幼児用シャワーパン - lixil...幼児用シャワーパン 2 安全上のご注意...
TRANSCRIPT
幼児用シャワーパン取付説明書
取付けに先立って、この取付説明書をよく読み手順に従って 正しく取り付けてください。巻頭に「安全上のご注意」を掲載しています。必ず確認してから取り付けてください。
幼児用シャワーパン
1
もくじ
安全上のご注意 ……………………………………… 2表示マークについて……………………………………………………… 2
警告………………………………………………………………………… 2
注意………………………………………………………………………… 3
取付前の確認・注意 ………………………………… 4工具について……………………………………………………………… 4
給排水の設置位置………………………………………………………… 4
給水圧力…………………………………………………………………… 4
取付上の注意……………………………………………………………… 4
図面集 ………………………………………………… 5商品図……………………………………………………………………… 5
セット内容 …………………………………………… 6シャワーパン本体………………………………………………………… 6
排水関連…………………………………………………………………… 6
保護カバー………………………………………………………………… 6
説明書書類………………………………………………………………… 6
水栓部品…………………………………………………………………… 6
付属品……………………………………………………………………… 7
現場手配品………………………………………………………………… 7
別売品……………………………………………………………………… 7
取付手順 ……………………………………………… 8
取付方法 ……………………………………………… 91. 据付位置の墨出しを行う …………………………………………… 9
2. 給水給湯管を立ち上げる …………………………………………… 9
3. 排水管を接続する …………………………………………………… 9
4. シャワーパンを据え付ける ……………………………………… 11
5. 排水トラップを取り付ける ……………………………………… 12
6. 水漏れを確認する ………………………………………………… 13
7. 緩衝材を取り付け、シリコンを充てんする …………………… 14
8. 給水給湯管を接続する …………………………………………… 15
9. 水栓金具を取り付ける …………………………………………… 15
10.保護カバーを取り付ける(湯側クランク脚のみ) ……………… 15
幼児用シャワーパン
2
安全上のご注意
取
付
前
の
確
認・
注
意
図
面
集
セ
ッ
ト
内
容
取
付
手
順
取
付
方
法
安全上のご注意
表示マークについて
誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を次のマークで区別し、説明しています。
警告「取扱いを誤った場合に、使用者等が死亡または重傷を負う危険な 状態が生じることが想定されます。」
注意「取扱いを誤った場合に、使用者等が軽傷を負うかまたは物的損害 のみが発生する危険な状態が生じることが想定されます。」
お守りいただく事項の種類を次の絵表示で区分し、説明しています。
「注意しなさい!」(上記の『警告』、『注意』と併用して注意をうながす記号です。必ずお読みになり、記載事項をお守りください。)
「分解してはいけません!」
「してはいけません!」(一般的な禁止記号です。)
「指示通りにしなさい!」(一般的な行動指示記号です。)
「アース線を接続しなさい!」(アース線の接続を強制する記号です。)
警告
修理技術者以外の人は、絶対に分解したり修理・改造は行わないでください。※ 感電・火災の原因や、異常作動してケガをする恐れがあります。
ストーブやヒーター等、熱を発生させるものを近くに置かないでください。※ 変色や変形、火災を起こす恐れがあります。
上水道以外に接続しないでください。※ 腐食などによる破損、故障などの原因になります。
屋外には設置しないでください。また、屋内でも水がかかったり、表面に結露を生じるような湿気の多くなる場所に設置しないでください。※ 故障や腐食の原因になります。
傾斜のあるような壁面、振動の激しい場所には取り付けないでください。※ 取付けが不安定になり、落下して思わぬケガや死亡の恐れがあります。
水道工事は、関連する法令・規定にしたがって、必ず「有資格者」が行ってください。※ 漏水の原因になることがあります。
3
注意
取付説明書の指示通りに正しく取り付けてください。※ 誤った取付・設置はケガの原因となります。
取付完了後はシャワーパン本体の固定、ガタつきなどがないことを確認してください。※ ゆるみがありますと使用中に落下し、ケガをする恐れがあります。
排水器具の取付けおよび、給排水管の接続部分のシールは取付説明書にそって確実に行ってください。※ 漏水や蒸気がもれる恐れがあります。
商品にもたれたり、たたいたり、強い衝撃を与えたり、固いものをぶつけたり、冷水・熱湯等をかけたりしないでください。※ キズつき、破損、ケガの原因になります。
止水栓の調節と取付後の漏水点検を必ず行ってください。※ 漏水により家財等を濡らす恐れがあります。
酸性、アルカリ性および塩素系の洗剤類、ベンジン、シンナー、ラッカー、アルコール等の溶剤や油類、クレンザー等の粒子の粗い洗剤を使用しないでください。※ 変色や変形したり、排水パイプに穴があいて漏水する恐れがあります。
お客さまにお渡しするまでに凍結が予想される場合は、水を抜いておいてください。※ 凍結破損で漏水し、家財等を濡らす恐れがあります。
開梱後に不要になった梱包材は、速やかに処分してください。※ 木枠、釘または締付バンドなどでケガをする恐れがあります。また、ビニール袋などは、子供等がかぶって遊び、思わぬ事故の原因になる恐れがあります。
直射日光やスポット照明・殺菌灯等を当てないでください。必ずカーテン等でさえぎってください。※変色や変形の原因になります。
警告
水栓金具については、同梱の取付説明書を参照してください。
作業は手袋着用の上行ってください。FRP表裏面および金属部品等の端部は、取扱いにご注意ください。
取扱説明書および水栓金具に同梱されている取扱説明書は、お客さまに製品を正しく使用していただくための重要な書類です。取付作業完了後、お客さまの手元へ届くように建築工事責任者に依頼またはお渡しください。
4
安全上のご注意
取
付
前
の
確
認・
注
意
図
面
集
セ
ッ
ト
内
容
取
付
手
順
取
付
方
法
工具について
商品を取り付ける際に、一般的な工具(プラスドライバー、M12用/M16用スパナ、水平器など)に加え、以下の工具を用います。あらかじめご用意ください。
● トルクレンチ、トラップ取付工具 KG-TP3(A)*排水トラップ取付け用
給排水の設置位置
● 給排水管の取出位置は決まっていますので、必ず指定の位置に取り出してあることを確認してください。● 取出位置のずれは±10mm以内となっていることを確認してください。
給水圧力
給水圧力は、以下の条件を守ってください。 ● 最低必要水圧0.05MPa(流動圧)、最高水圧0.75MPa(静水圧)であること。 ● 給水圧力≧給湯圧力
取付上の注意
● 脚立などをシャワーパン内に立てないでください。* 破損の原因となるため。● シャワーパンの縁に重いものを乗せないでください。* 破損の原因となるため。●取付作業が終わるまで、段ボールなどで養生してください。*破損の原因となるため。● トーチランプの火を当てたり、火のついたタバコをシャワーパンに乗せないでください。* 破損や火災の原因となるため。● シャワーパン裏面はモルタルなどで埋め戻さないでください。* 破損の原因となるため。● シャワーパンの下端部で支えないでください。* 破損の原因となるため。
取付前の確認・注意
5
図面集
商品図
給排水位置
6
安全上のご注意
取
付
前
の
確
認・
注
意
図
面
集
セ
ッ
ト
内
容
取
付
手
順
取
付
方
法
セット内容*次の部品があることを確認する。
シャワーパン本体
シャワーパン本体(1個)
排水関連
排水トラップ(1式) 取付説明書取扱説明書
説明書書類
保護カバー
保護カバー(1個)
水栓部品
水栓金具同梱の取付説明書を参照する。
7
現場手配品
A4サイズのコピー紙 ひも(100cm以上) 緩衝剤 (シリコンのバックアップ材)
(適宜)
シリコン (適宜)
トラップ取付工具 KG-TP3(A) (1個)
付属品
十字穴付き皿頭小ねじ M4×2.5(真ちゅうワッシャ・化粧キャップ
付き)(6個)
脚固定用接着剤 EU-1(2K)(1個)
発泡スチロール栓 KG-TP13(1個)
点検口フタ(1個) シリコン(1本)マスキングテープ(1個)
別売品
排水フレキホース FHK-69-4 (1本)
脚固定用プレート NP-K1A-5 (1式)
8
安全上のご注意
取
付
前
の
確
認・
注
意
図
面
集
セ
ッ
ト
内
容
取
付
手
順
取
付
方
法
設備工事 シャワーパン設置 備考
1 据付位置の墨出し
2 給水給湯管の立上げ
3 排水管の接続
4 シャワーパンの据付け
5 排水トラップの取付け
6 水漏れの確認
7 緩衝材の取付け/シリコンの充てん
8 給水給湯管の接続
※ 相番工事が必要です。(ただし、一次側配管が立ち上げてあれば、シャワーパン設置後でも点検口から接続が可能です)
9 水栓金具の取付け
10 保護カバーの取付け (湯側クランク脚のみ)
部 シャワーパン工事 部 設備工事
*水栓金具の取付け・調整・点検は、水栓金具同梱の取付説明書を参照する。
取付手順
※ 相番工事が必要です。
排水管の取出し排水トラップと排水管の接続
シャワーパンの水平出しシャワーパンの移動排水トラップの分解
9
取付方法
1 据付位置の墨出しを行う
2 給水給湯管を立ち上げる
3 排水管を接続する
1 シャワーパンの据付位置を決める。
2 建築壁と床にレベル位置、排水口芯、給水給湯位置、脚位置、エプロン位置を墨出しする。 *シャワーパンの据付位置を決める際は、必ず壁面から3mm以上離した位置に決める。 *フローリング床などに設置する場合は脚固定用プレート(別売品)を準備する。
据付位置から給水管は340~370m、給湯管は340~350mm立ち上げる。
重要チェック
給水給湯管の立上位置を間違えない。
注意排水管および排水トラップは、必ず下記の手順に沿って取り付ける。*水漏れの原因となり、家財などを汚したり腐らせる恐れがあるため。
1シャワーパンの水平出しを行う
2シャワーパンを移動させる
トラップのケガキ位置を確認後、シャワーパンをいったん別の場所に移動させる。
※1
1
ボルト脚ロックナット
2
水平が出たら締め付けて固定する
水平器
ボルト脚
排水トラップ
トラップの取付位置を確認し、ケガキを入れる
※1
10
安全上のご注意
取
付
前
の
確
認・
注
意
図
面
集
セ
ッ
ト
内
容
取
付
手
順
取
付
方
法
3排水トラップを分解する
重要チェック
排水トラップと排水管の接続には着色塩ビ接着剤を使用する。
※2 水漏れチェック紙をはさむ
1 水漏れチェック紙(A4サイズのコピー用紙)(現場手配)
ひも(100cm以上)(現場手配)
テープでとめる
2
壁などにテープでとめる
排水トラップの下にチェック紙をはさむ
排水トラップ
チェック用紙
4排水管を取り出す
5排水トラップと排水管を接続する
商品図(→P5)に従って排水管(VP50)を取り出す。
1 ケガキに合わせ、排水トラップの上縁面がシャワーパン上面に対し約975mmの高さになるようレベル調整をする。
2 排水トラップを排水管に接続する。
※1
シャワーパン据付け高さにより変動するため注意する
目皿
Uパッキン
締付けフランジ
ワッシャー
トラップ本体
封水筒
封水椀
F.L
排水トラップ水漏れチェック紙
シャワーパン 上面より975mm
排水フレキホース(別売品)
※1
排水管
※2
11
4 シャワーパンを据え付ける
1排水トラップ接続の準備をする
シャワーパン本体の排水溝が排水トラップの位置に合うように注意しながら、静かに設置する。
1
1
2
2
3
2ボルト脚を接着する
Uパッキンゴミやほこりを取り除く
Uパッキンを挟み込む
コンクリート・タイル床の場合
フローリング床の場合
70mm以上
20m
m以上
脚固定用プレート(別売りオプション)
釘
ボルト脚位置に固定
70mm以上
20mm以上
125g以上
接着剤EU-1
12
安全上のご注意
取
付
前
の
確
認・
注
意
図
面
集
セ
ッ
ト
内
容
取
付
手
順
取
付
方
法
5 排水トラップを取り付ける
注意排水トラップは、必ず下記の手順に沿って取り付ける。*水漏れの原因となり、家財などを汚したり腐らせる恐れがあるため。
1
3
2
4
締付けフランジ
ワッシャー
Uパッキン
トラップの取付け方
封水筒
封水椀
トルクレンチ アタッチメント (KG-TP3A)
トルクレンチ
適正トルク50N・m
重要チェック
P13 6 水漏れ確認は手順 2 と 3 の間で行う。
ポイントパッキン/ワッシャー/フランジにゴミが噛んだり、付着しないように注意する。
* シャワーパン本体と締付けフランジの間にシリコンを充てんする。
目皿
締付けフランジ
13
※1 ボルト脚(5脚)を避けて水漏れチェック紙を取り出す
ボルト脚
水漏れチェック紙
1
2
6 水漏れを確認する
手順1で30分水を張った後にチェック紙を取り出し、水滴が垂れていないか確認する。
重要チェック ● すべての接続部分に水漏れがないか確認する。 ● 事前に3Lほどの水を用意しておく。
1排水トラップの穴をふさぎ、水を張る
2水漏れチェック紙を取り出す
※1
水漏れチェック紙
水張りレベル
発泡スチロール栓KG-TP13トラップの排水口
をふさぐ
30分以上張っておく
14
安全上のご注意
取
付
前
の
確
認・
注
意
図
面
集
セ
ッ
ト
内
容
取
付
手
順
取
付
方
法
取
付
方
法
7 緩衝材を取り付け、シリコンを充てんする
重要チェック
シャワーパンを据え付ける際は、必ず壁面から3mm以上離す。* シャワーパンの熱膨張により製品の破損や、タイルなどの壁材が破損する恐れがあるため。
すき間 3mm以上
すき間 3mm以上
*緩衝材とシリコンは現場手配。 ※1
壁仕上面
製品背面下端
緩衝材 (現場手配)
壁との クリアランス3mm以上
R5
※2
エプロン面
床仕上面
緩衝材
3mm以上
タイル床(エプロンを飲み込ませる)の場合
エプロン面
床仕上面
緩衝材
3mm以上
3mm以上
※3
壁仕上面
製品背面下端
緩衝材 (現場手配)
壁との クリアランス3mm以上
R15
※1
※2
壁仕上面
※3
壁仕上面
1515
8 給水給湯管を接続する
点検口を外し、給水給湯管を取り付ける。ソケット、接続する配管は現場手配。
9 水栓金具を取り付ける
水栓金具の取付けは、水栓金具同梱の取付説明書を参照する。
10 保護カバーを取り付ける(湯側クランク脚のみ)湯側クランク脚に保護カバーを取り付ける。
側面開放の場合 側面が壁に近接する場合
品番 PPB-0140(16041)