【citizen watch magazine】vol.シチズン時計...

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042-468-4600 [email protected] シチズン時計 人事部 人財開発課 服装に合わせて時計を付け替え楽しむ 時計職人による組立作業 肌に優しい素材を用いた時計  時計の中の部品 時計の部品を使った空間展示 1. 「ご挨拶」 皆さん、はじめまして!シチズン 時計で新卒採用を担当してい る人事部の四塚と申します。この度は” CITIZEN WATCH MAGAZINE” をご覧頂き、誠にありがとうございます。このマガジ ンは就職活動を控えた皆さんに、私たち採用担当がシチズンに 関する様々な情報をご紹介していきます。各号数分間で読みきれ る簡単な内容で、これから順次配信していく予定ですので、お時 間のある際にお読み頂ければ幸いです。そして私たちシチズンの ことを知り、より身近に感じて頂けたら心より嬉しく思います。第 1 号 のテーマは「シチズン時計とは」です。それでは、お楽しみくだ さい! 2. 「時計とは」 突然ですが、皆さんにとって、腕時計とはどのような存在でしょ うか?「そんなこと考えたことないくらい、当たり前な存在!」という 方、「ファッションアイテムとして楽しんでいます!」という方、「テス トの時しか使わないです…」という方など、これをお読みの皆さ んと、時計との付き合い方もきっと様々なのだろうと思います。 ただ、ちょっと考えてみてください。これほどまでに人の肌に長 い時間触れ、生活を共にする製品って他に存在するでしょうか? 時計は朝起きてから夜寝るまで、身に着けているもの。ここまで 人に寄り添う製品は、世の中を見渡してみてもなかなか見当たり ませんよね。だからこそ、時計は大切な人に贈るプレゼントとして 選ばれたり、時には形見として代々受け継がれたりするのではな いでしょうか。 また、誰にでも平等に流れる「時」を扱う腕時計は、性別・年齢・ 国籍など問わず、どんな方にも使ってもらえる製品でもあります。 私たちは“CITIZEN”の名にふさわしく、市民に愛され、市民に貢献 し続けるモノづくりを行っていきたいと考えています。 3. 「時計業界」 就職活動を始めるにあたって、「自分は何業界を目指そうか」と いうのは皆さん必ず考えることの一つだと思います。シチズン時 計の属する「時計業界」とその他の業界との違いは一体何なの か ?気になりますよね。時計業界は、精密機器業界に属していて、 時計の他には、医療機器やカメラなどをイメージしていただくと 分かりやすいかもしれません。その中でも時計業界の特徴だと言 えるのは、精密な技術が手のひらに収まる小さなサイズの中に 詰まっていること、また同時に宝飾品やファッションとしての要素 も持ち併せているということです。こちらに関しては、後ほど詳し くお話したいと思います。 世界中には数多くの時計メーカーが存在していて、それぞれの メーカーやブランドごとに、歩んできた歴史やブランドコンセプ ト等、異なる特徴がありますので、興味を持った方は比較してみ るとおもしろいかもしれません…! 4. 「シチズン時計」 シチズン時計は 2018年 5月に創業 100周年を迎えました。今 から 100年ほど前の 1918年は、日本の産業が近代化に向けて勢 い付いてきた時代です。「国産の時計を作り、高品質な時計を市 民に届けたい」という夢を叶えるため、シチズン時計の前身とな る尚工舎時計研究所が創業されました。市民にも広く永く愛され るようにという想いが込められた「CITIZEN」は、その DNAを受け 継ぎ 100年の歴史を刻んできました。シチズン時計は老舗の日 本メーカーではありますが、売上の約 7割を海外が占めるグロー バルカンパニー。世界を舞台に、先代が築いてきた高い技術力と デザイン力を武器にして、新たな時計作りに挑戦し続けていま す。 5. 「プロダクトポリシー」 CITIZENが製品を作る際に大切にしているポリシーはずばり、 「技術と美の融合」という言葉で表現されます。すなわち、「技術」 と「美」の両方を兼ね備えた商品を、シチズン時計として世の中に 提供していきたいということです。 ではなぜ時計に技術と美が必 要なのでしょう? まず「技術」に ついて。時計という製品は「精密機器」というカ テゴリーに当てはまります。その名の通り、人の腕に収まるほどの 小さな空間の中に、数えきれない数の精密部品が詰め込まれて います。小さなスペースに、小さな電力消費で、様々な機能を盛り 込んでいくにはとても高度な技術を要するため、シチズン時計は 長年試行錯誤を積み重ねることで、独自技術を確立してきたので す。 次に「美」について。これは皆さんもよくお分かりのことと思い ますが、時計はファッションアイテムの一つとしても使われます。 そして 脈々と流れる「時を刻む」ミステリアスでロマン溢れる存 在でもあります。つまり、時計の魅力は機能性以外にも、美しさや 製品に込められたストーリー、こだわり抜かれた細部のデザイン などにもあるのです。幅広いデザインを可能にするのは、高い技 術力があってこそ。時計において、技術と美は切っても切れない 関係です。 私たちはこうした時計の魅力を更に高めるため、「技術と美の 融合」のポリシーを大切にしながら、技術においても、美しさにお いても、休むことなく新たな領域を探求し挑戦し続けています。 いかがだったでしょうか。腕時計魅力やシチズン時計について 少しお分かりいただけましたか? 今後も皆さんに楽しんで読ん で頂けるようなコ ンテンツを用意しますので、次回以降も是非ご 注目くださいね! 薄さわずか 1.00mm のムーブメントを搭載したモデルです。 ほぼすべてのパーツを新規で製造するという マニュファクチュールだからこそ生み出せた究極の一本です。 薄さと強度の相反する要素を両立できる新素材も採用。 ディテールは時計本来の理想を突き詰め、過度な機能や装飾を極限ま で削ぎ落し、時計の美しさをシンプルに表現しました。 「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」 薄さ 2.98mm、世界最薄の光発電時計 1.Nice to meet you ! ! 2.What is “Watch” ? 3.Defference & Charcter 4.CITIZEN 5.Product Policy Vol.1 シチズン時計とは

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Post on 13-Jul-2020

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Page 1: 【CITIZEN WATCH MAGAZINE】vol.シチズン時計 …...MAGAZINE”をご覧頂き、誠にありがとうございます。このマガジ ンは就職活動を控えた皆さんに、私たち採用担当がシチズンに

042-468-4600 [email protected]シチズン時計 人事部 人財開発課

服装に合わせて時計を付け替え楽しむ

時計職人による組立作業

肌に優しい素材を用いた時計 

時計の中の部品

時計の部品を使った空間展示

1.「ご挨拶」   皆さん、はじめまして!シチズン 時計で新卒採用を担当している人事部の四塚と申します。 この度は” CIT IZEN WATCH MAGAZINE”をご覧頂き、誠にありがとうございます。このマガジンは就職活動を控えた皆さんに、私たち採用担当がシチズンに関する様々な情報をご紹介していきます。各号数分間で読みきれる簡単な内容で、これから順次配信していく予定ですので、お時間のある際にお読み頂ければ幸いです。そして私たちシチズンのことを知り、より身近に感じて頂けたら心より嬉しく思います。第 1 号 のテーマは「シチズン時計とは」です。それでは、お楽しみください!

2.「時計とは」  突然ですが、皆さんにとって、腕時計とはどのような存在でしょうか?「そんなこと考えたことないくらい、当たり前な存在!」という方、「ファッションアイテムとして楽しんでいます!」という方、「テストの時しか使わないです…」という方など、これをお読みの皆さんと、時計との付き合い方もきっと様々なのだろうと思います。  ただ、ちょっと考えてみてください。これほどまでに人の肌に長い時間触れ、生活を共にする製品って他に存在するでしょうか? 時計は朝起きてから夜寝るまで、身に着けているもの。ここまで人に寄り添う製品は、世の中を見渡してみてもなかなか見当たりませんよね。だからこそ、時計は大切な人に贈るプレゼントとして選ばれたり、時には形見として代々受け継がれたりするのではないでしょうか。 また、誰にでも平等に流れる「時」を扱う腕時計は、性別・年齢・国籍など問わず、どんな方にも使ってもらえる製品でもあります。私たちは“CITIZEN”の名にふさわしく、市民に愛され、市民に貢献し続けるモノづくりを行っていきたいと考えています。

3.「時計業界」   就職活動を始めるにあたって、「自分は何業界を目指そうか」というのは皆さん必ず考えることの一つだと思います。シチズン時計の属する「時計業界」とその他の業界との違いは一体何なのか ?気になりますよね。時計業界は、精密機器業界に属していて、時計の他には、医療機器やカメラなどをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。その中でも時計業界の特徴だと言えるのは、精密な技術が手のひらに収まる小さなサイズの中に詰まっていること、また同時に宝飾品やファッションとしての要素も持ち併せているということです。こちらに関しては、後ほど詳しくお話したいと思います。 世界中には数多くの時計メーカーが存在していて、それぞれのメーカーやブランドごとに、歩んできた歴史やブランドコンセプト等、異なる特徴がありますので、興味を持った方は比較してみ

るとおもしろいかもしれません…!

4.「シチズン時計」 シチズン時計は 2018年 5月に創業 100周年を迎えました。今から100年ほど前の 1918年は、日本の産業が近代化に向けて勢い付いてきた時代です。「国産の時計を作り、高品質な時計を市民に届けたい」という夢を叶えるため、シチズン時計の前身となる尚工舎時計研究所が創業されました。市民にも広く永く愛されるようにという想いが込められた「CITIZEN」は、そのDNAを受け継ぎ 100年の歴史を刻んできました。シチズン時計は老舗の日本メーカーではありますが、売上の約 7割を海外が占めるグローバルカンパニー。世界を舞台に、先代が築いてきた高い技術力とデザイン力を武器にして、新たな時計作りに挑戦し続けています。 5.「プロダクトポリシー」   CITIZENが製品を作る際に大切にしているポリシーはずばり、「技術と美の融合」という言葉で表現されます。すなわち、「技術」と「美」の両方を兼ね備えた商品を、シチズン時計として世の中に提供していきたいということです。 ではなぜ時計に技術と美が必要なのでしょう? まず「技術」に ついて。時計という製品は「精密機器」というカテゴリーに当てはまります。その名の通り、人の腕に収まるほどの小さな空間の中に、数えきれない数の精密部品が詰め込まれています。小さなスペースに、小さな電力消費で、様々な機能を盛り込んでいくにはとても高度な技術を要するため、シチズン時計は長年試行錯誤を積み重ねることで、独自技術を確立してきたのです。  次に「美」について。これは皆さんもよくお分かりのことと思いますが、時計はファッションアイテムの一つとしても使われます。そして 脈々と流れる「時を刻む」ミステリアスでロマン溢れる存在でもあります。つまり、時計の魅力は機能性以外にも、美しさや製品に込められたストーリー、こだわり抜かれた細部のデザインなどにもあるのです。幅広いデザインを可能にするのは、高い技術力があってこそ。時計において、技術と美は切っても切れない関係です。  私たちはこうした時計の魅力を更に高めるため、「技術と美の融合」のポリシーを大切にしながら、技術においても、美しさにおいても、休むことなく新たな領域を探求し挑戦し続けています。

 いかがだったでしょうか。腕時計魅力やシチズン時計について少しお分かりいただけましたか? 今後も皆さんに楽しんで読んで頂けるようなコ ンテンツを用意しますので、次回以降も是非ご注目くださいね!

薄さわずか 1.00mmのムーブメントを搭載したモデルです。ほぼすべてのパーツを新規で製造するというマニュファクチュールだからこそ生み出せた究極の一本です。薄さと強度の相反する要素を両立できる新素材も採用。ディテールは時計本来の理想を突き詰め、過度な機能や装飾を極限まで削ぎ落し、時計の美しさをシンプルに表現しました。

「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」薄さ2.98mm、世界最薄の光発電時計

1.Nice to meet you ! !2.What is “Watch” ?3.Defference & Charcter4.CITIZEN5.Product Policy

Vol.1シチズン時計とは