code for numazu 一年の振り返り

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Code for Numazu 年年年年年年

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Government & Nonprofit


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Code for Numazu

一年の振り返り

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はじまり Mashup Awards 会津ハッカソン( 15/8/8 )

会津大学生と作った、雪の見える化の仕組み。技術が、人々のためになるという気づきの。なので、これだけは、完成させねばなるまいと、引き続き、会津で一緒に作成中。

昨年の Code for Japan Summit(15/11 月 )シビックテックという世界で活動している人たちを知る。どうせやるなら、ものを作るだけでなく、活動化しよう。

なので、 15 年の 11 月にここで初めて話をしました。恩返しとして、今年はスタッフとして参加しました!

Code for Numazu 2

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1. Code for XXX の活動とは何か Code for XXX とは

地域の住民が、地域の課題を、テクノロジーの力を梃子に、行政・企業を巻き込みながら解決する活動です。その活動内容には、自治体と企業、住民を繋ぐ活動、地域の子供たちを次世代のシビックハッカーに育てる活動も含まれます。※ハッカーとは、何かを創造する人たちのことです。必要な情報は、自分たちでも作る、自治体に働きかけ、オープンデータを充実させることを通じて、より豊かな社会を作ることを目指します。

他都市のブリゲード( Code for 支部)の場合Code for AIZU は、行動 for 会津をテーマに地域の情熱を、行動に変え物を作り、そして自治体から必要な情報を一つ一つ公開させ、地域の課題を市民自らの手で解決することを目指しています。Code for Kanazawa は、市民のための組織として、行政や民間企業の影響を受けず中立・公益の立場から物事を判断し行動しています。また、地域の大学生とシビックハッカーの担い手として、共に研究・活動も行っています。

2015/12/20キックオフ資料より

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2. Code for Numazu の行動指針確認 沼津の課題を、市民、テクノロジー、アイデアで解決し、さらに愛される街にしていこう! 右図サイクルを繰り返し課題解決を推進しましょう!(具体的検討は次回以降)

とはいえ、まずは行動!メインで!

2015/12/20キックオフ資料より

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Code for Numazu 5

オープンデータ → オープンガバナンスへ 簡単に言うとこれ

行政 市民協働課題に対して積極的に市民も取り組むデータの公開や行政のできることを提供

× 「やってください」「お願いします」 → ○「共に解決する」「共に活動する」自分事として活動しよう!

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5.1 沼津市の現状確認 - オープンデータの状況 しずおかオープンデータ推進協議会の尽力もあり、静岡県はオープンデータに理解がある県と認知されています。 さて、沼津市はというと・・・まったく、進んでいないのが現状です。

静岡市: 339 種類裾野市: 35 種類沼津市: 2 種類

そこで、 2 つのアプローチを進めましょう。1. 他の市町村に普通にあるものは、公開するよう行政に働きかける2. マッピングパーティでみんなでオープンデータ作成!Code for の活動では、地図を作成する活動も数多くあります。

2015/12/20キックオフ資料より

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沼津での結果! 沼津市役所と幾度もの打ち合わせを重ね危機管理課の管轄する災害データを公開。ようやく、20種類以上のデータとなりました。

この苦労が、他の市町村で公開してもらうときに役に立っています。伊豆の国市では、1度の打ち合わせでオープンデータを公開してもらえました。 マッピングパーティは記事にもなりました。 今年は、 Code for Numazu は静岡新聞に3回、朝日新聞に1回、沼津朝日に1回掲載されました。周知のために今後も続けたいと思います。

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5.4 沼津市の現状確認 – 課題抽出 よくある、課題抽出から解決までの流れは下記のとおり。まずは、ショートバージョンで課題抽出してみましょう!

課題は大小あるので、検討方法含め、今後進め方は議論しましょう。

課題抽出 課題対策検討

マッピングパーティ

テクノロジーの活用

自治体への働きがけ

解決

本日の活動!

2015/12/20キックオフ資料より

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沼津での取り組み AED データの整備 → アプリへの搭載 アーバンデータチャレンジ、アイデアソンも開催 情報の見える化 → 推進中 課題の見える化 → まだまだ甘い。課題の真因をあぶりだそう! 活動の見える化 →  CfN 含めて、せっかくの活動が埋もれている。   情報化していこう!

それぞれが活動できるようになろう!

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Code for Numazu の活動マトリクス• IT と課題を軸とした活動マトリクスは下記のとおりです。

課題抽出 課題解決

IT スキル必要

IT スキル不要

アイデアソン座談会 クレーム収集

アンケート マッピングパーティ聞き込み、情報収集

ハッカソン

解決 PJ 立ち上げプロトタイピング・評価

ツールを使った調査

OpenData の公開ツールを使った分析

啓蒙、告知活動1 2

3 4

行政との連携各地の事例研究

①~④の間には3つの壁があります。 赤:開発の壁 橙:行動の壁 緑: IT スキルの壁定例・イベントは①~④のどこかを明示します。どの領域から参加するか、どう進んでいくか考えましょう。基本プロセスは①→②&③→④です。④まで行ったものは2周目のサイクルを回します。

2016/1/9第二回資料

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1.1 オープンデータ憲章のサマリ( 2/2 ) オープンデータの原則原則 タイトル 項目原則1 原則としてのオー

プンデータ・データによっては,公表出来ないという合理的な理由があることを認識しつつ,この憲章で示されているように,政府のデータすべてが,原則として公表されるという期待を醸成する

原則 2 質と量 ・時宜を得た,包括的且つ正確な質の高いオープンデータを公表する。・データの情報は,多言語に訳される必要はないが,平易且つ明確な言語で記述されることを確保する。・データが,強みや弱みや分析の限界など,その特性がわかるように説明されることを確保する。・可能な限り早急に公表する

原則 3 すべての物が利用できる

・幅広い用途のために,誰もが入手可能なオープンな形式でデータを公表する。・可能な限り多くのデータを公表する。

原則 4 ガバナンス改善のためのデータ公開

・オープンデータの恩恵を世界中の誰もが享受出来るように,技術的専門性や経験を共有する。・データの収集,基準及び公表プロセスに関して透明性を確保する。

原則 5 イノベーションのためのデータ公開

・オープンデータ・リテラシ-を高め,オープンデータに携わる人々を育成する。・将来世代のデータイノベーターの能力を強化する。

インターナショナルオープンデータディ

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ラブライブ!サンシャイン!! ファンがたくさん訪ねてくるので、お出迎えの準備しましたね。

マッピングパーティ、自転車の時間、お役立ち情報。 最初にラブライブ!サンシャイン!!のお話したときはアニメに頼らなくても、沼津は他にもいいものたくさんあるよ!といわれたものでした。 でも、私は準備してよかったと確信しています。

沼津港の新鮮館に、ファンが置いていった聖地の案内本にOpenStreetMap が利用されていました。その1点を見ても、影響があったと思っています。

分からないから、理解できないから、で思考停止するのはやめよう。新しいことは、分かりにくいことが多いです、しかし、拒否してはそこで、創造性は止まってしまいます。情報は、検索ができるようになる。知られることで意味をなします。

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地域への広がり 裾野市

オープンガバナンスに向けた活動、一緒にやっています。やりとりは、メッセンジャー使ってタイムリーに!次回は、こんな方々をお招きして、プレゼン大会もする予定。市長、企画部長、市民協働室、商工観光課、裾野高校、西中学校長、スソノタイムス

三島市職員さん向け、オープンデータ講習を一緒に作成。他の市町村で利用していただくのもOKいただいています。

オープンデータだけでなく、職員に公民協業の意識をつけたいと依頼されており市民と一緒に課題解決するには!というテイストで資料を作成中。アーバンデータチャレンジ三島ハッカソンは、三島市が場所と告知をすべて受け持ってくれています。

伊豆の国市一緒に課題解決ワークショップしていくよ!

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ともに考え、ともに作り、ときに戦う 沼津市はオープンデータの立ち遅れが、最初の課題でした。 周辺の市町村は今年1年でさらに進みました。地域に関わる情報もまだまだ足りていません。 市だけが問題ではない。市民が課題を自分事とすること、こちらも進めないとね!