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Cisco ISR（Integrated Services Router）シリーズ

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Cisco ISRシリーズの CCP Expressを使用した初期セットアップ手順

● ご案内

この設定例では、Cisco機器のハードウェアインストール終了後の設定を、簡潔に説明します。

設定や操作コマンドの詳細については cisco.com を参照してください。

cisco.com （日本語） http://www.cisco.com/jp

（英語） http://www.cisco.com/

● 取り扱いについて

・本書の記載内容の一部または全部を無断で転載することを禁じます。

・本書の記載内容は将来予告無なく変更されることがあります。

・本書を使用した結果発生した情報の消失等の損失については、責任を負いかねます。

・本書の設定内容についてのお問い合わせは、受け付けておりませんのでご了承ください。

・本書の記載内容は、動作を保証するものではございません。従いまして、お客様への導入前には、

必ず事前検証を行ってください。

● 対象機種

Cisco ISR 800シリーズ（IOSバージョン 15.5(1)T以降）

● 設定内容・手順

[CCP(Cisco Configuration Professional) Express について]

CCP Express は、設定用の PCからルータに対して基本的な設定を行うための GUIツールです。

CCP Express を使用する事で、ホスト名や LAN/WAN インターフェイスの設定、

メーカーの推奨するファイアウォールの設定などを簡単に行う事が出来ます。

本設定例では、CCP Expressを使用して、工場出荷状態の C841 ルータに基本的な設定を行うための手順をご紹介します。

[構成図]



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[WAN側の設定]

ルータのスイッチポート(GE0/0)と設定用 PCを接続し、DHCP で IPアドレス(10.10.10.x)が払い出されることを確認します。

ブラウザを立ち上げて、ルータの IPアドレス（初期設定値：10.10.10.1）へアクセスします。

＜ご注意下さい＞

初期設定のユーザ名/パスワード cisco/cisco は一度使用するとそれ以降使用できなくなります。

必ず次の画面で新しいユーザ名/パスワードを設定してください。（管理アクセスが出来なくなる可能性があります）

① 10.10.10.0 / 25の IPアドレスが

取得できていることを確認します。

① 。

⑥ OKをクリックします。

⑤ 初期パスワード”cisco”を入力します。

④ 初期ユーザ名”cisco”を入力します。

(例:admin)

③ Webページに移動（非推奨）をクリックします。

② 詳細情報をクリックします。

① ルータにアクセスします。（https://10.10.10.1）



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このルータの管理ユーザ名/パスワードを設定します。

クイックセットアップ・ウィザードを開始します。

ポップアップで再認証が求められるので、新しく設定したユーザ名/パスワードを入力します。

① 管理ユーザ名を入力します。(例:admin)

② パスワードを入力します。(例:password)

③ パスワードを再入力します。(例:password)

④ “はい”をクリックします。

① 管理ユーザ名を入力します。(例:admin)

② パスワードを入力します。(例:password)

③ “ログイン”をクリックします。

① “クイックセットアップ・ウィザード”をクリックします。



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“始めましょう”をクリックします。

ホスト名、ドメインネーム、タイムゾーンを設定します。

※ドメイン環境ではない場合にも、ドメインネームの入力は必須です。

“mydomain.com”の様な任意の値を入力してください。

① ルータ名を入力します。(例:Router1)

② 所属するドメインを入力します。(例:mydomain.com)

③ タイムゾーンを選択します。(例:GMT+09:00 大阪,札幌,東京)

④ “次へ”をクリックします。

① “始めましょう”をクリックします。



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WAN接続に使用するインターフェイスを指定します。

PPPoEの認証パラメータを入力します。

※WAN側が DHCP環境の場合には、”PPPOEを有効にする”のチェックボックスを外します。

① “イーサネット(直接/PPPOE)”を選択します。

(例:Router1) ② WAN接続に使用するポートを選択します。

(例:GigabitEthernet0/4)

③ スクロールダウンします。

① CHAPにチェックを入れます。

② PPPoEのユーザ名を入力します。(例:[email protected])

③ PPPoEのパスワードを入力します。(例:cisco)

④ PPPoEのパスワードを再入力します。(例:cisco)

⑤ “次へ”をクリックします。



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バックアップWANの設定を行います。（本設定例では有効にしません。）

LAN構成の設定をします。

① “次”をクリックします。

① “次へ”をクリックします。

① “新規 LANネットワークの追加”にチェックを入れます。



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追加する DHCP と VLANの設定を行います。

セキュリティの設定を行います。

⑤ VLAN IDを入力します。(例:2)

⑥ VLAN 2に紐づけるポートにチェックを入れます。（例:GigabitEthernet 0/1,0/2,0/3）

⑦ IPアドレスを入力します。(例:192.168.1.254)

③

④ VLANの作成を選択します。

(例:2)

① プール名を入力します。(例:VLAN2_pool)

② 払い出すネットワークを入力します。(例:192.168.1.0)

③ サブネットマスクを入力します。(例:255.255.255.0)

⑧ “次へ”をクリックします。

① “ファイアウォール機能を有効にする”にチェックを入れます。

② “シスコ推奨のセキュリティ設定を有効にする”にチェックが入っていることを確認します。

④ “次へ”をクリックします。

③ “Application Visibility and Control を有効にする”にチェックが入っていることを確認します。



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設定項目の確認をします。

アラートが表示されますので、”はい”をクリックします。

設定完了の表示がされますので、一旦ブラウザを閉じます。

① “はい”をクリックします。

① “送信”をクリックします。



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コマンドプロンプトで IPを解放します。

コマンドプロンプトで IPを再取得します。

ブラウザを立ち上げて、ルータの管理用インターフェイス IP（初期設定値：10.10.10.1）へアクセスします。

ダッシュボードからWAN インターフェイスが有効化されたことを確認します。

① IPアドレスが取得されたことを確認します。(数十秒ほどかかります。)

① “ipconfig /release”を入力し、エンターキーを押します。

① “ipconfig /renew”を入力し、エンターキーを押します。

② 10.10.10.0 / 25 の IPアドレスが

取得できていることを確認します。

② 。

① ルータにアクセスします。（https://10.10.10.1）

④ 管理ユーザ名を入力します。(例:admin)

⑤ パスワードを入力します。(例:password)

② 詳細情報をクリックします。

③ Webページに移動（非推奨）をクリックします。

⑥ OKをクリックします。



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インターフェイスの設定を確認します。

VLAN2が正しく作成されていることを確認します。

DHCPサーバの設定を確認します。

VLAN2のネットワークに IPアドレスを配布する DHCPサーバが正しく設定されている事を確認します。

① “インターフェイス”をクリックします。

① “DHCP/DNS”をクリックします。

① “VLAN2”が作成されていることを確認します。

① “VLAN2_pool”が作成されている事を確認します。



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セキュリティの設定を確認します。

VLAN2がゾーン LANに追加されている事を確認します。

その他、設定に関する詳細な情報は以下の URL をご参照ください。

・ギガビット対応 VPNルータ Cisco 841M Jシリーズ

https://www.cisco.com/c/m/ja_jp/solutions/cisco-start/product_841mj.html

① “Vlan2”がゾーン LANに追加されている事を確認します。

① “セキュリティ”をクリックします。

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