大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要...

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大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画基本構想策定業務 平成29年3月 ㈱アーバンデザインコンサルタント横浜事務所

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大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)

整備計画基本構想策定業務

報 告 書

平成29年3月

大 磯 町

㈱アーバンデザインコンサルタント横浜事務所

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目 次

1.業務の概要 …………………………………………… 1

2.既存資料・検討資料の収集整理 …………………………………………… 3

(1)上位・関連計画の整理 ………………………………… 3

(2)大磯町の漁業 ………………………………… 9

(3)大磯町の観光 ………………………………… 10

3.大磯港の現状と利活用状況 …………………………………………… 12

(1)大磯港の各種法的要件 ………………………………… 12

(2)現地調査 ………………………………… 14

(3)大磯港の利用状況 ………………………………… 16

(4)駐車場の利用状況 ………………………………… 18

(5)路線バスの運行状況 ………………………………… 19

(6)大磯港周辺の交通状況(交通量調査) ………………………………… 20

4.事例調査 …………………………………………… 40

(1)みなとオアシスの事例 ………………………………… 40

(2)広場スペースを利用したファーマーズマーケット …………………………… 43

(3)みなとオアシスにおける食品の加工販売 ………………………………… 45

(4)冷凍技術等 ………………………………… 46

5.マーケティング調査 …………………………………………… 47

(1)大磯港利用者アンケート ………………………………… 47

(2)めしや大磯港の運営状況等 ………………………………… 55

(3)みなとオアシス(賑わい交流施設)利用者数の想定 ………………………… 57

6.補助金等の整理 …………………………………………… 59

(1)水産庁関連補助制度 ………………………………… 59

(2)国土交通省関連補助制度 ………………………………… 60

(3)民間支援等 ………………………………… 61

7.PPPの可能性の検討 …………………………………………… 63

(1)指定管理方式とPFI方式の比較 ………………………………… 63

(2)PPP導入の事例 ………………………………… 66

(3)PFI事業における補助金等の交付について ………………………………… 67

(4)管理・運営主体の募集方式について ………………………………… 67

8.基本構想 …………………………………………… 68

(1)「みなとオアシス事業」の概要 ………………………………… 68

(2)整備の目的と整備コンセプト ………………………………… 69

(3)みなとオアシスエリアの設定 ………………………………… 70

(4)みなとオアシスにおける事業の展開イメージ ………………………………… 72

(5)賑わい交流施設への導入機能と規模 ………………………………… 77

(6)整備イメージ ………………………………… 84

(7)動線計画 ………………………………… 91

(8)事業スキーム ………………………………… 94

(9)みなとオアシス申請書の作成等 ………………………………… 96

資料編

【資料1】大磯港みなとオアシス整備事業推進会議会則及び会員名簿

【資料2】大磯港みなとオアシス整備事業推進会議・同作業部会会議資料及び議事概要

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1.業務の概要

(1)委託業務の名称

大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

(2)受託業者

㈱アーバンデザインコンサルタント 横浜事務所

(3)履行期間

平成28年6月29日 ~ 平成29年3月17日

(4)業務の目的

本業務は、大磯港に「賑わい交流施設」を整備し、大磯港及び周辺エリアを「みなとオアシス」

として国に申請するため、施設整備等に関する検討を行い、施設整備の目的や基本理念及び基本方

針を示すとともに、施設イメージを共有するためのプランやイメージ図作成などを盛り込んだ基本

構想の策定を行うことを目的とします。

(5)業務の対象

対象エリア:大磯港みなとオアシスエリア及びみなと下町エリア一帯

みなと下町 海水浴場隣接

漁港と周辺

西岸壁隣接 西岸壁

中央岸壁

賑わい交流施設

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(6)業務の概要

本業務では、次のような検討を行い、それらを踏まえて基本構想の作成を行います。

(7)関係者等との打合せ

○町産業観光課みなと推進係

○漁業協同組合

○国土交通省、神奈川県など

(1)既存資料・検討資料の収集整理

○基礎データの収集・整理

○大磯港の各種法的要件の整理

○関連計画等の整理

(2)現地調査

○大磯港の利活用現況

○道路、駐車場、交通量等の調査

(3)マーケティング調査

○来訪者アンケート

○レストランの利用状況

○集客予測

(4)基本構想の作成

○整備コンセプトの整理

○機能及び規模の算定

○施設配置・動線計画

○施設利用計画

○平面図・立面図・イメージパース

○概算事業費及び収支検討

○施設整備・運営に係るPPP/P

FI導入可能性検討

○事業実施スキームの検討

○みなとオアシス申請書の作成

(6)推進会議の運営

(6)推進会議の運営

(5)事例整理

○ハード事例(交流施設、港湾施設等)

○ソフト事例(運営方法、加工技術等)

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2.既存資料・検討資料の収集整理

(1)上位・関連計画の整理

① これからの大磯町(2016年 3月)- 大磯町第四次総合計画後期基本計画(2016-2020)

《まちの将来像と基本理念》

後期基本計画では、まちの将来像を

「紺碧の海に緑の映える住みよい大磯」

とし、大磯町の美しい自然と由緒ある歴史、文化に恵まれた大磯を愛し、誇りを持つことにより、

さらに住みよいまちづくりをめざしています。

また、まちの将来像の実現に向け、「自然とくらしの共生」、「手づくりと創造」の2つの基本理

念を掲げ、まちづくりを進めていくものとしています。

《土地利用》

これまで築き上げてきた良好な居住空

間など、地域ごとの特性を生かし、豊かな

自然環境と共生した土地利用を進めてい

くため、次の3つのゾーン区分を行ってお

り、今回の対象エリアは「文化レクリエー

ションゾーン」に位置づけられます。

《重点プロジェクト》

後期基本計画の目標実現に向け、今後重点

的に取組むべき4つのプロジェクトを『花・

鳥・風・輪(かちょうふうりん)』という言葉

で表現しています。これらは、「交流人口の増

加と定住人口の安定化」を目標に掲げ、交流

人口の増加から地域産業の活性化や定住人口

の増加につなげていくことを目指していま

す。

『花プロジェクト』の重点事業の一つとして「大磯港みなとオアシス事業による交流の推進」が

挙げられており、来訪者へ魅力となる情報を提供し、町の交流拠点となる施設の整備を行い、地域

活性化を促進するとともに、漁業を中心とした第1次産業の活性化による「6次産業化」の推進を

目指しています。

《文化レクリエーションゾーン》

海岸線一帯は海浜レクリエーション地域とし、海と親しめる憩いの場や民間施設との連携な

ど、町民の余暇や観光資源として機能の充実を図ります。

また、運動公園や城山公園などを中心に一体的な活用を図ることにより、歴史、文化、スポ

ーツなど、やすらぎやゆとりのある、ふれあい交流空間としての土地利用を図っていきます。

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② まちづくり基本計画(2006年 3月)

まちづくり基本計画は、土地利用・まちづくり(都市づくり)分野の大磯町らしさを表す基本計

画として、平成 18年 3月に策定されました。

《将来都市構造》

大磯港を含めた海浜地と東部・

西部にまたがる大磯城山公園・大

磯運動公園周辺を「文化レクリエ

ーションゾーン」と位置づけてい

ます。

《地域別構想》

本計画の対象地域を含む「大磯

地域」の地域づくりの目標として

「自然と歴史・文化を受け継ぐ住

む人にも訪れる人にも魅力的なま

ち」が掲げられています。

また「大磯港・海岸地区」は、

重点地区として、「自然とふれあえ

る場としての海岸の整備と活用」

を目標とし、右図の方針が設定さ

れています。

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③ 大磯町景観計画(2009年 3月)

大磯町は、高麗山、鷹取山などの山並みや小淘綾の浜などの海に象徴される豊かな自然と、旧

東海道松並木、鴫立庵を始めとする先人が残した歴史・文化遺産を多く有し、それとともに町民

の日々の営みが積み重ねられ、「美しさ」「うるおい」「やすらぎ」「ゆとり」といった心象を

投影する大磯固有の景観を保全するため、景観法に基づく景観計画を策定しています。

《全町の景観形成方針》

《大磯港・海岸景観形成重点地区》

景観計画区域の中で、特に自然的、歴史

的な特徴を持ち、景観資源が集積するな

ど、積極的に良好な景観の形成を推進して

いく必要がある地区を「景観形成重点地

区」に指定し、良好な景観形成のモデルと

していくものとしており、大磯港周辺は

「大磯港・海岸景観形成重点地区」に指定

されています。

景観形成重点地区では、一般地域とは

異なる独自の景観形成基準が設定され

ており、壁面後退距離や建築物等の色彩

基準等が設定されています。

■景観形成方針

■景観形成基準(抜粋)

前面道路の境界線からの後退距離 隣地境界線からの後退距離

壁面後退距離 1.5m以上 0.7m以上

色相 明度 彩度

建築物の屋根の色彩

5YR~5Y 5以下 6以下

上記以外の有彩色 5以下 2以下

無彩色 8以下 -

建築物の壁面、工作物の

色彩

5YR~5Y

3以上 9以下

3以下

上記以外の有彩色 2以下

無彩色 -

自動販売機の外装の色彩 10YR 6 1

5Y 7.5 1.5

町民が愛着と誇りを基に自ら創りだす、

豊かな自然に歴史と文化が薫る美しい景観のまち 大磯

緩やかな弧を描く海岸線とクロマツ林の白砂青松の景観を保全し、

大磯丘陵の緑と調和した港景観を創出します

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④ 大磯港活性化整備計画(2007年)

神奈川県は、平成 19年度に平成 20~29年度を事業期間とする「大磯港活性化整備計画」を策定

しています。

《目標と方針》

自然、歴史、文化などの資源を活かした、地域活性化の拠点となる港を目指す

1 良好で快適な港空間の創造

港内を回遊する遊歩道や休憩施設を整備し、緑化を推進することで、憩い、集えるスペースを

確保し、良好で快適な港湾環境を提供します。

2 地域活性化に向けた基盤整備

港湾管理事務所や漁業協同組合事務所などの建物を集約して土地の有効活用を図り、地域活性

化のための交流拠点施設として整備することで賑わいを創出します。

3 自然、歴史、文化の資源を活かしたみなとづくり

アオバトの集団飛来地として県の天然記念物に指定されている「照ヶ崎」へのアクセス改善及

び適切な休憩・展望施設の設置や、「日本海水浴場発祥の地」を背景とした、近接する海水浴場

の適切な利用と保全、地域のシンボルにふさわしいデザイン灯台の設置など、周辺の自然、歴史、

文化的な地域資源と調和したみなとづくりを心がけます。

《活性化整備計画図》

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⑤ 大磯町新たな観光の核づくり基本計画(2014年 8月)

大磯地域(大磯町)は、平成 25 年 2 月に神奈川県の「新たな観光の核」としての認定を受け、

「三つの舞台を中心にニューツーリズムによる日本一の保養地再生」を計画的に推進するため、

2020年を目標とする基本計画を策定しました。

《事業の概要》

明治時代、大磯が本来有している保養地としての素

地に「海水浴場」と「禱龍館」の要素を付け加え、保

養地のまちづくりが行われました。この保養地として

の素地は現代も受け継がれており、認定事業はこれを

再び生かし、そして、新たに「健康」と「食文化」の

要素を付け加えることで、新たな保養地のまちづくり

を行います。

《目標を達成するために行う取組み》

「大磯港賑わい交流施設の整備」は、先の目標を達成するための具体的取組みの一つに挙げられ

ており、その内容は以下のようになっています。

取組内容 計画期間

1 概要

神奈川県が策定した大磯港活性化整備計画に位置づけられた港湾管理事

務所や漁業協同組合事務所の建替えにあわせ、多目的スペース、飲食店、

物販店、休憩施設や情報提供施設等を整備し、350台規模の駐車場を活用す

る大磯港の「みなとオアシス化」を図ります。

《その他施策》

・ウェルネスやビーチスポーツ等、滞在リゾート機能の付加の検討

・海水浴場周辺の砂浜との連携

・照ヶ崎海岸周辺との連携

2 実施主体

大磯町漁業協同組合、大磯町、神奈川県、農林水産省、国土交通省、大

磯港みなとまちづくり協議会、大磯町商工会、大磯町観光協会、湘南農

業協同組合など

3 年度別計画

H25年度 H26年度 H27年度 H28年度~

H26~H32

賑わい交流施

設の検討

整備の

方向性の決定

港を中心とし

たエリアの

再生・利活用

整備

賑わい交流施設整備

基本・実施設計

港を中心としたエリアの

再生・利活用実施

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⑥ 浜の活力再生プラン(2015年)

大磯町漁業協同組合と大磯町で構成する「大磯町地域水産業再生委員会」は、「港の賑わいを活

用した6次産業化」と「生産基盤の強化と漁協合併による経営基盤強化」を目指し、「浜の活力再

生プラン」を策定しています。

《課 題》

漁獲量の減少や魚価の低下に加え、燃料費高騰などにより、漁業者の経営状況は厳しく、また漁

業者の高齢化に伴い、後継者や人手不足も顕在化しており、組合員数の減少対策が課題となってい

ます。

港にある荷捌き施設や漁協事務所等の施設は、建設後 40 年以上が経過し、老朽化や塩害による

変状が著しく、建替えが必要となっています。また、製氷施設や遊漁船利用者の休憩施設など、施

設拡充の必要性も指摘されています。

《基本方針》

1 港の施設整備に向けた取組み(荷捌き施設、加工・直売所等)

→老朽化が著しい荷捌き施設等の改修及び港の賑わいを活用した漁業所得向上策として、加工・直

売・魚食普及施設などの6次産業化に関する取組みを拡大していくための施設整備を検討しま

す。

2 流通・販路拡大の取組み(直売事業の拡大)

→現在、港で行われている直売を拡大するため、朝市開催日の増加や常設直売所の整備を検討しま

す。また、出荷量の調整や活魚による出荷が行えるよう、活魚水槽の利用も検討します。

3.高付加価値化への取組み(加工事業の拡大)

→シラス、開き、丸干しなどの加工品の生産拡大に取組みます。

4.漁獲量の拡大に向けた取組み(わかめ・こんぶ養殖)

→漁獲量が低下する冬場の新たな収入源として、漁業者の経営安定化の取組みを行います。

5.観光との連携(港の賑わい創出)

→大磯港に計画される賑わい交流施設と連携し、地元水産業に関する情報発信機能を兼ね備えた休

憩所の整備を検討します。

6.漁協合併に向けた取組み

→漁協の組織及び経営基盤強化のため、大磯町漁協と二宮町漁協との合併に向けた協議を進めま

す。

収入向上策:港の賑わいを活用した6次産業化

コスト削減策:生産基盤の強化と、漁協合併による経営基盤強化

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(2)大磯町の漁業

○神奈川県の魚介類消費動向調査結果を見る

と、消費実態において魚介類の消費が年々

低下していることが伺えることからも、消

費者の魚離れが、漁業の経営を圧迫してい

るとも言えます。

○あわせて、不安定な漁獲量や安価な卸売が

漁業の継続を困難にしていることから、6

次産業化(※)による地産地消型漁業に転

換していくことが求められています。

(※)「6次産業」とは、1次産業(農業・漁業など)

×2次産業(加工業など)×3次産業(サービ

ス業など)が一体となった概念をいう。

○現在、大磯町漁協で水揚げされる

魚種としては、さば類が約6割を

占めており、その他、あじ類やい

わし類が中心となっています。

○大磯町漁協と二宮町漁協の合併

(平成 29 年 4 月 1 日)により、

「大磯二宮漁業協同組合」として

基盤強化を図るとともに、会員数

の増加に伴い、安定した漁獲量の

確保と魚種の増加が期待されて

います。

■漁種別漁獲量(資料:神奈川県農林水産

統計年報 H26-27)

【単位:トン】

■漁獲量の推移(資料:大磯町漁業協同組合)

漁獲量は 200 トンから 400 トンで推移

■大磯地域の漁業就業延べ人数(資料:浜の活力再生プラン)

■神奈川県の1世帯あたり消費額の推移

(資料:神奈川県消費実態調査)

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(3)大磯町の観光

○大磯の観光客(年間 80~90万

人程度)の多くは日帰り客で

あり、宿泊客は全体の 15%程

度にとどまっています。

○また、観光消費額は、東日本

大震災の影響で平成 23 年度

に大きく落ち込んだものの、

それ以降は増加傾向にあり、

平成 27年度では約 16億円、

うち宿泊費が約 65%、飲食費

が約 25%を占めています。

○JR大磯駅における乗車人員

の推移を見ると、この 10年間

で普通乗車券利用が約5%、

定期券利用が約 12%増となっ

ており、居住者・来訪者とも

に増加していることが想定さ

れます。

■観光客数の推移(資料:「入

込観光客調査」神奈川県観

光振興対策協議会)

■観光消費額の推移(資料:

「入込観光客調査」神奈川

県観光振興対策協議会)

■JR大磯駅の乗車人員の

推移(資料:大磯駅)

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○1年のうち観光客が最も多い月は、海水浴シーズンの8月で、宿泊客約2万人、日帰り客約 19

万人となっている。また、大磯海水浴場の利用者数は、多い年で約 12 万人、少ない年で約5万

人と夏場の天候等に大きく影響を受けて変動が大きく、一方で、その他施設の年間利用者数は、

概ね1~2万人程度となっており、観光客の増加を図るためには、海水浴シーズン以外の誘客が

カギになると考えられます。

○大磯港で毎月第3日曜日に開催される「大磯市」は、近隣の生産者マーケットとクラフトやフー

ドなど 180店舗近くが大磯港に集まる神奈川県下最大の市であり、マチナカの店舗等で行われる

企画やワークショップが連携し、徒歩や自転車で一日散策を楽しんでもらえるイベントへと広が

ってきています。来場者数も1回あたり 4,000人前後と賑わっています。

■観光施設利用者数の推移

(資料:「入込観光客調査」

神奈川県観光振興対策協

議会)

■H27月別観光客数の推移

(資料:「入込観光客調査」

神奈川県観光振興対策協

議会)

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3.大磯港の現状と利活用状況

(1)大磯港の各種法的要件

当該エリアには、準工業地域の用途地域のほか、臨港地区が指定されており、「港湾の臨港地区

内の分区における構築物の規制に関する条例」によって、建築可能な施設が制限されています。

項 目 指定内容 項 目 指定内容

地域 地区

用途地域 準工業地域 道路 斜線

勾配 1.5

臨港地区

商港区 4.5ヘクタール

漁港区 1.3ヘクタール

合 計 5.8ヘクタール

※「港湾の設置及び管理等に関す

る条例」(神奈川県)による利

用制限あり

適用距離 20m

隣地 斜線

勾配 2.5

立上げ 31m

高度地区 最高限第2種(15m)

※運用基準による適用除外あり 日影

規制

制限を受け

る建築物 高さ10m超

建ぺい率/容積率 60/200 平均地盤面

からの高さ 4m

防火指定 法22条地域 (屋根や外壁に不燃材料を使用) 日影時間 5時間-3時間

バリアフリー 神奈川県みんなのバリアフリー

街づくり条例 景観計画

大磯港・海岸景

観形成重点地区

■臨港地区の指定区分と建築可能な施設

・港湾施設(危険物置場、貯油施設を除く) ・海上運送業、倉庫業、観光事業等の事務所 ・海事に関する理解を高めるための展示・研修施設

・トラックターミナルなどの流通業務施設 ・港湾関係者の休泊所、福利厚生施設 ・警察署や消防署など官公署の事務所 ・港湾の旅客や事業者の利便に供する金融機関などの店舗、宿泊施設、商店、飲食店、給油施設等

・港湾施設 ・漁船の係留施設、給水施設、修理施設 ・水産物の卸売市場、荷捌き施設 ・水産物の保管・加工処理に必要な施設 ・漁業関係者の休泊所、福利厚生施設 ・漁協等の事務所 ・海事に関する理解を高めるための展示・研

修施設 ・警察署や消防署など官公署の事務所 ・日用品、船用品、水産物の販売を主たる目

的とする商店や飲食店などの便益施設

商港区

漁港区

「港湾の設置及び管理等に関する条例」(神奈川県)

※港湾の施設に構築物を設け、又は区域を画して一定の

期間、独占的に利用する場合は、知事に「専用利用の

承認」を受ける必要があります。(第 5条)

※「専用利用の承認」の期間は、5ヵ年以内とされてい

ます。(第 7条)

※「専用利用の権利」は、知事の承認がなければ譲渡す

ることはできません。(第 10条)

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《港湾の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例》

区 分 構築が可能な施設

商港区

港湾施設

・水域施設(航路、泊地及び船溜り)

・外郭施設(防波堤、防砂堤、防潮堤、水門、閘門、護岸、堤防、突堤、胸壁)

・係留施設(岸壁、係船浮標、係船くい、桟橋、物揚場、船揚場)

・臨港交通施設(道路、駐車場、橋梁、鉄道、軌道、運河、ヘリポート)

・航行補助施設(航路標、船舶入出港のための信号・照明・港務通信施設)

・荷捌き施設(固定式荷役機械、軌道走行式荷役機械、荷捌き地及び上屋)

・旅客施設(旅客乗降用固定施設、手荷物取扱所、待合所、宿泊所)

・保管施設(倉庫、野積場、貯木場、貯炭場)

・船舶役務用施設(船舶のための給水施設、給油施設及び給炭施設、船舶修理施設、

船舶保管施設)

・港湾公害防止施設(汚濁水浄化のための導水施設、公害防止用緩衝地帯など)

・廃棄物処理施設(廃棄物埋立護岸、廃棄物受入施設、廃棄物焼却施設、廃棄物破

砕施設、廃油処理施設など)

・港湾環境整備施設(海浜、緑地、広場、植栽、休憩所など)

・港湾厚生施設(船舶乗組員及び港湾労働者の休泊所、診療所など)

・港湾管理施設(港湾管理事務所、港湾管理用資材倉庫など)

・移動式施設(移動式荷役機械、移動式旅客乗降用施設)

・海上運送事業、港湾運送事業、倉庫業、道路運送事業、貨物利用運送事業、観光事業そ

の他知事が指定する事業を行う者の事務所

・海事に関する理解の増進を図るための展示施設、会議場施設、研修施設その他の共同利

用施設

・港湾利用の高度化を図るための情報処理施設、電気通信施設、その他これに類するもの

として知事が指定する施設

・港湾の流通機能の高度化を図るためのトラックターミナル、卸売市場その他の流通業務

施設

漁港区

港湾施設

・外郭施設(防波堤、防砂堤、防潮堤、水門、閘門、護岸、堤防、突堤、胸壁)

・臨港交通施設(道路、駐車場、橋梁、鉄道、軌道、運河、ヘリポート)

・航行補助施設(航路標、船舶入出港のための信号・照明・港務通信施設)

・港湾公害防止施設(汚濁水浄化のための導水施設、公害防止用緩衝地帯など)

・廃棄物処理施設(廃棄物埋立護岸、廃棄物受入施設、廃棄物焼却施設、廃棄物破

砕施設、廃油処理施設など)

・港湾環境整備施設(海浜、緑地、広場、植栽、休憩所など)

・港湾厚生施設(船舶乗組員及び港湾労働者の休泊所、診療所など)

・港湾管理施設(港湾管理事務所、港湾管理用資材倉庫など)

・漁船のための係留施設、燃料補給施設、給水施設、給氷施設

・漁船の修理施設、造船施設及びその附帯施設

・水産物の卸売市場、その他水産物の荷捌きに必要な施設

・漁舎、魚干場、その他水産物の処理に必要な施設

・冷蔵倉庫、その他水産物の保管に必要な施設

・製氷工場、冷凍工場、その他水産物加工工場及びその附帯施設

・網干場、網倉庫、その他漁具の補修又は保管に必要な施設

・漁業関係者のための休泊所、診療所、その他知事が指定する福利厚生施設

・水産業者、水産業協同組合、その他知事が指定する法人その他の団体及び事業者の事務

・海事に関する理解の増進を図るための展示施設、会議場施設、研修施設その他の共同利

用施設

・管区海上保安本部、警察署、その他知事が指定する官公署の事務所

・日用品、船用品、水産物の販売を主たる目的とする商店並びに飲食店、その他知事が指

定する便益施設

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(2)現地調査

① 漁協施設

○大磯町漁業協同組合(以下「漁協」という。)の建物の老朽化が目立ち、表面のコンクリートが

剥落し、鉄筋が露出するなど危険な状態が見受けられます。

○現在は市場機能を有しておらず、水揚げされた魚(定置網を中心に年間漁獲量 200~400 トンで

推移)はトラックで小田原の魚市場に出荷されています。

○建物1階部はピロティ状になっており、冷蔵庫や倉庫等の施設が設けられています。

○漁協の組合員の多くが遊漁船経営を兼業しており、漁協施設の前には仮設的に遊漁船の受付が置

かれています。また、しらす加工所もプレハブ建屋で営業されています。

○平成 19年に「大磯港活性化整備計画」をまとめ、平成 21年度に大磯町が大磯港の指定管理者に

なるとともに、神奈川県を中心に「みなと振興計画(社会資本整備計画)」に基づいた事業に着

手しています。

コンクリートが剥離し、鉄筋が露出する漁協施設

建屋1階に設置された冷凍庫や倉庫

仮設的に設けられた夕漁船受付やしらす加工施設

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15

西湘バイパス下の第1駐車場 第2駐車場のゲート

西岸壁の先に広がるアオバト飛来地

港湾管理事務所

港湾管理事務所屋上から見た漁船泊地

西荷捌き地(砕石置き場)

緑の空間が広がる東荷捌き地 ポートハウスてるがさき

種 類 名 称 数 量

水域施設 泊地 36,570㎡(-4m~5m)

漁船泊地 11,440㎡(-3m)

外郭施設 西防波堤 228m

東防波堤 349m

西防波護岸 315m

東防波護岸 74m

漁港突堤 60m

漁港波除堤 21m

西護岸 25m

中央護岸 65m

係留施設 西岸壁 180m(-5m/耐震)

中央岸壁 85m(-5m/耐震)

東岸壁 80m(-5m/耐震)

漁船物揚場 89m(-3m)

漁船船揚場 120m

臨港交通施設 臨港道路 1,600m

臨港橋梁(オンランプ) 144m(耐震)

臨港橋梁(オフランプ) 42m(耐震)

臨港道路附属駐車場 4,153㎡(114台)

荷捌き施設 西荷捌き施設 5,587㎡

漁船荷捌き施設 2,382㎡

漁港環境整備施設 東緑地 2,127㎡

保管施設 野積場(駐車場) 8,070㎡(239台)

(資料:大磯港 港湾台帳 施設位置図(H27.3.31)より)

② 港湾施設

現在の港湾施設は次のようになっています。

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(3)大磯港の利用状況

《大磯海水浴場(北浜海岸)》

○かつて 50万人程度あった大磯海水浴場の利用者は、平

成 23年度には5万人程度まで減少していましたが、ビ

ーチテニスコートを常設するなど、新たな利用者の開

拓が進み、近年は 10万人前後まで増加しています。

○大磯の温暖な気候を考えると、夏季の海水浴場だけで

なく、さまざまなビーチスポーツやマリンスポーツ、

フードコートなどによる、通年型のビーチリゾートの

開発を目指す必要が指摘されています。

○現在、神奈川県により大磯海水浴場の西南端に津波避

難タワーが建設されています。

《大磯港港湾管理事務所》

○大磯港港湾管理事務所は、昭和 47 年に建てられた、地上2階

建て、鉄筋コンクリート造の建物(建築面積 約 155㎡、延床

面積 約 332㎡)であり、2階部分は管理事務所の事務室及び

会議室として利用されていますが、1階部分は主として車庫や

倉庫となっています。

○平成 30年度末まで、大磯町が指定管理者となっています。

○平成 26年度には、神奈川県で

港湾管理事務所の機能拡充の

検討が行われています。

ビーチテニス

津波避難タワー完成予想図

《機能拡充する施設に求められる主な機能》

① 港のPR機能(多目的スペース、展示コーナーなど)

② 漁業関係施設との連携による町民と来訪者の交流機能

(多目的広場・緑地、休憩施設、多目的スペースなど)

③ 港と地域の情報発信機能(多目的スペース、展示コーナー

など)

大磯港港湾管理事務所

■海水浴場利用者数の推移(資料:神奈川県海水浴場利用者数調査)

大磯海水浴場

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《大磯市・その他》

○平成 22 年からスタートした大磯市は、大磯港を舞台とする重要なイベントであり、毎月第3日

曜日に開催されます。大磯市は、大磯町観光協会やNPO法人大磯だいすき倶楽部、大磯町漁業

協同組合など、9つの団体で構成される「大磯市実行委員会」により運営されています。

○7月から9月は夜市(17:00~20:30)、その他は日中(9:00~14:00)に実施されており、毎回 180

店舗程度の出店があり、来場者は4~5千人、年間で5~6万人の来場があります。

○マチナカの店舗等で行われるイベントやワークショップ等と連携し、様々な世代の人たちのチャ

レンジの場として位置づけられており、新たなまちの回遊を創出しています。

○通路部分には店舗が建ち並ぶほか、東緑地ではステージイベントが行われ、多くの人が緑地内に

シートを敷いて、食事をしたり、ステージ鑑賞を行っています。

○岸壁では、朝早い時間から釣りを楽しむ人も多く見られるなど、港ならではの活用が行われてい

ます。

○太平洋岸自転車道が西湘バイパスに沿って不動川下流まで整備

(2.5km)され、二宮町方面への延伸整備が進められています。

ポートハウスてるがさきにサイクルポート(自転車駐輪・貸出

拠点)が併設され、自転車を利用した回遊拠点となっています。

みなと下町エリア内及び国道1号(旧東海道)に沿って明治・

大正時代の雰囲気を今にとどめる旧別荘地、県立大磯城山公園

など、社寺・史跡・老舗等が多く見られ、中高年やファミリー

層など幅広い年齢層に利用される回遊散策コースとなっていま

す。

多くの人で賑わう大磯市

ポートハウスてるがさきのレンタ

サイクル

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(4)駐車場の利用状況

現在の駐車場は、第 1駐車場(114台)と第2駐車場(239台)、計 353台があり、午前4時から

午後 10時(ただし、10月~3月は午前5時から)まで利用できます。

平成 23年度以降、駐車場の利用台数及び利用料金ともに増加し、平成 27年度は駐車台数が約9

万台(うち小型・普通自動車が約 99%を占める)、利用料金が約 6,800万円となっています。

駐車時間別に見ると、1年を通して3時間超が約3~5割を占めていることから、海水浴客に限

らず長時間駐車が多いと言えます。

月別利用台数のデータから、平日及び休日1日あたりの駐車台数を算定すると、下のグラフのよ

うになり、平成 27 年度のうち最も利用の多い8月では、平日が 384 台/日、休日が 683 台/日と

なり、休日は約2回転していることになります。

※平日:休日=1,987台:4,773台≒1:2.4

【第1駐車場】

普通車のみ

(114 台)

【第2駐車場】

普通車・大型車・二輪車

(239 台)

区 分 時間料金 上限料金

(1日あたり)

普通自動車 310 円 1,020 円

大型自動車 620 円 2,060 円

原付・自動二輪車 160 円 520 円

満車台数 353 台

(台)

■駐車場利用台数・利用料金の推移(資料:大磯町)

(注)小型・普通、大型、自動二輪合計

■月別利用台数を基にした日平均利用台数推計(資料:大磯町) ■駐車時間(資料:大磯町)

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また、大磯町で行った駐車場利用車のナンバープレート調査(H28.8)の結果、神奈川県下が約

55%、東京都下が約 27%となっており、特に湘南ナンバーが約3割を占めています。また、圏央道・

さがみ縦貫道の開通や国道 134号の4車線化により、北関東方面等からの利用者なども増加し、利

用圏域が拡大していることが伺えます。

今後、賑わい交流施設利用者(購買・飲食等)等に対する駐車料金減免等も考える必要がありま

す。

(5)路線バスの運行状況

対象地周辺の路線バスの運行系統は下図のとおりです。大磯港(賑わい交流施設)からの最寄り

のバス停は「さざれ石」と「消防署前」ですが、平日のみ各方向1本/時間の運行(土・休日は朝・

夕各2本程度)となっています。

■駐車場利用ナンバープレート調査(資料:大磯町)

(注)H28.8の満車時

2日間の調査より

湘南大磯住宅循環

二宮駅

西公園前

国府津駅

小田原駅 (二宮駅・国府津駅)

平塚駅

大磯港(賑わい交流施設)

(国道1号)

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(6)大磯港周辺の交通状況(交通量調査)

① 調査日時

○調査日

・平成 28年 9月 15日(木) 天 候:曇り

・平成 28年 9月 22日(木・祝) 天 候:雨時々曇り

○調査時間帯

・7:00~19:00(12時間調査)

② 調査地点

・右図のとおり

③ 調査項目

a.自動車交通量調査

調査地点において通過した車両の台数を方向別、時間別、車種別にカウンターを用いて調査し

た。集計は1時間毎としました。

車 種 分 類 表

車 種 ナンバープレートの車頭番号

乗用車 3・5・7

バ ス 2

小型貨物車 4・6

大型貨物車 0・1・9

二輪車 自動二輪(原付含む)

※ 車頭番号が8の車両、自衛隊車両、外交官用車両等は、形状で判断し、該当する車両に入れて

調査しました。

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④ 自動車交通量図

【平日/調査地点A】

平日/12 時間交通流動

平日/ピーク時交通流動

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【平日/調査地点B】

平日/12 時間交通流動

平日/ピーク時交通流動

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【休日/調査地点A】

休日/12 時間交通流動

休日/ピーク時交通流動

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【休日/調査地点B】

休日/12 時間交通流動

休日/ピーク時交通流動

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⑤ 考察

○今回の調査は、下図のA、Bの2つの交差点において港湾エリアに出入りする交通量の測定を行

いました。

○その結果、平日のA交差点(a-a’)の断面交通量は 280 台/12h、B交差点(b-b’)の断

面交通量は 404台/12hとなっており、A交差点では砕石を搬出する大型トラックがその多くを

占めています。一方、B交差点では、漁協関係者の他、めしや大磯港の利用者も多く、ピーク時

の 12時~13時には、1時間に 64台の出入りが見られました。

○休日は、A交差点の車の出入りはほとんどなく、B交差点では雨天にも関わらず 278台/12hの

車が出入りしており、めしや大磯港の利用者が多くを占めています。

○ちなみに、平成 22 年に行われた交通センサスの結果を見ると、国道 134 号(ポイントC、D)

における平日 12時間の断面交通量は2万台程度あることから、平成 27年3月に完成供用(平塚

~大磯)した国道 134号の4車線化によって、江の島入口と西湘バイパスICまで4車線道路で

結ばれたことになり、賑わい交流施設の整備によって、さらに交通量の増加も期待されます。

自動車(台) 大型車混入率

小型車 大型車 合 計

C 20,083 4,182 24,265 17.2%

D 14,885 3,633 18,518 19.6%

a’

b’

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⑥ 交通量調査データ

【調査日:9月 15日(木)/調査地点 NO.A】

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№A

調査年月日:平成28年 9月15日(木) 天候:曇り

方向 1 2

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 4 0 1 0 5 0.0 4.2 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

8:00- 9:00 6 0 5 0 11 0.0 9.2 5 0 0 0 0 0 0.0 0.0 2

9:00-10:00 4 0 3 1 8 12.5 6.7 4 1 0 0 0 1 0.0 50.0 0

10:00-11:00 9 0 4 1 14 7.1 11.7 4 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

11:00-12:00 8 0 2 0 10 0.0 8.3 0 1 0 0 0 1 0.0 50.0 0

12:00-13:00 7 0 5 1 13 7.7 10.8 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

13:00-14:00 4 0 2 3 9 33.3 7.5 1 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

14:00-15:00 10 0 5 0 15 0.0 12.5 1 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

15:00-16:00 9 0 4 0 13 0.0 10.8 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

16:00-17:00 7 0 1 0 8 0.0 6.7 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

17:00-18:00 7 0 3 0 10 0.0 8.3 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

18:00-19:00 3 0 1 0 4 0.0 3.3 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

全時間合計 78 0 36 6 120 5.0 100.0 27 2 0 0 0 2 0.0 100.0 6

方向 3 A 合計 ( 1+ 2+ 3)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 19 0 2 1 22 4.5 15.0 0 23 0 3 1 27 3.7 10.0 2

8:00- 9:00 16 0 2 0 18 0.0 12.2 0 22 0 7 0 29 0.0 10.8 7

9:00-10:00 11 0 2 0 13 0.0 8.8 0 16 0 5 1 22 4.5 8.2 4

10:00-11:00 12 0 3 0 15 0.0 10.2 0 21 0 7 1 29 3.4 10.8 5

11:00-12:00 13 0 3 0 16 0.0 10.9 0 22 0 5 0 27 0.0 10.0 0

12:00-13:00 9 0 3 0 12 0.0 8.2 0 16 0 8 1 25 4.0 9.3 2

13:00-14:00 5 0 4 0 9 0.0 6.1 0 9 0 6 3 18 16.7 6.7 2

14:00-15:00 4 0 3 0 7 0.0 4.8 0 14 0 8 0 22 0.0 8.2 2

15:00-16:00 5 0 3 1 9 11.1 6.1 0 14 0 7 1 22 4.5 8.2 3

16:00-17:00 11 0 0 0 11 0.0 7.5 0 18 0 1 0 19 0.0 7.1 2

17:00-18:00 4 0 1 0 5 0.0 3.4 0 11 0 4 0 15 0.0 5.6 2

18:00-19:00 8 0 1 1 10 10.0 6.8 0 11 0 2 1 14 7.1 5.2 2

全時間合計 117 0 27 3 147 2.0 100.0 0 197 0 63 9 269 3.3 100.0 33

至 平塚

至 小田原

至 国道1号

1

23

45

6 7

1011

12

89

至 行き止まり

照ヶ崎プール

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

一般車進入禁止

C

AD

B

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方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№A

調査年月日:平成28年 9月15日(木) 天候:曇り

方向 4 5

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 81 0 7 0 88 0.0 27.5 1 30 0 10 0 40 0.0 7.7 0

8:00- 9:00 38 0 8 1 47 2.1 14.7 0 39 0 8 4 51 7.8 9.8 0

9:00-10:00 17 0 2 0 19 0.0 5.9 1 20 0 9 2 31 6.5 6.0 0

10:00-11:00 13 0 4 0 17 0.0 5.3 0 25 0 9 2 36 5.6 6.9 0

11:00-12:00 15 0 5 3 23 13.0 7.2 0 25 0 8 7 40 17.5 7.7 0

12:00-13:00 12 0 0 0 12 0.0 3.8 0 36 0 7 3 46 6.5 8.8 0

13:00-14:00 9 0 5 0 14 0.0 4.4 0 21 1 5 0 27 3.7 5.2 1

14:00-15:00 10 0 3 1 14 7.1 4.4 0 26 0 8 7 41 17.1 7.9 1

15:00-16:00 13 0 5 0 18 0.0 5.6 1 36 0 12 1 49 2.0 9.4 1

16:00-17:00 17 0 5 1 23 4.3 7.2 0 29 0 21 0 50 0.0 9.6 1

17:00-18:00 27 0 4 0 31 0.0 9.7 0 49 0 11 2 62 3.2 11.9 0

18:00-19:00 13 0 1 0 14 0.0 4.4 0 39 0 9 0 48 0.0 9.2 1

全時間合計 265 0 49 6 320 1.9 100.0 3 375 1 117 28 521 5.6 100.0 5

方向 6 B 合計 ( 4+ 5+ 6)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 0 13 13 100.0 17.3 0 111 0 17 13 141 9.2 15.4 1

8:00- 9:00 0 0 0 7 7 100.0 9.3 0 77 0 16 12 105 11.4 11.5 0

9:00-10:00 0 0 0 6 6 100.0 8.0 0 37 0 11 8 56 14.3 6.1 1

10:00-11:00 0 0 0 7 7 100.0 9.3 0 38 0 13 9 60 15.0 6.6 0

11:00-12:00 0 0 0 7 7 100.0 9.3 0 40 0 13 17 70 24.3 7.6 0

12:00-13:00 0 0 0 2 2 100.0 2.7 0 48 0 7 5 60 8.3 6.6 0

13:00-14:00 0 0 0 4 4 100.0 5.3 0 30 1 10 4 45 11.1 4.9 1

14:00-15:00 0 1 0 8 9 100.0 12.0 0 36 1 11 16 64 26.6 7.0 1

15:00-16:00 0 0 0 12 12 100.0 16.0 0 49 0 17 13 79 16.5 8.6 2

16:00-17:00 0 0 0 8 8 100.0 10.7 0 46 0 26 9 81 11.1 8.8 1

17:00-18:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 76 0 15 2 93 2.2 10.2 0

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 52 0 10 0 62 0.0 6.8 1

全時間合計 0 1 0 74 75 100.0 100.0 0 640 2 166 108 916 12.0 100.0 8

至 平塚

至 小田原

至 国道1号

1

23

45

6 7

1011

12

89

至 行き止まり

照ヶ崎プール

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

一般車進入禁止

C

AD

B

Page 30: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

28

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№A

調査年月日:平成28年 9月15日(木) 天候:曇り

方向 7 8

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 1 12 13 92.3 14.9 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

8:00- 9:00 0 0 0 8 8 100.0 9.2 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

9:00-10:00 0 0 0 8 8 100.0 9.2 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

10:00-11:00 0 0 0 8 8 100.0 9.2 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

11:00-12:00 1 0 0 6 7 85.7 8.0 1 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

12:00-13:00 0 0 0 2 2 100.0 2.3 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

13:00-14:00 0 0 0 6 6 100.0 6.9 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 2

14:00-15:00 1 1 0 9 11 90.9 12.6 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

15:00-16:00 0 0 0 12 12 100.0 13.8 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

16:00-17:00 2 0 0 10 12 83.3 13.8 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

17:00-18:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

全時間合計 4 1 1 81 87 94.3 100.0 1 0 0 0 0 0 0.0 0.0 6

方向 9 C 合計 ( 7+ 8+ 9)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 0 7 7 100.0 12.7 0 0 0 1 19 20 95.0 14.1 0

8:00- 9:00 1 0 0 3 4 75.0 7.3 0 1 0 0 11 12 91.7 8.5 0

9:00-10:00 1 0 0 5 6 83.3 10.9 0 1 0 0 13 14 92.9 9.9 0

10:00-11:00 2 0 0 4 6 66.7 10.9 0 2 0 0 12 14 85.7 9.9 0

11:00-12:00 2 0 1 6 9 66.7 16.4 1 3 0 1 12 16 75.0 11.3 3

12:00-13:00 0 0 0 11 11 100.0 20.0 1 0 0 0 13 13 100.0 9.2 2

13:00-14:00 1 0 0 5 6 83.3 10.9 0 1 0 0 11 12 91.7 8.5 2

14:00-15:00 0 0 0 6 6 100.0 10.9 0 1 1 0 15 17 94.1 12.0 0

15:00-16:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1 0 0 0 12 12 100.0 8.5 2

16:00-17:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 2 0 0 10 12 83.3 8.5 1

17:00-18:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

全時間合計 7 0 1 47 55 85.5 100.0 3 11 1 2 128 142 90.8 100.0 10

至 平塚

至 小田原

至 国道1号

1

23

45

6 7

1011

12

89

至 行き止まり

照ヶ崎プール

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

一般車進入禁止

C

AD

B

Page 31: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

29

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№A

調査年月日:平成28年 9月15日(木) 天候:曇り

方向 10 11

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 1 5 6 83.3 9.8 1 32 0 7 1 40 2.5 9.6 1

8:00- 9:00 1 0 0 6 7 85.7 11.5 1 25 1 12 2 40 7.5 9.6 0

9:00-10:00 0 0 0 5 5 100.0 8.2 0 23 0 6 4 33 12.1 7.9 0

10:00-11:00 2 0 0 6 8 75.0 13.1 0 28 0 7 2 37 5.4 8.9 2

11:00-12:00 2 0 2 8 12 66.7 19.7 3 25 0 12 2 39 5.1 9.3 2

12:00-13:00 0 0 0 10 10 100.0 16.4 0 37 0 6 3 46 6.5 11.0 3

13:00-14:00 1 0 0 7 8 87.5 13.1 0 23 0 4 2 29 6.9 6.9 0

14:00-15:00 0 0 0 4 4 100.0 6.6 0 16 0 3 3 22 13.6 5.3 1

15:00-16:00 0 0 0 1 1 100.0 1.6 0 26 0 7 3 36 8.3 8.6 1

16:00-17:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 15 0 4 4 23 17.4 5.5 0

17:00-18:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 29 0 10 2 41 4.9 9.8 0

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 25 0 7 0 32 0.0 7.7 0

全時間合計 6 0 3 52 61 85.2 100.0 5 304 1 85 28 418 6.9 100.0 10

方向 12 D 合計 (10+11+12)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 5 0 4 0 9 0.0 4.5 5 37 0 12 6 55 10.9 8.1 7

8:00- 9:00 12 0 10 0 22 0.0 11.1 4 38 1 22 8 69 13.0 10.2 5

9:00-10:00 4 0 4 0 8 0.0 4.0 2 27 0 10 9 46 19.6 6.8 2

10:00-11:00 7 0 3 1 11 9.1 5.5 8 37 0 10 9 56 16.1 8.3 10

11:00-12:00 14 0 9 0 23 0.0 11.6 2 41 0 23 10 74 13.5 10.9 7

12:00-13:00 12 0 5 0 17 0.0 8.5 9 49 0 11 13 73 17.8 10.8 12

13:00-14:00 15 0 2 3 20 15.0 10.1 1 39 0 6 12 57 21.1 8.4 1

14:00-15:00 14 0 2 0 16 0.0 8.0 2 30 0 5 7 42 16.7 6.2 3

15:00-16:00 12 0 4 1 17 5.9 8.5 2 38 0 11 5 54 9.3 8.0 3

16:00-17:00 17 0 6 0 23 0.0 11.6 2 32 0 10 4 46 8.7 6.8 2

17:00-18:00 11 0 9 0 20 0.0 10.1 5 40 0 19 2 61 3.3 9.0 5

18:00-19:00 10 0 3 0 13 0.0 6.5 2 35 0 10 0 45 0.0 6.6 2

全時間合計 133 0 61 5 199 2.5 100.0 44 443 1 149 85 678 12.7 100.0 59

至 平塚

至 小田原

至 国道1号

1

23

45

6 7

1011

12

89

至 行き止まり

照ヶ崎プール

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

一般車進入禁止

C

AD

B

Page 32: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

30

【調査日:9月 15日(木)/調査地点 NO.B】

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№B

調査年月日:平成28年 9月15日(木) 天候:曇り

方向 1 2

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 2 0 7 0 9 0.0 9.8 1 39 0 8 7 54 13.0 8.9 6

8:00- 9:00 4 0 2 0 6 0.0 6.5 3 44 1 15 9 69 14.5 11.3 6

9:00-10:00 4 0 3 0 7 0.0 7.6 0 32 0 10 9 51 17.6 8.4 2

10:00-11:00 3 0 4 1 8 12.5 8.7 1 37 0 11 7 55 12.7 9.0 10

11:00-12:00 10 0 1 1 12 8.3 13.0 1 37 0 13 11 61 18.0 10.0 7

12:00-13:00 12 0 3 0 15 0.0 16.3 1 40 0 8 13 61 21.3 10.0 10

13:00-14:00 6 0 3 1 10 10.0 10.9 1 34 0 6 10 50 20.0 8.2 0

14:00-15:00 3 0 5 0 8 0.0 8.7 3 33 0 4 8 45 17.8 7.4 2

15:00-16:00 1 0 5 0 6 0.0 6.5 3 31 0 6 4 41 9.8 6.7 2

16:00-17:00 2 0 1 1 4 25.0 4.3 1 23 0 6 4 33 12.1 5.4 1

17:00-18:00 2 0 2 1 5 20.0 5.4 0 37 0 12 1 50 2.0 8.2 3

18:00-19:00 1 0 1 0 2 0.0 2.2 0 30 0 8 0 38 0.0 6.3 1

全時間合計 50 0 37 5 92 5.4 100.0 15 417 1 107 83 608 13.8 100.0 50

方向 A 合計 ( 1+ 2)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 41 0 15 7 63 11.1 9.0 7

8:00- 9:00 48 1 17 9 75 13.3 10.7 9

9:00-10:00 36 0 13 9 58 15.5 8.3 2

10:00-11:00 40 0 15 8 63 12.7 9.0 11

11:00-12:00 47 0 14 12 73 16.4 10.4 8

12:00-13:00 52 0 11 13 76 17.1 10.9 11

13:00-14:00 40 0 9 11 60 18.3 8.6 1

14:00-15:00 36 0 9 8 53 15.1 7.6 5

15:00-16:00 32 0 11 4 47 8.5 6.7 5

16:00-17:00 25 0 7 5 37 13.5 5.3 2

17:00-18:00 39 0 14 2 55 3.6 7.9 3

18:00-19:00 31 0 9 0 40 0.0 5.7 1

全時間合計 467 1 144 88 700 12.7 100.0 65

至 小田原

至 平塚

12

3

4 5

6

大磯漁協共同組合

至 行き止まり

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

17:15閉門

C

A

D

B

Page 33: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

31

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№B

調査年月日:平成28年 9月15日(木) 天候:曇り

方向 3 4

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 33 0 5 7 45 15.6 7.2 0 4 0 2 0 6 0.0 6.4 2

8:00- 9:00 43 0 7 7 57 12.3 9.1 5 2 0 6 0 8 0.0 8.5 1

9:00-10:00 19 0 9 8 36 22.2 5.8 2 1 0 3 0 4 0.0 4.3 2

10:00-11:00 28 0 9 7 44 15.9 7.0 3 6 0 4 2 12 16.7 12.8 1

11:00-12:00 33 0 11 14 58 24.1 9.3 1 9 0 2 0 11 0.0 11.7 1

12:00-13:00 36 0 9 14 59 23.7 9.4 1 11 0 2 0 13 0.0 13.8 2

13:00-14:00 29 1 4 6 40 17.5 6.4 1 2 0 3 2 7 28.6 7.4 1

14:00-15:00 29 0 7 12 48 25.0 7.7 1 2 0 5 1 8 12.5 8.5 1

15:00-16:00 46 0 13 1 60 1.7 9.6 4 9 0 3 0 12 0.0 12.8 1

16:00-17:00 39 0 18 0 57 0.0 9.1 3 1 0 2 0 3 0.0 3.2 1

17:00-18:00 59 0 13 2 74 2.7 11.8 3 3 0 1 0 4 0.0 4.3 3

18:00-19:00 39 0 9 0 48 0.0 7.7 2 4 0 2 0 6 0.0 6.4 0

全時間合計 433 1 114 78 626 12.6 100.0 26 54 0 35 5 94 5.3 100.0 16

方向 C 合計 ( 3+ 4)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 37 0 7 7 51 13.7 7.1 2

8:00- 9:00 45 0 13 7 65 10.8 9.0 6

9:00-10:00 20 0 12 8 40 20.0 5.6 4

10:00-11:00 34 0 13 9 56 16.1 7.8 4

11:00-12:00 42 0 13 14 69 20.3 9.6 2

12:00-13:00 47 0 11 14 72 19.4 10.0 3

13:00-14:00 31 1 7 8 47 19.1 6.5 2

14:00-15:00 31 0 12 13 56 23.2 7.8 2

15:00-16:00 55 0 16 1 72 1.4 10.0 5

16:00-17:00 40 0 20 0 60 0.0 8.3 4

17:00-18:00 62 0 14 2 78 2.6 10.8 6

18:00-19:00 43 0 11 0 54 0.0 7.5 2

全時間合計 487 1 149 83 720 11.7 100.0 42

至 小田原

至 平塚

12

3

4 5

6

大磯漁協共同組合

至 行き止まり

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

17:15閉門

C

A

D

B

Page 34: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

32

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№B

調査年月日:平成28年 9月15日(木) 天候:曇り

方向 5 6

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 2 0 4 0 6 0.0 6.3 0 1 0 1 0 2 0.0 1.6 0

8:00- 9:00 4 0 6 0 10 0.0 10.4 0 1 0 3 0 4 0.0 3.3 1

9:00-10:00 0 0 2 0 2 0.0 2.1 0 4 0 3 0 7 0.0 5.7 1

10:00-11:00 2 0 0 1 3 33.3 3.1 0 0 0 3 1 4 25.0 3.3 1

11:00-12:00 7 0 7 0 14 0.0 14.6 1 7 0 3 1 11 9.1 9.0 2

12:00-13:00 7 0 2 0 9 0.0 9.4 2 22 0 4 1 27 3.7 22.1 1

13:00-14:00 6 0 2 2 10 20.0 10.4 1 9 0 1 1 11 9.1 9.0 1

14:00-15:00 2 0 0 1 3 33.3 3.1 0 4 0 6 0 10 0.0 8.2 0

15:00-16:00 7 0 4 0 11 0.0 11.5 1 19 0 5 1 25 4.0 20.5 1

16:00-17:00 6 0 4 0 10 0.0 10.4 1 4 0 3 1 8 12.5 6.6 2

17:00-18:00 3 0 9 1 13 7.7 13.5 2 3 0 1 0 4 0.0 3.3 3

18:00-19:00 3 0 2 0 5 0.0 5.2 1 4 0 5 0 9 0.0 7.4 3

全時間合計 49 0 42 5 96 5.2 100.0 9 78 0 38 6 122 4.9 100.0 16

方向 D 合計 ( 5+ 6)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 3 0 5 0 8 0.0 3.7 0

8:00- 9:00 5 0 9 0 14 0.0 6.4 1

9:00-10:00 4 0 5 0 9 0.0 4.1 1

10:00-11:00 2 0 3 2 7 28.6 3.2 1

11:00-12:00 14 0 10 1 25 4.0 11.5 3

12:00-13:00 29 0 6 1 36 2.8 16.5 3

13:00-14:00 15 0 3 3 21 14.3 9.6 2

14:00-15:00 6 0 6 1 13 7.7 6.0 0

15:00-16:00 26 0 9 1 36 2.8 16.5 2

16:00-17:00 10 0 7 1 18 5.6 8.3 3

17:00-18:00 6 0 10 1 17 5.9 7.8 5

18:00-19:00 7 0 7 0 14 0.0 6.4 4

全時間合計 127 0 80 11 218 5.0 100.0 25

至 小田原

至 平塚

12

3

4 5

6

大磯漁協共同組合

至 行き止まり

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

17:15閉門

C

A

D

B

Page 35: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

33

【調査日:9月 22日(木・祝日)/調査地点 NO.A】

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№A

調査年月日:平成28年 9月22日(木・祝) 天候:雨時々曇り

方向 1 2

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 2 0 1 1 4 25.0 4.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

8:00- 9:00 6 0 1 0 7 0.0 7.0 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

9:00-10:00 4 1 2 0 7 14.3 7.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

10:00-11:00 12 0 2 0 14 0.0 14.0 1 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

11:00-12:00 8 0 1 0 9 0.0 9.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

12:00-13:00 6 0 3 0 9 0.0 9.0 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

13:00-14:00 10 0 2 0 12 0.0 12.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

14:00-15:00 5 0 2 1 8 12.5 8.0 2 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

15:00-16:00 11 0 1 0 12 0.0 12.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

16:00-17:00 10 0 2 0 12 0.0 12.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

17:00-18:00 2 0 0 0 2 0.0 2.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

18:00-19:00 4 0 0 0 4 0.0 4.0 1 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

全時間合計 80 1 17 2 100 3.0 100.0 8 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

方向 3 A 合計 ( 1+ 2+ 3)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 15 0 1 0 16 0.0 9.8 0 17 0 2 1 20 5.0 7.6 0

8:00- 9:00 7 0 1 0 8 0.0 4.9 0 13 0 2 0 15 0.0 5.7 2

9:00-10:00 13 0 0 0 13 0.0 8.0 1 17 1 2 0 20 5.0 7.6 1

10:00-11:00 21 0 2 2 25 8.0 15.3 0 33 0 4 2 39 5.1 14.8 1

11:00-12:00 15 0 1 0 16 0.0 9.8 0 23 0 2 0 25 0.0 9.5 0

12:00-13:00 11 0 3 0 14 0.0 8.6 0 17 0 6 0 23 0.0 8.7 2

13:00-14:00 12 0 2 1 15 6.7 9.2 0 22 0 4 1 27 3.7 10.3 0

14:00-15:00 10 0 2 0 12 0.0 7.4 0 15 0 4 1 20 5.0 7.6 2

15:00-16:00 13 0 0 0 13 0.0 8.0 0 24 0 1 0 25 0.0 9.5 0

16:00-17:00 7 0 1 1 9 11.1 5.5 0 17 0 3 1 21 4.8 8.0 0

17:00-18:00 9 0 1 1 11 9.1 6.7 0 11 0 1 1 13 7.7 4.9 0

18:00-19:00 9 0 2 0 11 0.0 6.7 0 13 0 2 0 15 0.0 5.7 1

全時間合計 142 0 16 5 163 3.1 100.0 1 222 1 33 7 263 3.0 100.0 9

至 平塚

至 小田原

至 国道1号

1

23

45

6 7

1011

12

89

至 行き止まり

照ヶ崎プール

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

一般車進入禁止

C

AD

B

Page 36: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

34

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№A

調査年月日:平成28年 9月22日(木・祝) 天候:雨時々曇り

方向 4 5

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 23 0 4 0 27 0.0 11.3 1 14 0 8 0 22 0.0 4.9 0

8:00- 9:00 15 0 2 0 17 0.0 7.1 0 20 1 7 3 31 12.9 6.9 0

9:00-10:00 9 0 3 0 12 0.0 5.0 0 21 0 7 1 29 3.4 6.5 0

10:00-11:00 17 0 1 0 18 0.0 7.6 0 29 0 5 0 34 0.0 7.6 0

11:00-12:00 12 0 1 0 13 0.0 5.5 0 33 0 2 1 36 2.8 8.1 0

12:00-13:00 13 0 0 1 14 7.1 5.9 0 31 0 7 0 38 0.0 8.5 0

13:00-14:00 16 0 2 0 18 0.0 7.6 0 25 1 9 0 35 2.9 7.8 0

14:00-15:00 21 0 1 0 22 0.0 9.2 0 31 0 6 2 39 5.1 8.7 1

15:00-16:00 18 0 4 0 22 0.0 9.2 1 33 0 5 1 39 2.6 8.7 0

16:00-17:00 21 0 3 0 24 0.0 10.1 0 42 0 4 1 47 2.1 10.5 0

17:00-18:00 33 0 1 0 34 0.0 14.3 0 53 0 2 3 58 5.2 13.0 1

18:00-19:00 17 0 0 0 17 0.0 7.1 0 36 0 2 1 39 2.6 8.7 0

全時間合計 215 0 22 1 238 0.4 100.0 2 368 2 64 13 447 3.4 100.0 2

方向 6 B 合計 ( 4+ 5+ 6)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 37 0 12 0 49 0.0 7.2 1

8:00- 9:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 35 1 9 3 48 8.3 7.0 0

9:00-10:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 30 0 10 1 41 2.4 6.0 0

10:00-11:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 46 0 6 0 52 0.0 7.6 0

11:00-12:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 45 0 3 1 49 2.0 7.2 0

12:00-13:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 44 0 7 1 52 1.9 7.6 0

13:00-14:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 41 1 11 0 53 1.9 7.7 0

14:00-15:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 52 0 7 2 61 3.3 8.9 1

15:00-16:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 51 0 9 1 61 1.6 8.9 1

16:00-17:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 63 0 7 1 71 1.4 10.4 0

17:00-18:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 86 0 3 3 92 3.3 13.4 1

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 53 0 2 1 56 1.8 8.2 0

全時間合計 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 583 2 86 14 685 2.3 100.0 4

至 平塚

至 小田原

至 国道1号

1

23

45

6 7

1011

12

89

至 行き止まり

照ヶ崎プール

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

一般車進入禁止

C

AD

B

Page 37: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

35

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№A

調査年月日:平成28年 9月22日(木・祝) 天候:雨時々曇り

方向 7 8

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

8:00- 9:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

9:00-10:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

10:00-11:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

11:00-12:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

12:00-13:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

13:00-14:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

14:00-15:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

15:00-16:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

16:00-17:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

17:00-18:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

全時間合計 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

方向 9 C 合計 ( 7+ 8+ 9)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

8:00- 9:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

9:00-10:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

10:00-11:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

11:00-12:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

12:00-13:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

13:00-14:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1 0 0 0 0 0 0.0 0.0 1

14:00-15:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

15:00-16:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

16:00-17:00 0 0 1 1 2 50.0 100.0 0 0 0 1 1 2 50.0 100.0 0

17:00-18:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0

全時間合計 0 0 1 1 2 50.0 100.0 2 0 0 1 1 2 50.0 100.0 2

至 平塚

至 小田原

至 国道1号

1

23

45

6 7

1011

12

89

至 行き止まり

照ヶ崎プール

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

一般車進入禁止

C

AD

B

Page 38: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

36

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№A

調査年月日:平成28年 9月22日(木・祝) 天候:雨時々曇り

方向 10 11

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 20 0 8 1 29 3.4 7.7 0

8:00- 9:00 0 0 1 1 2 50.0 100.0 0 24 0 6 1 31 3.2 8.3 0

9:00-10:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 39 1 6 0 46 2.2 12.3 2

10:00-11:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 30 1 2 1 34 5.9 9.1 0

11:00-12:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 37 1 6 3 47 8.5 12.5 0

12:00-13:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 29 0 4 0 33 0.0 8.8 0

13:00-14:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 21 1 5 2 29 10.3 7.7 0

14:00-15:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 18 0 1 3 22 13.6 5.9 2

15:00-16:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 30 1 0 2 33 9.1 8.8 0

16:00-17:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 29 0 1 1 31 3.2 8.3 1

17:00-18:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 16 0 6 1 23 4.3 6.1 0

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 13 0 3 1 17 5.9 4.5 0

全時間合計 0 0 1 1 2 50.0 100.0 0 306 5 48 16 375 5.6 100.0 5

方向 12 D 合計 (10+11+12)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 9 0 0 1 10 10.0 5.1 1 29 0 8 2 39 5.1 6.8 1

8:00- 9:00 9 0 1 0 10 0.0 5.1 2 33 0 8 2 43 4.7 7.5 2

9:00-10:00 9 0 4 1 14 7.1 7.1 1 48 1 10 1 60 3.3 10.5 3

10:00-11:00 14 0 1 0 15 0.0 7.7 0 44 1 3 1 49 4.1 8.6 0

11:00-12:00 11 0 1 0 12 0.0 6.1 0 48 1 7 3 59 6.8 10.3 0

12:00-13:00 14 0 3 0 17 0.0 8.7 0 43 0 7 0 50 0.0 8.7 0

13:00-14:00 11 0 2 1 14 7.1 7.1 1 32 1 7 3 43 9.3 7.5 1

14:00-15:00 18 0 3 1 22 4.5 11.2 0 36 0 4 4 44 9.1 7.7 2

15:00-16:00 23 0 7 0 30 0.0 15.3 3 53 1 7 2 63 4.8 11.0 3

16:00-17:00 23 0 4 0 27 0.0 13.8 0 52 0 5 1 58 1.7 10.1 1

17:00-18:00 12 0 1 0 13 0.0 6.6 2 28 0 7 1 36 2.8 6.3 2

18:00-19:00 12 0 0 0 12 0.0 6.1 3 25 0 3 1 29 3.4 5.1 3

全時間合計 165 0 27 4 196 2.0 100.0 13 471 5 76 21 573 4.5 100.0 18

至 平塚

至 小田原

至 国道1号

1

23

45

6 7

1011

12

89

至 行き止まり

照ヶ崎プール

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

一般車進入禁止

C

AD

B

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37

【調査日:9月 22日(木・祝日)/調査地点 NO.B】

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№B

調査年月日:平成28年 9月22日(木・祝) 天候:雨時々曇り

方向 1 2

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 2 0 1 0 3 0.0 4.7 0 29 0 7 2 38 5.3 7.4 1

8:00- 9:00 1 0 3 0 4 0.0 6.3 0 39 0 6 2 47 4.3 9.1 2

9:00-10:00 4 0 2 1 7 14.3 10.9 0 46 1 10 1 58 3.4 11.3 3

10:00-11:00 7 0 1 0 8 0.0 12.5 0 42 0 3 1 46 2.2 8.9 0

11:00-12:00 11 0 1 0 12 0.0 18.8 0 44 2 5 2 53 7.5 10.3 1

12:00-13:00 7 0 2 0 9 0.0 14.1 0 38 0 6 0 44 0.0 8.5 0

13:00-14:00 3 0 2 2 7 28.6 10.9 0 31 1 5 3 40 10.0 7.8 1

14:00-15:00 5 0 2 0 7 0.0 10.9 1 39 1 2 3 45 8.9 8.7 1

15:00-16:00 3 0 3 0 6 0.0 9.4 0 42 0 3 2 47 4.3 9.1 3

16:00-17:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 2 38 0 5 0 43 0.0 8.3 1

17:00-18:00 1 0 0 0 1 0.0 1.6 0 25 0 5 0 30 0.0 5.8 1

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 21 0 2 1 24 4.2 4.7 3

全時間合計 44 0 17 3 64 4.7 100.0 3 434 5 59 17 515 4.3 100.0 17

方向 A 合計 ( 1+ 2)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 31 0 8 2 41 4.9 7.1 1

8:00- 9:00 40 0 9 2 51 3.9 8.8 2

9:00-10:00 50 1 12 2 65 4.6 11.2 3

10:00-11:00 49 0 4 1 54 1.9 9.3 0

11:00-12:00 55 2 6 2 65 6.2 11.2 1

12:00-13:00 45 0 8 0 53 0.0 9.2 0

13:00-14:00 34 1 7 5 47 12.8 8.1 1

14:00-15:00 44 1 4 3 52 7.7 9.0 2

15:00-16:00 45 0 6 2 53 3.8 9.2 3

16:00-17:00 38 0 5 0 43 0.0 7.4 3

17:00-18:00 26 0 5 0 31 0.0 5.4 1

18:00-19:00 21 0 2 1 24 4.2 4.1 3

全時間合計 478 5 76 20 579 4.3 100.0 20

至 小田原

至 平塚

12

3

4 5

6

大磯漁協共同組合

至 行き止まり

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

17:15閉門

C

A

D

B

Page 40: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

38

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№B

調査年月日:平成28年 9月22日(木・祝) 天候:雨時々曇り

方向 3 4

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 17 0 6 1 24 4.2 4.6 1 1 0 3 0 4 0.0 7.4 0

8:00- 9:00 26 1 5 3 35 11.4 6.8 2 0 0 0 2 2 100.0 3.7 0

9:00-10:00 24 1 7 1 33 6.1 6.4 0 1 0 1 0 2 0.0 3.7 0

10:00-11:00 37 0 5 0 42 0.0 8.1 1 5 0 1 0 6 0.0 11.1 0

11:00-12:00 39 0 3 1 43 2.3 8.3 0 7 0 1 0 8 0.0 14.8 0

12:00-13:00 31 0 8 0 39 0.0 7.5 1 7 0 2 0 9 0.0 16.7 0

13:00-14:00 35 1 9 0 45 2.2 8.7 2 4 0 1 0 5 0.0 9.3 0

14:00-15:00 31 0 5 3 39 7.7 7.5 0 1 0 1 0 2 0.0 3.7 1

15:00-16:00 47 0 7 2 56 3.6 10.8 1 4 0 1 1 6 16.7 11.1 0

16:00-17:00 46 0 7 2 55 3.6 10.6 0 2 0 0 0 2 0.0 3.7 0

17:00-18:00 53 0 2 3 58 5.2 11.2 1 5 0 0 0 5 0.0 9.3 0

18:00-19:00 45 0 3 1 49 2.0 9.5 2 3 0 0 0 3 0.0 5.6 0

全時間合計 431 3 67 17 518 3.9 100.0 11 40 0 11 3 54 5.6 100.0 1

方向 C 合計 ( 3+ 4)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 18 0 9 1 28 3.6 4.9 1

8:00- 9:00 26 1 5 5 37 16.2 6.5 2

9:00-10:00 25 1 8 1 35 5.7 6.1 0

10:00-11:00 42 0 6 0 48 0.0 8.4 1

11:00-12:00 46 0 4 1 51 2.0 8.9 0

12:00-13:00 38 0 10 0 48 0.0 8.4 1

13:00-14:00 39 1 10 0 50 2.0 8.7 2

14:00-15:00 32 0 6 3 41 7.3 7.2 1

15:00-16:00 51 0 8 3 62 4.8 10.8 1

16:00-17:00 48 0 7 2 57 3.5 10.0 0

17:00-18:00 58 0 2 3 63 4.8 11.0 1

18:00-19:00 48 0 3 1 52 1.9 9.1 2

全時間合計 471 3 78 20 572 4.0 100.0 12

至 小田原

至 平塚

12

3

4 5

6

大磯漁協共同組合

至 行き止まり

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

17:15閉門

C

A

D

B

Page 41: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

39

方 向 別 自 動 車 交 通 量 調 査 表

調査地点 :№B

調査年月日:平成28年 9月22日(木・祝) 天候:雨時々曇り

方向 5 6

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 1 0 1 0.0 1.3 0 0 0 1 0 1 0.0 1.2 0

8:00- 9:00 1 0 1 0 2 0.0 2.6 0 0 0 3 0 3 0.0 3.7 0

9:00-10:00 5 0 2 0 7 0.0 9.0 0 1 0 2 1 4 25.0 4.9 0

10:00-11:00 3 0 0 0 3 0.0 3.8 0 4 0 2 0 6 0.0 7.3 1

11:00-12:00 9 0 0 0 9 0.0 11.5 0 5 0 2 1 8 12.5 9.8 0

12:00-13:00 10 0 0 0 10 0.0 12.8 0 6 0 2 0 8 0.0 9.8 0

13:00-14:00 4 0 2 0 6 0.0 7.7 0 9 0 2 1 12 8.3 14.6 1

14:00-15:00 3 0 2 1 6 16.7 7.7 1 4 0 1 0 5 0.0 6.1 0

15:00-16:00 11 0 4 0 15 0.0 19.2 0 14 0 4 1 19 5.3 23.2 0

16:00-17:00 10 0 2 1 13 7.7 16.7 0 4 0 4 0 8 0.0 9.8 0

17:00-18:00 3 0 2 1 6 16.7 7.7 0 6 0 1 0 7 0.0 8.5 2

18:00-19:00 0 0 0 0 0 0.0 0.0 0 1 0 0 0 1 0.0 1.2 0

全時間合計 59 0 16 3 78 3.8 100.0 1 54 0 24 4 82 4.9 100.0 4

方向 D 合計 ( 5+ 6)

種別

時間帯

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

乗用車

(台)

バ ス

(台)

小 型

貨物車

(台)

大 型

貨物車

(台)

合 計

(台)

大型車

混入率

(%)

時 間

係 数

(%)

二輪車

(台)

7:00- 8:00 0 0 2 0 2 0.0 1.3 0

8:00- 9:00 1 0 4 0 5 0.0 3.1 0

9:00-10:00 6 0 4 1 11 9.1 6.9 0

10:00-11:00 7 0 2 0 9 0.0 5.6 1

11:00-12:00 14 0 2 1 17 5.9 10.6 0

12:00-13:00 16 0 2 0 18 0.0 11.3 0

13:00-14:00 13 0 4 1 18 5.6 11.3 1

14:00-15:00 7 0 3 1 11 9.1 6.9 1

15:00-16:00 25 0 8 1 34 2.9 21.3 0

16:00-17:00 14 0 6 1 21 4.8 13.1 0

17:00-18:00 9 0 3 1 13 7.7 8.1 2

18:00-19:00 1 0 0 0 1 0.0 0.6 0

全時間合計 113 0 40 7 160 4.4 100.0 5

至 小田原

至 平塚

12

3

4 5

6

大磯漁協共同組合

至 行き止まり

大磯港第一駐車場

大磯港第二駐車場

17:15閉門

C

A

D

B

Page 42: 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設) 整備計画 …...1 1.業務の概要 (1)委託業務の名称 大磯港みなとオアシス(賑わい交流施設)整備計画基本構想策定業務

40

4.事例調査

(1)みなとオアシスの事例

「みなとオアシス」とは、地域住民の交流や観光の振興を通じた地域の活性化に資する「みなと」を核としたまちづくりを促進するため、住民参加による地域振興の取り組みが継続的に行われる施設として、港湾管理者等か

らの申請に基づき、国土交通省地方整備局長等により認定・登録されたものをいい、平成 28年9月現在、全国で 92箇所が登録されています。(※資料出典は、各HPの他、一部ヒアリングによる)

名 称 みなとオアシス「八幡浜みなっと」 みなとオアシス七尾「能登食祭市場」 みなとオアシス沼津

所在地 愛媛県八幡浜市/八幡浜港 石川県七尾市/七尾港 静岡県沼津市/沼津港

登 録 H25.3 H15.3 H19.11

概 要

○市民の交流の場や憩いのある空

間が創出されるとともに、魅力

ある地域情報を積極的に発信す

るための各種定期イベントも開

催され、地域の内外からの多く

の来訪客で賑わっている。

○道の駅「八幡浜みなっと」との

重複登録。

○みなとオアシス七尾は、天然

の良港として古くから栄えた

石川県七尾港にあり、新鮮な

海産物や能登の銘産品の販

売、レストランの他、イベン

ト広場では様々なイベントが

開催されている。

○道の駅との重複登録。

○周辺には開湯 1200年の歴史ある和倉温泉や自然豊かな能登島な

どの観光スポットが多数ある。

○沼津港は静岡県東部に位置する

県内有数の水産物集出荷流通

基地であり、みなとオアシス沼

津には、新鮮な魚介類や農産物

を求めて、多くの人が訪れる。

○JR沼津駅からバスで 10 分の

距離にあり、自家用車利用が多

くを占め、大規模な立体駐車場

を有している。

運営団体

○LOVE YAWATAHAMA コンソーシアム(指定管理)

※NPO法人 港まちづくり八幡浜、特定非営利活動法人八幡浜元気プロ

ジェクトの共同体

○㈱香島津(県・市・地元経済界の第3セクター) ○沼津港振興会&沼津港港湾振興ビジョン推進委員会(指定管理)

認定施設

(◆:中核施設)

◆みなと交流館(情報発信施設)/約 430㎡

→観光案内所(約 75㎡)、ホール(約 200㎡)、会議室(約 70㎡)

◆どーや市場(海産物直売所)/16店舗

→素材を活かした料理法のアドバイスなども実施

◆アゴラマルシェ(農産物直売所)

→産直テナント、石窯パン工房、フードコート、カフェなど

◆能登食祭市場(生鮮市場、能登祭歳時館、グルメ館、モントレーホ

ール)/約 5,400㎡

→観光案内所、情報端末、レストラン(7店舗)、喫茶・軽食(1店

舗)

◆沼津みなと新鮮館(商業施設及びイベントスペース)/13店舗、約

1,650㎡(デッキ等は除く)

◆INO(イーノ/沼津魚市場)

○びゅうお(沼津港大型展望水門)

○ぬまづみなとパーキング1・2号棟(立体駐車場)→沼津港で最大

規模の津波避難ビルに指定

関連施設 沖新田緑地公園(約 7,400㎡) 七尾マリンパーク(イベント広場、親水広場、ボードウォーク) 沼津港深海水族館

駐車場 普通車 192台/大型バス 3台 普通車 200台/大型バス 15台(能登食祭市場) 普通車 1,000台

年間来場者数 約 100万人 約 90万人 約 100万人

その他の特徴

○「八幡山みなっと」を拠点に港町の産業発展に繋がったことに加え、

Sea級グルメ「じゃこカツ」の開発、「港弁」普及活動などユニーク

な取り組みが評価され、四国初の「ポート・オブ・ザ・イヤー」を

受賞。

○毎月第3日曜日の「みなっと日曜市」のほか、「みなとまち音楽祭」

などの有料イベント、地域住民を対象としたワークショップなど、

多彩なイベントが運営団体の主催で行われている。

○食祭市場内の浜焼きコーナーでは、館内の魚屋で買った魚介類を持

ち込んで、焼いて食べることが可能。(要持込席料/50席)

○「モントレーホール」は、姉妹都市、アメリカ合衆国モントレー市

から友好の記念として命名された広場&ホールであり、オープン感

覚のカフェ機能、イベントやミニコンサート空間、無料休憩所等の

機能を有している。

○「INO」では、安全・安心な水産物を効率よく供給するため、衛

生管理対策(HACCP)が図られた魚市場を整備するとともに、セリ

の様子を見学できる通路や展望デッキ、レストラン等の観光機能を

併設。

評価・課題等

○隣接するフェリー発着所には、1日 20 便のフェリーが発着してお

り、年間 40万人の乗客と 30万台の車両を輸送するなど、当該地域

の集客のポイントとなっている。

○大規模な立体駐車場が沼津港で最大規模の津波避難施設となって

おり、市民参加による避難訓練を実施するなど、地域の人にとって

も身近な施設となっている。

○イメージソングやシンボルマークの作成など、地元関係者が関わっ

た様々なPRを行っている。

○当該エリアへの集客は増えたものの、中心市街地エリアと一体とな

った交流人口の増加には至っていない。

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名 称 みなとオアシス「渚の駅たてやま」 みなとオアシス大洗 みなとオアシス瀬戸田

所在地 千葉県館山市/館山港 茨城県東茨城郡大洗町/茨城港(大洗) 広島県尾道市瀬戸田町/瀬戸田港

登 録 H20.12 H20.12 H16

概 要

○館山市は「観光立市」を掲げ、行政・観光事業者・NPO・市民が

一丸となって、観光振興施策に取組んでおり、「個性と魅力あるみ

なとまちづくり」を推進し、海と陸からの来訪者を温かく迎え、多

くの人々で賑わう快適で安全な海浜空間の創出を図る。

○大洗港は、茨城県臨海部のほぼ中央に位

置し、首都圏と北海道を結ぶカーフェリ

ー基地として発展を続けており、近年

は、公共マリーナをはじめ、マリンタワ

ーやアウトレット等が整備され、観光拠

点としての機能が充実し、一層賑わいを

みせている。

○みなとオアシス大洗は、これらの施設や

広大な大洗サンビーチの有効利用を図

り、賑わい・交流拠点としてのウォータ

ーフロントを目指している。

○平成 16 年に第1号で指定

されたみなとオアシスであ

り、昔から交易の拠点とし

て栄えた生口島の海の玄関

口を観光スポットとし、イ

ベントを通して来訪者と地

元住民のふれあいの場とし

た。

○平成 23 年にはビジターバ

ースを整備しており、クル

ーザーによる来訪者も多い。

○交流スペースにはボランティアガイドが常駐している。

運営団体 ○館山市

※将来的には指定管理者による独立採算を想定

○大洗町 ○みなとオアシス瀬戸田実行委員会/NPO「せとだ港房」

認定施設

(◆:中核施設)

○渚の博物館

→市立博物館分館/海辺の広場/展望デッキ

→海辺の広場には約 80人を収容できるレクチャールームあり

→展望デッキは各種活動団体等のイベントスペースとしても貸出

◆商業施設棟

1階:海のマルシェたてやま/ 2階:館山なぎさ食堂

◆大洗マリンタワー(展望室、展示コーナー) ◆瀬戸田港旅客ターミナル

→交流スペース(2階)

関連施設 多目的観光桟橋

大洗サンビーチ、大洗海浜公園、大洗マリーナ、大洗港フェリーター

ミナルビル、大洗わくわく科学館、大洗リゾートアウトレット、第 4

ふ頭 他

駐車場 普通車 95台/大型バス 4台 普通車 50台(マリンタワー)

※関連施設を含めると、約 9,200台 -

年間来場者数 約 22万人(渚の駅のみ) - -

その他の特徴

○館山市を訪れた人々の「安らぎの場所」「憩いの場」として整備。

○平成 27年 12月には「さかなクン」が渚の駅の名誉駅長に就任し、

ギャラリーを開設したほか、毎月1回、渚の教室として、貝殻等を

使った親子工作教室が開催されている。

○「日光・大洗クルーズ船誘致協議会」を設立し、クルーズポートと

しての「大洗」と、海から行ける国際観光文化都市「日光」両地区

の誘客促進と観光振興に取り組んでいる。

○隣接する大洗サンビーチは、サーフィンやビーチバレー等のマリン

スポーツの拠点としてだけでなく、誰もが不自由なく安全にそして

快適に活動できる日本初のユニバーサルビーチとしても広く知ら

れている。

○大洗沖はカジキの好漁場であり、毎年、8月最終週に「茨城ビルフ

ィッシュトーナメント」が開催される。

○長距離定期船が発着する「サイクリングポートみなとオアシス尾道

(尾道港)」、山陽新幹線駅に最寄りの「みなとオアシス三原(三原

港)」とを結ぶことで、特に自転車利用者にとって人気の高い観光

スポットとなっている。

○生口島はアートプロジェクト「島ごと美術館」でも有名になり、ま

ち歩きをしながら、自然とアートの調和した風景を楽しむことがで

きる。

評価・課題等

○ミニ水族館を有しているため、学校教育の一環として、小学生をは

じめこどもたちに多く利用されており、海の生物にふれあう機会が

得られ、評判も良い。

○これまでの取組で育成してきた人材の活用・組織化を進め、指定管

理による新たな運営の仕組みの構築が求められている。

○駐車場の確保が課題となっている。

- -

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名 称 みなとオアシスきさらづ みなとオアシス奈半利 みなとオアシス江差

所在地 千葉県木更津市/木更津港 高知県安芸郡奈半利町/奈半利港 北海道檜山郡江差町/江差港

登 録 H20.12 - H22.6

概 要

○木更津港は、江戸時代、上総地域の物資を江戸へ運ぶ一大拠点とし

て繁栄し、その後も、木更津と対岸の都市を結ぶカーフェリーの運

航等、市民に身近な海の交通拠点であったが、東京湾アクアライン

の開通によるフェリー航路の廃止などにより、市西部を中心とした

人口減少や市街地の空洞化が進んだ。

○そこで、みなとオアシスに登録し、臨海部を含めた木更津港全体に

おける、地区特性を活かした魅力的なまちづくりを行い、来街者の

回遊性の誘発を目的としている。

○奈半利駅物産館「無花果

(いちじく)」は、その名

のとおりイチジク商品や

地元の農産物、周辺エリア

の土産物などを買うこと

ができる。

○奈半利海岸には、全国でも

珍しい波消ブロックへの

サンゴの着床が見られ、シ

ュノーケリングや遊覧船

によるサンゴ鑑賞ができ

るスポットがある。

○みなとオアシスエリ

アに加え、下町地

区・上町地区を「オ

アシス連携地区」と

して位置づけ、地域

資源を活かした回遊

性を創出している。

運営団体

○千葉県(内港公園、港湾ターミナル)

○木更津市(中の島公園)

○セントラル㈱(きさらづ海の駅、木更津マリーナ)

○天然資源活用委員会/みなとみらい会議 ○みなとオアシス江差運営協議会

(財)開陽丸青少年センター、江差観光コンベンション協会、江差商

工会、ひやま漁業協同組合、江差町歴まち商店街協同組合、ハート

ランドフェリー(株)、江差中央商店街協同組合、法華寺通り商店街

組合、江差町

認定施設

(◆:中核施設)

○きさらづ海の駅(ヨット、プレジャーボートの係留、交流施設)

○中の島公園(潮干狩り、魚釣り)

○内港公園(イベント広場)

◆木更津マリーナ/木更津港湾ターミ

ナル(海陸双方向からの来客に対する

情報提供)

◆奈半利駅物産館「無花果(いちじく)」

○グラスボート発着所

○奈半利活性化センター

◆えさし海の駅開陽丸・開陽丸記念館(開陽丸復元、遺物展示、土産

物店)

○かもめ島・えびす浜海水浴場(奇岩、散歩道、キャンプ場)

○江差追分会館・江差山車会館(百畳敷の桟敷席、資料展示室)

○江差いにしえ街道(江戸~明治期の商家や寺社が残る旧国道沿い)

関連施設 - ○漁師の店 ○レストラン津花館 ○漁協直売所 ○まちなか市場

○江差町会所会館(休憩所)など

駐車場 ―(各施設) - -

年間来場者数 ― - -

その他の特徴

○旧フェリーターミナル施設を利用した交流施設や周辺の公園をみ

なとオアシスに取り込み、海洋リゾートの拠点として再生を図って

いる。

○エリア内に物販や飲食施設はない。

○港まつりをはじめ、プレジャーボートやカッターなどの体験教室、

ハゼ釣り大会、黒鯛の稚魚放流、アマモの自然観察会など、海に親

しむ様々なイベントと農水産物の即売会などが一体となったイベ

ントを行っている。

○住民グループを中心とした様々な地域活動が根付いた地域であり、

観光ガイドマップの作成やイベントの企画・実施など、みなとオア

シスエリアを中心とした活発な活動が行われている。

○港の背後にある旧市街地の散策エリアをみなとオアシスエリアに

含んでおり、かつて捕鯨や製糸で栄えた町並みを散策できる。

○夏は近隣の小学生などを対象とした体験教室等も行われる。

○最近は、ちびっ子トライアスロンの会場として、自然を生かしたス

ポーツ大会が実施されている。

○かつてニシン取引による繁栄を築いた町

の中心であった旧国道沿い「江差いにしえ

街道」沿いには、問屋や蔵、商家や社寺等

の歴史的建造物や史跡・旧跡が残ってお

り、平成元年度からスタートした「歴史を

活かすまちづくり事業」により、平成 16

年に道路拡幅と電線地中化等の街路事業

が完成し、まち並みが大きく変化した。

○歴史的資源が多く残るエリアを「歴史を生

かす街並み景観形成地区」とし、特に江差

らしい外観を残す土蔵や町屋等を「歴史的

景観形成建物」に指定し、街並み景観を維

持するためのルール(景観形成基準)を設

定している。

○観光拠点となる「江差町会所会館」を絵付けやコースター作り体験

ができる無料休憩所の改修整備を併せて行っている。

評価・課題等 ○水産関連団体や大学等との連携による各種イベント等を実施して

おり、評価も高い。 -

○みなとオアシスを拠点として、背後の街並みの回遊性創出につなが

る展開を行っており、大磯の参考となる。

町会所会館

明治~大正の建物再現

《みなとオアシスを拠点とした周辺回遊性創出例》

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(2)広場スペースを利用したファーマーズマーケット

国連大学の敷地内で行われるファーマーズマーケットは、近隣住民と農家との距離を縮める機

会となっています。

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45

(3)みなとオアシスにおける食品の加工販売

全国のみなとオアシスでは、鮮魚や野菜などの販売のほか、地元のみなとで水揚げされた海産

物やみなとオアシスの背後地域で地産地消される名産品を用いて、様々な「Sea 級グルメ」が販

売されています。これらには、地元の特産である何らかの”Sea(海)”の要素を含み、創意工夫

による一品となっており、まちおこしにも一役買っています。

「みなとオアシス全国大会」の一環として、グルメイベント「Sea 級グルメ全国大会」が年に

1回開催されています。(以下の写真は、みなとオアシスホームページより)

■全国のみなとオアシスにおける Sea級グルメ例

甘海老唐揚丼

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(4)冷凍技術等

冷凍・加工技術は、食品を低温で保存するだけではなく、流通過程の品質管理やうまみを増す

等の付加価値の創出、環境の最適化等を考慮し、日々進歩しています。

特に、水産物は漁業資源の減少や気候変動の影響により、漁獲量が大きく変動します。そうし

た中、高い品質を維持し、安定した漁業を確立することに冷凍空調技術を必要としており、マグ

ロやカツオ等の遠洋漁業は急速冷凍技術や超低温長期貯蔵技術が必要であり、サンマやイワシ等

の近海漁業では魚を傷めない製氷技術等が求められています。

また、漁獲量の変動に対応可能な施設(保冷用・冷凍用コンテナ等)もニーズが高く、高い鮮

度を維持した活魚や様々な加工品、販売時点での見栄えなど、漁から消費までの最適な流通過程

に資する技術に期待されています。

■凍結方法の比較

凍結方法 特 徴

空気凍結

エアブラスト

方式

・凍結庫の中で-35℃から-50℃の冷風を食品に当て、直接凍結させ

る。

・一度に多くの食品を凍結することが可能であり、ランニングコスト

が安い。

・凍結に時間がかかるため、食品が劣化しやすい。

非貫流方式

(3Dフリー

ザー)

・食品を 360°全体から包み込むように冷凍させるため、凍結ムラが起

こらない。

・外気の流入を極限まで抑えるため、食材の乾燥や庫内の霜が抑えら

れる。

磁場凍結(プロトン凍結)

・細胞に微小な震動を与えることで、凍結時に生じる水結晶の成長を

防ぐため、過冷却状態になった水分を一気に凍らせる。

・導入コストとランニングコストが割高になる。

液体凍結(ブライン凍結)

・冷たい液体の中に食品を入れて、急速に冷凍する方法。

・他の業務用急速冷凍技術とは異なり、液体の熱伝導率の高さを利用

するため、凍結スピードが速い。

・特に魚介類を凍結する際には定評がある。

窒素ガス凍結

・断熱された凍結室の中で、約-200℃で気化する液体窒素を直接、食

品に当てることで瞬間的に凍らせる。

・スペースが大きく必要であり、ランニングコストも高くなってしま

う。

トンネルフリーザー

・ベルトコンベアの中を食品が通る間に急速冷凍を行うシステムであ

り、多くの工場で導入されている。

・装置の設置に大きなスペースが必要であり、冷却を実行する前に準

備時間を要する。

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5.マーケティング調査

(1)大磯港利用者アンケート

「大磯市」への来訪者のほか、釣りや海水浴などで大磯港に訪れている人を対象にアンケート調

査を行い、大磯港の利用状況や「(仮)みなとオアシス(賑わい交流施設)」の整備に向けた要望等

を把握し、基本構想策定の参考とします。

□調査概要

調査場所 大磯港(大磯市開催会場、海水浴場、駐車場周辺)

調査対象 10歳代から 70歳代の男女個人

調査方法 ヒアリング方式 調 査 日 平成 28年 8月 21日(第3日曜日)

調 査 数 300人 調査時間 午後2時~午後7時

□調査結果(N=288)

Q1.あなたの性別、年齢は?

《性別》

《年齢》

本調査の回答者は、男性・女性はほぼ半数ずつ、年齢的には 30歳・40歳代が最も多く、約半

数を占め、10歳・20歳代、50歳・60歳代が約 2割ずつという割合となっている。

Q1性別男性 128 (44.4%)女性 151 (52.4%)無回答 9 (3.1%)合計 288 (100.0%)

回答数(割合)

男性, 44.4%

女性, 52.4%

無回答, 3.1%

Q1年齢

10歳代 37 (12.8%)

20歳代 31 (10.8%)30・40歳代 139 (48.3%)

50・60歳代 54 (18.8%)

70歳以上 16 (5.6%)無回答 11 (3.8%)

合計 288 (100.0%)

回答数(割合)

10歳代, 12.8%

20歳代, 10.8%

30・40歳代, 48.3%

50・60歳代, 18.8%

70歳以上, 5.6%

無回答, 3.8%

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Q2.あなたのお住まいはどちらですか?

大磯市(夜市)開催日であり、町内以外からも平塚市や

横浜市、藤沢市、小田原市等からも訪れている。また、東

京都内や埼玉県内からも広く来客がある。

Q3.今日、大磯港へ来た際の交通手段は?

交通手段としては、自家用車が約半数を占め、次いで

JRとなっている。

また、近隣の方は自転車利用も比較的多い。

76 (26.4%)

163 (56.6%)

35 (12.2%)

14 (4.9%)288 (100.0%)

回答数(割合)Q2

大磯町

大磯町以外の神奈川県内

東京都内

その他合計

37 (12.8%)

43 (14.9%)65 (22.6%)

4 (1.4%)

134 (46.5%)5 (1.7%)

288 (100.0%)

Q3

徒歩のみ

回答数(割合)

自転車JR

バス

自家用車その他(バイク)

合計

徒歩のみ, 12.8%

自転車, 14.9%

JR, 22.6%

バス, 1.4%

自家用車, 46.5%

その他(バイク), 1.7%

大磯町, 26.4%

大磯町以外の神奈川県内, 56.6%

東京都

内, 12.2%

その他, 4.9%東京都内

市町村名 市町村名

伊勢原市 4 (1.4%) 国分寺市 2 (0.7%)横浜市 17 (5.9%) 渋谷区 1 (0.3%)

開成町 2 (0.7%) 新宿区 2 (0.7%)茅ヶ崎市 9 (3.1%) 世田谷区 1 (0.3%)三浦市 2 (0.7%) 大田区 4 (1.4%)

小田原市 16 (5.6%) 町田市 4 (1.4%)真鶴町 3 (1.0%) 調布市 2 (0.7%)

秦野市 10 (3.5%) 八王子市 3 (1.0%)川崎市 6 (2.1%) 品川区 3 (1.0%)

相模原市 10 (3.5%) 武蔵野市 1 (0.3%)大和市 3 (1.0%) 豊島区 2 (0.7%)中井町 2 (0.7%) 目黒区 2 (0.7%)

藤沢市 16 (5.6%) 練馬区 2 (0.7%)二宮町 5 (1.7%) 無回答 6 (2.1%)

平塚市 52 (18.1%) 小計 35 (12.2%)無回答 6 (2.1%) 都道府県名

小計 163 (56.6%) 群馬県 3 (1.0%)埼玉県 10 (3.5%)無回答 1 (0.3%)

小計 14 (4.9%)

回答数(割合)

大磯町以外の

神奈川県内

Q2 回答数(割合) Q2

東京都内

その他

Q2 回答数(割合)

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Q4.今日は何人で来られましたか?

2人又は3人で訪れた人が多く、それぞれ約3割を占

めている。

Q5.今日の大磯港へおおよその滞在予定時間は?

大磯市又は海水浴を目的として訪れた人は、3~5時

間又は1~2時間程度の滞在とする人が多く、全体の約

8割を占めている。

Q6.今日、大磯港以外に訪れた場所は? 【※複数回答可】

大磯市や海水浴以外に町内の他の観光ス

ポット等に訪れた人も多く見られる。

Q4

1人 23 (8.0%)

2人 84 (29.2%)

3人 85 (29.5%)

4人 48 (16.7%)

5人以上 48 (16.7%)

合計 288 (100.0%)

回答数(割合)

1人, 8.0%

2人, 29.2%

3人, 29.5%

4人, 16.7%

5人以上, 16.7%

31 (10.8%)

97 (33.7%)

126 (43.8%)

33 (11.5%)

1 (0.3%)

288 (100.0%)

回答数(割合)

無回答

Q5

1時間以内

1~2時間程度

3~5時間程度

6時間以上

合計

1時間以内, 10.8%

1~2時間程度, 33.7%

3~5時間程度, 43.8%

6時間以上, 11.5%

無回答, 0.3%

8 (2.8%)

11 (3.8%)16 (5.6%)

14 (4.9%)

34 (11.8%)72 (25.0%)

288 (100.0%)

回答数(割合)Q6

大磯迎賓館旧島崎藤村邸

大磯城山公園(旧吉田茂邸)

高麗山・高来神社湘南平

その他

回答数

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Q7.あなたは主にどのような目的で大磯港(駐車場を含む)を利用しますか?

【※複数回答可】

大磯港を訪れる目的として最も多いのはイベント(大磯市、さかなの朝市、花火大会など)で

あり、次いで海水浴、釣りとなっている。まちの散策途中に立ち寄る(散歩を含む)という人も

1割程度見られた。

Q8.あなたは大磯港に漁協直営の食事処「めしや大磯港」があることを知っていましたか?

今回の調査では、町外からの来訪者も多かったという

こともあるが、めしや大磯港の存在自体を知らなかった

人も3割程度見られ、「良く利用する」「利用したことが

ある」とする人は2割程度にとどまっている。

188 (65.3%)38 (13.2%)

87 (30.2%)23 (8.0%)26 (9.0%)

19 (6.6%)10 (3.5%)

288 (100.0%)

回答数(割合)

釣りイベント(大磯市、さかなの朝市、花火大会など)

Q7

海水浴

サーフィンまち散策食事(めしや大磯港)

その他

回答数

7 (2.4%)

52 (18.1%)

130 (45.1%)

94 (32.6%)

5 (1.7%)

288 (100.0%)

回答数(割合)Q8

合計

良く利用する

利用したことがある

知っていたが、利用したことはない

知らなかった

無回答

良く利用する, 2.4%

利用したことがある, 18.1%

知っていたが、利

用したことはない, 45.1%

知らなかった, 32.6%

無回答, 1.7%

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51

Q9.「(仮)みなとオアシス」に欲しい機能は? 【※複数回答可】

(仮)みなとオアシスに欲しい機能として最も多かったのが「海を眺めるカフェ」であり、回

答者の約 65%の人が欲しいとしている。次いで、「鮮魚や加工物の販売」「地元の魚介や農作物を

使ったレストラン」となっている。

156 (54.2%)

98 (34.0%)

134 (46.5%)39 (13.5%)

185 (64.2%)

81 (28.1%)107 (37.2%)

49 (17.0%)

10 (3.5%)

288 (100.0%)

回答数(割合)

海を眺めるカフェ

Q9

鮮魚や加工物の販売

農作物や加工品の販売地元の魚介や農作物を使ったレストラン

まちなか回遊の情報発信

シャワー・更衣室

展望デッキ

津波時の避難施設

その他

回答数

地元の魚介や農作物を使った

レストラン

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Q10.自由記述

自由記述欄には、「きれいなトイレ」や「ペットと遊べる広場」等を要望する声が多いほか、施

設利用(飲食や購買など)を行った場合の「駐車場の無料化」等も挙げられている。

性別 年齢 住まい 交通手段 人数 時間 自由意見

女性 50・60歳代 東京都内 自家用車 2人 6時間以上 雰囲気が良く、初めて来たけど、またここに来たいと思います。

女性 70歳代 大磯町 自家用車 3人 3~5時間 トイレ

男性 50・60歳代 大磯町 徒歩のみ 3人 3~5時間

昔、港を作った時、大島行きの船が出るという事で新しい港が完成したが、その計画が白紙になり残念である。今回のみなとオアシスの整備は、大磯町民・県民が望む良いものを是非とも完成出来ればと願っています。

女性 70歳代 大磯町 徒歩のみ 5人以上 3~5時間 もう少しトイレをきれいにしてほしい。

女性 50・60歳代 大磯町 徒歩のみ 5人以上 3~5時間 他にない大磯町らしい何かがあれば。

女性 50・60歳代 大磯町 徒歩のみ 5人以上 3~5時間 キレイなトイレを設置して下さい。

女性 30・40歳代 神奈川県内 バス 2人 3~5時間 設備が整っていると良いと思う。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自転車 5人以上 1~2時間 大磯は歴史ある町で、観光も楽しいし、町をわかるコーナーなどが出来るとうれしいです。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 5人以上 3~5時間 できたら、利用したいです。

女性 50・60歳代 神奈川県内 JR 2人 1~2時間 市民や観光客にとって楽しく便利な場所になることを期待します。

男性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 4人 6時間以上 大磯港周辺が混んでしまうのが残念ですが、楽しみです。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 4人 1時間以内 子供も楽しめるような所を希望します。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 3人 3~5時間ペットと遊べる場所。マリンスポーツのベース基地としての機能。

男性 30・40歳代 神奈川県内 自転車 3人 1時間以内 できることを楽しみにしています。

女性 30・40歳代 神奈川県内 JR 3人 3~5時間 年齢の偏りがなく、老若男女の集う大磯市の様なものができると嬉しい。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 2人 3~5時間 ぜひ、作ってほしいです。

男性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 2人 1時間以内 オシャレでセンスの良い施設を希望。

男性 30・40歳代 東京都内 自家用車 2人 3~5時間 利用した人は、駐車場無料サービスをお願いします。

男性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 5人以上 1~2時間 駐車場の増設。

無回答 30・40歳代 その他 自家用車 2人 1~2時間 イベントなどを多く行なってほしい。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 4人 3~5時間 遊びに来た人達が、ゴミを捨てていかない工夫。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 4人 3~5時間地元の食材が気軽に買える所が出来たら嬉しい。町中だと駐車場が無かったりするので。

男性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 4人 3~5時間 新鮮な魚介類が食べられる所があるといい。

女性 50・60歳代 神奈川県内 自家用車 2人 3~5時間 ドックラン(小さくても良い)があると嬉しいです。

無回答 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 1人 1~2時間 町の治安を維持する為、「みなとオアシス」でも警備員・警察官の定期的巡回を願います。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 3人 3~5時間 ドッグラン、マリンスポーツ基地

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 2人 3~5時間 楽しみにしています。

男性 20歳代 東京都内 自家用車 3人 1~2時間 おしゃれな施設を。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 5人以上 3~5時間 小さな子供も遊べる施設を作ってほしい。

女性 30・40歳代 東京都内 自家用車 3人 3~5時間 子供が退屈しない施設(子供の遊び場など)

男性 10歳代 大磯町 自転車 3人 1時間以内 地震の時、大津波から安全に避難できる様に。

男性 50・60歳代 大磯町 自転車 3人 1時間以内 安心して駐輪できるスペース

女性 50・60歳代 神奈川県内 JR 2人 1~2時間 何回も来たくなる様な施設になるといいですね。

女性 30・40歳代 神奈川県内 JR 4人 6時間以上 無料の駐車場があるといいですね。

男性 20歳代 神奈川県内 自家用車 2人 1~2時間 デートに使えるような、おしゃれな施設に。

女性 30・40歳代 神奈川県内 自転車 3人 1~2時間 大磯町の歴史が分かるようなコーナーがあっても良いと思う。

男性 30・40歳代 大磯町 徒歩のみ 3人 1~2時間 夕日が眺められるデッキがあると良いと思います。

女性 50・60歳代 大磯町 徒歩のみ 3人 3~5時間 大磯らしいオシャレな施設に。

女性 30・40歳代 神奈川県内 JR 2人 1~2時間 キレイなトイレをぜひ!

女性 70歳代 大磯町 自家用車 3人 3~5時間 トイレ

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 5人以上 3~5時間 出来たらぜひ利用したいです。

男性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 5人以上 1~2時間 駐車場を増やしてほしい。

男性 30・40歳代 東京都内 自家用車 2人 3~5時間 無料の駐車場(何かを買ったら)

女性 30・40歳代 神奈川県内 自家用車 3人 6時間以上 無料の駐車場

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(参考)調査用紙

アンケートご協力のお願い

大磯町では、現在、大磯港にまちなか回遊の拠点となる「(仮)みなとオアシス(賑わい

交流施設)※」の整備について検討を行っています。

そこで、利用者のみなさんの利用状況や整備に対するご意見を伺うため、アンケート調

査を実施しています。ご協力のほど、よろしくお願いします。

(※) 「みなとオアシス」とは… 港にある「道の駅」のような施設です。

該当するものに「○」をつけてください。( )内は、具体的にお書きください。

Q1.あなたの性別、年齢は?

《性別》 ア 男性 イ 女性

《年齢》 ア 10歳代 イ 20歳代 ウ 30・40歳代

エ 50・60歳代 オ 70歳以上

Q2.あなたのお住まいはどちらですか?

ア 大磯町 イ 大磯町以外の神奈川県内( 市・町・村)

ウ 東京都内( 区・市・町・村)

エ その他( 道・府・県)

Q3.今日、大磯港へ来た際の交通手段は?

ア 徒歩のみ イ 自転車 ウ JR エ バス

オ 自家用車 カ その他( )

Q4.今日は何人で来られましたか?

ア 1人 イ 2人 ウ 3人 エ 4人

オ 5人以上

Q5.今日の大磯港へおおよその滞在予定時間は?

ア 1時間以内 イ 1~2時間程度 ウ 3~5時間

エ 6時間以上

裏面に続きます。

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Q6.今日、大磯港以外に訪れた場所は? 【※複数回答可】

ア 大磯迎賓館 イ 旧島崎藤村邸 ウ 大磯城山公園(旧吉田茂邸)

エ 高麗山・高来神社(湘南平) オ 大磯ロングビーチ(プリンスホテル)

カ その他( )

Q7.あなたは主にどのような目的で大磯港(駐車場を含む)を利用しますか?

【※複数回答可】

ア イベント(大磯市、さかなの朝市、花火大会など) イ 釣り

ウ 海水浴 エ サーフィン オ まち散策

カ 食事(めしや大磯港) キ その他( )

Q8.あなたは大磯港に漁協直営の食事処「めしや大磯港」があることを知っていました

か?

ア 良く利用する イ 利用したことがある

ウ 知っていたが、利用したことはない エ 知らなかった

Q9.「(仮)みなとオアシス」に欲しい機能は? 【※複数回答可】

ア 鮮魚や加工物の販売 イ 農作物や加工品の販売

ウ 地元の魚介や農作物を使ったレストラン

エ まちなか回遊の情報発信 オ 海を眺めるカフェ

カ シャワー・更衣室 キ 展望デッキ

ク 津波時の避難施設 ケ その他( )

Q10.最後に「(仮)みなとオアシス」整備に関するご意見やご要望があればお書きくださ

い。

ご協力、ありがとうございました。

大磯町 産業観光課 みなと推進係

【受託調査】㈱アーバンデザインコンサルタント

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(2)めしや大磯港の運営状況等

ヒヤリング結果から、現在の「めしや大磯港」の運営状況は次のように整理されます。

① 利用客数及び客単価

めしや大磯港におけるおおよその利用客数及び客単価は下表のとおりであり、年間で約 30,000

人の利用があります。現在、36席(カウンター4席、テーブル席4人×6卓、屋外テラス席4人×

2卓)があり、昼の時間帯で約 2.5回転、夜の時間帯で約 0.8回転しています。

昼の時間帯 夜の時間帯

客 数 70~80人 20~25人

客 単 価 1,300円/人 1,500円/人

年間客数 約30,000人

② 売上高

過去1年間の月別売上高は下図のように推移しており、一番利用の多い8月で約 530万円、最も

少ない3月で約 320万円となっており、年間売上高で約 4,900万円(月平均 410万円)となってい

ます。

③ 運営経費

初期投資として約 1,500万円、年間経費で約 4,900万円を要しています。

項 目 金 額

初期投資

建物整備(プレハブ) 約 600万円

設備造作(厨房・電気・給排水) 約 900万円

合 計 約 1,500万円

経 費 (年間)

地代(めしや・駐車場) 約 50万円

人件費(社員2、アルバイト8) 約 1,800万円

光熱水費等(売上の約 5%) 約 250万円

原材料費 約 2,800万円

合 計 約 4,900万円

530万円

320万円

(平均) 410万円

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(参考)飲食業の人件費率データ

左の表を見ると、飲食業における人件費

率は 35~40%となっており、現在の運営経

費における人件費は約 36%とほぼ標準的

な値となっています。

また、飲食店における原価率は 30~40%

が一般的とされますが、扱う食材等によっ

ても異なり、原価率は 50%を超えています。

■飲食業の人件費率(出典:TKC)

業 種 人件費率

ラーメン店 35.2%

料亭 37.3%

中華料理店 39.7%

居酒屋 36.2%

食堂・レストラン 33.3%

そば・うどん 38.5%

寿司屋 32.8%

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(3)みなとオアシス(賑わい交流施設)利用者数の想定

大磯町に訪れている観光客数から、みなとオアシスエリア全体の年間利用者数を次のように想定

します。

① 入込観光客数のからの予測

平成 27 年の町全体の観光客数及びそのうち国道1号以南の施設における入場者割合を基に「み

なとオアシス」の年間利用者数を予測します。

「大磯町第四次総合計画後期基本計画」において、平成 32 年の入込観光客数 100 万人を目標と

していることから、このうち国道1号(旧東海道)以南の施設等入場者やイベント参加者(全観光

客数の6割)の多くが、みなとオアシスエリアに訪れる可能性が高いと考えられますが、少なくと

も大磯海岸への来訪者(約 75%)についてはみなとオアシスエリアに訪れると想定し、年間約 45

万人と推計します。

■主要観光地点、観光施設、観光行事別観光客数(日帰り客)

名称 場所 区分 観光客数

(千人)

大磯ロングビーチ - 施設 172

町営照ヶ崎プール(※) - 施設 17

鴫立庵(※) - 施設 11

旧島崎藤村邸 - 施設 12

郷土資料館 - 施設 28

大磯海岸(※) - 施設 307

左義長(※) 北浜海岸 行事 5

高来神社春の大祭(山神輿・植木市) 高来神社 行事 9

国府祭 神揃山~馬場公園~六所神社 行事 32

高来神社大祭(御船祭)(※) 高来神社~照ヶ崎 行事 19

なぎさの祭典(※) 大磯港駐車場 行事 35

宿場まつり 山王町旧東海道松並木 行事 25

ふれあい農産物まつり JA湘南大磯支所 行事 4

湘南国際マラソン(※) 西湘バイパス、国道 134号 行事 24

合 計

町内全体 施設 547 700

(100%) 行事 153

うち、想定するみなとオアシス

エリアにおける観光客数(※)

施設 335 418

(59.7%) 行事 83

(※)は、国道1号(旧東海道)以南の施設等入場者やイベント参加者であり、全観光客数の約6割を占める。

【平成 27 年(実績)】

町全体の観光客数

85.6 万人

(宿泊客 15.6 万人含む)

うち、

想定されるみなとオアシス内の

施設入場者やイベント参加者が

約 6 割(※)

【平成 32 年】

町全体の観光客数

100 万人(総合戦略)

うち、

想定されるみなとオアシス内の

施設入場者やイベント参加者が

約 6 割(※)

→60 万人

みなとオアシス

年間利用者数

45 万人/年

約75%

【予 測】

みなとオアシス利用者数

50万人/年

【実 績】

【予 測】

・賑わい交流施設の整備

・旧吉田邸の一般公開再開

・大磯プリンスホテルの通

年リゾート化(温泉スパ

施設の新設)

などによる利用者増

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② 前面道路交通量からの予測

「みなとオアシス」は、「道の駅」とは性格が異なり、必ずしも前面道路の交通量が利用者数に

直接結びつくものではないと考えられますが、国道 134号の自動車交通量から年間利用者数を予測

します。

単位 計算式 小型車 大型車

昼間 12 時間交通 (H22 センサス)

台 a 14,885 3,633

立寄率(※) - b 0.05 -

平均乗車人員 人 c 1.5 -

立寄人数 人 d=a×b×c 1,116

年間来場者数 人 e=d×365×6/7 349,149

その結果、自動車利用によるみなとオアシスの利用者は、年間約 35 万人と推計されます。これ

に、JR大磯駅における普通乗車券乗車人員(年間約 98 万人)の一部、そのほか徒歩又は自転車

利用による利用者が加算されることになります。しかし、鉄道利用者における観光客割合の予測が

困難なため、ここでは、みなとオアシス年間利用者数を 35万人と推計します。

③ みなとオアシスエリア(賑わい交流施設)の利用者数の想定

以上の2つの方法による推計結果から、みなとオアシスエリア(賑わい交流施設)の利用者数を

①と②の平均をとって、年間 40万人程度と想定します。

これは、平成 27 年度にみなとオアシスエリアに訪れた観光客実績(行事を除く、約 33.5 万人)

の2割増であり、新たな賑わい交流施設の整備のほか、旧吉田茂邸の一般公開の再開(平成 29 年

春)、大磯プリンスホテルの通年リゾート化等に伴う、みなとオアシスの利用者増と想定され、そ

の妥当性は高いと考えられます。また、みなとオアシスエリアに訪れた人は必ず賑わい交流施設に

立ち寄ってもらうことが期待されます。

年間の休日日数は約 120 日(週休2日、お盆・正月休みなど)であり、駐車場の利用実績より、

平休日比の1:2.4 を用いると、みなとオアシスエリア内の利用者数は、イベント開催等での変動

はあるものの、平均すると平日 820人、休日 1,970人となります。

※建設省北陸地方建設局による道の駅調査による、「近郊型」立寄率の最小値を採用

(ただし、大型車については、当該港湾内の砂利運搬のトラックが多いことが想定されるため、立寄

はなしと想定)

※週休1日(平日)と設定

(※)大磯港来訪者人数の設定

今年度行ったアンケートで、大磯港への来訪人数を調査した結果、左表のようになっており、平均で 3.05 人となる。

自動車利用

みなとオアシス

年間利用者数

35 万人/年

鉄道及び

徒歩・自転車利用

みなとオアシス

年間利用者数

みなとオアシス

年間利用者数

35万人/年

可能性

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6.補助金等の整理

(1)水産庁関連補助制度

事業名 趣 旨 主な内容 区分 率 事業実施主

浜 の 活

力 再 生

交付金

「浜の活力再生

プラン」の目標

達成に向け、プ

ランに位置づけ

られた共同利用

施設の整備、水

産資源の管理・

維持増大、漁港

漁場の機能高度

化、防災・減災

対策の取組みを

支援。

◆浜の活力再生プラン推進事業

→漁業所得向上による浜の活

性化を目指す「浜の活力再

生プラン」見直し活動に対

する支援を行う。

交付金 定額 地域水産業

再生委員会

◆水産業強化支援事業

→プランに位置づけられた共

同利用施設の整備、水産資

源の管理・維持増大、漁港

漁場の機能高度化や防災・

減災対策に必要な整備等の

支援を行う。(詳細参照)

交付金 国

:1/2

事業実施主体

:1/2

都道府県

市町村

水産業協同

組合など

■浜の活力再生交付金における補助メニュー(詳細)

区 分 メニュー 交付

率 事業主体

B/C

要件

下限

事業費 主な内容

経営構造改善目標

(1) 荷捌き施設

荷捌き施設(漁労作業用・小規模市場)

1/2

①地方公共団体

②地方公共団体の一部事務組合

③漁業協同組合又は漁業協同組合連合会

④漁業の振興を目的として設立された団体又は法人

1以上

500万円 県)1,500万

漁獲物の集出荷作業(水揚げ・選別場、卸売場建物、検量施設等)

(2) 漁業共同利用施設

鮮度保持施設 1/2 500万円 県)1,500万

製氷施設、貯氷施設、冷凍施設、冷蔵施設

作業保管施設 1/2※ 500万円 県)1,500万

水産物の出荷前の一次処理、漁具等の保管施設

加工処理施設 4/10 500万円 県)1,500万

漁獲物の簡易な加工処理施設

海水処理施設 1/2 500万円 県)1,500万

漁業生産関連作業に使用す

る海水の殺菌処理等の施設

蓄養施設 4/10 500万円 県)1,500万

漁獲物の出荷調整等のため一時的に使用する施設

水産廃棄物等処理施設

1/2 500万円 県)1,500万

へい死魚、加工残さ、排水等の処理施設、再資源化施設

漁業作業軽労化機能整備

1/2 500万円 県)1,500万

負担軽減、事故防止、バリアフリー化のための段差解消、ユニック整備等のための施設改築、機器整備

燃油補給施設 1/2※ 500万円 県)1,500万

燃油補給施設

女性等活動拠点施設

1/2 500万円 県)1,500万

女性や高齢者の活動支援のため、子ども待機室、調理実習室、会議室等により構成される施設

その他浜の活力再生プランで必要となる施設

1/2 500万円 県)1,500万

浜の活力再生プランの目標達成に必要となる施設 (機器、車、船、宿泊施設を除く)

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(2)国土交通省関連補助制度

事業名 趣 旨 主な内容 区分 率 事業実施主体

社会資本

整備総合

交付金

社会資本整備を支

援することによ

り、交通の安全確

保と円滑化、経済

基盤強化、生活環

境保全、都市環境

改善並びに住生活

の安定と向上を図

る。

◆社会資本総合整備計画

(みなと振興計画)に記

載された防災・安全交付

金事業

→道路事業(都道府県道

又は市町村道の新設・

改築・修繕等)

◆社会資本整備と一体にな

った観光振興

→官民連携等による「み

なとオアシス」の地域

活性化拠点としての機

能強化

交付金 定額 都道府県

市町村

地方公共団体か

ら負担金又は交

付金を受けて事

業を実施する団

体等

訪日外国

人旅行者

受入基盤

整備・加速

化事業

訪日外国人旅行者

にとって安全・安

心な滞在ができる

よう、具体的な改

善を図る。

◆訪日外国人旅行者受入基

盤整備事業

→地方での消費拡大に向

けたインバウンド対応

対策としての観光拠点

情報、交流施設等の整

備・改良

(施設の新築・改修に係

る設計・施工、多言語

展示設備・案内標識、

デジタルサイネージ、

洋式便所、無料公衆L

AN環境など)

補助金 1/3

※地方公共

団体が事業

主体となる

場合は、地

方債に対す

る交付税措

置適用

民間事業者(公

共交通事業者)

都道府県

市町村

協議会等

地方創生

港整備推

進交付金

認定地域再生計画

に記載された事業

の推進を図る。

◆港湾法に定める地方港湾

の港湾施設の整備に係る

経費

→水域施設、外郭施設、

係留施設、臨港交通施

設、港湾公害防止施設、

港湾環境整備施設、廃

棄物処理施設又は海洋

性廃棄物処理施設の整

備に要する経費

交付金 2/5

水域施設、

外郭施設、

係留施設、

臨港交通

施設

1/2

港湾公害

防止施設、

港湾環境

整備施設

都道府県

市町村(一部事

務組合、港湾局)

地方創生

道整備推

進交付金

認定地域再生計画

に記載された事業

の推進を図る。

◆市町村道の整備に要する

経費

→市町村道の新設、改築

及び修繕

交付金 道路法第

56 条及び

道路修繕

に関する

政令第 1

条 2 項に

定める割

市町村

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61

(3)民間支援等

PFI等により、民間事業者が事業を行う場合の支援として、民間都市開発推進機構(MINT

O機構)等による支援が考えられます。

ここでは、MINTO機構の支援メニューのうち、道の駅整備等において実績のある「まち再生

出資業務」について示します。

事 業 名 ひみ番屋街・総湯整備事業(富山県氷見市)

事業概要 氷見市の市有地において、氷見の食を提供する物販・飲食施設「ひみ番屋街」

と、海越しに立山連峰を望む温浴施設「氷見温泉郷 総湯」が一体となった「道

の駅」における複合施設の整備

運営主体 氷見まちづくり株式会社

施設概要

敷地形態 10,632㎡(事業区域面積14,643㎡)

用 途

物品販売、飲食、展示場(氷の水族館)、公衆便所、休憩室・

更衣室、事務所、手湯、自転車駐車場、体験教室、渡廊下、

公衆浴場

構 造 【番屋街】木造(一部鉄骨)2階建て

【総 湯】鉄筋コンクリート(一部木造)2階建て

延床面積 4,002㎡

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事業スキーム

効 果 ○中心市街地をはじめ、市内各地に点在する観光資源との有機的な連携を図る

ことにより、300万人の交流を促し、市全体の活性化に寄与する。

○氷見の食を前面に出した飲食・物販機能を中心とした食文化の発信施設に温

泉機能を付加した施設を整備し、集客力を強化する。

○MINTO機構の出資により、他の出資者や金融機関が本事業に対する支援

を促し、事業の立上げをスムーズに行う効果がある。

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7.PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)の可能性の検討

(1)指定管理方式と PFI方式の比較

公設民営方式(指定管理) PFI方式

(建物を町が所有) (建物を町と漁協が区分所有) (DBO方式) (BTO方式)

事業スキーム

イメージ

○大磯町が神奈川県から敷地の専用権を取得。

○大磯町は補助金等を用いて賑わい交流施設を整備し、水

揚げ場等の漁港施設を漁協に賃貸借する。

○大磯町は漁港施設を含め、事業者に指定管理委託を行

う。(専用権を事業者に譲渡→港湾の設置及び管理等に

関する条例 第 10条)

○大磯町及び漁協が神奈川県より敷地の専用権を取得。

○大磯町と漁協が応分の負担により、賑わい交流施設を整

備。

○漁港施設以外の部分について、事業者に指定管理委託を

行う。(専用権を事業者に譲渡)

○大磯町が神奈川県より敷地の専用権を取得。

○SPCに建物の設計、建設、運営を大磯町が一括して委

ねる。

○施設整備の資金調達は大磯町が行う。(補助金等)

○大磯町又はSPCが神奈川県より敷地の専用権を取得。

(※SPCの取得が難しい場合は、大磯町が取得した専

用権をSPCに譲渡が必要)

○大磯町がSPCとPFI事業契約を行い、SPCは金融

機関の融資や漁業組合や関係事業者、民都機構等の出資

により、賑わい交流施設を整備。(一部、補助金等の導

入も可能)

事業の特徴

○漁業協同組合が事業参画することにより、当該エリアを拠点とすることの価値が増大し、漁協の経営体質強化と6次産業化の促進につながる。

○賑わい交流施設について、権利が一本化する。 ○漁港施設と賑わい創出のための公共施設の区分が明確

になり、相互のリスク分担も明確になる。

○指定管理方式とPFI(BTO)方式の中間的なもので

あり、施設は町所有で最終的な責任の所在を明確にした

上で、SPCによる施設運営を前提とした柔軟性の高い

設計、建設が可能である。

○施設整備の資金調達においては、水産庁の補助金等の活

用が可能である。

○公設民営方式と比べ、官民の適切な役割分担により、民

間の事業機会創出が図られ、経験とアイデアに基づく新

規事業によって、経済の活性化に資する効果が期待でき

る。

○SPCにおいては、これまで個別に行われてきたソフト

的な取組みがハードと一体になって総体的に行いやす

くなる。

○民間都市開発推進機構等の出資を仰ぐことにより、SP

Cにおける初期投資の負担を軽減できる。

○施設整備費等の初期投資はSPCが行うことになり、大

磯町は公共サービス提供の代価として、分割してSPC

に支払うことになり、財政負担を平準化することができ

る。

課題 共通 ○漁港区の専用許可(港湾の設置及び管理等に関する条例第5条)で事業を行う場合、利用期間は5年以内(同条例第7条)とされており、専用の更新はあるとしても、民間事業者による思い切った取組みは難しい。

○いずれの方式も大磯町から民間事業者への指定管理手続が必要。

○施設整備費を大磯町が負担することになり、住民における施設の「公共性」について理解を得る必要がある。

個別 ○漁業組合は、国・県の補助金やその他融資等が受けられ

ないため、負担が大きくなる。

○指定管理の条件に制約があり、弾力性や柔軟性のある施

設運営という視点では、PFI方式に劣る。

○一般に指定管理期間も3~5年と制約があり、運営面で

の長期計画が立てにくいため、できる限り長期契約を結

ぶことが望ましい。

○大磯町においても、相当の初期投資が必要となるが、水

産庁の補助金等の導入は可能である。

○指定管理の条件に制約があり、弾力性や柔軟性のある施

設運営という視点では、PFI方式に劣るものの、相互

のリスク負担は明確にしやすい。

○一般に指定管理期間も3~5年と制約があり、運営面で

の長期計画が立てにくいため、できる限り長期契約を結

ぶことが望ましい。

○SPCが施設整備(ハード)にかかる知識やネットワー

クを有することが求められる。

○民間企業である以上、効率性や経済性が優先されるあま

り、安全・安心の視点が軽視されないよう、町も注視し

ておく必要がある。

○SPCがPFI事業の運営主体となる場合、大磯町が取

得した専用権をSPCに譲渡という手続を踏む必要が

ある。

○SPCに漁協が参加しない場合、施設整備後、建物の所

有権を大磯町に移管するBTO方式であれば専用の認

可が必要。

○利用料収入による利益創出面積が小さく、SPCによる

施設整備費までのリスク負担は困難である。(※利益創

出面積を大きくすると、大磯町のコンセプトから逸脱し

た大型集客施設となり、SPC側のリスクも増大する。)

総合評価 × △ ○ ×

【用語解説】

*PPP …パブリック・プライベート・パートナーシップの略。公共と民間が連携して公共サービスの提供を行う仕組み。官民連携。

*PFI …プライベート・ファイナンス・イニシアティブの略。公共施設等の設計、建設、維持管理、運営に民間の資金やノウハウを活かし、公共サービスの提供を民間主導で行う仕組み。PPPの1つ。

*DBO …PFI事業による施設整備後の施設所有形態による1つの形であり、デザイン・ビルド・オペレートの略。公共が建設資金を調達した上で、SPCに建設・維持管理・運営を委ねる方式。

*BTO …PFI事業による施設整備後の施設所有形態による1つの形であり、ビルド・トランスファー・オペレートの略で、SPCによる施設建設後、所有権を公共に移転し、民間による維持管理・運営を行う方式。

この他にBOT(維持管理期間は施設の所有権はSPCが所有し、終了後、所有権を公共に移転)、BOO(所有権を公共に移転しない)などがある。

*SPC …スペシャル・パーパス・カンパニーの略。ある目的のために、企業が資金を調達するために設立する会社。特別目的会社。

*指定管理者制度 …これまで地方自治体又はその外郭団体に限定していた公共施設の管理・運営について、営利企業、財団法人、NPO法人、市民グループなどが一定期間を定めて管理・運営を行う制度。

事業者 事業者

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《整備・運営方法の比較》

管理運営方式 公設民営方式(公設+長期運営委託(指定管理)) PFI 的手法 PFI 手法

①建物を町が所有 ②建物を町と漁協が所有 ③設計提案付指定管理方式 ④DBO 方式 ⑤BTO 方式

事業イメージ

整備主体 公共団体 公共団体 公共団体 民間(SPC)※資金調達は公共 民間(SPC)

運営主体 民間(指定管理者) 民間(指定管理者) 民間(指定管理者) 民間(SPC) 民間(SPC)

比較検討の視点

①管理責任の明確

化 △

仕様書により、管理運営に関す

る責任の範囲を明確にしてお

く必要がある。 △

仕様書により、公共、漁協、事

業者の3者間の管理運営に関す

る責任の範囲を明確にしておく

必要がある。

仕様書により、管理運営に関す

る責任の範囲を明確にしてお

く必要がある。 △

公共と民間の間のリスク分担

を明らかにし、責任の範囲を明

確にしておく必要がある。 △

公共と民間の間のリスク分担

を明らかにし、責任の範囲を明

確にしておく必要がある。

②民間事業者によ

る良質なサービ

スの提供

× 指定管理条件としての制約が

あり、弾力性や柔軟性のある施

設運営が行いにくい。

× 指定管理条件としての制約があ

り、弾力性や柔軟性のある施設

運営が行いにくい。

施設整備段階から、ある程度民

間事業者のノウハウを活かす

ことができる。

施設整備段階から、民間事業者

のノウハウを活かすことがで

きる。

施設整備段階から、民間事業者

のノウハウを活かすことがで

きる。

③資金調達のしや

すさ ○

行政が国の補助等を生かした

資金調達が可能である。 ○

行政が国の補助等を生かした資

金調達が可能である。 ○

行政が国の補助等を生かした

資金調達が可能である。 ○

行政が国の補助等を生かした

資金調達が可能である。 △

事業者が銀行や基金等から資

金調達を行う必要がある。

(※)一部、補助金等の導入可)

④民間事業者の進

出しやすさ △

管理運営に限られるため、様々

な形態の民間事業者等の進出

が可能である。 △

管理運営に限られるため、様々

な形態の民間事業者等の進出が

可能である。 ○

運営を前提とした施設提案程

度であり、民間事業者のリスク

は小さいため、応募しやすい。 △

資金調達に対するリスクは小

さいが、工事に対するリスクが

大きいため、比較的大手の事業

者が中心になるか、応募が得ら

れない可能性もある。

×

資金調達や工事に対する民間

事業者のリスクが大きいため、

比較的大手の事業者が中心に

なるか、応募が得られない可能

性もある。

⑤事業者選定の事

務手続の煩雑さ ○

従来からの指定管理の手続で

あり、それほど煩雑ではない。 ○

従来からの指定管理の手続であ

り、それほど煩雑ではない。 △

事業者の提案について、施設提

案の部分も評価する必要があ

る。 ×

事業者の選定にあたっては、運

営ノウハウだけでなく、設計・

工事に係る技術的な部分の評

価を行う必要がある。

×

事業者の選定にあたっては、運

営ノウハウだけでなく、設計・

工事に係る技術的な部分の評

価を行う必要がある。

⑥施設整備に係る

行政の財政負担 △

行政は施設整備に係る資金調

達を行う必要がある。 △

行政は施設整備に係る資金調達

を行う必要がある。 △

行政は施設整備に係る資金調

達を行う必要がある。 △

行政は施設整備に係る資金調

達を行う必要がある。 ○

行政は、契約期間内で財政負担

が平準化される。

⑦施設運営に係る

行政の財政負担 ×

事業収益の得られる部分が限

られているため、行政の財政負

担の軽減が図りにくい。 ×

事業収益の得られる部分が限ら

れているため、行政の財政負担

の軽減が図りにくい。 ○

民間事業者から賃料等の形で

の収入が得られるため、公共の

直営で行うよりは、安価に抑え

ることができる。

民間事業者から賃料等の形で

の収入が得られるため、公共の

直営で行うよりは、安価に抑え

ることができる。

民間事業者から賃料等の形で

の収入が得られるため、公共の

直営で行うよりは、安価に抑え

ることができる。

⑧利用しやすさ △

指定管理条件の範囲内でのイ

ベント実施やサービスの提供

となる。

指定管理条件の範囲内でのイベ

ント実施やサービスの提供とな

指定管理条件の範囲内でのイ

ベント実施やサービスの提供

となる

民間事業者のノウハウを活か

した様々なイベント実施やサ

ービスの提供が期待できる。

民間事業者のノウハウを活か

した様々ないベント実施やサ

ービスの提供が期待できる。

総合評価 × × ○ △ ×

(※)BTO方式において、港湾改修費等については一部、条件等を満たしている場合は、国の補助金の導入可能性あり。

賑わい

交流施設

【民間】

運営

【公共】

管理者 所有

賃料等 賑わい

交流施設

【民間】

【公共】

整備

運営

賃料等

賑わい

交流施設

【民間】

運営

【公共】

管理者 所有

売上の一部

管理費

賑わい

交流施設

【民間】

整備

運営 所有

【公共】

所有

管理費

賑わい

交流施設

【民間】

運営

【公共】

管理者 所有

売上の一部

管理費 漁協 整備費

賃料等

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《スキームの検討》

年度

③ 設計提案付指定管理方式の場合 ④ DBO方式の場合

国 神奈川県 漁業

協同組合 大磯町 事業者 国 神奈川県

漁業

協同組合 大磯町 事業者

H29

H30

H31

H32

賑わい交流施設 アドバイザリー業務

・要求水準書作成 ・リスク分担作成 ・事業者募集(プロポ) ・事業者選考(審査会) ・契約(協定)書作成 ・施設名称決定 など

議会承認・債務負担

補助金等の検討・調整

契約(協定)

指定管理者応募 ・施設設計提案 ・事業計画案 の提出

賑わい交流施設 実施設計業務

賑わい交流施設 整備工事

みなとオアシスサイン

設置工事

指定管理契約 (5年程度)

竣 工

賑わい交流施設 供用開始

事業 計画の 調整

港湾管理事務所改修、道路・駐車場等整備

港湾管理事務所改修 実施設計

漁 協 施 設 整 備 内容・費用負担の調整

意向把握

応募

敷地専用権協議

敷地専用権協議

みなとオアシス申請・登録

補助申請(農水省、国交省など)

漁協施設の解体工事 仮設施設の整備

漁 協 施 設 整 備 内容・費用負担の調整

賑わい交流施設 アドバイザリー業務

・要求水準書作成 ・リスク分担作成 ・事業者募集(プロポ) ・事業者選考(審査会) ・契約(協定)書作成 ・施設名称決定 など

議会承認・債務負担

契約(協定)

PFI事業者応募 ・施設イメージ ・事業計画案 の提出

PFI事業設計・工事 契約

竣 工

港湾管理事務所改修、道路・駐車場等整備

港湾管理事務所改修 実施設計

賑わい交流施設 実施設計

賑わい交流施設 整備工事

引渡し 竣 工

意向把握

応募

PFI事業管理・運営 契約(5年程度)

賑わい交流施設供用開始

補助金等の検討・調整

敷地専用権協議

敷地専用権協議

みなとオアシス申請・登録

補助申請(農水省、国交省など)

漁協施設の解体工事 仮設施設の整備

東京 2020 オリンピック・パラリンピック開催

契約

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(2)PPP導入の事例

みなとオアシスや道の駅については、公設民営方式で整備されるケースが圧倒的ですが、近年

はPFI方式など、民間活力導入により整備される事例も見られます。

■PFI方式・PFI的手法による施設整備事例

事 例 事業 方式

事業 期間

事業者 規模 現状・課題

①道の駅いぶ

すき(彩花

菜)館

BTO 15年 ㈱サニーケーブ 大木建設、指宿湊建設、 南日本総合サービス、 ファインサプライ

S造/2階

延床 809㎡

事業費 3.6億円

・海岸沿いに立地し、建物

の老朽化が予想以上に

進行。(大規模修繕は市

の負担)

・施設使用料と施設管理料

でほぼ採算可。施設建設

費は市の負担。

②道の駅笠岡

ベイファー

BTO 16年 ㈱A&A 天野産業、農業生産法人アグリインダストリー

S造/平屋

延床 636㎡

事業費 3.0億円

・現状での課題なし。市の

財政負担の平準化。

・入込客数 80 万人、年間

売上 4億円程度

・市負担(施設管理料+建

設費返済 1,400万円)

③道の駅よう

か但馬蔵

BTO 15年 ㈱道の駅ようか 日和山観光、アシタ、但南建設

S造/平屋

延床 1,300㎡

・市負担 1.3億円

・事業期間後は指定管理者

方式へ移行予定。

・入込客数 25 万人、年間

売上 1.2億円

④函南(かんな

み)道の駅・

川の駅

BTO 15年 ㈱加和田建設グル

ープ

事業費 23.7億円

⑤木更津市道

の駅

DBO 15年 ㈱TTCグループ

TTC(維持管

理)、ヤマト(維持

管理・地域振興)

地域みらい創造研

究所(地域振興マ

ネジメント)

S造/平屋

設計・工事・管

5億円

延床 850㎡

・グループ会社と基本協定

締結(H28.6)

・平成 29 年秋供用開始予

⑥道の駅京丹

波味夢の里

DBO 16年 ROOF GAT

E㈱

サンダイコー、高

松伸建築設計事務

所、吉村建設工業、

村井建設、近代ビ

ル管理、溝口建設

全体面積 3.4ha

事業費 18.3億円

うち

施設整備費 8.7

億円

・社会資本整備総合交付

金、過疎費、合併特例債

等(17.3 億円)及び町

単費 1.0億円を財源

・基本契約、設計建設工事

請負契約、維持管理・運

営業務委託の3分割で

発注

・平成 26年4月供用開始

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(3)PFI事業における補助金等の交付について

PFI事業を実施するにあたり、財政上の支援措置について、「民間資金等の活用による公共施

設等の整備等に関する事業の実施に関する基本方針」(H12、総理府告示)において、「本来、公共

施設等の管理者等が受けることのできる支援の範囲内で、民間の選定事業者が受けられるよう配

慮すること」とされています。

■賑わい交流施設のPFI事業による整備を行った際の補助金適用可能性(抜粋)

所管省庁 補助制度 根拠法令等 補助要項等名 補助対象施設名 BTO BOT BOO

国土交通省 港湾改修費

補助 港湾法

港湾関係補助金

等交付規則実施

要領

水域施設、外郭

施設、係留施設、

臨港交通施設

○※ ○※ -

※BTO、BOTともに、PFI事業で整備された公共施設に対し、補助金を一括交付することは可能。

※BOTに関しては、以下の点について個別プロジェクトごとに審査を行う必要がある。

・長期安定的に公共施設等を管理・運営できるか。

・最終的にその公共施設等が公共に移転されることが担保されているか。

・補助金等適正化法の適用条件(目的外使用の制限、財産処分の制限等)をPFI事業者が了承するか。

(出典:地方公共団体がPFI事業を実施する際の国の補助金等の適用について(内閣府民間資金等活用事業推進室))

(4)管理・運営主体の募集方式について

PFI事業では、応募グループとして、設計担当・工事担当・マネジメント担当の事業者がグ

ループ企業を構成することになり、施設整備後は、維持管理担当・管理運営担当として事業を行

う場合が多く見られます。

また、指定管理方式の場合は、事業者を公募により行うことが一般的ですが、理由が明確な場

合は、非公募により指定管理者を選定することも可能です。

前者はプロポーザル方式により全国公募する方法が一般的ですが、今回の場合は地域への理解

や地域でのネットワーク力、地域活性化への貢献度が期待できる企業や団体の選定が望ましいと

言えます。

民間主体の 第3セクター

(非公募)

地域の民活 による組織

(非公募)

全国の民間企業 (公募)

市主体の 第3セクター

(非公募)

地域主導型 地域活用型

行政主導型 外部依存型

地域の民間

活力が強い

地域の民間

活力が弱い

公益性が高い

収益性が高い

公募方式 非公募方式

選定方法 プロポーザルによる

全国公募 随意契約

選定 事業者等

施設運営のノウハウを持つ民間事業者

第3セクター又は 地域団体等の 共同出資組織等

メリット

実績に伴う高度な

管理運営のノウハウ

が期待できる

公益性・地域活性化を優先した管理運営が

可能である

デメリット 利益追求が優先され 公益性が損なわれる

可能性がある

管理運営ノウハウが 不足することが 懸念される

デメリットへの対応

契約書の中で公益性 発揮のための業務を

明らかにする

ノウハウを持った人材を支配人に据える