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省エネ事例紹介

株式会社テクノプランニング桑野崇

平成3１年３月13日

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１．会社概要２．省エネのトータルサポートフロー３．事例紹介３－１．ゴルフ場におけるZEB事例３－２．露天風呂の熱回収事例３－３．福祉施設におけるESCO事例

目次

会社名株式会社テクノプランニング事業所本社東京都千代田区神田和泉町1-3-3 タイワビル10F 埼玉埼玉県吉川市三輪野江1648-1 九州福岡県福岡市西区愛宕1-25-1-908 代表取締役桑野耕二事業概要設備工事/省エネルギーコンサルタント/設備設計設立 2007年3月資本金 25,000千円有資格者一級建築士・設備設計一級建築士・一級建築施工管理技士一級管工事施工管理技士・一級電気施工管理技士・技術士（衛生工学部門）・エネルギー管理士・検証主任者（東京都・埼玉県排出取引制度）・CASBEE評価員

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１．会社概要

①現状把握

•省エネ診断

•提案書作成

•現地調査

②省エネ導入計画

•補助金取得

•事業資金調達

•電力調達

③省エネ導入

•設備工事

•電気工事

•建築工事

④対策後フォロー

•効果検証

•メンテナンス

•クレジット創出

省エネをトータルサポート

当社の強み省エネをトータルでサポートします。（省エネ診断、補助金取得支援、設備導入支援、対策後フォロー）特定に設備に偏らず、空調、電気、建築等幅広くサポートします。豊富な設計、施工、補助金取得支援の経験を生かした提案をします。

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１．会社概要

様々な用途での省エネルギー診断実績があります。実績件数は375件、総面積は約606万㎡です。（海外も含む）。 2019年1月現在

用途件数延面積合計（㎡）平均延面積（㎡）

商業施設 70 1,757,773 25,111

複合施設 5 311,001 62,200

事務所 79 831,451 10,525

医療/福祉施設 37 309,200 8,357

宿泊施設 18 450,416 25,023

教育施設 28 430,563 15,377

工場 75 1,016,486 13,553

その他 63 958,695 15,217

合計 375 6,065,585 21,920

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１．会社概要

STEP1

• 現地調査およびヒアリング

• エネルギー使用量等の測定および分析

STEP2

•具体的な省エネ計画のご提案

•補助金活用のご提案

•補助金申請フォロー

STEP3

•運用改善による省エネ対策のフォロー

•設備更新や導入による省エネ機器の導入

STEP４

•エネルギーマネジメント

•機器のメンテナンス


現状の課題、問題点の把握

ご提案

省エネ導入

対策後フォロー

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２．省エネのトータルサポートフロー

STEP1

• ヒアリングおよび現地調査

• エネルギー使用量等の測定および分析

現状の課題、問題点の把握

・現地調査およびヒアリング →図面やヒアリングを基に、現状の問題点の有無を抽出しご提案させていただきます。

・エネルギー使用量等の測定および分析 →計測器設置によって、より詳細に事業所の各機器のエネルギー使用を把握し、書面では把握できない設備の性能値、劣化具合や運転状況、負荷状況を把握し、より効果的な省エネのご提案を行います。また、運転状況等によっては計測器設置や照度測定等より詳細な調査を行います。

照度測定ヒアリング電力値計測

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・具体的な省エネ計画のご提案 →事前にスケジュールを作成し、具体的なマネジメント計画をお打合せにより、大まかに決定します。また、お打合せにより年度単位の補助金活用のスケジュールや、リース活用などもあわせて提示し、事業者様にとって、業務以外の負担が少ない省エネに取り組んでいただけるようになります。

・補助金活用のご提案 →省エネ機器導入に際しては、コスト面が大きな課題となっていますが、事業者様にマッチした補助金をご提案させていただきます。そうした補助金を活用することで、コスト面での負担軽減につながります。また、実状に合わせた省エネ機器のサイズや、タイプもお打合せにより改めて選定することも可能です。

・補助金申請フォロー →補助金を活用するにあたって、計画書及び申請書類作成のサポートをさせていただきます。また、専門的な計算や、図面作成等もフォローさせていただき、スムーズに取り組むことが可能です。

STEP2

•具体的な省エネ計画のご提案

•補助金活用のご提案

•補助金申請フォロー

ご提案

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・運用改善による省エネ対策のフォロー →STEP1に基づき運用改善を行う際は、ご担当者様とスケジュールや適性容量を確認し、より省エネにつながるようにサポートをさせていただきます。

・設備更新や導入による省エネ機器の導入 →省エネ工事を行います。事業者様と工程を詳細にお打合せさせていただき、安全かつスムーズな施工を心がけております。

STEP3

•運用改善による省エネ対策のフォロー

•設備更新や導入による省エネ機器の導入のフォロー

省エネ導入

工事の様子2 工事の様子1 OA用ダンパーの運用改善指導

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・エネルギーマネジメント →省エネ対策実施後の運用管理のフォローや、導入設備がしっかりと機能しているかを確認します。

・機器のメンテナンス →年１～２回のメンテナンスにより、省エネ機器の正しい運用サポートを行います。

・クレジット創出 →発生するCO2削減量をクレジット化し、取引することによって、利益にすることも可能です。

STEP4

•エネルギーマネジメント

•機器のメンテナンス


対策後フォロー

機器メンテナンスの様子

エネルギー観測

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施設概要

所在地栃木県某所

建物用途ゴルフ場クラブハウス

延床面積 3,928㎡

構造規模 RC造地上2階　地下1階

竣工年月 1987年

エネルギー電気、A重油、LPG

設備概要

空調：冷温水発生器（A重油）

給湯：ボイラー（A重油）

照明：蛍光灯、白熱灯等

窓：フロートガラス

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３－１．ゴルフ場におけるZEB事例

課題

・設備の老朽化が進んでいる。・恒常的に発生する間伐材の処理問題 →場内保管、産廃処理を行っていた。・電気、A重油等の消費量が多い。・震災時にA重油不足のため給湯が行えなかった。

事業概要

概要

①Low-E複層ガラスの導入　②バイオマスボイラの導入

③空調の個別化及び高効率化 ④LED照明への更新

⑤太陽光発電の導入　　　　　⑥BEMSの導入

補助金住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金（経済産業省）

補助率 2/3

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Low-E複層ガラスにより日射遮蔽及び伝導熱の低減を図ると共に、室内の快適性を実現（対策面積308ｍ2）

①Low-E複層ガラスの導入

②バイオマスボイラの導入

ゴルフ場で発生する間伐材を燃料としてバイオマスボイラにて給湯（対策後Ａ重油使用量はゼロ）

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・薪をそのまま投入するので取り扱いが容易・2次燃焼方式なので効率が良い・2次燃焼温度が1000℃以上なのでダイオキシンが出ない

②バイオマスボイラの導入

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③空調の個別化及び高効率化

④LED照明への更新

部分使用に対応した個別空調設備及び高効率ヒートポンプ式空調を導入更なる省エネ対策として人感センサーによる空調発停制御を実施

蛍光灯、白熱灯等を全てＬＥＤ照明に更新更なる対策として、人感センサー・昼光センサーによる照明制御を実施

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⑤太陽光発電の導入

⑥BEMSの導入

計画年間発電量322,039kWh/年に対して実績年間発電量403,693kWh/年と予想以上の発電を行った

ＢＥＭＳによりエネルギーの見える化を実施系統毎の消費電力状況の確認やデマンドコントロールにより無駄なエネルギー消費を削減

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省エネルギー効果

(50)

0

50

100

150

200

250

対策前対策後

原油換算（kL/年）

234

-19

削減量

108％の削減

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施設概要

所在地茨城県某所

建物用途ゴルフ場クラブハウス、宿泊施設

延床面積クラブハウス　4,343㎡

宿泊施設　　　1,243㎡

構造規模 RC造地上2階


エネルギー電気、LPG

設備概要

空調・給湯：ヒートポンプチラー

照明：蛍光灯、白熱灯等

露天風呂：ボイラ

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３－２．露天風呂の熱回収事例

課題

・設備の老朽化が進んでいる。・ヒートポンプチラーで空調と給湯を行っており、故障することによるリスクが大きかった。・ヒートポンプチラーのメンテナンス費用が高かった。

事業概要

概要①露天風呂の熱回収システムの導入　②空調の個別化及び高効率ガス給湯器の導入

③LED照明への更新 ④BEMS導入

補助金エネルギー使用合理化等事業者支援補助金（経済産業省）

補助率 1/2

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①露天風呂の熱回収システムの導入

②空調の個別化及び高効率ガス給湯器の導入

空調及びガス給湯器の個別化により使用場所のみの空調・給湯が可能また故障時のリスク分散となった

露天風呂の温水（35℃）が流し湯により常時放流放流水より熱回収を行い、ボイラの補助として温泉水の昇温に活用

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①露天風呂の熱回収システムの導入対策前

既存熱交換器

既存ガスボイラ

源泉 25℃ 150l/min

45℃

連続放流（35℃）

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①露天風呂の熱回収システムの導入対策後

既存熱交換器

既存ガスボイラ

新設熱交換器1

新設排湯槽 35℃

源泉 25℃ 150l/min

45℃

新設熱交換器2

ヘヤ―キャッチャー

水熱源ヒートポンプ 200kw

15℃

50℃

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0

100

200

300

400

500

600

700

対策前対策後


591

407

削減量

31％の削減

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施設概要

所在地東京都某所

建物用途介護老人保健施設

延床面積 6,049㎡

構造規模ＲＣ造　地上６階地下１階


エネルギー電気、都市ガス

設備概要

空調：ヒートポンプチラー

給湯：ボイラ

照明：LED（一部）

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３－３．福祉施設におけるESCO事例

課題

・設備の老朽化が進んでいるが初期投資を抑えてたい。・ヒートポンプチラーで全体の空調を行っており、一部空調するために中央熱源を動かすため無駄が多かった。・また上記の理由により故障することによるリスクが大きかった。・LED照明が一部のみ導入されていた。

事業概要

概要①空調の個別化及び高効率化　②LED照明への更新

③エネファームの導入

補助金熱電エネルギーマネジメント支援事業（東京都）

補助率 1/2

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①空調の個別化及び高効率化

②エネファームの導入

ガスで発電を行うため非常時の電源として利用でき、またボイラの補助となった

空調の個別化により使用場所のみの空調が可能となったまた故障時のリスク分散となった

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ESCＯフィー・エネルギーサービス・メンテナンス・設備導入

補助金

資金調達工事発注

事業スキーム

事業者

ESCO事業者テクノプランニング

工事業者金融機関東京都

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デマンド警報を目標値に設定し警報機が鳴った際に下記機器を優先的に順番に落とすよう案内

NO 記号系統名称動力（ｋＷ）

台数動力合計（ｋＷ）

1 ＡＨＵ-1 全体空気調和器 5.5 1 5.5

ＡＨＵ-2 全体空気調和器 7.5 1 7.5

Ｒ-1 全体 HC 22.7 3 68.1

PAC-7 ２階更衣室 HP 0.557 1 0.6

PAC-8 ２階従業員控室 HP 0.557 1 0.6

PAC-9 ２階旧売店 HP 0.557 1 0.6

PAC-2-1 １階職員食堂 HP 0.057 1 0.1

PAC-12 ２階会議室、婦長室、医局 HP 1.971 1 2.0

PAC-14 ２階家族介護教室 HP 0.557 1 0.6

PAC-15 ２階施設長室、応接室、診察室 HP 1.514 1 1.5

5 PAC-10 ２階エントランスホール HP 2.814 1 2.8

PAC-20-1 ３階サービスステーション HP 0.057 1 0.1

PAC-30-1 ４階サービスステーション HP 0.057 1 0.1

PAC-38-1 ５階サービスステーション HP 0.057 1 0.1

PAC-46-1 ６階サービスステーション HP 0.057 1 0.1

7 PAC-1 １階厨房 HP 4.997 1 5.0

94.9合計

2

3

4

6

デマンド目標値

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最大電力

改修前（最大） 293kW 改修後（最大） 224kW 約23％の削減

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改修前 1,320,040kWh/年改修後 788,985kWh/年削減量 531,055kWh/年

約60％の削減

電力消費量

30



0

100

200

300

400

500

600

対策前対策後


516

355

削減量

31％の削減

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ご静聴有難うございました。

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