conserto de plastico j - 西友深沢店-住まいと暮らし館 de plastico j author kobakazu...

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01-樹脂の種類にって補修が異なので、ず部品の裏側 等にあ樹脂の種類示す記号探してください。 02-この場合はP/Eです。 03-記号がPPPEの場合、又は記号が見つかないは補修 の過程でPP必ず使用して下さい。た、PP が必要かどうかの判定として、で紹介 してい様に、樹脂の小片水の中に入という有 す。なお、この判定のは水にかだPPが必 要です。 04-破て変形してしったP/E製の例にとって説 しす。 05-取外し、の上に乗せす。 06-使用して変形した部分加熱して元の形に戻す のですが、PURと表示さていのは絶対に加熱 しないで下さ い。加熱すことにって変形が余計に大きくなって取返しの付 かない事態になす。 樹脂部品補修専用接着剤に樹脂部品の補修 樹脂部品補修専用接着剤に樹脂部品の補修 樹脂部品補修専用接着剤に樹脂部品の補修 樹脂部品補修専用接着剤に樹脂部品の補修

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Post on 09-Feb-2019

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01-樹脂の種類によって補修法が異なるので、まず部品の裏側等にある樹脂の種類を示す記号を探してください。

02-この場合はP/Eです。

03-記号がPPやPEの場合、又は記号が見つからない時は補修の過程でPPプライマーを必ず使用して下さい。また、PPプライマーが必要かどうかの判定方法として、ビデオマニュアルで紹介している様に、樹脂の小片を水の中に入れるという方法も有ります。なお、この判定方法の時は水に浮かんだらPPプライマーが必要です。

04-破れて変形してしまったP/E製のバンパーを例にとって説明します。

05-バンパーを取り外し、スタンドの上に乗せます。 06-ヒートガンを使用して変形した部分を加熱して元の形に戻すのですが、PURと表示されているものは絶対に加熱 しないで下さい。加熱することによって変形が余計に大きくなって取り返しの付かない事態になります。

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07-加熱は外側と内側を交互に均等に行って下さい。 08-樹脂が十分に温まって柔らかくなったら表面の滑らかなハンマーや木片等で擦るようにしながら元の形状に戻していきます。

09-ほぼ元の形状に戻ったら冷えるまで放置します。 10-接着剤を使用する面に#80のペーパーで足付けをします。

11-又はCNSディスクを低回転で使用してもOK。 12-裂け目から約3mm離れた所に1.5mmの穴を開けます。

13-線径0.5mm位のステンレスワイヤーで避けた部分を縛って仮止めします。なお、同じ直径の普通の針金では強度が足らないので使えません。l

14ー元の形状になったか確認して下さい。

15-シリコンオフで脱脂後、刷毛でPPプライマーを薄く塗って10分程乾燥させます。

16-必要量の樹脂部品補修用専用接着剤の主剤と硬化剤をメーカー指示の割合で準備します。

17-約1分間、均等な色になる様に十分混ぜ合わせます。 18-接着剤を破損部品の裏面に塗ります。

19-破損部より少し大きく切った補強用のポリエステルメッシュとポリエチレンフィルム(スーパーの買い物袋でも半透明であればOK)を準備します。

20-まずポリエステルメッシュを接着剤の上に置きます。

21-続いてその上にポリエチレンフィルムを置いて押さえ付け、接着剤を薄く均等に展ばした後硬化させます。

22-急ぐ場合は赤外線乾燥機の代わりに500Wのハロゲン投光機を30cm程離して30分程度暖めると早く硬化します。なお、この時30cmより近い距離だと表面温度が70℃を超え、過熱の為に部品が変形する恐れが有るので危険です。

23-1000W程度の赤外線乾燥機等を使用する場合は50cm以上離して下さい。

24-接着剤が硬化したらポリエチレンフイルムを剥がし、余分なポリエステルメッシュを切取ります。

25-ロータリーカッターを付けたルーターで破損部品の表面を片側の幅が5~10mm前後のV字型に削ります。

26-この時仮止めしたステンレスワイヤーは削り取ってもかまいません。V字型の底は裏側の接着剤が少し出て来る深さ迄削りま

27-PPプライマーをスプレーするか、 28-刷毛を使用して薄く塗って乾燥させます。

29-表面側に接着剤を塗ります。 30-ポリエチレンフイルムを介して接着剤を押さえ付けて展ばし、そのまま硬化させます。

31-硬化したらポリエチレンフイルムを剥がし、#80のロロックディスクを取付けたミニアングル-グラインダーを使用して接着剤を均します。

32-#80のペーパーを取付けたダブルアクションサンダーで周辺を研磨して足付けをします。

33-脱脂後、PPプライマーを塗布して10分間乾燥させます。 34-弾力性のあるバンパー用ポリパテを使用し、

35-乾燥後に#80→#150のペーパーの順でサンディングして形を整え、

36-最後は#320のペーパーを使用して手で仕上げます。

37-続いて柔軟剤を適量配合したプラサフを塗布します。なお、ここでは柔軟性のあるSPINT社のUVプラサフを使用しています。

38-必要に応じ赤外線乾燥機を利用してプラサフを乾燥させます。ここではUVプラサフとUV乾燥機を使用しているので硬化時間は3分と非常に短時間で済みます。

39-後は通常通り下地準備をし、柔軟剤を適量配合したトップコートをして完成です。

40-補修後の部品の裏側です。接着剤を使用した補修のコツは出来るだけ薄く付けて補修部のバンパーの柔軟性を損なわない様にする事です。そうすれば補修部に応力が集中する事が少なくなり、補修した所が再度破損し難くなります。

41-次はPC/PBTと表示されている硬質樹脂製バンパー(水テストでは沈みます)の補修例です。これ等は衝撃を受けると割れてしまうことが多く、変形していても加熱して元に戻そうとすると逆に変形がひどくなってしまうので注意が必要です。またその中にはこの例の様に、外側の樹脂厚が薄い為に発砲ウレタン(PURと表示)を裏側をに充填して補強している物も有ります。

42-この例では欠損している外皮の部分にアルミテープを土手状に貼り、そこに接着剤を塗り込んでいる所です。黄色く見えているのが発砲ウレタンです。

43-この様に欠損部の形状に合わせて接着剤を充填します。この後、硬化促進の為に加熱すると接着剤が軟化して流れてしまうので常温で硬化させます。

44-完全に硬化したらルーター等を使用して形を整えて下さい。.

45-衝撃を受けて崩れてしまった発泡ウレタン部の再生はホームセンター等で売っている缶入りの物でも代用可能です。崩れてしまった部分を取り除いた後、空いた空洞の1/2~1/3容量に相当する量を注入します。発泡ウレタンは空気中の水分と反応して発泡・硬化するので大気が乾燥している時は注入前に軽く霧吹き等で水を噴霧しておくと良いでしょう。

46-発泡時の力はかなりのものなので、バンパー取付部等の位置が動いてしまわない様、予めクランプ等で正規の位置に固定しておきます。なお、発泡促進の為の加熱はしないで下さい。

47-表面は硬化していても内部では発泡が進んでいる事があるので、使用量が少ない時は半日、多い時は丸1日放置した後で余分な部分をカッター等で除去してください。

48-これで完成です。