9%
6-2:関連事業(国内ホテル事業)
-56-
国内ホテル事業
札幌・仙台・名古屋・福岡(博多)の4ホテル(総客室数542室)のうち、札幌・仙台・福岡(博多)の3ホテルは2019年10月に売却。当社による運営は2020年3~4月にて終了。名古屋についても2021年3月期中に売却予定。
ホテルレオパレス名古屋
(百万円)19/3期実績
20/3期計画
20/3期実績 前期比 計画比
国内ホテル
売上高 2,060 2,030 1,849 △210 △183
営業利益 △764 80 △187 +577 △269
減価償却費 400 420 242 △157 △180
稼働率 83.1% 82.2% 73.2% -9.9p -8.9p
スイートルーム 所在地
リゾート(グアム)事業
6-3:関連事業(リゾート事業)
-57-
*レオパレスグアムは単体PL、通期は1月-12月
2019年はグアムへのチャーター便が大幅に増えたことで、日本人渡航者数は回復基調に推移した。また、レオパレスホテルのメダリオンルームはJTBのホテルグレードにおいて最高ランクの「Lグレード」に認定された。2020/12期は世界的な新型コロナウイルス感染拡大により稼働率大幅低下見込み。コスト削減を徹底し、赤字幅の削減に注力する。
レオパレスリゾート レオパレスリゾート カントリークラブ
(百万円)2018/12期
実績2019/12期
計画2019/12期
実績2020/12期
計画前期比 計画比
レオパレスグアム
売上高 4,771 4,460 4,427 △344 △33 2,350
営業利益 △432 △820 △769 △337 +51 △1,600
減価償却費 1,052 1,140 1,171 +119 +31 1,220
Leopalace Resort 稼働率 43.2% 49.7% 50.5% +7.3p +0.8p 20.8%
グアム入島者数(人) 1,549,007 - 1,666,665 +117,658 - -
うち、日本人渡航者数(人) 563,386 - 684,802 +121,416 - -
メダリオンルーム
6-4-1:国際事業(賃貸事業の海外展開、SA・SO)
-58-
日本で培ったノウハウを基に、海外で賃貸事業を展開。従来の外国人に日本国内物件を紹介する事業に加え、東南アジアで日本人や日系企業向けの現地不動産仲介・紹介業を開始。また、サービスアパートメント及びサービスオフィスを展開中。
賃貸事業の海外展開 (15拠点)
■レオパレス21の海外支店・現地法人
日本国内物件を紹介・契約する拠点
現地不動産を紹介する拠点
両事業を展開する拠点
ソウル
投資案件の情報収集・調査
中国 北京、上海、大連、広州 カンボジア プノンペン
韓国 ソウル、釜山 ミャンマー ヤンゴン
台湾 台北 フィリピン マニラ
タイ シラチャー インドネシア ジャカルタ
ベトナム ホーチミン、ハノイ シンガポール シンガポール
サービスアパートメント・サービスオフィス拠点
サービスアパートメント(3棟184部屋)
タイ(シラチャー群)、ベトナム(ハノイ市)、カンボジア(プノンペン市)
サービスオフィス(5拠点164部屋)
フィリピン(マカティ市)2拠点、ミャンマー(ヤンゴン市)、韓国(ソウル市)、ベトナム(ホーチミン市)
ベトナム(サービスオフィス) カンボジア(サービスアパートメント)
マニラプノンペン
ホーチミン
釜山
大連北京
上海
広州台北
ハノイ
シラチャー
ヤンゴン
シンガポール
ジャカルタ
*会計セグメントは「賃貸事業」
6-4-2:国際事業(その他)
-59-
リロケーションマネジメント事業 外国人技能実習生の受け入れ
サービスアパートメントの運営に加え、日本・海外間の人事異動をワンストップでトータルにサポートするエンプラスをグループ会社化。日本国内の職人不足に対応すべく、ベトナムおよび日本政府が推進している外国人技能実習制度に協力し、協力工務店による技能実習生の受け入れをサポート。2015年7月末より74名を各現場に配置済み。また、韓国では現地企業と合弁で賃貸管理事業に参入。
外国人技能実習制度に協力し、ベトナムでの実技研修および日本語・専門用語研修の後、各現場に配置
2020年3月末現在で74名雇用(契約済)(うち直接雇用14名)
実技研修
エンプラス株式会社をグループ会社化
グローバル人事業務のトータルマネジメントサービス「RM Plus」を展開
5年で対応企業250社、対応人数10,000名を目指す
語学研修
*会計セグメントは「賃貸事業」
クラウド型プラットフォーム「RM+Online」をリリース
• 海外赴任者の人事情報を一元管理
• クラウド上にて進捗や期日管理、データ分析
• これまでのモビリティ業務の効率化・最適化を実現
韓国合弁会社 「ウリレオPMC」
韓国大手住宅管理会社ウリ管理(管理戸数36万戸)と合弁会社を設立
韓国ではまだ例の無い、企業による体系化された賃貸管理サービスを提供
2020年3月末現在で2,836戸の管理を受託(2019年3月末比+753戸)
6-5:働き方改革
-60-
時間外労働時間と離職率 育休取得状況
有休取得率 外部評価
(時間) (時間)
*2018年11月、平成30年度「テレワーク先駆者百選」に選定*2019年10月、「PRIDE指標2019」においてブロンズ賞を受賞
27.9 27.8
22.4 20.0
18.3
15.0 13.3
11.3%
9.1%8.0%
7.1%8.1%
8.6%13.6%
0%
10%
20%
0
10
20
30
40
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
時間外労働時間(月平均) 離職率(全社)
137 137113
144177 183 205
1 03
5
8055
51
1.1% 2.9%
25.5%
30.0%
24.4%
0%
10%
20%
30%
40%
0
100
200
300
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
育休取得者(女性) 育休取得者(男性) 男性育休取得率
31.7% 33.0%
70.1% 72.2% 74.1% 76.8%84.3%
0%
50%
100%
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
補足1 補足資料
個人・その他28.00%
事業法人・その他の法人35.98%
外国法人等
21.10%
金融機関12.56%
金融商品取引業者
2.05%自己名義株式
0.31%
主なグループ会社 (2020年3月末現在)
補足1-1:会社概要
-62-
会社名 株式会社レオパレス21
設立 1973年8月17日
資本金 752億8,236万円
代表者 代表取締役社長 宮尾 文也
事業内容
アパート・マンション・住宅等の建築・賃貸管理及び
販売、リゾート施設の開発・運営、ホテル事業、
ブロードバンド通信事業、介護事業他
従業員数 連結 7,043名
単体 5,820名
発行可能株式総数 500,000,000株
発行済株式総数 244,882,515株
株主数 59,743名
会社データ (2020年3月末現在)
株主構成 (2020年3月末現在)
Leopalace Guam Co.
リゾート事業
ホテル
リゾート・
その他事業
あすか少額短期保険
入居者家財保険
レオパレス・スマイル
特例子会社
レオパレス・パワー
発電事業
シルバー
事業
レオパレス・リーシング
社宅代行
プラザ賃貸管理保証
家賃保証
レオパレス21ビジネスコンサルティング(上海)有限公司
入居者斡旋
ウリレオPMC
韓国 賃貸管理
PT. LeopalaceDuasatu Realty
インドネシア 不動産事業
Leopalace21 (Thailand) CO., LTD.
サービスアパート運営
タイ不動産仲介・紹介
賃貸事業
LEOPALACE21 VIETNAM CO., LTD.
サービスアパート運営
ベトナム不動産仲介・紹介
Leopalace21(Cambodia) Co., Ltd.
サービスアパート運営
カンボジア不動産仲介・紹介
ウイングメイト
ビジネストラベルマネジメント
アズ・ライフケア
シルバー事業
もりぞう
戸建注文住宅
開発事業
LEOPALACE21 PHILIPPINES INC.
サービスオフィス運営
Leopalace21 Singapore Pte. Ltd.
投資コンサルティング事業
エンプラス
リロケーションマネジメント
国際事業*
*国際事業の会計セグメントは「賃貸事業」
補足1-2-1:業績計画(四半期別)
-63-
四半期別
(百万円)
1Q
4月-6月
2Q
7月-9月
3Q
10月-12月
4Q
1月-3月
20/3期
実績
21/3期
計画
20/3期
実績
21/3期
計画
20/3期
実績
21/3期
計画
20/3期
実績
21/3期
計画
売上高 113,324 104,500 108,192 109,100 107,203 107,400 104,832 110,100
賃貸 100,380 99,500 96,887 105,100 95,138 103,400 96,533 105,900
開発 7,330 - 6,268 - 6,943 - 3,263 -
シルバー 3,606 3,500 3,695 3,700 3,705 3,700 3,613 3,600
その他 2,008 1,500 1,340 300 1,415 300 1,421 600
営業利益 △4,235 △7,500 △12,891 △3,100 △5,679 100 △13,667 700
賃貸 △1,735 △4,100 △9,405 300 △1,469 3,400 △8,217 4,000
開発 △1,515 - △1,957 - △221 - △1,485 -
シルバー △170 △300 △76 △100 △138 △100 △174 △200
その他 299 △100 △431 △700 △404 △800 △464 △600
補足1-2-2:業績(単体及び主要子会社の決算ハイライト)
-64-
単体及び主要子会社
(百万円)19/3期実績
20/3期計画
20/3期実績 前期比 計画比
レオパレス21売上高 477,834 316,500 413,844 △63,989 +97,344
営業利益 5,561 △24,400 △36,589 △42,151 △12,189
レオパレス・リーシング(社宅代行)
売上高 2,751 2,500 3,450 +698 +950
営業利益 566 400 667 +101 +267
プラザ賃貸管理保証(家賃保証)
売上高 4,246 2,900 4,208 △37 +1,308
営業利益 544 300 192 △351 △108
あすか少額短期保険(入居者家財保険)
売上高 1,811 1,200 1,544 △266 +344
営業利益 305 100 △131 △437 △231
レオパレス・パワー(屋根借り発電)
売上高 2,884 2,200 2,785 △98 +585
営業利益 775 800 902 +126 +102
もりぞう(注文住宅)
売上高 3,904 2,900 3,256 △647 +356
営業利益 △300 △100 △267 +33 △167
ウイングメイト(旅行代理)
売上高 3,136 2,000 2,652 △483 +652
営業利益 164 100 72 △91 △28
補足1-3-1:指標(属性別契約戸数)
-65-
属性別契約戸数
*管理戸数、契約済戸数、入居率、各契約戸数は、各期間の最終月末の数値
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
4Q 4Q 4Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
管理戸数(戸) 554,948 561,961 568,739 570,672 571,927 572,972 573,671 574,798 575,196 575,780 575,741 575,798
A. 契約済戸数(戸) 495,487 508,720 521,298 534,847 526,738 506,511 489,100 484,718 468,225 461,031 454,292 478,295
期末入居率( )内は期中平均入居率
89.3%
(86.6%)
90.5%
(88.0%)
91.7%
(88.5%)
93.7%
(90.6%)92.1% 88.4% 85.3%
84.3%
(88.3%)81.4% 80.1% 78.9%
83.1%
(80.8%)
B. 内 法人契約戸数(戸) 262,577 277,261 293,824 309,062 303,701 287,615 275,786 280,643 270,586 263,822 256,592 272,566
法人シェア (B/A) 53.0% 54.5% 56.4% 57.8% 57.7% 56.8% 56.4% 57.9% 57.8% 57.2% 56.5% 57.0%
C. 内 個人契約戸数(戸) 182,142 183,008 180,617 178,643 177,072 173,189 168,462 163,318 158,634 158,059 158,933 165,594
個人シェア (C/A) 36.8% 36.0% 34.6% 33.4% 33.6% 34.2% 34.4% 33.7% 33.9% 34.3% 35.0% 34.6%
D. 内 学生契約戸数(戸) 50,768 48,451 46,857 47,142 45,965 45,707 44,852 40,757 39,005 39,150 38,767 40,135
学生シェア (D/A) 10.2% 9.5% 9.0% 8.8% 8.7% 9.0% 9.2% 8.4% 8.3% 8.5% 8.5% 8.4%
補足1-3-2:指標(外国人契約状況)
-66-
国籍別外国人契約戸数 (個人契約のみ)
*数値は各期間の最終月末時点
個人の外国籍契約数は契約済戸数全体の4.8%(個人・学生契約の11.2%)、また属性は学生61%、社会人39%。中国・ベトナムの増加が目立つ。法人の外国籍契約数約1.6万戸を加えると外国籍入居者全体は約4.0万戸と契約済み戸数全体の8.3%相当。
(戸)
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
4Q 4Q 4Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
中国 7,033 6,627 6,490 7,048 6,592 6,640 6,551 6,635 6,589 7,027 7,134 8,170
韓国 1,336 1,447 1,479 1,594 1,622 1,602 1,625 1,604 1,587 1,561 1,565 1,582
台湾 747 949 951 1,005 994 990 980 947 935 970 995 1,015
東南アジア 2,859 3,116 3,708 5,339 5,614 6,121 6,160 6,362 6,448 6,800 6,661 7,726
内 ベトナム 1,995 2,142 2,604 4,028 4,287 4,751 4,792 5,000 5,122 5,479 5,307 6,238
その他 2,391 2,874 3,199 3,862 3,872 3,882 3,888 3,971 3,953 4,047 4,100 4,606
内 北米 499 567 610 657 640 635 617 657 632 647 639 660
外国人合計 14,366 15,013 15,827 18,848 18,694 19,235 19,204 19,519 19,512 20,405 20,455 23,099
補足1-3-3:指標(エリア別管理戸数と入居率)
-67-
エリア別管理戸数(千戸)と入居率
優先調査シリーズ(約22万戸)の募集保留により入居率低下。
(千戸、%)
18/3期 19/3期 20/3期
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
管理戸数
入居率管理戸数
入居率管理戸数
入居率管理戸数
入居率管理戸数
入居率管理戸数
入居率管理戸数
入居率管理戸数
入居率管理戸数
入居率 前期比
北海道 14 87% 14 87% 14 76% 14 69% 14 69% 14 70% 14 72% 14 70% 14 73% +4p
東北 35 95% 36 94% 36 90% 36 86% 36 85% 36 83% 36 82% 36 80% 36 85% ±0p
北関東 40 91% 40 88% 40 85% 40 82% 40 80% 41 77% 41 76% 41 74% 40 77% -3p
首都圏 168 94% 169 91% 169 88% 170 86% 170 86% 171 83% 171 81% 171 81% 171 85% -1p
北陸・甲信越 40 93% 40 92% 40 87% 40 82% 40 79% 40 76% 40 75% 40 74% 40 79% ±0p
中部 88 95% 88 93% 88 90% 88 87% 88 85% 88 82% 88 80% 88 78% 88 82% -3p
近畿 80 94% 80 92% 81 88% 81 85% 81 83% 81 80% 81 78% 81 77% 81 82% -1p
中国 39 93% 39 93% 39 92% 39 89% 39 88% 39 86% 39 85% 39 83% 39 87% -1p
四国 15 92% 15 92% 15 87% 15 84% 15 84% 15 82% 15 81% 15 79% 15 83% -1p
九州・沖縄 51 96% 51 95% 51 91% 51 88% 51 88% 51 86% 52 85% 51 83% 52 87% -1p
合計 571 94% 572 92% 573 88% 574 85% 574 84% 575 81% 576 80% 576 79% 576 83% -1p
93.7%
97.5%
94.6% 93.8%92.3%
89.5%
84.3%
97.5%
91.4%
85.4%
78.0%
72.7%
83.1%
97.1%
92.8%
84.8%
80.9%
67.2%
60%
70%
80%
90%
100%
全体 築5年未満 築5-10年 築10-15年 築15-20年 築20年以上
2018/3 2019/3 2020/3
補足1-3-4:指標(築年別入居率)
-68-
優先調査シリーズの建築年が集中する「築20年以上」の入居率が大きく低下。
築年別入居率 (期末現在)
補足1-3-5:指標(契約形態)
-69-
契約形態別入居戸数 2種類の契約形態
長期契約推進により、短期間のマンスリー契約割合は減少。
94(20%)
79(17%)
68(14%)
58(12%)
52(10%)
52(10%)
48(9%)
29(6%)
32(7%)
370 384 412 438 457 469 487
456 446
464 463 480
495 509 521
535
485 478
0
50
100
150
200
250
300
350
400
450
500
550
12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
(千戸)
賃貸契約 マンスリー
補足1-3-6:指標(太陽光発電システム)
-70-
2011年3月より本格的に太陽光設置事業を展開。2020年3月末現在で12,997棟(設置可能棟数の約59%)への設置が完了。2013年12月からは屋根借り太陽光発電事業を開始。
太陽光発電事業への取り組み
取組み 開始時期 19/3期時点 20/3期時点
1. オーナー様投資による太陽光パネル設置(請負) 2011年3月 7,259棟 (89.6MW) 7,259棟 (89.6MW)
2. 屋根借り太陽光発電事業 2012年9月 5,739棟 (91.4MW) 5,738棟 (91.4MW)
a. SPC型等提携事業 2013年2月 1,256棟 (24.5MW) 1,256棟 (24.5MW)
b. レオパレス21グループによる発電事業 2013年12月 4,483棟 (66.9MW) 4,482棟 (66.9MW)
3. 遊休地を活用したメガソーラー(請負) 2013年9月 千葉県富里市 (1.7MW) 千葉県富里市 (1.7MW)
合計: 12,998棟 (182.7MW) 12,997棟 (182.7MW)
(累計棟数)
エリア別
(棟数)
7,259
1,256
4,482
1
オーナー様投資 屋根借り(SPC) 屋根借り(レオパレス21G) メガソーラー
首都圏4,369
中部2,506
近畿1,654
北関東1,203
九州・沖
縄
1,175
中国961
東北454
その他675
補足1-3-7:指標(金融機関別アパートローン融資)
-71-
件数ベース 金額ベース
9.6% 6.4% 6.8% 7.0% 5.1% 5.0% 4.0%
20.2%19.5% 17.8% 15.0% 14.0% 12.6%
21.4%
48.7%51.1% 52.1% 51.6% 55.9%
54.1%
56.3%
21.1% 22.6% 23.3% 25.0% 22.4% 25.8%15.1%
0%
25%
50%
75%
100%
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 17/6期 18/6期
都市銀行 地銀・第二地銀 信金・信組 農漁協等 政府系 その他
22.6% 23.3% 25.0% 22.4% 21.1% 17.9%
51.1% 52.1% 51.6% 55.9% 55.0% 59.2%
19.5% 17.8% 15.0% 14.0% 15.3% 15.3%
6.4% 6.8% 7.0% 5.1% 5.7% 3.1%
0%
25%
50%
75%
100%
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
26.3% 24.4% 26.9%23.3% 23.0%
16.7%
50.4%48.7%
48.0% 54.5% 54.0%58.3%
17.5%19.6% 17.0%
15.6% 16.1% 18.0%
5.5% 7.2% 7.4% 5.5% 5.6% 3.7%
0%
25%
50%
75%
100%
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
補足1-3-8:指標(「あずみ苑」拠点一覧)
-72-
介護施設「あずみ苑」 87拠点一覧 (2020年3月31日現在)
(拠点数)東京都
神奈川県
千葉県
埼玉県
栃木県
茨城県
群馬県
岐阜県
愛知県
静岡県
合計
介護付有料老人ホームを含む拠点
1 1 1 3 2 8
住宅型有料老人ホームを含む拠点
1 5 2 2 2 1 13
デイサービス及びショートステイ
4 3 13 18 4 7 4 3 4 4 64
グループホーム 1 1 2
合計 6 5 20 23 8 9 5 3 4 4 87
★ 介護付有料老人ホーム、デイサービス、ショートステイ
◆ 介護付有料老人ホーム、ショートステイ
■ 介護付有料老人ホーム、デイサービス
● 介護付有料老人ホーム
★ 住宅型有料老人ホーム、デイサービス、ショートステイ
● 住宅型有料老人ホーム
○ グループホーム
▲ デイサービス、ショートステイ
● デイサービス
◆ ショートステイ
凡 例
2014年11月に子会社アズ・ライフケア運営による施設第1号「あずみ苑木更津」 が開所し、以降は子会社を通じて施設数を拡大。2018年3月期は7施設を開所、2019年3月期は4施設の開所により、現在87施設。
補足1-4:財務(現預金と有利子負債残高の推移)
-73-
NDEレシオ
*NDEレシオ= (有利子負債-現預金)/自己資本*有利子負債は借入金と社債のみでリース債務を含まず
345 356 342272
1,044 1,065
845
605
△0.44 △0.45 △0.62
△25.51
-70.00
-50.00
-30.00
-10.00
10.00
30.00
50.00
0
200
400
600
800
1,000
1,200
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
(倍)(億円)
有利子負債 現預金 NDEレシオ
補足1-5:株主構成
-74-
株主構成
*株式数ベース
18年9月期を境に事業法人および個人投資家比率が高まりつつある。
15/3期 15/9期 16/3期 16/9期 17/3期 17/9期 18/3期 18/9期 19/3期 19/9期 20/3期
個人・その他 16.7% 18.3% 16.6% 15.3% 20.5% 14.3% 13.9% 15.2% 27.7% 31.3% 28.0%
外国法人等 50.7% 55.3% 54.6% 55.3% 49.7% 55.1% 58.3% 54.2% 39.0% 27.1% 21.1%
信託銀行 23.2% 17.6% 21.0% 21.5% 21.5% 20.2% 21.5% 17.9% 12.5% 10.2% 10.3%
信託銀行以外の金融機関 1.9% 1.9% 2.1% 2.1% 2.0% 1.7% 2.0% 1.8% 2.3% 1.2% 2.3%
事業法人・その他の法人 2.5% 2.6% 2.4% 2.4% 2.6% 2.5% 2.4% 2.5% 10.5% 28.3% 36.0%
金融商品取引業者 3.4% 2.5% 1.7% 1.7% 1.9% 1.9% 1.7% 4.9% 7.7% 1.6% 2.0%
自己名義株式 1.7% 1.7% 1.7% 1.7% 1.7% 4.3% 0.2% 3.5% 0.4% 0.3% 0.3%
0%
50%
100%
補足2 市場動向
8490
9499
105
112117
121 124 126 127 128 128 127 125123
119115
111106
10297
9388
1.3 1.5 1.7 1.9 2.1 2.5 3.1
3.9 4.8
5.7
7.1
9.1
11.0
12.7
14.9 17.8
19.2 19.6
20.2 21.4
23.7 25.1
25.7 25.5
0
5
10
15
20
25
30
0
50
100
150
1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 2060 2065
不詳 #REF! 75歳以上 65~74歳 15~64歳 0~14歳 75歳以上割合
補足2-1:日本の将来推計人口
-76-
日本の将来推計人口
*内閣府 平成29年版 「高齢社会白書」より
国立社会保障・人口問題研究所が発表した「日本の地域別将来推計人口 平成30(2018)年推計」によると、総人口は2015年の1億2,709万人が、2045年には1億642万人に減少(△2,067万人、△16.2%)するが、東京都は人口を維持し、首都圏の減少率は6%と集中化が進行。また、生産年齢人口(15歳~64歳)も772万人(2015年)から558万人(2045年)に減少し、少子高齢化が加速。
(百万人) (%)
8490
9499
105112
117121 124 126 127 128 128 127 127 125 123 119
115111
106102
9793
88
1.3 1.5 1.7 1.9 2.1 2.5 3.1 3.9
4.8 5.7
7.1
9.1
11.0 12.7 13.3
14.9
17.8 19.2 19.6 20.2
21.4
23.7 25.1 25.7 25.5
0
5
10
15
20
25
30
0
50
100
150
1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2016 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 2060 2065
百万人
0~14歳 15~64歳 65~74歳 75歳以上 不詳 75歳以上割合
2,178 2,060 2,021 2,009 1,879 1,781 1,681 1,584
2,971 2,999 2,987 2,830 2,795 2,705 2,558 2,429
5,4446,745 7,157 7,479 7,774 7,809 7,577
6,968
1,898
2,2872,884 3,067 2,812 2,913 3,343
3,8411,967
2,693
3,3693,958 4,700 5,045 5,075 5,122
14,457
16,785
18,41819,342
19,960 20,254 20,233 19,944
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
2005 2010 2015 2020
(予)2025
(予)2030
(予)2035
(予)2040
(予)
25歳未満 25歳~34歳 35歳~64歳
65歳~74歳 75歳以上
14,45716,785 18,418 19,342 19,960 20,254 20,233 19,944
9,63710,269
10,75811,101 11,203 11,138 10,960 10,715
14,646
14,47414,342
14,134 13,693 13,118 12,465 11,824
4,112
4,5354,770
5,020 5,137 5,141 5,0744,9246,212
5,7795,044 4,510 4,123 3,833 3,583
3,35049,063
51,84253,332 54,107 54,116 53,484
52,31550,757
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
2005 2010 2015 2020
(予)2025
(予)2030
(予)2035
(予)2040
(予)
その他 ひとり親と子 夫婦と子 夫婦のみ 単独世帯
(29.5%)(32.4%)(34.5%)(38.7%)(37.9%)(36.9%)(35.7%)
(39.3%)
補足2-2:世帯数
-77-
家族類型別 一般世帯数の将来推計 年齢別 単身世帯数の将来推計
総世帯数は減少の見通しだが、単身世帯数は今後も増える予想。当社のターゲットである単身の生産年齢人口(15歳~64歳)の世帯数は1,000-1,200万世帯と今後20年近く横ばいの見通し。
*平成30年(2018年)国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計」および総務省「住民基本台帳人口移動報告」より
(千世帯) (千世帯)
1,6631,6731,665
1,343
1,420
1,5101,561
1,485
1,630
1,341
1,1801,226 1,213
1,1731,146
1,1741,1931,249
1,285
1,0361,039
775819 841
893
987
880921
974946 953
884
0
200
400
600
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
(千戸)
貸家 分譲マンション 分譲一戸建 持家 給与住宅
補足2-3:新設住宅着工戸数
-78-
年度別 新設住宅着工戸数
リーマンショック後、新設住宅着工戸数は順調に増加していたが、2019年度は前年度比-7.3%。
*国土交通省「新設住宅着工統計」より
①消費税 3%⇒5% (1997年4月1日)
1996年度: 前年度比 +9.8%
1997年度: 前年度比 △17.7%
①
②
②消費税 5%⇒8% (2014年4月1日)
2013年度: 前年度比 +10.5%
2014年度: 前年度比 △10.8%
前年比
給与住宅 -23.2%
持家 -1.5%
分譲一戸建て +0.4%
分譲マンション -6.7%
貸家 -14.2%
補足2-4:新設住宅着工戸数(貸家)
-79-
年度別 新設住宅着工戸数 貸家
2019年度の貸家の新設着工戸数は前年度比-14.2%、30㎡以下は-27.8%。
*国土交通省「新設住宅着工統計」より
(千戸)前年比
30㎡以上 -11.1%
30㎡以下 -27.8%
240262274
178186149117126128114102 80 80 97 104108113123128112117
60 39 31 31 36 48 61 76 79 73 53
842821
767
582
687652
574564
616
516
444426418
442455459467
518538
431445
311292290
321
370358384
427410390
335
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
30㎡以下 30㎡以上
補足2-5:賃貸住宅の空き家数と空き家率
-80-
エリア別の空き家率
*平成30年度(2018年度)総務省「住宅・土地統計調査」より
日本の賃貸住宅の空き家数は一貫して増加。全国的な需要回復が難しい中、高い入居率が見込めるエリアへの物件供給、差別化商品の投入、および入居者ニーズを捉えた物件価値向上施策。
1,834
2,3362,619
3,520
3,978
4,4764,600 4,604
12.4%
14.3% 14.3% 17.4%
18.8%
20.1% 19.9%19.5%
0%
5%
10%
15%
20%
25%
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
4,500
5,000
1983 1988 1993 1998 2003 2008 2013 2018
(千戸) 賃貸・売却用住宅の空き家数(左軸) 空き家率(右軸)
日本の賃貸住宅の空き家数と空き家率推移
16.8%17.3%
18.0%
18.8%
17.4%
17.7%
18.8%19.1%
19.6%
18.8%
17.0%
20.6%
23.3%
22.2%
20.4%
10%
15%
20%
25%
1998 2003 2008 2013 2018
首都圏 3大都市圏 その他
補足2-6:転入転出
-81-
三大都市圏 転入超過数 (△は転出超過)
*総務省「住民基本台帳人口移動報告」より
三大都市圏では人口の転入超過が続いており、当社は賃貸需要が高い当エリアを中心にアパートを供給。
当社支店展開エリア 転入超過数 (△は転出超過)
*首都圏除く
(人)建築請負支店数
2017年 2018年 2019年
東京都 8 73,124
(95%)79,844
(96%)82,982
(99%)
埼玉県 4 22,181 24,652 26,654
神奈川県 2 17,514 23,483 29,609
千葉県 1 12,711 11,889 9,538
首都圏 15 125,530
(80%)139,868
(79%)148,783
(82%)
愛知県 3 5,710 3,112 △1,931
大阪府 2 1,136 2,388 8,064
京都府 1 △1,428 △2,536 △2,688
兵庫県 2 △5,947 △5,330 △6,038
三大都市圏 23 125,001 137,502 146,190
*カッコ内は20-39歳の転入超過構成比
(人)建築請負支店数
2017年 2018年 2019年
仙台市 1 1,399 1,979 1,349
名古屋市 2 3,750 1,868 3,415
京都市 1 △1,385 △1,273 △338
大阪市 1 9,453 12,081 13,762
神戸市 1 △2,168 △2,331 △831
岡山市 1 △1,268 △1,538 △1,989
広島市 1 △359 △661 △1,220
福岡市 1 6,986 6,138 8,191
補足2-7:エリア別貸家着工およびレオパレス21竣工数
-82-
(戸) 2017年度 2018年度 2019年度
北海道 21,052 19,535 15,625
東北 24,138 22,430 17,821
北関東 17,265 14,145 10,705
首都圏 148,557 140,539 122,971
北陸・甲信越 16,185 15,123 14,664
中部 39,736 40,567 34,460
近畿 58,442 58,058 50,912
中国 20,551 18,893 15,934
四国 9,097 7,865 6,797
九州・沖縄 55,332 52,938 44,620
全国 410,355 390,093 334,509
(戸) 2017年度 2018年度 2019年度
北海道 0 0 0
東北 258 314 26
北関東 220 128 50
首都圏 3,797 2,258 943
北陸・甲信越 24 0 36
中部 521 461 100
近畿 963 581 356
中国 456 282 259
四国 24 34 46
九州・沖縄 928 584 279
全国 7,191 4,642 2,095
*国土交通省「新設住宅着工統計」および社内資料より
エリア別 貸家新設住宅着工戸数 エリア別 レオパレス21竣工戸数
補足2-8:外国人留学生
-83-
外国人留学生数の推移
*独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)「平成30年度外国人留学生在籍状況調査結果」より
外国人留学生の在籍人数は年々増加傾向。2017年度は11.6%増、2018年度は12.0%増、2019年度は4.4%増。うち、民間宿舎・アパートを利用している留学生は約78%と、今後も賃貸需要が見込める。
留学生宿舎の状況 (2019年5月現在)
外国人留学生のうち、77.8%が民間宿舎・アパートを利用(+12,781人)
公的宿舎は公益法人・学校等が設置する留学生宿舎・一般学生寮等
民間宿舎・アパート242,77177.8%
公的宿舎69,44322.2%
161,145
184,155
208,379
239,287
267,042
298,980312,214
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
(人)