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霧麟霧 第10回「核融合装置におけるプラズマ・表面相互作用国際会議」報告 (核融合科学研究所〉 (1992年6月10日受理) 1.、はじめに 標記会議は3月30日~4月3日の5日問にわたり,アメリカ,カリフオルニア州の景勝地モントレー市の コンファレンスセンターで開催された.この会議の第1回は1974年に米国アルゴンヌ国立研究所の主催で開 催され,以後2年に1度,2年間のこの分野の最新の研究成果を集めて開かれている.最初の数回の会議で はイオンビームと材料試験片を用いた基礎過程の研究が主流であったが,最近の数回はト痢マクをはじめと するプラズマ閉じ込め実験装置におけるプラズマ・表面相互作用と周辺プラズマ解析に発表の重心が移って きている.炉心プラズマの研究が進み,プラズマ相互作用と周辺プラズマが炉心プラズマに与える影響の大 きさについて認識が深まるにつれ,これらへの関心が炉心プラズマ研究者,材料物性研究者双方の問で強 まってきたことがそのひとつの理由であろう.ただ今後は炉心プラズマの定常維持,DT燃焼による中性子 照射環境を考慮した研究に重点が移っていくものと考えると,今までとは異なった視点から基礎研究を考え 直して行くことも重要であろう。そのようなことも本会議の歴史をふりかえりながら考えさせられた. 今回の会議にはアメリカ,カナダ,イギリス,ドイッをはじめ,16ヶ国から250名が参加し,そのうち日 本からの参加者は41名であった.会議はオーラルセッションとポスターセッションを交互に,シリーズにっ なぐ形式で進められ,14の招待講演,32の口頭発表論文,192のポスター発表論文,あわせて240件の発表が あった.またITERに関するパネル討論会が4月2日(木)の午後に行われた.以下に招待講演及び口頭発表 論文を中心に主な内容について報告する, 2.周辺プラズマの分析と制御及び閉じ込め改善 トカマク,ヘリカル装置における周辺プラズマの測定,分析,また理論シミュレーション研究の進展は めざましいものがあり,ここ数回の本会議でのこの話題に関する論文の数も急速に増えている.今回もこれ に関連する話題をとりあげている論文は60を数え,Hモード等の閉じ込め改善に関連する議論,ダイバータ による熱,粒子制御のデータベースとモデルの確立のふたつがその主な動機であり,研究の方向であるとい えよう. R.D.’Stambaugh(GA)のDI皿一D周辺プラズマ研究についてのレビューでは,ダイバータ部のトロイダ リングに負バイアスを加え,E×Bドリフトを誘起することにより,ダイバータ室のガス圧力上昇がはかれ ること,H:モードのthreshold powerの制御が可能であり,+75V近傍でそれが最小になることなど 告された.またボロナイゼーション適用後に得られたいわゆるVHモードについて,周辺部における電場の シアーの厚みが増加することによって閉じ込めがよくなるとの説明があった.また,中,大型トカマクでは Hモードヘのアクセスには困難がなくなってきているが,良いHモードを定常に維持することの難しさがク ローズアップされてきており,周辺プラズマを制御し,定常Hモードを得る試みがようやく成果を生みつつ ある.D.N.Hill(GA)はD廻一DのELMingが準定常Hモードをもたらし,これが将来の長時間放電に される可能性を指摘するとともに,ELMが周辺プラズマに及ぼす影響について報告した.特にELMが時間 平均されたエネルギー束に比較して粒子束をより多く増加させ,ダイバータ板に入射する粒子の平均エネル ギーを下げる効果があると述べた.T.Shoji(JAERI)はJFT-2M周辺部磁場のergodizati を制御し,ある運転領域において準定常Hモードが得られることを示した. 60

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霧麟霧

第10回「核融合装置におけるプラズマ・表面相互作用国際会議」報告

 野 田 信 明(核融合科学研究所〉

(1992年6月10日受理)

1.、はじめに

 標記会議は3月30日~4月3日の5日問にわたり,アメリカ,カリフオルニア州の景勝地モントレー市の

コンファレンスセンターで開催された.この会議の第1回は1974年に米国アルゴンヌ国立研究所の主催で開

催され,以後2年に1度,2年間のこの分野の最新の研究成果を集めて開かれている.最初の数回の会議で

はイオンビームと材料試験片を用いた基礎過程の研究が主流であったが,最近の数回はト痢マクをはじめと

するプラズマ閉じ込め実験装置におけるプラズマ・表面相互作用と周辺プラズマ解析に発表の重心が移って

きている.炉心プラズマの研究が進み,プラズマ相互作用と周辺プラズマが炉心プラズマに与える影響の大

きさについて認識が深まるにつれ,これらへの関心が炉心プラズマ研究者,材料物性研究者双方の問で強

まってきたことがそのひとつの理由であろう.ただ今後は炉心プラズマの定常維持,DT燃焼による中性子

照射環境を考慮した研究に重点が移っていくものと考えると,今までとは異なった視点から基礎研究を考え

直して行くことも重要であろう。そのようなことも本会議の歴史をふりかえりながら考えさせられた.

 今回の会議にはアメリカ,カナダ,イギリス,ドイッをはじめ,16ヶ国から250名が参加し,そのうち日

本からの参加者は41名であった.会議はオーラルセッションとポスターセッションを交互に,シリーズにっ

なぐ形式で進められ,14の招待講演,32の口頭発表論文,192のポスター発表論文,あわせて240件の発表が

あった.またITERに関するパネル討論会が4月2日(木)の午後に行われた.以下に招待講演及び口頭発表

論文を中心に主な内容について報告する,

2.周辺プラズマの分析と制御及び閉じ込め改善

 トカマク,ヘリカル装置における周辺プラズマの測定,分析,また理論シミュレーション研究の進展は

めざましいものがあり,ここ数回の本会議でのこの話題に関する論文の数も急速に増えている.今回もこれ

に関連する話題をとりあげている論文は60を数え,Hモード等の閉じ込め改善に関連する議論,ダイバータ

による熱,粒子制御のデータベースとモデルの確立のふたつがその主な動機であり,研究の方向であるとい

えよう.

 R.D.’Stambaugh(GA)のDI皿一D周辺プラズマ研究についてのレビューでは,ダイバータ部のトロイダル

リングに負バイアスを加え,E×Bドリフトを誘起することにより,ダイバータ室のガス圧力上昇がはかれ

ること,H:モードのthreshold powerの制御が可能であり,+75V近傍でそれが最小になることなどが報

告された.またボロナイゼーション適用後に得られたいわゆるVHモードについて,周辺部における電場の

シアーの厚みが増加することによって閉じ込めがよくなるとの説明があった.また,中,大型トカマクでは

Hモードヘのアクセスには困難がなくなってきているが,良いHモードを定常に維持することの難しさがク

ローズアップされてきており,周辺プラズマを制御し,定常Hモードを得る試みがようやく成果を生みつつ

ある.D.N.Hill(GA)はD廻一DのELMingが準定常Hモードをもたらし,これが将来の長時間放電に適用

される可能性を指摘するとともに,ELMが周辺プラズマに及ぼす影響について報告した.特にELMが時間

平均されたエネルギー束に比較して粒子束をより多く増加させ,ダイバータ板に入射する粒子の平均エネル

ギーを下げる効果があると述べた.T.Shoji(JAERI)はJFT-2M周辺部磁場のergodizationによりELM

を制御し,ある運転領域において準定常Hモードが得られることを示した.

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内外情報 第10回「核融合装置におけるプラズマ・表面相互作用国際会議報告」 野 田

 データベース確立にむけての系統的研究も多くのトカマクで進められている.例えばK.McCormic

(Garching)はASDEXのSOLプラズマパラメータを整理し,コァプラズマパラメータを含めて相関を求

め,スケーリング則を論じている.またD.Buchenauer(GA)によると,LモードとHモードにおけるダイ

バータプラズマのふるまいには大きな違いがあり,例えば外側のstrikingpointでの密度はLモードのと

きコアプラズマ密度に強く依存するのに対し,ELM free Hモードではそのような依存性は見られない.

テストリミターの表面温度測定からSOLの熱流束分布を求める実験もTEXTOR,TdVなどいくつかの装置

でおこなわれており,空問的な非対称や1/e長等の評価について報告されている.

 モデリングについてはD.Reiter(KFA)のレビューを始め,20編近い論文が発表され,多種粒子問相互

作用のモンテカルロ法による計算と2次元流体コードを結合しつつ周辺プラズマのふるまいを再現する多様

な努力が紹介された.

 周辺プラズマ計測法開発に関する論文も,数はあまり多くないもののこの分野での地道な努力の継続を反

映している,新しい試みとして,B.Schweer(KFA)は150℃のヘリウムビームを用いてTEXTOR周辺プラ

ズマの電子温度分布測定について報告した.この方法では706.52nmと728.13nmの2本の線放射強度比か

ら10eV~100eVの範囲での測定が可能である.

3.ダイバーター,リミターと周辺プラズマの能動的制御

 この話題も今回発表論文数の多いもののひとつである。内容的には,より進んだダイバータ概念の展開

や,それへのアプワーチをはかる研究,例えば金属流体ダイバータやダイバータ排気,ガスダイバータ,バ

イアスリミター等の研究,現在までの研究をベースとしたITERのダイバータ設計検討,ダイバータ板の正

味損耗と寿命評価,ダイバータ板材料の4つに分類できる.

 金属流体ダイバータは現在固体材料で形成しているダイバータ板を金属流体の流れに置き換える概念

で,S,Mimov(Kurchatov)のレビューがあり,複数のタイプの構造と特色の比較,T-3Mを用いた実験の

紹介があった.またR.ConnはPISCES-Aでの研究をベースとし,ガスダイバータ,RF印加による

ponderomotive potentialを利用した熱と粒子の流れの制御などについて紹介した.核融合研CHS装置を用

いたRFバイアスリミター実験については,この方式の発案者であるT.Shoji(Nagoya U.)によるポスター

発表があった.またradiative divertorについては,D皿一Dにおいて,ダイバータ領域への重水素ガスパ

フにより,熱負荷が1/4に減少する結果を得ていることが報告された.一方クライオポンプによるダイバー

タ排気はD那一DとJETで計薗中であるが,大型ヘリカル装置(LHD)においても,閉じ込め改善を目的とする

立場からclQseddivertorを強力に排気することが検討されており,N.Ohyabu(MFS)は,排気によって

数keVのダイバータプラズマ生成の可能性があることを示した.ITERのダイバータ設計についてはS.A.

Cohen(PPPL)による招待講演があり,single nullとdouble nullとの比較について報告された.

 ダイバータ板の正味損耗評価はダイバータ板の寿命と交換頻度を求める上に必要であるにもかかわらず,

これまで系統的研究が特に実験的に少なかった.今回はA.Sagara(MFS)による評価計算の解析モデルと

CHS装置での実験∫W.L.HsuによるD皿一Dダイバータ板の分析などの発表があった.また損耗の実時問

測定法についてS.J.Davies(Culhum)と,F,Weschenfelder(KFA)から相異なる2つの方法の提案と試験的

実験の報告があり,今後の進展が注目される.ダイバータ板損耗過程と水素同位体インベントリーの評価の

ために,ダイバータ板そのものの再堆積層の評価は重要である.炭素材ダイバータ板strikingpoint近傍

表面の解析についてはこれまでていねいな分析はどの装置でも行われていなかったが,1.FujitaによるJ

T-60のダイバータ板分析結果の報告はその初めての試みとして注目に値する.

 ダイバータ板材料についてT.Tanabe(Osaka U.)はプラズマ・表面相互作用の研究がこの10年間炭素をは

じめとする低Z対向材料に集中してきた理由とその重要な成果を肯定した上で,今後DT長時間燃焼を目標

とすることを考慮して高Z金属材料を含めて広い可能性を追求することの重要性を指摘し,高Z材料研究の

問題点と課題についてレビューした.Y.HirookaはPISCES-Bにおけるタングステンのスパッタリング実

験研究について報告し,プラズマ中に酸素が存在することによって,純粋な水素放電に比べ,低い周辺プラ

ズマ温度においてスパッタリングによるタングステン混入が問題となることを指摘した.J.W.Cuthberts⑳

(PPPL)は100eV以下の低エネルギー一イオンの金属表面による反射の実験について報告した.

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核融合研究 第68巻第1号  1992年7月

4.水素同位体リサイクリングとリテンションおよび固体中の透過

 昨年末のJETにおけるDT実験を中心に,P.E.Stott(JET)は91~92年のJET実験のハイライトの報

告を行った,DT放電はsingle-nu11,hot-ionH-modeで実施され,よく知られているように,1.7MWを

こえる核融合出力を初めて実現した.DT実験後のclean upについてはP.Andrew(JET)の講演があり,

重水素OH放電,3HeのOH放電,NB/ICRF加熱放電,デイスラプション放電,グロー放電重水素ガス

浸漬など,さまざなま方法が試みられ比較された.ショット後に排気系に放出されるトリチウム量は,Nを

ショット数とするとき,ほぼexp(一N/No)に比例して減少し,NoはDTショット直後では10,その後の100

ショット間は55という値をとった.2週間,250ショットのトカマク放電の間に,トーラス容器内に入射さ

れた1021個のトリチウム70%以上が排気系に回収された.水素同位体に関するJETの論文では,このほか

にL.D Horton(JET)による同位体置換,D.H.J。Goodall(JET)によるDD放電によるトリチウム生成,

」.Ehrenberg(JET)による60秒放電におけるリサイクリング評価等の興味深い発表があった.測定法にHα

線のレーザー共鳴散乱を用い,受動的測定による空間分布測定と組み合わせ水素リサイクリングを論じた

K.Uchino(Kyushu U.)の論文も興味をひいた.例えばS.Chiu(Toronto U.)はD+,H+イオンの同時照射

後脱離されるHDを調べ.He+イオン照射であらかじめ損傷を与えた表面では同位体の混合が促進されるこ

とを示し,水素同位体が損傷領域内では容易に移動しうることを示唆した.またK.Morita(Nagoya U.)は

飽和した黒鉛の表面からの水素脱離過程の同位体効果について調べ,HとDの挙動のちがいが拡散係数等

の物理定数のちがいで説明できると述べた.水素同位体と固体表面との相互作用に関する論文はポスター

セッションにおいて20篇以上発表された.また,今回は炭素材料のほかに,ほう素化炭累,ベリリウムなど

の材料中における水素同位体の挙動に注目するものが多かった。やや異なった視点からではあるが,金属薄

膜中の水素透過を利用することにより,ITER排気ダクト中の水素同位体とヘリウムを弁別排気するという

A.1.Livshitsの提案とその基礎実験の論文も興味深い.

5.第一壁コンディショニング

 第一壁コンディショニングの論文の大部分はボロナイゼーションに関するものである.VHモードとい

う良い閉じ込め特性に結果が結びついたD皿LDについてはG.L.Jackson(GA)から発表があり,VH:モー

ドにアクセスするための周辺プラズマやリサイクリングの条件について報告された.ボロナイゼーションの

手法としては,将来の長時間あるいは定常放電を意識し,燃料供給を兼ねてB(CH3)3,B(CD3)3注入によ

るトカマク放電を試みたTEXTORの実験,ほう素化固体リミターのトカマク放電プラズマ熱負荷による昇

華を活用したTdVの“SolidTargetBoronization(STB)”などがそれぞれH,G.Esser(KFA),Y,Hirooka

(UCLA)らから報告され,新しい試みとして注目された.ボロナイゼーションをほう素化黒鉛リミターと組

合せ,Ticコーティングリミター比較してZe丘を下げ,チタン抑制効果の持続するショット数を増加さ

せたW皿一ASの経験がP。Grigull(Garching)から報告された.ボロナイゼーション以外では,将来の実験

炉等において懸念されるトリチウムを含んだ炭素堆積層を除去する方法としてHe-02グロー放電を適用する

実験についてD.F.Cowgill(SNLL)が報告した.この方法が有効かどうかについて明確な結論は得られてい

ないが,水素を含んだ炭素層のエロージョン過程が詳しく調べられた.

6.ヘリウム及びその他の不純物挙動

 不純物の生成,輸送過程に関する研究も引き続き進展している.H.Kubo(JAERI)は,JT-60Uではダイ

バータ板付近の炭素粒子束を定量し,炭素,酸素によるスパッタリングの寄与を考慮して解析をしているこ

と,プラズマ密度を増加させることにより,ダイバータ領域での放射損失を全吸収パワーの約50%にまで高

めることができることなどについて報告した.G.M.McCracken(Culham)はTEXTORのOH放電にCH4,

COガスを注入し,酸素と炭素不純物の挙動を調べた結果について報告し,炭素のリサイクリング率が0.3

程度と低いのに対し,酸素のそれがほとんど1であると報告した.またTEXTORプラズマに挿入された

テストリミター表面付近の酸素,炭素原子線放射のドップラー幅から,スパッタリングによって放出された

原子の速度分布を求め,発生機構について論じたP.Bogen(KFA)の論文も興味深い.

 ヘリウムは,トリチウムを使用しない現在の放電では主要な不純物ではないが,DT長時問燃焼時には

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内外情報 第10回「核融合装置におけるプラズマ・表面相互作用国際会議報告」 野 田

適切なダイバータ/リミター排気をしないと大きな問題となる.このことは良く知られてはいるものの,プ

ラズマ特性向上にかたよりがちな現在のトカマク実験研究ではあとまわしにされてきている.そうしたなか

で今回,D.N.Hillis(ORNL)のTEXTOR実験に関する招待講演,H.Nakamura(JAERI)のJT-60でのヘリ

ゥム入射実験,D.N.Ruzic(lllinois U.)のヘリウム輸送に関する計算などを始め,10篇以上の論文がこの

問題をとりあげたことは画期的である.D,N.HillisはALT-1ベルトリミターを排気した状態でヘリウ

ムをガスパフし,排気の効果を含めた実効的粒子閉じ込め時問τp*を評価している。そこでHモードでの

τp*がLモードにくらべて数倍長く,これに対応して排気ダクト中のヘリウム分圧がHモードではLモー

ドの数分の一に減少することを指摘し,良いエネルギー閉じ込めは条件がヘリウム排気能率向上と矛盾する

ことを実験事実として示したことは重要である.会期中にヘリウム輸送に関するワークショップも開かれた

が,これを機にこの主題に関する研究が今後大いに進むことが期待される.

7.おわりに

 このほかにもITERのパネルセッション,スパッタリング素過程,ディスラプションシミュレーション等

数多くの重要な論文発表があったが,紙数の関係でここに紹介できないことをおわびする.またトカマク装

置実験に関する論文が多いなかで,文中にもいくつかふれたが,CHS,Heliotron E,W7-AS,LHDなどの

ヘリカル型装置,Gamma-10に代表されるミラー装置からの論文発表もあり,着実な研究の進展がうかがわれ

た.ただこれらの装置での研究が多くの点でトカマク型と共通の現象や課題を論じているにもかかわらず,

セッションの設けかたやこの種のレビューでは“other confinement systems”のようなまとめかたをされ

ている現状について,筆者は必ずしも好ましいこととは考えていない。その立場からそれぞれの分野につい

てトカマク型以外のcontributionを紹介する形で記したことをお断わりしておく.

 第9回までと同時に会議のプロシーディングはJ.Nuclear Materialsの特別号として年内に出版される

予定である.

 次回(第11回)国際会議は日本原子力研究所の主催により94年春,日本で開催されることが決まった.日本

におけるこの分野の研究のいっそうの発展が期待される.

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        会員加藤隆子さん第12回猿橋賞受賞

勿情       藤田『1Il頁治外』%        (核融合科学研究所研究。企酷報センタ」長)

                    (1992年6月15日受理)

鍵       本学会会員で核融合科学研究所研究・企画情報   5月9日の新幹線車内の電光ニュースで,「女性

                                 一      センター助教授の加藤隆子さんが,「女性科学者  科学者に贈る猿橋賞に核融合科学研究所加藤隆子

       に明るい未来をの会」から,世界的に優れた業績  博士.温度,密度を測るプラズマ診断法を開発」

       数えています,この度,加藤さんの「高温プラズマ  して誰でも利用できるデータベースとして広く公

鑑      の原子過程の研究」で挙げられた業績が認められ,

      栄えある受賞となり,1992年5月16臼に,東海大学

      校友会館において,授賞式と記念講演会が行われ

毒臨

ました.

 高温プラズマ中では,イオンと電子,イオンと

原子の問で様々な衝突反応が起きています.これ

らの過程では,プラズマの状態特有の電磁波が放

出されます.特にプラズマからの発光スペクトル

線には,イオンの内部状態に関する多くの情報が

謹難欝概灘議1擢1       まで以上に正確に求める方法を開発しました。灘擁これが今回の評価の対象とな.た第一の業績で,

開されています,

 加藤さんの飾らない人柄,明るい性格は,芯の

強さとともに,加藤さんを知る人が共通に感じて

いる印象であり,魅力でもあると思います.これ

によって,国内・国外を問わず,また,異なった

研究分野の研究者の共同研究が促進されたといえ

ましょう.このことも受賞の大きな要因となった

のではないでしょうか.

 今回の猿橋賞受賞を糧に,加藤さんが益々精進

され,女性だからというのでなく,立派な研究者

として次の賞を受賞されることを,そして,本学

会の女性会員の中から,続々と猿橋賞受賞者が現

れることを願っています二

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核融合科学研究所教官公募のご案内

.核融合科学研究所では,下記の要領で助手を公募いたしますのでご案内いたします.

          記

1.公募する人員

  助手 1名

2.所属

  プラズマ加熱研究系(電子加熱第一研究部門)

3.電子加熱第一研究部門の研究内容

  大型ヘリカル装置計画のプラズマ加熱実験全般を

 担当するプラズマ加熱研究系にあって,電子サイク

 ロトロン加熱装置の設計,開発,建設を行い,電子

 サイクロトロン加熱法による高温プラズマの生成及

 び加熱の物理と技術の研究を遂行する,

4.希望事項

 次の二つの条件を満たす者の応募を希望する,

 (1)博士の学位を有するか,将来,同学位の取得に

  意欲のある者.

 (2)プラズマ加熱,特に電子加熱の研究に強い興味

  を有し,大型ヘリカル装置計画及びCHS計画に

  おける加熱実験に参画し,ジャイロトロン及び伝

  送系等の電子サイクロトロン加熱装置の開発並び

  に電子サイクロトロン加熱の物理と技術の研究を

  行うことに意欲のある者.

5.公募締切

  平成4年10月15日(木)(必着)

6.就任時期

  採用決定後なるべく早い時期

7.選考方法

  選考は,核融合科学研究所運営協議員会において

 行う.

  選考は,書類審査により行い,必要に応じて,面

 接を行うこともある。ただし,適任者がいない場合

 は,採用しないこともある,・

8.提出書類

 (1)履歴書:原則として市販の用紙を使用し,可能

      な就任時期も明記すること.

 (2)研究歴:任意の様式による.

 (3)就任後の抱負:任意の様式による.

とし,それぞれ別葉とすること.

のページの右肩上に応募者氏名を必ず記入すること。

 なお,提出された書類は,返却しない、

9.書類送付先

 〒464-01 名古屋市千種区不老町

      核融合科学研究所長 飯吉厚夫

 封筒の表に「助手公募関係書類」と朱書し,郵送の

 場合は書留とすること,

 (4)発表論文リスト: 和文と英文は別葉とするこ

         と.共著の論文については,

         共著者名をすべて記入するこ

         と.

          なお,それぞれの論文につ

         いて,レフェリーによる審査

          (査読)を経たものである

         か,否かの区別を明確にする

         こと.

 (5)論文別刷: 主要な論文(学位論文の要旨及び

       投稿中又は投稿予定を含む。)3編

       程度の別刷を各4部添付すること

        (別刷がない場合は,コピーでも

       可)。

 (6)推薦書(推薦者がある場合)又は応募者につい

 て参考意見を述べ得る人がある場合は,その氏名

  (2名程度)及び連絡先を記載した文書:いずれ

  も,任意の様式による.

上記の書類は,履歴書以外は原則としてA4判横書き

            また,各書類のすべて

10.問い合わせ先

  (1)研究内容等について

  核融合科学研究所大型ヘリカル研究部

   プラズマ制御研究系研究主幹 黒 田

   電話 052-781-5111(代)内線6932

      052-781-8422(直通)

  (2)提出書類について

   核融合科学研究所管理部庶務課人事係

   電話 052-781-5111(代)内線4516

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霧霧i難

β本学術会議だより 誘6.25

学術国際貢献特別委員会設置される

平成4年5月 日本学術会議広報委員会

 日本学術会議は,去る4月15日から17日まで第114回総会(第15期3回目の総会)を開催し,新たに「学術国際貢献特別

委員会」を設置しました。今回の日本学術会議だよ『)では,同総会の議事内容及び3月に開催されたA A S S R E C執行委

員会等についてお知らせいたします。

旧ソ連邦の科学者に対する緊急の支援措置について(会長談話)

平成4年2月25日日本学術会議

会長 近藤次郎

 ソ連邦が解体したことに伴い、旧ソ連邦における多くの

科学者は,研究の継続が困難となり,研究組織も崩壊の危

機に直面していると伝えられておひ),これが事実とすれば,

世界に与えるその影響は計り知れないものがあると思われ

る。

 いうまでもなく,人類の進歩にとって科学の向上発展は

不可欠のものであり,その意味で,今日の旧ソ連邦の実情

は憂慮に堪えないところである。

 この際,我々日本の科学者は,学協会等を通じる等の方

法で,旧ゾ連邦の科学者に対し,能う限のの支援を行う必

要があると考える。

 なお,旧ソ連邦の科学者と我が国の料学者との間の一般

的な国際学術交流・協力をよセ)一層充実するための方策等

については,我が国の学術の分野における国際貢献の一環

として,日本学術会議において引き続き検討することとい

たしたい。

(注)

 本談話は,日本学術会議において国際交流・協力問題に

ついて調査・審議を行っている第6常置委員会から2月14

日㈹の連合部会に問題提起され,各部会で検討され審議を

経た後,2月25日(幻の第785回運営審議会に提案され審議

されたものである。

日本学術会議第U4回総会報告

 日本学術会議第114回総会(第15期3回目の総会)は,

4月15日~17日の3日間開催された。

 第1日(4月15日〉の午前。まず,会長からの前回総会

以後の経過報告及び各部・各委員会等の報告が行われた。

次いで,今回総会に提案されている2案件について,それ

ぞれ提案説明がなされた後,質疑応答が行われた。

 第1日の午後。各部会が開催され,午前中に提案説明さ

れた総会提案案件の審議が行われた。

 第2日(4月16日)の午前。前日提案された案件の審議

・採決が順次行われた。

 まず, 「副会長世話担当研究連絡委員会の運営について

(申合せ)の一部改正」が採択された。これは, 「副会長

世話担当研究連絡委員会運営協議会」という名称を「複合

領域研究連絡委員会運営協議会」に改めるとともに,運営

協議会のより円滑な運営を図るために,必要な措置を講じ

たものである。

 次いで, 「学術国際貢献特別委員会の設置について(申

合せ〉」が採択された。これは,学術の分野における我が国

の国際貢献の在})方について検討するための特別委員会を

設置したものである。

 なお,審議・採決の終了後,さきに会長談話として発表

した「旧ソ連邦の科学者に対する緊急の支援措置について

(平成4年2月25日)」に関連して,旧ソ連邦の科学者の実

情調査のために,当会議からロシアに派遣された第6常置

委員会幹事の宅間会員から,その調査結果について報告が

行われた。

 第2日の午後。各部会が開催され,各部における懸案事

項について審議が行われた。

 第3日(4月17日)午前には,各常置委員会が,午後に

は,各特別委員会がそれぞれ開催された。

学術国際貢献特別委員会の設置

 本会議は,昨年10月に開催した第113回総会における内

閣官房長官からの学術の分野における我が国の国際貢献の

在膨)方についての検討依頼を踏まえ,今回の第114回総会

において学術国際貢献特別委員会を設置した。

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内外清報 日本学術会議だよりNo.25

AASSREC執行委員会の開催

 去る3月23日から26日にかけて4日間,AASSREC(Association of Asian Social Science Research Counc-

ils)執行委員会が日本学術会議の会議室で開催された。

外国代表団は前AASSREC会長で現副会長のR・トリニダード教授(フィリピン社会科学協議会),同じく副

会長代行のJ・J・スモリッツ教授(オーストラリア社会

科学アカデミー),AA S S R E C事務局長のD・N・ダナ

ガーレ教授(イン,ド社会科学研究協議会),同じく事務幹事

のV・K・メータ博士(同上)のA A S S R E C側4理事

と,タイ国バンコッタ駐在のU N E S C O人間社会科学地

域アドヴァイザーのY・アタール博士の5名。 日本側は,現A A S S R E C会長の川田侃日本学術会議

副会長のほか,来年9月に川崎市のK SP(神奈川サイエンス・パータ)で日本学術会議が共催して開く予定の「AA S S RE C第10回日本総会」の組織運営委員会委員長

山田辰雄教授(慶応義塾大学,アジア政経学会理事長),同事

務局長・平野健一郎教授(東京大学,アジア政経学会前理

事長),及び日本学術会議A A S S R E C専門委員会幹事浦

田賢治会員(第2部)の3名がオブザーヴァーの資格で参

加,連日,時問を措しむかのように,AASSRECの運営や来たるべき第10回総会の打合せなどについて,熱心な

討議が続けられた。

 また討議の合問を縫うようにして,外国代表団は近藤次

郎日本学術会議会長表敬訪問,日本学術会議運営審議会に

おける挨拶などのほか,川崎市にも赴き市長表敬訪問,K

S P視察などを精力的に行った。日本学術会議も,近藤会

長主宰のレセプションを催し,関係諸国の東京駐在大使館

スタッフなどを招いて,アジア・太平洋地域における学術

交流と発展のための意見交換の場を設け,友好的な雰囲気

のなかで談論が風発,至るところで談笑の花が開いた。

 A A S S R E Cはアジア・太平洋地域の社会科学領域に

おける国際学術上部組織で,いわゆるアンブレラ・オーガ

ニゼイションである。1973年にインドのシムラで「社会科

学の教育・研究に関するアジア会議」が開かれた際に設立

が合意され,それ以来U N E S C Oの協力のもとに発展を

遂げてきた。AA S S RE Cは加盟各国それぞれの文化的

伝統を尊重しつつ,社会科学の研究,教育,知識の普及な

どを促進することを通して,この地域における社会科学の

発達を図ることを目的に,加盟諸国の社会科学協議会1ま

たはこれに類する団体(1国1会員)に・より構成されている。

 加盟国はオーストラリア,インド,中国,ニュージーラ

ンド,フィリピンなど,1991年8月現在,15ヵ国であるが,

国(くに)会員のほかに,準会貝の制度もあり,将来この

地域の各国の学協会や研究所等が準会員としてA A S S R

E Cの活動に参加する道も開かれている。出版活動として

は,隔年に開催される総会における諸報告やシンポジウム

などの出版のほか,定期刊行物「aassrec panorama」が年

2回出されている。 A A S S R E Cには最高決定機関である総会のほかに,

会長,副会長(2名制),事務局長の4名で構成される理事

会が置かれているが,これにさらにU N E S C Oの地域ア

ドヴァイザーが加わって開かれる執行委員会に事実上の運

営権限があるようにみえる。今回,日本学術会議で開かれ

た会議はAA S S R E Cとしては極めて重要な会議であっ

たといえる。AA S S RE CはUNE S COによって承認

された「非政府機関(N G O)」の地位をもち,絶えずU N

E S C Oと緊密な関係を保っているが,同じくU N E S C

Oによって承認されたN G Oの地位をもつI F S S O(国

際社会科学団体連盟)とも相互協力関係にある。

平成4年(1992年)度共同主催国際会議

 日本学術会議では,我が国において開催される学術関係

国際会議のうち毎年おおむね6件について,学・協会と共

同主催している。

 本年もまた,6件の国際会議を共同主催することとして

お}),その概要は,次のとおりである。

◆第5回世界臨床薬理学会議(7月26日~31日)

 この会議は,臨床薬理学に関する研究を発展させるため

討論を行い,最新の研究情報を交換することを目的として

横浜市(横浜国際平和会議場)において開催される。

 参加予定人数は3,000人(国外1,500人,国内1,500人),

参加予定国数は49か国。

◆第14回国際平和研究学会総会(7月27日~31日)

 この会議は,平和学に関する研究を発展させるため討論

.を行い,最新の研究情報を交換することを目的として京都

市(国立京都国際会館及び立命館大学)において開催される。

 参加予定人数は450人(国外250人,国内200人),参加予定

国数は45か国。

◆第8回国際バイオレオロジー会議(8月3日~8日)

 この会議は,バイオレオロジー学に関する研究を発展さ

せるため討論を行い,最新の研究情報を交換することを目

的として横浜市(横浜国際平和会議場)において開催される。

 参加予定人数は500人(国外150人,国内350人),参加予定

国数は26か国。

◆国際地質科学連合評議会及び第29回万国地質学会議

            (8月24日~9月3日) 国際地質科学連合評議会は,同連合の最高決定機関であ

レ),運営事項を協議,決定することを目的とするものであ

る。また,万国地質学会議は,地質学に関する研究を発展

させるため討論を行い,最新の研究情報を交換することを

目的として京都市(国立京都国際会館)において開催される。

 参加予定人数は5,300人(国外3,200人,国内2,100人〉,参

加予定国数は94か国。

◆第9回国際光合成会議(8月30日~9月5日) この会議は,光合成に関する研究を発展させるため討論

を行い,最新の研究情報を交換することを目的として名古

屋市(名古屋国際会議場)において開催される。

 参加予定人数は1,000人(国外500人,国内500人),参加

予定国数は41か国。

◆第11回国際光生物学会議(9月7日~12日)

 この会議は,光生物学に関する研究を発展させるため討

論を行い,最新の研究情報を交換することを目的として京

都市(国立京都国際会館〉において開催される。

 参加予定人数は1,000人(国外600人,国内400人),参加

予定国数は52か国。

御意見・お問い合わせ等があヒ)ましたら,下記ま

でお寄せください。

〒106東京都港区六本木7-22-34

 日本学術会議広報委員会 電話03(3403)6291

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第1回「プラズマ・核融合学会論文賞」受賞候補者の募集について

本誌Vo1.67,No.1でお知らせしましたように,プラズマ・核融合学会10周年記念事業の一環として,プラ

ズマ理工学及びその核融合制御への応用に関する学理の進展並びに関連技術の進歩に寄与する優秀な論文に

対し,「プラズマ・核融合学会論文賞」を贈呈することになりました.これを受けて,平成4年6月12日に名

古屋大学で開かれました本学会第24回理事会におきまして,論文賞に関する規定・細則が制定されました.

つきまして.は,下記の要領で受賞候補者の推薦を募集いたしますので,相応しい受賞候補者をご推薦下さ

いますようご案内申し上げます.

              募集要項1.受賞資格 本会個人会員

2.推薦方法 本会正会員3名以上の連名,また

     は賛助会員代表者,もしくは評議

     員の単名の推薦による。ただし,

     選考委員は推薦できない.

3.受賞対象 原則として募集期限から過去3年

     の問に,本学会誌に掲載された研

     究論文.ただし,今回は第1回で

     あるので,第51巻第1号(1984年

     1月号)から本年10月号までを対

     象とする.

4.件 数3件程度.ただし,該当なき場合

     は贈呈しない.

5. 賞  本賞は表彰状とし,副賞としてメ

     ダル及び賞金5万円を贈呈する.

     ただし,本賞は受賞論文の著者の

     うちの本学会会員全員に,副賞は

     受賞論文1件につき1組贈呈する.

6.必要書類 所定用紙に記載した推薦書1通に,

     コピー7部及び論文別刷り等,選

     考に必要な参考資料各7部(ただ

     し書籍等は1部)を添付のこと。

7.提出先 プラズマ・核融合学会事務局

8.期 限一養9.贈呈時期 平成5年3月26日(金)

     (第10回年会2日目,於東洋大学

     工学部)10.選考方法 下記の7名からなる選考委員会に

     おいて専攻を行い,理事会へ推薦

     する.理事会は,選考委員会推薦

     の最終候補者の中から受賞を決定

     する.

  平成4年度選考委員会(敬称略)

  委員長 飯吉厚夫(先任副会長)

  副委員長 井上信幸(新任副会長)

  幹 事高村秀一(編集委員長)

  幹  事 伊藤智之(企画委員長)

  委  員 3名   (後日公示)

推薦書用紙は学会事務局Tel(052)231-4535/

Fax(052)231-7557へご請求下さい.

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専門委員会の公募について

企画 委員 会

 委員長 伊藤智之

 平成3年度公募分「実用炉の成立と材料技術」,「荷電粒子ビーム制御とプラズマ動力学」に引き

続きまして,本年度は1課題を公募いたしております,

 応募要領

1.研究専門委員会と調査専門委員会の別

2.件名

3.主査,幹事,委員等

4.期間(最大2年)

5.その他留意事項

を記入し,学会内企画委員会宛お申し込み下さい.

 学会からの補助は年間10万円までの会合費です.プラズマ・核融合分野の研究活動を活発にするた

めの有用な一助となることを期待し,積極的な御応募をお待ちいたしております,

 なお内規は本誌第65巻5号589頁をご覧下さい.一

   ◆新新入正会員

1698 広畑 優子

1699 橋場 正男

1700 池上 茂喬

1704 高橋 弘行

1705 高雄 善裕

1706 香山  晃

1707 渡辺 達男

1708 白井 光雲

新入学生会員

1701(S) 原田 裕史1702 (S) 田中  謙~台

入会者◆北海道大学 工学部 原子工学

北海道大学 工学部 原子工学

豊川物理研究所 核融合部

(株)日立製作所 日立エ場

核融合加速器開発センター

九州大学 応用力学研究所

東京大学 工学部 材料学科

小山工業高等専門学校

電子制御工学科

大阪大学 産業科学研究所

電子材料部門

筑波大学 理工学研究科

九州大学 総合理工学研究科

エネルギー変換工学

<1992年4月~1992年5月>

1703(S)前田 尚人

1709(S)神吉 隆司

1710(S)石島  悌

1711(S)船湯 久芳

0574

0312

0611

0620

0748

1408

0859

1376

熊本工業大学 電気・電子工学

姫路工業大学 工学部 電気工

学科

京都工芸繊維大学 工芸科学研

究科

京都大学 工学研究科

   ◆退会者高橋重雄  0792 鈴木 洋

藤井政治  1440 山川達也

服藤憲司  0482 今村 豊

小林信夫  0857 下出重雄

土橋隆博  0406 田中俊秀

山内泰 0518豊島昇藤井雅治  0034 岡 芳明

岡部裕志郎  0593 大野忠雄

1538(S)成田武憲

1362(S)大平竜也

1392(S)岩 陽一郎

0175 江角弘道

0737 村上弘幸

1175 浜口智志

0328 加古富志雄

0373 下條隆嗣

0200 玉尾 孜

0127 古金卯太郎

1506(S〉水野貴秀

1477(S)荻野亮

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第22回理事会議事録

平成4(1992)年3月25日(水)18:00~20:45、大阪大学

レーザー核融合研究センター研究棟3階大会議室において

開催した。

<議事>0)議事録の確認

  第21回理事会(平成4年2月4日:日本原子力研究

 所)の議事録を確認した。

1)経過報告

  川村常務理事より、前回理事会以後の活動として、

 前回設置が了承された広告委員会の第1回(2月12日)

 及び第2回(3月11日)の開催、及び第2回の企画委

 員会(3月10日)の開催があり、内容に関しては各項

 で述べられるとの報告があった。

2)会員異動

  川村常務理事より、前回理事会以後の仮入会者(正

 会員18名及び学生会員12名)の報告があり、審議の結

 果全員の入会を承認した。さらに1名の学生会員から 正会員への変更を承認した。また2名の逝去による退

 会が報告された。3月19日現在の会貝数は次の通りで

 ある。(( )内は前回理事会(2月4日)以後の変

 動数)  、正会員1325(+17)、

  学生会員115(+11)、以上計1440(+28)

  賛助会員91(+0)1口数458(+0)]、特別会員26(+0)

3)総務関係

 ①事務局関係

   川ホ棉務理事より、予てから申請中であった会誌

  の第三種郵便物取扱いが3月2日付で東海郵政局よ

  り認可され、封筒等の準備を行ったうえ、4月号よ

  り第三種郵便として発送することになったとの報告

  があった。

   また前回理事会でr内規」という表題にっき議論

  があった(「理事会申しあわせ」等の方が内容を改

  訂しやすいのではないか)ことに関連して、伊藤事

  務局長の調査報告が紹介された。現在理事会で決定

  又は承認されたものは11であり、表題は規定、内規、

  要領、基準等となっていて統一されていない。考え

  方としては定款以外はすぺていわゆる内規となるが、

  理事会で承認するものを規定、基準、覚え書等に整

  理することが提案され、今後引続き検討することと

  した。 ②経理報告

   川村常務理事より、平成4年3月24日現在の会計

  収支報告がなされた。前回理事会(2月4日)段階

  で予想された年度末の赤字は、その後の会費納入が

  順調であったこと、及び会誌印刷費の抑制等により

  回復し、年度末には20~30万円程度の黒字で納まる

  ものとみられるとの予想が報告された。

③平成4年度予算案

  川村常務理事より、平成4年度収支予算の暫定案

  が示された。平成3年度と比較して、収入で会費収

  入増及び広告収入増により、3,223,000円の増を見

  込み、これを人件費及び会誌発行費の増に当てるこ

  とが骨子となっている。審議の結果基本的に了承さ

  れた。平成3年度収支決算及び平成4年度収支予算

  は、次回通常総会の審議を経て確定することになっ

  ている。

④第4回通常総会日時決定

  来る6月に予定されている第4回通常総会の日程

  にっき審議の結果、平成4年6月12日(金)に核融

  合科学研究所(名古屋)で行うことを決定した。な

  お、同日にはその前に理事会(10時~11時)、評議

  員会(11時~12時)が開かれ、総会は午後1時~2

  時となり、その後に新旧合同理事会が開かれること

  になる。また、関連して次回理事会(第23回)を

  5月15日(金)に原研本部(東京)で開くことを決

  めた。4)会誌編集関係

  高村会誌編集委員長が欠席のため、川村常務理事が

 代わって、以下の内容の編集委員会報告を行った。【11

 会誌発行状況。【21学会誌名とその略称:英文名称を

 Joumal of Plasma and Fusion Researchとし、その

 略称はJ.Plasma Fusio“Res.とする。和文名称のプ

 ラズマ・核融合学会誌はそのままとし略記しないこと

 にした。131投稿論文:投稿論文の少ない地域の関係者

 へ依頼文を送るが、理事の方々が中心になって努力を

 願う。囚企画委員会との関連事項。以上のうち[2]に

 関しては理事会として了承した。

5)財務関係

  森野財務委員長より、本年度の財務関連の活動報告

 と平成4年度の展望が説明された。

 口1平成3年度のまとめ   1.会員数の増大:3月19日現在の増123(3年6月

  13日以来)、総会員数1,440名が達成された。2.広告

  収入増大対策:現状打開のため(1)現在の広告代理

  店の解約、(2)新代理店・広和堂と4月以降の会誌広

  告につき契約、(3)広告委員会の設置、の3点が実行

  に移された。広告委作成のr広告依頼の可能な企業

  一覧」を示した。3.特別会員数の増大:特別会員数

  (現在26会員、49口)は増大の余地があり、今回、学

  会名簿に基づきr特別会員候補リスト」を作成し

  た。4.学会活性化への投資・支出改善:(1)事務局

  常勤職員、(2)第三種郵便扱いによる会誌発送費の低

  減、が実現した。5.財政的効果:平成4年度に期待

  される収入増として(1)正/学生会員費増1,350千

  円、(2)広告費収入増2,349千円、(3)特別会員費増

70

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本会記事 1第22回理事会議事録

  663千円(51口増)、これに事務局職員の常勤化に

  ょる支出増と第三種郵便扱いによる支出減との差

  一200千円を加えて、4,562千円を平成4年度の活動

  費の増大にあてることができる見通しである。

 121平成3年度の反省と平成4年度の展望   1.会員数増大:情勢は厳しく、これまでの入会勧

  誘の際に外部から学会に寄せられた意見や批判を分

  析・整理して活動に反映させることが必要。2.広告

  収入増:広告収入の安定化をはかるが、市場経済低

  迷の折から、世話人各位の地道な尽力に期待した

  い。3.特別会貝増:増大計画が達成できるよう着実

  な勧誘活動をお願いする。4.賛助会員増=正/学生

 ’会員費との関係で現状確保につとめ、平成5年以降

  に再検討する。5.活性化の財源:約450万円の財源

  増の活用法につき、企画委員会と編集委員会が中心

  となって早めに手を打つ必要がある。6.その他:参

  考のため他学会との財源比較を示した。

7)企画関係

①企画委員会報告

   井上企画委員長より、平成4年3月10日(火)に

  開催された第2回企画委員会の結果につき報告が

  あった。内容の要点は次の通り。o平成5年の年  会・講演会開催:第10回年会(平成5年春、東洋大

  学)の開催日程は、3月25、26、27日に決めた。第10

  回秋季講演会を富山県立大学で開催することを了承

  したが、日程は未定。o専門講習会:現在開催地を

  打診中。o単行本発行:藤田理事を中心に具体的検

  討を開始。o論文賞=規定・募集案内を作成する。

  件数は2~3件とし、本賞は賞状、副賞としてメダ  ル及び賞金(ち万円)を贈ることに決定した。今後

  のスケジュールとして、会誌8月号に募集要項を掲

  載し、11月20日推薦締切、選考委員会を発足させ、

  平成5年3月の年会時に贈呈を行う。oその他=  「プラズマ理工学」学科又は研究科設立の問題に関し、

  年会の初日昼食時に懇話会を持つ予定等(以下の報

  告と重複するものは省略)、以上のうち決定事項に

  関しては理事会として了承した。②第9回年会開催

  状況:中井理事より、本日より始まった第9回年会

  の開催状況につき説明があった。全講演数227件の

  うち205件が→投講演で、このうち30件がポスター

  でも発表を行う。ポスターは1会場で26日及び27日

  の2回に分け実施する。初日登録者数は202名で

  あった。

 ③第9回秋季講演会準備状況

   実行委員会代表の北島会員から、秋季講演会(平

  成4年10月29日~31日、東北大学青葉記念、会館)の

  準備状況につき説明があった。今回は一般講演はポ

  スターのみとする。招待講演については原案を作成

  中。また、一般向けの無料講演を別会場で行うこと

  も考えている。

   意見交換の結果、ポスター発表者に2分位の短い

  トークでポスター内容を紹介させる時間を設ける提

  案を企画委員会で検討することになった。またイン

  フォーマル・ミーティングの会場を確保することの

  希望が出された。

④科研費の細目新設について

   井上理事から、文部省科学研究費補助金の新しい

  分科細目について説明があった。新しい分科細目で、

  当学会が直接関連するものとしては、従来のプラズ

  マ理工学分科に加えて、エネルギー学分科中に細目

  として核融合学が設置された。また、今回から分科

  細目表にキーワードが附記されたが、プラズマ又は

  放電というキーワード湖含まれる分科細目には、物

  理学分科の物理学一般、応用物理学・工学基礎の表

  面界面物性及び応用物理学一般、材料工学の材料加

  工・処理及び金属生産工学があること炉紹介された。

⑤専門委員会の新設

   井上企画委員長から、新しくr荷電粒子ビーム制

  御とプラズマ動力学』に関する研究専門委員会(主

  査:西田靖会員(宇都宮大))の設立申請があっ

  たことが報告され、設立申請書の紹介があった。審

  議の結果設立を承認した。期間は平成4年4月~平

  成6年3月である。⑥専門委員会報告

   井上企画委員長より、r実用炉の成立と材料技術」

  研究専門委員会の活動報告が紹介された。

⑦協賛関係

   前回理事会以後申込のあった、 r真空技術」サ

  マースクールC92.7.9~10北大、協賛)について審

  議の結果協賛を承認した。また、森会長から、第3

  回常温核融合国際会議(’92.10.21-25)の後援承認

  についての経過説明がなされ、近く承認の通知を出

  すこと:になったとの報告があった。

7)次期役員推薦について ,

  次期役員(平成4年6月に通常総会での改選理事9

 名(副会長1名を含む)、及び監事1名)の理事会推

 薦名簿作成に先立ち、評議員及び現役員に推薦投票を

 依頼した結果が紹介され、これを参考ζして審議の結

 果、理事会推薦の役員候補(任期平成4年6月~平成

 6年6月)を次のように決定した。

  副会長 井上信幸(東大)

  理 事 伊藤智之(九大)、 井上晃  (東工大)

   柿澤憲一(東芝)、 佐藤徳芳(東北大)

   玉野輝男(筑波大)、藤田順治(核融合研)

   山科俊郎(北大)、 山中龍彦(阪大)

監事坂本雄~(東洋大)

また内規に従ってこの名簿により、次回理事会(5

月15日)までの間に会員による信任投票を行うこと

とした。

以上

71

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第23回理事会議事録

平成4(1992)年5月15日(金)13:00~16:30、航空会館

(東京都港区)9階901会議室において開催した。

<議事>0)議事録の確認

  第22回理事会(平成4年3月25日:大阪大学レー ザー核融合研究センター)の議事録を確認した。1)経過報告

  川村常務理事より、前回理事会以後の活動として、

 4月22日に田中正俊、森川鐵也両監事を事務局に迎え て会計監査が行われたこと、通常総会で選任する新役 員め理事会推薦者に関する会員の信任投票を5月9日

 締切で実施し488通が回収されたこと、第3回企画委

 員会が5月1日に開催されたこと、及び広告委員会が  4月8日と5月13日に開催されたことの報告があった。2)会員異動

  川村常務理事より、前回理事会以後の仮入会者(正

 会員8名及び学生会員6名)の報告があり、全員を承 認した。また、平成3年度末(3月31日)で退会の申  し出のあった29名(正会貝24名、学生会員5名)にっ

 いては、一応仮退会は認めるものの会長名で慰留する

 文章を送ることとし、次回理事会まで保留することに

 なった。また、賛助会員で6口の減口及び特別会員1 団体の申込があったことが報告された。もし29名の退

 会を認めた場合の5月13日現在の会員数は次の通りで ある。()内は前回理事会(3月25日)以後の変動数)

  正会員1323(一2)、

  学生会員102(一13)、以上計1425(一15)

  賛助会員91(+0)1口数452(一6)]、特別会員27(÷1)

3)総務関係

 ①会誌第3種郵便扱いの結果

   本年4月号から実施した会誌の第3種郵便扱いの  結果について、川村常務理事より説明があった。前

  月の3月号では、書籍小包扱い分200,520円を含め   217,582円を要したのに対し、第3種扱いの4月号

  では、郵便代80,360円(1435通)に梱包機リース代

  等を含め、96,430円の発送費となり、前月に比べ、

  121,152円の減となった。この結果第3種郵便代は、

  会誌の厚さにより単価の変動はあるものの、毎月10

  万円程度に納まるとの見通しが述べられた。

 ②科研費実績報告

   川村常務理事より、平成4年4月11日締切にて文  部省に提出した平成3年度科学研究費補助金研究成  果公開促進費実績報告書について説明があった。こ

  れは平成3年度の会誌(1991年4月号~1992年3月

  号)の刊行に対する補助金であり、ちなみに平成3  年度は総ページ数1333(内欧文64ページ、4.8%)、

  総刊行経費21,280,667円のうち直接出版費が

  17,476,113円であって、これに対する補助金額が

  3,050,000円である。 ③広告委員会報告

   新広告代理店・広和堂との契約を機に設置された

  広告委員会(構成;常務理事、財務委員長、、会誌編

  集委員会代表、広告代理店担当者)は、これまで4  回(2/12、3/11、4/8、5/13)開催され、広告出稿依頼

  先の情報交換等を行って代理店活動のバックアップ

  を行った。川村常務理事より、最新の広告契約進行

  予定表が紹介され、役員各位の一層の協力をお願い

  したい旨要請がなされた。

④会員増加アンケート集計

   先に役員に対して行った会員増加計画に関するア

  ンケート[項目:(1)平成3年度の会員増加活動中に

  相手側から学会側に出された質問、要望、コメント  等、(2)今後の増加対策に関する方策、(3)平成4年度

  以降の増員目標]の集計結果が川村常務理事より紹

  介され、アンケート整理にあたった森野財務委員長

  から説明が行われた。意見交換の結果、アンケート

  回答内容は学会活動全般に渡り、かつ重要な問題点

  の指摘を含むので、次回理事会(通常総会当日)ま

  での間に学会活性化委員会を開いてまとめを行い、

  次期理事会への引継ぎ事項としてまとめることに

  なった。⑤定款変更に伴う辞任手続き

   川村常務理事より、来る第4回通常総会(6月12

  日)は、改定された新定款の認可後の最初の総会で

  あるため、第16条及び附則2に基づいて、任期2年  の役員(今回信任投票を行った新役員候補)と任期

  1年の役員(従来の留任役員)とに分けて総会で選  任する必要上、現役員全員の辞表が必要であること

  が説明された。最後の理事会(総会当日)は時間が,

  短いので、予め用紙を各役員に送付するので辞表取

  りまとめに協力願いたい旨要請がなされた。4)財務関係

  森野財務委員長より、財務関連報告がなされた。

 ①会員増加対策アンケート調査結果について;調査結

 果を参考にして具体的に対策を進める必要がある。

 ②広告収入の増大対策;順調な滑り出しであるが、今

 後役員のご協力で、件数増大に努める必要がある。

 ③特別会員増加対策;紹介を役員にお願いした結果7 名から回答があり、これに従い入会依頼を発送中であ

 る。役員全員からの早期のご回答をお願いしたい。

 ④平成4年度の実行予算について;平成4年度の予算 案では前年度対比で3,223千円の収入増を見込み、こ

 れを管理費や事業費の増に充てている。収入増として

 他に科研費補助金305万円(前年度実績)が加わるこ

 とがほぼ確実なため、これに見合った実行予算を組み

 学会活性化に結びっける。⑤前受金運用の正常化にっ

 いて;平成3年度決算の会費収入のうち、平成4年度 以降分の前納会費14,700千円は、本来全額を前受金と

 して、それぞれの年度に計上すぺきものであるが、現

 状は平成2、3年度分をあわせて3,300千円のみを前 受金とし、残り11,400千円を平成3年度に実収入とし

 て計上レた形となっている。前受金運用の正常化にっ

 いての具体策につき学会活性化対策委員会で議論して

 詰める。

72

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本会記事 第23回理事会議事録

5)会誌編集関係

  高村編集委員長より、会誌編集委員会の報告がなさ

 れた。①会誌発刊の状況一覧。②会誌の改善;(1)投稿

 規定の見直しと英文化、(2)表紙デザイン;6件の応募

 がありそのうち2件にプラズマそのものをイメージす

 るための情報を加えてデザイナーに渡し、3案を作成 中。③第9回年会での座長からの投稿推薦;39件の推 薦があり、投稿勧誘文を事務局から発送した。④10周

 年記念事業;会誌として座談会を構想中。その他、講 座rプラズマ生成」を1992年1月~6月号に載せ、単

 行本刊行の準備とする。

  意見交換の結果、表紙デザインにっいては、先ず編

 集委で最終案を決め、理事会の承認を受ける形にする

 ことが了承された。6)企画関係

 ①企画委員会規定   井上企画委員長より、改定された企画委員会規定

  にっき説明があり、理事会としてこれを承認した。

 ②企画委員会報告

   井上企画委員長より15月1日開催の第3回企画

  委員会の報告が、議事録に基づいてなされた。内容  の要約は以下の通り.(1)前回議事録確認.(2)講演会

  について。①第9回年会報告、②第9回秋季講演会、

  ③学会参加者の資料;学会参加者の変遷が谷津委員

  から紹介された。④今後の講演会開催予定;第10回

  秋季講演会(平成5年・富山県立大学)の開催日は  10月1日(金)~3日(土)とした.(3)第5回専門

  講習会1会場を法政大学とし、開催日を12月8日  (火)、9日(水)とした。(4)若手夏の学校;(5)単

  行本の発行;藤田委員を中心にrプラズマ生成の基  礎(仮題)」出版委員会で検討中であり、学会誌に

  講座として掲載した後単行本とする。(6)論文賞の具

  体化;rプラズマ・核融合学会賞」規定、rプラズ  マ・核融合学会賞」細則、第1回rプラズマ・核融

  合学会賞」受賞候補者推薦の募集、受賞候補者推薦  書等の案が紹介された。(7)専門委員会立案、(8)引継

  ぎ事項案作成、(9)その他   報告にっき意見交換の結果、第5回専門講習会及  び第10回秋季講演会の会場、開催日については了承

  された。また、学会賞規定等については、当理事会

  で出た意見を参考にして次回理事会までに改定案を

  提出してもらうことになった。

 ③第9回年会(大阪大学)報告 

   中井理事より、3月25日~27日開催の第9回年会  (大阪大学工学部)につき、最終的な報告がなされた。

  詳細な実施報告書が別にできていて、参考のため第

  9回秋季講演会(東北大学)実行委員会に送った。  全体としての収支は約29万円の事務局負担となって

  いるが、ポスターを大型化し配布先も増やしたこと

  もあり盛会であったと考えられるとの報告があった。

 ④第9回秋季講演会(東北大学)準備状況

   渡辺理事より、第9回秋季講演会(東北大学青葉  記念会館)準備状況にっき説明があった。今回は一

  般講演はすべてポスターとし、各セッションの初め

  に各自2分のプレポスタートークを行う。また最終

  日の招待講演(エネルギー環境、核融合)は一般公

  開とする。

   意見交換の結果、一般公開の講演会場で、講演の

  レジュメやプラズマ・核融合に関する易しいパンフ

  レットを配布する案が出され、具体的に検討するこ

  とになった。⑤専門委員会報告

   岡本理事早退のため、川村常務理事より、 r実用

  炉の成立と材料技術」研究専門委員会の活動の現況

  が紹介された。また、今後専門委員会報告は、企画

  委員会報告に含めて報告することにしたいとの提案

  がなされ、了承された。

⑥協賛関係

   前回理事会以後申込のあったr6月のシンポジウ  ムr界面現象と帯電・放電』」(1992.6.18、武蔵工

  業大学:協賛)について審議の結果承認したら7)決算・予算関係,

①平成3年度決算案・事業報告

   総会議題となる宰成3(ig911年度決算案・事業報

  告書にっいて、川村常務理事から説明があり、これ

  を受けて、田中正俊・森川鐵也両監事を代豪して田

  中監事から監査報告が行われ、平成3年会計年度に  おける会計及び業務が正常に行われたことが報告さ

  れた。ちなみに、平成3年度収支決算書では、前年  度に引続き支出に800,000円の前受準備金振替を計

  上した上で、当年度収支差額96,002円の黒字決算と

  することができた。

 ②平成4年度予算案・事業報告

   引続き川村常務理事より、総会議題となる平成4  (1992)年度予算案及び事業計画書の説明があり、審

  議の結果これを総会に提出することを承認した。

8)次期役員信任投票結果

  川村常務理事より、5月9日締切で実施された理事 会推薦の新役員に関する信任投票結果が紹介された。

  488票が回収され全員信任されたことを確認し、これ

 をそのまま総会議題とすることとした。9)総会準備関係

  来る6月12日(金)開催の第4回通常総会の議題と  して、第1号議案(平成3年度事業報告書、平成3年 度収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表、財

 産目録および会貝の異動状況報告承認の件)、第2号

 議案(平成4年度事業計画書および収支予算案承認の 件)、及び第3号議案(平成4年度新役員承認の件)

  を確認し、これを近く正会員に総会開催のお知らせと

 共に送付することとした。10)その他

  第4回通常総会当日のスケジュールとして、6月12  日(金)午前10時~11時に第24回理事会、11時~12時

  に第4回評議員会、午後1時~2時に第4回通常総会、

 午後2時~4時に第25回理事会(新旧合同)を行うこ  ととした。なお会場は、名古屋大学豊田講堂第一会議

 室(3階)としたことが報告された。また新旧合同理 事会に向け、引継ぎ事項をまとめて欲しい旨、会長か  ら各委員長に要請がなされた。

                以上

73

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年会,分科会の出席者数と発表件数の変遷

企画委員会

1.はじめに

 企画委員会では長期ビジョン委員会の作業報告書(本会誌65(1991)377)の内容を参照しながら事業を

企画,実行している.長期ビジョン委員会は学会の年会と分科会(当学会では秋季講演会)に関するアンケー

ト調査を行い,その結果は当時の企画委員会から報告されている(本会誌66(1991)82).それによれば

多くの会員が現在の年会,分科会のありかたに対して問題意識を抱いていることがわかる.とくに出席した

い学会が国内各地で分散して同時平行的に開かれることや,年会と分科会が同じ内容で開催され,特徴が活

かされていないことが問題となっている.その改善策として,他の関連学会との共催や,毎年2回を1回に

して他学会と日程をずらして開催することなどが提案されているが,これらについては賛否両論がある,

 企画委員会として,当面の間年2回開催を続けながら,いくつかの特徴ある開催方式を試行することによ

り改善をはかることとした.大阪大学での第9回年会で実施した口頭発表とポスター発表の併用方式や,東

北大学で本年秋に開催する第9回分科会での一般講演をすべてポスター発表とする試みと,ポストデッドラ

イン方式を導入する試みはこの方針に沿うものである.

 どの学会にとっても年会や分科会の開催は主要事業の一つであり,その参加者数や発表件数は学会の活性

度を計るバロメータとなる.本学会の場合も,問題点の改善策を模索するにあたり,これらの数字を把握し

て判断のための資料とする必要がある.このため企画委員会では,プラズマと核融合に関するセッションを

設けている学会における,年会と分科会での発表件数の動向について調査した.とりあげた学会は本学会,

日本物理学会,日本原子力学会,応用物理学会である.本学会については参加者数とその内訳についても調

査した.こうした調査を今後も続ければ,その結果はこれから試行する年会,分科会の開催方式についての

有効性の判定にも利用できるであろう.

2.調査方法について

 発表件数の調査にあたっては,各学会の会誌に掲載されたそれぞれの年会と分科会におけるプラズマ・核

融合関連の発表数を数えた.プラズマと核融合に関する発表は,本学会の場合はすべての発表がこれに該当

するが,他学会の場合には一部の発表しか該当しない.そこで,他学会についてはプラズマ,あるいは核融

合関連のセッションをとりあげて,その中での発表はすべて該当するものとした.この方法によっても,応

用物理学会の場合多数のプラズマ関連の発表がもれてしまうが,他の学会ではプラズマと核融合の発表はほ

ぼ決まったセッションにまとまっているので大きな誤差は生じない.応用物理学会の場合は,一応プラズマ

なるキーワードがつく二つのセッションだけを調査対象とした.したがってこの場合正しくは調査したセッ

ションについの結果でしかないが,プラズマ応用分野の動向はある程度類推できる。

 年会や分科会の登録手続きでは,参加者は氏名と所属,また正会員と学生会員の別などを記載するので,

この記録をもとにすれば参加者の総数や内訳がわかる.ところで本学会の開催はほぼ全面的に現地実行委員

会に依託されており,上記の記録の保存も開催地に任されてきた.このため古いデータには破棄されて入手

できなくなったものがあったが,・幸い集まったサンプルの数は全体的傾向をつかむのに十分なものであった.

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本会記事 年会,分科会の出席者数と発表件数の変遷

3.調査結果

 図1は最近の本学会参加者総数

と所属別内訳の推移である.この

図で研究所とあるのは核融合科学

研究所,宇宙科学研究所,日本原

子力研究所,電子技術総合研究

所,金属材料研究所などを指す.

一般大学はそれ以外の文部省傘下

の大学の参加者を意味するが,九

州大学応用力学研究所や研究セン

ターはこちらに含まれている.学

生会員は研究所の学生と一般大学

の学生の両方を含む.四つの分類

のいずれにも所属しない欧米から

の参加者がごく小数(1~2名)出

席したことがあるが,それらは除

いた.

 この図から,およそ5名に1名

は企業の参加者であることがわか

る.純粋にアカデミックな学会に

比べて,産業界との連携がより強

い本学会の特徴の現われである.

学生会員を含めて,一般大学の参

加者数が大きな割合を占めること

から,年会,分科会が大研究所偏

重であるとする指摘は,出席者数

をもとに判断するかぎりではあた

らない.また若手が少ないとの指

摘もあるが,最近では増えてきて

いる.

 図2は本学会発足後の年会の参

加者総数,発表件数,それと発表

件数を参加者総数で割った発表割

合である.一人一回の登壇許可規

定が守られているとすれば,毎回

参加者の6~7割が発表している

ことになる.参加者数は学会発足

後しばらくは減少しているが,そ

のまま減り続けたわけではなく定

常値を維持した後,再び増加に転

じている.最近の増加傾向が学会

の活性化を意味するのかどうか,

今後監視の必要がある.

 図3は本学会に加えて物理学会

と原子力学会を含む発表件数の変

遷である.物理学会はプラズマ・

図1

プラズマ・核融合学会年会参加者総数、発表件数

400

380

360

340

320

300

280

260

240

220

200

180’160

140

i20

100

80

60

40

20

■参加者総数 團発表件数  [コ発表割合(%)

図2

75

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核融合研究 第68巻第1号  1992年7月

ブラズマ・核融合関連学会発表件数

300

250

200

150

10Q

50

0

日大郡山

東北大

広島大

、凍海太..

 原子力学会の(),内は指定テーマ叉は境界テーマ

鹿児島大

 物理学会岐阜大

   名大

   慶応大北大

   阪大            北大   阪大

、大-...り    尊一璽.一..冒冒ロ騨曜..---.甲.一-}.喧騨一胃..響..曹..薗甲..  .冒冒甲甲層..一.-..

  衡渡天””-                  九大   学習院大                        筑波大    連合講演会          長岡技大.__._.._.._。..._、、_.._....._一..7!7ぎヌ,.撚蛤学皇_、、.、.

        日大習志野ヒ大

                 東北大      九大(ニュートロニクス、                   (黒鉛材料)

慧墜蒙遡落擁藷㌧  東工大ロ””’                東犬一一                 甲傭斡効果)(ニュートロニクス、    (トリチウム)    (低温核融合、

 トリチウム〉            トリチウム)    原子力学会

1987年1988年1988年1989年1989年1990年1990年1991年1991年1992年

 秋春秋春秋春秋春秋春図3

核融合と放電の二つのセッションについて調べたものであり,特に前者は物理学会の中では発表件数が多い

セッションである.ここ数年のデータでは図の物理学会の発表件数から放電セッションの発表件数を差し引

くと,ほぼプラズマ・核融合学会の発表件数に近いものとなる.

 物理学会と本学会の発表件数は両者合わせて年間800~900件を数え,なお増加傾向にある.来年は本学

会発足後10周年を迎えるが,発足以前は本学会の会員の多くは物理学会の核融合のセッションで研究成果を

発表していた。現在もなお大勢の会員がそのまま両学会に所属しているが,図からは両方の学会に等しく発

表している様子が見て取れる.もし本学会の年会か分科会を一方的に中止すれば,物理学会の発表件数が増

加して会場の準備やプログラム編成で混乱を招くことが予想される.

 1988年秋には核融合連合講演会が開催されたが,それにも拘わらず物理学会の発表件数は多かった.連合

講演会での一般講演がポスター発表ばかりであったため,発表者が物理学会へ流れたとすれば,本年秋の東

北大学の分科会ではその影響が出る可能性がある.東北大学での分科会はテストケースとして注目される.

 出席者にとり両方の学会に出ることは旅費の負担が増す筈であるが,1989年秋のように北海道と鹿児島に

別れた場合でも共に発表件数が多いことは,予想とは逆の結果となっている.旅費不足問題が克服されて両

学会のこの分野が活況を呈していることは喜ばしいこ≧である.一方両学会が講演会を共催すればどのよう

な効果をもたらすのか,検討に値する.

 本学会と物理学会との共通課題がプラズマ物理や核融合炉心制御等のトピックスであるとすれば,炉工学

は原子力学会と共通するものである.ここでは原子力学会の核融合関連セッションとして核融合炉材料,核

融合炉工学,プラズマ核融合,トリチウムのセッションを取り上げた.原子力学会には,通常のセッション

に加えて,指定テーマあるいは境界テーマが決まったセッションを設ける制度がある.これらのセッション

では選ばれた世話人がプログラムを編成し,発表者を勧誘するなどして活性化をはかる.図3の原子力学会

の括弧内は年会,あるいは分科会で設定された指定テーマ,または境界テーマであり,核融合関連では毎回

設定されている.本学会でも世話人制度を試行することが提案されており,原子力学会の方式は参考になる

であろう.内容的には,例えば図中の指定,環境テーマの大型核融合装置やアドバンスト核融合炉など,本

学会でのトピックスと共通するものがある.一方,原子力学会で主に発表されて本学会にはほとんど現われ

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本会記事 年会,分科会の串席者数と発表件数の変遷

ない材料や燃料などのトピックスもある.

 図4は応用物理学会のプラズマ関連セッション

の発表件数の推移である.前述のように,応用物

理学会にはプラズマ応用関連のセッションが多く,

プログラムを見ればこの分野の広がりの大きさに

目をみはるであろう.ここではキーワード、「プラ

ズマ」がつくプラズマイオン・光プロセスとプラ

ズマエレクトロニクスなる二つのセッションをと

りあげた,これらはプラズマ生成やプラズマ表面

処理技術などのテーマを扱うセッションであり,

両者は平行して進行することが多い.他にもイオ

ンビームー般,レーザー応用,気体レーザー,

レーザー核融合,レーザー同位体分離,あるいは

プロセス制御などのセッションがあり,プラズマ

応用の発表はこれらにも多数含まれている。

 図に見られるように,応用物理学会のプラズマ

応用に関する発表件数も漸次増加傾向をたどって

いる.ここでは二つのセッションしか調査してい

ないが,実際に応用物理学会で発表されるプラズ

マ関連の報告は全体で200件を軽く上回るであろう.

を把握することは必須である.

璽20

100

80

60

40

20

0

応用物理学会プラズマ関連セッション発表件数

プラズマエレクトロニクス

プラズマイオン・光プロセス

1987  1988  1988  1989  1989  1990  1990  1991 1991 1992

年秋年轡隼釈年春年秋年春年秋年春年秋年響

図4

本学会の発展の方向としてはプラズマ応用もスコープに入っており,応用物理学会との連携やその動向

          同じことは化学系,材料系,金属系,電気系の学会に関しても言える.

4.おわりに

 プラズマ・核融合学会の年会や分科会の発表件数は近年増加傾向にあり,学会の活性度はかなり高い.他

学会も含めると,この分野では毎年千数百件の新しい成果が公表されており,数字の上では沈滞とか衰退な

どの言葉とは無縁の状況である.本学会会員としては,将来に自信が持てる結果と言える。勿論参加者数や

発表件数の多さがそのまま学会の質の高さを表すとは限らないが,数が多いことは質の向上に貢献するであ

ろう.

 プラズマ・核融合学会は新しい学会であり,多数の老舗の学会に囲まれて存続している.核融合連合講演

会に見られたように,他学会と携帯することは旅費不足の解決もさりながら,学術の発展に寄与するところ

が大きい.携帯に際しては,本学会の擁する複合的でファジーな学問領域のどの部分をどこの学会と協力す

るのか,今回のような数値的調査に加えて,内容に立ち至る質的調査も施して参考にする必要がある.

 企画委員会ではこのような調査を進めながら学会の運営方式や若手夏の学校のありかたなどについて検討

する予定である。学会の今後の活動に関する会員からの意見を歓迎する。

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Fσ5,0〃 0河∠」F〃〃河π

本学会事務局で知り得たプラズマ・核融合関連の国内・外の学術的会合をカレンダーにまとめました。

これ以外の情報をご存知の方は事務局までご一報下さい.また記載は①名称,②開催地,③主催等,

④詳細問い合わせ先です.なお④欄に「NF」と記されているものについては,IAEA発行のNuclear

Fusion誌を参考にしました。

1992.7.20-31

①5thLatinAmericanWorkshopon  Plasma Physics(V LAWPP)

②MexicoCity,Mexic・

④NF1992.7.26-8.1

①19921ntemationalNuclearPhysics  Conference

②Wiesbaden,Gemany

③GSI④RudolfB・ck  Intemational Nuclear Physics Conference

  GSI

  P。O.Box110552

  D-6100Darmstadt11,Germany1992.7.28-8.1

①第31回プラズマ若手グループ夏の学校

②旅館 「大木山」

  〒410-03 山梨県南都留郡河口湖町船津281

       智0555-72-0181

③本学会④〒305茨城県つくば市天王台1+1

     筑波大学プラズマ研究センター

     勝又竜太     智0298■53-6231

      Fax O298-53-6202

      (関連記事第67巻4号参照)

1992.8.4-7

①Cha・sanditsApPlications②Trieste,ltaly

④ICTP,P.O.Box586  1-34100Trieste,Italy

1992.8.10-15

①5thAsiaPacificPhysicsConference②KualaLumpur,Malaysia

③AAPPS

1992.8.16-21

①8thlntemationalSymp・sium・n  Thermodynamics of Nuclear Materials

  (STNM-8)

②Snowbird,UT,USA③M.Adamson(LLNL),M.Yamawaki

  (U.of Tokyo),G.Schumacher(KfK),

  IUPACとの協催④〒113東京都文京区本郷7-3-1

     東大工学部原子力工学研究施設

     山脇道夫     費03-3812-2111(内)7422

     Fax O3-5684-02291992暦8.23-28

①lntemationalConferenceonComputer  Simulations of Radiation E{fects in

  Solids

②B:ahn-Meitner-lnstitutBerlin,

  Germany

④JochenP.Biersack

  P3,HAHN-MEITNER-INSTITUT  BERLIN GMBH  Glienicker Starasse100,D-1000

  Berlin39,Germany  〒700岡山市理大町1-1

     岡山理科大学理学部

     山村泰道     智0862-52-3161(内)4385

1992.8.23-8.28

①第14回自由電子レーザー国際会議

②神戸商工会議所会館

③(財)レーザー技術総合研究所

  (関連記事第67巻5号参照)1992.8.24-28

①JointVarenna-Lausamelntemational  Workshop on Theory of Fusion Plasmas

②Varenna,ltaly

④NF

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l

FUSION CALENDAR

1 992. 8. 24-28

~) 4th International Conference on

Computational Physics

R praha, Czechoslovakia

O J. Nadrchal Physics Computing '92 Institute of Physics CSAV,

Cukrovarhicka 10, 162 OO Praha 6,

Czechoslovakia 1 992. 8. 24-9. 4

~) Course on Two-Dimensional Quantum Field Theory for Condensed Matter

Physicists

R Trieste, Italy

~) ICTP, P.O. Box 586 I-34100 Trieste , Italy

1 992. 8. 26-29

~) ~i~32~I~;~L~o~:~~k~"'~~~'

R ~E ~'l'~~~fl~c__= ~~~^+~

O ~~c~;..~"~f,,hb~

~) fl05 ~i~~~~~~~:I~~~/:1~;¥~J3-5-20

~!~~~t~~.~~~~~A~*~~UA~*~302~r~;~

;Ei] I I i~~

a03-3431-4395 (f~;~~~:~~~1~~~67~~~3 3 ~~~~_~. ~~)

1 992. 9. 2-4

~) 3rd International Conference on

Database and Expert Systems

Applications (DEXA'92)

R Valencia, Spain

O I. Ramos Universidad Politecnica Valencia

Dept. Sistemas Informaticos y

Computacion Apartado 22012. E-46020 Valencia, Spain

1 992. 9. 2-1 2

(~ Course and workshop on Industrial

Applications of Plasma Physics

~) Varenna. Italy

~) NF 1 992. 9. 2-1 2

~) ~~~7#~~~~)~i~~i~/¥~)~t;,F~

(Industrial Applications of Plasma

Physics)

R Varenna, Italy ~) International School of Plasma

Physics

~) T464-01 ~;~~!~71~1:~~~~;~~~;~T ~~~~~~ ~~l~~~~~~"'==-'~ ~v~5fCF~"~

~~2 Ji~:~~

a052-781 -5111 ( F~l) 6984

Fax 052-781-9564 1 992. 9. 7-9

~) 2nd European Congress on Thermal

Plasma Processes

R paris, France

O EDF-DER 1 992. 9. 7-1 8

~) CERN Accelerator School, Reserarch Institute for High Energy Physics,

Finland - General Accelerator Physics

R Hotel Alba, Jyvaskyla, Finland

O S. von Wartburg CERN Accelerator School

CERN CH-1211 Geneva 23, Switzerland

1 992. 9. 8-1 O

~) IAEA Technical Committee Meeting on

Tokamak Plasma Biasing R Montr~al. Canada

@ IAEA ~) Dr. A. Boileau

Centre canadien de fusion magn~tigue

1804 Mont~e Ste-Julie

Varennes, Quebec

Canada J3X IS1

a514-652-8706 Fax 514-652-8625

1 992. 9. 1 3-1 8

(D 5th International Conference on Gas

Discharges and Their Applications

R University College of Swansea, UK

O A.J. Davies or W.T. Williams GD92, Department of Physics

University College of Swansea

Singleton Park, Swansea SA2 8PP , UK 1 992. 9. 1 4-1 8

(~ 9th International Workshop on Inelastic

Ion Surface Collisions

R Centre Paul Langevin Aussois 73350

Modane France ~) Marc Bernheim

Laboratoire de Physique des Solides,

Bat. 510, Universite de Paris-Sud,

Centre d'Orsay, F 91405 ORSAY, France

79

lll

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核融合研究 第68巻第1号  1992年7月

  〒700岡山市理大町1-1

     岡山理科大学理学部

     山村泰道     岱0862-52-3161(内)4385

1992.9.14-18

①17thSymposiumonFusionTechnology②Rome,ltaly

④NF1992.9.16-19

①第53回応用物理学会学術講演会

②関西大学③応用物理学会

1992.9.22-25

①TheAsia-PacificConferenceonPlasma  Science and Technology,

  The3rd China-Japan Symposium on

  PlasmaChemistry

②南京(Nanjing),PRC③ChinesePlasmaSociety(CSTAM)

  and Southeast University

④〒162東京都新宿区神楽坂1-3      東京理科大学工学部,工業化学科

      明石和夫

      費03-3260-4271

1992.9.25-28

①日本物理学会秋の分科会   (プラズマ・核融合を含む物性関係)

②東京大学教養部③日本物理学会

1992.9.28-29

①IAEA Technical Committee Meeting on

  Research Using Small Tokamaks

②W廿rzburg,Gemany  Congress Centrum Tiepolo and Balthasar

  Neumann rooms

③lntemationalAt・micEnengyAgency④Dr.V.Demchenko

  Physics Sectio血

  IAEA  P.O.Box100  A-1400Vienna,Austria1992.9.28-10、2

①6thlntemationa1Con{erenceonthe  Physics of Highly-Charged Ions

②Kansas State University,Manhattan,

  kansas66506,USA④〒464-01名古屋市千種区不老町

       核融合科学研究所

       俵 博之       費052-781-5111(内)6980

1992.9.29-10.2

①EvolutionofMicrostructurein  Metals during Irradiation

②Muskoka,Canada④C.E.Coleman

  AECL Research,Chalk River Laboratories

  Stn55Chalk River,Ontario,KOJ IJO

  Canadal992.9零30-10,7

①14thIAEAlntemationalConferenceon  Plasma Physics and Controlled Nuclear

  Fusion Research

②Wurzburg,Germany

④IAEA  IAEA-CN-56Vienna Intemational Centre

  P.O.Box lOO,A-1400Vienna,Austria1992.10.2-5

①日本物理学会秋の分科会   (原子核・素粒子・宇宙線関係)

②新潟大学理学部

③日本物理学会1992.10.12-16

①IAEATechnica1CommitteeMeetingon  Atomic and Plasma Material Interaction

  Data for Fusion Reactor Technology

② Cadarache, France

④NF1992.10.20-22

①日本原子力学会秋の大会

②名古屋大学工学部

③日本原子力学会1992.10.21-25

①第3回常温核融合国際会議②名古屋国際会議場

③常温核融合国際会議国際組織委員会④〒464-01名古屋市千種区不老町

       核融合科学研究所

       研究・全画情報センター

       池上英雄       貿052-781-5111(内)6984

1992.10.26-29

①lntemationa1WorkshoponCeramic  Breeder Blanket Interactions

②東京大学工学部11号館講堂

④〒113東京都文京区本郷7-3-1

      東京大学工学部原子力工学研究施設

      山脇道夫      岱03-3812-2111(内)7422

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FUSION CALENDAR

1992.10.27-30

①45thAnnualGaseousElectronics  Conference

②Boston,MA,USA

③APS④Pabl・A,Vicharelli,Secretary・

  45th Gaseous Electronics Conference

  GTE Laboratories Inc.

  40Sylvan Road

  Waltham,MA O2254,USA1992.10、28-30

①第33回真空に関する連合講演会

②大阪科学技術センター

  大阪市西区靱本町1③日本真空協会④〒550大阪市西区江之子島2-1-53     大阪府立産業技術総合研究所内

      日本真空協会関西支部

     智06-443-1121

     Fax O6-443-3137

      (関連記事第67巻6号参照)

1992.10.29-31

①第9回本学会秋季講演会

②東北大学工学部青葉記念会館

③本学会④〒980仙台市青葉区荒巻字青葉

    ・東北大学工学部

     渡辺博茂     費022-222-1800(内)4688

      (関連記事第67巻4号参照)

1992.10冨29-11.4

①JOintUS-CERNSch・・lonParticle  Accelerators-Frontiers of Parcicle

  Beams,Factories with ete-Rings

②HotelAlay,Benalmadena,Spain

④S.vonWartburg  CERN Accelerator School

  CERN  CH-1211Geneva23,Switzerlan(11992.11.2-27

①2ndWorkshopontheApPlicati・ns  of Sync}1rotron Radiation

②Trieste,ltaly

④ICTP,P.O.B・x586  1-34100Trieste,Italy

1992鰯11.9-12

①6thlntemationalConferenceonMegagauss  Magnetic Field Generation and Related

  Topics

②Albuquerque,NM,USA,

④NF

1992.11.9-13

①MeetingoftheAmericanPhysical  Society Division of Plasma Physics

②Seattle,WA,USA

④NF1992.11.16-12.11

①ExperimentalWorkshoponHighT。  Superconductivity:Basic Activities

②Trieste,ltaly

④ICTP,P.O.Box586  1-34100Trieste,Italy

1992.11.17-21

①4thlntemationalTokiConference  (Joint Varenna-Abstumani-Nagoya-

  Potsdam-ESA Workshop on Plasma  Astrophysics)

②土岐④〒464-01名古屋市千種区不老町

       核融合科学研究所

       佐藤哲也       智052-781-5111(内)6910

1992.12.8-9

①第5回専門講習会  プラズマ生成・制御の基礎

  一プラズマと材料表面一

②法政大学工学部

③本学会1992.12.14-18

①Thei7thlntemationalConferenceon  Infrared and Millimeter Waves

②CalifomialnstituteofTechnology  Pasadena,Los Angeles,CA,91125  USA③ThelntemationalSocietyfor

  Optical Engineering1993.3.25-27

①第10回本学会年会②東洋大学工学部

③本学会④〒350川越市鯨井中野台2100

     東洋大学工学部電気電子

     坂本雄一     奮0492-31-1131(内)459

1993.3、27-29

①日本原子力学会春の年会

②京都大学工学部③日本原子力学会

1993.3-27-30

①日本物理学会第48回年会

②東北大学教養部③月本物理学会

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核融合研究 第68巻第1号  1992年7月

1993墨3.29-4.1

①第40回応用物理学関係連合講演会

②青山学院大学

③応用物理学会1993.4.13-17

① 9th International Conference on

 Wear of Materials

②SanFrancisco,CA,USA④WearofMaterialsSecretariatCOMST P.O.Box415,CH-1001Lausanne l

 Switzerland1993.8.23-27

①第8回高電圧工学国際会議(ISH93)

②PACIFICOYOKOHAMAFF③IEEJ④〒106東京都港区六本木7丁目22-1    東京大学生産技術研究所

    石井勝    智03-3402-6231(内)2346

    Fax O3-3402」5078

     03-3479-19471993.9.20-24

①13thlntemationalC・nferen6e・n

 Magnet Technology(MT・13)②V玉ctoriaConferenceCentre

 Victoria,B.C.,Canada③〒311-01

  茨城県那珂郡那珂町向山  日本原子力研究所 那珂研究所  核融合工学部長 島本 進

  智0292-70-7500  Fax O292-70-7519

1993.9.20-24

①第7回未来型核エネルギーシステム国際会議②幕張メッセ国際会議場

③日本原子力研究所1993、9.27-30

①第53回応用物理学会学術講演会

②北海道大学③応用物理学会

1993.10膨1-3

①第10回本学会秋季講演会

②富山県立大学

③本学会1993.10、3-6

①日本物理学会秋の分科会  (原子核・素粒子・宇宙線関係)

②高知大学,

③日本物理学会1993.10.12-15

①日本物理学会秋の分科会  (プラズマ・核融合を含む物性関係)

②岡山大学③日本物理学会

1993.11.1-5

①MeetingoftheAm6ricanPhysical Society,Division of Plasma Physics

②St.Louis,MO,USAl③AmericanPhysicalSociety-1

敏}~一事務局夏休みについで

8角10日(月)より14日(金)まで事務局員の

夏休みを取らせていた裏きます。

諸連絡など御迷惑をおかけすることもあるかと思いますが,

よろしくお願いい慶します。   箏務局   拶・ノ

 4レ曽=

82

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ダ繍’ク17~/」脇塊27一一1~                     ‘~                     ≧~                        ~之”一闘一嗣一髄一閣一”一騨一一一一核融合科学研究所詳

 ここに掲載されている文献は、核融合科学研究所文献資料室において最近収集されたものです。これらの文献については、複写サービスを行っています。ご利用方法については、リスト末尾をご覧下さい。

24996 F灘thammar,C.一G.,

   Physics of the Aurora,TRITA-EPP-91-06,1991,・22P、

24997 Hirooka,Y.,

   PISCES Program Progress Report for1990-19910n Plasma-Materials Interactions and Edge-Plasma

   Physics Research,UCLA PPG#1380,Dec。1991,74p.

24998 Bieri,R.,Guinan,M.,

   An Analysis ofGrazing Incidence Metal Mirros in aLaser ICF Reactor Driver,UCRL-ID-106094,

   June l991,42P.

24999RevisedT訂getInfo㎜ationforICFReactorStudieS,UCRL-ID-106711,Feb。1991,12p。

25000 1nerti&旦Con6nementFUSION Quarterly Repo批 January-March1991Volume1,Number2,

   UCRL-LR-105821-91-2,1991,56p。

25001 Zakharov,A.S.,Pavlenko,V.P.,Slesarevsky,S.0.,Tkachenko,A.V.,

   A Detemlinatio蹴of the Influence of Heat Canier Overflowing over the Active Zone on a Value of

   Radiation Coπection into the Measurements ofHeat Carrier聡mperat皿e at the Utlet from出e

   Heat-ReleasingAssembles ofWWR-440Reactors,KIYal-90-32,1990,15p。,(inRussian)

25002 Dohnsky,A。V。,Papash,A.1.,Pavlov,S.N。,Rudchic,A、T,V田kov,A.E、,et aL

   The Main Parameters ofthe Accelerator-Storage Ring at山e Institute forNuclear Research Ukrainian

   Academy ofSciences(Kiev,Project),,K璽NR-90-24,1990,8p.,(in Russian)

25003  Azarov,S。1。,Tokarevsky,V.V.,

   An Estimat量on of Fire Danger of Ignition sources in Nuclear Power Plant(NpP)Premises,

   KIYaI-90-30,1990,15p.,(孟n Russ量an)

25004 Vasilyev,Yu.O。,Pavlenko,Yu。N。,Pugach,V M.,

   AMulti-P飢icleBre泳一Up・fgBeNucleusExcitedStates,KIYaト90-4,1990,16P,,(inRussian)

25005 Khalimoncuk,V,A.,Tokarevsk弘V。VりKrayushkin,A、V、,Kuchin,A.V.,Maranenko,V.pり

   Neutron-Physical Investigations ofBasic Design Accidentin RBMK-1000,KIYal-90-36,1990,35p。,

   (in Russian)

25006  Tbkarevski,V.V.,Shevchenko,S.V.,

   Tb the Problem on Radiation So腿rce Recognition on Stationare Noise Algorythm,KIYal。90-21,

   1990,17p.,(in Russian)

25007 Lendyel,A。L,Marinetz,T l.,Sykora,D,1.,Tchamovitcわ,Ye。L,

   聴maryFission Products Energy Properties Determination Within Statistical Mode1,KIY田一90-12,

   1990,21P。,(in Russian)

25008 Khalimonchuk,V.A.,Tokar6vsk》らV。V。,Krayushkin,A.V.,Kuchin,A。V。,Maryξmenko,V.D.,

   Calculated Investigations of the Behaviour of Neutron Power and Reactivity in the FirsI Phase at the

   Chemobyl NPP Accident(Neutron-Physical Aspects),KIYaI-90-19,1990,20p、,(inRussian)

25009 Vasilkevich,A.A.,Ivanitsky,P.G.,Krotenko,V、T.,Mulstrenko,A.M.,Slisenko,V.1.,

   A Method ofSlow Neuαon Inelastic Scattering in Investigadons ofCrystal E1ectrlc Field Effects,

   KrYal-90-16,1990,19p。一,(in Russian)

25010.Tretyak,V。L,

   1S2-lnteractive System for Ohe-Dimensional Spec駐’a Processing,KIYal-90-17,1990,25p,

   (in Russian)

25011 Vikhlii,G.A.,Karpenko,A。Ya、,Litovchenko,P。G.,Tarabrova,L L,Groza,A,A.,

   Investigation ofRadiation Defects i血InSb Formed by Charged High Energy Nuclear Particles,

   KIYal-90ψ17,1990,2gP.,(inRussian)

83

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I

2501 2

250 1 3

25014

25015

25016

25017

25018

25019

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25022

25023

25024

25025

25026

25027

25028

25029

25030

~~F~1~~~A" ~~~~~t~ ~~68~~~~1 ~~ 1992~~7~J

Borovik, A. A.,

Low-energy Electron Beam Sources for Spectroscopic Measurements, KIYal 90-5, 1 990, 19p.,

(in Russian)

Dryapachenko, I. P., Kononov, A. V., Muravitsky A .V., Razbudei, V. F., Saltikov. L. S., et al.,

An Investigation of Possibilities of Light Nuclear Cold Fusion, KIYal-90-22, 1990, 14p,

(in Russian)

Rudko, V. N.,

Resonance Planar Dechanneling in Strained-Layer Superlattices, KIYal-90-1 3, 1990, 53p.,

(in Russian)

Dzyublik. A. Ya.,

Theory of Decays of Quasi-Energetic States, KIYal-90-2, 1990, 17p., (in Russian)

Pasechnik, M. V.,

Physical Aspects of the Accident at the 4-th Unit, KIYal-91-26, 1990, 18p., (in Russian)

Borisenko, V. I., Golevach, A. I., Gerasko, V. N., Duritsley. I. A., Lukyanets, V. V., et al.

Physico-Technical Decisions of Control System Design of TCMCS "TRAP" of NPS-88,

KIY~J-90-lO, 1990, 26p., (in Russian)

Lengyel, A. I., Marinetz, T. J., Sikora. D. I., Tcharnovich, E. I.,

About Proton and Neutron Geometrical Relation in the Stable Nucleons., KIYal-90-33, 1990, 14p.,

(in Russian)

Azarov, S. I.. Tokarevsky, V. V.,

The Problems of Fire Protection in Nuclear Power Plant, KIYal-90-25, 1990, 15p., (in Russian)

Zakharov, A. S., Pavlenko. V. P., Popovich, Ye. I., Thachenko. A. V.,

Radiation Heating up of Thermoelectric Transformers Set at the Outlet from the Heat-Releasing

Assemblies of the Reactors of Kolak Nuclear Power Plant, KIYal-90-31, 1990, 14p., (in Russian)

Pilipchak, S. l.,

The Problem of Creation of Radiation Monitoring System, KIYal-90-46, 1990, 16p., (in Russian)

Babenko, V. V., Gavriluk, V. I., Zheltonozhskij, V. A., Lebcdev, Yu. A., Ukhin. M. A., et al.

Study of the Anomalies in the ICC of the Transition with Kinetic Energy 307 eV, KIYal-90-40,

1990, 13p., (in Russian)

Revenchuk. S. M., Cheremnykh, O. K.,

Dispersion Relations for Suydam Problem. KIYal-90-41, 1990, 32p., (in Russian)

Knorr, G., Shoucri, M.,

Instabilities of Gyro-kinetic Plasmas with a Guiding Center Density Gradient, Finite Larmor Radius

and Polarization Drift, CCFM RI 367e, Feb. 1992, 2lp.

lzvozchikov, A. B., Khudoleev, A. V., Petrov, M. V., Petrov, S. Ya., Kozlovskij, S. S, et al.

Charge-Exchange Diagnostic of Fusion Alpha Particles and ICRF Driven Minority lons in MeV

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核融合研究 第68巻第1号  1992年7月

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   GEM Magnet Options:Pre呈iminary Repoτt,PFC!RR-9レ15MITGEM-DM-01,Nov1991,-195p.

             〈文献複写サービスについて〉

核融合科学研究所所員:

  文献を貸し出しますので、各自複写してください。貸出期問は1週間です。

核融合科学研究所共同研究者:

  当該共同研究に必要な文献については、核融合科学研究所が費用を負担しますので、複写申し込

  み時に共同研究の課題名を明示してお申し出ください。受付けてから送付まで1週間から10日程

  かかります。

その他の場合:

  当方で複写依頼(外注)を代行し、外注先の複写業者から、現物と請求書をお送りします。ご希望

  の方はお申し出ください。この場合も受付から送付まで1週間から10日程かかります。  なお、複写料金は、,(A4)一枚45円(マイクロフッシュからの場合には90円:いずれも消費税別)

  となります。

文献複写の申し込み先 核融合科学研究所 文献資料室

〒464-01名古屋市千種区不老町TEL:052-781.5111(内線6978)

FAX:052-789・1037

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~9諺帽のよう軌偽

YOGO KA l SETSU ⑪

ダイナモ

ρyn伽o

(東大工 吉田善章)

 語源は誘導発電機を意味する英語であり,その由来の通り,電流を発生して磁場を

作りだす自然の機構をダイナモと呼んでいる。歴史的には,地磁気など,天体が有し

ている自然発生的な磁場に関連して古くから研究されているが,決定的な理論はな

い.今日,核融合プラズマの分野でもダイナモが論じられるのは,特定の磁場配位が

自発的に形成・維持される現象が,逆転磁場ピンチ(RFP)による実験などで明確に

示されたことによっている.

 原理的には,力学的運動エネルギーが,電磁誘導効果を介して電磁エネルギーに変

換する機構と言える.すなわち,プラズマなどの導電性流体が磁場を横切って運動す

ると,電場が誘導され,電流が発生する.この誘導を引き起こす速度場と磁場のトポロ

ジー,運動の発生・維持の機構などが研究テーマとなる.更に近年では,ダイナモで

発生する磁場配位が単純なトポロジーと大きな空間スケールを持つことに注目し,こ

れを構造の自己組織化と認識し,非線形力学の一般的な観点から研究が行われている.

磁気流体モデル ハ狙Z)Sガ〃z%1召ガoη

   〃∂461

(京大ヘリオトロン 若谷誠宏)

 プラズマを記述する方程式としては,Klimontovich方程式が厳密であるが,通常

は位相空間における連続体近似であり,Liouvilleの定理を満足するVlasov方程式

がよく用いられる,しかし,磁場に閉じ込められたプラズマに対しては,プラズマの

不均一性と複雑な磁場構造が本質的であるために,Vlasov方程式は容易に解けな

い.そこで,Maxwell分布に近いプラズマの巨視的性質に対しては速度空問の情報が

重要ではない点に着目し,Vlasov方程式から得られるモーメント方程式系がしばし

ば用いられ,磁気流体モデル(あるいは電磁流体モデル)と呼ばれている.・モーメン

ト方程式系は,Maxwe11分布に近いことを利用して,プラズマ密度,プラズマ圧力

(あるいは温度)および流体的速度を物理変数として閉じさせることができる.これ

らは,電荷密度と電流密度を通して,Maxwell方程式系と結合している.

 磁気流体モデルには,抵抗,粘性,拡散や熱伝導等の散逸過程を考慮し易い利点が

ある.また,無衝突の極限として理想磁気流体を考えれば,粒子数,運動量,エネル

ギー等の保存則が成り立つ.

粒子モデルPα痂ol6Si〃Z%lorガ0%

   〃6461

(核融合研 田中基彦)

 いわゆる3体問題に比べて無限に多くの荷電粒子から構成されるプラズマの非線形

・多体問題を,自己電磁場を解きながら運動学的に(軌道運動や共鳴現象など粒子効

果を考慮して)扱うのが,粒子モデルによる数値シミュレーション法である.

 この天文学的個数の電子・イオンからなるプラFズマを,有限個(蜜106-107個)の

「超粒子」で代表させ,それら個々の運動を追跡する粒子シミュレーション法は,プ

ラズマが「集団的(collective)」性質をもつおかげで,非常に良くブラズマをモデ

ル化している.

 粒子モデルは応用範囲から見てふたつに分類される.デバイ長やプラズマ振動数近

傍の微視スケール現象を記述する単純な「陽解法」手法は,シース問題,サイクロト

ロン共鳴や加熱に代表される波動一粒子相互作用などを対象として,スペース物理や

レーザー核融合の研究で用いられている.

 他方, 「磁気流体的」な巨視現象に微視的な粒子効果がはたらいて,プラズマの安

定/不安定性や輸送現象が生じる磁気閉じ込め核融合の研究では,様々の「低周波・

大空問スケール粒子シミュレーション法が1980年代から開発,応用され始めている,

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核融合研究 第68巻第1号  1992年7月

【本学会の方針】

 プラズマの研究は,将来のエネルギー源として

期待される核融合の地上での実現をめざして,こ

こ40年程の間に大きな成果を挙げてきました.そ

の結果,核融合炉心プラズマの実現に大きく近づ

いたばかりでなく,このために開発された技術は

先端技術として応用されています,また,プラズ

マに関する研究や経験は,現在特に注目されてい

る工業へのプラズマ応用と深い関わりをもってい

ます.一方,近い将来原型核融合炉を完成させる

ため,物理学,電気工学,材料工学,真空工学,

原子炉工学,放射線科学などの幅広い分野にまた

がり盛んな研究開発が行われています.

 この学会は,1958年湯川秀樹博士を会長として

生れた研究者組織「核融合懇談会」が母体となっ

て,1983年学術団体「プラズマ・核融合学会」と

して発足し,1988年には社団法人となりました.

現在は,プラズマ理工学及び核融合科学に携わる

研究者・学生ばかりでなく,宇宙プラズマやプラ

ズマ応用技術等に関心を持つ人々にも広く参加し

ていただいています。学会としては,核融合学に

とどまらず,関連する技術開発,さらにはプラズ

マ応用等についての優れた情報交換の場となるよ

う努力しています.

【役  則

  会  長

  副会長  副会長  常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

森   茂

飯吉厚夫井上信幸川村孝弐板谷良平伊藤 智之(企画委員長)

井上  晃

大引 得弘

柿澤憲一後藤 誠一

佐藤 徳芳

高村 秀一(編集委員長〉

玉野輝男田村早苗藤田 順治

森野 信幸(財務委員長)

山科俊郎山中龍彦森川 鐵也

坂本雄一

  V        V    V           最近,プラズマ・核融合  斎三  .   学会誌の体裁,レイアウト       \一        v が少しずつ改善されていま          すが,お気づきですか? 従来までの当学会誌では,1ページ当たりの文字数

は1536文字で,ほとんどが一段組構成でした(「講座」記事では二段組構成を試験的に導入)。これを同

じサイズ(B5版)の他学会誌と比較しますと,電気学

会誌2024文字/頁(二段組),日本原子力学会誌2160文字/頁(二段組),レーザー学会誌・「レーザー研究」1722文字/頁(二段組)となっています.ちなみにサイズが一回り大きい日本物理学会誌(変形A4版)

では2184文字/頁,応用物理学会誌(A4版)では2392

文字/頁でともに二段組構成となっています.文字数

が少ない分だけ我が学会誌は読み易いかといいますと,文字サイズは上記の学会誌の中では一番小さく,

行間についてはどの学会誌よりも大きいのです,したがって,余白が多い分だけ他学会誌より紙面が希薄な(決して内容のことではありません)印象をお持ちの

会員も多数おられたのではないでしょうか.現在,少

しずつですが,主要項目記事での文字サイズ,文字数を読み易く改善したり,学会講演会プログラムの体裁につきましても大阪大学工学部での年会よりレイアウ

トの改善を図っています.

 度々,このコーナーで紹介されていますように,学会活性化の一環として「学会誌の充実」を図るための諸活動(新企画,投稿論文規程,レイアウト)が昨年秋より進められています。ご承知のように,来る来年の学会創立10周年を迎えるにあたり,1993年1月号よ

り学会誌名も「プラズマ・核融合学会誌(JoumalofPlasmaandFusionResearch)」に変わります.編集委員会では学会誌の表紙および内容の一新に現在協力しているところです、

 最近,当学会誌の研究論文への投稿数も増える兆し

が見られます.編集委員の一人としましては非常に嬉

しい限りです.サーキュレーションが良くないと言い

ましても,現状のままでは学会誌の将来的展望は開け

てこないように思います。会員一人ひとりの「学会を盛り上げよう」という参加意識が必要ではないでしょ

うか,このことは,学会講演会を今後盛況に導くか否

かにも関わっていると思います.今までは,一会員として他人事のように「学会」を見ていましたが,編集

委員になって,はじめて「学会」を少なからず真剣に考えるようになりました,学会誌に関するご意見,ご要望等ありましたら是非ご一報下さい. (M.N)

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