兵庫版「キャリア・パスポート」...

兵庫版「キャリア・パスポート」

指導資料

令和２年３月

兵庫県教育委員会

はじめに・・・１

兵庫版「キャリア・パスポート」について・・・２

小学校用・・・３

中学校用・・・１５

はじめに

新学習指導要領では、「キャリア・パスポート」の定義として、「児童生徒が、

小学校から高等学校までのキャリア教育に関わる諸活動について、特別活動の

学級活動及びホームルーム活動を中心として、各教科等と往還し、自らの学習

状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら、自身の変容や成長を

自己評価できるよう工夫されたポートフォリオのこと。」としています。兵庫県では、平成２７年度からキャリアノートを活用したキャリア教育を推

進してきました。各学校においても、キャリアノートモデルに掲載している内

容に加え、日常のワークシートや学校行事の記録、学習の振り返り等をポート

フォリオとして蓄積した独自のキャリアノートを作成し、学年や校種を越えて

引き継がれてきています。一方で、各学校でのキャリアノートの内容が充実す

ることにより、ファイル自体が厚くなり、引き継ぐ形式としては難しいという

ことも考えられます例も見られました。そこで、現在のキャリアノートは次学

年に引き継ぐものとして活用し、小学校から中学校、高等学校へと校種間を引

き継ぐものとして兵庫版「キャリア・パスポート」を作成しました。兵庫版「キャリア・パスポート」（以下、「キャリア・パスポート」という。）

は各学年Ａ４サイズ２枚分（両面１枚）です。小・中学校では、各学年のキャ

リアノートに合わせて各学年の「キャリア・パスポート」を活用し、学年が上

がるときには、それらを引き継ぎます。さらに、小学校から中学校、中学校か

ら高等学校という校種を越えて引き継ぐ際には、「キャリア・パスポート」のみ

を引き継ぐようになります。その際、キャリアノートは各個人で保管します。なお、令和２～6 年度の間に卒業する児童生徒においては、過去の学年分を｢キ

ャリア・パスポート｣に書き直すことが困難な場合、「キャリア・パスポート」

と同様の項目のキャリアノートを抜粋し、「キャリア・パスポート」として校種

を越えて引き継ぐことも考えられます。活用については、参考として「特別活動を要としたキャリア教育指導の手引

き」（令和２年３月）も併せてご覧ください。

進学時

「キャリア・パスポート」学校独自のキャリアノート

「キャリア・パスポート」学校独自のキャリアノート

第２学年で使用第３学年で使用

学校独自のキャリアノート

小から中学校へ中から高等学校へ家庭で保管

各学年で使用時

各学年で使用した「キャリア・パスポート」・キャリアノートを引き継ぎ

「キャリア・パスポート」

１年

２年

３年

４年

５年

６年

1

兵庫版「キャリア・パスポート」について

Ｑ：「キャリア・パスポート」にはどんな良さがあるの？

Ｑ：「キャリア・パスポート」はいつ使うの？

どの学年も、年度はじめ（４月）、年度の折り返し（１０月頃）、年度末（３月頃）に記

入できる構成になっています（小学校第 1 学年を除く）。学級活動の時間などで、キャリアノートを用いて振り返りをしたり、新たな目標を立てたりする際に活用します。

「キャリア・パスポート」を用いて、学年間や校種間をつなぐことで、子ども達や教員にとって次のような良さがあります。

子どもにとって

過去に自分が書いたことを読み

返したり、振り返ることで新たな学

習活動への意欲につなげたり、将来

の生き方を考えたりできます。

教員にとって

「キャリア・パスポート」をつなぐことに

より、どのような学習過程をたどってきた

か、そこでどのように成長してきたかが把握

でき、体系的・系統的なキャリア教育につな

がります。

キャリア教育の視点から、一人一人の次のステップにつながるように後押しする

内容にすることが大切です。

※子ども達が同じような内容を書いていても、これまでの「キャリア・パスポート」等の

内容や、普段の様子をもとに、一人一人に応じたコメントをするようにします。

〈例〉

自然学校の後の振り返りで、Ａさん、Ｂさんのどちらも

「みんなと協力できて○○山に登れたことがうれしかった。」と書いていても

引っ込み思案で運動が苦手と言ってい

たが、登山のとき、息を切らしつつも

登り切ることができた児童には…

先生もうれしいです。クラスの目標の「協力」

が達成できましたね。登山のとき、あきらめ

ずに一生懸命に挑戦する姿が素敵でした。努

力は嘘をつかないことが経験できましたね。

普段から友達と活発に遊んでおり、少

し羽目を外すところもある。登山のと

き、友達に対して積極的に励ます姿が

見られた児童には…

クラスの目標の「協力」が達成できましたね。

自分自身のがんばりはもちろんのこと、○○さ

んの声掛けで、クラス全体の団結力が高まりま

した。これからも人の役に立つ経験を重ねたい

ですね。

※本指導資料には、「キャリア・パスポート」の各項目について、「子ども達に考えさせたいこと」

「指導のポイント」を掲載していますので、「キャリア・パスポート」を活用する際の参考にし

てください。

2

かいたひ：ねんがつにち１ 1 ねんのはんぶんがおわってがくしゅうやせいかつでがんばったぶんだけいろをぬりましょう。

１ねんせい（）くみなまえ：（）

せんせいやまわりのおとななどから

（がくしゅう）

がくしゅうでとりくんだこと

せいかつでとりくんだこと

兵庫版「キャリア・パスポート」（小学校）

（せいかつ）

これからちょうせんしたいこと

学校行事等をキャリアノート

などで振り返りながら、記入

します。結果だけではなく、できるよ

うになるために行動したこと

に気づかせることが大切で

す。

上記の「とりくんだこと」と

同じ内容になることがありま

す。その場合にも継続して努

力しようとしていることとし

て肯定的に捉えることが大切

です。

教職員又は保護者等が児童の頑張りやできるようにな

ったことなど、気付いたことを積極的に伝えることで、

児童が自らの良さや可能性を見いだしたり、自己肯定感

を高めることにつながります。

10 月頃に記入

3

かいた日：年月日２１年かんをふりかえって

３この１年かんでうれしかったことやたのしかったこと

４こんな２年生になりたい

せんせいから

まわりのおとななどから


がくしゅうでとりくんだこと

せいかつでとりくんだこと

（せいかつ）

左記の「とりくんだこと」と

同じ内容になることがありま

す。その場合にも、継続して

努力していることとして肯定

的に捉えることが大切です。

どんな些細なことでも、でき

るようになったこととして、

成長に気付かせることが大切

です。

学級活動の時間を活用して、全体や小

集団での話し合いの中で、４月からの

学校生活を振り返り、楽しかったこと

を書くことも考えられます。

具体的な目標が書けない場合

でも、新しい学年に向かって、

希望を持たせるようにしま

す。

先生や保護者などが児童の頑張りやできるようになったことなど、気付

いたことを積極的に伝えることで、児童が自らの良さや可能性を見いだ

したり、自己肯定感を高めることにつながります。

３月頃に記入

4

かいた日：年月日

１ 2 年生になったいまの気もちやがんばりたいこと

２ 1 年のはんぶんがおわってかいた日：年月日

目ひょうがどのくらいたっせいできましたか。

（学しゅう）

（生かつ）


先生やまわりの大人などから

（れい）

２年生（）くみなまえ（）


とくにとりくんだこと

たっせいできた

たっせいしていない





前年度末に書いた「キャリア・パス

ポート」を見ながら、今の気持ちや

今年度がんばりたいことを学習面、

生活面、家庭での手伝いや習い事な

どから記入します。


などで振り返りながら、達成

度を自己評価させます。がんばったことを振り返ら

せ、結果だけではなく、でき

るようになるために行動した

ことに気づかせることが大切

です。

上記の「とりくんだこと」と同じ内容に

なることがあります。それを継続して努

力しようとしていることとして肯定的

に捉えることも大切です。

教職員又は保護者等が児童の頑張りやできるようになったことな

ど、気付いたことを積極的に伝えることで、児童が自らの良さや可

能性を見いだしたり、自己肯定感を高めることにつながります。

4 月に記入

10 月頃に記入

5

かいた日：年月日３１年かんをふりかえって

４この１年かんでうれしかったこと

５こんな３年生になりたい


（せいかつ）

とくにとりくんだこと

先生から

まわりの大人などから





友達同士で、お互いにがんば

っていたところや良かったと

ころを伝え合う活動を取入れ

ることも考えられます。

学級活動の時間を活用して、

全体や小集団での話し合いの

中で、うれしかったことを書

くことも考えられます。また、

交流する中で、うれしかった

内容や理由を掘り下げること

も考えられます。

３年生で新たに始まることや

なりたい３年生像などについ

て、話し合うなどにより、新

しい学年に向かって、希望を

持たせるようにします。




３月頃に記入

6

書いた日：年月日

１３年生になった今の気もちやがんばりたいこと

２ 1 年の半分がおわって書いた日：年月日


（学しゅう）

（生かつ）


先生やまわりの大人などから

（れい）

３年生（）組名前（）


とくにとり組んだこと


















です。

１・２年生のお手本となることや、係・

当番活動など友達との協力することな

ど、人との関わりについても考えられる

ようにします。

教職員又は保護者等が児童の頑張りやできるようになったことな

ど、気付いたことを積極的に伝えることで、児童が自らの良さや可

能性を見いだしたり、自己肯定感を高めることにつながります。

4 月に記入

10 月頃に記入

7

書いた日：年月日３１年かんをふりかえって

４自ぜんや生きもの、命などについて、体けんして考えたこと

５こんな４年生になりたい


（せいかつ）

とくにとり組んだこと

先生から

まわりの大人などから




たっせいしていない友達同士で、お互いにがんば




４年生で新たに始まることや

なりたい３年生像などについ

て、話し合うなどにより、新

しい学年に向かって、希望を

持たせるようにします。

各校のキャリア教育の目標と

も照らし合わせながら、環境体

験事業を通じて感じたことを

基に、自らの生き方と関連づけ

て考えられるようにします。




３月頃に記入

8

記入日：年月日

１４年生になった今の気持ちやがんばりたいこと

２ 1 年の半分が終わって記入日：年月日


（学習）

（生活）


先生や周りの大人などから

（れい）

４年生（）組名前（）


とくに取り組んだこと


















です。

下の学年のお手本となることや、係・当

番活動など友達と協力することなど、人

との関わりについても考えられるよう

にします。

教職員又は保護者等が児童の頑張りやできるようになったことなど、気

付いたことを積極的に伝えることで、児童が自らの良さや可能性を見い

だしたり、自己肯定感を高めることにつながります。

4 月に記入

10 月頃に記入

9

記入日：年月日３１年間をふり返って

４ 10 才のふし目をむかえて

５こんな５年生になりたい

（学習）

（生活）

とくに取り組んだこと

先生から

周りの大人などから

今、む中になっていることや好きなこと

しょう来のゆめ（こんな大人になりたい）や目ひょう

今がんばっていること









高学年について、役割などを

イメージさせ、希望を持たせ

るようにします。

学校行事や係活動等を振り返

り、自分の将来に向けて行動

していくことを考えさせるこ

とが大切です。友達同士で話し合いながら、

友達の意見を参考に、自分に

ついて考えさせることも考え

られます。




３月頃に記入

10


１５年生になった今の気持ちやがんばりたいこと


目標がどのくらい達成できましたか。

（学習）

（生活）

これからちょう戦したいこと


（例）

５年生（）組名前（）


特に取り組んだこと

達成できた

達成していない

達成できた


達成できた













です。

高学年として、お手本となることや、係・委員会

活動など責任を持って役割を果たすことになりま

す。失敗を恐れず、より高い目標を掲げ挑戦しよ

うとする気持ちになるようにします。




4 月に記入

10 月頃に記入

11

記入日：年月日３高学年としての１年間をふり返って

４自然学校をふり返って

５こんな６年生になりたい

（学習）

（生活）


先生から


成長したこと

きっかけとなったできごと

達成できた


達成できた






５年生での経験を踏まえ、これからの

抱負を考えたり、６年生の学校生活や

行事などをイメージさせ、希望を持た

せるようにします。

自然学校はキャリア発達につ

ながる機会が多くあります。

自然学校の経験をキャリアノ

ート等から振り返り、成長に

気付かせ、それを今後の生活

に活かしていくようにするこ

とが大切です。




３月頃に記入

12


１６年生になった今の気持ちやがんばりたいこと


目標がどのくらい達成できましたか。

（学習）

（生活）

これからちょう戦したいこと


（例）

６年生（）組名前（）



達成できた


達成できた


達成できた













です。

最高学年として、下の学年のお手本となることや、

係・委員会活動など責任を持って役割を果たすこ

とになります。失敗を恐れず、より高い目標を掲

げ挑戦しようとする気持ちになるようにします。




4 月に記入

10 月頃に記入

13

記入日：年月日３最高学年としての１年間をふり返って

４小学校生活をふり返って

５中学生（7 年生）に向けた今の気持ち（楽しみなこと、不安なことなど）

６将来の夢（こんな大人になりたい）やしてみたい仕事

（学習）

（生活）


先生から


一番印象に残っている出来事とその理由

成長したと感じたことやそのきっかけ

達成できた


達成できた









６年生でのがんばりを踏まえ、中学生

になる抱負を考えさせたり、今思って

いる気持ちを素直に表現させるように

します。

｢キャリア・パスポート｣やキ

ャリアノートで振り返ること

で、成長を実感させるように

します。

なりたい大人像や就きたい仕事を考え、それと実生活とを結びつける

ことが大切です。書けない児童には得意なことから働きかけます。

３月頃に記入

14

１中学生（後期課程）になった今の気持ち記入日：年月日

２将来の夢や目標に向かって、中学校で身に付けたい力とその理由

こんな大人になりたい（将来の夢や目標）そのために、中学校で身に付けたい力

そう思った理由やきっかけ

３なりたい自分になるためのそれぞれの目標とそのためにすること


４ 1 年の半分を振り返り、今後、挑戦・行動しようと思うこと

（学習面の目標）すること

（生活面の目標）すること

（家や地域、その他習い事等）すること

（学習面）今後

（生活面）今後

（家や地域、その他習い事等）今後


兵庫版「キャリア・パスポート」（中学校）

１・７年生（）組名前（）

入学までの出来事や、中学校生活が

始まった今の気持ちを素直に表現さ

せます。

小学校の「キャリア・パス

ポート」等を見ながら振り

返り、目標とすることとそ

のための行動をより具体

的に考えます。また、地域の一員であるこ

とに意識を向けさせるこ

とも大切です。

目指す大人像だけでなく、将来の職

業を書くこと生徒もいます。ともに

認めた上で、そのために身に付けた

い力を考えさせることが大切です。

自己評価とともに、これか

らの抱負を考えることで、

自分が努力することなど

を具体的に考えられるよ

うにします。

教職員又は保護者等からのメッセージとして、目標達成に向けた

がんばりを具体的に「ほめる」「認める」記述をします。

10 月頃に記入

4 月に記入

15


５目標の達成状況（1 年間を振り返って）

６小学校 6 年生だった自分へ

７２・８年生に向けて

先生から


（学習面）理由

〔達成度：％〕

（生活面）理由


（家や地域，その他習い事等）理由


目標に対してがんばった

ことやできるようになっ

たこと、そのための努力に

ついて、キャリアノート等

で振り返らせます。自己評価を数値化するこ

とで、学校におけるキャリ

ア教育の指導改善にも役

立てることができます。

「キャリア・パスポート」

等から６年生のときの気

持ちを振り返り、今の自分

からメッセージを送りま

す。

次学年に向けて、１年間の

頑張りを踏まえて、前向き

な思いを記入させます。



３月頃に記入

16

１２・８年生になった今の気持ち記入日：年月日

２なりたい自分になるためのそれぞれの目標とそのためにすること


３ 1 年の半分を振り返り、今後、挑戦・行動しようと思うこと


４目標の達成状況（1 年間を振り返って）













２・８年生（）組名前（）

前学年末に書いた「キャリア・パス

ポート」を見ながら、２・８年生が

始まった今の気持ちを素直に表現さ

せます。

１年生の「キャリア・パス

ポート」等を見ながら振り

返り、目標とすることとそ

のための行動をより具体

的に考えていきます。また、地域の一員であるこ

とに意識を向けさせるこ

とも大切です。





うにします。



目標に対してがんばったことやできるようになった

こと、そのための努力について、キャリアノート等

で振り返らせます。自己評価を数値化することで、学校におけるキャリ

ア教育の指導改善にも役立てることができます。

4 月に記入

10 月頃に記入

３月頃に記入

17

５トライやる・ウィークで学んだことが、今の自分に影響していること

（トライやる・ウィーク後の学習面、生活面での変化や人との接し方、将来への考え方など）

６「A」「B」どちらに賛成しますか？

今の自分の気持ちに近いところに、印を付けましょう

A A に賛成 B に賛成 B

例

将来のことは高校に

入ってから考える

今から将来のことを

考えている

自分で人生を切り拓

いていきたい

人に言われるがまま

の人生でかまわない

勉強するのは高校入

試のためだ

高校入試は通過点。

勉強するのはその先

の将来のためだ

一度決めた将来の夢

は何があっても変わ

らない

将来の夢はこれから

変わるかもしれない

中学校卒業後の進路

が思い通りにならな

かったら、自分の夢

をあきらめる

卒業後の進路が思い

通りにならなかった

としても努力を重ね

て夢に近づきたい

先生から






トライやる・ウィークはキャリア発達

につながる機会が多くあります。キャ

リアノート等を活用して振り返り、自

分の進路や生き方について考え、実生

活につなげるようにします。

ＡかＢのどちらかではなく、それぞれ

にどの程度賛成かを線上に表すこと

により、その理由などについて自分を

客観的に見ることにつなげます。友達同士で理由を話し合う活動も考

えられます。

18

１３・９年生になった今の気持ち記入日：年月日

２なりたい自分になるためのそれぞれの目標とそのためにすること


３ 1 年の半分を振り返り、今後、挑戦・行動しようと思うこと


４目標の達成状況（1 年間を振り返って）













３・９年生（）組名前（）

前学年末に書いた「キャリア・パス

ポート」を見ながら、３年生が始ま

った今の気持ちを素直に表現させま

す。

１・２（７･８）年生の「キ

ャリア・パスポート」等を

見ながら振り返り、目標と

することとそのための行

動をより具体的に考えて

いきます。地域の一員であることに

も意識を向けさせること

も大切です。





うにします。



4 月に記入

10 月頃に記入

目標に対してがんばったことやできるようになった

こと、そのための努力について、キャリアノート等

で振り返らせます。自己評価を数値化することで、学校におけるキャリ

ア教育の指導改善にも役立てることができます。

３月頃に記入

19

５これまでの約 15 年間で、自分の成長を実感したきっかけのベスト 3

0 才７才 12 才 15 才

６高校生活等の４月からの進路に向けた今の気持ち（楽しみなこと、不安なこと）

７ 30 才の自分へのメッセージ（将来の夢や目標、仕事などを想像して）

いつきっかけ成長した内容

先生から




「キャリア・パスポート」等を見ながら振り返り、

自分ができるようになったことなど成長したこ

とを整理することで、自己肯定感や、これからの

意欲につなげます。



進学、就職等新たな環境での生活が始まりま

す。中学校での頑張りを踏まえ、新たな進路を

踏み出すにあたっての抱負を考えさせたり、今

思っている気持ちを素直に表現させるように

します。

１５年先の自分の夢や目標にどのようにたどりついてい

るかなどを自分の良さや克服したいことからイメージさ

せます。その将来の自分にメッセージを書くことで、目

標達成への計画を立てることにもつながります。書きに

くい生徒には、得意なことから導くように働きかけたり、

今の自分の頑張りを伝えたりすることも考えられます。

20

兵庫版「キャリア・パスポート」...

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