綾ユネスコエコパークの活動状況報告綾ユネスコエコパーク aya biosphere...
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2019年7月24日
綾町役場 ユネスコエコパーク推進室 河野円樹
綾ユネスコエコパークの活動状況報告
綾ユネスコエコパークAya Biosphere Reserve
• 綾ユネスコエコパーク 2012年7月 登録
=構成市町村=宮崎県:綾町 小林市 西都市 国富町 西米良村
※移行地域は綾町のみ
面 積: 14,580ha核心地域: 682ha緩衝地域: 8,982ha移行地域: 4,916ha
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021
ユネスコエコパークに正式登録
運営組織の在り方の検討
運営組織の設置、ルール作り
会議の手法の検討
保全管理計画の策定
各基本計画の策定
ああああああああああ
ユネスコへの報告書提出
評価と改善計画
↑定期レビューの作成準備
年度ごとの実施計画
に基づく実行
PDCAサイクルでの運営展開
綾ユネスコエコパーク運営の基本的スケジュール
生物多様性の保全核心地域拡張に向けた基礎調査の実施 2016年~
綾BR核心地域
682ha ⇒ 800ha(674)
拡充
拡充 拡充
教育・学術的研究支援綾ユネスコエコパークセンターの開設
2018年~
綾ユネスコエコパークセンター 展示室
展示室 サテライトオフィス エントランス
研修室 調理実習室 和室
綾ユネスコエコパークセンターの利活用2018年度の利用者数 8,266名
研修室31%
サテライト
オフィス4%
和室5%
調理実習室13%
試食室13%
その他
利用者数34%
綾ユネスコエコパークセンター利用状況
387
563
756697
788
989
844
966
465415
740656
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
綾ユネスコエコパークセンター
各月利用者数
生物多様性保全8%
学術・教育19%
地域づくり47%
その他26%
綾ユネスコエコパークセンター
目的別件数の割合
町内
町外~県内
県外~国内 国外
貸し館利用者数の地域別割合の状況
町内 町外~県内 県外~国内 国外
ふるさと・キャリア教育ガイドライン
・ 綾の人・物事を教育材料にして行う学習・ 体験活動の事前・事後活動の充実・ 15年間を見通した系統的・発展的な学習・ 学校支援ボランティア等とのさらなる連携・ 綾の未来と自分の生き方をつなげ、考えることをねらいとする学習
未来の綾町を担う人づくり
地域の中で体験する・浸る 地域について知る・伝える地域のために
貢献・課題解決する
地域とともに自分の未来を描く・結ぶ
綾町 ふるさとキャリア教育イメージ
小学1年綾の自然・季節を知る
小学2年綾の自然を楽しむ
小学3年綾の物事を知る綾の人を知る
小学4年綾の自然を追求する自分のことを知る
小学5年綾の産物を生産する自分のことを見直する
小学6年綾のよさを伝える自分ができることを考える
中学1年自然と共生する綾を探る綾の町づくりを探る1
中学2年綾の町づくりを探る2自分の未来を考える1
中学3年自分の未来を考える2綾と自分をつなげる
・町探検
・イモの収穫と活用
・町内施設見学・福祉施設見学・交流
・森の探検、水生生物調査・二分の一成人式
・米作り学習・新1年生との交流
・修学旅行
・農業、観光、福祉に関する調査
・宿泊体験学習(綾エコパークと霧島ジオパークの比較)
・綾人体験学習
・修学旅行(綾と京都の比較)・立志式
幼稚園・保育所綾の自然に浸る
・ネイチャーゲーム
With
For
About
In ・イモ収穫・公園散策
綾小学校・綾中学校ユネスコスクールとの連携
持続可能な資源の利活用と地域の経済発展ミツバチがつなぐ新たな里山づくり
綾ユネスコエコパークが抱える課題
• 総合的に財力、マンパワーが不足例)財政、頭脳、技能、人材、組織体制の不備
課題解決のためには・・・
専門家や事務職員が専従として働ける環境づくりをすすめ
知恵を出し、時間をかけてじっくり地域に寄り添った形で進めていくことが必要
• 地元住民・役場職員の関心、意識が低い⇒半世紀の間、強いリーダーシップのもと地域づくりが進められてきたため
地元住民に当事者意識が薄い
必ずしもMAB計画の求めるボトムアップ型の地域づくりが進められてきたわけではない
• 綾ユネスコエコパークセンターの利活用センターとしての独自の取り組みの充実や資料づくり、人材育成が必要