児童生徒数は震災翌年以降、万人台を維持

年の教育旅行客・外国人観光客岩手県

全体的に順調な回復外客入り込み前年比．％増

（４）第２７９７号 第３種郵便物認可 ２０１５年（平成２７年）５月１６日（土曜日）

　岩手県商工労働観光部は

このほど、昨年１年間（２

０１４年１～月）の教育

旅行客、外国人観光客の入

り込み動向を「いわての観

光統計」として発表した。

それによると、教育旅行客

の入り込みは学校数が延べ

３０９８校で前年比１・４

％増加（校増）。児童生

徒数は万４２５４人回

で、同６・１％増加（１万

２２３１人回増）した。児

童生徒数は、東日本大震災

津波発生前（２０１０年）

の入込数を上回った。２０

１２年以降は万人台を維

持している。

　一方、外国人観光客の入

り込みは８万５４２３人回

で、前年比・２％増加

（１万９３０４人回増）。

「東日本大震災津波発生前

（２０１０年）の水準には

達していないものの、全体

としての入り込み数は順調

に回復してきている」。

　■教育旅行客

　校種別の入り込み割合

は、多い順に、中学校・

９％、高等学校・５％、

小学校・７％。

　発地別では、多い順に、

東北・７％、北海道・

８％、関東地方・７％、

近畿地方５・５％となって

いる。

　■外国人観光客

　発地別入り込み割合は、

多い順に、台湾・２％、

香港３・９％、韓国３・７

％、中国３・２％、タイ３

・１％。

　前年比では、台湾が・

９％増、香港が・４％減、

韓国が・４％減、中国が

・１％減、タイが１５１

・０％増など。

　市町村別入り込み割合

は、多い順に、八幡平市

・３％、花巻市・１％、

平泉町・５％、雫石町

・２％、盛岡市・３％、

一関市６・７％など。